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  2. #117 Notionが日本を戦略的に..
2021-01-29 40:37

#117 Notionが日本を戦略的に重要視している話(with @katsu2488)

Notion Japan 1号社員(現在もお一人だそうです)の西さんと以下のようなトピックでお話しました。

・西さんのキャリア

・LinkedInでの仕事の話

・WeWorkはエキサイティングだった

・Notionは今でも80人

・すでに黒字でも大型の資金調達。その背景は。

00:00
はい、ということで今日はノーションジャパンの西さんに来てもらいました。 ありがとうございます。
よろしくお願いします。 西さん、僕のポッドキャストも結構聞いてくれてますよね?
聞いてますね。 特に週末とか散歩しながら聞いてるんですけど、
10X系の人たちのポッドキャストをひたすら聞いている。 10X系リッチャーとか?
フリーアジェンダー、ゼロトピック、ディスティンクトミー、ヤイヤイラジオ、全部聞いてる。
僕の証券に囲い込まれてますね。 ありがとうございます。
ちょっと初めからというか、西さんってどういうキャリアで今ノーションにたどり着いたのか、お聞かせいただいてもいいですか?
ここはですね、一言で言うとB2B IT、SaaSインターネット系のB2Bの営業マネージャーっていうのが
ずっと営業、マーケティング、カスタマーサクセス周りの営業をしています。 これまでは新卒でシスコシステムズに入って
シスコで約10年、リンクトインで約7年。 ウィーワークで去年ですね約1年。
ずっとB2Bの営業をしてたっていうのがキャリアですね。 なるほど。シスコの時はどういうものを売ってたんですか?
シスコは、コア製品というのはルーターとスイッチといって、ネットワークのインフラなんですけれども、その上にこう当時いくつかアドバンスのテクノロジーといって
データセンターと、データセンターWi-Fiコラボレーションというのを、ルータースイッチの上に乗せて動かすソフトウェアとして広げられてたんですけれども、
僕はコラボレーション分野が結構得意分野で、テレプレゼンスっていうあのでっかいテレビ会議システムですね。
そこにいるような。 あれとか、当時WebExを買収したので、WebExとか
あとなんかチャットツールみたいなもの、シスコ、今もあるのかな? そういうのをコラボレーションスイートとして企業に導入するみたいなのを主に。
じゃあ本当にあれですね、Gスイートみたいな、Gスーツか、Gスーツとかと今と完全にバチバチ競合するような領域の製品。
そうですね、どちらかというと、もう少しズーム系というか、 ビデオ会議とか電話とか、
電話機とか、シスコIPフォンっていうのを数万台とか売ってたんですけど。 ヤバい。
でも見たことありますよ、なんかあのでっかいモニターにシスコって書いてあって、ガチャってなんかくっついてて、
でポチッとした電話会議始まる、あれとかですよね。 そう、あれをちょうどああいうテクノロジーがもう何年までか、15年前
やってましたね。 マルベニー、僕新卒マルベニーだったんですけど、マルベニーにもそのモニター、シスコのモニターがあったのが覚えてます。
すげえでけえなと思って、これいくらするんですか?って言ったら、ちょっとあのお前の年収ぐらいだよって言われて、はぁ?みたいな
03:06
記憶があります。売り出し中、最初とかインフラとか全部合わせるともうめちゃくちゃ高かったですね。 そうですよね。
なるほど。 逆にその今だとZoomとか出てきて、それこそ大企業の方もZoom使うようになってるから、
シスコはちょっとまた別のプロダクトあったり、 戦略を取らなきゃいけなかったりしてるんですかね。
そうですね。もう離れて8年なので、あんまり詳しくないんですけど、多分WebExとかを中心として一応こう
Zoomに競合しているのかなと。あとテレビ会議システム系はあるので、そこのコンビネーションで、
シスコ僕結構好きなんですけど、エンドトゥエンドで製品持ってるから、切れた時に誰の問題なんだみたいな話になるじゃないですか。
エンドトゥエンドで全部シスコですってなっていると、基本的にシスコに解析してもらえれば治るみたいなところがあるので、
マルチベンダーでできていると、こっちが悪いんじゃないかみたいな話になりがちになってしまう。
そういうとこはすごい良いところだと思います。 責任を受け切ってるんですね。
今っぽいというか、サースっぽさもありますね。 確かになるほど。その次がLinkedIn。
LinkedInはなんで選ばれたんですか? LinkedInは僕、シスコの最後辞めるちょっと前にオランダに留学してて、
オランダってLinkedInめちゃくちゃ流行ってて、90何%みたいな、オランダ人ビジネスの人でLinkedInいない人いないみたいな。
それはなんか喫茶店のおっちゃんとかも持ってるぐらいの感じですか? どちらかと言えばプロフェッショナル系の人ですね。
で、日本に帰ってきた時に、LinkedInが日本立ち上げますよみたいな話がLinkedInに流れてきて、
