2024-07-16 29:50

159【ゲスト: 神田大介さん②】イランでの子育て体験談と父の育休

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今週の山あり谷あり放送室も先週に引き続き、朝日新聞ポッドキャストの神田大介さんをゲストに迎えてお届けします。


まず最初のトピックは、『育休』について。神田さんがMCを勤める朝日新聞ポッドキャスト(朝ポキ)でも度々登場するこのワード。日本における育休とアメリカにおける育休について、父親三人でモヤモヤしてみました。


そして次に、神田さんがイランで過ごしたとても興味深い現地での子育て体験談について色々とおしゃべりしてくれました。やっぱり世界って広いですね。僕らたちが見えているのは、本当にごく一部なんだと改めて知らされました。


お聴きの皆さんもぜひ、一緒にモヤモヤ、ワクワクしながら今週の山谷を最後までお楽しみください。


皆さん、今週も素敵な一週間を!




【朝日新聞ポッドキャスト】

今回ゲスト出演してくださった神田大介さんのポッドキャスト


◆ 『親モヤ』シリーズからはこちら↓

https://www.asahi.com/special/podcasts/?pgid=chichioya_moyamoya


◆ 『ニュースの現場』からはこちら↓

https://open.spotify.com/show/392h0MYfvMTndEVzf2cOvC?si=owC9XjFrQ7C07_ttnMV6rA&nd=1&dlsi=67c9a2eae393476f


◆ 神田大介さんのX(元Twitter)はこちら↓

https://x.com/kanda_daisuke




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 都内の学校の先生兼ワークショップデザイナー。学校内外でアーティストや専門家、企業と連携した授業やワークショップを実践。子どもたちとともに創造する環境をつくりだす。


