1. FUJIFILM X cast|カメラと写真のある暮らし
  2. 【徹底解説】なぜFUJIFILM X-E..
2025-06-23 05:49

【徹底解説】なぜFUJIFILM X-E5は高いのか?価格の裏にある4つの理由

spotify apple_podcasts youtube

FUJIFILM X-E5、なぜ1699ドルもするのか?「高すぎる」「フルサイズが買える」そんな声が溢れる中、この価格の裏側には、富士フイルムの極めて巧妙な戦略が隠されていました。今回のFUJI X castでは、この価格の謎を徹底的に解き明かします。
チャンネル登録お願いします。
https://www.youtube.com/@htmt 

単なるスペックの話だけではなく、カメラ業界の「今」と富士フイルムの「未来」が見えてくる、深い分析をお届けします。

▼今回のエピソードで語ること

理由1:表向きの理由 - スペックはどれだけ進化したのか?

理由2:市場の追い風 - X-E4の品薄とX100VIの成功が意味するもの

理由3:ブランドの戦略 - 「手頃なカメラ」からの意図的な脱却

理由4:巧みな製品関係 - X-T5とX100VIとの「美しい迷宮」

X-E5の購入を迷っている方はもちろん、すべての富士フイルムユーザー、そしてカメラ好きの方に聴いていただきたい、濃密な一本です。

---

▼関連リンク
今回のエピソードのテキスト版はこちらのnoteでご覧いただけます。
https://note.com/aoneko/n/n7dbd3466d35f 

 

YouTubeチャンネルコミュニティ
https://www.youtube.com/@htmt/community 

チャンネル登録者さんも投稿可能になりました。よろしければ投稿してみてください。最近お気に入りのフィルムシミュレーションで撮影した写真やお気に入り「FSレシピ」など投稿をお待ちしています。

 

番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。Xシリーズを使っていて困ったこと、番組で取り上げてほしい話題など、お気軽にコメントやお便りフォームからお寄せください。

富士フイルムXカメラがもっと好きになる / FUJIFILM X ユーザー仲間をつなぐための番組です。富士フイルムユーザーFacebookグループ(約4,000人) https://bit.ly/fujifilm-fg の管理人が配信。

FUJI X castでは、これからも FUJIFILM Xシリーズに関する情報を、初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきます。

もっとXシリーズの情報を知りたいな、今日の話ちょっとでも役に立ったな、と思っていただけたら、ぜひポッドキャストのフォローをお願いします。

もしYouTubeで聞いてくださっている方がいれば、チャンネル登録もお願いします! ▶︎  https://www.youtube.com/@htmt 

ポッドキャストは、LISTEN、Spotify、Apple Podcastなどで配信中です。

皆さんからの質問や感想、そしてこんなテーマで話してほしい!なんてリクエストも、お便りフォームやハッシュタグ #fjxcast でお待ちしています!

【お便りフォーム】 https://forms.gle/xfZzVrmACKsvuXyH7
【Xハッシュタグ】 #fjxcast https://x.com/x_fujifilm 

LISTEN Podcast https://listen.style/p/xcast 
Spotify https://open.spotify.com/show/0GY58SOSQi9kWi7xes66Uw 
Apple Podcasts https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1592057545 
YouTube https://www.youtube.com/@htmt 

#FUJIFILM #XE5 #価格 
#カメラ 

Summary

富士フイルムX-E5の価格が1699ドルに設定されている理由を解説します。このカメラは新しいセンサーや手ブレ補正などの高いスペックを持ち、ブランド戦略が背景にあります。

