1万円物件のリフォーム
目的のために手段を見誤るな。
僕は、30分という時間と1万円というお金を手に入れたぞ。
ヤマルののんびりしたいラジオ、どうも。
カタカナのヤニクトーテのまるとかいてーやまるでございます。
僕は普段普通にサラリーマンとして働きながら、
副業として不動産賃貸業、いわゆる大屋さんとしてビジネスに挑戦しております。
今はですね、1万円物件と呼ばれるね、1万円で購入した物件をリフォームしております。
そして、僕はその不動産賃貸業で安定したキャッシュフローを築いた上で、
今の仕事を辞めて、エンターテイナーになるという夢を叶えたいと思ってるんですね。
エンターテイナーという夢はですね、なんなんでしょう。
僕にも分かりません。
そのために僕は、分からないから僕は、今お笑い芸人としてですね、
ネタを作ってYouTubeやSNS等にアップロードしてみたり、
そのネタ引っ下げてお笑いライブやショーレースに挑戦しております。
そんなことしたら毎日がすごく楽しくなっちゃって、
このラジオではそんな僕の日々のアウトプットをお届けしております。
さて今日は、僕が今取り掛かっている1万円物件のリフォームについて話をさせてください。
えっとね、僕は買った1万円物件というのは、
1万円には訳があるようなね、困った物件ちゃんなんです。
困ったちゃんの物件ちゃんなんですけども、小立ちゃんなんですけども、
地区60年以上の小立ちゃんなんです。
でもね、地区60年とは思えないぐらいしっかりしていて、
リフォームしなきゃいけない箇所は設備、特に水回り周辺が主になっていて、
だからある意味最低限のリフォームだけで、
入居者さんが安心安全に住んでいただけるような物件に仕上げることができると僕は踏んでいるんです。
ただ、いろいろ問題もあります。
その問題を解決していくというフェーズに今僕はいるんですけれども、
問題の1つが、玄関の鍵がかかりません。
これね、物件買う前から仲介業者さんに言われていたことなんです。
何か立て付けが悪いのか、何かよく分かりませんけれども、
鍵がかからないので、これどうしましょう、みたいなことを言われていたんですね。
それは物件に、建物に、家にの鍵がかからない、それはもう大問題でございますから、
早急に取り掛かりますということで、僕はもうその物件を購入して決済して、
自分のものになった時からですね、鍵を直そうと、玄関の鍵を直そうと思っていたんです。
内県に行った時もガチャガチャってなって、うまくいかないなという感じだったんですよね。
その時はあまり時間もなかったので、玄関の鍵が壊れていると。
ビジネスと問題解決
僕のね、頭の中のリフォーム見積もりの中に、
玄関の鍵購入と取り付けというのをプランとして頭に入れていたんです。
僕以前もですね、こういった地区売る子だってボロボロの空き家直した経験があって、
だいたいそういう物件で鍵は壊れているものなんですよね。
なので取り替えてきた経験があります。
費用感もだいたいわかります。
1万円もなく、1万円かけずに鍵自体は手に入りますし、
作業もですね、前回は40分くらいかかったので、
前回の経験を踏まえれば30分くらいでは取り付けできるかなという、
僕の頭のスケジュールで算段をしていたんです。
いざDIYしようと思ったんですが、
そこでですね、僕とても成長を感じる、
自分自身の成長を感じる出来事が起こったんです。
僕の頭の中でね。
これ1年くらい前なんですけど、
僕のDIYを教えてくださった師匠がいらっしゃるんですね。
その方も大谷さんとして数々の廃墟を直している、
僕の憧れるDIY師匠がいるんですけども、
その方が言ってくださった言葉が僕の中で思い出されたんです。
急にね、ふとね。
その言葉が実はDIYの言葉じゃなくて、
マーケティングとかビジネスに関するお話だったんです。
それをね、どんな話かというと、
ビジネスは全て問題解決だというメッセージのもと、
あるストーリーとか事例を紹介してもらったんですね。
ある人がホームセンターとかお店でいいんですけど、
ドリルを買いに来たと。
お客さんその人に対してどんな問題解決をすれば
ビジネスになるのか、みたいな事例だったんですね。
僕はその事例を聞いた時に、
ドリルを買いに来たんだから、
その人がプロの大工なのか、
普通のDIY屋なのかによって、
差し出すドリルは変わってくるよねと。
普通のね、簡単なドリルでいいのか。
1回しか穴を開けないんだったら、
1回分くらいの最悪手動でもいいくらいじゃないか、
みたいな頭の中で想像してたんですけど、
その方が言った答えは違ったんですよ。
その人は本当にドリルを買いたいのかと、
そこまで突き詰めるのが問題解決だと言ってたんですね。
1年前その話聞いた時に、
僕は本当にこの人は何を言ってるんだと思ったんです。
僕のDIY師匠ですけど、
ビジネスとか大屋業とかの師匠でもあるんですけど、
尊敬するとかたくさんあるんですけど、
この人は何を言ってるんだと思ったんですね。
全くわけの分からない事を言ってる。
僕こういう事よくあるんですよね。
何言ってんだろうと思いながら聞いてたんですよ。
その方がさらに続けるんです。
そのお客さんが求めているのは、
穴を開けるという事だと。
ドリルを買って穴を開けたいんだと。
そりゃそうでしょと。
でも本当に問題解決に迫るなら、
本当に穴を開ける必要があるのか、
ここまで考えるべきだみたいな事を言ってたね。
ますます僕はハテナ。
本当に何言ってるか分からない。
その日はちょうどその方のDIYの物件を手伝いに行ってた。
その方の物件のDIYお手伝いに行ってた日なんですよ。
その車中でそんな話をされて、
ちょっと分かんないなと思ってたんですけど、
はぁー、そうですか、みたいな感じで聞き流してたんです。
でも1年の時を経て、
僕それすごく今痛感したんです。
僕が今そのDIYをこれからやっていこう、
1万円で買った子立てのDIYやっていこうとなった時に、
僕は玄関の鍵が壊れているから、
新しい鍵を1万円で買って、
その取り付け作業を自分で40分でやろうと。
そういう計画で行きました。
ただその時に僕のDIY師匠の言葉がふと降りてきて、
しかもマーケティングのビジネスの話ですよ。
本当にそのお客さんは穴を開けたいのか?
