2022-10-18 10:50

2021-01-16 - 骨手術の言葉のお勉強。ルフォーってなに?SSROって何?セットバックって手術はあるの?

2021-01-16 - 骨手術の言葉のお勉強。ルフォーってなに?SSROって何?セットバックって手術はあるの?

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今日は、骨の手術で出てくる言葉の説明をします。
いろいろな言葉、専門用語があります。
特に、手術の言葉の説明8選をしていきたいと思います。
音外形勢、胸骨骨切り、輪郭3点、Vライン、ルーフォー、SSRO、ASO
ヘッドバック、パルプンテ、
言葉が難しいですよね。
これを、ちょっとわかりやすく説明していきたいと思います。
まず、音外形勢、これは一つ目からいきますね。
音外って何なのって言うと、
顎の骨の内、この部分、これを音外と言います。
横から見たら、この部分ですね。
この音外の部分を前に出したりとか、短くしたりとか、
前に寄って後ろに下げたりとか、
いろんな形に変えるの、これを音外形勢と言います。
音外、音外、いわゆる一般の方たちがみんな言う、顎って言うんですね。
医学的には顎って言うとですね、
上顎も下顎も全部顎になっちゃうんですけど、
この顎先のここの部分を音外と言います。
なので、この部分の形を変える手術を音外形勢と言うわけですね。
音外短縮とか、音外水平骨切りとか、水直骨切りとか、T字切りとか、
いろんな言葉が出てますけども、
結局この音外の部分の形を変える手術を言っているだけで、
それを掃除して音外形勢術という風に言っているわけですね。
なので、音外の何とか切りっていうのが、
普通の音外形勢よりももっといいものみたいに思うと、
それは全然違います。
結局それはデザインの話になってくるので、
どういう風なデザインで骨を切って形を作るのっていう話と、
骨の切り方そのものっていうのはですね、
実は最終的な形とは全く関係がないので、
いろんな切り方でもいろんな形を作っていけるというようなことになります。
次、2つ目。
頬骨。
頬骨と書いて、医学的には胸骨と言いますけども、
胸骨骨切りという手術ですね。
一般的にここの頬骨が高いって言っているこの部分っていうのはですね、
モデルで言いますと、
この部分。これが胸骨と言います。
胸骨に正式には胎部という体の部分と、
胸骨、胸部という部分があるんですね。
正面から見た時にこの部分が出っ張っているよとか、
前から見てこの部分が前に出ている後ろに下がっているよっていうところが、
この頬骨の問題だったりするわけですけども、
この部分を減らすっていう手術、
要は横幅を減らすっていう手術自体が、
これが胸骨の骨切りという風になっています。
これを合わせて、
三つ目、輪郭三点という呼び方をしていますけども、
三点はですね、頬骨、エラ、顎、
この部分を三つ合わせて、
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輪郭三点と言ったりします。
先ほどの話だと、音外形成が入っていたりとか、
胸骨の骨切りがあったりとかっていうのがあって、
もう一つだから三点の部分がこの部分なんですね。
これがエラ。
科学書くと言いますけどね。
エラの骨切ってもらいます。
1、2、3と。
本当は5、6なんですけどね。
1、2、3、5、6なんですけどね。
え?
1、2、3、あ、4、5やな。
一個増えとる。
だから三点じゃないんですけど、
三点という形をしていますね。
なので三つ目、胸骨三点というのは、
音外の部分と頬骨の部分とエラの部分、
合わせて輪郭三点と言っているわけですね。
次、四つ目。
Vラインって何なの?
っていう話なんですけど、
Vラインっていうのはですね、
要はこの顎のここの形がVライン形成術で
シャープな形になったらいいじゃんっていうところなんですけど、
これは先ほどの話でいきますと、
音外の部分とエラの部分を合わせたところを
Vラインと言っているわけですね。
合わせてVラインの形を作ろうと思うと、
科学骨の外板と言ってですね、
骨が内側と外側で2層でなっているんですけども、
こう見てもらうと、
科学骨の内側の骨と外側の骨が2枚でなっているんですけど、
この2枚のうちの外側を減らすよというのは外板の骨切り。
さらにこの筋肉の部分ですね、
腹筋というのがあったりしますけど、
これも減らしていくというのが全部ひっくるめて
Vラインという話になっているわけです。
はい、ここまでです。
骨切りする輪郭の外側の手術という話になっています。
復習しますと、音外形成、胸骨骨切り、
輪郭3点、Vラインという感じですね。
はい、これで大丈夫ですか?
で、次の5つ目。
ルフォーという手術からですね、ちょっと話が変わってきます。
このルフォーの骨切りというのは何だろうと言うとですね、
ルフォーというのは、正確に言うとですね、
この人はいろんな骨折の形を見たんですよね。
1型の骨折、2型の骨折、3型の骨折みたいな感じで、
いくつか種類があるんですけど、
それを骨切りに応用しているというのが
ルフォー型の骨切り術という総称になります。
そのうち一般的に美容で言う話というのが、
ルフォー1型の骨切り術。
いわゆる刃の付いているところを、
