1. Zero Topic - ゼロトピック -
  2. #264 生産性について考えた/ヒ..
  1. 前回の反響
  2. 生産性を3分類で考えた
  3. ヒト・コミュニケーションズ<>10Xの業務提携について

サマリー

ゼロトピックのポッドキャストでは、前回の反響について話しています。また、生産性についても考えており、人の生産性、資産の生産性、資本の生産性の3つのレイヤーがあると考えています。さらに、ネットスーパーの課題として、需要と供給のバランス、キャパシティ不足、人材採用の難しさがあります。この課題を解決するためには、ヒトコミュニケーションズとの業務提携のプレスリリースによる店内物流の改善と、データを活用したオペレーションシステムの導入が行われています。

前回の反響
おはようございます。ゼロトピックです。ゼロトピックは、株式会社10Xの代表であるヤモットが経営や日々の気づきについて話すポッドキャストです。
今回のポッドキャストは、3つのトピックで話そうかなと思ってまして、1つ目は前回のポッドキャストの反応、反響。
あとは、2つ目はですね、生産性について考えていることがあって、それをちょっと話してみようかなと思います。
最後が先週ですね、10Xとあとはヒトコミュニケーションズという会社の業務提供のプレスリリースが出ているんですけど、
これがちょっとどういう意味があるのかっていうのを、10Xとかヒトコムさんという目線というよりは、
ネットスーパーという事業にとって、あるいは市場にとってどういう意味があるのかみたいな話を少し補足できればいいなと思っていますので、お付き合いください。
ということで早速前回のポッドキャストの反響を話したいんですけども、前回のポッドキャストからリスナーの方とコミュニケーションできるようにどうしたらいいかなというのを考えたところ、
Spotifyの機能の方でエピソードAのアンケートみたいなのを集める機能と、あとQ&Aみたいなのを集められる、そういう機能が2つ付いてたんですよね。
このポッドキャストのリスナーさんって、実はアップル、ポッドキャスト経由が6割強ぐらいで、35%ぐらいがSpotifyなので、
大半は多分皆さんiPhoneの純正のアプリとかから聞いてらっしゃるんだろうなって感じなんですけど、
このSpotifyで聞いている方には、多分Spotifyのゼロトピックのエンドページの中にアンケートとかQ&Aが表示されていて、
そこからポチポチしたりコメントを書けるっていう機能が多分提供されているんじゃないかなと思います。
そこで2つお聞きしましたと、今後ゼロトピックで何を重点的に取り上げてほしいですかっていうのと、
あとはこのエピソードについての感想があればぜひお聞かせくださいっていう2つ置いてあってですね。
まずはじめのアンケートの方なんですけど、私3つぐらい選択肢を置いてまして、
株式会社TENXについて、あとはエンタープライズ向けの事業やプロダクト構築について、
3つ目がヤモティが日常で施行したことについてっていう3つ書いてて、
3分の1ずつぐらいになるのかなと思ったら、
ダントツで日々考えたことについて話してほしいっていうのに票が入ってて、
その次がエンプラ事業の話。
TENXのことについては8%ぐらいだったんで、そんな良いのかなっていう形でした。
なので今後、ポッドキャストでのメインは日々考えたこととか、結構あるんですよね。
これあるじゃないかなとか考えることあるんですけど、
そういうのを今までツイッターに殴り書きして、とりあえず置いとくみたいな形で思考アウトプットするってことは多かったんですが、
今はツイッターには書かないんで、
メモ帳とかに書いたものを使って、ちょっとここで喋って、
その反応をぜひリスナーの方からいただくとか、議論ができるとか、
そういう形でやっていきたいなと思ってます。
なのでこのQ&Aとか感想とかはおそらくSpotifyの方にしか表示されないんじゃないかなと思ってるんで、
もしどっちのプラットフォームを使うかとか、あまりこだわりない方はSpotifyの方から聞いていただいたり、
何か反応いただけたりすると、今回のような制作に反映したいと思っているので、ぜひお願いします。
あとは感想も一つ紹介したいなと思っています。
長女さんのお誕生日おめでとうございます。
私も最近ツイッターを辞めました。
私の場合は情報収集がメインだったのですが、最近ノイズが強くなったように感じ、
