Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた町も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
Takuya Oikawa
こんにちは、及川卓也です。また、暑くなってきた東京で、頑張って仕事をしております。
Nobuhiro Seki
おはようございます。関信浩です。ニューヨークはもう、8月になってですね、暑い日がなくて、もう夏は終わったという感じの日々が続いております。
普段はスタートアップ投資などをしております。
Mika Ueno
夏が終わった。こんにちは、上野美香です。マーケティングとプロダクトマネジメントを募集しているフリーランスです。
夏が終わったなんていう言葉をまさか聞くとは、羨ましい。
Nobuhiro Seki
2週間、3週間ぐらい、たまにちょっと蒸し暑い日があるけど、基本は30度超えるか超えないかぐらいの日で。
最近とかは、今日とか22度しかなくて寒い。
Mika Ueno
気温のこと話したくないぐらいすごいですからね。
Nobuhiro Seki
夜とかだって毛布被ってないと寒いんです。窓閉めする感じになっております。
Mika Ueno
なんか最近の、私天気を見るのにウェザーニュースのアプリ使ってるんですけど、ちょっと前までは34度5度っていうふうな異常な気温になると真っ赤な太陽のガビガビのそういうマークだったんですけど、
それを見て赤い太陽の光線がガビガビなってるから、それですごい暑いんだっていうのを体験、体感として感じて今日も異常と思ってたんですけど、
最近34度になると普通の太陽マークになってきて、オレンジのなって533とかが暖かいなみたいなマークになってきて、
そうすると数字が34なんですけど、暑いんだぐらいの感じで自分の感覚変わってるのに気づいて、
ちょうどその時の同僚と、これはもう34とか5とかを紫の色とか黒の色とかに変えていかないと体感が変わんないじゃないかみたいな話をしてて。
その数字とビジュアルとして見るものの組み合わせっていうのがちゃんとないと自分たちが慣れていってしまって、
これが異常だってこと気づかないよねって話をしたんですよね。
紫でもいいんじゃないかと思いましたよ、36度とかになってくると。
Nobuhiro Seki
黒くていいですよ。
Mika Ueno
黒くてもいいですね。気象庁とかああいうところのヒートマップの温度のマップのところって紫になったりとかするじゃないですか。
Takuya Oikawa
そうそうそう、そういうガビガビのやつです。今岡さんが画面見せてくれた。
Mika Ueno
またしばらく、また赤ですよ。真っ赤ですよ。やばい。
Nobuhiro Seki
赤って35度以上ってことですか?
Takuya Oikawa
だと思いますね。そうですね。35ですね。35以上。
今日38度とか言ってますよ。
Mika Ueno
38度?え?ほんと?
Nobuhiro Seki
これニューヨークですけど。
Mika Ueno
アップル純正?それは。
Mika Ueno
これ純正。
これだと非常に快適な爽やかな感じですよね。
37、38度になってもね。
Nobuhiro Seki
そもそもね、向こう10日間で一番高い日が29ですからね。
これを終わった感じするでしょ、夏。
Mika Ueno
数字だけで見るのと、
いやほんとその雨のマップもあるじゃないですか。
今ギリラ豪雨マップみたいな。
あれも今降ってますよってすごい薄い水色のとことめちゃくちゃ降ってるとこって
ほんと紫になって黒になってみたいなとこありますけど、
あれですごく降ってんのに異常なのねっていうのを表現するっていうのは
すごく意味があるんだなと思いました。
その色とかが変わっていくだけで人の感覚というのは
もういかにも、いかにすぐ慣れてしまうかっていうね。
Nobuhiro Seki
これグルグルのやつですけど。
別に色とかもう全然感じないですよね。
Mika Ueno
そうですね、数字とか日付、晴れは太陽マーク、同じですね。
Takuya Oikawa
なんか色とかシンボルとかっていうのは
すごい直感的にわかりやすくなるけれども
それをつける人のある意味、恣意的なというか意図があるんで
まあそうだなと思いましたね。
Nobuhiro Seki
反面、それに慣らされてしまうっていうのもあるかな。
Mika Ueno
たとえばそのウェザーニュースのやつが
36度以上を紫にしたら
多分すごい危機感とかあると思いますよね。
どうしたーみたいな。やばいっていう感じね。
Takuya Oikawa
この色位置っていうのもいくつにするかっていうのは大事ですよね。
紫にしたとしても、それがやっぱり日常になってきちゃったならば
Nobuhiro Seki
なんか紫に慣れが主人のかもしれないし。
Mika Ueno
そうかもしれないですね。
なんか警告音とかそういうのもそういう時ありますもんね。
緊急地震速報とかちょっと鳴りすぎたりする時あったじゃないですか。
そうするとまた間違いなのって
1回とか2回起こるだけで人がそれになれちゃってまた間違いみたいな。
それこそ本当に危機感を醸成したい時に効かなくなったりとかね。
Nobuhiro Seki
そうですね。
紫色って聞いて記憶がさだかりないんですけど
子供の頃、小学校に高科学スモックが発令されるとですね、旗が出ていて
なんか紫って警報だったような気がするんだけど
今調べるとよくわからないですけどね。
旗?
