1. 薬学生の空きコマ~日々と未来を照らすラジオ~
  2. 【水曜#3-2前編】行動力だけじ..
2025-08-20 26:21

【水曜#3-2前編】行動力だけじゃ薬局はつくれない。挑戦の裏にある現実と「10年間の気づき」〜キニナルをフカボリ〜

▼今回のトーク内容

2回目ゲストも、主催者でありケイファーマ代表の 加納裕介さん/塾立ち上げ時のエピソード。MRからの転身者たち、そして今増えている挑戦者の背景とは?/理想だけでは語れない、薬局経営の「現実」に触れる時間/突っ走るだけではダメ。だからこそ「相談できる存在」と「基本を学ぶ場」が必要/行動力・人生の選択・薬局経営の裏側まで。10年の歩みから見えてきた「挑戦を支えるもの」に迫ります

▼番組概要

「薬学生の空きコマ ~日々と未来をつ照らすラジオ~ powered by YakumiLab.」

勉強にバイトに研究に、忙しい薬学生へ、癒やしと刺激をお届けするべく、現役薬学生が日替わりでトークを展開する、ニッチでディープなPodcastです。

隔週月曜・水曜・木曜朝6時配信

月曜日: 「勉強がちょっと楽しくなるラジオ〜日常にひとさじの薬学を〜」

水曜日: 「キニナルをフカボリ」

木曜日: 「夕暮れの道標(みちしるべ)~薬学5年生の学びと気付きのラジオ~」

ゲスト:加野裕介さん ⁠⁠https://x.com/d_k_s_j_kano?s=21⁠⁠

▼水曜MC

ふじちゃん(薬学部3年生) ⁠https://x.com/yukifstudents?s=21⁠

かず(薬学部6年生)⁠https://x.com/heiheiho_hoihoi?s=21⁠

▼お便りフォーム(質問・感想・メッセージはこちらから)⁠https://forms.gle/WCzcXtJhdnKiBY3e8⁠

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▼プロデューサー

伊藤希美 ⁠https://x.com/nozomi_itoh⁠

▼YakumiLab.については⁠https://yakumi.space/⁠



サマリー

このエピソードでは、薬学生を対象とした「独立解局成功塾」に焦点を当て、設立から10年間の気づきや経験を加納さんが語ります。薬剤師への転職や独立のためのマインドセット、マーケティングの重要性についても触れられています。薬局業界の現状や独立を志す人の増加について、過去10年間の変化と課題が議論されています。特にMRの減少や情報のオープン化、新しい働き方の多様化が影響していることが語られ、薬局経営における収益性の重要性が強調されています。経営における行動力の重要性とその裏にある現実についても議論されます。在宅薬局やM&Aの話から、成功するためには相談相手や学ぶ姿勢が必要であるという気づきが得られます。

