2023-02-06 07:36

2022-12-13 - 【症例解説シリーズ】症例写真で見抜くヤバそうな投稿

2022-12-13 - 【症例解説シリーズ】症例写真で見抜くヤバそうな投稿

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今回はですね、少年写真で見に行くヤバそうな投稿というところでですね、
今、皆さんがですね、いろんな情報を集めるのに、SNS、インスタグラムであったりとかツイッターであったりとか、
TikTokであったりとかですね、そういうところで情報を集めていると思います。
私は今、YouTubeですね、皆さんご覧になってYouTubeでもいろんな情報が出ていると思いますけども、
やっぱりそこにはですね、いろんな意図が込められていてですね、
ぱっと見キラキラしてたりするんですよね。
そのキラキラしている情報の中にもですね、実は見抜けるサインみたいなのがあったりするんですけども、
そういうことをちょっと勉強してみたいと思います。
まずこれ、写真の条件が思いっきり違う。
これはですね、いろんなパターンがあるんですけども、
明らかに、術前に影が強くなるような条件で撮影して、術後に影がなくなるような撮影をして、
絶対これはプロが見たらですね、その条件でも分かるんですけども、
仕事さんには分からないので、それで思いっきり違うやん、みたいなことがあります。
もしくは、顔ちっちゃくなりましたよとか言っているのに、明らかに縮小を使ってですね、顔ちっちゃくなってるみたいなのがあるんですね。
そんなわけないやんと、同じ環境で見たら耳のサイズとか変わらないはずだし、
目玉のサイズ自体も変わらないはずだから、瞳孔の大きさとかですね、カラコン以外は。
なので、そういうのをまず見抜いてあげるとですね、
明らかにこれは意図的に誘ってんなっていうのが分かるかなと思います。
次これ、背景が汚い画像がそのまま使われている。
ジャジャンっていうところなんですけども、これはですね、もはやセンスですかね。
美容に関わる仕事ですから、僕らもやっぱりいろんなことを配慮しないといけないんです。
で、汚い状態で手術をするってことはですね、小さな傷とかに気づけないので、
通常は術でも綺麗にしとかないといけないんです。
皆さんもイメージしてもらったら分かると思いますが、机の上がぐちゃぐちゃになっていてですね、
いろんなものが飛び散らかって、食べ物のカスとか落ちていて、
それで美しい仕事ができますか?
もうぜひやめてほしいですよね。
同じような感じ、手術もやっぱり綺麗にしなきゃいけない。
さらに写真を撮影するときにもですね、やっぱ背景にも配慮しながら撮影をしないといけないわけですね。
時々あるのがですね、このゴミがめちゃめちゃ映ってますとかですね、
血みどろでベトベトになってますとか、
見てる人が気持ちよくないですよね、そういうのはね。
本人もたぶん気づかないタイプなんですね。
そういう人が手術をするとやっぱり気づかない結果になっちゃうので、
気をつけてほしいなというふうに思います。
これまたNGですね。
で、これ。
ドヤーって乗せてる鼻オペ少年の鼻先の軟骨がすでに透けている。
これはですね、よくあるのがですね、
いわゆるお医者さんが出してるというよりも、
お医者さんが手術してるのを宣伝するマーケッターというですね、
いわゆる宣伝が上手な人たちがいるんですけども、
そういうプロですね。
宣伝のプロが写真を編集してる時に、
たぶん気づかないんですね、こういう小さなことにね。
で、お鼻ってシュッとした形を作ろうと思って、
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鼻先に軟骨が割とグッと押し出さないといけなかったりするんですけど、
そこが飛び出ないようにするというのが、
腕の見せ所という感じなんですけど、
術後1ヶ月目くらいの状態ですごい良くなったなーって言ってるんですけど、
この先のここら辺ですね、この辺に軟骨がですね、
形がポコッと見えてると。
これね、3ヶ月半年をするとむちゃくちゃポコッとしてきます。
なので、おそらくそういった経過を知らない人が
写真を編集しちゃってんだろうなという感じはします。
はい。なので、そういうような手術をこれ、
えやーんって出してるってことは、
たぶんみんなですね、患者さんを半年以上見てないクリニックです。
