1. ライターのホンネ
  2. お見積りを求められた!受注単..
2025-05-02 18:31

お見積りを求められた!受注単価はどうやって設定してる? #227

spotify apple_podcasts youtube

執筆依頼をもらう際、クライアントが報酬額を提示する場合もあれば、「いくらで対応できますか?」とお見積りを求めてくる場合もあると思います。お見積りを提示するのって緊張しますよね〜というお話をしました!

▼おたより投稿フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/15G-iK5UNjYqAaJgcRP6JXT79VUyvMSLwzCJ7ro0ES98/edit
番組への感想、MCへのメッセージはこちらまでお寄せください。

▼MC:
・伊藤謙三(株式会社YOSCA)
青山学院大学経済学部経済学科卒業。Webメディアの編集ディレクション、テキスト関連の講座や研修の開発・運営を担当。2020年に「あなたのライターキャリア講座」、2024年に「ビジネスメール・チャット添削研修」を立ち上げる。著書に『部下のメール・チャットが読みづらい!と感じたときに読む本』がある。

・土屋菜々(フリーライター)
玉川大学教育学部卒業。大学で幼稚園教諭免許と保育士資格を取得。卒業後、子育て世帯をターゲットとしたマーケティング会社に就職し、幼稚園や保育所と企業をつないでビジネスに生かす仕事に従事。長男の出産を機に退職後、2012年夏にライターデビューし、幼児教育・保育・教職員向け講習・採用・ワーケーションなどの分野を中心に執筆中。 現在は、13歳・11歳・7歳・4歳の3男児+1女児を育てながら、編集者・ディレクター・YOSCAのお客様相談窓口などを担当。ライターと並行して市の図書館協議委員・NPO法人理事・幼稚園の広報サポーターとしても活動中。

▼Podcastリンクまとめ:
https://listen.style/p/writernohonne
Youtube、Spotify、各種Podcastアプリでご視聴いただけます。

▼関連企業・サービス:
・株式会社YOSCA
https://yosca.jp/
・あなたのライターキャリア講座
https://yosca.jp/school/career/

Summary

今回のエピソードでは、ライターが受注単価を設定する方法やその難しさについて語られています。依頼者の視点や予算の確認、相場感の把握など、ライターと依頼者間のコミュニケーションの重要性に焦点が当てられています。また、記事制作における見積もりの難しさや受注単価の設定に関する議論も展開されています。特に、実績の重要性やAIの活用法についても触れられています。