全然知り合いとかもいなかったんですけど、クリックして、
最初の営業として入社して。 えーすごい、一人目だったんですか?そこも。
社員としては5番目で、最初の営業。 やば、ほんと立ち上げですね。そうですね。
はじめ何から手をつけるんですか?そういう時って。 LinkedInの、えー、
LinkedIn Japanですか?営業ですか? そうです。もうLinkedIn Japanで、じゃあそのこのプロダクトを日本のその
エンプラに勤めている方に広めるぞってなった時ってどうする、どう、どういうことをされるんですか? 当時はやっぱり
あんまりマジックはないというか、PRとか、PRマーケティング、 あとよくある話はやっぱりパートナーシップですね、ビジネスデベロップメントの。
当時約10年ぐらい前なんで、携帯モバイルプロバイダーとどう協業するか。 あーなるほど。
という系の話が多いですよね。 なるほど、KDDIとかドコモとかソフトバンクどっかと組んで
06:06
バッと広めるぞみたいな。 みたいなのを、なんかLinkedInに限らず、いろんな外資ベンダーが8年、10年前やってたなーっていう記憶が。
確かに、当時キャリアものすごい影響力も強かったし、名前も売れてましたもんね。
プリインストールパートナーシップみたいな話。 じゃあ西さんは、エンドユーザーにLinkedInを広めるっていうところやったら、それともそれをマネタイズする?
僕は営業なので、マネタイズの方でLinkedInのユーザーを増やそうとしている人たちっていうのは別にいて、
僕は法人に対して、いわゆる今で言うダイレクトリクルーティングみたいなものを、LinkedInのメディアを使ってやりましょうという提案をしている。
なるほど、そのLinkedInの中の、そのLinkedIn Japanの採用もLinkedInでやってたみたいなのってあるんですか?
そうです。LinkedInはエージェントは使ってなかったので、全てダイレクトリクルーティングですね。
なるほど。7年で会社の組織ってどのぐらい大きくなったんですか?
最初5人で始めて、最後僕が辞めるとき50人ぐらい。
10倍。7年で10倍。
もう少し成長したかったなっていうのがありますけども、そういう形ですね。
実際日本だと、IT系の人だと割とアカウント持ってたりするんですけど、そんなにLinkedInに人がいないなっていうのは正直思うところがあって、実際のところどうだったんですか?
立ち会いから7年やってきて。
やっぱりPR的な要素の重要性はすごく感じていて、最初に日本で立ち上げたときに転職サイトの黒船、日本来週みたいなメディアが出ちゃって、
そこでもうみんながLinkedInという転職サイトがあると。
転職したいと思われちゃうから嫌だなみたいな。
そういうマインドセットになっちゃったっていうのがちょっと良くなかったというか。
なるほど。確かにみんな結局Facebookでやり取りしたりしちゃうようになりましたもんね。日本だと。
全然転職サイトではないんですよね。ビジネスのネットワークのために。
海外だと当然今僕がいるノーションの社員とかもみんなLinkedInのプロフィールありますし、
そういうビジネスのプロフィールがあった人と繋がっていくビジネスのプラットフォームっていうイメージなんで。
そこが全然伝わらなかったっていう。
なるほど。本質的にはSNSですもんね。
それがじゃあ日本だとリクナビとかと同じかなって思われたのか。
こういうものでかつ名前も公開しないといけないみたいな。上司に転職しないのバレちゃうじゃんみたいな。
なるほど。こんな受け取られ方されちゃったんですよね。
09:01
なるほど。確かにそれは広まらなかった大きい要因としては結構納得できるものありますね。
確かにそんな感じあったなみたいな。
僕もLinkedInのプロフィールをちゃんと埋めたのってメルカリに入ってからだったんで、
確かにそんなに積極的に使うものにはなかなかなってなかったですよね。多くの人の間で。
村上審さんが僕も一緒にやってましたけども、出されてそれをちょっとずつ正しい認識に合わそうと頑張ったところですね。
なるほど。Yahooから来られた。
で、その次WeWork。今でも結構絶好調なんじゃないかって個人的に実は思ってるんですけど、どうなんでしょうね。
WeWorkではもう本当に直近すぎてあんまり詳細は語れないんですけど、
本当そうですよね。
エキサイティングな1年を1年ちょっといたんですけど、過ごしましたね。
最初入った時はいわゆるアダム・ニューマンとかのいろんなことがあるちょっと前に入って、
みんなWeWorkにメンバーになりたいみたいな、セールスのリードという意味でもみんなWeWorkに入りたいみたいな人がたくさんいる中で、
アダム・ニューマンの話とかがあったりとか、コロナとかがあって、結構いろんなエキサイティングな1年ちょっとでしたね。
そうですね、もうこれ以上ないですね。これ以上言えることはゼロですね。
すごく楽しかったです。
なるほどな、WeWork。ちなみにWeWorkを選んだ理由というか、あるんですか?
