1. 建築設計とまちづくりの日々
  2. 学生の内装改修のポイント
2025-02-27 20:14

学生の内装改修のポイント

1.Small talk()
2025/5/11マルシェにでます
2.Main theme()
学生の内装改修のポイント1

地域の居場所をつくる時、学生たちと一緒に
インテリアをデザイン、施工する取り組みがあります。
いろいろとメリットがあるものの、居場所をつくる
団体さんや法人さんからの期待に添えないことも、、、
そんなお話です。

#ヤドリギ建築設計舎
#ヒロマチ
#学生の内装改修のポイント
#学生施工
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00:08
どうも、宿木建築設計者、まちづくり広町の吉田よしはるです。
大阪を中心に、人や環境のつながりを濃くしていくことをコンセプトに、
建築設計やまちづくりの活動をしています。
毎日の気づきや考えを届けていきたいと思います。
今年の5月11日に、大阪の水田市というところがあるんですけど、
大阪や関西の方はご存知だと思うんですけど、
そこで地域密着型のマルシェがあって、
それを主催している方と知り合うことになって、
そこに出展しようかなと思っています。
何で出すかって広町、まちづくりのグループの広町で出そうと思ってるんですけど、
実はこれ結構、出すか出さないか、お話どうですか出しませんかって、
お誘いいただいたのは結構前なんですけど、
5月って結構、学校、学生と一緒にやるのはちょっと難しい時期で、
というのも学校って4月から新年度で動くので、
新しい新1年生が4月の最初の方に入学式があって、
多分第1週目ぐらいから授業が始まる。
うちの広町の活動もそこからこんな活動してますみたいな学内で宣伝して入ってもらって、
ちょっとずつ学生と関係性を築きながら、
じゃあこんなプロジェクトやってみようと思うんだけどどうみたいな感じで進めていくので、
だいたいそれが5月11日、ゴールデンウィーク後っていうことになると、
だいたいそんな話をする頃なんですね。
なんかこんなんやろうよみたいな。
なので、その時にやるっていうのは結構例年でいくとちょっと無茶なんですけど、
今の1年生、5月になると新2年生にちょっと頑張ってもらうか、
新1年生にも早い段階から頑張ってもらう。
そんなことをちょっと思ってるんですけど、
だから結構うちはコミュニティをどう場のデザインとしてできるかっていうことを、
いつもコンセプトに思ってるんですけど、
結構この大掛かりなものはできないので、
幸い今は屋台をね、木製の屋台を持っているので、
03:01
その屋台を出して、ベンチ出して、
人が集まって、そこでちょっと座って、
地元の人たちが少しでもお話しできるとか、
地域の人の接点でも少しでも生まれるようなことになればいいかなという仕組みを、
今あるものでやりたいなと思ってます。
ただそれだけだとちょっと弱いので、
うちの学校は建築系ですけど、
大阪にあるまた別のグループ、組織は全然違うんですけどね、
多校さんで調理の専門学校さんと一緒にコラボしてプロジェクトをやることがあって、
うちの広町ではまだしてないんですけど、
学校さん同士では仲良くやっているので、
そこに横絵描きさせてもらって、
調理の専門学校生さんと一緒に出せたらなと思ったりもしています。
だからそこで調理するのかね、
すでに調理したものをパッケージして、クッキーみたいなものを包装して、
一緒に売るかどうか。
売るだけだとちょっと面白くないので、
コミュニティと何か紐付けれるようなものを考えているんですけどね。
なかなかピンとくるものがなくて、
もっとインプットを増やして、
情報収集して進めていきたいなと思っています。
もしちょっとこれ聞いてね、
こんな建築場作りができて、
調理の専門学校さんが入る、
マルシェでやるんだったら、
こんなアイディアどうって、
もしあればね、5月11日過ぎてもいいです。
多分また何回かこれやろうと思っているので、
調理の学生と建築の学生が一緒にやったら、
地域とか町にインパクトを出せるかなというのは、
これからのテーマにしておきたいと思うので、
アイディアあればぜひお連絡ください。
今日は地域の居場所を改修するときに、
建築の学生に場所をデザインして作ってもらうことに関するお話をしていきたいなと思います。
うちも何回か携わってみて感じたことなんですね。
出だしの初めに、私とか他の先生方と、
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向こうの居場所を作ろうとしている方との話をしたときに、
そんなにかかるんですか?
かかるのはお金と時間。
もう一つは、
それできないんですか?
