Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
Mika Ueno
趣味も世代も、住んできた街も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。
Mika Ueno
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
こんにちは、上野美香です。マーケティングとプロダクトマネジメントのご支援をしているフリーランスです。
Nobuhiro Seki
こんにちは、関信浩です。普段はスタートアップ投影の投資をニューヨークで行っております。
Mika Ueno
今日は及川さんお休みの回です。
Nobuhiro Seki
ということは、久しぶりに2人になりました。
Mika Ueno
そうですね。
Nobuhiro Seki
だいたいオタクネタで突破することが多いっていうのは、止める人はいないってことですか?
Mika Ueno
そうですね。でも2人でも3人でもオタクネタばっかりするんだけど、私の場合は。
Nobuhiro Seki
3人の場合は、聞いてる側ともう一人の人がいて、バランスとって別のネタに行こうと思うんですけど。
2人だとそのネタずっと行くみたいな感じになっちゃう。
それは全然問題ないですよね。
Mika Ueno
ポッドキャストやってきたら、これ効材なのかいい効果なのかわかりませんけど、
オタクのネタを話しまくるっていうのは、自分がアメトーク化してるのをすごい感じますよ、本当に。
Mika Ueno
練習しててもよくわかるんで、みんなそれぞれ熱量があるとこってあるじゃないですか。
ここ好きなとこなんだなってすごいわかりますね、後から聞いてると。
Nobuhiro Seki
普通の会話の時とかって、結構時間の兼ね合いもあったりとか、年で気づいて止めたりするじゃないですか。
でもこの環境ってそれをしないから、割と延々と喋れるっていう。
Mika Ueno
お仕事とかね、登壇とかそういうやつになると、目的があって、それぞれにも時間配分があって、
まとめなきゃとかね、何か伝えなきゃみたいな意識が働くじゃないですか。
Mika Ueno
ここは何かを伝えなきゃとか教えなきゃとか、全くそんなことではなく、
Mika Ueno
好きなとことか気になったこととか、興味あることとかみたいな。
それでいいのでとっても話しやすいですよね。
Nobuhiro Seki
前回の時も、自分が話したいことをバーッと話してて、完全に2人は引いて、
その後、収録終了ってした後に話した内容の方が、
及川さん、そっちの方が良かったじゃんって言われた。
Mika Ueno
ありましたね。何でしたっけ。
Nobuhiro Seki
船の話ですよね。
船旅ですごい不幸だったんですよ、ずっとしてて。
いえいえ、もっと投資先の会社が初の無人船太平洋横断しましたみたいな。
そっちの方が良かったじゃんって言われて。
でも自分からするとそれは普通に仕事でもしてる話だから、あまり盛り上がらないっていうか、何回も話してるから。
熱量が下がってきちゃうんですよね。
Mika Ueno
それでも他の人が聞いて面白いトピックってのはありますからね。
なかなか自分だと分からないですよね。
Mika Ueno
何回も話してたりとか、これって自分だけの興味かなと思っちゃったりしますけど。
Nobuhiro Seki
特に仕事で話してるやつって何回も話してるんですかね。
だから、またここでも話すのって感じになったりする時もあるわけですよね。
自分で言うと、仕事の時の熱量ってさっき話したんですけど、
これを喋ったらこれに繋げるためにとかって思ってるじゃないですか。
でもここって別に繋げる先がないから、それがないとすると、
別にただダラーッと喋るっていうと熱量が少し下がったりするとかっていうのはあったりします。
Mika Ueno
で、その無人の太平洋横断?太平洋横断?
Mika Ueno
太平洋、太平洋。
Mika Ueno
太平洋横断。人が乗ってないんですね。どういうやつだったんですか。
Nobuhiro Seki
多分ね、長さ的には人一人分くらいか2mぐらいの長さなんですけど、
幅も多分1mぐらいじゃないですかね。本当にちっちゃい船で、
その表面には太陽電池があって、基本的に太陽電池でいわゆる、車の自動運転と一緒で自動航行するっていうか、
実際、サンディエゴを出て、まずハワイに行って、
ハワイからグアムに行って、グアムから沖縄に行ってっていうので、
太平洋横断を無人船でしたことあるっていうのは何回もいくつか例があるらしいんですけど、
Mika Ueno
それで日本まで行ったってのは初めてだったんですね。
Nobuhiro Seki
途中のハワイとか島までは行ったことあるけど、太平洋を横断したことはないってこと?