WeWorkは、WeWorkに入った時にコラボレーションスペースみたいなところがあるんですけど、コミュニティスペースって言うんですけど、そこのエネルギーがすごかったんですよね。
私自身が普通にLinkedInの社員として営業に行った時に、そこにお客さんがいて、なんかすごいエネルギーだなこれと思って。
このエネルギーをどんどん広げることができたら、日本社会もっと元気になるなというふうなことを感じている時に、
LinkedInでWeWorkのリクルーターからスカウトメールが来て、話して、当時の一緒にやる人たちと話して、一気投合したという感じですね。
なるほど、そしてNotionですね。Notionでは今どういうことをされているんですか?
Notionは、タイトル的にはヘッドオブセールスという仕事になっていて、基本的には営業、カスタマースアクセス、マーケティングを立ち上げていくという関係なんですけど、
ご存じの通り今一人なので、
まだ一人?
私一人、プラスカスタマースアクセス募集中というセータスなので、基本的に日本でやるべきビジネスオペレーションは全般的に担当しています。
12:00
やばいですね、めちゃくちゃいろんな話が来るんじゃないですか、西さんのところに。
めちゃくちゃ、別としていろんな話はいただいていますね。
そうですよね。Notionは日本での盛り上がり方みたいなのはどうご覧になっているんですか?
Notionの本社の人たちですか?
はい。
Notionはすごくやっぱり日本に期待しているので、創業者のアイバンとサイモン、TOのアクセイたちとはよく話をするんですけど、
日本の文化とかユーザーさんがどういうふうに使っているかっていうのはすごい興味を持っていますね。
もともと日本で生まれたプロダクトっていうのが。
2016年くらいに前やってたことが失敗しちゃって、会社は解散みたいな形になって、
2人でコーディングしようみたいな形になって、京都に来て作ってたみたいです。
なんで京都に来たんですかね?
なんか行ったことないとこで行こうみたいな話をしたらしいんですよ。
日本はお互い行ったことないけど行きたいねみたいな話になって、
エアビーを見たら東京とかより京都の方が広い家が安く借りれるみたいなことがあって、
じゃあ京都に行こうという軽いノリで行ったみたいです。
じゃあエアビーでやってたんだ。
エアビーで京都のエアビーに行ったみたいです。
まあ確かにそれだと気にすることがほとんどないですもんね。
ビザさえ持って行って、3ヶ月くらい滞在して、Wi-Fiとかも全部あってみたいな。
確かにそれは良かったでしょうね。
そこの印象がかなり強かったみたいですね。
Notionってどういうミッションで作られてるんですか?
Notionは世の中の人たちが自分のいろんな課題感がありますと、
課題を自分のソフトウェアをカスタマイズして解決できるようになったら、
みんなそういうことができるようになったら、
より世の中の問題が解決できるようになります。
なのでそれが当たり前の世界を実現しますというのがNotionのミッションです。
だからめっちゃ広いですよね。ソフトウェアの力で人をエンパワーするみたいな。
そういう意味ですね。
だけどそのソフトウェアを直接扱う必要がないみたいな、そんな感じですよね。
コーディングができない人もブロックを組み合わせることによって、
自分が使いたいようなソフトウェアを作って解決できるみたいなことをイメージしています。
なるほど。多分これ聞いてくださってる方はNotionを使っている人はほとんどというか、
多分触ったことがあると思うんですけど、
Notionってドキュメントツールだというふうに認識すると、認識を間違えるじゃないですか。
だけど表面上はそういうドキュメンテーションツールに思われがちというか、
みたいなの少しありません?