独立解局成功塾の紹介
薬学生の空きコマ、日々と未来を照らすラジオ。この番組は、勉強やバイトで忙しい薬学生に癒しと刺激をお届けするポッドキャストです。
元気薬学生が日替わりでお送りします。水曜日はキニナルをフカボリ、学生が気になるとある活動を一つ決め、盛り下げていく期間限定番組です。
こんにちは、薬学生3年生の藤ちゃんです。
同じく薬学部6年生のカズです。よろしくお願いします。
このキニナルをフカボリでは、薬学生のちょっと気になるをテーマに毎回一つの活動や取り組みをじっくり深掘りしていきます。
今回は独立解局成功塾についての2回目の回です。
前回はこの塾を主催されている加納さんに、塾の目的や学べること、そしてどうしてこの塾を始めたのかっていうところの思いについてお伺いしました。
私自身、薬剤師として修行した先で、是非入塾させていただきたいなと思っていた場所だったので、改造度が上がったなという印象だったんですけど、カズは前回の話を聞いてみてどうでしたか?
塾を始めたかっこいい思いだったりっていうのを聞けて、すごく興味がわきましたし、なんか次のビジョンみたいな、今回は聞けるみたいな話があったと思うので、楽しみにしています。よろしくお願いします。
では、そのカズ君が言っていた続きを伺っていきたいなと思います。
10年続けてこられた中での気づきだとか、変化だとか、そして実際にやってみて感じた手応えみたいなところをお聞きできたらなと思っております。
ゲストは引き続き、6立会局成功塾を主催されている加納佑介さんです。よろしくお願いします。
こんにちは、加納です。もう2回目なんで、お願いします。
少しちょっと学生さんとも仲良くなれたかなと思ってるんで、2回目、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
実際、加納さん、この間は初めての収録だったと思うんですけど、振り返ってみてどうだったんですかね。
いや、実はなかなか、正直塾のことをこんだけ振り返って聞かれることってあまりないんですよ、実はですね。
なので、私自身も本当にこう振り返りながらしゃべるっていうのって、なんか懐かしいなっていう思いと、こういうのって結構整理してしゃべるので、忘れてた内容とか含めて。
で、こういうこと確かに考えてたよねっていう、改めて思い出したり気づきがあるので、私自身もこれから塾まだ続いてますし、今後どうやっていくかっていうのを考えるところの一つの振り返りになったんで、非常にいい時間になりました。ありがとうございます。
めちゃめちゃ嬉しいですね。
2人のおかげです。
こちらこそありがたいです。
では、最初に前回に引き続いてですね、いろいろ話をお聞きしていきたいんですけど、これまで塾を通して関わってきた卒業生の方々についてもお聞きしていきたいなと思っていて、実際どんな方がいらっしゃいましたか。
そうですね、一応こう今11期目になるということで、100名ほど卒業生がいるっていうのはお伝えしてるんですけど、本当に正直一人一人に個性があるので、全てを一括りって難しいんですけど、私始めた当初の頃っていうのは、やっぱりこう私自身も無名というか名も無きもので、こういう塾とかセミナーを始めるよっていう説明をするために、
SNSとかでもいろんなブランディングを考えながらやってたんですけど、結局何かっていうと、私自身が元MRで薬剤師に転職して薬局経営者になったっていう経歴の流れなんですけど、そんな中で結構MRしてる方の転職ってそんなに正直めちゃくちゃ多いわけではないんですけど、
中には結構MRから薬剤師免許あるので薬剤師に転職して、MRって結構活動的とか営業職でもあるので、そうやってお医者さんとか含めてそういうところとのコミュニケーションが強い方が多いから、結構独立してる方も実際多かったんですよ、その頃もですね。
だからそういう意味でも、結構ターゲットを絞ってMRから薬剤師になるような方とか、現役のMRの方でも薬局経営のことを知りたい人もいるかなとか、実は結構ターゲットを絞って案内実は始めをしてたんですよ。
早そうなんですね。
そう、だからそんなこともあるので、立ち上げ当初は実は結構MRの方とか、MR辞めて薬剤師として働いてる方で、それで独立したいなと思ってる方とかですね、結構属性絞った方が多かったっていうのが実はあります。
じゃあその100人の中でもMRの人は割と多い感じなんですか?
そうですね、時間軸で見ていくと、やっぱり初めの頃って1期、2期、3期とかはMR、元MRの方が多いっていうのが事実なんですよ。
で、さらにそこからね、当たり前ですけどもっと幅広く来てほしいし情報を知ってほしいなっていうのがあったので、今もやってるんですけど、一応メルマガっていうんですかね、学生さんで今わかるかな、LINEじゃなくて、