例えばミクロネシアに行きましたとかハワイに行きましたとかあっても、
Mika Ueno
そのままずっと航海を続けて、沖縄だから日本の国までたどり着いたっていうのは初めて。
Mika Ueno
それは技術的な何がすごいんですか?
Nobuhiro Seki
当然海だから、実際には一層、船だからそうですね、一層黒潮を越えられなくて、ミッシングになったんですよ。
一回ハワイに行った後に直接日本の方に向かって上がっていくっていうルートをやったりですね。
ある日突然、ずっと無線を使って、ずっと実は走ってる船の映像はずっとキャスティングされてたんですよ。
ストリーミングされてたんですね。
なんだけどストリーミングがなくなって、どこにいるかっていうのもなくなっちゃったんですね。
どうも波って海流が激しいところだと飲まれて沈んじゃったらしいんですね。
だから一気に沈んじゃったんですよ、一年ぐらい前に去年も。
今年行くときにはそのルートはダメだということで、グアムを返して秋名に上がるっていうルートを変えて、
なんとか太平洋を越えてきました。
やっぱりその海流とか場所によってそのぐらい小さい船だと越えられないとか、
天候とかでいろんな理由があるんでしょうけど、それで越えられないみたいなことはあったんですけど。
基本的には自動航行なんでそのルート決めて、太陽電池があってバッテリーがあって、
それを使って自動航行をするっていう、その中で沈没もせずに目的地に着きました。
Mika Ueno
期間はどのくらいかかるんですか?出発してから日本に着くまで。
Nobuhiro Seki
沖縄まで1ヶ月半とか最終的に3ヶ月くらいかかったかな。
Mika Ueno
その間のトラッキングっていうのはGPSとかでするんですか?
Nobuhiro Seki
GPSでカメラも映像も衛星通信経由で来てるんで。
Mika Ueno
洋上でそういう精密機器乗せてね。その技術は他にどういうところに応用されるんですか?
Mika Ueno
そのチャレンジは何のためにどういうふうに応用されていくんですか?
Nobuhiro Seki
船自身が自動航行する船っていうのが売りなんです。
実際に使われてるのは何かっていうと、例えばこういうやつはどうしてもディフェンス関連になっちゃうんですけど、
例えば中東で洋上に嫌いがないかとか、そういうの探すとか。
Mika Ueno
軍事目的?
Nobuhiro Seki
防衛目的ね。
センサーがついてて、行ってその辺りをセンシングするとかですね。
あと、特に日本使うんだったら、例えばその船の中に携帯の機械供給みたいなやつを入れとくとか、
あとは結構船の中に荷物を入れるところもあるんで、その中に救援物資を入れとくとか。
要は人間ではすぐ行けないようなところに行かせることができるとか。
救援物資を入れたりとか、救援物資プラス携帯の機械供給とかあると、
例えば地震とかで携帯機械供給が潰れちゃったり、携帯がつながらなくなったりするじゃないですか。
そういうときって、人が車で行けばいいっていうのは、地震とかは行けないじゃないですか。
その場合、海側だったら海側からそういったものに入ってもらって、
っていうのをもちろん有人ライスでやってもいいんですけど、無人ライスだといち早く動けるとか、
もしくは人間が行きづらいところにも行けますとかっていう。
Mika Ueno
なるほどね。じゃあ、よくある人間を乗せてのタクシーのウェイモンみたいなやつじゃなくて、
Mika Ueno
人向けのサービスとかじゃなくて、人ができないところをやりますよっていう、
自動で行くロボットとか機械とか、そういう感じなんですよ、陸上のイメージとしては。
Nobuhiro Seki
基本はドローンですよね。海のドローンみたいな感じで、
ドローンって結局、ドローン飛ばして探査したりとか、荷物を持ってったりするじゃないですか。
でも空中を飛んでるとどうしてもバッテリーが切れたら墜落しちゃうから、
その前に帰ってきたりとかしなきゃいけないんですけど、海の上って基本的にはずっと航行し続けられるっていうことはですね、
