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はい、こんにちは。今日はですね、いろいろシリーズをやっていこうかなと思うんですけども、
手術のですね、詳細とかですね、手術の適用みたいな、要はどういう人がどういう手術をしたらいいよ、みたいな話もしていきたいなと思いまして、
その中のお花編というところで、今日は話していきたいと思います。
はい、お花の手術でどうですか?皆さん、微線形成って聞いたことないですか?
微線形成って要するに、お花が丸い人が、ちっちゃくしたい、みたいな、こういうんですね。
微線形成って言ってもあるんですけど、微線形成って美容業界の中で言うとすごくシンプルな手術で、
最初の段階でね、お医者さんも覚えなきゃいけない手術だし、
手術題自体も比較的リーザブルだから、皆さんも最初に考える手術の一つなんですけど、実はですね、この手術ね、めちゃむずいです。
はい、これめちゃめちゃむずいです。
というのは、もともとこの微線形成っていう手術自体は、日本の中で生まれた手術というよりも、海外で生まれた手術というふうな解釈をしてもらう方が正しいんですね。
で、白人さん、いわゆる欧米人だったりとかですね、トルコの方なんか見てもらったらわかるんですけど、
お花、シャギで元々してる人たちがボックスティップっていうか、割と四角いようなお花をしてて、それを細くするときに軟骨の形変えたらええやんと、
そしたら皮膚も薄いし、お花咲きもちっちゃくなるよね、みたいなのがもともと微線形成として生まれていて、
これがそのアメリカの英語で書かれた教科書に載ったんですよね。
で、それを日本語に翻訳するときに、当然英語を日本語にそのまま翻訳するんですけど、翻訳して書かれている日本語の内容っていうのは、
実は誰の話なんていうと、日本人の話じゃなくて白人の話だったわけですよ。
なので、日本人のために書かれている、もしくはアジア人のために書かれている教科書じゃないまま日本に入ってきたので、微線形成っていうのが誤って伝わってきているというのが歴史的な背景にあるところなんですよね。
具体的にどういう風な話なんていうのを今日は解説付きでお送りしたいと思います。
はい、じゃあこちらを見てもらいましょうかね。
はい、微線形成ということでお送りしますが、まず基本的な構造として知っておいてもらわないといけないのが、
この部分、鼻先というところですけども、ここには軟骨が大きく分けて3階建てになっていると思ってください。
1階、大尾翼軟骨。これが鼻先の動く軟骨ですね。
2階、外側尾軟骨。これが割と固めの軟骨ですね。
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3階、これも軟骨じゃなくて骨ですけども、尾骨。
こういう3階建てになっていてですね、1階から3階まで真ん中にビシーンと柱のように走っているのが尾中角軟骨というやつですね。
この鼻先の大きさを決めているのは何なんというと、実はこの1階の部分の赤い軟骨、これが大尾翼軟骨というやつですけども、
こいつがですね、下から見る時にニャンとなっているというのは、もともと海外で言われていた微線形成の適用になる人たち。
要はこの軟骨が開いているから鼻先がでかいやんという話なので、この軟骨を糸で掛けたりとかですね、間を縫ったりしてギュッと寄せてくることによって鼻先が小さくなるよねっていうのが微線形成だったわけですね。
ところがですね、実は微線形成をしなきゃいけない人の大尾翼軟骨という形のバリエーションって色々あったんですね。
グンニャンと大きいのもあれば、この辺で止まっているみたいな、途中で途切れているみたいなのもあれば、真ん中のところがヒニャヒニャって並々になっている。
アジア人なんかここが結構多いんですけども、こういう人がいたり、もしくは鼻先の軟骨が浮き出てパカッと割れている人いますよね。
ああいう人みたいにこう広がってて真ん中がへこんでいるみたいなパターンの軟骨の人なんかもいるわけですね。
そうするとですね、パターンによって先ほどお見せしたような、これが効くパターンと効かへんパターンというのがあるという風に知っておいてもらわなければならないです。
例えばですね、先ほどの軟骨の形を変えるので効果的なパターンというのはこういう人たちですね。
