ゴルフを始める初心者へのアドバイス
スポーツメンタルコーチ、河邊英里子の、100発100中!目標達成のヒミツ。
この番組は、オリンピック選手のメンタルコーチ、河邊英里子が、スポーツだけではなく、
ビジネスにも、教育にも共通するメンタルの整え方について、
あなたからの質問にお答えしながらお届けする番組です。
ジュニア選手、トップアスリート、営業マン、企業経営者の目標達成までをサポートする、
haruausu株式会社の提供でお送りします。
どうも皆さんこんにちは。河邊英里子の100発100中!目標達成のヒミツ第114回スタートです。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。よろしくお願いいたします。
そして、スポーツメンタルコーチの河邊英里子です。よろしくお願いします。
始まりました。
114回で、今日から6月ですね。
6月5日配信。
早い。
早いですね。どうなんだろう。今年の梅雨は結構雨が多いのか。どうなのか。
どうなんでしょう。
雨だと関係ないはずなのに、なんかちょっと気分が落ちるというか。
本当ですか。
外に出たくないなって。
外には出たくないですけどね。でも子供の頃って雨嬉しくなかったですか。
なんかピチャピチャと。水たまりとか私大好きでした。
水たまりに突っ込むんですか。
そう。ピチャとか。あと、ヨーロッパに旅行行った時に、どこだったかな。みんな傘ささないんですよ。
高山米イギリスだったかな。ちょっとしとしと降ってるような雨。結構濡れるんですよ。みんな傘ささないと思って。衝撃でした。
でもあれちょっとかっこいいと思って私もやってみたんですけど。日本ではすかさずさしますが。なんかちょっと大人っぽいかも私とか思って。
ちょっと変な人ですよね。日本でピシャピシャと。
そうですね。ちょっとレインコートで頑張ってみた記憶があります。
そうか。そういう中でも楽しい感じで雨を捉えてたらいいですかね。
そうですね。なんかね、これはカウンセリングを学んでた時に、やっぱり雨が苦手という方がいらっしゃった時に、とか曇りが苦手とか。
でもそういう風に言った時に、これの良さは何だろうかという思考を鍛える練習をしなさいという質問を言われました。
雨が降るおかげで、例えば水があるとか、湿気がね。湿気はしみじみしちゃってもらえたけど、なんかこう潤いがあるような。水って大事じゃないですか。
そういう恵みの雨だという風に思うことにするとか、曇ってるどんよりしてるってことは、この地上の空気を逃がさないでいてくれてる。蓋をしてくれてる。貴重な存在だよねとか。
その無理くりでもいいから、なんでこれが私にとってプラスなのかを考えるという練習をよくしました。
なんでとりあえずどんなことでもラッキーみたいなそういう風に思えるようにはなってきますね。
その方が絶対幸せに生きてきますよね。
雨が降って、おうち時間ができてよかったなとか、もうなんか言い訳せずに家にいれるからよかったみたいな。雨だからっていう理由で家にいられる幸せみたいなね。
なるほど。
そんな風に捉えてみるのも一つ練習です。
はい、じゃあ今年の梅雨はそれやってみよう。
はい、やってみてください。
なんか早速色々回答いただいた感じですけども、まだ相談ではないですからね。
今日の相談はこちらです。めちゃくちゃシンプルですよ、今日の相談。
ゴルフがうまくなりたい。それだけ。それだけ聞きました。
こういう方いらっしゃる、いっぱいいらっしゃるんじゃないかなと思います。
本当にシンプルな質問で、ゴルフがうまくなりたいと書かれているので、一体この方がどのぐらいできるのかがちょっとわからないんですが、
いろんなケースがあるんですね。やっぱり初心者、中級者、上級、そしてプロみたいな感じで考えると、ちょっと段階的に説明したいと思うんですが、
まずゴルフうまくなりたい初心者、実は私もゴルフ始めたばっかなんですよ。始めたんです、5月に。ゴールデンウィークから実は。
めっちゃ通ってます。ゴルフめちゃめちゃうまくなりたいです。ここで何がポイントかというと、時間の管理術なんですね。
今日はスポーツって練習しないとうまくならないです。メンタル動向はもう一歩先の話であって、もちろん大事なんですけども、やっぱり最初数が大事。練習が大事なんですね。
これが中高生で部活があるとかだと、時間はとりあえず確保されてるので、あんまり問題ないんですけども、社会人の場合、時間を確保するというのが最大のポイントになってきます。