メールでね、今だとLINEステップとかってよく言うけど、登録とかしてもらったら毎日LINEが届くよとか、いろんなキャンペーンあるじゃないですか、それのメール版みたいな、一応メルマガっていうやつなんですけど、
知らなかったです。
簡単に言うと、こういう薬局への情報を個々のサイトでメールアドレスを登録してもらったら、
じゃあ一応毎日薬局へ情報が届くよみたいな形で、10日間無料で届くようなメールマガっていうのを私自身も情報発信のために、活動の中で、Xとかツイッターの活動の中でそれを発信したりとかしてたんですね。
で、こういうのってマーケティングの中の手法の一つにはなるんですけど、太くて多数の方に見てもらう内容にはもちろんなるんですけど、やっぱりね、メールの内容っていうのは私自身もそのある程度はね、こういう人に呼んでほしいなみたいなイメージで文章を書くわけです。
なるほど、なるほど。
で、そのターゲットにしようと思ってた方がどんな方かっていうのを、僕自身が描いてたのが、ちょうど僕30の時にMR辞めて薬剤師に転職したんですけど、その頃のね、自分に向けて一応文章を書いてるんですよ。
あなたこんなんで困ってますよねとか、30代の時の僕に向けて。
めちゃめちゃ面白いですね。
で、一応そんな形で書かせてもらったっていう。
仲間探しみたいな感じも、なんかニュアンス的にはそんな感じであったりとか。
そうですね、おっしゃるというか、僕の言うとおりで、だいたいそのぐらいの年代になると、まあよく言うね、一般的には30前後で、まあ人生で言うと結構結婚のタイミングだって言われてたりとか、
まあ社会人になっても20代で仕事を慣れてきて、じゃあこのままこの会社で頑張るのか、転職とかしてまた次で頑張るのかとかって、だいたい20代から30代に変わるときって結構誰もが人生に一つ悩みを持つ時期でもあると思うんで。
だから一応そういう方がちょうど一つの趣旨として独立とか薬局経営っていうのも考えるようなタイミングっていうのはあるだろうなというのもやっぱり想定しながら。
で、それでメルマが書いたらですね、やっぱりこれって面白いんですけど、マーケティングと本当、その結果で僕はマーケティングが面白いなと本当に勉強するようなきっかけになったことでもあるんですけど、
やっぱりそういうメルマが出すとですね、塾もやっぱり30前後の人がめっちゃ集まってくるんですよ。
へえ、そうなんですね。
そう、共感性を生むのってやっぱりターゲットを決めてこういうような情報発信っていうのって結構そういう年代のことを書いてるとそういう方に刺さるっていうのがやっぱり事実あるので。
っていうのがあって、ちょっとどんな人がいるって話からちょっとね、少し発展しちゃいましたけど、やっぱり一般的には30前後のある程度薬剤師になったりとか社会人になって、
で、そっからいろいろこう仕事した上で、じゃあ自分自身で次何したいかっていうとこの一つに独立っていうキーワードがあって、
じゃあどうやってやればいいんだろう、こんなあるわ、行ってみようみたいなっていうのは多いです。
そこもくくりが一番多いかなとは思います。
もちろんね、30前後だけじゃなくて、中にはね、50代の方とか結構務めされて、早期退職だったりとか、
やっぱり自分自身の人生振り返って、最後のチャンスというのはちょっと失礼ですけど、最後一花咲かすみたいな形で、
そんな中で一応僕より年上の方にはなりますけど、そういう方はほんと謙虚だなと思いますけどね、
本当に自分自身の年齢、僕より上の先輩にはなりますけど、塾ではお世話になりたいんでよろしくお願いしますっていう謙虚で入ってくれる方がいたりとか、
本当にいろんな方がいるなと思って思い出してくる最中です。
実際そのお話聞いてみると、本当に社会人としてのセカンドステップからラストチャンスまで幅広い方がいらっしゃるなと思ったんですけど、
実際の体験談とエピソード
具体的にこの人は印象に残ってるなみたいな人とかいたりしますか?
そうですね、具体的に残ってる人はいっぱいいます。
こういう名詞で出していくとね、ちょっとなかなかプライベートなことでもあったりするんですけど、
1個エピソード的なことでネタ的にもしゃべれるかなと思うのは、
やっぱりなんか僕の中でこの塾10年間役やってきた中で、
やっぱり1個大きなエピソードとして残ってるのは、やっぱり一番初めて塾を始めようと思ってセミナー開いて、
で、塾を始めますと、そのセミナーで発表させてもらって、
僕からすると、その塾の内容ってまだ公には全く公表されてないものをこれからやろうとしてるっていうことだったので、
本当に入ってくれるかどうか、賛同して入会してくれるかどうかっていうのが一番のドキドキの瞬間なんですよ。
そうですね。
で、結果ですね、そのセミナーで即決で手を挙げてもらった方が2名いてですね、
本当にこれね、私かのっていうかもう何者かわからないもので、