もともとよく利用していたポッドキャストや読書にインプットは寄せていってます。
これ感想ありがとうございます。
これすごいよくわかる、共感できるなと思って、
自分も書き手としてツイッターを使うっていうところに対する言い訳みたいなのは、
インプットする情報のソースとしてのツイッターに対する信頼感とか、
自分に合わないなっていうところが結構大きかったと思っています。
すごく自分に関係ないというか、自分のフォローとかフォロワーみたいなものを無視したものが多くなってきて、
あとは声がデカい、バツったものが出やすい状況になっていると思うんですけど、
ジャンプの一番後ろについている通販のいろいろグチャグチャって載っているところだけをひたすら見せられているみたいな感じがあって、
あんま面白くないなっていうのはインプットソースとしてもすごい感じるんで、
自分もツイッター見なくなってからは改めて最近ちょっと離れていたポッドキャストを聞くようにしたり、
あとは本とか、最近Googleのニュースのレコメンデーションの精度が結構いい感じだなと思っているので、
Googleニュースみたいなのを使ったりして見ています。
ということで感想ありがとうございました。
というところがまず一つ目の前回の反響というところですね。
生産性について考えたこと
二つ目が生産性について考えているというところで、
これどういうきっかけだったか忘れたんですけど、
いわゆる大きい会社とか小さい会社とかスタートアップとかあったり、
生産性が良い悪いみたいな話ってよくすると思うんですよ。
よくすると思うんですけど、じゃあ本当に生産性が良いってどういう状態かっていうのって、
なんか結構人によるなみたいなのを常々感じていました。
ことこの企業の経営とかにおいての生産性って、
例えば何だろう、いわゆる大企業の方がスラックとか使えなくて、
メールが多くてメールだとなかなか返ってこなかったり、
あとは枕言葉とかも必要だったりして生産性が低いみたいな言い方をすることもあるし、
それはそうではなくて、例えばロイックとかROEとか、
いわゆる資本に対する生産性みたいな話もあるし、
一方で会社っていうものを見た時に、
人数に対して生み出している営業利益とか、
計上利益とかも生産性だって言うだろうし、
果たしてどのレイヤーの生産性というか、
どういう生産性で会社とか企業活動って捉えられるんだろうみたいなのを、
もう少し自分なりに分かりやすく分類したいなって思ったのが、
このもやもやと考え始めた背景です。
まず結論から言うと、企業の生産性の大部分って、
資産とか資本の生産性で通常は表されているんじゃないかなと思っています。
それはやっぱり資本主義とか、あとは経済活動を行うっていう前提においては、
その経済の最後のアウトプットって資本だと思うんですよね。
あるいは資本を生み出す資産。
どっちかと思っているので、
これら、要は資本が資本をどんだけ生んだかとか、
資産がどんだけ資本を生んだかとか、
そういう基準っていうのが企業の生産性を語る上では、
おそらく一番重視されているんじゃないかなと思っています。
一方で、経営活動というか企業活動をする身、
自分たちがやる中で思っているのは、
3つぐらいのレイヤーがあるなと思っていて、
1つは人の生産性、
2つ目が資産の生産性、
3つ目が資本の生産性という、
3つあって、人の生産性ってどういうことかというと、
従業員というか人がいて、
例えばうちの会社だと120人とかいて、
この人に対して、
人がどれだけニューな、
ニューマネーを生み出すかということ、
一人当たりが生み出すニューマネーとか、
あるいは一人当たりが生み出す新しい資産、
それ自体は直接PLにどんって載ってこないんだけど、
BSの左側にドカッと生まれていく資産を、
新しくどれだけ作れるか、
これが人の生産性、
こういう概念としてあるんじゃないかなと思っています。
次が資産の生産性で、
既に持っている資産、既存の資産が、
新しい資本とか利益とかを生み出すという効率かなと思っています。
最後が資本の生産性で、
資本が新しい資本を生み出す生産性、
金融機関、いわゆる銀行とかは、
資本の生産性がかなり重要で、
そこの利率というのはそんなに大きくないんだけど、
たくさん持っていることによって、
大きいリターンが作れるという。
どちらかというと事業をやる会社というのは、
この人とか資産の生産性の方が重要で、
