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はい、おはようございます。それではですね、今日のご質問に答えたいと思います。
小さいウサギさんからのアルカミドの質問をお答えいただきありがとうございました。
輪郭手術をすると、焦げた時に当たり所が悪く顔の骨が骨折する確率は手術前と比べて高くなりますか?よろしくお願いします。
ご質問いただいてます。ご質問ありがとうございます。
えーとですね、これは時期にちょっと分けないといけないと思いますけども、
例えばお顔の手術をしてですね、手術してまだ間もない頃っていうのはですね、
チタンプレート等で固定をされてるっていう部分がですね、まだ骨と骨がくっついてないんですよね。
だいたい6週間くらいから骨の再生というのが始まってきて、
で、だいたい半年、1年見ればまずほぼ骨と骨がくっついてるという状態になっていきます。
で、この骨の代謝も人にはもちろんよるんですけども、
その骨同士がくっついてくるまでの間っていうのはチタンで何箇所か止めてるだけなので、
全体の骨の強度という意味でいくと少しやっぱり弱くはなってます。
で、チタンのお話はいつもするように骨よりもチタンって強いんですよね。
なので、実はあのぶつかって壊れるとか何か起きるときにチタンが折れたりとかっていう話じゃなくて、
チタンが止まってる骨の方が割れたりっていうのはあります。
だから、手術してからいわゆるコンタクトスポーツですね。
顔をバーンってぶつけるラグビーとかですね。
っていうのは、強い衝撃に関しては半年間まず気をつけてくださいねっていうところにはなってくるわけですね。
一方で、もう時期がしっかりと経ってばっていといてですね、
チタンプレートを取れますよと。
これは施設によっていつから抜きますっていうのは違うんですけど、
半年ぐらいで抜くとこもあれば1年ぐらいかけて抜くとこもあるんですけども、
チタンを取るっていう前提はですね、
やっぱりもう骨同士がくっついてるからチタンって取れるんですけど、
なので、チタンを取れる状況になっていると骨はもうくっついてますよと。
ただ、じゃあこれが手術する前と比べて同じだけの強度があるかというと、
やっぱり骨も代謝といってですね、生きてます。
作る骨の細胞、増骨細胞といいますけども、
プラス、破骨細胞、骨を潰す側の細胞。
これがですね、実は作るのと壊すのをバランスしながら、
骨っていうのは代謝して生きてるんですね。
この繰り返しをしながらですね、
安定した状態に向かっていくんですけど、
炎症反応全般でいうところでいくと5年ぐらい動いてるって言われてます。
ずーっと変わっていってるよと。
一つ知っておけばいいことなんですが、
例えば足の骨折とかあるじゃないですか。
ギブス固定をするでしょ。
あれなんかは、昔は直接骨を止めるプレートとかスクリューっていうのがあまりなかったから、
骨が折れたところはですね、動かないようにギブスを巻いて、
骨と骨の間に下骨といって治る細胞が出てきてですね、
だんだんと骨になってきて、
ギブスをオフするのが6週間とか2ヶ月とか、
いろんな場所によってそういう風に決まってるわけですけども、
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あれなんかは要するに、骨折れたところはですね、
別に何もしなくても治ってるよってことなんですよ。
しかもですね、面白いことに、
最初ですね、骨折をした部分っていうのは他の部分よりも太くなります。
で、一旦太くなったやつがですね、
これが先ほど言ってた代謝でだんだん縛ってくるというような変化をしていきます。
で、この破骨細胞増骨細胞の話でいきますと、
要は人間の体って偉くって、
使う部分に関してはちゃんとした強さをまた作ろうとして作り直していくんですね。
リモデリングといいますけど。
なので、力がかかる部分に関しては、
どんどんどんどんまた骨の強さをもらってきますよっていう感じ。
これがですね、一番顕著なところでいきますと、
刃。
刃ね。
刃を支えている思想骨っていうのがあるんですけど、
これは、えっとですね、
手術する方の方ですけど、
この刃があるところの上にここに骨がありますね。
これ思想骨っていう骨ですけど、
刃が抜けると、この思想骨はどんどんどんどん痩せていきます。
つまり、力がかからなくなっていくので、刃が抜けちゃうと。
これは力がですね、刃がバンバンバンバン噛まれることによって、
当たっていって骨に刺激が加わるから骨っていうのが維持されていくんですけど、
刺激が加わらなくなると、どんどんどんどん痩せていくという風になっていきますので、
基本的に普段の生活の中で使っているところに関しては、
ちゃんとした強さに戻っていきます。
一方、愛用性症候群ではないですけど、
使わなくなっていきますと、どんどんどんどん弱くなっていきますので、
お顔の輪郭の手術で言いますと、
大体みなさんお顔使ってますから、
しゃべりますし、食べますし。
なので、そういう意味では、一定の期間ですね、
日常生活気をつけていただければ、
手術する前に比べて骨折しやすくなっているかというと、
そんなリスクがないよというようなことをお伝えしていますね。
もちろんあれですよ、
手術してなくても骨折するような力がかかるやつ、
交通事故にバーンって当たりました。
自転車で転けてハンドルがガーンって当たりましたとか、
そういうふうな骨折を起こす人ってありますので、
それは日々の生活を気をつけてくださいね。
ということで、手術をした後、骨がどういうふうに治っていくの、
治っていく間のその時期についてちょっとお話しました。
参考にしてみてください。以上です。
じゃあね。