要するに旗みたいに出してあって、朝礼台みたいなところに。
その色を見て高科学スモックが今出てます。
注意報です。警報ですみたいな感じで。
警報が紫の旗が出るような、超ローカルなうちの小学校だけかもしれないですけど
だから紫の旗って言うと最初に高科学スモック警報って頭の中に残っちゃうんですよ。
Takuya Oikawa
高科学スモック警報は僕も子供の頃よく聞いてましたけど旗は記憶にないな。
Nobuhiro Seki
たぶん小学校とかだと思うんだよね。
だから校庭に出ようとした時に校庭に出るなっていうのが旗が出てるみたいな。
確かにそんなんだと思うんですよ。
すごいローカル、ローカルだと思うんですよね。
子供とかそういうの気にしないで出ちゃうじゃないですか。
休み時間遊びたいから出たくてしょうがないのに。
旗があると諦めるみたいな。
Mika Ueno
サインとしてのってのありますよね。
デザイナーさんとかweb系とかIT系のデザイナーさんとかときとき話すときに色の使い方とかの話をして
やっぱりデザインするものって形にしても色にしても言葉にしても全てに意味があるじゃないですか。
あの時に色の話をしてて黄色と黒の組み合わせっていうのは人の注意っていうかそれを喚起する色だから
組み合わせとしては黄色使いたいのはわかるんだけどそこじゃないんだよねみたいなことを言われたことがあって
確かに注意とかねあれって黄色と黒の組み合わせだし、あと赤と黒それもそうだって言ってた。
色には意味があったんだなと。
Nobuhiro Seki
黒時黄色が出てるとすごいアラート出てる感じがします。
Mika Ueno
かつそれが他の色と組み合わさったときにそれが意味を持つっていう。
Nobuhiro Seki
そういうやつって音楽とかでもありますよね。
日本人に向かって店を出てもらいたいときに火垂れの光を流せってよく言うじゃないですか。
Mika Ueno
イベントでよく言われることがあります。
なんで日本は火垂れの光を流すのっていうか、火垂れの光じゃないけど英語のタイトルだと。
帰りたくなるんだよねって言うとよくわかんないって言われたことがあります。
Nobuhiro Seki
すり込まれてるからですよね。
Nobuhiro Seki
でも今調べたらですね、欧米でも英語圏でも大晦日の年越しやパーティーの終了時に流されますっていうのはホタルの光と同じことです。
オールドラングサインというイベントの終わりを象徴する歌があったそうです。
でもなんか中国、台湾でも壮別ソンビエっていう日本のホタルの光と同じ旋律が中国に翻訳されたバージョン。
卒業や閉店などお別れの曲としてよく使われます。
Mika Ueno
すごいそれっぽいなと思って書いてるけど調べたら違ったりするからちょっと気をつけないといけないですけどね。
Nobuhiro Seki
この前もユニコーンのこと、クマって書くとかって言われて、日本ではクマって書くんですか知らないんですかみたいなこと言って、
本当にそうですかって言ったら、そんな事実ありませんとか、同じセッションで言われました。
Mika Ueno
聞いたことないですって言ったのも言いましたもん。
Nobuhiro Seki
クマとかいかにも中国っぽいなと思うじゃないですか。大クマとか書きそうだなと思ってたんですけど。
しきりに日本ですってチャットとかでよく使われるんですよとかってすごいなんか馬鹿にされたんだけど、改めて聞いたらそんなことありませんでしたね。
Mika Ueno
自信満々に返してくるとね、こちらが知識が何もないとそうなんだって思っちゃうっていうのはありますよね。
それはAIであろうと、偽情報、その人の思い込みで書かれた個人のブログであろうと、あんまり変わらないと思うんですけど、
そこのところに疑問が持てるかっていうか、他にもさらに掘り込んで調べていくっていうのはすごい大事かもしれないですね。
Nobuhiro Seki
下校ソングとしてドールズアークの新世界よりイエジ。
Mika Ueno
どういう音?イエジ?
