薬学生の空きコマ、日々と未来を照らすラジオ。この番組は、勉強やバイトで忙しい薬学生に癒しと刺激をお届けするポッドキャストです。
元気薬学生が日替わりでお送りします。水曜日はキニナルをフカボリ、学生が気になるとある活動を一つ決め、盛り下げていく期間限定番組です。
こんにちは、薬学生3年生の藤ちゃんです。
同じく薬学部6年生のカズです。よろしくお願いします。
このキニナルをフカボリでは、薬学生のちょっと気になるをテーマに毎回一つの活動や取り組みをじっくり深掘りしていきます。
今回は独立解局成功塾についての2回目の回です。
前回はこの塾を主催されている加納さんに、塾の目的や学べること、そしてどうしてこの塾を始めたのかっていうところの思いについてお伺いしました。
私自身、薬剤師として修行した先で、是非入塾させていただきたいなと思っていた場所だったので、改造度が上がったなという印象だったんですけど、カズは前回の話を聞いてみてどうでしたか?
塾を始めたかっこいい思いだったりっていうのを聞けて、すごく興味がわきましたし、なんか次のビジョンみたいな、今回は聞けるみたいな話があったと思うので、楽しみにしています。よろしくお願いします。
では、そのカズ君が言っていた続きを伺っていきたいなと思います。
10年続けてこられた中での気づきだとか、変化だとか、そして実際にやってみて感じた手応えみたいなところをお聞きできたらなと思っております。
ゲストは引き続き、6立会局成功塾を主催されている加納佑介さんです。よろしくお願いします。
こんにちは、加納です。もう2回目なんで、お願いします。
少しちょっと学生さんとも仲良くなれたかなと思ってるんで、2回目、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
実際、加納さん、この間は初めての収録だったと思うんですけど、振り返ってみてどうだったんですかね。
いや、実はなかなか、正直塾のことをこんだけ振り返って聞かれることってあまりないんですよ、実はですね。
なので、私自身も本当にこう振り返りながらしゃべるっていうのって、なんか懐かしいなっていう思いと、こういうのって結構整理してしゃべるので、忘れてた内容とか含めて。
で、こういうこと確かに考えてたよねっていう、改めて思い出したり気づきがあるので、私自身もこれから塾まだ続いてますし、今後どうやっていくかっていうのを考えるところの一つの振り返りになったんで、非常にいい時間になりました。ありがとうございます。
めちゃめちゃ嬉しいですね。
2人のおかげです。
こちらこそありがたいです。
では、最初に前回に引き続いてですね、いろいろ話をお聞きしていきたいんですけど、これまで塾を通して関わってきた卒業生の方々についてもお聞きしていきたいなと思っていて、実際どんな方がいらっしゃいましたか。
そうですね、一応こう今11期目になるということで、100名ほど卒業生がいるっていうのはお伝えしてるんですけど、本当に正直一人一人に個性があるので、全てを一括りって難しいんですけど、私始めた当初の頃っていうのは、やっぱりこう私自身も無名というか名も無きもので、こういう塾とかセミナーを始めるよっていう説明をするために、
SNSとかでもいろんなブランディングを考えながらやってたんですけど、結局何かっていうと、私自身が元MRで薬剤師に転職して薬局経営者になったっていう経歴の流れなんですけど、そんな中で結構MRしてる方の転職ってそんなに正直めちゃくちゃ多いわけではないんですけど、
中には結構MRから薬剤師免許あるので薬剤師に転職して、MRって結構活動的とか営業職でもあるので、そうやってお医者さんとか含めてそういうところとのコミュニケーションが強い方が多いから、結構独立してる方も実際多かったんですよ、その頃もですね。
だからそういう意味でも、結構ターゲットを絞ってMRから薬剤師になるような方とか、現役のMRの方でも薬局経営のことを知りたい人もいるかなとか、実は結構ターゲットを絞って案内実は始めをしてたんですよ。
早そうなんですね。
そう、だからそんなこともあるので、立ち上げ当初は実は結構MRの方とか、MR辞めて薬剤師として働いてる方で、それで独立したいなと思ってる方とかですね、結構属性絞った方が多かったっていうのが実はあります。
じゃあその100人の中でもMRの人は割と多い感じなんですか?