基本的にバッテリーを充電するために帰ったりする必要がない。
だからずっとそのまま行き続ける。
だから大飛行を横断できたってことは何を意味するかっていうと、
沈没さえしない限りずっと長い航海とかさせられるわけですね。
例えば太平洋の真ん中辺りに行こうと思ったら、普通に船で行ったって1ヶ月もかかるんじゃないですか。
でも途中で帰ってきたりとかっていうわけじゃなくても、
それこそそういう船を常時何機も送り出しておいて、
そこら辺でずっと例えば海洋資源をチェックするとか、海流の変化をチェックするとか、
Mika Ueno
ああいうところの洋上での研究作業とか、調査活動とかってすごいものもあると思うんで。
Nobuhiro Seki
もともとのビジネスモデルは、まさにそういう人たちに1ヶ月だけ貸しますとか、1週間だけ貸しますとか、
3日だけ貸しますとかっていう、そういうモデルをやろうっていう話を。
なぜかというと、1艘買ってずっとメンテナンスするって結構お金がすごくかかるんですよ。
1艘そのものはそれでも車よりも全然高いんですけど、
でも結局買うだけじゃなくて、研究するためにどこに行かせるのか、どのルートで行かせるのかっていう、
そういう知識が必要になる。
船を探査するにしたって、どういうルートで何時にどこに行けばいいのかって、
ノウハウが必要なんで、そういうのを含めて1ヶ月、専門家も含めて貸しますみたいな。
そういうモデルを最初売ってたんですけど、蓋を開けてみたら、さっき言った防衛目的で、
洋上の安全性を確保するために無人で行かせるみたいな。
30艘海軍に導入してくださいみたいな話になっちゃうと、
急にもう全然モデルが変わってきちゃうんですけど。
本来はそういう調査とかそういったものを、
専門家も全部含めてサービスとして貸しますみたいな、そういうのをやりたいって話をしてたんですけど、
投資したのは4年ぐらい前です。
Mika Ueno
実際4年前に投資したんですか。
Nobuhiro Seki
そうですね、4年前にまだテックスターズのアクセラレーターにいる頃に投資したんですけど。
Mika Ueno
ようやくいいですね、活用できる段階に来てるっていうのは。
Nobuhiro Seki
特に日本だとね、日本とアメリカって太平洋って繋がってるじゃないですか。
だから横断とか言いながらも、実はとらえぬ国に来ましたみたいな、そういう感覚なんです。
Mika Ueno
すごい距離だけどね。
Nobuhiro Seki
そうです。途中で苦労症に流されたりするんですけど。
ただね、すごい面白かったのは、この話をしていいのかどうかよく分かんないですけど、
普通船で国に入るときって、やっぱり船の船長みたいな人がパスポートを持って、
入国をするとか、手続きがいるんですよね、普通。ヨットとかで船の船に移るときも確か。
今回のケースは無人の船じゃないですか。
だから入国するっていうのが、人は入国してるわけじゃないっていうのがあって、
どうすればいいのかっていうのが分からないっていう状況になったんですね。
結局確かさっきグアムから沖縄に来るじゃないですか。
確かグアムから米軍か何かに入国処理をしてもらって入ったとか、そんなようなことを言ってましたね。
船が入ってくるときの手続きっていうのは、数も人を基準、基本にしてるっていう、そういうことだったらしいんで、
前例がないんで困りましたみたいな感じになってたらしいんですよ。
Mika Ueno
いろんなものが変化していくとか、革新的なものが出てくると、
法体系とか社会の認知とか、特に法体系のほうなんかは後から後付けっていうのが多いので、これを例にまた変わっていくんでしょうね。
Nobuhiro Seki
話は全く変わりますけど、百物語。
Mika Ueno
音響のやつですね。
音響のやつ、前回。
ドハマリしたイマーシブだと、二人なんでオタク話で炸裂させていただくと。
Nobuhiro Seki
あれもう終わっちゃったんですか?