滋賀県で独立者ばっかりで薬局を1軒しか経営してない人が経営をしてるよって東京でしゃべるわけですよ。
東京で?
イメージしてください。
東京だったんですね。
はい、もう今の時代そんなやって誰がくんねんみたいな話ですよ。
ただその時に2名がすぐ手を挙げてくれて、
で、僕の中ではそれって結構鮮明に今でもすごい子供後継やっぱ覚えてるし、
やっぱその子たちと出会って、今ももちろん交流ありますけど、
やっぱネタのように、あの時の手を挙げてくれた2人がいるから今があるっていうのはいつもしゃべる動画。
めちゃめちゃいいですね。
ありますね。
ただそれってなんかすごいエピソード論というかすごい印象に残るものになってて、
でこれも時間で振り返って結果論ですけど、その2人って今薬局バンバン頑張ってあるし、
薬局外の事業も延ばしてあるし、
行動力と薬局の現実
結論、やっぱりこう1機目の謎のものに手を挙げて突っ込もうとする行動力っていうのはやっぱり結果出るよねっていうのは。
やっぱりそこはやっぱり証明されたかなっていうのは思います。
その前に聞いた話でいうと、なんか同じ、カノさんと同じような思いを持った人が2名来たみたいな感じだったんですかね。
そうですね。目的っていうのは多少違いはあるとは思うんですけど、
ただあの多分前回もしゃべったかもしれないですけど、やっぱり約10年前、
SNSも発展はしてるとは言え、やっぱり薬局系の情報ってあんまりオープンになってなかったので、
そういう意味でやっぱりその子たちもどこで学べばいいかとか、
なんかちょっとでも先回の情報支出で運やったら、
時間使ってカノさんって知らんけど、1回学んでみてもいいかなっていうのはあったんじゃないかなとは思ってます。
すごい行動力ですね。
いや行動力っていうことですね。やっぱりそこを見尽きるかなっていうのは、
今でもやっぱり思いますね、そういうとこっていうのは。
うまくいく人の第一条件は絶対そこかなとは思います。
MRの変化と業界の流れ
そうですよね。
そういう意味では2人も役目ラボでこんなラジオを買って出て、
誰かわからんおじさんとしゃべってねえからもう十二分に行動力あると思うんですよ。
全然誰かわからないおじさんでは全然ないんですけど、
ありがとうございます。
すごく尊敬してSNS見てる方の一人ではあったので。
嬉しい。ありがとうございます。
いいですか僕から。
どうぞ。
10年間で最初の思いっていうのは、今聞けてすごい面白いなと思ったんですけど、
この10年間における変化とか、MRからどういう人が増えたのかみたいな話があったら、
確かに。
教えていただきたいですか。
そうですね。
わかりやすい変化っていうのは僕も振り返って、
すごいしゃべれるほどのものはないとは思うんですけど、
毎年毎年大体10名前後の方が高塾に入ってくれて学んでもらってるっていう形にはなるんですけど、
シンプルに確かに思うのはMRの方が当初多かったんですけど、今はほぼいないんですよ。
そうなんですね。
これは僕自身の活動内容も、やっぱり元MRっていうような表現っていうのもだいぶ減ってきてるのもあるし、
当たり前ですけど僕もMR辞めて15年ぐらい経つんで、
MRのことを僕が語っててもお前何知ってんねんみたいな話なんですけど、
15年前のことで。
これやっぱり時代の変化っていうのは絶対あるなとは思うし、
シンプルにみんな2人も学生さんですけど、
制約会社の中でMRっていう営業職っていう人数自体がやっぱり今の時代、
知ってか知らないかどんどん数は減ってきています。
そうですね。
これはやっぱり情報がオープンになってるのもあるだろうし、
やっぱりこういう医療関係者と制約会社の関係性っていうのもやっぱりずっと一般的に言われてるから、
あんまりくっつきすぎるなよっていうところもあるしっていうので、
そうなんですね。
そういうところでMRになる方も正直減ってきてるんだろうなとは思うので、
だからそういう中で時代の流れっていうのは多少あるのかなとは思ってはいます。
確かに確かに。
で、あともう一つ思うのは僕の中で、
僕の予想では2015年からスタートしたものではあるんですけど、
独立に向けた新しい働き方
今10年経ってちょっとずつ正直薬局業界ってどっちかというと徴財報酬が下がったりとか、
外部環境っていうのは厳しくなって、
独立を目指す方がちょっとずつ減っていくんじゃないかなっていうような想像はしてたんですよ。
だから毎年毎年やるんだったら早くやったほうがいいし、
先行者利益っていうもので、
やっぱり薬局ってこうやったから明日患者さんめっちゃ来るっていうわけじゃないんで、
毎日毎日日々のことを地域でやってるから、
1年2年3年かけて患者さんたち地域の方がその現場にいる薬剤師のことを覚えてくれて、
信頼関係できて、