やりたいけどできない、できない、それこそ雨が降って出かけるのが多くなる、練習が面倒くさくなる、やらなくなるみたいなね。
そういうパターンになってしまうのが一番もったいないので、まず時間の確保、練習時間を取るということを一番最初にやらなきゃいけないですね。うまくなりたいならば。
例えば、どうやって時間を確保するかというと、簡単なのはどこか教室に入って、強制的に時間を取ってしまう。自分以外の、自分が練習する環境を強制的に作るというのが一つ方法ですよね。
例えば、マラソンとかだと、走る人はもう勝手にその辺走ってますけども、初心者こそ、走ろうと思ったけど暑いからやめようとか、今日は雨降ってるからやめようとか、寒いからやめよう、やめる言い訳いっぱいありますから。
確かに。
あるじゃないですか。なので、仲間を作るとか、先生に通うというのがまず大事になってきます。環境を作る、続けられる環境を作る、そのために自分の時間を全体見直すとか、そういったとこからスタートするといいですね。
で、そういうふうにして練習する習慣がある程度ついてきた。やりたいし、やっている。ここから上手になりたいというときは、やっぱりイメージをするということがとても大事になってきます。
練習法とメンタル面の強化
で、まず先生に習うとか、ゴルフはね、すごいいろんな方に言われました。やるんだったら最初に先生に習いと。正しい打ち方を最初のうちに学んだほうが、後からやって修正を聞かせるよっぽど早いから、そのほうがいいよって言われたので、私は今先生に習ってるんですけども、そこは人それぞれだと思うんですが、どういうふうに打ちたいのかというのをまずイメージするというのが大事です。
技術的な部分は教わるにしても、で、ゴルフっていろんな人がいろんなコメントとかブログ書いてるんですよ。私もいろいろ見ると、わけわかんなくなります。本当に。で、いろいろ気にしたくなっちゃうと、体って動かなくなるんですね。
例えば、お箸ってみなさん持てるじゃないですか。持てますね。ね、お箸を持つときに親指の角度が何度で、人差し指と中指をこのぐらいの力を持って、で、何度の開きを2つ持ってとかって。めっちゃ難しそう、それ。で、考えたらお箸使えなくないですか。使えないですね。今ね、私持っただけでも絶対お豆どころが何も持てなくなりますよね。そうですね。
ということを割とやろうとしてるんですよね。ゴルフの方々って。なるほど。言われてみれば。そうなんです。それよりは、例えばシンプルにこういうふうに振るとか、あの、どういうふうにやりたいのかって、ざっくりしたイメージをまず持つ。どういうふうに打ちたいのか。もうプロでも何でもいいです。こういうふうにやりたいってイメージだけ、映像もたくさんありますので、そういうのを見て、で、そのためにやることは1個だけ決める。
例えば、ボールをずっと見てるとか、まあ、こう、いろいろね、ちょうど私が先生に習ったので言うと、あの、肩をね、ちゃんと腕で振るんじゃなくて、肩で回すとか、腰を回すとか。まあ、いろいろ言われるんですけど、1個だけ。もう本当に1個だけ、とにかくそこだけやり続ける。
で、プラス人に見てもらう。やっぱりこう、自分でやってるつもりでやってないことがたくさんありますので、自分で1個だけ、まず全体にイメージをしつつ、1個だけ決めてやってもらったのを人に見てもらう。っていうのがまあ、初級中級ぐらいですね。
で、その先にですよ。たぶん、きっとゴルフうまくなりたいって、きっとこの方はもう結構ゴルフもやってきて、でもなんか壁に打ち当たって、なかなかこっから伸びてこないっていう方の場合は、うまくいってるときといってないときを比べてください。
この人はきっと、わかんないですけど、きっと成功体験があると思うんですよ。あのときすごいうまくいったのに、きょう全然だめだった。みたいなときに、うまくいってるときは何がうまくいってたのか。どういうふうに振って、たとえばそのときも、見えてる景色。VAKって言うんですけども、
まず、見る。自分が見えてる景色。ボールをどう見てたか、クラブをどう見えてたか、たとえばホールなら、ホールをどういうふうに見てたのか、見えてる景色。それから、聞くっていうのは、実際今私の声が聞こえるとか、外からの聞くもありますけど、頭の中で流れてる言葉。よし、いけるぞとか、なんか失敗しそうとか、なんか自分の中で言葉が流れることがありますので、