肌の付け根のところからこっち側のところ全部切っていきましょう。
こういうやつですね。
ここがガバガバガバっと動くやつ。
これがルフォー1型の上顎骨切り術という風な手術になります。
このルフォーの骨切り術をすると何ができるのと言うとですね、
この刃の付いている部分が後ろに下がったりとか、
短くしたりとか、回転をしたりとか、
ということができるようになるので、
お顔のこの口元の土台の部分ですね、
これをですね、根本的にいろいろと変えていけるよというのが
このルフォーの1型の骨切り術ということになります。
だからルフォー、ルフォーという世の中で言っているのは、
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正確にはルフォー1型の骨切り術ということになるわけですね。
一方、下顎の方。
これはですね、ルフォーを切ったときに、
例えばこういう噛み合わせの人がですよ。
こういう噛み合わせの人が手術をして、
上顎だけ後ろに下がりました。
ということになりますと、
当然、下顎の方に付いてこなくなっていくことが出っ張りになっちゃうので、
上顎が下がったら下顎も下がらなきゃいけないじゃんとか、
回転したら下顎も回転しないといけないじゃんというのは、
下顎の方の手術に切らないといけないんです。
そうすると、下顎の歯が付いているところを全部切りますという手術は、
これは関節が付いている部分と歯が付いている部分をパカーンと切り離すわけですね。
この部分を分けるのは、
サジタルスプリット、レイマスオステオトミ。
その箇所文字を取って、SSOと言いますけど、
ちょっとややこしいですよね。
もうSSOという言葉で覚えてしまえばいいんですけど、
簡単に言うとですね、
下顎はこれもですね、
タイウという部分とレイマスという部分、
こっちはボディ、こっちがレイマスと言うんですけど、
このレイマスの部分を切っているので、
サジタル縦にですね、
しかも分割するようにスプリット、
レイマスを切ります、オステオトミをほつ切りという意味で、
日本語に訳すとですね、
科学骨、市場分割骨切り術ですごい長い呼び方になるので、
SSROと言ったりします。
要するにやっていることというのは、
この関節のところとこの刃が付いているところを切り離しますよという話ですね。
はい。
なので、このSSROをセットになってくるわけですね。
だからルフォの骨切りというのは5つ目、
6つ目がSSROということになるんですけど、
この2つを合わせてですね、
通常と呼んでいます。
通常、通常って何なの?
要するに日本語にすると、
両顎という意味、両顎、上顎、
上顎、アッパージョー、下顎、ローワージョーと言いますけど、
1個シングルジョー、シングルジョー、2つ合わせて2ジョーみたいな。
なので、通常の手術というのは、
上顎、下顎両方とも手術するというのを2ジョーと言います。
下顎だけ手術をするのがシングルジョーサージェリー、
上顎だけ手術するのもシングルジョーサージェリーと言ったりします。
いっぱいややこしい言葉出てきましたね。
今覚えておられたのは復習です。
ルフォーの骨切り、これ上顎の話。
SSRは下顎の骨切り。
この2つ合わせて2ジョーというわけですね。
一方で、まだ出てくるのはASOという言葉が出てきます。
ASOって何なの?
あれはですね、前歯の部分だけを歯を抜いて後ろに下げるような手術。
これは抜歯矯正と同じようなことを手術でもできるんですよね。
あれがASO。前方分節骨切り術と言います。
めっちゃややこしくなってきましたね。
ASO。
一方でセットバックという言葉が何回も出てきます。
セットバックというのはよく日本人を間違えて覚えてしまってるんですけど、
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口元下げる手術がセットバックでしょっていう話になるんですけど、
その言葉の使い方は合ってるんやけど、
セットバックというのは実はルフォーのセットバックとASOのセットバック、
SSROのセットバックみたいにですね、
移動する方向を表すのがセットバックという話なんですよ。
なのでセットバックという言葉自体に特定の手術を表す意味はないんですね。
なので手術の術式としてはSSROなんですかとかASOなんですかって話で、
じゃあ動かす方向はセットバックなんですかとか、
もしくはインパクションっていうのを短くするんですかとかっていう話が出てくるわけです。
難しいですね。難しいですね。
まずですね、皆さんがベースの知識として覚えておいたらいいのは、
この外側の輪郭を触るおとがい形成、肛骨骨切り、Vラインの3点の手術、
さらにこの上顎を触るルフォーの骨切り、ASO、
さらに下顎を触るSSRO、下のASOみたいな感じで覚えてもらったらいいのかなと思います。
はい、たくさんいろんな用語が出てきましたけども、
骨の手術を考えている方は少なくともこういった言葉がある程度わかるくらいまで
知識の量を増やしてもらうのがいいのかなというふうには思っています。
一つの手術をする前の試験みたいなものですね。
なのでお勉強ぜひしてみてくださいね。
以上です。じゃあね。See you.
必ず光射すから
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