その先万が一残念ながら病気になったら薬局行こう薬剤師さんに会おうみたいなで来るっていうビジネスモデル。
早くやったほうがやった分だけやっぱり先行者利益はあるものにはなるんで、
そういう意味でやっぱりちょっとずつそういう独立を目指す方って減るんじゃないかなっていうのはちょっと思ってはいたんですけど、
ここは大いに予想を裏切ってるのかなっていうのは感想としては思ってます。
結構開業を目指してる人が増えてる?減ってない?
そうなんです。これってね、統計上非常にもちろん分かりにくいしっていうことで、
シンプルに僕自身の活動がこうやってある程度形になってきてるんで、
知名度が上がってるんで、こうやって来てくれる方が増えてるっていう見方もできなくはないし。
確かに確かに。難しいですね。
ただ、やっぱり情報はかなりオープンになってるし、
社会的に見てこういう若い方の独立というかフリーランスで働くとか、
多分働き方の多様化っていうのは今後もますます増えてくるだろうとは想像してるから、
そういう意味で薬剤師の働き方っていうところに独立、フリーランスで働くとか、
いろんなそういう働き方っていうのは今後も多分需要が増えるというか増えていく方かなっていうのは、
今の僕は思ってます。
その働き方の選択肢が増えてるなっていうのは確かに思うところで、
今後ちょっと前の話に30代過ぎくらいからこのままでいいのかなみたいな話があったように、
僕が今この学生でこの話聞けたことがすごく嬉しかったです。
将来こういうことあったなみたいなのを思い出せたら思い出せるように今しっかり聞いてみたいと思います。
ぜひぜひそう思ってほしいとは思いますね、学生さんって。
やっぱりこれからイメージ的には1個の会社に入ったら長く働いてみたいなんていうのってあるけど、
本当に今の時代って1個目の会社が経験で次の会社で次の経験してとか、
3つ4つやりながら、じゃあ自分はプライベートでこういう活動をしてとかっていうのが当たり前な時代だから。
だから本当にちょっと昔の1個の会社で30年40年退職金もらえるまで頑張るみたいなっていう価値観は相当なくなってるかなっていうのは思います。
話を開業のほうにガッツリ戻しちゃうんですけど、
それこそ今時だと結構訪問のほうを強めにやってらっしゃる調材役局さんとか増えてきたり、
オンラインっていうところを強めにしてるところが増えてたりするじゃないですか、
実際塾をやっていて、そこら辺の目指してるものの違いとかの変化って出てきてますか。
いい質問ありがとうございます。
本当におっしゃる通りで、やっぱり10年前と比べて、
その独立の仕方、希望、やりたいことっていうのは増えてきてるっていうのは事実だとは思います。
一応塾なので、基本的なことというか、
系としてセオリー的なものをまずは知ってもらいたいっていうのもやっぱりあるので、
塾の中で訪問系、在宅系の専門の役局とか、オンライン専門の役局とかって、
ある意味先進的で新しいイメージがあると思うんですけど、
当たりますけど、それをやるには結構なハードルがあるし、
やっぱり新しいことをするっていうのは壁が障壁があるとは思うので、
だからそこに対して、すごい全てやるべきっていうような感じで伝えてはないんですけど、
やっぱり土台としてしっかりとした経営としての収益性を持った上で、
その中で自分自身がやりたい在宅だったりとかオンラインのこととかっていうのをやっていく方が、
バランス的には一番いいかなとは思います。
そこに関しては、塾だとかっていうのは伝えているというのは事実ですね。
加納さん的に見て、やはり土台っていう部分は、
その一般的な庁材役局が土台だっていう感じですかね。
そうですね。まずそこって、やっぱり屋台ボーナスというか、収益源の1つにはやっぱりなると思うので、
よくね、僕、メンの役局ってよく言ってわかるかな、メン役局っていうのは。
門前っていうような形でね、クリニックとか病院がないところで、
地域のためにその管理者さん、いろんな地域から処方箋を持ってきてもらってみたいな。
もちろんそれって国の掲げるビジョンでもあるし、非常にいい活動だし、いいと思うんですけど、
結論はやっぱりメンの役局で経営するって、やっぱり理想と現実があって、
もちろん集客っていう面でもやっぱり苦労するっていうのはもちろんあるだろうし、
なかなか学生の方でイメージしにくいと思うんですけど、
いろんな病院の処方箋が集まるっていうことはもちろんいいことなんですけど、
その分イコール在庫って薬の在庫はめちゃくちゃ増えていくわけなんですよ。
難しいですね、そこは。
で、予測在庫もしにくいわけですよ。簡単に言ったら次来てくれるかもわからないしね。
ってなっていったら、どんどんどんどん役局の在庫だけが増えていって、不動在庫というのが増えます。
ってなってくると、本当に薬局経営の根幹になるところっていうところで、