そんなにかかるんですか?という2つの話。
それはできないんですね。
ということが一番出だしで起きるんですよね。
その話をしたいなと。
これも毎回そうなるわけじゃないんですよね。
まあそうだよねっていう、せやんなみたいな方もいらっしゃいますし、
そんなに?みたいな方もいらっしゃるんで、
これからこういったことを学生と一緒に何かやってみたいっていう人は、
ちょっと軽く心の隅に置いておいてもらえたらいいかなと思います。
で、だいたいこの話になる。
居場所作りに学生が参加するっていうのが何でなるかっていうと、
居場所を作るって結構お金が入らないんですよね。
別に居場所カフェ作ったって、
すごい高いコーヒー出せないし、
料理だってそんなに高いもの出せないじゃないですか。
いろんな人に来てもらおうと思って。
そしたらやっぱりお金がなかなか入らないので、
やっぱりその場所を作ろうと思うと、
空き家を使うでもある特定の部屋を使うにしても、
やっぱり出だしの場所の回収する、
インテリアとかするお金っていうのはなかなか予算的に厳しい。
となった時に、建築を学ぶ学生さんは、
基本的に実施で、つまり実際の建物をデザインして、
インテリアでもデザインして実際作るっていうのは、
普通の授業ではできないので、
そういったことを課外授業でできれば、
学生はすごい大きな学びになるんですよね。
いつも建築の学生は設計でアイデアを考えるんですけど、
やっぱりどうしても絵に描いた餅になっちゃうんで、
そこの辺りが実際にできるというのは結構貴重なんですね。
そういったのがマッチして、
居場所づくりというのと、そこを工事するのが学生たちにやってもらうというのが
ぴったりフィットするんですよね。
うちもそれでいろいろお話いただいたりとか実際やったりするんですけど、
そこで最初に言った3つのことが起きるということなんですね。
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1つ目はお金がかかるというところなんですけど、
プロの公務店さんに頼んだらこれぐらいあるお金がかかると、
100万円でもいいですよ。
100万円かかるというのが、
学生さんたちだったら、他のところは知らないんですけど、
うちとかで言ったら、課外授業の一環なんでボランティアになるんですね。
別にそれをやったからってお給料もらえるわけじゃない。
そしたら職人さんたちに払うお金がなくなるので、
すごい安くなるだろうというふうに考えている方もいらっしゃるんですね。
もちろんそれはどんなことをやるかにもよるんですけど、
もちろん資格がないとできない工事、
おかげで電気とかですよね、できないし、
技術的にやっぱり難しいのもあるんですね。
専門の職人さんでないとできないというのもあるので、
工事の範囲にはよるんですけど、
例えばよく言われるのは5分の1くらいになるんじゃないかと。
100万円くらい公務手さんに頼んだら、
そしたら20万円くらいで済むんじゃないかとか、
10万円くらいで材料代だけで済むんじゃないかと言われる方がいるんですけど、
そうはいかないんですよね。
やっぱり言っても学生さんたちだけではできないんですね。
やっぱりどこかでプロが入ってコントロールしておいてあげないと、
本当に本当の本当に学生主体でできるほど、
建築はなかなか実際作る場合は甘くないんで、
そこら辺はもうちょっとコストを向いておくか、
こんだけしかコストがなかったら、
あんまりできないと思っておいた方がいいかもしれないなと思います。
もう一つの時間がかかるなんですけど、
これは平日はどうしても授業があるので、
参加できると言えば土曜か日曜日なんですね。
夕方とかもなくはないんですけど、授業終わってからね。
放課後の夕方使うこともいけるんですけど、
やっぱり工事って最初準備と片付けて結構かかるんで、
放課後ってやってもなかなか効率が良くないというかね、
3時間4時間頑張ったけど実質は1時間しか使えなかったみたいなこともあるんですよね。
まずはここを準備して、
前回の振り返りからやるんでね、学生の前だと。
ここまで行ったから今日はこれをやってこうやって、
前はこういう風にやったよねみたいな話をしてからじゃないと始まらないんで、
もちろんプロならちゃっちゃっと前これやったからって自分で動けますけど、
学生はそういうわけじゃないんで、
これまた難しい。
それがどん日になるんですね。
やっぱりどん日全部は使えないんですね。
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我々の指導する側も全部の日使えない。
他の活動もあるんで使えない。
学生も普段の課題もどん日にやらなきゃいけない。
バイトしてる子もいるので、
だからせいぜい実際動けるのって月2回ぐらいなんですね。
丸々1日動けるのが月2日ぐらいしか使えないんですね。
夏休みとか長期の休みだともうちょっと増えてくるんですけど、
そこらへんもこのペースでって言ったらそんなかかるんですか?
そんな待てませんみたいなことになりがち。
もちろんこれは最初にこういうペースでやりましょうっていうので、
途中でトラブルになるわけじゃないんですけどね。
そこらへんももうちょっと時間にゆとりを持ってもらえると、
こちら側の立場からするとやりやすいなと思います。
最後が、
何て言ったかな?