Mika Ueno
終わりました。
8月1ヶ月だけだったんで、本当に行ってみてね、思いました。何回か前に話したやつ、また概要欄に入れておくんで、見ていただければと思いますけど、
日本の百物語っていう階段をモチーフにしたイマーシブシアターで、その中でスマホをあるチケットを買うと、スマホを身につけてワイヤードのイヤホンつけて場内を自由回遊すると、
ある場所に行くと、その場所でしか聞こえない音が聞こえてくるよっていう、そういうシステムを導入している。
それがダズルがやってる百物語だったんですけど、その音響システムのプレスリリースを一緒に読みましたよね、ここでね。
それは会場内で、音楽とかセリフとかがガンガン流れてくるスピーカーがあって、そのスピーカーから即興音が出ていて、即興音って測る距離の音って書くんですけど、
即興音というのが出てて、それを自分が身につけているスマホのマイクが拾うことで距離を測って、あなたはここにいるのねっていうのを把握しているというふうにプレスリリースの回だったんで、なるほどって言ったんですけど、確かにすごい面白い体験でした。
自分が肩から下げる小さいポーチにスマホが入ったやつを入れて歩くんですけど、ある部屋に行くと、ある部屋とかある場所に行くと、その場でしか聞こえないキャラクターの声が聞こえてくるんですよね。
イマーシブシアターってどのキャラを追うかとか、どこを見たいかっていうのは自分の意思に任せられてるんで、観客の。
例えばその部屋に行かないとか、そのキャラを追わないっていうそういうルートもあるんですよね。
Mika Ueno
そういうルートを何回かもやったんですけど、そうすると全く聞こえないんですよ。
Mika Ueno
あるところに行って、あるタイミングになると聞こえてくるんで、ああなるほどなと思って、しかもそれは場内のスピーカーじゃなくて自分でしか聞こえてこないから、その音響システムを体験できるチケットっていうのが別になったんですよね。
体験設計としてもすごいうまくできてるなと思いました。
チケットが2種類あって、クオンっていうプレミアムの方と、あとその音響が聞こえるセツナっていうチケットがあって、セツナの方とクオンの方は全く体験が違うので、聞こえてくる方の声はクオンのチケットの人には聞こえないんですよね。
例えば私と関さんが最初に行って、関さんがクオンです、私がセツナのチケットですって言って、体験して終演して相当に出たときに私しか聞こえてないものがあるんですよね。
でも関さんには関さんしか体験できないクオンの体験があって、それが明確にチケットとかシステムで体験が分かれてたっていうのがすごいなと思いました。
Nobuhiro Seki
要するに実際のパフォーマンスそのものは見た目は一緒だけど、ナレーションとかそういったものが違うから全然違う体験になるっていう、そういうことなんですね。
Mika Ueno
そうそう。クオンのチケットを持ってる人でも自由に動き回れる時間は、クオンのチケットの人と私のセツナのチケットの人が一緒に動くことももちろん可能なんですけど、
その場所でセツナにしか聞こえてないセリフがあるっていうのがすごく特徴的で、それ今までなかったんで面白いなと思いました。
Nobuhiro Seki
でもそれって結局同じ舞台を見に行っても、最低でも2つ違う体験ができるっていう、そういうことですよね、最低でも。
Mika Ueno
本当そうです、本当そうです。
Nobuhiro Seki
でね、当然いる場所も変えれば当然聞こえる音も違うから、実際には2つどころじゃないって話ですよね。
Mika Ueno
そうですね、本当その通りなんですよ。今までのダズルのやり方はプレミアムチケットと一般チケットがあって、プレミアムチケットはより濃厚なワンオワンとかインタラクションとかっていうのがあったんですよね。
一般チケットの方はその濃厚なインタラクションがちょっとなくなる、でもまあ行動できる範囲とか見れるものは一緒って、そういう感じだったんですよ。
今回のこの百物あたりのやつだと、フォーンのチケット、セツナのチケット、それぞれしかできないものがあって、
こうやって体験を明確に分けてチケット種別にしてるっていうのは、なんか私も今渋れがそんなに深くないですけど、面白いし、こんだけ明確にできるんだなっていうのが面白かったです。