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00:02
こんにちは、山あり谷あり放送室です。この放送は異文化に暮らす父二人が話すポッドキャストです。
東京に暮らすYamaちゃんとロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
はい、今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回に引き続き、神田さんを、神田大介さんをゲストにお迎えして、しゃべっていきたいと思いますが、
よろしくお願いします。
この収録と公開自体はね、1週間ずれているが、前回の収録からね、3分も経ってないので、基本的にはまだドキドキと高揚感は隠せないんですけど、
まあまあ、山谷のいつものモードで徐々にしていけたらいいかなと思っておりまして。
一旦仕切り直して、なんかちょっとリラックスしたかな?
ちょっとね、ちょっとね。
僕はあれだもんね、いまいつも通り車の中で撮ってるから。
そうなのよ、なんか、そうなの。だから、ほっといて、俺のテンション。
そうだね。
まあまあ、じゃあいきましょうか。じゃあ改めて、今回もゲストで神田大介さんよろしくお願いします。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。
神田さん、おやもやという朝日新聞ポトキャストの、ずっと展開されてますけど聞きましたよ。
これね、ニュースの現場からっていうプレイリストの不定期なんですけど、水曜日に配信するようにしてて、
サムネイルのアイコンみたいなのがみんな一緒の緑色の子供が書いてあるようなやつなんで、
この山谷を聞いてくださっているリスナーさんには多分刺さる話が多いと思うんですね。
いや、刺さりますね。
いや、すごい。
そうで、なんか僕も今日も昨日も一昨日も今週もずっとおやもやウィークなんですよ。
聞いてくださった。
もうね。
ありがたいですね。
もやもやしまくってここにいますので。
なるほど。
僕のもやもや重いので、日本にいるし、環境としてもさ、学校現場もわかるし、
高校生でもあるし、先生の気持ちもわかるし、私立も公立もわかるみたいなね。
わかるって言ってもその一部だけどさ、でもまあまあちょっと重たいので僕のもやもや。
谷君どうよって聞いて、谷君もね聞いてる聞いてるって言ってね。
聞きました聞きました。
もうなんかね、僕すっかりなんかハマってしまいましたね。
もやもや。
あれ、親がもやもやの略ですか?
そうですね。親のもやもやで、
主には最近よく聞くのが、
育児、子育てと仕事の両立に悩んでいる親っていうのが多いと。
それに関してもやもやするよねと。
プラス、自分は人の親ではないんだけれども、そういう人を見ていて社会の状況にもやっとしたり、
03:01
あとはやっぱりね、普通にそういう、育児で休業を取ったり、それから早退をしたりっていうので、
結局その時でも仕事はやらなきゃいけなくて、負担は私に来るよねっていうもやもやみたいな、
そういうのもあるじゃないですか。
ありとあらゆるもやもやっていうものを、それこそね、義理の両親とのもやもやとかも含めて、
ざっくばらんに払わって喋ろうやというコンセプトですね。
いやーあれ本当に内容がすごくて、20分30分あって、一本一本が本当に重量級というか、
聞き終わった後によりもやもやしちゃうんですよね。
そうなんです。
で、3人でやられてますよね。
神田さんと河原さん、高橋さん。
皆さん最新聞の社員さんということで。
記者です。
ずっと聞きすぎてさ、めちゃくちゃ会いたくてさ。
それはね、でもね一度ね、重い山ちゃんのテーマは、みんなで対面で収録しても面白いかも。
ぜひですな。
スケジュール調整して。
嬉しい。
やりましょうぜひぜひ。
聞いた?
やったぜ。
僕もなんか聞いてて、山ちゃんいたら面白そうだなと思って。
でもやっぱなんかね、学校が絡むような話題は、本当答えがないのあれ。
誰も悪くなくてってずっと思ってて。
だからね、苦しいなーって思いながら聞いてますね。
解決策は多分ないし、そういうものをね、もともと多分話す回でもないと思うんだけど。
まあまあまあ、いろいろ多分話してきるし。
話し聞きたいしってことかな。
本当ね、毎週なんかいろんなトピック話されていて、で、3人とも全くなんかこうパーソナリティが違うというか。