そうですね。なかなか難しい、説明が難しいところもあって、
Notionって何だって前山本さんも話されてたと思うんですけど、
15:02
NotionはNotionだみたいなところも。
ありますね。むちゃくちゃありますね。
Notionを説明するのは野暮ですね。
でも伝えていかないといけないんですけど、
今のところオールインワンワークスペースっていう風に使ってますね。
めっちゃファジーですよね。オールインワンワークスペース。
でもこの今の西さんのキャリアの話聞くと、一貫してコミュニケーションやってますよね。
そうですね。ネットワークとかコミュニコラボレーションとか、
その辺に興味があるんだなっていうのは振り返って思う。
じゃあそんなに自分で自覚的に選ばれてる感じではなかったんですか。
そうですね。なんかテクノロジーベースで、
これって世の中に、特に日本にいいインパクトがありそうだなみたいなことをずっと考えてて、
結果としてでも興味があるのはその辺でしたっていうような感じ。
なるほど。
Notionの会社の中はどんな感じなんですかっていうのを聞ける範囲でお聞きしたいんですけど。
今7,80人ぐらいの会社なので、
少ない。半端ない。
それぐらいまでは去年の春、春は30人ぐらいだったっていうことだったので、
これが入ったのは9月に。
結構やっぱりこじんまりしてるなって、特に私外資で働いてると、
もう少し大きくなってから日本に進出みたいな話が多いので、
私が入った時点でもやっぱりかなりこじんまりしてる組織だなっていう印象。
オフィスに行ったことがないので、コロナ禍の中にいるのでわからないんですけど、
本当にこじんまりしてるがゆえにかなり密に仕事をしてますね。
Notionだと結構大きい額の調達もしてるし、
何なら割と多分キャッシュフローもしっかり立ってるのかなっていうふうに見るんですけど、
やっぱり会社の人数がそんなに急激に増えてないっていうのは、
創業者の意向によるところが結構大きかったりするんですか?
そうですね。これはもうアイバンって創業者が言ってたことなんですけど、
人を増やせば開発が早くなるっていうものではないみたいなことを。
マジでそう。
僕は営業なんで、それがそうだよねって営業としてはあんまりわからないところがある。
と言ってるのと、
そういった形でそんなにどんどん人を増やしていこうっていう感じではないところと、
あとは、これも他のセッションでアイバンが言ってたのは、
会社としては黒字なので、調達したお金は使ってないって言ってたんですよね。
なるほど。
それは他の観点で言うとどうなんだろうって気は個人的には。
まあね、まあね。
そう言ってましたね、アイバン。
でもなんか、たぶん従業員とか投資家から見たら、
キャッシュフローがポジティブで、大きな調達もできて、
18:02
領収もしっかりついてるんだから、
これ使って従業員雇って売りに行けよって、
たぶん外部の人は思うと思うんですけど、
僕、TENXっていう会社も経営していて、
スタートアップのことはよくわかってるみたいな身からすると、
こういう自分たちの仕事の大部分を預けるツールって、
絶対に潰れないっていう保証が欲しいんですよ。
だからアイバンの発言はめちゃくちゃありがたいというか、
私たち全然潰れませんよっていうことを保証してくれてるようなものなので、案に。
なんかそれはすごいありがたいなと思ってて、
ドキュメンテーションツールって世の中に無限にあって、
使ってたものが消えるとかも日常茶飯事なので、
そういう意味ではめちゃくちゃ信頼がおけるなっていう風に思って、
実はノーションを選んだ意思決定の理由の1個にもなってるんですよね。
うちが。
なるほど。
なんかそれはもうまさしくアイバンが多分言ってたことで、
コロナになって特にエンタープライズの人たちに対して、
本当に会社として続いていくんですよっていうことを
メッセージングする必要があったから調達したっていうのを調達理由。
なるほど。
なんかあれですね、わざわざエクイティとかを使わなくても、
もしかしたら借り入れとかでも大きい調達が、
アメリカの状況はちょっとわかんないですけど、
できたのかもしれないですけど、
ああいうのをしっかりポンと出すことで、
スタートアップとしてもすごい会社なんだなって思うし、
プロダクトもすごいいいなって思うし、
その発想もすごいいいなって思うんで、
全体がポジティブ、温かい空気を感じるんですよね、ノーション。
こっちを見てくれてるなみたいな。
そこは京都からの影響らしいですよ。
そうなんですか?