ドールズアークの新世界は。
Nobuhiro Seki
確かに僕は下校のときに流れる音ですね、このイエジは。
第二学章の。たぶんみんな知ってる。みんな知ってるんじゃないかなって思います。
Mika Ueno
これね。
Nobuhiro Seki
これ確かにうちの小学校で下校のときに流してて、それがすごい家まで聞こえる。
あとは日本の運動会とかでよく使われる、変ばっかの天国と地獄。
これも別に日本だと運動会でよく使われるんだけど、海外ではあんまりそう使われません。
Takuya Oikawa
だからそうなると、普通にコンサートで聞いてるときに日本人には運動会のイメージしかなかったり、
Nobuhiro Seki
そういうのが入っちゃうのが結構やっぱりさっき言ったみたいに特定のコンテキストが埋め込まれてしまうっていうのがあると思うんですよね。
Takuya Oikawa
そういう情景が浮かんで、日本人共通の同型みたいなもので懐かしさを感じたりっていうのは悪くはないのかもしれないけど、一方で
本当は原曲者がそんな意味合いを込めてなかったものが勝手に日本人の中にはその意味合いが含まれるっていうのは原曲者にとっては不幸なんだろうなと思いますね。
Mika Ueno
だいぶありそうですね。クラシックなんか特に使われてるところとかあるかも。夕方5時になると地域ごとに鳴る音楽ってあるじゃないですか。
Mika Ueno
7つの音が鳴る地域があれば別の曲というか、自治体によって違うと思うんですけど、防災スピーカーのテストも兼ねてっていう。
あれって防災スピーカーのテストとかメインの目的はそれなんだろうけど、夕方5時に帰りなさいみたいな、そういうものとして擦り込まれて生きてきちゃってるから、
あの曲を聞くと、夕方だみたいな感じとかありますよね。
そのコンテキストというか場面が長いと擦り込みになってますね、確かに。
Nobuhiro Seki
僕はだから、ロールズワークの新世界を聞くと、家事になって帰る、帰らなきゃみたいな思いますよね、必ず。
Mika Ueno
そうですね。私は天国と地獄を聞くと、運動会の掛け子とか、あれを思い出しますね。
Nobuhiro Seki
対抗の時になりますよね。
天国と地獄はすごい運動会っぽすぎるって感じがするけど、全然運動会っていうのって日本だけっぽいですけどね。
Mika Ueno
映画とかもね、2001年宇宙の旅でしたっけ。すっごい有名なクラシックがあるけど、もはや映画の基本にしか聞こえないっていう。
音楽がつくとね、その場面とか意味っていうのがストーリーも含めてガゼン増しますからね。
Nobuhiro Seki
音楽って複数の感情みたいなものが呼び覚まされるみたいなのがありますよね。
Mika Ueno
サウンドだけでもいいんですけど、最近イヤホンで、イヤホン者が音を聞きながらスマホをいじることってすっごい増えたんですけど、数年前より。
その時に、例えばアプリのLINEとかの着信音とか、操作してる時のクリって音が鳴るとか、
ああいう音が鳴るだけですごい気持ちよかったりするんで、その音が含まれて操作してる中っていうのがすごい増してる感じがしますね。
だいたい日本人ってこうやって音を出さないで操作することが多いじゃないですか。
アプリとかのサウンドっていうのがついていたとしても聞ける場面ではそんなに多くないかもしれないんですけど、
最近は音を出すことも増えてきたから、操作する時のクリって音とかシュッととかそういうのがついてるだけで拡大感って変わるなと思ったりしました。
そこに触覚とかも入ってくるとボタンを押した感っていうのがあって、スマホとかで絶対押し込みとかってないわけじゃないですか構造的には。
だけど触覚でグンって返してくれるだけであれがボタンを押し込んでるなとか、画面を触ってるな感っていうのが出るっていうのがあれはほんとすごいなって。
Nobuhiro Seki
僕がアメリカにちょうど来た時ってスマホ向けゲームとか結構いろいろあったパソコンとかあったそうですけど、今もあるんですよ。
