1. YAMATARO FARMのVoiceLetter
  2. 2 YAMATARO FARMのこだわり
2025-11-04 21:23

2 YAMATARO FARMのこだわり

この番組では「畑と食卓をもっと近くに」をコンセプトに畑や野菜のことを発信したり、食卓や料理のことをお伺いする番組です。

今回はYAMATARO FARMのこだわりについて話しています

この番組ではモニターさんを募集しています。
申し込みフォームもしくは何かしらの方法でメッセージを頂ければと思います。

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サマリー

YAMATARO FARMは、美味しい野菜を手頃な価格で提供することにこだわり、有機農業ではなく観光栽培を選択しています。農薬や有機肥料を適切に使用し、野菜の味や風味を高める工夫をしています。このファームでは、意図的に有機栽培ではないスタイルで美味しい野菜を生産することに注力しています。肥料選びや廃棄物の再利用を通じて、味を追求する姿勢が見受けられます。

00:07
窓辺に光がそっと差し込む 野菜の香りがキッチンを包む
部棟の音がリズムを刻む 湯気の向こうに広がる世界
スプーンが歌う音楽みたい キッチンの風景 心の舞台
YAMATARO FARMの理念
YAMATARO FARMのVoice Letter、この番組は、畑と食卓をもっと近くに、をコンセプトにお送りする番組となっております。
前回の自己紹介に引き続いて、もう少し自社、YAMATARO FARMの説明をしていきたいなというふうに思っております。
よく聞かれるのが、
有機の野菜ですか?みたいなことをよく聞かれます。有機農業をやってるんですか?とかね、そういうふうに聞かれます。
それに対して、明確に回答しますと、うちは有機農業ではありません。有機農作物ではありません。
人によってはですね、なんで有機でやらないんですか?なんていう話もあるんですけども
有機でやると、自分の持っている野菜の届け方ができないから
というのが回答になってますね。 自己紹介の時にも申し上げましたけれども、うちは美味しい野菜でお母さんを助けるという
コンセプトでやっております。 どう助けるのか?美味しい野菜でどう助けるのか?
というところにつながってくるんですけども、 具体的には、あんまり美味しいんだけどめちゃくちゃ高くないという野菜にしたいんですね。
例えばスーパーさんで、スーパーさんが仕入れたやつとうちが同じ値段で売るとしたらうちの方が美味しい。
買ったらうちの方が買ってね、みたいなそういう風にしたいと思っていて、 美味しいけど高いっていう風になるべくしたくないなというふうに思ってます。
なので、どう助けるか?というところでいくと、美味しい野菜を作るということと、
なるべく手に取りやすいところで提供すると。 その2つがうちのこだわりポイントですね。
具体的にというか、有機で作るというのは、 農薬とか化成肥料とかそういったものを使わずに育てるということになってきます。
そうなった時に、そもそも有機っていうのは結構ちゃんと法律で決められているものなので、
有機ジャスという印象を得ている農作物というのは、 かなり厳格になハードルをクリアしているものです。
自分の考えでいくと、有機農業をするというのはですね、
農薬とか化成肥料とかそういった便利なものを使わない代わりに手間をかける。
そういった農業だなというふうに認識しております。
手間をかけるということは、やっぱり多くの個数というか大面積やるということは
相反するというか、あまり相性が良くないかなというふうに思っています。
少ない量のものを高く売るという方が相性がいいのかなというふうに思っています。
少ない量を高く売るだと、さっきのうちの経営理念というかやりたいことですね。
美味しい野菜を程々の値段で、なるべく皆さんが手に取れる値段で届けたいというところができなくなってしまうので、
なので有機農業はしておりません。
農薬と肥料の使い方
続いて前の自己紹介でも言いましたけれども、 私はもともと農薬メーカーで勤めておりまして7年間ですね。
なので農薬は普通の農家さんよりは詳しいかなというふうに思っています。
もう7年以上前になりますし、新しい農薬というのもたくさん出てきているので、
だんだんその知識というのは古くなっては来ているんですけれども、
それでも農薬というものだけでなくて、虫とか病気とかそういったものにも比較的というかね、
広い知識を持っているのかなと勝手に思っています。
最終的には静岡県の中東部の営業を担当したので、
こと静岡県で作られている作物であれば、なんとか知っているかなという感じですね。