どれだけ例えば良い装置を作って、
その装置が新しい売り上げを作ってくれるかとか、
あるいは人に動いてもらって、
その人たちが新しい利益をどうやって作っていくかとか、
そういう3つぐらいのレイヤーになっているのかなと思っていて、
さっきメールがめんどくさくてスラック使えないみたいな話は、
やっぱり人の生産性側の話に入ったり、
どの会社も基本的にはこの3つの概念というのはあって、
やっぱり事業をやっていると、
人とか資産の生産性というのがすごく重視されるんじゃないかなと。
金融市場とか、そういうところで見ると、
最終的には資本の生産性で
図られていくんじゃないかなというのを、
もやもやと考えていたというのがあります。
ちょっとあんまり専門家でもないし、
こういう考え方自体が正しくない可能性もあるんですけれども、
経営をして見える姿とか、
感じることというのは、
この3つぐらいに落ちていくなというふうに思いました。
というのが2つ目ですね。
ヒトコミュニケーションズとの業務提携
最後は、先週会社の方からプレスリースで出させていただいた、
10Xとヒトコミュニケーションさんの業務提携のプレスリースについて、
ちょっと意味みたいなところをお伝えできればなと思っています。
これは明確に氷産、2B向けのソリューション、
結果2Cに落ちていくという、
我々のビジネスの基本的なフローに沿ったものなんですが、
どういう問題を解決しているかというところで言うと、
氷産のネットスーパーをやっていくにあたる、
いわゆる人的な課題の解消を目指してやっています。
どういう問題があるかというと、
人の採用とトレーニング、
2つ目がそれによる人材不足の解消、
イコール、ネットスーパーって最終的には、
人的な作業によってお客様に商品をお届けするというものなので、
お客様が購入できたり届けてもらえるという、
そのキャパシティを拡張していくということを目的としています。
3つ目がそれによって最終的には、
我々ELO、Estimated Loss Orderとか、
ネットスーパーの課題と需要と供給のバランス
これ日本語にすると何だろう、
推測されるロスした注文。
日本語にするのめっちゃむずいんですけど、
簡単に言うとロスですね。
本当は買いたかったんだけど、
キャパシティがなくて買えなかったという、
お客様をどんだけ減らしていけるかという、
そういうチャレンジが入っていて、
この3つの解消を目的としています。
まずそもそも何でこういう課題が発生しているのかというと、
ネットスーパーって我々がご支援している会社さんのほとんどは、
お店からお客様に商品をお届けするということをやっているので、
基本的に需要も供給もかなり分散するんですよね。
この分散が強みであり、
あるいは通常のECと比べると、
非常に難易度を高くしているところで、
やっぱり人の採用だったり、
あるいはその人のトレーニングというのが、
各拠点において必要になるという状態なんですね。
分散型のネットワークを作っていくということが必要になります。
ゆえにやっぱり人が少ないところとか、
あるいは採用が難しいエリアというのは必ずあって、
そこでいかに人がいない状態を作らないようにするかというところが、
めちゃくちゃ難しいことだったりします。
同時にネットスーパーの作業って、
通常のお店の作業と全く違います。
それは棚に荷物を付けていくというのが通常のお店の作業、
あとはお客様が買ってレジを通過していくというのが、
一般的なお店の仕事なんですけれども、
ネットスーパーは逆で、
棚に付けた荷物を持っていくということとか、
あるいは温度帯ごとにパックするというのが、
お店の物流で発生して、
それを最後にお客様のところにデリバリーする、
あるいはお店だったりで受け渡しするというのが、
ネットスーパーの仕事になっているので、
通常のお店の仕事とスキルとかやらなきゃいけないことが全然違います。
そこをいかに適切にオンボーディングしたり、
あるいは初めてやった人でも、
そこそこ迷わずにできるようにするかというのがめちゃくちゃ大事。
これがトレーニングの観点。
こういうことによって、
2番目と3番目はかなり近しいんですけど、
例えば水曜日とか木曜日とか火曜日とかに、
やたらスーパーに人が集まっている平日の時間帯とかがあると思うんですよね。
スーパーって基本的にはある曜日に特売をしていたり、
値段のメリハリをつけることによって、