Mika Ueno
その測距音のやつだと、体感からすると、何センチ単位で撮ってるっていうわけではなくて、結構撮れてる範囲が広いなっていうのは感じました。
Mika Ueno
10メートルとか15メートルとか、そのぐらいは撮ってるんじゃないかなっていうのがあって、
そのお部屋じゃないけどちょっと近くっていうか、何歩か離れたところとかにいると聞こえてきちゃう時があるんですよね。
でもそれも自分が別のところを探索しているときに、ふって聞こえてくるんですよ、耳元に。
それが、え、何だって思うんですけど、でもそれはそれで、その世界観には合っているから、何か今情報、ヒントを得たぞみたいな感じで、そういう体験になってましたね。
Nobuhiro Seki
面白いですね。測距音って多分コストが低いのかな、何なんだろうなと思って、というのは、ちょっと前、7、8年ぐらい前ですかね。
室内とかで、割と簡単に距離を測ったりとか、位置情報を取ったりとか、様々なことができるって言って、UWBっていう、ウルトラワイドバンドのテクノロジーがあって、
多分、もう今はiPhoneにも入ってるし、AirTagとかにも入ってるんじゃないですか。
要は、AirTagって部屋の中でやっても、あの辺に隠れてるとかっていうのが、位置がわかるじゃないですか。
だからそれと同じテクノロジーですね。AirTagがあって、外にあるときって、iPhoneとかOBSで場所を掴んでるんですけど、部屋の中にあるとき、どこにあるかっていうのって、
もう直接そこへの距離を測ったりとか、方向がわかったりするっていう、かなり、さっきの訴教の近くで、電波の飛んでる距離みたいなやつで測れるみたいな、そういうテクノロジーだったり。
昔は結構高かったっていうか、iPhoneに入りました、AirTagが使われましたってことで、結局何億台と売れるわけじゃないですか。
そうするとそういうチップとか全部安くなるから、結構いろんな工場とかで使うとか、いろんなところで一気に使いやすくなるだろうみたいな、
というようなことで、2017年かなんかに、もう8年くらい前に、そういうのを使って工場内の物のロケーションを管理したりとか、安全性を確保したりとかっていうのに使えますみたいな。
そういう会社に投資したってことがふっと思い出したんですけどね。でも逆に百物語りで測距音を使って音声で測りますかって。
確かソニーの子会社がやってますよね。
Mika Ueno
そうですね、ソベックっていう会社ですね。
Nobuhiro Seki
だから技術によって当然コストが安いとか、仕組みは簡単だとか、いろんな理由があっていろんな技術が使われてると思うんですけど、訴教を使うのは何だろうなみたいなことをちょっと思いつつ、ちゃんと調べなきゃと思って今メモしてます。
Mika Ueno
実装もしやすいんだったと思うんですけど、測距音がスピーカーから流れてるっていう、多分人間に聞こえにくいようなものが流れてるんだと思うんですけど、それが聞こえるべきお部屋とか場所から離れたところでも聞こえたっていうのは、音だからスマホのマイクはそれを拾うと思うんですよね。
Mika Ueno
だからその音の調整とかいろいろあるんだろうなと思いつつ。
だから何かしら距離に関してもこれから調整もできるんだろうし、面白い仕組みだなと思いました。
Mika Ueno
耳元でワイヤードのイヤホンをしながら聞くんですけど、一番最初に行った時に耳元でいきなりふって声が聞こえるわけじゃないですか。
その体験が初めてだったんで、ぞくっときましたよね。
なになになにみたいな感じで、イヤホンするから、スピーカーから流れる音っていうのは、少しだけ耳に何か入れてるから聞こえ方が違うんですけど、
今までの場内アナウンスとか場内に流れるセリフの声っていうのとは違う、本当に耳元で誰かが喋ってる、しかも音がクリアに聞こえる。
で、でかく張り上げる声じゃなくて囁き声みたいな感じだったんですよね。
そういうのが初めてだったんで、こうやって小道具っていうか、ガジェットを使うことでできる演出とか体験っていうのがあるんだなと。
それは技術というよりは体験の面ですけど、面白いなと思いましたね。
ちなみにこの8月で終わってしまった百物語で、私は甚大なるロスに苛まれてたんですけど。
Nobuhiro Seki
何回行ったんですか?
