Mika Ueno
Nobuhiro Seki
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Mika Ueno
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Nobuhiro Seki
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた町も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
Nobuhiro Seki
こんにちは。ニューヨークから関信浩がお届けしております。普段はスタートアップへの増資などをしております。
Mika Ueno
こんにちは。上野美香です。マーケティングとプロダクトマネジメントのご支援をしているフリーランスです。
及川さんは、今回はお休みです。
Nobuhiro Seki
ということで、前回か前々回の収録の時に、これからイマーシブ体験に行ってまいりますとおっしゃってましたけど、その後どうだったんですか?
Mika Ueno
あの後、4連発しまして。
Nobuhiro Seki
同じとこ4箇所じゃないですよね?
Mika Ueno
じゃないですね。イマーシブフォートっていうのがお台場にできたんですよね。
イマーシブフォート東京。あそこがテーマパークみたいになってて、いく数個のイマーシブシアターって言われてるやつが、
同じ場所にいくつもあって、それを体験していくっていうテーマパークなんですよね。
テーマパークっていうか巨大施設なんですね。
それに行くと、シャーロック・ホームズの世界に入って、そのシャーロック・ホームズの演劇を自分の好きな場所で好きな視点から見れるっていう、そういう感じなんですね。
Nobuhiro Seki
演劇してるシアターの中に観客がどこにいてもいいっていう状況で入れる、そういうことですか?
Mika Ueno
そうそう。いわゆる劇場でやってる演劇の舞台がなくなったっていうふうに思ってもらうとよくて、
イマーシブシアターって例えば家の中とか体育館とかなんでもいいんですけど、巨大なところでいろんな広い場所を全部ステージとして使って、観客もそのステージの上にいるんですよね。
演者さんの例えば真横30センチで見ても聞いてもいいわけですよ。
Nobuhiro Seki
触れるんですか?触っちゃいけない?
Mika Ueno
触っちゃいけない。今シアターにもよりますけど、基本触っちゃいけないですね。触っちゃいけなくて、
あとやっぱりそれ世界ストーリーなんで、私語できないようにマスクとかここにやるんですけど、
喋らないっていうのがルールになってるところが多いです。
演者さんが、舞台って1つのシーンが1つのステージ上で展開されるんですけど、それが同時並行でいろんなところで起きるんですよね。
例えばシャーロックだったらシャーロックとワトソンの演劇の場所もあるし、警部は別のところで話をしたりとか、それが同時に起きるんで、
自分がどこを見るかっていう選択も、ゲスト側にあったりするんです。それがイマーシブシアターなんですけど。
そういうのがいくつも入ってるのがイマーシブフォート東京で、あそこに行ったんですね。
この間2回目行ったんですけど、7人で行ったんですよ。
一番最初は3人で行ったんですけど、2回目7人で行って、同じシャーロックとか江戸の花魁をテーマにしたものとかっていっぱいあるんですけど、
それをみんなで体験するんですけど、どこにどう動いてもいいし、どう見てもいいっていうのが自由があるから、
7人ってバラバラなんですよね。みんな見るところが違うので、体験終わってみんなでワイワイワイワイって話をするじゃないですか。
体験後の感想戦やると、みんな見てるもの、聞いてるもの、体験してるもの、体験したストーリーっていうのが全部違うのが分かって、それがすごい面白かったんですよね。
Mika Ueno
全体のストーリーは、自分の視点はその世界に入って1キャラの視点になるから、全体を把握することはできないんですけど、1回では。
人数が多くいくと、パズルのピースがハマっていくみたいな感じで、メインストーリーの中に影響を与えるそれぞれのキャラの背景とか、プロフィールとかあるじゃないですか。
ああいうものがいろんなところであるから、それを人数が多いとみんなが全部足していって、
こうだったんだ、ああだったんだって推測したりとか考察したりっていうのも、それもすごい面白い体験でしたね。