日本でやってるときって音オンにしてないから音の印象は全くなかったんですけど、アメリカにすると電話もするし全部サイレントモードにしてないんで音つけるようになったから、
こっち来たら、このゲームってこんな音楽なってんだとか、こういう着信音なんだとかいうのがすごい増えましたね。
一方で音なくてもこのアプリ動いてるなって思うのは、チャットGPティのカタカタカタカタカタカタって振動するじゃないですか。文字を出すとき。
あれがGPティが出力してるなっていう感じを受けるので、そういう音だけじゃなくて触覚でもこのアプリって何だって刷り込まれるっていうのはあるなと思います。
Mika Ueno
友人の触覚研究者がよく言うんですけど、Hapticsって一番汎用的なのってみんながよくわかるのはMacのトラックパッドのところで言うんですけど、あとiPhoneのHapticsだって言うんですけど、
あれは電源オフにしてみればよくわかるんですけど、クリック自分でタップしてても、もう電源オフにしたら何も硬いただの金属なんですよね。
でも電源にオンにしてると、あのトラックパッドが沈み込んでボタン押してる感じがするっていうのは、あれは単に下からトントンっていうHapticsを戻してるからなんですけど、これが一番みんなよくわかるやつですよね。
本当に電源オフにすると、本当に硬いただの金属の板なんで、すごいなこの違いはって思いますね。
Nobuhiro Seki
本当に文字化しますよね。
Mika Ueno
あまりに当たり前すぎて、そうだよねって思うんですけど、実際オフにしてみてくださいってその場でやってみたら、あまりの違いにびっくりして、ああそうかと思いました。
それがスマホにもあってMacにもあって、音とかも音聞こえるようになったから気づくところっていうのはたくさんありましたけど、
音のチームとかってほぼなかったと思うんですよね。
Webとかアプリとかって。
いてもWebのデザイナーとか、いわゆるビジュアル面のデザインはいたんですけど、それを映像で見せるとか、それを音で表現するっていうチームはほんと皆無だったんで、その後仕事でゲーム業界のところで仕事してたんですけど、
そのときにサウンドチームとか、アートディレクターとかビジュアルデザイナーとかっていう人たちと出会って、全然違う考え方をするから、音でどういう風に誘導するかとか、このビジュアルでどういう風にユーザーを誘導するかとかっていうのを考えてる人がいて、すごくカリシャーショックだったし、面白かったのを思い出しました。
でもそれもさっきのアプリの話じゃないですけど、増えてきてますよね、音とかね。
ハプティクスとか、それぞれの感覚が全部統合されての、いうミックスになっているのかなと思いました。
ハプティクスといえば、普段PS5をいろんなアプリを楽しもうと思ってたんですけど、なかなかまだ足してないですね。
Nobuhiro Seki
PS5はもう使ってはいるんですよね。
Takuya Oikawa
PS5は使ってます。PS5をインストールしたの、インストールというか、セットアップしたのは、あれをやることによって変わったんですけど、
Nobuhiro Seki
ファイナルファンタジーのなんかハプティクスがすごいっていう話をしたじゃないですか。
しましたね。
体験したのかと思って、週末にやりまして、それ以降つけてませんみたいな感じなんですけど、
でもすごいつけやすくしてあって、今ここにPCがあって、モニターがあって、iPadがあって、iPhoneがあって、ここにあるんですよ、プレイステーション。
だから本来はこれつけて、モニターを変えれば、さらにコントローラーもここにここで充電してるんですよ、ここにあるんですよね。
ここまでできるようになってるんだけど、やっぱりなかなかつけないですね。
今一つ写真送ったんですけど、PS5に入っているアクチュエーターっていうのを実際に見せてもらって、
コントローラーの左と右側に、