アヨビーズの京都に住んでる時に、
近所の飲食店とか見てると、
あんまりお客さんいないのに、
すごいその飲食店さんはいないんだけど、
すごい入念に準備したりとか、
準備万端ですみたいなこと日々やってるのを横で見てて、
われわれもこうありたいみたいなことを思ったみたいです。
仏指導ですね。
いいですね、なんかね。
日本のインスピレーションがそんなに効いてるっていうのは結構嬉しいですね。
僕もイメージするときにインタビューで、
日本に対してどれくらい投資とか話があるんだみたいな話をすると、
日本はすごく重要だと思ってるという話があって、
実際にインターナショナルの社員って僕が最初だったんですよね、ノーション。
そうなんですね、すごい。
みんなヨーロッパより日本の方が先に採用したので。
うわーすごい。
多分、US初のスタートアップでそんな会社初めてだったりするじゃないですか、
下手したら。
だいたい日本立ち上げるときってヨーロッパはある程度立ち上がってたりすることがある。
言語的にも英語でみたいなところもあるので。
ですよね。
すべてだとは思わないですけど、僕の経験だとそういうの多いんですけど、
ノーションについては日本が最初でしたね。
直近だとね、エアビーとかウーバーとかもヨーロッパでクローン作られたりとか、
21:03
中国でクローン作られたりとかして、それと戦うためにそこに先に出ていって、
日本はそこからちょろっと寄ったみたいな、そんなレベルの入り方だったし、
ほとんどの会社そうだったなと思うんですけど、
なんかノーションはいいですね。
ノーションはいいです。
ノーションは思想がいいですね、いろんな意味で。
思想が良くてそれが伝わってるって経由だと思うんですよね、
USのスタートアップで。
日本人にそれが伝わってるってなかなかないから、
めちゃくちゃいいオポチュニティですね。
本当に楽しくやってますし、
あと日本にいる営業として、
ユーザーのフィードバックをたくさん送るんですけども、
それをエンジニアに伝えると、実際に考えて動いてくれるので、
今まで言ったような会社の規模が大きくなると難しい点もあるかもしれないですけど、
今はすごくそこを聞いてくれて、実際に改善というかインプリしてくれるので、
すごい営業としてもやりがいを感じますね。
たぶんそのサイズだからそうなってるというか、
会社が小さくて距離が近く、物理的な距離はめっちゃ遠いと思うんですけど、
できてるんでしょうね。それもなんかいいですね。
Notionはオフィスはあるんですか、USには。
オフィスはあります。
今までも行ってないですね。
やっぱりフルリモートで。
基本的にNotionってフェイスとフェイスを重要視しましょうっていうようなカルチャーなんですね。
ランチもみんなで一緒に食べてたみたいな。
これもまたサイズ感的な時もある話もあるんですけど。
それが今コロナがあるので、リモートになってるんですけど、
基本的にそういうのが収まり次第、できるだけフェイスとフェイスでやりましょうね。
なるほど、その辺はうちも全く同じ発想だったので。
日本的なのかな。
行ったことないですけど、スリッパらしいですからね。
助足禁止らしいです、オフィス。
そしてあとオフィスの場所って一般的に明かされてないわけですよね。
一般的に明かしてないみたいですね。
そうですよね。投資家が来ないようにって。
書いてましたね。
特設は今にそうなのって聞いたことないんですけど。
なるほど。
ヘッドクォーター側とのコミュニケーションってどういう頻度でやられてるんですか?
基本的には日本が直接話せるのって、
日本の朝の7時から10時くらいの間。
ここは夕方の3時、6時くらいだと思うんですけど。
話す必要があるときはそこで話してます。
それ以外はノーションの場合、社内のコミュニケーションは基本的にノーションとスラックの2つで成り立ってますね。
日本でこういうふうなことしたいよとかいうのは全部ノーション上に書いて、
24:00
そこでメンションして、そこを見てフィードバックをもらってみたいなところ。
なるほど。
前ね、初めてお会いさせていただいた時にも少し見せていただいて説明してもらったんですけど、
ノーションの会社の中ではノーションはこう使うのがいいんじゃないっていうプラクティスとか思想とかガイドラインとかそういうものはあるんですか?
コミュニケーションプレイブックっていうのは用意されていて、
だいたい2段階に構成されている。
最初にノーションの会社としてのバリューからコミュニケーションっていうのはバリューはこうですと。
例えば誰かに話しかけるときに、話しかける側のタイミングはあんまり考えなくていいですよみたいな。
ファイル側が決めればいいからみたいな。
っていうのがあって、その思想に基づいてこういう時はこういうツールを使いましょうっていうのが2段階目には書いている。
しっかりその具体的な範囲まで落とし込まれてるんですね。
そうですね。
その中にはノーションの中でノーションをどう使おうみたいなのも書いてるんですか?
あんまり詳細、ノーションっていうのはこういうふうに使わないといけないみたいなことは書いてない。
だけど合うんじゃないけど、日々の使い方をみんなが知りながらっていう感じですかね。
そうですね。データベースが大きく議事録のデータベースとタスクのデータベースとドキュメントのデータベース。
日本でこういうことをやろうと思いますみたいなドキュメントデータベースなんですけど、
その3つのデータベースを主に使って全ての情報をストックしてそこでやり取りしてるっていう。
それは例えば日本のセールスをやっててこういうことがしたいっていうドキュメントもあれば、
例えばね、UKでこういうことがやりたいっていうのもあれば、
USでこういうことをやりたい、あるいは開発はこういうことをしようみたいな、
多分ドキュメントっていろんな種類があるじゃないですか。
それは1つのデータベースに入ってるんですか?