九州とか東北とかっていうのは行ったことはありますけど、
その営業として担当したわけではないので、
あまりそういうところで作られているものっていうのは詳しくはないですね。
なので例えばリンゴとか、あんまり詳しくないですね。
そんな感じなんですけれども、農薬メーカーで勤めていたから農薬をめちゃめちゃ使うかとかそういうことでもないですね。
そもそも農薬っていうのはマイナスをいかに出さないかみたいな、そういうものなので、
使えば使うほど例えば収量が増えるとかそういうのだったらまた別ですけども、
別に使っても収量増えないので、
あんまり無駄打ちというか、バンバンバンバン使ってもお金が減るだけだと、そういう商材です。
なので農薬は普通に使うんですけども、めちゃくちゃたくさん使うっていうことはしないです。
どちらかというと最低限使うとか、そういったところに自分のこれまでのキャリアっていうのが生きてきているのかなというふうに思っています。
具体的には、例えば将来的にとか、例えば2週間後とか来月とかそういった感じで、
どんな虫とか病気とかが出やすいかとか出そうだみたいな、そういうあたりをつけて、
それにぴったり合う農薬を使っていくと、そういったところですね。
あとは、作物の生育のタイミングでここをやっておけばなんとかなるとか、
そういったところをざっくりですけど、
傍聴の面で分かっているところが一つ自分の強みになっているのかなと思っています。
実際そのタイミング分かってても、他の作業があったり、はともと体調崩れしたりとかがあって、
そんなにすごいうまくいくことばかりではないんですけども、
でも県当地以外の農薬をずっと使うっていうことがすごい実際に農薬の営業で回っていたときにもあったことなので、
それからするとある程度は適切に使えているかなというふうには思っています。
農薬メーカーに勧めていたからといって、農薬大好きで農薬めっちゃ使うとか、別にそういうことではないですね。
もう一つ、肥料でいくと、
よく有機栽培の方が美味しいとか、そういう話が出ることはあるかなと思います。
それは一定わかるところがあって、
なかなか科学的には証明されていないかもしれないんですけども、有機肥料を使うことで野菜とか果物とか味が良くなるということは広く知られていることかなというふうに思っています。
なので、化成肥料を使わないで有機肥料だけで使う有機栽培っていうのは、もちろん味も良くなるといった感じですね。
ただ、農薬を使っているような観光栽培、慣れるに行く観光、普通の栽培ですね。
そんな普通の栽培の人が有機肥料使っちゃダメ、化成肥料じゃないと使っちゃダメとか、別にそういうわけではないので、
うちは有機肥料っていうのはたくさん使っています。
特に静岡県は漁港が多い、とても多い地域県ですね。
そうすると水産加工の会社さんもたくさんあって、そうすると魚の腹とか内臓とか骨とか、そういったものが廃棄物としてよく出てきます。
それを肥料化して漁化すって呼んでますけど、そういったものが実際静岡県ではよく出回ってるんですね。
普通の化成肥料よりもだいぶお値段は高いんですけども、もちろんそういった魚を乾燥させてとか砕いてとか、手間のかかることなので、もちろんお値段は高いんですけども、
これらを使うことによって味とか風味とかはとても良くなるというふうに自分は思っているので、
農薬とかを使う観光栽培ではあるんですけども、有機肥料としてそういった魚とか、そういったのが入っている肥料をなるべく使うようにもしていますね。
美味しい野菜の秘密
これがうちのおいしい野菜のポイントになっていると思います。
あとは大肥ですね。牛糞、自分が使っているのは牛糞と汚泥、下水で出たものですね。
それから食品残渣が混ざっているようなもの、それを完熟させたものっていうのが自分が使っている大肥なんですけども、
それもなるべく使うようにしてますね。
なので、自分の中では観光栽培の良いところ、農薬を使うメリットというか、
それから有機栽培のメリットというか、それを何か良いとこ取りをしていきたいなというふうに思っています。
良いとこ取りをすることでおいしい野菜を作って、それをなるべく値段を上げずに売るということができたらなというふうに思っているという感じです。
なので有機栽培をしないという選択に対して、ちょっとネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかなと思うんですけども、
有機じゃないと食べないよっていうことであればしょうがないなと思うんですけども、
でも有機じゃなくてもおいしいよっていうことはとても言いたいところですね。
それは自分は意図的にというか、こういうふうなものを作りたいよっていうのがあるので、それに見合うようなやり方ということで、