うまくいってるケースは、何も考えてなかったっていう方がすごい多いので、何も考えてなかったっていうケースがあるんですが、うまくいかなかったときに、なんかこうしようかな、しようかな、これどうなるのかなとか言ってるとか。そうかも、うまくいかないときのほうが何か考えてた。そうなんですよ。いろいろ言ってたりするので、その違いをまず知るんですね。
あと、VAKの体感ですね。これがですね、すごいイメージの中では大事なんですが、たとえば軸を感じているとか、背中に1本軸があるとか、お腹の重心ですね、重心がどの辺にあるとか、地面に足をどう乗せてるかっていうこの立ち方とか、一つ一つコーチングの場合はチェックしていくんですよね。
で、そこまでお一人でやる場合はできなかったとしても、自分の重心がどのぐらいにあるかなとか、体をひねるとしたらどこからひねれてたかなとか、腕だけだったかな、腰から回せてるかなとか、重心をどういうふうに動かしてるかなっていうのは多分やってると思いますので、それをうまくいってないときを比較してみると、自分の成功パターンはどういうものなのかがわかってくる。
そうするとですね、ゴルフって再現性を高めるスポーツだと思うんですよね。対戦競技って相手がどうくるかわかんないじゃないですか。それに臨機応変に対応していくってことが大事なんですが、ゴルフは打った球を飛ばす、それを再現していくだけなんですね。
もちろん距離とか、風とか、もっと細かく言えばいろいろありますけども、ボール動かないですよね。あっち行っちゃうとかってないわけじゃないですけど、目の前にあるボールを打つというシンプルな競技なんですね。なのでシンプルな競技をシンプルに再現できれば、もうベストスコアが出るわけです。
ただそうはいかないっていうスポーツでもあるので、ただ再現性を高めるって意味で、自分がうまくいってる時はどうやってるのか。ここをただ技術だけで考えるだけではなくて、目線と頭の中の言葉と自分の重心とか軸とか、立ってる感覚、そのあたりからチェックしていくと、こうやるとうまくいく可能が増えていきます。
毎回だからプレイしたら自分のその感覚みたいなのをちょっとメモしておくとか。
成功体験の重要性
そうですね。
しておくと。
はい、いいと思います。でですね、大事なのはうまくいった時にぜひそれをやっていただきたいですね。多くの方がうまくいかなかった時に、なんでうまくいかなかったんだろうって言って何回も素振りしたりするんですよね。
確かに。
これはね、うまくいかない方法を体に染み込ませてるんですね。
なるほどね。
どうしてこうなっちゃったのかなとか言って、それ体に、体としてはいいか悪いかわかんないので、何回もそれでやってたらうまくいかないことをどんどん染み込ませてるんですね。
なのでできればうまくいった最高のショットが撃てたっていう時は、ぜひそれを体に染み込ませるために何回もそれを思い出すために素振りをしていただきたいですね。
そうするとそれがだんだん染み付いてきます。
そうなんだ。うまくいった時なんてなんかそれだけで嬉しくて。
それだけで嬉しくて。
そうですね。
次行っちゃいますもんね。
そこで立ち止まって繰り返すのか。
そうなんです。
で、さらにもう一歩行くと、うまくいってるケースでいかないケースで言った頭の中で考えてる言葉。
これはですね、初めて法輪行った時にすごく痛感したんですが、一緒に行った方々、やってはいけないことをめっちゃやってました。
何かというと、あっちの林に行っちゃったら嫌だなとか、バンカー入ったらどうしようとか、いけポーチャー嫌だな、やりたくないことを次々口にしてるんですね。
うわー、やっちゃいけないことみんなやってると思って。
私は自分のプレイで必死なんで、そんな指摘は全くできなかったんですけど、あー言ってる言ってると思って観察してました。
やってはいけないことっていうのは、こうなったら嫌だなと思わないことなんですね。
ただ、林に行っちゃうと嫌だな、OB嫌だなとか、こっち外れたらどうしよう、バンカーがあったらどうしようって見えるので、思っちゃいます。
思っていいので、バンカー入ったら嫌だなと思ったら、バンカーに入らないためにこっち側に打とうとか、まっすぐ打とうとか。
林に、右にそれって言うと林に入っちゃうの嫌だなと思ったら、じゃあ左に意識して打とうとか、そういう風にですね、嫌だなと思ったらどうするまで考えると。
上書きしていただきたいですね。こう思ってはいけないっていうのは全然ないんですよ。
思ったらこうするというのを決めていただくと、体にそういう風に指令が入ります。