一番つまずきやすいファクターなんですね。
だからその理想としては非常に大事なんですけど、独立、個人、あまりお金がない状態でそれでやってしまった。
思っているほど患者来てくれない、在庫だけ増える。
で、発揮しなきゃいけない薬が増えるっていうすごい悪循環の経営になる可能性もあって。
だからやっぱりこういうのって、地域の中で別に病院さんの隣で薬局をやったからメイン薬局できないわけじゃないじゃないですか。
だからきっちり収益源もあるような薬局っていうのを持ちながら地域でメインの薬局やったり在宅やったり、オンラインやったり、
ちゃんときっちりそういうのをシナジー持てるようなふうにやっていくっていうのがセオリーかなとは思いますよね。
やりたいことを持っていることはもちろん大事なんですけど、それ以外の基本的なことを学べるみたいなそういうことなんですかね。
そうです。めちゃくちゃ大事だと思います。
やっぱりもちろん1個に特化するっていうこともブランディングとして非常に大事だし、
別にそこに関しては全否定するつもりはもちろんないですけどね。
経営と行動力の現実
ただそこに対してはやっぱり思いだけじゃ成り立たない経営の場合は。
非常に苦労することっていうのが後ろにすごいくっついてるので、
だからその辺がやっぱりSNSとか見てて、やっぱり活躍してる方はいいところの表現で発信することが多いんで、
うまくいってるように見えるじゃないですか。
なるほど。
かっこいいし。
かっこいいっすね。
ただその後ろ、見えてないとこではすごいバタ足してるし、
日々本当に体力勝負の仕事をしてるっていうのが事実なんで、在宅薬局なんかときにね。
だからそういうところも実はそういうものもあるんだよっていうのも踏まえてね、
分かった上でチャレンジするかどうかっていうのは大事かなとは思いますね。
なるほど。
薬剤師をこれから、僕の場合数年とかやってみて、
もっとこうあるべきなんじゃないかって言って、行動力が大事ってあったと思うんですけど、
行動力だけで突き進んじゃうっていう、突き進んじゃうと失敗しちゃうから、
ちゃんと学ぼうねみたいなっていうことですね。
そうですね。ちゃんと学びも必要だし、相談できる相手、メンター的なものだったりとか、
そういう人を作るっていうのがセオリーかなと思います。
行動力はもちろん大事だから、突き進んでいっても相談できる人がいたらね、
やっぱりそういうあっという時にはやっぱり止めてくれることもあるだろうし、
アドバイスくれることもあるだろうから、
やっぱりその両輪はあったほうが成功角度は上がるかなと思います。
それこそただ突っ走るだけじゃなくて方向修正も大事ですもんね。
残念ながらね、よくあの事業をピボットするって、その方向転換するとかって、
やっぱり経営してると絶対に判断が必要になってくる時はあるので、
勢いは大事だけども、やっぱりその中で相談できるような相手、
この人に聞いたものに対しては自分の中できっちり素直に聞こうと思うような相手っていうのは、
やっぱり作った方がいいですね。
大事ですね。
相談相手が加納さんみたいに落ち着いた方だったら、自信持って経営できそうだなと思いました。
相談相手の重要性
いや、そんな若い方に言っていただけると。
そうなんですよ。だから僕の塾の立場で言うと、結構厳しいこと言わさせてもらうんですよ、やっぱりね。
行動したい人たちの集まりなので、やっぱり前がかりになることの方が多いんで、
特に独立を目指してる方が多く集まるから、こういう独立案件がありますっていうM&Aの話とかね、
いろいろ情報が来て、パッと見たらなんか良さげに見えるしとか、
そのM&Aの営業の方もいるから、仲介の方っていうのが。
やっぱり成立させるためには結構上手いこと言われたりとか、いろいろあるわけなんですよ、数字の裏側を見せないと。
そうなんですね。
やっぱりそこっていうのは、逆に僕の立場からすると冷静に、一応こういうようなリスクがありますよとか、
こういう未来が待ってる可能性もあるよとか。
一応そういうことを言っとくし、そこも踏まえた上で自分がやりたいっていうんで、
あるいは僕は否定しないし、それはもうその人の決断なんで。
それでやるって言ったら最終的には僕は応援するしかないし、
何か大変なことがあったらサポートするしかないしってことじゃないけど。
すごく厳しい優しさのあるお父さんみたいですね。
確かに。
もうね、パパの年代なのでそうですよね。
でもそんな役割かなと思ってます。今の自分の役割っていうのは。
いろいろね、あれこれ話が飛んでいくからね、何を喋るか何質問するか考えましょうと。
すごく数々考えてるから何か。
前半はここまでです。続きは同じ日に配信している後編で。
この後もどうぞお楽しみに。
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