2022-11-19 08:17

2022-08-30 - ④やまぐち先生×ハッシー先生コラボ解説!鼻中隔延長で使用する移植材料について(肋軟骨編)

2022-08-30 - ④やまぐち先生×ハッシー先生コラボ解説!鼻中隔延長で使用する移植材料について(肋軟骨編)

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次回軟骨、微中角軟骨、そして今、肋軟骨の話になりました。
肋軟骨先生、何ですか?
肋軟骨は、もともと胸郭、胸の形っていうのは、胸骨っていう真ん中の肩と肋骨、この横がここの肩ですね。
それを繋ぐ軟骨成分、肋軟骨、この辺ですね。
もちろん、呼吸をするので肋骨が動きますから、その軟骨があることでそこがよく動くようにできている。
ジョイントみたいな感じですかね?
バッパーを押して動きやすくなってるよっていう、この遊びの部分を作ってるのが肋軟骨ってやつで、
左右全部で何本あるんだろう?
12本。
要は材料でいうと、持ち上がるよねってやつですね。
そうですね。
12本取ることはあんまりないけども。
できちゃダメなんですか?
そうですね。
取ったらだんだん呼吸器が落ちていきます。
あれです。
何本取ったらいきませんの?
えーとですね、僕が最大取った人は肋骨骨炎とか肋骨骨炎とかは何本取ったんだろうな。
あれはでも7本ぐらい取ってます。
一般的に言うと3本分の骨折するといわゆるフレルチェストっていう呼吸器が落ちるって言われてるけど、
実際は心臓の手術の後とかで取らないといけないケースとかがあって、
その場合は割とたくさん取ってるから、たぶん大丈夫なんですけど、
普通の美容ではそんなに取らないから。
言って、あれでしょ、この鼻の手術で取るのは1本だけですもんね。
1本だけ。
しかも取るのもせいぜいこんなもんですよ。
呼吸機能にはまず影響がないからね。
問題はないと思います。
取るのはだいたい胸の真ん中ぐらいですね。
一般的には5番から7番、上から数えて5番目の断骨から7番目の断骨で取るというような形になります。
取る時の傷はだいたいリズムマスメソッドでは何重ですか?
これはうちのこだわりというかですね、
普通は6軟骨を取るのに一般的には3㎝、4㎝で普通に切っちゃうんですね。
なぜかというと中を展開というと広げていくのに筋骨という道具が入らないといけないから、
胸のところに3、4㎝の傷があると包協したみたいな傷に見えちゃう。
しかも結構傷跡に見えちゃうから、僕はそれが嫌で、
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6軟骨の太さ分しか基本的に切らないです。
なので一番小さいといわゆる14㎜、15㎜であります。
マックス切ってだいたい2㎝までですね。
その軟骨がすごくぶっとい方は最初17㎜とかでアプローチしていても軟骨が出ないということがあって、
その場合には2㎝まで切ることがありますけれども、
2㎝までの傷だと、包束して小さく塗っちゃうと2㎝以下の傷の長さになるから、
パッと見は小さなホクロを取った跡みたいになるし、
包協した傷にはまず見えないことがあります。
これを叶えるのには、実はクルクルリトラクターという、
これはマジで世界の学会で発表しようと思って、
コロナの前だったからね、国際学会にしようと思って、
それこそ省力を乗せたクルクルリトラクターですね。
これね、日本中でみんな美容医科使ってますよ。
パクってるから。
教えたから。
クルクルリトラクターといって、中にパッと広がって、
小さい傷なんだけど中が見えるよみたいになっている、
そういう道具を簡単に作れるんですよ。
これを開発しました。
なので、小さい傷でも中はしっかり見えているし、
出血してもきちんと止血できるみたいな状態になっています。
うちの傷の大きさはかなり小さめにとっているということですね。
ということで、傷ができるというデメリットも最小限にしているということですね。
その肋骨を取って微中角延長をすると何ができるのかというお話ですけれども、
一つ目は材料がたくさんあるので、
もちろん延長量も、延長量というと何かあるんですね。
鼻先をどこに移動させるのかという自由・自在度が変わってくるんですね。
ということと、あとは肋骨自体にある程度の強度があるので、
例えば微中角軟骨が曲がっていて弱いみたいな方に対しても、
しっかりとした強固な支えを作ることができるんですね。
というところが肋骨のいいところです。
修正手術になると特にもともとの構造が大きく壊れていたりすることが多いので、
土台からしっかり作り直すという意味では肋骨の手術が多くなっていくような印象がありますね。
肋骨というのは最強の素材で、しかも鼻から素材を取らなくてもいいじゃんという話になるから、
ある意味一番安全な鼻の手術の素材ではあるんだけれども、
特性として別のところを切らないといけない。耳と同じですね。
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他のところを切らないといけないよという問題が一つあるのと、
あとは素材的に繊維の方向というのは結構あるんですよね。
肋骨の場合は最強の素材なんですけれども、使い方がすごく重要で、
どういう風にそれを使いこなすのというのが重要だったりしますね。
そこを慣れていないと、逆に肋骨で使った方が時間が経つ方が似合って曲がったりとか、
昔なんかは肋骨を固めてこの辺に入れるみたいな手術があったんですけど、
大きく曲がるんですよね。最初真っ直ぐに向いても大きく曲がるというワーピングというのがあるから、
そこは気をつけないといけないですね。
あとは肋骨でいくと、絶対肋骨を使わないといけないケースというのも
みんな覚えておいたらいいと思うんですけど、基本的にその方がいいだろうというパターンでいくと、
まず一つ目はシャビですね。さっき言ってた曲がりが強いやつ。
曲がりがむっちゃでかい人というのは、基本的になんで曲がっているのかというと、
骨の成長と軟骨の成長が一致していないパターンが多いんですよ。
だから骨が成長するときに後ろから軟骨が成長するのを押していて、ぐにゅっと押すと、
前から見るとこう真っ直ぐ成長したいんですけど、もう頭をぶつけてるからですね。
ぐにゅって横に曲がっているパターンが多くて、そうすると中の歪みが結構あって、
そういう方の場合は、そもそも曲がっている微中角軟骨に何か素材を移植して作っても、
曲がった骨になっちゃうから、結構直すのに形を変えないといけない。
なのでそういう意味では材料がたくさん必要になってくるから、
シャビが強い方というのはろく軟骨を使わないといけないというのが一つ目。
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