そうそう、それ面白いですよね。
全然キャラと考え方が違う。
僕、あの河原さん結構ハマっておりますね。
あのクールで、まっすぐスパーンっていくかっこいい女性って感じで、河原さんすごいハマっております。
それでいてね、新潟の佐渡出身っていうね、そういう温かみを持ち合わせているという、なかなか経運なキャラクターですよね。
いやー本当に。で、すごい頼りある高橋さんと。
あーもう高橋くんも本当にね、得がたいキャラクターでね。
ただ今仕事としては厚生労働省の取材キャップっていうめっちゃ重責で、彼は超忙しいんですけど。
厚労省ってもう担当の範囲がめちゃくちゃ広いんですよね。
医療介護からもちろん子育てみたいな区面で、で、それからあの紅麹の問題とかもあれ全部厚労省なんで、
多分本当に暇ないと思いますけど、でも親もやだけはねちゃんと付き合ってくれてありがたいですね。
いやーなんかあの番組の雰囲気の感じ?あの流れと、あの聞き終わった後のもやもやが。
僕ら子供の頃で例えると、あのミノモンタの午後は○○みたいな。
06:01
どうでしたかみたいな。
まだ偉い例えよ。
あんな感じでちょっとドロッドロしてて、なんかスッキリは終わんないっていう。
あれでも本当にすべてリスナーさんからいただいたご意見とかご感想みたいなのを読み上げるっていうのでやってるんですよ。
我々でテーマ設定してるというよりは、まあもちろん選んでるのは我々なんですけれども、本当にあの全部リスナーさんの生の声ですね。
いやでも本当に改めて素晴らしい時代だなと思いましたね。こういうポッドキャストで好きな時間に好きなところで、
そういうなんか育児とかそういった今までだったら一人で悩んでるような誰にも言えないような相談が結構一緒に話してるような感じ聞けるっていう素晴らしい番組だなと思いましたね。
ありがとうございます。本当にね。そこまで言ってくる。
これあれですか?なんか僕は褒めたから褒め返そうみたいなその手のやつですか?
いやいやいや本当に本当に。
気遣いなしでお願いしますよ。
僕は特にアメリカ住んでるから、なんかよりやっぱカルチャーショックというか、そういう感じなんだっていう。
僕はアメリカで娘生まれてこっちで育ててるんで、日本人なんですけど日本のことが全くわからないんで。
例えば会社でちょっと育児休暇のこととか日本のね。
あとなんか親もやで聞いてて本当モヤモヤしたのが、育児休暇を取った人の方が出世しづらいとかそういう問題とか。
えーと思って聞いてましたね。
そうですね多分会社によっても違うでしょうけど、一般にその日本でキャリア形成でそのどの仕事を何年やったかっていうので決まっていくわけですよ。
だからその同期入社の出世株みたいなことを言うわけで、これもそうなんですよ。
谷君なんかからすごい違和感があると思いますけど、新卒一括採用みたいな就職システムを取ってる国って多分日本と韓国ぐらいって話をしてるんですよね。
ないですからね。僕も中東長いですけど中東にはもちろんそんなないし、ヨーロッパもなかったですし、アメリカも全然違いますよね。
だからそういう単一的なキャリアの積み方をしていくんで、どうしても育休とか産休で抜けるっていうのが、その時間は働いてなかったよねっていう風に計算されちゃうんですよね。
うーん。
それってもう谷君の今働いてる感覚としてももう全然よくわかんないっていう感じ?
よくわからないって感じだね。たぶん会社の人にこういうこと言っても、え?っていうもうハテナがポンポンポンって頭に浮かぶような。どういうこと?みたいな。
でもなんかさ、谷君は一応さ、大学卒業後ちょっとまだ日本にいたわけじゃん。
いたね。
そのさ、一世キャリアっていう仕組みから下りてきた学校の仕組みもさ、経験してアメリカに行ってるわけじゃん。
そうですね。僕その流れに乗んなかったんですけどね。
09:00
そうだね。
新卒っていうのを捨ててアメリカ行っちゃって。
確かに。
その当時のことで言いますと、僕は山内君と同じ大学卒業して、皆さん普通に新卒で採用されてっていうところで、僕はアメリカに1年行くっていうのがもう決まっていたんで、就活もしてなかったんですよ。リクルートスーツも持ってなかったし、就職もしてない。
一人だけなんか違う、いわゆるレールを外れた。外れたのがその時期で、アメリカで一人でポンって飛んでから、レールを外れたことの恐怖さを初めて知りました。こんな怖いんだみたいな。