そうですね、時間軸で見ていくと、やっぱり初めの頃って1期、2期、3期とかはMR、元MRの方が多いっていうのが事実なんですよ。
で、さらにそこからね、当たり前ですけどもっと幅広く来てほしいし情報を知ってほしいなっていうのがあったので、今もやってるんですけど、一応メルマガっていうんですかね、学生さんで今わかるかな、LINEじゃなくて、
メールでね、今だとLINEステップとかってよく言うけど、登録とかしてもらったら毎日LINEが届くよとか、いろんなキャンペーンあるじゃないですか、それのメール版みたいな、一応メルマガっていうやつなんですけど、
知らなかったです。
簡単に言うと、こういう薬局への情報を個々のサイトでメールアドレスを登録してもらったら、
じゃあ一応毎日薬局へ情報が届くよみたいな形で、10日間無料で届くようなメールマガっていうのを私自身も情報発信のために、活動の中で、Xとかツイッターの活動の中でそれを発信したりとかしてたんですね。
で、こういうのってマーケティングの中の手法の一つにはなるんですけど、太くて多数の方に見てもらう内容にはもちろんなるんですけど、やっぱりね、メールの内容っていうのは私自身もそのある程度はね、こういう人に呼んでほしいなみたいなイメージで文章を書くわけです。
なるほど、なるほど。
で、そのターゲットにしようと思ってた方がどんな方かっていうのを、僕自身が描いてたのが、ちょうど僕30の時にMR辞めて薬剤師に転職したんですけど、その頃のね、自分に向けて一応文章を書いてるんですよ。
あなたこんなんで困ってますよねとか、30代の時の僕に向けて。
めちゃめちゃ面白いですね。
で、一応そんな形で書かせてもらったっていう。
仲間探しみたいな感じも、なんかニュアンス的にはそんな感じであったりとか。
そうですね、おっしゃるというか、僕の言うとおりで、だいたいそのぐらいの年代になると、まあよく言うね、一般的には30前後で、まあ人生で言うと結構結婚のタイミングだって言われてたりとか、
まあ社会人になっても20代で仕事を慣れてきて、じゃあこのままこの会社で頑張るのか、転職とかしてまた次で頑張るのかとかって、だいたい20代から30代に変わるときって結構誰もが人生に一つ悩みを持つ時期でもあると思うんで。
だから一応そういう方がちょうど一つの趣旨として独立とか薬局経営っていうのも考えるようなタイミングっていうのはあるだろうなというのもやっぱり想定しながら。
で、それでメルマが書いたらですね、やっぱりこれって面白いんですけど、マーケティングと本当、その結果で僕はマーケティングが面白いなと本当に勉強するようなきっかけになったことでもあるんですけど、
やっぱりそういうメルマが出すとですね、塾もやっぱり30前後の人がめっちゃ集まってくるんですよ。
へえ、そうなんですね。
そう、共感性を生むのってやっぱりターゲットを決めてこういうような情報発信っていうのって結構そういう年代のことを書いてるとそういう方に刺さるっていうのがやっぱり事実あるので。
っていうのがあって、ちょっとどんな人がいるって話からちょっとね、少し発展しちゃいましたけど、やっぱり一般的には30前後のある程度薬剤師になったりとか社会人になって、
で、そっからいろいろこう仕事した上で、じゃあ自分自身で次何したいかっていうとこの一つに独立っていうキーワードがあって、
じゃあどうやってやればいいんだろう、こんなあるわ、行ってみようみたいなっていうのは多いです。
そこもくくりが一番多いかなとは思います。
もちろんね、30前後だけじゃなくて、中にはね、50代の方とか結構務めされて、早期退職だったりとか、
やっぱり自分自身の人生振り返って、最後のチャンスというのはちょっと失礼ですけど、最後一花咲かすみたいな形で、
そんな中で一応僕より年上の方にはなりますけど、そういう方はほんと謙虚だなと思いますけどね、
本当に自分自身の年齢、僕より上の先輩にはなりますけど、塾ではお世話になりたいんでよろしくお願いしますっていう謙虚で入ってくれる方がいたりとか、
本当にいろんな方がいるなと思って思い出してくる最中です。
実際そのお話聞いてみると、本当に社会人としてのセカンドステップからラストチャンスまで幅広い方がいらっしゃるなと思ったんですけど、
今10年経ってちょっとずつ正直薬局業界ってどっちかというと徴財報酬が下がったりとか、
外部環境っていうのは厳しくなって、
独立を目指す方がちょっとずつ減っていくんじゃないかなっていうような想像はしてたんですよ。
だから毎年毎年やるんだったら早くやったほうがいいし、
先行者利益っていうもので、
やっぱり薬局ってこうやったから明日患者さんめっちゃ来るっていうわけじゃないんで、
毎日毎日日々のことを地域でやってるから、
1年2年3年かけて患者さんたち地域の方がその現場にいる薬剤師のことを覚えてくれて、
信頼関係できて、
その先万が一残念ながら病気になったら薬局行こう薬剤師さんに会おうみたいなで来るっていうビジネスモデル。
早くやったほうがやった分だけやっぱり先行者利益はあるものにはなるんで、
そういう意味でやっぱりちょっとずつそういう独立を目指す方って減るんじゃないかなっていうのはちょっと思ってはいたんですけど、
ここは大いに予想を裏切ってるのかなっていうのは感想としては思ってます。
結構開業を目指してる人が増えてる?減ってない?
