00:00
この時間は、日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げる
Brush Up。水曜日は日経BP、日経エネルギーNext編集長の山根小雪さんです。
山根さん、今日はどんな話題でしょうか?
今日はですね、何かと話題になりがちのデータセンターについてお話ししようと思います。
データセンターってどんなところか知ってます?
データが集まる場所でしょう。
田畑先輩、ナイス!正解です!
データセンター!
説明できてないよね、でも。
正解したとしても。
いやー、ちょっとその、例えばその建物がデータセンターなんだよとか言われてもわからない。
見えないし。
中で何をしてるかはわからない。
なんか、我々が日々こう、掃除心してるデータって、クラウドって言われるぐらい、
どこに何があるかってわかってないまま掃除心を行ってるじゃないですか。
だから、想像がつかないんですよね。
というたくさんのグローアップリスナーの皆様に、
今日はデータセンターと何かを解説したいと思います。
お願いいたします。
データセンターっていうと、実は今日ちょっとこれを取り上げようと思ったきっかけは、
日本中でデータセンターの建設ラッシュが起きているんですけれども、
その中で地域住民が反対するような動きっていうのがポツポツ出てきているんですよ。
それでニュースが出てきたりしているので、
そもそもデータセンターって何を?
今ちょっとお話しして、もうああって思うんですけど、
なんだかわからない、得体の知れない建物。
人間っていうのは、知らないものには警戒心を抱く。
生き物だから当たり前なので、
そういう中で住民の反対運動が起きているという側面も、
十分いろいろあるのかなと思うところもあり、
じゃあデータセンターって何なの?っていうとですよ。
ほとんど窓のない大きな建物の中にコンピューターが、
例えばサーバーとかストレージとかネットワーク機器って言われるようなIT機器ですね。
これが数万台とか数十万台とかびっちびちに詰め込まれた建物のことをデータセンターって言います。
さっき田畑さんクラウドっていう言葉を使ったと思うんですけども、
私たちが例えば、じゃあインターネット検索します。
検索するときは、どこかのサーバーにしまってあるデータを読んでるんですよね。
例えば生成AIを使います。
ChatGPTに何か書き込んで、
RKBラジオ、グローアップってどんな番組か教えてとか言うと、
ベラベラベラベラって答えてくれるじゃないですか。
あれもどこかに置いてあるサーバーにアクセスして答えを出してくれるんですよ。
ネットでゲームやるときとかもみんなそうです。
スマホのアプリ、必ずサーバーにアクセスするんですよ。
そのサーバーはどこに置いてあるのかっていうと、
例えばそのサービスを提供している会社が、
昔だったら会社が自分の会社の中にサーバーを置いて、
03:00
そこにみんなにアクセスしてもらってたんだけれども、
今はもうものすごい量の機械、機器を使うので、
丸ごと巨大な建物を企業が借りて、
例えばAmazonだったりGoogleだったりっていうようなところは、
もう一棟丸ごと巨大な建物を借りて、
その中全部自分のサーバーとか機器で埋め尽くして、
それでサービスを提供してるんですよね。
今建設ラッシュが起きている理由はなぜかっていうと、
これは生成AIなんですよ。
生成AIってものすごいたくさんIT機器を使うんですよね。
サーバーとかマシンの性能をめちゃくちゃ使う。
だから巨大なデータセンターをたくさん用意しないと、
あれだけの性能を出せないんですよ。
今すごいじゃないですか。
生成AIでディープリサーチなんて機能があって、
例えばラジオの視聴率の歴史を読み解いて、
今がどういう状況なのか分析してみたいなことを言うと、
レポートみたいなものが一瞬出てくるみたいな機能も
生成AIが提供するようになっていて、
そういうことがなんでできるかっていうと、
それは巨大なデータセンターに大量の、
それは何万台、何十万台、何百万台みたいな
IT機器が詰め込まれていて、
それを使ってるからできるんですよね。
というわけで、今ものすごい数のデータセンターが
日本に既にあるんだけれども、
どんどんどんどん増えるよと言われていて、
例えば去年だけで、アマゾンとマイクロソフトとか
オラクルとか、外資系のこういうサービスをやってる会社が
対日インフラ投資4兆円とかって言ってるんですよ。
こういうサービスを提供するために日本に4兆円の投資しますって。
そうすると、わあ、これはデータセンターもっともっと必要じゃないか。
アマゾンやマイクロソフトに貸し出すための建物を
作っておかなければいけないということで、
データセンターの建設計画っていうのを
毎月のように明らかになっているし、
その建設計画の中身は
数百億円だったり数千億円だったりするっていう
非常に景気のいい話なんですよね。
この今のデジタルと言われるもの、それから
それにさらに輪をかけて生成愛の世界がドーンって来たことによって
絶対に必要な建物、インフラがデータセンターなんですよ。
データセンターっていうのはちょっと特徴があって、
まず災害が起きにくい場所にあります。
例えば地震で地盤沈下とかしちゃうって、
それで例えばスマホのアプリが使えなくなっちゃったりしたら困るじゃないですか。
災害起きてもみんなLINEで連絡したりするし、
なんかあったらすぐXで投稿したりするわけですよね。
そういうことできなくなっちゃったら困るから、
すごく災害に強いと言われる場所を選びます、最初から。