それが育休を取る人も同じ。
そう?
そんなこともないか。
あれでも山ちゃんは育休取ったんでしょ?
僕取りました。僕たぶん当時の職場で第1号か第2号ぐらい。
そうですよね。もうだってお子さん大きいですもんね。
そうですね。中3なんで14年ぐらい前に取ったんですけど、すごく珍しがられて、でもなんか取って欲しかったみたいで、割と喜ばれたので。
それは勤務先が取って欲しかった?
勤務先が取って待ってた、男性の取得を待ってたんだよねみたいなことを聞いて。
そうだから、職場にすごく僕は恵まれたんで。とはいえ1年とかじゃないんですよ。僕2ヶ月かな?なんか短いので。
でもね、私取ってないんでそれに比べたら全然いいですよね。
しかもなんか、僕のその育休事情だけ先にお伝えすると、生まれて直後はまだ里帰り出身さんで、妻の実家にいたので意味がなかったんですよね。
なんでその育休っていう制度上使えるギリギリのところ、ほぼ1歳になりかけぐらいの時に取ったんですよ。
それすごく良くて、なんかちょっと動き回り始めるところに僕が散歩に行くとか、なんかそういう方が父親としての関わりがすごく大きくて、なんか良かったなっていうのと。
でもその時にまた特徴だったのが、妻は妻で別に働きに出てるわけじゃなかったので、ずっと家族3人いるみたいな状態。
で、そこで2ヶ月いて過ごしたのが、気づいたのが、僕もうお母さんになっちゃったの途中から。
ダブルで叱るとか。
これは子供がひどいなとか、かわいすぎると思って。
気になっちゃうとか一緒だったりするじゃないですか、生活してると。
これは良くないなと思って、やっぱりなんかある程度この役割っていうのが違うっていう意味はあるなっていうのは、
初回長男との育休の時の感覚だったんですよね。
なるほどね。
でもね、キャリアってこと言えば全然僕はそのままスッと戻れるし、抜けた感もないし、
育休いいよとか言って進めるむしろ人として。
それで途切れちゃうキャリアって、そんなの偽物だと思うんですよね。
12:01
僕もそんな取り方をしてるんで、全然途切れる、抜けるっていう感覚がないからなんでって思っちゃいますけどね。
相変わらずやっぱ日本は就寝雇用性の趣が強いですから、一つの会社に一生身を捧げるということが価値が高いとされている。
そうじゃないって言われつつも、なんかそれ別に抜け切れてないですもんね。
ないですね。
だからその辺がもう谷くんなんかには強い違和感なんだろうなと。
アメリカは全然そんなことないでしょ。
そうなんですよ。リスナーさんからね、親もやリスナーさんからのお便りでそういうのとか聞いてて、
え、まだそうなのって。2024年でしょっていう。
本当にね。
僕の中でここ20年間アップデート全くないんじゃないかなっていうぐらいに、ちょっと不安になりましたね僕。
大丈夫かなって。
片谷でも神田さんみたいに、そういうすごい柔軟な考えの方とかもいるわけじゃないですか。
まあそう、僕もでもだから行く気を取ってないですからね。
ただ私の考え方は、
そうですね。
山ちゃんの頃と同じぐらいだと思うんですよ。
なんで取ろうと思えば制度的には取れたと思うんですけども、
まず妻が会社を辞めていたっていうところがあって、
これ妻の意見もまた聞かなきゃいけないと思うんですけど、私から見ると、
会社勤めっていうのに対して体制、別に僕も全然好きじゃないんですけど、
体制があるのは多分僕の方だなと思ったんですよね。
で、金は稼がなきゃいけないじゃないですか。
となった時には僕が背負う方が、より妻も自由に生きられるだろうなっていうのが一つと、
もう一つは会社の制度をうまく、制度と言いますかね、
うまく使って自分のできることをやっていこうと思ったんですよ。
ちょうど私が妻が出産した直後、長男の出産直後とかあって、
それこそ事件とかですね、
そういう社会で何か起きた時にわーっと取材に行くみたいな、そういう仕事だったんですね。
昼も夜もないんですよ。
逆に言うと、そういう時間って、
例えば赤ちゃんをね、生まれたばっかりの子供をお風呂に入れるとかっていうのは、
自分のやる気一つで年出できるんですよ。
新聞社って部署にもよりますけれども変わってるのは、
記事さえ書いてれば何やってても怒られないんですよね。
正直私も勤務時間中に、というか勤務時間っていう概念がそもそも一等なんですけど、
別に普通に映画見に行ったりとかもしてましたし、
何だったら映画見たってそれが記事に繋がるってこともありますしね。