集客の山を作ったりしています。
こういうのがネットスーパーに反映されると何が起きるかというと、
ある曜日がパンパンに埋まっていて、
お客さんは買いたいんだけど、これ以上は買えないということが起きたりします。
こういうときにキャパシティをしっかり開けてあげれば、
3つ目で言ったいわゆるELO、
ロスの解消というのができるはずなんですよね。
これは今曜日の単位で話しましたけど、
もう少し例えば月の単位でやったり、
あるいは本当の理想は時間単位でできると、
もっとお客様の要望に細かく答えられる状態になると思っています。
なのでこういった問題が解決できると、
最終的にはネットスーパーで需要と供給があるとすると、
ヒトコムとのプレスリリースとデータ活用の取り組み
ちょっとずつ両方一緒に伸ばしていく必要があって、
どっちかをガーンと伸ばしても、
例えば需要がボーンと来ても供給がないと売れない。
供給がボーンと伸ばしても需要が来ないとものすごい赤字になってしまう。
なので少しずつ歯車を同時に回していく必要があるビジネスなんですけど、
その特に店内の物流、店内のキャパシティ、店内の人材というところを、
我々とヒトコムさんでステーラー、スタッフアプリというか、
そこで店内物流をすでにトレーニングした方が、
必要なタイミングでお店に派遣できるという、
そういったスキームを一緒に作らせていただいたというのが、
今回のプレスリリースになります。
コロナが第5類になって、いわゆるネットスーパー的な需要って、
コロナの時に突風が吹いたので、
その場は落ち着いているのかというのはすごくよく問われるんですけど、
我々でいうと全くそんなことはなくて、むしろほぼ毎月ギネスというか、
右肩にパートナーさんの売り上げが成長している中なので、
引き続きかなりこの需要と供給のバランスを見ながら、
いかにパートナーさんが利益を出しつつトップラインを伸ばせるかというところにおいて、
供給サイド、こちらをしっかり手当てしていくことも、
いわゆる売上げを伸ばしていくことにすごく重要な一点になってきている。
さらに採用というのが直近すごく難しくなってきている肌カンコを持っていまして、
そこに対していかに即戦力になるような型を送り込めるようにするかというところが
一つテーマになっています。
この取り組み、実は10Xだからできているみたいなところもあって、
というのは10Xはネットスーパーにおける、
例えばさっきのピッキングとかパッキングとか配達とか、
オペレーションを全部データで取れる、
それはスキャンしたりとか、
すべてモバイルで完結できるオペレーションシステムを提供しているんですね。
結果、さっきのELO、ロスのオーダーがどのぐらい、
例えばもう供給が全部詰まったのに、
その後お客様はどのぐらい来たかとか、
あるいはスタッフの作業の平均的な生産性がどのぐらいで、
故にキャパシティがここまでしか上げられていないとか、
そういったところのデータポイントをすべて取れるというところが、
唯一今市場で提供できている価値かなと思っていて、
こういったデータを利用できるが故に、
じゃあ最終的にどこのお店にいつ何人ぐらいの人がいると、
より強い銃を吸収できるみたいなところが、
データを持って判断できるというところが、
一つ点Xの特徴になっていて、
それがあるが故に今回こういった提携も実現できたというところがあります。
早速6月中には長野のデリシアさんという会社で、
ある上松店というすごく新しいお店がオープンしたと同時に、
ネットスーパーも本腰を入れてスタートしていただいたんですけど、
そこはほぼ毎日満瓶みたいな状況になっていて、
そこでこのヒトコムさんの人材によって、
店内の物流が今行われているというような実績も出てきていたりしています。
ということでちょっとここは会社の話だったんですけど、
市場にとっても市場を伸ばしていく上で重要なところを、
結構我々がしっかりヒトコムさんと手当てていけばいいなと思って、
いいリリースが出せたんじゃないかなと思っているので、
意味付けみたいなところを補足させていただきました。
今回はそんなところですかね。
ちょっと長くなっちゃったんですけど、
この件についても感想だったりはお待ちしていますので、
引き続きゼロトピックをよろしくお願いします。
19:37

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