Nobuhiro Seki
それって、1人で行くよりも人数で行ったほうが、これね、どっちが好きかってあると思いますけど、1人で行って、
あの人の背景がわからなかったからもう1回見る、その時にあそこの部屋に行ってみようっていう、そういうパターンと、人数いっぱいで行って、
Mika Ueno
バラバラで見て、後から意見交換した、そういうことだったっていう、そういう両方の楽しみ方ができるっていう。
そうですね、本当にまさにそうですね。1人で行ってもいけます。
Nobuhiro Seki
なんかどっちのやり方を推奨してるとかないわけですね、きっとね、その場所としては。
Mika Ueno
ないですね、本当に自由ですね。1人で、少人数で行ってもいいし、大人数で行っても楽しみ方があるし、知れるストーリーとか全然違うので、
一緒に行った友達とかはものすごいキーになるストーリーを体験してたんですね。
それがキーだから、後から聞くとそういうことだったんだって思うんですけど、それは聞いた話であって、
次ちょっと来るんだったらそういうような、別のものとかそれを体験したいなとも思うんですよね。
リピートするっていう動機づけになるのは、いろんな体験、10人いたら10人みんな違う体験になるから、それを体験したいなっていうふうに思う感じですかね。
Nobuhiro Seki
逆に1人で行った場合には当然、いろんなことがわからないから、次はあそこに行ってみようとか、そういうような形でリピートするっていうのが普通の流れってことですね。
Mika Ueno
そうですね、そうなんですよね。
なんかああいう、イマーシブシアターとか、体験型レストランとか、脱出ゲームとかね、イベントがいっぱいあるじゃないですか。
でもそのテーマっていうか、そのイベント1つの場所で1個っていうのが多いんですけど、イマーシブフォートの場合はそれがいくつもあるんで、同じ場所で。
で、シャーロック体験した後には花魁やってもいいし、もう1つ他に東京リベンジャーズとコラボしたようなものがあるから、それもあったりとかして、いろんなものがあるので、
楽しみ方がとっても多様っていうのはすごく特徴的なとこですよね。あれをあんな巨大な規模でやってるのってすごいなと思います。
Nobuhiro Seki
その時は何時間くらいいたんですか、そのイマーシブシアターって。
Mika Ueno
いやもう開演から閉場まで、11時から7時まで。
8時間。
8時間いましたね。
人数多いから出入り自由にしたんですよ。それぞれみんなチケット買って、シャーロックの時間だけは決まってるから、シャーロックと花魁だけは決まってるから、
その時間に来ればよくて、いつ来てもいつ帰ってもいいっていうふうにしたんですよね。すごい楽だったんですけど。
でもやっぱね、なんだかんだ言っていましたね。
Nobuhiro Seki
でもまだもう1回2回3回行きたいって感じですか。
Mika Ueno
行きますね、多分。行きますね。
そこを体験したことない人とも行きたいし、
Mika Ueno
もう1回、やっぱ花魁素晴らしかったんですけど、1回につき30人しか体験できないんですよ。
それが70分になってて、すごく濃密なイマーシブっていうふれこみだったんで、
しかもそれR18指定なんですよね。
花魁って18歳以上じゃなきゃダメで。
なに、R18ってそんなにエロとかあるのかと思ったんですけど。
なるほど、こういうことでR18なんだなっていけばわかるんですけど。
それがすごくよくわかりました。
それが30人しか体験できないから、それなりにお値段はするんですけど、
演劇と考え、演劇、それから自分が自ら体験する、体験の時間が何十分もあるわけで、
それ考えると値段としては全然見合うなと思いましたね。
ああいうところ行くと、事業的な観点で見ちゃったりとか、
マーケティング的な観点で見ちゃったりとかすごいあって、
あの規模を維持してるってのもすごいと思うんですね、コストもそうだし。
あの、開園から閉場って11時から7時なんですけど、そこって。
テーマパークからしたら遅い始まりだし、閉まるのも早いと思うんですよ。
なんだけど、中で働いてる人は人間なわけで、パフォーマーがほとんどなんですね。
それから考えると8時間労働になるじゃないですか。
だから、ああなるほど、そういうふうになってんだなってのも思いますよね。
例えば、テンポのスタッフとかじゃなくて、役者さんが途中で変わったりすると、
同じキャラが変わったりすると、全然没入体験じゃなくなっちゃうじゃないですか。
