2022-10-18 06:06

2021-01-15 - ★骨の手術で失敗してしまう6つの理由

2021-01-15 - ★骨の手術で失敗してしまう6つの理由

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今日は骨の手術のお話をしたいと思います。
骨もいろいろな手術があるんですけども、骨の手術で失敗してもたみたいなことってやっぱりあると思うんですよ。
大きな変化を求める手術だけに、大きな失敗になってしまいますので。
このパターンですね。これは患者さんの理解もそうだし、外科医の方もそうなんですけども、この落ちりがちな骨の手術の失敗の原因ですね。
これについて6つ、今日ちょっとお話したいと思います。
まず1つ目、これは冗談みたいな話なんですけど、骨の手術をするのに、手術をする前に骨をちゃんと見てない。
これがあります。すげーなんて思うでしょ。
いまだにこの時代、いろんなテクニカルなものが進化しているので、いわゆるレントゲン、正面と側面のレントゲンだけで手術している人達っているんですよ。
えーと思いますけどね。CTっていわゆるスキャンで3次元を見たりとかできるんですけど、そのCTも起こらずにレントゲンだけで見るっていう人がいて、これが匠の技やとかいう話になるんですけど、
実際はですね、2次元何をしているかというと、3次元の構造を透過像というところで全部光を通して後ろに映し出しているので、3次元を2次元の形に映しているんです。
だから左右の形の違いとか、小さな凸凹とかっていうのは見えない。さらに小さな穴とかも見えないんです。
なので少なくともちゃんと骨を見ようと思うとCTは取らないといけないんですけど、CTを取るだけでも手で触ってわからないので、通常は骨の手術をする前にこうやって3次元の実体模型を作るんです。
これを見ていただきますと、これ実際に患者さんのCTデータから作っているものですけど、神経が出てきている穴とか、よく見ていただくと刃の状態の左右差があったりとか、中のこんなところがボコッと盛り上がっていたりとかですね、神経がここから出てきている脳とか、いろんな形が見えているんですけど、
こういうふうな細かい骨の状況というのをちゃんと実際に把握しないとですね、実際の手術のデザインとかというのは引けないところになってくるわけですね。なので、いわゆるその決まった形を決まったように手術をするというのではやっぱりその仕上がりを調整していくというのはすごく難しくなってくるので、
まずはこの骨をですね、ちゃんと見ないといけませんよというのが、若い外科医なんかは特にそうですけども、意識した方がいいかなというところが一つ目ですね。
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二つ目、これは一つ目からも影響してくるんですけど、骨の手術のデザインには間違えているというのがあります。
どういうこと?
いわゆる例えば、頬骨の骨切りというデザイン、いろんな形のデザインがあるんですけど、そのデザインは何々法、何々法という名前がついたりするんですけど、実際はですね、患者さん一人一人のデザインが変わるんですよ。
なぜなら、骨の形が一人一人違うし、何だったら右と左でも骨の形が違うから。
なので、その患者さんの骨の状況に合わせてデザインというのを調整していかないといけないんですけども、
例えばレントゲンだけで、先ほど話しているところのレントゲンだけで評価をしていると、開けてだいたいこんなもんやろうというイメージだけで進んでいってしまっているので、
例えば何ミリ切除します?3ミリと4ミリとか左右差をつけたりとかですね、3ミリと3.5ミリとか微調整をするのは難しいですね。
3ミリやったら3ミリ、君打ちで取りますみたいな話になってくるので。
なので、その意味で骨のデザインというのが正しいモデルの形、骨の形が分からないとデザインが引けないので、
そもそもデザインが間違っていると当然仕上がった形に左右差が出てしまったりとか、イメージしていたような変化というのを作れないということが起こります。
これは2つ目。
で、3つ目。
これはですね、軟部組織といってですね、骨の上に乗っかっている柔らかい組織のことを考えれていないという問題があります。
これどういうことかというとですね、
一応そのCTのデータを取らないといけませんよといったのは、骨の状況を把握しましょうという話なんですけれども、
実はですね、人間の顔って右と左で脂肪の量が違ったりとか、皮膚の長さが違ったりとか、柔らかい組織そのものにもやっぱり左右差があるんですよ。
なので、骨の手術をする際にも、実はこの表に乗っかっている柔らかいところの組織のことも考えて骨のデザインというのをしていかないといけないので、
柔らかい組織のことを考えていないからこそ、骨の手術のデザインが正しく引けないということも起こる可能性があります。
なので、この前半3つを見てみてもですね、結局のところちゃんとした診断ができていないということになってくるわけですね。
骨の手術をするんだけども、骨の状況を正しくする、そして柔らかい組織をちゃんとする、その上で正しい骨のデザインを引いてくる。
この3つというのは前半のとおりですね、すごく大事なポイントになってくるわけです。
ここを抑えるだけでも全然失敗というのは減ってくるかなと思います。
後半3つに関してはですね、手術のときの困難の話になってきますけども、
プラン通りに手術ができなかったりとか、想定外のことが起きたときにどうするのとか、骨が動いた後の周りの組織の変化についてちょっとお話していただきたいと思います。
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以上です。じゃあねー。
ご視聴ありがとうございました。
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