1つのデータベースに入ってますね。
やば。
僕がアップデートしたJapan Proposalとか、
あとMIAの僕のPRみたいな人がアップロードしてるMIA Proposalっていうのは同じようなところにあって、
タグでRFCってRequest For Commentっていうタグとか、
あとはCompleteっていうタグになったりするんですけど、
RFCっていうのはなんかコメントしたい人はいつでもどうぞみたいなステータスなんですね。
なるほど。
なのでまずプラクティスとしては書いて、そこに上げてRFCタグを付けておくと、
なんか関心がある人がコメントしてくれるっていうような使い方をしてます。
じゃあプロパティーでうまく制御したり、
でもこう70に80にドキュメントを書いてると結構埋もれていきません?
埋もれていくので、そこは必ずコメントが必要な人に対してはメンションしたりとか、
もしくはスラックのチャンネルとの組み合わせみたいな感じですね。
でもじゃあ基本的にはそのドキュメントっていうのは一箇所にもう全てがここっていう。
27:03
そうですね。
なんかセールス、プロダクト、例えばコーポレートとかなんかいろんなドキュメント混ざっていくんですけど、
それも基本的にはプロパティーのところで制御して、
フィルターかけたりして探しやすくするって感じなんですか?
そういう形ですね。
えーそうしようかな。
それいいっすね。
他の部署がどういうことやってるのかなっていうのを見に行けるっていうのは、
なくてもそこに行けばあるっていうのはこれまでになかった経験ですね。
だいたいセールスの人はセールスの中で何が起きてるかは知ってるんだけども、
他の部署で何やってるかとかって聞かないと分かんないっていう。
なるほど。
うちだと例えばビジネスデブみたいなものの中にさっきのタスクのデータベースと
ドキュメントのデータベースと何々とっていうのがあって、
またプロダクトのページの中にあってみたいな。
大きいカテゴリごとにタスクとドキュメントとデータベースが
同じようなものがある状態になってるんですよね。
これこれでいいのかなっていうのは今の聞いてちょっと思いましたね。
プロパティ制御できてる方がいいのかなとか。
結構そこはNotionのユーザーからもどういう構造で作るべきかって相談多いんですけど、
いろんな状況を考えれるので答えはないんですけど、
Notionはシングルデータベースですね。
素晴らしい。理想的だな。
うちもシングルで前のツールを使ってた時はやるようにしてたんですけど、
どうしてもそこは検索で引っ掛けるのはめちゃくちゃ難しかったり、
プロパティが全然扱えないっていうので、
その時のペンを引き継いでマルチデータベースになっちゃいましたね。
だけど確かにNotionだったらプロパティ無限につけられたりとかするんで、
そういう運用でカバーできる機能もしてきて、
ちょっと今Notionを触りに行きたくなってます。
この辺の議論は今後増えそうですね。
どういう構造でデータベースを作るべきかっていう。
確かに。ちょっと会社の中でも話してみようと思います。
ぜひ教えてください。
もちろんもちろん。決まったらブログに書きますね。
ありがとうございます。
そういえばNotionって日本の中でもいろんなコミュニティ最近立ち上がってません?
Nissanのリツイートで知るんですけど。
そうですね。本当は僕が入社する前からNotion Tokyoっていうのがあって、
結構大きいコミュニティでやっていただいてるんですけど、
いわゆる地方、地域別のコミュニティで言うと、
今、仙台、新潟、京都、福岡っていうのが最近できたところで、
それ以外でも結構Twitterとかで見てると、
本当にいろんな勉強会とかやっていただいてる方がたくさんいますし、
あとYouTubeとかたくさんYouTube上げていただいてるっていうのがNotionのコミュニティ状態ですね。
30:04
Notionとかにもすごい書かれてますよね。
結構しっかりエゴされてません?Nissanは。
時間があるときは、どういう形で言われてるのかなっていうのは見てたりします。
今やっぱり使い始める人は個人で自分の課題を解決するために使い始めるって方がやっぱりすごい多いんですかね。
そうですね。最初はやはり個人で使いだす方が多くて、
もちろんいろんな方たち使っていただいてて、
ユーザーの職種的なものが広いという特徴もあるんですけど、
特にやっぱり3職種が非常に多くて、
エンジニア、プロダクトマネージャー、デザイナー、
この3職種の人たちが中心というイメージですね。
間違いなくぶっ刺さってますね。
やっぱりグローバルでもその傾向はあるんですか?
