2023-12-20 11:59

ライドシェア

日経BP総合研究所主任研究員 山根小雪
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毎週水曜日のこの時間は、山根小雪のBrush Upです。山根さん、今日はどんな話題でしょうか。
今日はライドシェアの解禁についてお話ししようと思います。
今週にわかに話題ですよね。
そうですね、ついに。
ちょうど18日、一昨日の日に、ライドシェアの解禁の政府が、
政府が方針を認めたっていうニュースがバーッと流れて、方針固めたんですね。
実は今日、岸田首相が議長を務めるデジタル行財政改革会議というのがありまして、
これで正式に方針を示す予定になっています。
ライドシェアについては、実は議論としては、最初出てきたのは東京五輪よりも前なので、
2017年、18年の頃から日本にUberが来るとか、いろんな話があったんですけど、
ずっとやらないまま、市場付近にしてきたんですよ。
今年10月になって岸田さんが、ライドシェアの解禁を検討しますというふうに表明をして、
その後いろんな動きがあったんですね。
11月に政府の規制改革推進会議という、いろんな規制改革について議論する会議で議論がされて、
その時は高島市長、福岡市が出席して、市内でもすごい困ってるんですよみたいな話をしたりですとか、
ベップ市の長野市長もご出席されてですね、
観光地で外国人観光客とか深夜とか、もう困ってるんですよっていう話なんかをして、
雰囲気が高まってきたと。
その11月は自民党の小泉慎二郎議員が、超党派の勉強会を立ち上げて、
12月に入って、この超党派の勉強会、12月12日に提言を取りまとめたりしてますね。
いろんな動きがワンワンワンとあって、今日解禁するよという話が出てきますと。
ただですね、今回の解禁は一部解禁ですね。いわゆる一部、本当にもう。
ざっくり言ったら、今のタクシーの規制緩和に近いやり方ですね。
ちょっとここのところを説明したいと思うんですけれども、
ライドシェアっていうのはどういうものかっていうと、一般のドライバーの人が、
タクシーの運転手さんが持ってる二種免許とかを持たずに、自家用車を使ったりして、
アプリを使って、アプリで車探してる人がいたら、そこにピューっといって乗せてあげるみたいなものですね。
海外では本当にこれめちゃくちゃ便利で、めっちゃ広がってるんですけど、
この話ちょっと後でしようと思いますけども、今、道路運送法っていうのでこれ禁止になってるんですよ。
日本では禁止です。
新しい解禁するよっていう方針では、需要も高まる時間帯とか地域に限って、
やれるようにしてあげますよっていうことなんですね。
これ今は公共交通機関が撤退してしまった自治体とかで、自治体とかNPO法人に限定して、
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有料の送迎を認めているルールがあってですね、これ自家用有償旅客運送制度っていうんですけども、
何にもなくなっちゃったから、じゃあライドシェア認めましょうってやったんですよ。
でもこれをちょっと拡大するような位置づけで、タクシー会社が運行管理をするっていう条件付きでの解禁なんですよね。
だからライドシェアって言っても、一般のドライバーが簡単にできるわけじゃなくて、
あくまでタクシー会社が民主免許を持ってない人を使ってタクシーを運行するみたいなイメージなんですよ。
なので、今回のライドシェア解禁って言われたらちょっと違うんじゃないのっていう中身ではあるんですよね。
ただですね、これ今日本では道路運送法でライドシェア禁止になっているので、
これを本当に全面的に世界で使われているようなライドシェアのサービスにしていくためには、
法改正とか新しい法律が必要なんですよ。
これについては一応来年の通常国会で議論するっていうことになってるんですね。
今回のこのタクシー会社の運行管理下の下での解禁っていう限定的なやり方については、
一応来年の4月に解禁するって言っててですね。
本格的なところまではまだ法改正なんかでひと山あるんだけれども、
まずはちょっとやれるところからやってみようやっていうような解禁だっていうことですね。
ネット界隈だと例えばですね、堀江孝美さん、堀江もんがですね、
うんこ改革とか言ってたりしてですね。
なかなか空口な人たちもいるな。
確かに言ってることはよくわかる。いわゆるライトシェアとは違うじゃないか。
結局タクシーアプリの延長戦かよみたいなことであるのは間違いないんですけども、
日本において規制緩和っていうのはめちゃくちゃ大変なわけですよ。
もう超大変。
ライトシェアさっき東京五輪前から議論あったっていうふうに言いましたけども、
議論はずっとあるわけですよね。
世界でUberやGrabがどんどん拡大している。
その利便性を体感してた人たちがどんどん増えていく中で、
何が最初あったかって言ったら、タクシー業界がですね、
自分で頑張りますって言ったわけですよ。
日本交通が中心となってですね、Goアプリが出てきましたね。
今だったらGoがあったりSライドがあったりするわけですけども、
いわゆる歯医者アプリっていうやつが出てきたんですね。
あくまでタクシーを呼ぶためのアプリ。
