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こんなにありがとうと言ってもらえるなんて。
全然自分でもよくわかってなくて、そのために今はですね、自分でできることをやろうと思い、お笑い芸人としてネタを作ってYouTube等に上げてみたり、そのネタ引っ下げてお笑いライブやショーレースに挑戦してみたり、そんなことをしております。
そんな風に生きてたらですね、毎日とても充実しちゃって、このラジオではそんな僕の日々のアウトプットをお届けしております。
さて、今日は不動産の話をさせていただきたいんですが、僕は不動産賃貸業、大屋さんやってますって言ってますけれども、どのような大屋さんをやってるかと言いますと、畜ふるこだて賃貸というプレイスタイルで戦わせていただいております。
その名の通り畜年数が立った古いこだてを安価に購入しまして、それをリフォームしてですね、リノベーションして、DIY、自分で直したり、業者さんにやってもらったり、そういったものをしながらですね、家を直して、またその生まれ変わった家に入居者さん、お客さんを住んでもらって、その方から家賃収入をいただくという、そういうプレイスタイルで戦っているわけです。
1万円物件の決済
今日はですね、僕の4つ目のこだてとなる通称1万円物件の決済と契約を結んできました。その話をさせてください。
不動産を買われたことある方、これは別にビジネスでも、実際自分で使うためでもいいんですけれども、ある方だったらわかると思うんですけど、不動産買うって本当独特ですよね。
ものすごい書類の往来が激しいですよね。重要事項説明書であったり契約書であったり、その他なんやかんやで名前書いて反抗して、名前書いて反抗してという作業が多くなると思います。
今日は1万円物件の購入決済契約をしてきたときに、40分か50分くらい、1時間に迫るくらいの時間がかかるんですよね。
まず、重要事項説明書といって、この物件の重要な事項を説明するという会がありまして、それで海西さん双方がうん、わかったよと言って、そこからサインを書いたり応援したりというのがあるわけなんです。
その儀式的な作業ではあるんですけど、その中で僕はすごく嬉しい、ほっとするような出来事がありまして、そもそも1万円物件って、1万円で家買えるの?という話なんですけど、1万円で家買えるんですね。
どうやって買ったのとか、そういったところは以前もお話していますので、ここでは割愛するんですけれども、行こうとしましては売り主さん、持ち主さんがですね、もうどうしても手放したい、もうもうもう嫌、嫌だって言ったらあれか、困ってるっていう、そういう物件だったわけですね。
で、不動産屋さんが間に入って売買の取り切りをするので、その不動産屋さんに対する仲介手数料というのも発生してくるわけなんですよ。
たとえ1万円の物件だったとしても、売り主・買い主双方が33万円払うという取り決めになっているので、それを考えたらですね、物件価格が1万円で仲介手数料が33万円だったら、売り主さん・持ち主さんはですね、32万円の手出しが発生するわけなんですよね。
物を売りますって言って、32万円払ってるわけなんですよ。それでも、そこだけ見ると、ものすごい持ち主さん・売り主さん、損してるじゃないと。逆に言うと、ヤマルは、僕、買い主側でですね、売り主に32万も出させて、家もらってるみたいなもんじゃないかと、持ち主さんに対しては1万円しか払ってないわけなんですからね。
もちろん、僕も33万円払ってるんですけどね。仲介手数料として、不動産さんにね。でも、それを置いたとしても、なんかちょっとさ、そこって不義理というか、無礼というか、何だったらちょっと、大丈夫なの?法律的にみたいな。アウトじゃないの?グレーじゃないの?みたいな。
法律がオッケーだったとしても、マナーとして、モラルとしてどうなの?って思われるかもしれません。1万円で家を買うということはね。それだけうさんくさいというか、非日常的なことですので、おかしいなと思うかもしれませんが、その実情は全く違ったんですよ。
売り主の感謝
僕はね、さっきこういう1時間、物件の契約をしてきましたが、決済してきましたが、終始、持ち主さんにありがとうと言われました。こんなにありがとうって言ってもらえるんだ、みたいな。僕は1万円で家買って、ありがとうって言われたんだってね。
その経験が、不動産賃対応というか、自分でビジネスをしていないと得られないもんだなって思ったんですね。そのありがとうって何なのかというと、さっきも言った通り、私たちは本当にこの家をどうしようか困ってたんです。空き家問題ですよ。
もともと親が所有していて、親が亡くなって、相続として自分の持ち物になったと。でも、もうその家には住んでないし、誰も住んでないし、住む予定もないし、でもお金で言ったら固定資産税が毎年かかるし、ほったらかすと空き家ってどんどんどんどんボロボロになってきますから、
ボロボロになった家が朽ちていく、そして周りの人に迷惑かかるって思えば思うほどすごく悩ましかったと。家族みんなの悩みの種だったと。相続する前、持ち主だった親御さんもどうしたらいいか悩んだまま亡くなっていってしまったと。
そういった背景というか内情を教えてもらったんですね。売買契約とか決済してる間に。それを聞いて、僕はですよ、僕の視点からすると、たった1万円で家買わせてくれてありがとうなんですよ。
僕からしたらこれをこれからリフォームして賃貸してお金になるものにしていきたい。ビジネスにしてお金稼ぎとして使っていきたいと思ってるにもかかわらず、そういう横島の下心が少なからずあるにもかかわらず、売り主さん持ち主さんからありがとうと言われる。本当に私たち悩んでたんです、困ってたんです、それを解決してくださってありがとうございます。救世主だと思いました、みたいなこと言われたんですよ。
あなたは救世主ですって言われて。すごくいいことした、僕。
これね、この出来事を誰の視点でどう切り取るかっていう話だと思うんですけど、僕、買い主からしたら1万円で家買わせてくれてありがとうですよ。売り主持ち主さんからしたら救世主が1万円で家買ってくれてありがとうなんですよ。
仲介してくれた不動産屋さんからしたらお互いから33万円もらってありがとうなんですよ。金銭的なところで言ったら不動産屋さんが一番儲かってるよね。間違いないありがとうだと思うんですよ。
それぞれがそれぞれの仕事をして、それぞれがそれぞれにありがとうと思ってるっていうね。この形すごくいいなと。いいビジネスしてるなと思ったんですよ。
ありがとうっていうのがやっぱり仕事しててもらえるなんてこんなやりがいのあることないですよね。
ただですね、ここからですよ。僕がどちらかというと今一番損してるというかリスクを背負ってる状態なんですよね。
33万円を不動産屋さんに払ってるし、売り主さんにも1万円は払ってるし、得たこの不動産がですね、お金にならなかったら僕はただただ損をする。お金の面で損をするわけなんですよ。
ってことはここから僕は安く早くリフォームを仕上げて、早く早く入居者さんを決めてですね、お金にしていかなきゃいけない。
それはビジネスですからね。やっていかなきゃいけないという。
1個僕はここで自分に炊き付ける、ハードルを上げる、稼を稼す、分かんないけどそんな感じなわけなんですよね。
さらにですね、いいですか。僕今喋ってて気づいたんですけど、さらにその先にありがとうがあるわけですよ。
自分が直します、お客さんに貸します、入居者さんが住んでくれて、入居者さんが住む場所を与えてくれてありがとうでお金をもらえるわけなんですね、僕がね。
結局ビジネスってありがとうだわ。どのようにありがとうを生むから。そこでお金が動くわけだ、ビジネスって。
これだから辞められない、サラリーマンしたら絶対気づかない、ありがとうに僕は気づけます。
あー大事なとこ勘だ、言い直そう、サラリーマン勘だ、言い直そう、サラリーマン勘だ。