グローバルでも同じ傾向ですね。
なるほど。でもそうですよね、プロダクトマネージャーとかだと
例えばものすごいいろんなものを見たりするんですよね。
デザインはFigma見て、開発チケットはGitHub見て、
全体のタイムラインはExcelでガンとチャートみたいなのを作っててとか、
すごいいろんなものをこれまで使わなきゃいけなかったのが、
基本的にはNotionにほとんどの機能は集約されていて、
あとはFigmaとかGitHubとも手がつなげるっていう、
その作りがものすごいよくできてるんで、
これはPMのためのツールなんじゃないかなって思うぐらい
すごいよくできてるんで、その傾向はめっちゃ分かりますね。
ユーザーに聞いてて、なぜNotionを使っていただいてるんですか?って言って、
本当に圧倒的に多いのは、コミュニケーションツールが多すぎて
情報が分散されてて困るっていう、ここが圧倒的に多いので、
今おっしゃっていただいたように、それに日々悩みを感じていらっしゃっている方たちには
使いやすいんだろうなと思いますね。
確かに。
我々大企業とコラボレーションする仕事をそもそもしていて、
大企業の方にもNotionを勧めて、勧めてっていうか、
強引にこっち側のワークフローに寄ってきてもらうんですけど、
それまでExcel50枚とか送られてきてたのが、
今はもうNotionだけでコミュニケーションできたりするんで、
それは大きい会社の人にも使ってもらえるなっていうのは、
僕も日々実感してるんで、ぜひいっぱい入れてほしいなって思います。
大企業さん本当に使っていただきたくて、
僕自身のキャリア的にも大企業の方に使っていただくっていうのは、
いろんなインパクト面を含めて、
カットアップの方と一緒に仕事するのも楽しいですし、両面なんですけど、
大企業さんに使っていただくのは非常に楽しいので、
本社とか他のデザイン系の会社さんたちが、
大企業さんにNotionの話をたくさんしてくれて、
結構ユーザーも増えてて、
今、個人とスタートアップだけですか?みたいな話を聞かれたりするんですけど、
例えばNTTコミュニケーションさんとか、
そういう企業さんでも、
全社で使ってますじゃないですけど、
33:01
そういう大きな会社さんの一部のチームが使ってますとか言ってるのは、
もうすでに多分ですね。
なんか3年ぐらい前のSlackにすごい近いですね。
そうですね。
僕なんか近く感じますし、
あとNotion使ってるユーザーさんに、
他のコミュニケーションツール何ですか?って聞くと、
大体Slackですね。
チャットワークって出てこないですか?
チャットワークさんも聞きますけど、
Slackの方が圧倒的に多いっていう意味ですね。
なるほど、なるほど。
Notion、Slackとのインテグレーションはかなり使いやすく作られてますもんね。
そうですね。
個人的にはもっとやってほしいんですけど。
正直まだ5点ぐらいですね。
ひたすら毎日フィードバックしてるんですけど、ユーザーさんの声って。
通知多すぎだぞとか、制御したいぞって。
通知のレベル感が細かすぎるんですよね。
そうそう。
それはね、我々も早く直してほしいし、
APIが公開されてなったらAPIでこっちがちょっと実装してもいいから、
なんとかしたいっていうぐらいのペインにはなってますね。
従事に承知しております。
よろしくお願いします。
そうですね。
最後ぐらいで、Notion、今後日本だとどういう感じで広めていきたいとかありますか?