その1日かけて、その役者さんは1つのキャラをやるわけだから、すごいなと思いました。
Nobuhiro Seki
もちろん8時間のうち休憩とかあるから、もちろん8時間フルに無理だと思いますけど、
でもそういう、同じ人がその日はずっと一貫しているっていう、そういう感じなんですかね。
Mika Ueno
そうそうそうそう。
そういう人たちが館内っていうか、イタリアの町を模してて、そのイタリアの町の中に出てくるキャラなんですね。
その人がずっといて、あ、あの人だ、あの人だみたいな。
そこでドラマがいきなり始まったりするんですよね。
そこに巻き込まれていくっていう、そんな感じですね。
Nobuhiro Seki
それイタリアってやつは、そのヴィーナスフォート、違うヴィーナスフォートじゃないイマーシブですか。
Mika Ueno
そうそうそう、そうですそうです。
Nobuhiro Seki
イマーシブフォートが、全体がそのままってことですね。
Mika Ueno
そうですね、ヴィーナスフォートを居抜きで使っていて、ちょっとリノベしてるんですけど、
ヴィーナスフォートの、ラスベガスのショッピングモールみたいな感じじゃないですか。
あれって上が大空になっていて、イタリアの町みたいな感じなんですけど、
あれをなんか上手く使ってるなっていう感じがしました。
Nobuhiro Seki
ヴェネツィアですね。
ヴェネツィアですね、あそこね。
Mika Ueno
ショッピングモールの時はもうレトロ感というか、ちょっと古臭ささえ漂うような感じだったんですけど、
それがああいうふうに生まれ変わってイマーシブフォートってイタリアの町ですよ、
ここはイベントっていうかアトラクションですよってなると、
それはそれで新しく感じるので上手く使ってるなと思いました。
Nobuhiro Seki
舞台セットとして考えると面白いよね。
Mika Ueno
そうそうそうそう。
パフォーミングアーティストにとっては新たな職場だと思うんですよね。
出てくるのは役者さんのみならず、アクション俳優、
Mika Ueno
アクロバティックなことするアクション俳優さんとか、
ダンサー、ミュージシャン、あと多分芸人さんみたいな方、
あとは中国の雑技団みたいなパフォーミングアーティストとか、
いろんな方が活躍してるんですけど、
おそらく舞台とかイベントとか、いろんなレッスンするとか、
働き場あったと思うんですけど、
また継続的なパフォーマンスとお仕事の場なんだろうなっていうのをすごい感じましたね。
パフォーミングアート好きとしてはたまらない。
Nobuhiro Seki
4連発はあとは。
Mika Ueno
そう、それが一つで、
2つ目がダンスカンパニーのDAZZLEっていう人たちがいて、
コンテンポラリーダンスとかでいるダンスのチームなんですけど、
その人たちもイマーシブシアターやってて、
イマーシブフォート東京ができる、もうすんごい前からやってるんですね。
2010年代の半ばぐらいからやっていて、
その人たちがすごいのは常設で一軒家とかの場所を借りて
毎日上演してるんですよ。
毎日ってすごいことで。
しかも1日3回公演とかをずっと毎日やってるっていう、そういう人たちなんで。
で、イマーシブシアターなんですけど、
このダンスカンパニーの方はもうすごいアーティスティックなんですね。
しっかりしたストーリーがあって、
悲しみとか人間の業とかそういうものも含めた、
すごい深いストーリーがあって、
それに合わせて、ダンスカンパニーだからもちろんダンスで表現するんですけど、
ダンスのみならず、ちゃんとしたセリフ劇も入ってるんですね。
演劇とダンスの中間、合わさったような感じっていう、
すごくアーティスティックで。
それを、私が見に行ったのは、
一軒家をドーンと借りて、そこが常設のシアターになってて、
3階建てなんですけど、
その3階全フロアが世界になっててステージになってるっていう、そういう感じなんですね。
Nobuhiro Seki
Lost in the Pagesか、Unseen youか。
Mika Ueno
それそれそれそれ。
Unseen youを見て、
観客はその世界の中に、
存在するものとして参加するんですね。
役が与えられるっていうか、その世界にいるものと、いる視点として見るから、
それはシャーロックとか他のイマーシブと同じで、
その世界の中の一つの視点を持つやつだから、
映画とかドラマみたいに、一歩引いた視点でね、
神の視点で全ストーリーが見えますってやつじゃなくて、