ちょっと何て言ったか忘れたんですけど、
学生、うちでやるときは大体学生がアイデアを出すんですね。
居場所を作りたいっていう法人さんとか団体さんがいたら、
こういう場所を作りたいみたいなことをイメージにもらったら、
うちの学生とかだとスケッチ描いたり模型作ったりして、
こんなんどうですかってプレゼンする回を設けてるんですね。
それは素敵ですねみたいなことになったり、
ならなかったりもするんですけど、
なったりもするんですね。
そうなったときに、
なかなかそれが実現するっていうのが難しいんですね。
これはさっきの話のところで、
学生はどうしてもアイデアを出るところまでは自由なんでできるんですけど、
やっぱりコストの壁、法律の壁、技術の壁、
この3つの壁はなかなかわかんない。
だから重たいものも上からぶら下げるみたいな面白いことは言うんですけど、
実際できるかというとなかなか難しいということがあって、
学生たちの持っている技術で作れるものはここみたいなものは、
最初の着地点はなかなか最初のアイデア出しに比べると、
ちょっとおとなしいものになってしまうという感じなんですね。
ここら辺はあまり期待して聞かないでくださいと言うと悲しいので、
期待して聞いてほしいんですけどね。
学生がアイデアを出した段階では、
これ、学生が出したアイデアを聞いて、
これでやってくださいと言ったところでできない可能性があるということなんですよね。
これがいいですねってなったときに始めて、
じゃあ学生たちができるレベル、もしくは今のある予算のレベルで、
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こういうところに落ち着きましょうかっていう風に次に落としどころを決めると。
そういう流れがあるんですね。
今ちょっとしゃべりながらわかってきたんですけど、
仕事でやっていると、私とかの設計事務所でやってたら、
予算が100万円で内装を変えてくださいって依頼があったら、
提案するときはもちろん100万の予算で合う、
もちろん法律的にも適合している、
職人さんがもちろん今の技術で作れる、みたいなものを踏まえた上でもちろん提案する。
これはプロとしてはできる、できるができないといけないことなんじゃないですか。
だからこれいいですねって言って、じゃあこれでお願いしますとかね。
といったお客さんからの要望に答えを出す時点で、
そういう抑えないといけないというところはしっかり抑えているというのができるんですけど、
学生はやっぱり学生なんでその辺りが難しいんですね。
今の言ってた3つのところ、予算と法律と技術的なところ。
それを抑えてから提案できるかというと、
つまり学生たちが準備している間にこちらのチームの中でその条件をね、
じゃあもうちょっとこれお金かかりそうだからどう変えようかとかね、
技術的にこういうのはできないからもうちょっとこういう形にしようかみたいなことをすればいいんですけど、
すればいいというか、したらそういうふうにできるんですけど、
そうするとめちゃくちゃそれこそ終わらないんですよね。
つまり学生がアイデアを出すというのはそういった条件がないからこそ出せるのであって、
そういったものがじゃあこういうのがここは難しいよねって話になったら、
じゃあどうしようかなみたいな、つまり引き出しがそれほどないんでね。
なので、そうしていくと結局学生のプレゼンじゃなくなっちゃうし、
プレゼンまで日がすごいかかっちゃうし、
プレゼンしたからって別にその案がいいとか限らないんで、
まずは学生の思い的なアイデアとかね、
そういったところをまずは聞いてもらって、
合致するところを探すと。
そこからじゃあこういったものがいいと、
居場所を作っている方からもそういったここがいいというところを、
じゃあ実際にそこで選んでもらって、
もしくはいいところを指摘してもらって、
じゃあ実際その方向性で具体的にリアルに落とし込むにはどうしたらいいかと、
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いうふうにやっていくっていうのが通常のやり方、
うちでやってるやり方なんですね。
なのでそのあたりは結構うよ曲折があるというか、
最初に出た話から最終出来上がりの結果っていうのが、
いい意味でも悪い意味でも違ったものに大内緒なりになってしまうんですね。
それはそれで面白いというふうに捉えてくれたら、
一番お互い良いと思うんですね。
話し合いながら対話の中で変化していくので、
それがさっきの言ったね、いろんな技術的なところとかなんやかんやは絡んでくるんですけど、
それはそれでいいんじゃないかなと思うんですけどね。
そのあたりはもう分かった上で進めていくといいんですけどね。
そうじゃなかった場合はちょっと残念な気持ちになるかもしれないんで、
ちょっと注意が必要かなと思います。
今はまだ現談会ではそれほどすごい数もこなしてないので、
もっとこなしていくとね、こういった今日の話したことの差というかね、
お互いの立場で想像しているところの差がね、
もっと縮まっていくとかね、縮めれることがこれからいっぱいあると思うので、
もしこれ聞いてね、実はそういうチームとか探してたっていう人は、
是非ご連絡いただければと思いますし、
だからといって消極的な話ではなくて、
どんどんそういうのはお互いね、
もうちょっとこの建築っていうのが身近なものになるっていうのもあるし、
いろいろできたらなと思っています。
今日もありがとうございました。
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