この観光栽培、観光ってサイトシーングの観光も入ってくるのでとてもややこしい言葉なんですけども、
普通の作り方をしているということになります。
逆に有機がさっき言った通り、ちょっと厳密に決まっているので有機栽培はなんということはできないんですけども、
結果的に無農薬だったっていうことはあります。
これは普通にありますね。
そういうこともあるので、わざわざそれを歌わないんですけど、
あくまでそういうこともあるし、その薬を使うことにこだわっているわけではないっていう感じです。
なかなか分かりにくい話をしているとは思っているんですけども、
やっぱりその有機栽培っていうものを、なんて言ったかな、有機栽培が広まっていること自体は自分はいいことだなというふうに思っているんですけど、
有機がめんどくさいからとか、そういうのももちろんあるんですけども、
ただ有機栽培をすればいいということではないと思っていて、自分のやりたいことっていうのがあるので、
それと有機栽培っていうのがちょっと相性が良くないと今のところは思っているので、有機栽培をやっていませんっていう感じです。
その分、そんなに高くない値段で美味しい野菜を作るということを心がけています。
そういうまとめというか、感じですね。
なかなか伝わりにくいところがあるかなと思うんですけども、
まず知っておいてもらいたいなというところになります。
ちなみに肥料を選びみたいなのはめちゃくちゃこだわりがあって、
科学的な証明というのはなかなかないんですけども、一般的には植物質のものよりも動物質の有機肥料っていうのが、
味とか風味っていうのをすごい野菜の持ってるものを引き出してくれるというふうに思っています。
なので、魚系のものと、あとはお肉系のものですね。
やっぱり食肉加工の現場で出てくる廃棄物とかっていうのも肥料になるんですけども、
そういったものが結構ちゃんと含まれているものを使っています。
値段がまあまあ高いんですよ、本当に。
加生肥料の倍、もしかしたら1.5倍ぐらいはするかなと思ってるんですけども、
それが基本、うちの標準ですかね。1.5倍からもしくは2倍ぐらいになるかもしれませんね。
なので、もっと安く作ろうと思ったら、もういくらでも安くできるんですけど、
加生だけを使ったけどね、全然できるんですけど、あえてというか、それをやったらあんまり自分が楽しくないので、
それはやらないようにしていますね。ちゃんと味が良くなるかとか、
作物の成長に合っているかとか、そういったところから肥料は選んでいます。
肥料も結構複数種類を組み合わせて使うみたいなこともよくやりますし、
大肥もなるべく使うようにしてますし、
もともと農業って廃棄物を再利用する産業の一つという認識が自分の中ではあるので、
なるべくこういったものは積極的に、特に県内のものとか近くのものっていうのを扱っていきたいなというふうに思っています。
これが自分の美味しい野菜の秘訣ですかね。
逆に言うと、どんな方でもそういった肥料を使えば美味しくできると思ってるんですけども、
やっぱり一貫性は普通に値段が全然違うので、肥料の値段が全然違うので、
普通に利益を追い求めていったら安いの使いに越したことないっていう世界があります。
何かの事情はそんなところですかね。
ちょっと長くなりましたけども、うちのこだわりのところなので、最初に話しておこうと思って、
この有機農業じゃないよっていう回を撮らせていただきました。
モニター募集
この番組では、そんな自分がね、ヤマトのファームの山村がこだわった野菜っていうのを食べて、
この収録をしてくれるモニターさんというのを募集しております。
概要欄の応募本もしくは、何かしら自分のSNSとかの知っている方がいらっしゃったらダイレクトメッセージでもいいですし、
ご連絡いただければ野菜をお送りしますので、後でこの収録をさせていただけたらなというふうに思っております。
次回はそんな感じで、モニターさんで手を挙げていただいた方というのを連続で2回分お二方ですね、お届けしたいなというふうに思ってます。
それを聞いていただいて、自分でもそれぐらいならいけるかなとか思っていただけたら嬉しいですね。
普通に、世間話的に話していることもありますし、
ただ、いろんな方の食卓とか様子とか気にかけていることとか、野菜に期待することとか、何でもそうなんですけども、
そういったことを自分も知りたいので、ぜひぜひいろんな方の申し込みというか、手を挙げていただくというのをお待ちしております。
ということで、今回以上になります。お聞きいただきましてありがとうございました。
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