でもこれの利便性がめちゃめちゃ高まれば、
ライトシェアと同じだからいいでしょって言って、
タクシー業界もこうやってきたわけなんですよ。
タクシー業界にしてみたら、もしかしたらこれでお客さんを
ライトシェアに取られちゃうんじゃないかとか、
例えばですけど、ライトシェアのほうがダイナミックプライシングで
料金が、車がないときとか高く設定できたりとかしたら、
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運転手がライトシェアに行っちゃうんじゃないかとか、
いろいろ心配事があるわけですよ。
自分たちの事業が今までと同じにならない可能性があるからということですね。
これは構造的な問題として、タクシー業界っていうのは、
全国すつ裏裏にありますよね。
福岡にも福岡市タクシー業界があるわけですけども、
つまり各地に一定のこうやってタクシー事業をやっている人たちが
まとまって組織として存在するということは、
これはつまり地方の議員さんたちの表の塊になるわけですよ。
だから非常に強い政治力を持って、
自分たちの事業をいかに守っていくかということに
大きな影響力を持っているわけですよね。
だからやっぱりライトシェアの議論って、
出てきては出てきてはいろんな反対の報道も含めて
いろんなものが出てきて進まないっていうことだったんだけど、
今回こうやって一部解禁するわけですよ。
いろんな業界の小規制緩和が難しいなって
取材をしながら私は日々感じているんですけれども、
そういう時にこうやって小っちゃい穴でも一つ開けることって
めちゃめちゃ日本にとっては大事なんですよね。
蟻の一血開けるって感じなんですよ。
一個開けたらそこから新しいものが少し出てきますよね。
そこに対して消費者の人たちが
わあすごく便利だなとか、こういうのめちゃくちゃいいよね。
これならお金払っちゃうかもっていう風になっていくことで、
その穴が少しずつ大きくなっていくんですよ。
こうやって業界の人たちも突然バーンって
規制がバリバリバリって壊されちゃったらどうしようってなるけれども、
徐々にいくことで心の準備だったりとか、
自分たちが実はそんなに規制緩和になっても
共存してやっていく道があるなとかって考えられる余裕も出てくるので、
日本でやっていくにはこうやってジリジリと
攻めていくしかないのかなっていうのは個人的には思うところであります。
とは言いながら、私はライトシェアは絶対に欲しいと思っていて、
個人的にもですね、ビジネスとしても。
以前ベトナムに行ってらっしゃったときも
すごく便利だって言ってましたよね、やっぱりこのタクシーの。
めちゃくちゃ便利なんですよ。
前ベトナムの話したときは、ベトナムってやっぱり言語の問題がすごく大きくて、
ベトナム語は勉強してもなかなかできるようにならないぐらい
発音が難しい。英語なかなか通じないんですよ、タクシーの運転手さん。
日本と同じです。日本の運転手さんはやっぱり英語だったり韓国語とか通じないですよね。
でも何の不安も心配もなく、ちょっとした移動でもすぐに呼べる。
だからすぐそこのレストランに行こうとか、ご飯食べてからホテルに帰ろうとか、
もう何の不自由もないんですよね。今日本だとどうですか?
ちょっとそこに飲みに行くときにタクシー捕まります?
いやいや、もう本当に捕まらないです。
本当に捕まらないですよね。だからこれね、例えば車があれば家族が送ってくれるとか、
少し選択肢ありますよね。西鉄バス乗りこなしてアプリ使えるとかね、私たちにとってみたら。
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じゃあ海外から来た人たちどうかって考えたら、福岡でちょっともつ鍋食べに行って、
食べた後ホテルに帰ろうというこの簡単な移動すら学ならない状態なんですよ、もうすでに。
だからですね、やっぱりインバウンドのこと考えても、私たちがちょっと移動していくことを考えたって、
やっぱり交通機関の拡充という意味でも、タクシーが今どうしたって足りてないっていうのが
もう顕在化しているわけだから、ここはやっぱり消費者の利便性を詰めてほしいと思います。
結局消費者が便利でたくさん使うっていうことはお金が多くってことなので、
これは新しいビジネスが生まれるってことなんですよ。
だからタクシー業界もそこと一緒になって、もっと盛り上げていって、
自分たちが抱えている運転手さん確保できないみたいな問題をクリアしていったらいいと思いますし、
いろんなところで競争が起きて、アプリなんかも含めて成長していく新しい産業を国内にも作れていけたらいいなと、
日々不便を感じている私は思っております。
なるほど。
その大きな改革に向けての小さな一歩かもしれませんけども、一歩進んだそうとはしているってことですよね。
それは間違いないですね。もうあと一歩、二歩、三歩というのを期待しながら、まず一歩目をたたえましょう。
ここまで日経BP総合研究所主任研究員の山根紗友希さんでした。山根さんありがとうございました。
ありがとうございました。
バッテン少女隊の春野きいなと、
アオイリノアです。
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