ですので、1年以上経って大体みんな修正をしに行くという感じになっちゃうので、
気をつけてくださいね。
で、次こっち。
そもそもあんまり改善してない。
これですね、時々ありますけども、
手術はきっちりやりましたと。
めちゃめちゃ手術時間も例えば早い、出血も少ない。
だけど、ビフォーアフター比べたら変わってない。
なんやねんこれ、というやつなんですけど、
要は下界の女人みたいなもんですよね。
一種の、なんていうんでしょう、こう、
センス問題なんですけども、下界はそういう状況で
俺はやったったねって喜んでるパターンはあるんですけど、
患者さんは喜んでないということになっちゃってるから、
やっぱりビフォーアフターっていうのは改善してなんぼというか、
患者さんが求めてる変化を作ってなんぼ。
これは逆に言うと、下界が喜ぶ変化を作ってるわけではないというところもポイントですよね。
続きましてこちら。
ゴッドとかマスターとかわけのわからない継承がついてる。
これはですね、もはやですね、漫画の世界の中。
えーと、なんかよくありますね。
あのー、ゴッドなんとか降臨みたいなのがね、
あのー、マスターがついにそのベールを脱ぐみたいなですね。
もうなんかなんでもかんでも書くんですけど、
これ実はですね、
広告の規制というのがありまして、
日本の中ではですね、
こういう根拠のないような継承というのはつけてはいけないよという風になってます。
なので、漫画、小学生レベルでもこれ言い過ぎかもしれないですけど、
知性がですね、ちょっと低いのかなというところで、
こういうのに騙されてしまうとすれば、
あなたの知性も謳われてしまいますから、
賢くなっちゃいましょうね。
はい。
続いてこちら。
5年前の先生が昔のセピア色の写真を使っている。
これはですね、
大体50歳以上の先生がされているクリニックなんかで多いんですけども、
ホームページの写真とか、学会発表についてはそうなんですけども、
多分最近そんな手術してへんやろなっていう感じ。
昔の写真を永遠と使い回しててですね、
明らかに写真の髪型とかが、
もうそれ昭和やんみたいな感じになっていると。
昭和の状態から令和までこういう風に変わりましたよ。
これだったらわかるんですけど、
昭和のbeforeから昭和のafterっていう話になってくると、
これは何のためのこのbefore afterなのかよくわからないという話になっちゃいます。
おそらく症例数が少ないのかなというふうに思います。
だから皆さんが見ているこのセピア色だけじゃないんですけども、
症例写真の更新日のですね、
同じ写真を使い回してんなっていう感じのところは、
多分症例数はそんなないのかなというふうな予想です。
はい。
次こちら。
やたらと経歴やタイトル、発表歴を主張している。
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これはですね、はっきり言って手術に関係のない話ですね。
手術に関係のない情報をグイグイに押さないといけないということは、
逆に言うとそこにあやかる情報で、
自分のところに患者さんを呼びたいというふうな意図が隠されています。
例えばドコドコ大学の教授ですとか、
名誉教授ですとか、
博士校も持っていますが、
これどれもですね、
手術が上手いという情報は一切ないですね。
たくさんいます。
教授で手術下手な人。
たくさんいます。
名誉教授でももうヨボヨボになっている人。
たくさんいます。
たくさんいます。
博士校でメス持たせたらなんかえらいことになっちゃう人。
持ったらあかんから博士取りました。
こんな人も全然います。
なので、手術が上手いかどうかというのは、
こういう経歴と一切関係ありません。
なので、皆さんがそこを勉強したほうがいいでしょうね。
はい。
ということで、アテンション。
美容医療の最大のエビデンスは、
実前後の厳然とした変化であると。
これです。
要するに、ビフォーアフターをですね、
同じような環境できちんと表現できるのか。
ただし、これは条件はありまして、
短期間の結果、
半年、1年で追っかけていってなんぼということになりますので、
その辺は厳しい目でですね、
皆さん判断してもらったらいいかなというふうに思います。
以上です。
じゃあねー。
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