1. 建築設計とまちづくりの日々
  2. 家具に頼った建築
2025-04-15 08:45

家具に頼った建築

時代の移り変わりが早くなって
生活スタイルの変化もどんどん
早くなってきています。
その上多様化の時代になり、
建築の形はどのようになるのでしょうか
いろいろと変わるのなら
いろいろと変えられるのはどうでしょうか

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どうも、家具建築設計者の吉田嘉春です。
大阪を中心に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、
学生とのまちづくり集団、ひるまちの代表として活動しています。
どうぞよろしくお願いします。
今日は、建築で家具に頼った建築みたいなお話をさせてもらいたいと思うんですけど、
今日はどちらかというと、住宅寄りな感じのお話なんですけども、
すでに住宅を誰かに建ててもらって、10年20年経った時に、
いろいろお話を聞いたりすることもあるんですけど、
そこから思うところをまとめたいなと思うんですけど、
大体の方が住んでみて、10年単位で時間が経った時に、
みなさんが言うのが、設計する時にこういう生活スタイルで、
5年後、10年後、もしくは20年30年、こんな風な生活になったらいいなみたいな話をヒアリングしながら、
それに合わせて建築もある程度使えるように考えて設計していくんですね。
ただ、10年経って20年経って見てみると、最初に想像していた生活スタイルとは違っていて、
こういう生活、ああいう生活みたいな風に変わってくるんですね。
やっぱり思った通りにならないのはもちろん人生なんで、そうなるんですね。
なのでそうなると建築、住宅と生活スタイルっていうのがだんだん離れていくんですね。
生活スタイルに合った住宅じゃなくなってくると。
これはどうしても仕方ない。
未来のことなんて絶対変わるものなので、予想通りにならないので、
乖離するのは仕方ないんですけども、大きく乖離しないかっていうのが気にしてるところで、
それがちょっとこれからの時代、その辺りがちょっと気になるところで、
というのもちょっとこういろいろ時代の流れとかを振り返ってみると、
本当に現在進行形で、この物事の世の中の変化っていうのがめちゃめちゃ早いじゃないですか。
いろんなことがどんどん変わってきて、それはね、仕事にしても娯楽にしても人生観にしてもかな、
何にしてもすごいスピードで変わってきてるので、ある種ちょっと生きることに焦りというか、
どうなるんだろうという気持ちもするんですけど、私自身もね。
本当に5年後、どんな生活してるのかなと思うんですけど、
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そんな急激にどんどん社会が、世の中が人生が変化していく中で、
住宅っていうのは建物ですね。
全般は寿命はそのまま長いんですよね。
むしろ最近の方がね、技術が発達してるんで、
やっぱなかなか建物としては長く使えるっていうものになってきていると。
そうなった時に最初の話のように、ちょっと生活スタイルが今までよりも急激に変わる。
でも住宅はその形はね、そのまんまってなった時に、
この住まいは使いにくいなということになっちゃうということですね。
すごく使いにくくなったら、せっかくすごい高いお金をかけて建てたのに、
建て替えるなんていうのはもちろん、大抵の人はちょっとできないですよね。
増築とか改築するのも、やっぱり数百万円かかってきて、
なかなかコスト的にはエネルギーのいるものなので、何とかしたい。
っていうふうに、これから多くのところでなるんじゃないかなと思っていて、
そうなった時に何がいいかっていうのが家具だと思うんですね。
もちろんお金をかければ建物をリニューアルするっていうのは、
もちろんほとんどのことは何でもできるんですけど、
そうじゃなくて、簡単にある程度住んでる人たちが住んでる人たちの手で買えるようなもの、
そういうことを増やせれば、これからの時代にあった建築にちょっとずつ変化できる。
そうすると大きな買い切りはないみたいなことになったら、長く住んでもらえるんじゃないかなと思います。
そうなった時に、一番聞いてて多いのは部屋の大きさとか数なんですね。
やっぱりもうちょっとこの部屋いらなかったなとか、この部屋もっと広かった方がいいなとか、
こういう部屋欲しいなっていうふうになってくることが結構多いんですね。
大きさはちょっと変えれないんでね、基本的にはもっと大きい家が良かったとか、
それはもう根本的な話だから、お金もかかっちゃうんで置いといて。
そうなった時に、壁を壊すって結構大変なんですね。話がちょっと戻ってきたんですけどね。
やっぱりこんな部屋欲しいとか、もっと広くしたい、こんな部屋いらなかったっていう時に、
何をするかっていうと、壁を取って扉をつけるんですよね。
そうしたら、思った部屋がどんどん作ったり減らしたりすることができると。
でもそれするっていうのは結構な大事になりますよね。
壁取ろうとすると、そこの周りの家具も取らないといけないし、大変です。
その時に、今のお話の家具っていうもの、特別な家具ですね。
一般的な家具屋さんで売ってる家具ではなくて、その建築のために作った家具。
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つまり床から天井までの収納できるような家具とかで仕切ると、
いろいろと部屋のバリエーションを増やすことができる。
ついでにその家具に扉がついてたら、本当に自由に子どもの成長もそうかもしれないし、
仕事の働き方についてもそうかもしれないし、いろいろ形を変えるので、
そういったものがあれば、それを中心に建築ってあってもいいんじゃないかなと思います。
これは全くのないことではなくて、事例もいくつかあるので、本当に新しいものではないんですけど、
特に昔の歴史的にも全く一緒ではないんですけども、建築の様式の一つの中でも、
こういった風に時代に合わせて変更できるようなメタボリズムという流れもあったので、
決して新しいものではないんですけど、そういったものをこれからどんどん取り入れるというのは、
この早い変化の中ではありなんじゃないかなと思います。
ただこれ欠点があって、家具なので機密性がないんですね。
壁だと床と天井がピッタリくっついてますよね。
だから音が漏れにくいし、空気の流れも一切ないんですけど、
家具は移動するものなので、大きくしたり小さくしたり、壁にピタッと付けたりするためのものなので、
パーツで埋めるにしても、いくらかの隙間がないと成立しないので、
機密性だから隙間風が入るとか、音が漏れてくるとか、
キッチンとかだと料理の匂いが他に行くとか、そこら辺の機密性の欠点はあるんですけどね。
そこら辺をうまく使い分けて、どうしても機密性がいるものは仕方ないので壁でやるにしても、
ある程度融通効くようなものは家具で仕切ってしまうというのは、
これからの生活の対応としてはアリなんじゃないかなというふうに思います。
というわけで今日は家具と建築のお話でしたけども、最後までまた聞いてくださってありがとうございます。
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では次回もよろしくお願い致します。
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