バンカー打ったら嫌だなっていうのは、バンカーに打たせてねっていう意味に取られちゃうんですね。
否定語、脳は否定語を理解できないと聞いてます。
聞いたことある、それ。
ので、よく言うピンクの像を想像しないでください。ピンクの像は絶対想像しないといけない。
全然想像してるわ、今。
ね、そう。
全然言ったわ。
なりますよね、想像って。ピンクの像を想像しちゃいけない時は、どうしたいかって言ったら、例えばグレーの像を想像してください。
ピンクの像じゃなくてグレーの像を想像してくださいってグレーの像になりますよね。
面白っ。
なので、上書きする。
分かりやすいもの。
そうなんです。上書きすればいいので、ちゃんとそこまでやるっていう風にすると、たぶんコールというか、コースに出た時のコントロールがしやすいと思います。
面白いっすね、人の頭って。
そうなんです、たぶん練習場とか、例えばインドゴルフやってる分にはあんまりそこまで気にすることないんですけども、やっぱり環境が、ゴルフ場ってすごく広くて自然の中でやるので、
あ、風強いな、なんかこうなっちゃったらどうしようって普通に思いやすいんですよね。
なるほどね。
そう思っちゃっていいのでこうしようと。次まで考える。これだけで相当変わりますね。
すげえ、なんか今日の配信聞いただけでもちょっと上手くなりそうですよね、ゴルフ。
はい、そうなんです。あとはぜひ楽しんでいただきながら。
もう一つ、実際ホールに出る時はコミュニケーションがすごく大事になります。ゴルフって1日かけてプレーするじゃないですか、でも打ってる時間ってたぶん1時間も満たないんですよね。
なるほど、実際にね。
実際打つだけで言ったら数十分で終わっちゃうわけですよね。その前後やる順番とかあるものの、それ以外何してるかというと、一緒に回ってる方とコミュニケーションするか、自分とのコミュニケーション。
今日こうだったな、さっきのホールこうだったな、どうしようどうしよう、みたいな感じで自分の中で、それこそ自分との対話の時間がすごくいっぱいあるのがゴルフなんですよね。
これってサッカーって90分走り回ってて、どうしようどうしようって考えたらボールいっちゃいますからね。
それよりも瞬時に判断するということがすごい大事になるんですが、ゴルフは考える時間が山ほどあるだけに自分とのコミュニケーションをスムーズにするということが大事になるんですね。
そのためには一緒に回ってる方とのコミュニケーションとか、あと自分自身がいい状態でいるために前日から早く寝るとか、ご飯きっちり食べるとか、そういう生活習慣のほうとか、そちらを整えておくっていうのがすごく大事になってきます。
そうすると最初に初心者の人が時間術って言いましたけど、実はゴルフっていうのは生活習慣とか、人とのコミュニケーションとか、そこが結果的にすごく大事なスポーツになってきます。
生活習慣とゴルフ
というふうに一周します。
なるほどね。
はい。
なんかいろいろゴルフのことを学べた感じしたんだね。
はい、そうなんです。いろんなところがポイント、伸びしろが。逆に言うと伸びしろがたくさんありますので。
はい。
面白いなあ。
ぜひ。
なんかあれですね、こういう超シンプルなゴルフが上手くなりたいっていうのは質問でしたけど、これくらいシンプルだとエリリンのいろんなものが引き出せるような気がしますね。
そうですね。
ちょっとリスナーの皆さん、こういう率直な質問、素直な今の気持ちをLINEのほうから送っていただけると、面白い配信になるかなと思いますので、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。
番組の概要欄にエリリンに通じるLINE公式アカウントの登録用のリンクがありますので、ぜひ友達追加をしていただいて困ったら何かを送るという習慣をつけてください。番組の感想もお待ちしてます。
というわけで、河邊英里子の100発100中目標達成の秘密第114回以上で終了とさせていただきます。今週もエリリンありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお付き合いありがとうございました。
あなたの毎日に少しでもお役に立ちますので、来週の配信も楽しみにしていてくださいね。
この番組は、提供 haruasu株式会社 プロデュース tmsk.jp ナレーション 土居真由美がお送りいたしました。
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