自分が追っていく、自分がその場で見ているものが、
そのストーリーってなるんですよね。
全部知ることができないんだけど、
それを一般のチケットとプレミアムチケットっていうのがあって、
プレミアムチケットとかで行くと、
その演者さんが何かこう、
アクションしてくれるんですよ、何かしら。
プレミアムの人には違った体験が用意されてるんですね。
Nobuhiro Seki
なるほどなるほど。
Mika Ueno
そのキャラと何らかの接点があったり、インタラクションがあったりするんで、
これはね、自分が見ているストーリーの世界の中にいるっていうのももちろんなんですけど、
自分が見ているキャラが自分の方をバチッと見て、目が合って、
場合によっては自分の目の前に立ったりするんですよ。
目の前に立っている時には触れたりするんですね。
目がバチッと合うことっていうだけの、それだけの体験なんですけど、
すごいんですよ、迫力と引き込まれ度っていうのが。
2Dの画面で見てて、キャラが、カメラ目線になることはそんなにないかもだけど、
時々カメラ目線になる時あるでしょ。
あれともう全然違う迫力と臨場感ですね。
そういうのが感じられますね。
Nobuhiro Seki
若干、演技は演技だけれども、もうリアルにいるわけですよね、目の前にね、そのパターン。
Mika Ueno
そう。
ダンスカンパニーだから踊るんですけど、目の前に4-50cmで踊られるとその迫力もすごいし、
Nobuhiro Seki
いるものとして扱われてるからそうなるわけですよね。
イマーシブってお客さんが入り込んでるから。
Mika Ueno
そうそうそう。
そうですそうです。
いるものとして扱われるんですよね。
喋るということじゃなくて、アクションでインタラクションをしていくという感じで。
それはすごく何ていうんですかね、今まで座席に座って受け身で見る
っていうのが大体のコンテンツの消費の仕方だったと思うんですけど、
それが自分の中で、キャラがこっちに来るかもしれないし、自分が動いていくっていうのってなかなかないんで、そういうコンテンツとの触れあい方ってないから、ドラマとかストーリーはね、それはすごい面白いですね。
Nobuhiro Seki
こういうやつはやっぱり、僕もまたニューヨークにせっかくいるから、見に行きたい。
Mika Ueno
そう、ニューヨークに、それこそイマーシブの火付け役みたいになった、Sleep No Moreっていう。
Nobuhiro Seki
Sleep No More ですね。
Mika Ueno
うん、あれ、そうそうそう、それ行けますよ、関さん。
でもね、あれ5月末で終わっちゃうんで、早めに行った方がいいと思います。
Nobuhiro Seki
こっちこっちの?ニューヨークのやつ?
Mika Ueno
そうそうそうそう、ニューヨークのやつ、終わっちゃうんですよ。
もうぜひ早く行ってください。
あるんじゃないかな、チケット。
次の作品もアナウンスされてるんですけど、いつやるかまだ言われてなくて。
1回1月かな、Sleep No Moreは終わりですってアナウンスされたんですけど、人気でちょっと延長してるっていうのが今らしいですよ。
Nobuhiro Seki
まだBook Nowがあるからちょっと。
あれ、まだ大丈夫?
Mika Ueno
うらやましいです。
Nobuhiro Seki
ファイナルエクステンションしてます。6月16日まで。
Mika Ueno
本当?
Nobuhiro Seki
6月16日までエクステンションしてます。
Mika Ueno
じゃあ、2週間くらいか、伸びたんだ。
Nobuhiro Seki
で、月末とかまだグリーンがついてますね。
Mika Ueno
いいですね。
Nobuhiro Seki
今日から週末にかけては木金土はないけど、日曜日はある。月曜日は空いてますね。
日曜日は空いてますね。日曜日はちょっと行けないんで、うまく平日に行こう。
Mika Ueno
この間友達も行ってたんですよ、ニューヨークに行って。すごいよかったって言って。
Nobuhiro Seki
最後に来たのって5年前の時ですよね。
Mika Ueno
5年前ですね。
Nobuhiro Seki
あの頃からはずいぶん変わりましたよ、ニューヨークもね。
Mika Ueno
上海でもやってるらしいんですけど、いずれにしても海外に行かないと体験できないやつですからね。
Nobuhiro Seki
4連発のうちでそれで2連発?