その言葉が降ってきたんですね。
その一番わけ分からないフレーズが降ってきたんですよ。
はぁー、そうかって。
僕その時繋がったんですね。
僕がしたいことは何なのかって言ったら、
その1万円で買った子立てを、
安心安全にニューキスさんに済んでもらうこと、
鍵の問題解決
これがやりたいんですよ。
かつ僕はそれをビジネスでやってるから、
できる限り安価に安く、
しかも時間をかけずに早く直したいわけなんですよ。
これが僕の目的なんですね。
そのための手段として僕は鍵を買おうと思ってたんですが、
本当に鍵を買う必要はあるのかっていう視点に立てたんですよ。
その師匠の言葉が降りてきたことによって。
なので僕は本当はすぐ楽天かAmazonかコメリカで、
新しい鍵を買いに行こうと思ってたんですが、
ぐっとそこを一回我慢して、
もう一度物件に行ってみました。
そして本当に鍵がかからないのか、
そして鍵を買える必要が本当にあるのかというのを、
確かめに行ったんですね。
その確かめ方っていうのは、
今も僕2回か3回くらい鍵穴に鍵を刺してガチャガチャってやって、
ああ入らなかったなという経験をしたんですが、
本当にその鍵はかからないのかというのをもう一度確認すべく、
クレ55ですね。
潤滑スプレー。
あれだけを持ってですね、
あれだけを携えて、
玄関の鍵穴に行きました。
そしてその鍵穴にスプレーを振りました。
クレ55振りました。
振った上で、2,3度玄関の引き違い炉なんですけども、
引き違い炉をガンガンガンガン動かして、
鍵穴をガチャガチャして、
もう一度鍵を入れて掛けてみたんですよ。
そしたらですね、
かかったんですよ。
分かりますか皆さん。
あのね、本当に思い込みというか、
なんて言ったらいいんだろうこういうの。
皆さんに分かりますかと言っておいて、
僕はちょっと分かってないんですけど、
まとめるとですね、
僕は安く安全にこの家を直すという目的があります。
そのための手段として鍵を買うという選択肢を取りました。
ただもう一度その鍵がちゃんとかかるのか確認していったらですね、
かかったんです。
その確認、だからその目的に対する手段、
最短の手段を違う選択肢とってやってみたら、
もっと簡単に、もっと短時間に、
もっとお金かからずに問題が解決されたんですよ。
DIYの楽しさ
分かりますか。
ビジネスの本質は問題解決なんですよ。
その問題解決の方法を、
どの手段を取るかっていうのが大事だってね。
一年前、あの時僕のDIY師匠はその話をしてくれたんですよ。
ドリルを買いに来たお客さんは、
ドリルを買いに来たのか、
それとも穴を開けに来たのか、
それとも穴を開ける必要がそもそもあるのかというところまで立ち返ってですね、
その目的に向かった最適な手段を選ぶ、
これがビジネスなんですね。
そして僕はその言葉、
あっ、って一年前はね、
っていう返事しかできなかったんですけど、
時を経て今、
自分自身のお腹にストーンと落ちてきたんですね。
そして、全くお金をかけずに、
全く時間もかけずに、
あっという間に鍵を直すことができた。
直すというか、直ってたんですね。
ただカチャカチャという、
確かめ、そして潤滑が足りなかっただけ。
それだけなんですよ。
これ!
これが楽しいの。
これが楽しいの。
ビジネスは問題解決だというところで、
ビジネス全般のことも言ってますけど、
特にこのDIYで、
もうDo It Yourselfですよ。
でもDo It Yourselfだけじゃないんですよ。
DIYってどうなってもいいから、
とりあえずやってみるなんですよ。
どうなってもいいからやってみる。
Do It Yourselfなんです。
これがDIY。
このね、どうなってもいいからやってみた。
その失敗の可能性もあるんですよ、結果はね。
でも成功に結びついた時のこの快感。
これがやめられないの。
だから僕はね、DIY大好きで、
今の1万円こだてで、
今までのね、
これ4つ目の物件なんです。
4号物件なんです。
今までの1号、2号、3号の、
今までの3つのこだての経験が、
ちゃんとここに活かされてると。
そして僕が今まで、
いろんな人からいろんな話を聞いてきた話が、
ちゃんと活かされてると。
この実感が楽しくてたまらない。
僕不動産楽しいです。
なんて?
なんて言いました?僕。
僕不動産楽しいです。
山本でした。