これだいたい皮膚が薄い人が多いんですけど、軟骨が張り出してて皮膚が薄いパターンなので、軟骨の形を変えてあげるとすごく効果的に鼻先のサイズがちっちゃくなってくれますし、皮膚もそれに応じて見た目もきっちり変わってきてくれるんですけど、問題はですね、このパターンの人たちですね。
先ほどお話したようにアジア人で一番多いパターンの大腫瘍軟骨が低形成というか、ヘニャヘニャやったりちっちゃかったりという人たちというのは実はこの軟骨自体でお鼻が大きく見えてるんじゃなくて、皮膚の厚みとかで大きく見えてしまってるというところがあるんですね。
なので例えば軟骨の形を変えてあげてもお鼻があんまり形変わらないというのがあり得るんですよ。
さらにですね、そういう人たちを無理やりですね、糸をかけてできるだけちっちゃくしたいねん、ぎゅぎゅぎゅぎゅみたいな感じでするとですね、微線形成特有の合併症で、パロットビークとかポリービークとかいう鳥のくちばし変形というのがあるんですね。
これはよく見ていただくと正面では細くなった跡なんですけど、ここにニヤって丸くなっちゃってますね。
これがギュッとやることによってこの部分だけが高くなってしまうみたいな変形を起こしてしまうんですね。
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原理としては簡単で、例えば半円形の丸を半分にスパンと切ったような感じをイメージしてもらいますと、
この丸をですね、細く見せたいからといってこっちから見てですね、ギュッギュッと押してやると、当然前から見たら細くなったように見えるじゃないですか。
ところがこれ、この押してるのを真横から見たらですね、ギュッと真ん中のところ押されるとこの部分が当然ギュッと持ち上がってきてしまうわけですね。
これが鳥のくちばし用変形っていうやつですね。
なので、理線形成だけで無理やりやろうと思ってもうまくいかないパターンの人っていうのは、
要はちょっと手術自体に工夫をしていかないといけないということになるわけですね。
例えば、こういう手術された方を見ていただくと、これこっちとこっちどっちが前やねんけど、
パッと見分からへんと思うんですよ。変化あんまり出てないと思うんですよ。
無茶無茶変化してるかって言われると、いや、うーん、マイナーみたいな。
結局こういうのは先ほどお話しているところで言うとこのパターンの人たちなんですね。
こうした違うお花の形を変えていきたいといった場合には、その理線形成だけでは難しいよというところで、
例えば軟骨を移植したりとか、例えば微粒角を触るみたいな他の手術が必要になってくるってことになってくるので、
まずあなたにその手術が適してるかどうかっていうのをきっちり判断してあげなあかんということになってくるわけですね。
で、えっと、なんて言うんでしょう。
例えばですね、簡単なテストの仕方ってのがあって、
コンプレッションテストで言ってですね、お花の先をギュッと押してもらったときに、
このパターンの人たちってお花グニャグニャです。
グニョっとお花沈みます。
で、お花が沈むっていうことは要するに支えが弱くって、支えが弱いってことは軟骨はしょぼくって皮膚が厚いってパターンなので、
このグニャグニャの人たちにその理線形成だけをするっていうのはちょっと考えなあかんよっていうことになってくるわけですね。
はい、ということで、お花ね、その理線形成は基本的な手術の一つなんですけども、
お花の先をちっちゃくしたいってアジア人の中で言うと割とよくあるテーマなんですけども、
それをきっちりと治していくためには、きっちりと適切な診断をして、それに適切な施術をしていくということが重要になってきますので、
皆さんですね、自分でもこうやってセルフチェックしてもらうのもそうですし、
カウンセリングに行った場合にはですね、そこの先生の考えてあることとかですね、
職員に聞いてもらって、これはどうなんですかというふうに十分納得してもらった上で、
手術を受けてもらったらなというふうに思います。
ですかね、理線形成、穴取る流れ、ということで。
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はい、以上です。よろしくお願いします。