なんでその辺の新聞社の緩さを逆に使って、
子供といる時間は結構長かったのかなと。
なるほど、そういうことですね。
育休をわざわざ取る必要がなかったというか。
取ったらより良いと思いますけど、
15:00
一般的な会社に勤めの方とはちょっと感覚は違った。
そうかもしれないですね。
知れないですけど、僕の周りにそういうことをやってるやつは一人もいなかったですからね。
男性ではね。
あともう一つは、ちょっと触れていただきましたけど、
私イランっていう国で特派員を3年7ヶ月やってたんですよ。
それめっちゃ聞きたい。
めっちゃ聞きたい。
それで子育てに関して言うと、
だから最初に赴任した時が子供が3歳と1歳だったんですよね。
だから本当にね、
次男の方なんかはまだベイビーバシネットって言ってね、
飛行機でなんかゆりかごみたいに乗せて、
家にかかんないみたいなね、赤ん坊そのものでしたけど、
で行ったんですね。
イランでテヘランっていう首都でね、
仕事を基本するんですけど、出張とかもよくあるんですが、
そうじゃない時っていうのは、
私の家、市局長住宅って呼んでましたけど、
3階にあって、
会社の事務所は2階にあるっていう、
そういう不動産物件で働いてたんですよ。
5階だってくらいのちっちゃいアパートみたいなところだったんですけど、
だから玄関開けると30秒で仕事場だし、
逆もまたしかりなんですね。
だからもうほんとしょっちゅう昼飯食いに行ったり、
おやつ食べに行ったりみたいなことで、
お互いに行き来をしていましたし、
イランってね、本当にみんな子供を大事にするんですよ。
だから別に私の仕事場に子供がたまに遊びに来ても、
誰も何も言わないどころか、
まあよく来たわねみたいなね。
大優待をしてくれるというような感じ。
あとは、外に取材を行くときなんかも、
たまに子供を連れて行ったりするってことを、
あえてすることがあったんですよ。
そうするとね、もう受け入れられ方が全然違うんですよ。
私みたいなムクツケき男がですね、
一人で来ても、
おいなんか外国のスパイが来たんじゃないのかというぐらいの顔はする。
本当にそうなんですよ。
なんですけれども、
妻とかね、子供と行った瞬間にね、
よく来たねと。
さあ大上がりみたいな感じになるっていうのはあったんですよね。
だから本当に二人三脚というか、
子供も含めて三人一体みたいな感じで生活をしていたんで、
とはいえ全く文化の違う国ですから、
いろいろ大変なこともあって、
だからみんなで結束しないと生き残れないんですよね。
いやイランはなかなかないですね。
僕初めてですよ。
イランに住んでた人って。
なんかピューさんがたまにね、
発展途上の国に住んでたとか言って、
勝手に東南アジアとかを想像したんですよ。
まさかのイランって。
団結力がものすごい高まったと思いますよね。
しかも3歳と1歳で、
すごいですねイランで子育て。
子供たち幼稚園に行ったんですけど、
他はすべてイラン人っていう幼稚園でしたから、
インターナショナルスクールみたいなのがあるんですよ。
18:02
ペルシャ語がペラペラになってね。
すっごい。
ペルシャ語か。
妻も地元の人と買い物に行ったりとか、
それから物が壊れた時に家電なんかを修理する人とかと、
やり取りしなきゃいけないので、
もう学校にも行ってないのに実地でペルシャ語喋れるようになって。
すごい。
ピューさんがゲスト会、
旦那さんが出た時におっしゃってましたけど、
簡単な会話できたねって。
ピューさん根性あるんですよね。
これと決めたことはやるみたいな。
私だけ家族の中でペルシャ語ができないっていうね。
だって文字とかも分からないじゃないですか。
とにかく全て全く違うんですよ。
アルファベットとかだと我々中学から、今は小学校から英語は勉強してますから、
一定発音というか何が書いてあるかの認識ができるじゃないですか。
ペルシャ語はペルシャ文字、アラバイアン文字に近いものですけど、
ふにゃふにゃっとした例がある。
書き方も右から左なんですよ。
そうなんだ。
日本語も確か昔は右から左ですよね。
だけど今は欧米とかに習って左から右に書くじゃないですか。
全く逆なんですよね。
数字も全部違う数字を使ってますし、
めちゃくちゃ何もかも違う。
一番メジャーな果物はザクロですからね。
でもその辺なんですねザクロって。
そうですね。
肉といえば羊肉。
羊肉ですか。