地震が来にくい場所とか、地盤沈下しにくい場所を選ぶ。
そしてそこには堅牢な通信回線と電力のインフラを持ってきます。
絶対に落とさないため、設備を。
だからデータセンターがある場所っていうのは、
実は不動産の人の話なんかを聞くと、ここはいい場所だね。
06:03
なるほどね。
反対住民、というか反対してる方々からすると、
お住み付きにもなって地価が上がってすんじゃないかなと思っちゃう。
データセンター銀座って日本で言われてる場所が千葉県の院財市ってところにあるんですけど、
ものすごい数のデータセンターが集積してるんですが、
そこの住民の方々の地元の声なんかをインタビューとか記事で読むと、
ここはすごくいい場所なんだっていう。
それをこのデータセンターの集積っていうのが証明している。
つまり不動産の価値がすごく高い場所なんだよって。
だからそこは誇りを持っていますっていうような話が出てくるんですね。
ただデータセンターっていうのはセキュリティに配慮が必要なんで、
場所とか明らかにしてなかったりするわけですよ。
中にどんな企業が入っているかっていうのを言えなかったりもする。
備蓄前の倉庫みたいですね。
どこにあるかわからない。
備蓄がないっていう。
セキュリティが大事だから。
住民説明会とかあっても、どこに何が入ってるんだ、
どんな企業が来るのか家とか言われても言えないし、
そういうことか。
中がどうなってるのか教えてくださいとか言うのもやっぱり言えないですね。
福岡県内にどれぐらいデータセンターがあるのか調べようと思っても、
住所非公開のところが多いんですよ。
私、市街に行ったことある場所とかもあるので、
あそこにあるなってわかってたりするし、
たぶん昔の小さいやつとかは、
天神界隈とか博多駅界隈にもあったりする。
だけどそれはGoogleマップ入れて検索したら、
データセンターがバーってマッピングされるようなことにはならなかったりします。
そういう特徴があったりするのと、
それからやっぱり今数があまりに増える状況、
建設ラッシュでやっぱりいい場所がなかなか見つからなくなっていて、
それで、例えば今反対運動が起きているのは東京都の日野市に一つ、
いろいろあるんですけど、
そこは日野自動車がもともと工場だった場所なんですよね。
だから工場跡地に作るから場所の規制とかっていう意味で言うと、
データセンターみたいな大きな建物を建てることに問題はないんだけれども、
ただ日野自動車が工場をやってた時から、
周りにはマンションとかが建っていたりして、
結構住宅とは近接している。
そのだから規制上は建てられるんだけれども、
住宅と近接しているので住民の人たちが、
なんかわけのわからん巨大な箱が建つのか、
それは嫌だみたいなんですね。
そういうことが起きる。
これ実は結構今、反対運動みたいな話があって、
千葉県の流山市では反対運動が起きてしまって、
事業者側がデータセンターを建てるのを諦めるっていうこともあったんですよ。
反対運動が起きているところっていうのは、
基本的に住宅とかなり近い場所にあります。
工場じゃないから排気ガスがバンバン出るとか、
09:00
例えば大量のトラックが出入りするとか、
騒音とか振動がむちゃくちゃあるようなものじゃないんですよ、
データセンターって。
近く行っても全然音もしないし、
深淵とした建物だし、
セキュリティはガチガチに警備されてるし、
でも夜間の人の出入りとかもないし、
結構すっきりとした建物だし、
私もともとITを取材してた時代が結構長いので、
データセンター何が悪いのかなって、
工場とかと全然違うけどなって思うんですけど、
でもやっぱり反対の人たちの声を聞くと、
たくさん電気を使うから、
ものすごく温度が高くなって、
子どもが熱中症になるんじゃないかとか、
やっぱあるんですよ。
あと騒音、ファンの音とか室外機とかの音が
すごくうるさいんじゃないかとか。
それは根拠はないわけですよね。
それはね、例えばその熱とかについては、
データセンターから出てくる熱で、
どれぐらい何が起きるかみたいなことっていうのは、
過去には問題は起きてないからですね。
それに対しての研究データとかが
たくさんある状況じゃないんですよ。
最近になってやっぱり住宅の近くに
建設計画が持ち上がったから、
住民の方々が心配してそういうことを聞くんだけど、
聞くと、今までそういうことなかったから、
それはカッコ、今までそういうことなかったから
カッコ閉じ、データはありませんって言われると、
データがないのか、じゃあ不安じゃないか
ってなってしまうっていうような状況も
ありそうなのかなと思います。
なので、住宅の近くに建てちゃうと、
やっぱり迷惑施設扱いされがち。
だって知らないものだから、
データセンターって訳のわからない巨大な建物が来るって
なんかちょっと気味が悪いんじゃないみたいになりがちなので、
やっぱり今は事業者側の場所はないとは言いながら、
住宅のなるべく遠くに建てるように
考えていく必要はあるのかなと思いますね。
あとはデータセンターがなかったら、
私たちスマホもパソコンもネットも何にも使えないって
そういうものなんだっていうことを
少し皆さんも知っていただけると
そんなに怖いものじゃないっていうのも
わかるんじゃないかなって気がしますけどね。
そうですね。
必要なものですよね。
丁寧な説明とかね。
我々がそれを理解していくっていう双方の
相手寄りが円滑に進ませる
一つの手段なのかなとも思います。
山田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
山田沙耶紀のブラッシュアップでした。