Mika Ueno
9回行きました。最初にチケット抽選で4回行ったんですけど、1回目行ったら衝撃の面白さで、やばいと思ってもう5回おかわりしたんですよね。
Mika Ueno
それでもわからないんですよ。わからないストーリーはあるし、あれこれってみたいな話だし、
この百物語って階段をモチーフにはしてるんですけど、内容はオリジナルストーリーなんですよね。
オリジナルストーリーがすごく入り組んでて、面白い構成になってるんですよ。
だから9回行っても、これってこういう意味だったのかなって、ストーリーの紐解きっていう点でもまだ完全に分かったよって感じじゃなくて、
やってればまだ行きたいですね。っていうのもあるし、この測距音を使ったシステムの探索もあるし、
キャラ一人一人のそれぞれに紐づいてるストーリーがあるんで、そういうものとか。
Nobuhiro Seki
3円とかないんですか?
Mika Ueno
と思って、その甚大なるロスに苛まれていた翌日に、終演の翌日に、11月にもう1回やりますっていうアナウンスをしてくれたんですよ、ダズルが。
Mika Ueno
でも翌日にもうファン同士で、これは大歓喜でしたね。今から待ちきれません。
Nobuhiro Seki
チケットはまだ?
Mika Ueno
チケットはまだ。大変ですよ、もう抽選で。
Nobuhiro Seki
正座をして待ってる?
Mika Ueno
座して待つって感じですね。
この11月にそれをやってくるっていうので、大きな目標ができて、そのために私は頑張るっていう感じですね。
Nobuhiro Seki
よかったですね。
Mika Ueno
またそれも全く同じじゃなくて、百物語 齢草っていうサブタイトルがつくんですけど、
8月のやつは百物語 月下美人だったんですね。
Mika Ueno
10月はまた齢草っていう別名がつくんで、また何かしらアレンジされて、アップデートされてになるはず。
さらにまた期待が高まるって感じです。
Nobuhiro Seki
羨ましい。
ちなみにちょっとXCrossingのテック的なやつを調べてみたらですね、
測距音でやる場合は音波じゃないですか。
UWDはウルトラワイドバンドの無線なんですけど、やっぱり即興音の方は精度は数センチから数十センチぐらいということで、
UWDって本当数センチなんで、1センチぐらいなんですね。
だからやっぱりそういう意味で言うと精度は全然やっぱり違います。
音なんで、例えばエコーとか障害物とかで結構影響を受けやすいです。
Mika Ueno
エコーね、なるほどね。反射がありますね。
Nobuhiro Seki
あと雑音とかね、そういった。風とかでも影響を受けるらしいんですよ、屋外ですね。
なんだけど、やっぱり安いっていうのがやっぱり大きいんですね。
客物ごとに何人ぐらい入る会場なんですか?
実際に体験してる人のスマッシュで。
Mika Ueno
体験してる人はマックスは24人です。1回につき24人がマックス。
Nobuhiro Seki
多分24人ぐらいだったらUWDでやってもいいんだと思うんですよ、きっとね。
ただスピーカーを使いますとか音を使いますとか、ソニーはかやすけますとかって言うと、
きっと最後にはコンサート会場とかできるんじゃないかと思ったりするわけですよね。
きっと5000人入ります、1万人入ります。
でも大体ゾーンごとに実は聞こえることが違いますとか。
そういうことってできるじゃないですか。
Mika Ueno
そうですね。
Nobuhiro Seki
でもUWDで1人とか入ってて全員が一番やるとかって言うと、
なんかちょっと違うチャレンジがあったりするんじゃないかなみたいな。
ちょっと思ったりするんですね。
Mika Ueno
巨大なテーマパークとかね、謎解きとかカンファレンスとかそういうのもできそうですよね。
Nobuhiro Seki
やっぱりソニーはエンターテイメント会社ですから、やっぱりそういうところに使えるような意味合いがあって、
研究室、研究というか、小会社に作って製品作ってじゃないかなっていうのがちょっと、
イメージだけですからね、全然根拠ないんですけど。
Mika Ueno
多分このSovecという会社もクリエイティブとか、
Mika Ueno
クリエイションのところにすごく理解がある会社なんだろうなと思いました。
技術を使って、技術これどうっていうアプローチじゃなくて、
Mika Ueno
こういうアート作品とかクリエイティブがあって、それを生かすには、
Mika Ueno
最大限生かすにはどうしたらいいかっていうかアプローチをしてるのが、
私はそこすごい好感度が高いんですけど、いいなと思いました。
Nobuhiro Seki
良かったですね、そのロスが解消されて。
Mika Ueno
本当ですね、人類のロスが解消されたので、11月待ちたいと思います。