そうなんです。これってね、統計上非常にもちろん分かりにくいしっていうことで、
シンプルに僕自身の活動がこうやってある程度形になってきてるんで、
知名度が上がってるんで、こうやって来てくれる方が増えてるっていう見方もできなくはないし。
確かに確かに。難しいですね。
ただ、やっぱり情報はかなりオープンになってるし、
社会的に見てこういう若い方の独立というかフリーランスで働くとか、
多分働き方の多様化っていうのは今後もますます増えてくるだろうとは想像してるから、
そういう意味で薬剤師の働き方っていうところに独立、フリーランスで働くとか、
いろんなそういう働き方っていうのは今後も多分需要が増えるというか増えていく方かなっていうのは、
今の僕は思ってます。
その働き方の選択肢が増えてるなっていうのは確かに思うところで、
今後ちょっと前の話に30代過ぎくらいからこのままでいいのかなみたいな話があったように、
僕が今この学生でこの話聞けたことがすごく嬉しかったです。
将来こういうことあったなみたいなのを思い出せたら思い出せるように今しっかり聞いてみたいと思います。
ぜひぜひそう思ってほしいとは思いますね、学生さんって。
やっぱりこれからイメージ的には1個の会社に入ったら長く働いてみたいなんていうのってあるけど、
本当に今の時代って1個目の会社が経験で次の会社で次の経験してとか、
3つ4つやりながら、じゃあ自分はプライベートでこういう活動をしてとかっていうのが当たり前な時代だから。
だから本当にちょっと昔の1個の会社で30年40年退職金もらえるまで頑張るみたいなっていう価値観は相当なくなってるかなっていうのは思います。
話を開業のほうにガッツリ戻しちゃうんですけど、
それこそ今時だと結構訪問のほうを強めにやってらっしゃる調材役局さんとか増えてきたり、
オンラインっていうところを強めにしてるところが増えてたりするじゃないですか、
実際塾をやっていて、そこら辺の目指してるものの違いとかの変化って出てきてますか。
いい質問ありがとうございます。
本当におっしゃる通りで、やっぱり10年前と比べて、
その独立の仕方、希望、やりたいことっていうのは増えてきてるっていうのは事実だとは思います。
一応塾なので、基本的なことというか、
系としてセオリー的なものをまずは知ってもらいたいっていうのもやっぱりあるので、
塾の中で訪問系、在宅系の専門の役局とか、オンライン専門の役局とかって、
ある意味先進的で新しいイメージがあると思うんですけど、
当たりますけど、それをやるには結構なハードルがあるし、
やっぱり新しいことをするっていうのは壁が障壁があるとは思うので、
だからそこに対して、すごい全てやるべきっていうような感じで伝えてはないんですけど、
やっぱり土台としてしっかりとした経営としての収益性を持った上で、
その中で自分自身がやりたい在宅だったりとかオンラインのこととかっていうのをやっていく方が、
バランス的には一番いいかなとは思います。
そこに関しては、塾だとかっていうのは伝えているというのは事実ですね。
加納さん的に見て、やはり土台っていう部分は、
その一般的な庁材役局が土台だっていう感じですかね。
そうですね。まずそこって、やっぱり屋台ボーナスというか、収益源の1つにはやっぱりなると思うので、
よくね、僕、メンの役局ってよく言ってわかるかな、メン役局っていうのは。
門前っていうような形でね、クリニックとか病院がないところで、
地域のためにその管理者さん、いろんな地域から処方箋を持ってきてもらってみたいな。
もちろんそれって国の掲げるビジョンでもあるし、非常にいい活動だし、いいと思うんですけど、
結論はやっぱりメンの役局で経営するって、やっぱり理想と現実があって、
もちろん集客っていう面でもやっぱり苦労するっていうのはもちろんあるだろうし、
なかなか学生の方でイメージしにくいと思うんですけど、
いろんな病院の処方箋が集まるっていうことはもちろんいいことなんですけど、
その分イコール在庫って薬の在庫はめちゃくちゃ増えていくわけなんですよ。
難しいですね、そこは。
で、予測在庫もしにくいわけですよ。簡単に言ったら次来てくれるかもわからないしね。
ってなっていったら、どんどんどんどん役局の在庫だけが増えていって、不動在庫というのが増えます。
ってなってくると、本当に薬局経営の根幹になるところっていうところで、
一番つまずきやすいファクターなんですね。
だからその理想としては非常に大事なんですけど、独立、個人、あまりお金がない状態でそれでやってしまった。
思っているほど患者来てくれない、在庫だけ増える。
で、発揮しなきゃいけない薬が増えるっていうすごい悪循環の経営になる可能性もあって。
だからやっぱりこういうのって、地域の中で別に病院さんの隣で薬局をやったからメイン薬局できないわけじゃないじゃないですか。
だからきっちり収益源もあるような薬局っていうのを持ちながら地域でメインの薬局やったり在宅やったり、オンラインやったり、
ちゃんときっちりそういうのをシナジー持てるようなふうにやっていくっていうのがセオリーかなとは思いますよね。
やりたいことを持っていることはもちろん大事なんですけど、それ以外の基本的なことを学べるみたいなそういうことなんですかね。
そうです。めちゃくちゃ大事だと思います。
やっぱりもちろん1個に特化するっていうこともブランディングとして非常に大事だし、
別にそこに関しては全否定するつもりはもちろんないですけどね。