今年は本当に日本の元年というか、本当に基礎固めをしたい年で、
まずは日本語化なんですよね。
なるほど、忘れてた。
忘れてた。
全然困ったことないから忘れてた。
エンジニア系の人たちは日本語でも別になくていいよみたいなことをおっしゃる方もいるんですけど、
そうじゃない方も大多数いらっしゃる。
エンプラはそうかもしれないですね。
英語のタイトル書いてあるだけ、うわってなりますもんね。
そういうところがやっぱりあるので。
Notionって、Expatsってちょっと外国の方が日本に来てますツールみたいな状況なのを、
Notionを日本のツールにするっていうのが今年のゴール。
めちゃくちゃいいミッションだ。
なるほど。
それはNotionを知るっていうところもそうですし、
使い方っていうのもそうですし、サポートも受けるっていうところを、
これを今まで外資の経験で見てきた、
なんかこれ日本語になってんだけど、ちょっと日本語にしただけじゃんっていう日本語じゃなくて、
日本のツールとして見てもらえる日本語にするっていうのが、
使っていただくっていうのがまずやりたいことですね。
なるほど。
Notionその点だとめっちゃ一個有利な点があると思ってて、
LinkedInとか、
トレロとか、
あの系のツールって、
UIがアメリカですって感じなんですよね。
あとアトラシアン系は、
日本人のこと聞いたことありませんみたいなツールのUIしてるんですけど、
36:01
Notionって、
例えば出てくる絵も、
すごい中性的というか、
誰とでも受け取れるし、
あったかいし、
イラストだしみたいな、
そういうところは、
日本人が受け入れやすいテイストになってるなと思うんですよね。
あと今、
この背景もNotionっぽい絵だと思うんですけど、
西さん、
多分これ聞いてる人は見えないと思うんですけど、
バックガンドカラーも淡い色つけてるじゃないですか、
誰でもウェルカムだよっていう感じが出てるんで、
あとは表現だけだなって感じはしますよね、
言葉の。
そうですね。
ありがとうございます。
そのフィードバックをデザイナーに使います。
言っといてください。
僕は大好きなんで。
あとは、
日本はコミュニティの皆さんがたくさんいるので、
ローカリゼーションにおいても、
コミュニティの皆さんの力を借りてたりするんですよね。
すごく貴重なフィードバックをやっぱり、
こっちがやっただけで、
ユーザーさんから見て、
これはこういう表現でしょう、みたいなところも
フィードバックをいただきながら作ってるので、
いいものにしていきたいですね。
いいですね。
2021年はノーション元年ということで、
めちゃくちゃ
その裾野を広げていく
一歩目ですね。
もちろんいろんな
その上に乗せるパートナーシップであったり、
ガール活動、
マーケティング活動っていろんなものをもちろん
ポテンシャルとしては考えられるんですけども、
真ん中は
日本語化っていうところと、
グローバルレベルではAPIが出てくるので、
これが出てくるとまた
いろいろと発展しそうだなって
すごい楽しみですね、個人としても。
確かに。
Shopifyが
サードパーティーアプリがめちゃくちゃ出て伸びたのと
同じように
ノーションもその真ん中に入れるツールだから
楽しみですよね。
いいな。
なんか
楽しみできますし、
あとは
ペロトピーを聞いている
すごい日本のスタートアップの方たちから
毎日毎日勉強しているので
そうなんですね。
山本さんの
ポッドキャストを聞いて勉強しています。
いやいやいや
でも本当一人
社長みたいな状態ですもんね。
そうですね、ファイナンスとかアカウンティングとか
あんまり関わらなくても
マーケットっていう面から見ると
本当にスタートアップなので
ノーション自体が
本社でもスタートアップですけど
さらに日本では一人でスタートアップなので
取るべき戦略とかも
すごく日本のスタートアップと
皆さんと同じような戦略を
取れているところが多いと思うので
確かに。
ポッドキャストで聞きながらとか
Twitter、リンクインで勉強しながらやっているという感じですね。
なるほど。
ゴートマーケットだけじゃなくて
プロダクトマーケットフィットの一部もやっているような状態ですもんね。
そうですね。
やっぱり一番
ちょっと前に話しましたけど
プロダクトレッドグロースみたいな会社で
営業の役割ってなんだって結構
39:00
悩むとかよくよく
考えるところがあって
とにかくプロダクトやっている人より
お客さんとたくさん話して
フォトバックをまとめようという
センシングの役割っていうところは
誰にも負けないようにしようって
すごく考えています。
それこそね、小中大会社の
スタートアップとかいて
で、あとはその使い方みたいな
縦軸と横軸があって
こういうところにレッドゾーンがあるぞ
みたいなのを整理して渡してあげたら
きっとノーションのプロダクトチームは喜びそうですよね。
そういうの参考になります。
ありがとうございます。
やべえ。適当に言っちゃったけど。
いやいやいや。
そこはすごい営業として
なんか考えているところですね。
なるほど。
やっぱり自分自身は営業職だし
営業は好きなので
そういう素晴らしいプロダクトの
あるプロダクトチームに対して
どういう価値を
もちろんユーザーさんもそうですし
プロダクトチームに対しての
自分の価値っていうのを
考えながらやってるって感じですね。
すげえ真面目な話になっちゃったんですけど。
でも、なんか西さんがノーション好きなんだなって
超伝わりますね、これ。
ノーションはすごく好きですし
やりがいを感じてますね。
僕も体が2個あったら
ノーション働いてみたいですもん。
ほんとですか。
じゃあ今度
副業でお願いします。
禁止されてるんでできないです。
そもそもやらないですけど。
なるほど。
じゃあそんなところかな。ありがとうございました。
ありがとうございました。
今日はノーションジャパンの西さんに来てもらいました。
ありがとうございました。
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