富士フイルムX-E5のスペック
FUJIFILM X cast、ハタモトです。
今回は皆さんと一緒に、ある価格の謎について考えてみたいと思います。
そのカメラは、富士フイルムX-E5。
価格がね、1699ドルですか。
日本円にすると、22万円を超えてきそうという価格になっています。
APS-Cのカメラにこの値段は高すぎるというね、
これならフルサイズのカメラが買えるんじゃないかという、
そういう声がね、SNSを見ていると漏れてきている感じですが、
私もね、最初は高いなぁと思いました。
ただね、この価格をね、調べていくうちに、
単なる値上げではないなぁと、
富士フイルムのものすごい戦略が見えてきました。
今日はその話を皆さんと共有していきたいと思います。
じゃあまずこの価格になった、
誰でも納得できる表向きの理由から考えていきましょう。
これはもう単純にスペックがめちゃくちゃ上がったからですね。
ポイントは3つ。
センサー、上位モデルのX-T5と同じ4020万画素になりました。
解像度が上がってトリミングに強くなった。
これはまあわかりやすい進化ですね。
そして2つ目が手ブレ補正。
このXシリーズ、X-Eシリーズですね。
X-Eシリーズで初めて強力な手ブレ補正が入りました。
これ本当に大きいですね。
暗いところでも撮れる範囲が圧倒的に広がります。
3つ目がボディの質感。
トッププレートがアルミ削り出しになりました。
触った時の満足感がね、全然違うんじゃないかなぁと
思います。
ここまでは納得できる部分。
これだけで価格が倍になるのはやっぱり
説明がどうもつかないなということで
ここからが本題に入ります。
価格設定の戦略
富士フイルムがなぜこの強きな価格を付けられたのか。
3つの戦略があると考えました。
1つ目が市場の状況を完璧に読み切ったこと。
皆さんご存知の通りね。
前のモデルX-E4は人気がありすぎて
全然手に入らないまま生産終了しました。
X-Eシリーズが欲しいっていう人たち
ものすごい熱が溜まってました。
そこにX100VIがあの価格でも世界的に大ヒットしました。
かっこいいカメラなら人は高いお金を払う
ということが証明されたわけですね。
この需要と成功体験。
この2つがあったからこそ
富士フイルムは強気に出られた。
これが1つ目。
2つ目の戦略。
X-Eシリーズのクラスチェンジです。
はっきり言うともうX-E5は
手頃なカメラではなくなりました。
高価で所有欲を満たす趣味の道具へと
意図的にポジションを変えてきました。
これはもう良い部品を使ったから
高くなったんじゃなくて
このブランド価値だからこの価格なんです
という富士フイルムの意思表明
意思表示なんですね。
そして3つ目。
これが一番クレバーで面白い戦略なんですけれども
それはX-T5とX100VIとの関係性。
X-T5とはほぼ同じ値段ですね。予想価格では。
でもX-T5の方がファインダー性能もいいし
カードも2枚入ります。
じゃあX-T5を選ぶ理由って何なのか。
それはもうこのレンジファインダースタイルが好きだから
というスタイルへの対価なんです。
一方でX100VIと比べるとレンズ交換ができるという
柔軟性がX-E5の武器になります。
つまり実用性のX-T5、完成度のX100VI
そこにスタイルと柔軟性のX-E5という形でね。
ユーザーにあなたにとってカメラって何ですかと問いかけてる。
そしてどの答えを選んだ人にも
ちゃんと高価格帯の受け皿を用意しているという
これが本当にうまいですね。
つまりこのX-T5のこの価格は
スペック、市場、ブランド戦略、そして競合との関係性
これらすべてが計算された富士フイルムの自信の現れなんです。
でここまで話を聞いて皆さんはどう思いましたか。
それでも高いと思うか。
なるほどそれなら納得できると思うか。
結局私たちがカメラを選ぶ時って
最後は理屈じゃないのかもしれません。
そのカメラが自分の撮りたいものに合ってるか。
そして何よりもっていて心が踊るかどうか。
X-E5はその心が踊るかどうかという部分に
非常に高い価値を置いたカメラなんだと結論付けています。
あなたの答えはどうでしょうか。
今日の話はnoteにテキストとしてもまとめてありますので
じっくり文字で読みたい方は
番組の概要欄からチェックしてみてください。
それではまた次回。
FUJIFILM X cast。
ハタモトでした。
05:49

Comments

Scroll