ちなみにアジア人っているんですか?住んでる方。
当時は私たち、いわゆる日本から駐在という形、
現地でイランの方と結婚されて、
イランに住んでらっしゃる方っていうのはまた別にいらっしゃるんですけど、
日本からパスポート持ってイランに住んでますっていう人は、
全部で130人しかいなかったですね。
130人だけ。
おそらくカリフォルニア州だけでもう数万人のレベルですよね。
本当に言ったら僕海外に住んでますけど、
ロサンゼルスなんかも特に一番難易度低いんじゃないかなっていう、
本当に手に入らない日本の食材ないんですけど納豆も買えるし、
めかぶもあるし。
それきついですよね。
驚くのがイランって中華街ないんですよ。
世界でも極めて珍しいと思いますけど、
どこにでもあるって言われる。
過境、過人の人たちがいない、ゼロじゃないんですけど、
いわれて少なくて、さらにもう一個驚くのは、
インド人もあんまりいないんですよね。
中国、インドってどこの国でもいそうな。
インドも陰境っていう方々がいますけれども、
それはやっぱり党の中国人とかインド人に話を聞くと、
21:00
やっぱペルシャ商人ってのは本当に手強いんだと。
ビジネス大変らしいんですよ。
って聞きましたね。
なんか僕、ロサンゼルスの空港とか行ったら、
世界中から飛行機で来る方がいるんですけど、
サウジアラビアとかそっちの中東の人とかって、
ものすごい見膜で客と怒鳴り合いしてたりとか、
気性が荒いイメージがあるんですけど。
でも本当に暮らしてるとわかりますけれども、
普通なんですよそれが。
だからなんか日本人の感覚でそこせすると、
怒ってんのかなと思うんですけど、
そうじゃないっていうことはよくありましたね。
単純に我々の側に先入観とか、
ある種の偏りがあるだけで、
それが普通だからって言われたら、そっかなっていう。
改めて神田さんイランって言うので、
僕娘が持ってる地球儀で場所確認したんですよ。
アフガニスタン横ですよね。
アフガン人いっぱいいますからねイランはね。
僕あんまり世界情勢とかあんまり知識ないけど、
なんか怖そうなエリアではありますよね。
でもイランは治安はめちゃくちゃ良くて、
だいたい日本並みで考えていただいたらいいかなと。
変な戦争とか起きてるわけでは全くない?
ほぼない。イランは特にないですね。
交通事故の数だけ統計調べたら、
8倍の割合で。運転が荒いんですよね。
車線とか何も関係なしで走ってくるから。
ただ治安はめちゃくちゃ良いですね。
というのも、街中に革命防衛隊って言うんですけど、
軍隊は別にそういう人たちがいて、
普通にマシンガンとかも構えて立ってますから、
やっぱりあんまり派手なことはしづらいですよね。
なるほど。
でも本当にイランは全く文化が違うから、
しかも3歳と1歳だから食事とかも大変だったんじゃないですか。
でもそれは意外とそれで現地の食事も、
子どもが一番抵抗がないのかもしれないですね。
普通に食べてましたし、
とにかく子どもたちは行く先々で、
みんなに祝福で迎えられるんですよ。
それすごいな。
公園に行っても旅行先でも、もちろん幼稚園でも、
どこ行ってもみんながニッコニコで。
ある時なんかは、たまにはレストランで食事をするってこともあるんですけど、
そしたらもう厨房から男がいっぱい出てきて、
全員コックさんだったりね、そういう人たちなんですけれども、
5人ぐらいの大男が出てきて、
もうね、抱っこさせろ抱っこさせろの大騒ぎですね。
子どもたちは変わる変わるですね、抱っこされて、
頬とかをこすりつけて、
24:01
キスとかをしてきて、
若干どうかなと思うところもあるんですけれども、
でもやっぱりその愛情というかね。
すごいですね、それは。
嬉しかったですね。
異国人の子どもだからよりなんですか?
でも一般にやっぱり子どもに対して、
みんな本当にウェルカムな感じ。
さらにおっしゃるように、
自分たちと見た目の違うところの赤ん坊って、
3倍みたいに可愛く見えるんだそうですよね。
確かに我々から見ても、
白人の子どもとか黒人の子どもとかって、
すっげえ可愛いって思うときもたまにあるのかなと思うんですよ。
なるほどなるほど。
そんな感じかなという。
だからレストランでも出てきちゃうんですね、コックさんたちが。
出てきますよ。
すごいなそれ。
公園で普通に歩いてるだけなのに、
女性がいっぱい集まってきて、
