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過疎ビジネスが暴く自治体の闇
2026-04-15 02:49

過疎ビジネスが暴く自治体の闇

横山勲のルポルタージュ『過疎ビジネス』を読み、人口減少に悩む自治体と企業の関係について考察。過疎地域の公金がどのように企業へ流れていくのか、その構造と問題点を紹介しながら、ふるさと納税や社会の無関心についても考えさせられる一冊を振り返ります。

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#過疎問題
#地方自治
#社会問題
#読書記録
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神経質やせ男です。今日は久しぶりに書評の回です。 今回読んだのは、過疎ビジネス。
著者は、横山勤さんです。 この本は、いわゆるビジネス書というより、ルポルタージュに近い内容です。
テーマは、人口減少が進む自治体で何が起きているのか。 結論から言うと、人口の少ない自治体では高齢化が進み、行政の判断力や組織のチェック機能が弱くなりやすい。
そこに企業が入り込み、結果として税金が企業側へ流れていく構造が生まれているという内容です。
本の中では、ある企業と自治体の関係を中心に、かなり具体的な事例が紹介されています。
特に印象的だったのが、役所の意思決定についての著者の指摘です。
引用すると、役所の理論を持ち出して自分たちの行動を正当化し、一度決めた方向をなかなか変えない。
そしてもし失敗を認めると責任問題になるため間違いを認めにくい。
この体制が問題をさらに複雑にしているという指摘でした。
さらに本では、企業版ふるさと納税についても触れられています。
ただこれを読むと、一般的なふるさと納税についても少し考えさせられます。
返礼品がもらえる仕組みとしてとても人気の制度ですが、
その裏側で税金がどう使われているのか、そこまで意識する人はあまり多くないかもしれません。
本を読んでいて感じたのは、この問題は企業だけの問題ではないということです。
むしろ、行政側の体制やチェック機能の弱さが問題を大きくしている。
そしてこうした問題は人口が少なく、世論の関心も集まりにくい地域で起きやすい。
つまり見えにくい場所で進んでいく問題とも言えます。
著者も本来であれば報道機関がもっとこの分野を所在し問題提起をしていくべきだと書いていました。
ただ現実には人口減少や地域経済の問題など課題が多すぎてそこまで手が回らない。
そんな状況もあるようです。
個人的にはこの本を読むと社会には見えやすい問題と見えにくい問題、両方があると感じました。
そしてこうした問題ほど気づかれないまま進んでいくことが多いのかもしれません。
もし地方自治体や地方経済の問題に興味がある方は一度読んでみるとかなり考えさせられる一冊だと思います。
次回はFrascで学ぶマイクロサービス入門についてお話しする予定です。
ご静聴ありがとうございました。
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