Mika Ueno
4つ目が、西武園ゆうえんちの中にあるミステリートレインなんですけど。
Nobuhiro Seki
それ結構行ってみたいよね。
Mika Ueno
西武園ゆうえんちっていうね、昭和の商店街再現したみたいな、あれイメージ強いと思うんですけど、あの中に列車の内装を模したレストランがあって、普通に営業してるレストランなんですけど。
それがある夕方の時間帯からイマーシブシアターになるんですよね。
それはよくある、豪華列車の中で殺人事件が起きてみたいな、そういうやつで。
オリエント急行殺人事件みたいな、そういうテーマなんですよ。
「豪華列車はミステリーを乗せて」みたいなタイトルなんですけど。
そこに、普通に営業してるレストランだから、そこでアフターヌーティーをいただきながらお茶を飲みながら、そこに乗った乗客ですっていう体で参加者が入るんですね。
普通にお茶しながら雑談もできるんですよ。
そこにキャラが出てきて、最初はキャラといろいろ喋りながらって感じで。
それはマスクも何もしないし、もちろん物も食べたり飲んだりするんで、
こちらの観客側としては喋っていいんですよね。それがまた新鮮で。
Nobuhiro Seki
キャラと喋れるってことね。
Mika Ueno
キャラとも喋れるし、一緒にいた人たちともあれは何で何でっていう考察とか、それを喋れるんですよ。
それが面白くて。
途中までカメラで撮ってよくて、それもまた面白かったんですけど。
ある時間から先はカメラもダメ、喋るのもダメというかストーリーがまた進んでいくんで。
そんな感じだったんですね。
その中で与えられる役割があるんですよね。キャラから。
それはどのイメージもそうなんですけど、私今回いったらめちゃくちゃキーになるようなストーリーを与えられて、
あれ?これ知っていいんですか?みたいな感じ。
物語の結末を左右するようなものを与えてもらえて、すごいそれが面白かったですね。
Nobuhiro Seki
与えるっていうのは何か証拠とか、ストーリーに関係するようなものとか、情報とかが与えられるっていうことなんですかね。
そこまで言えない。詳しく言えない。
Mika Ueno
作家が出てきて、その作家さんが書いてるものを見せてもらうっていうやつなんですけど、
実際に書いてるものも原稿用紙で見せてもらうんですけど、
ああいうシチュエーションになると文字で書かれても全然頭入ってこないですよ。
文字で頭入ってこない。
そのキャラが同時に話しかけてくれるんですけど、その話は全部入ってきて、私は音のタイプの人だなと思った。
Nobuhiro Seki
グループごとにそういう与えられるものは変わる?
Mika Ueno
そうですね。私たちはそういう役割だったし、他にもいろんな役割を与えて、
インタラクションしてる人たちがいて、それによって、
エンディングはいくつかあるみたいで、そういうような形でしたね。
Nobuhiro Seki
それってロールプレイというほどではないって感じ?
Mika Ueno
あ、でもロールプレイは入ってます。
「あなた、どちらからいらしたの?」みたいに聞かれるじゃないですか、乗客だから。
そうすると自分がどんな職業で、この友達とはどういう関係性で、みたいな話になったりするんですよ、キャラと。
その時は自分で作っていってっていう感じですね。
Nobuhiro Seki
そういうのが好きな人だといいですね。
Mika Ueno
慣れてる人はすごいサクサクやってましたよ。面白かったですね。
Nobuhiro Seki
ロールプレイというと、僕は授業で結構ロールプレイやったんですよ、アメリカにいるときね。
交渉の授業とか、コミュニケーションの授業で、
あなたこういう役やりなさいとか言って、いろんな役を振られて、
今日もう2時間その役になりきってやるんですけど、
演劇じゃないから、役をやりきるんじゃなくて、
あなたはこういうミッションがあって、今回はこういう課題を持ってて、
これはこういうんですよっていう、4ページぐらいのあなたについてみたいなやつで全部別々に渡されて、
授業の5分前に来て、やってくださいみたいな感じになったりとか、
適当に来てくださいみたいな感じになって。
英語が得意じゃない状況で、そういう英語のコミュニケーションをさせられるから、
英語も大変だけど、その中で、いろんな人がいる中で自分のミッションを達成しないといけないかっていうのはあって、
それはすごい面白かったんですけど、
この話はまるまるまた30分くらいかかると思うんで、またちょっとこういう話ね。