バシバシバシバシってスマホでいっぱい顔写真を撮り出してですね。
で、次男が当時まだ歩き始めぐらいだったんですけども、
スチャッと手を挙げたんですよね。
そしたらキャーって。
いやいやアイドルじゃないんだからと。
それって子どもにとっては、
ものすごい世界が私を受け入れてくれるっていう経験。
日本で子育てをしてたときは真逆でしたからね。
いやそうだと思いますよ。
俺だって何回も怒られたことがありますもんね。
例えば長男をベビーカーに乗せてスーパーで買い物してたら、
赤ん坊の子は泣くじゃないですか。
泣いてるなと思ってたらなんか小老の親父がつかつかってきて、
おまえ親だったら子ども泣きやませろって言ってきて。
うわーそれ。
本当に言われたんですよ。
それなんか親もやシリーズでもなんかお便り寄せられてましたけど、
そこが僕日本ちょっとカルチャーショック受けましたね。
いやそんな子どもに対してちょっと冷たいのは感じましたんで、
僕も帰るときとか。
アメリカはどうですか子どもに対して。
アメリカもめちゃくちゃもうフレンドリーですね。
基本なんか子ども犬連れはめちゃくちゃもうみんな、
可愛いみたいな話しかけられまくって。
でも話聞いてるとイランすごそうですね。
そうですねイランと中東いろんな国行きましたけど、
しなべてそんな感じでしたね。
また中東っていうのもね、
本当に僕ら知らないだけで先入観だけのイメージしかないから、
ちょっと日本とね結構文化的にもかけ離れた感じがあるんで、
あんまり想像もできない感じですね。
想像できないね。
でもなんかこういう話聞くとそれって自分に入ってくるね。
そういうとこなんだと思うと。
へえ。
へえ不思議。
日本ねすごくなんか僕思うのが最近区別するなと思って。
子どもは子どもっていう。
最近ちょっと切ないのが、
みんなよくてやってるんだけど、
公園にボール遊び専用のフェンスが張られ、
27:03
子どもそこで遊べみたいな。
だからそれは安心に子どもがボールを蹴ったりできるんだけど、
囲われてるこのトレカモに入れられてるとか、
子どもが転んでも痛くないように、
ふわふわの地面にしたりとかも、
それは先人たちの子どもへの思いから操作してるんだけど、
それが子どもエリアになっちゃうんだよね。
そうするとなんか、
良かれどもってやってるんだけど、
自然と日本って強く子どもエリア、
こっちは大人用とか、
大人の空間に子どもが入ってくると受け入れるっていうか違和感とか、
なんかその辺の、誰も悪くないんだけど、
なんかね、もやっとする。
じゃあもやもやしちゃったね。
またもやもやしちゃう。
答えもないやつね。
日本は日本でね、確かに気使われてるなと思うんですよね。
子どもに対して、
例えばボール遊びとかも、
やっぱりちっちゃい子どもとそれなりに大きくなってきた子どもと、
一緒の場所で遊んでる公園とかだと、
子どもがちっちゃかった時はやっぱり怖かったですもんね。
そう、危ないと。
そうなんですよね。
ただ、そうやって狭いところに閉じ込められてる感っていうのがあるし、
僕のところの長男なんかは、
ハンドボールをやってるんですけど、
ハンドボールってほんと練習するとこないんですよね。
なさそう。
なんかその山ちゃんが言ってた囲いがあるところで、
だいたい野球のキャッチボールをやってるか、
もしくはバスケットボールのコートみたいなのは結構ある、見るんですけど、
ハンドボールってあんまやってる人いないじゃないですか。
いないですね。
そうするとやる場所がほんとにないんですよね。
そう、なんかね、
そういう居場所がないみたいなのがほんとによくある話だなと思って。
いや、ほんとに話つけないですね。
ね、マイク級から子どもの遊び場の話までなりましたけど、
これほんとずっと喋ってられるね、やっぱり。
そうだね。
ちょっとまだいろんな話トピックでもっと話せそうなんで。
まだいきますよ。
一旦じゃあこの辺で切っておきましょうか。
はい。
金田敦さんとの塩屋三人のおやもや会はまだまだ続きますので、
続きをお楽しみに。
今回は一旦ここで閉じたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
すごい、イランすごい。
イラン。
いやー、僕すごい聞きたかったからよかった。
イラン。
29:50

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