受注単価の設定の難しさ
はいみなさん、こんにちは。ライターのホンネです。 悩めるライターの疑問や不安を解消すべく、現役の編集者ライターがホンネで語り合うポッドキャストです。
株式会社YOSCA編集者の伊藤謙三です。 フリーライターの土屋奈々です。 本日のテーマはこちら。
受注単価どうやって設定してる? はい、受注単価どうやって設定してる?というところなんですが、受注単価というのが、つまりは
いくらでやってもらえますか?って聞かれた時に、どうライターとして答えるか?というその金額のところですね。
これ、駆け出しライターの頃ってなかなか受注単価?単価って何?みたいな。いくらでこれ私やるって答えたらいいんだろう?っていうところですっごく迷ったり、考えたり、出してみたもののすごいドキドキしたり、
これ高すぎるのかな?低すぎるのかな?って考えたところなんですけど、今、私はこう依頼をする側になって考えると、どういうふうに考えていったらいいのかな?とか、
この価格でお願いしますって言われた時にどう感じてるか?とかっていうところを伝えたら、受注単価どうやって設定したらいいか?で迷ってるライターさんたちにも響くかな?と思って今日、今回はこのトークテーマを設定してみました。
はい、ありがとうございます。いや、まさしくお金の話なんですけど、これめちゃめちゃむずいですよね。っていうのは、ある種の相場感みたいなもしかしたらあるかもしれないですね、自分の中での単価感みたいなのもあるわけじゃないですか。時間あたり、これ、これ、なんかみたいな。
なんかその分かんない時に、これいくらでやれます?って聞かれる時に、なんて言ったらいいか分かんないですよね。
分かんない、分かんない。私もすっごい分かんなかったもん。
そうそう、で、うかつなことをめちゃめちゃ低く言っちゃったらどうしよう?とか、めっちゃ高く言ったら失礼かも?とか思うとね、めちゃめちゃ怖いんですけど、まあ多分、今後ね、ライターとして活動していく上ではあると思うんですよ、そういうこと聞かれる時に。
まあ、こんな時どうしたらいいんだろうな?みたいな話とかをね、していけたらいいかなと思っております。
依頼者側の視点
はい。
はい、この番組はプロライターの思考力を身につくオンラインスクールあなたのライターキャリア講座のサポートでお送りしています。ライターの骨第227回です。よろしくお願いします。
はい、お願いします。
はい、今回は受注単価どうやって設定してるんですか?という話なんですけれども、まあ土屋さんはおそらくも、まあ自分でライターとしての活動もありますし、依頼する側の立場でもあるんですけども、いろんな視点でこの、何だろうな、受注単価、報酬設定とかそういう部分をいろいろ考えてるところであると思うんですけれども、
そもそもじゃあ、案件をライターしてですね、振っていただいたという時に、まあ価格がまだ決まってない、こっちでちょっと提示する必要がある。何を見て考えればいいんですか?そもそもね、そのお金を、お金の報酬か。
どうなんだろうね。まずはさ、自分がライターとしてでしょ、どんな内容、どれだけさ、工数がかかるか、自分がそれにどれだけ時間をかけなきゃいけないのかっていうのをさ、考えたいとか見たいから、この依頼内容と自分が作業する範囲とかを確認して、その案件を納品するにあたって、どれくらい時間がかかるかなっていうのを見るのが一番最初かな、私は少なくともそういうふうに。
工数ですね、どれくらいかかるかと。まあなんか単純に時間ですかね、じゃあ何時間かかるかとか何日かかるかとかそういう話ですかね、ここで見るときには。
そこを見るのがなんとなく一番、もちろんさ、時間がどれくらいかかるだけで測るのは難しい案件とかもたくさんあると思うんだけど、一番目安になるかなって私は思って、そこを算出するようにしてるかな。
なんか時給的な考えになるんですかね、こうなると。自分の作業は、まあもちろん作業によると思うんですけど、1時間あたりこれくらいもらえたら納得感があるみたいなところなのかな、きっと。
そうかね、なんか時給の考え方私あんまり好きじゃないんだけどね、本来の本質的なところでは。だってほらすごく仕事ができる人が1時間でこなすことと、なんかこうまだライター成り立ての人が1時間でこなせる量って全然違うじゃない。
そうですね。 そうするとすっごく大変だよ、私4時間かかりますっていう人がね、例えば時給1000円かける4で4000円出したときに、これは全然1時間でできちゃうよって人がじゃあ1時間2000円で設定してて2000円ってなったときに、同じものを出すのに金額全然変わっちゃうじゃない。
なんかそれがすごい私はあんまり好きじゃなくて、ただでも自分がどのくらいかかるってそのコースに見合って自分がいくらくらいもらってれば納得できるかっていうところは考えたくて時間を考えるんだけど、なんかあんまり時間給っていう考えとはちょっと違うかもしれない。
僕も今自分で言ってみてあれですけど、あんまり時間で考えるの逆にむずいなと思うんですよ。ざっくりはできると思うんですけど、なんか時給換算って感じでもないですよね、体感。
そうなんだよね。自分がどのくらいかけるかかかるかっていうのは考えるけどイコール時給計算ではないっていうのがすごい難しい。伝わるかなこれ。
いやいやわかりますわかります。そんな単純なものじゃないっていうところもあると思うんですね。でもあと単純にあれですよね、さらに言うと依頼者、依頼する側としても予算ってものがあるはずですから、そういう部分をまず確認するみたいなところなんですかね、どっちかと先は。
向井 予算は確認しておきたいよね。いくらぐらい予算考えてますか。腹の探り合いみたいになっちゃうけど、お互いにいくらでやってくれるのかなと思ってる発注側と、この人いくら出す気があるんだろうっていう受注側の、すごいそこは。でも聞いてみるのは全然アリだと思いますよ。
探り合いになるのがちょっとドキドキしますよね。たぶん依頼する側も、あえていくらでやってくれますかって聞くときに、予算感あえて言わないパターンとかもあるのかな、もしかしたらね。あなたはいくらでやってくれるのって質問。もう一個、依頼する側が本当に相場感がわからないと。
ってときにもたぶんそういう質問しますね。ちょっと相場感わかんないですけど、これだっていくらでやってくれるものなんですかみたいな。いろんなパターンがあるからこそ答え難しいですよね。
そう、そうなんだよね。相場感っていうのもまた難しくてさ、この記事制作ってざっくりあるけど、なんかほら、取材記事だったらだいたい報酬としていくらぐらいなのかなみたいなのはあるけど、でも相場としてバーン、これが例えばほらキャベツ一玉今いくらぐらいが相場ですとかって決まってるのとまた違うじゃない。なんかすごいさ、難しいよね。
だから発注側も難しいなって思いながら発注してると私は思っています。
そうですよね。ライターの業務というと、例えば原稿の執筆であったりインタビューみたいなところがあると思うんですけど、わりとパッケージができる部分があるかなと思ってて、なんかなんとなくその相場っていうかね、このぐらいの作業はこれぐらいみたいな、なんか依頼する側も受ける側もなんとなくありますよね。やっぱなんとなくやっていくしかないのかなっていう気がしますね。
そうなんだよね。数をこなすと自分の中で取材ってだいたいこのくらいなんだなみたいなのが見えてきたりするけど、なんか最初のうちってどうしたらいいか本当にわかんない。見極めもできないじゃん。この案件がいくらで、この案件がいくらで。倍ぐらい違うけど、じゃあ倍作業が難しいのかって言ったらそうでもなさそうみたいな時とかもあるじゃない。
そういう時にどうやって考えたらいいかっていうのもあるよね。難しいよね。
基準が欲しいですよね。なんか考える。だから依頼する側がちゃんとお金提示してあげるのが実は一番スムーズではありますよね。
相場感とコミュニケーション
そうだよね。なんか義務っていうか責任っていうかそこはあるかなとは思うけど。でもね、依頼する側としても聞きたいなって時はあるんだよね。専門性がすごい高いものとかだと、この記事に例えばプロフィールも掲載してやってもらうとしたらいくらでやってもらえますかって私は聞いちゃうことがあるから。
全然気持ちはわかります。
そう、でもそういう時はすごいこっちもドキドキしてる。
結構お互いドキドキするんだろうなってことはね、僕もそれは感じます。なんで、ライターさんが一人がドキドキする必要はないですよね。だからね。お互いいいとこ決めてこうぜみたいなところだと思うんで。
うんうん。
このパターンもあるしこのパターンもあるしって考えちゃうと。
逆に依頼する側として、例えばライターさんがいくらでやってくれますかって聞かれたライターさんが答えに困ってるとしましょうと。その依頼する側、ツイヤーさん的にちょっと単価とか相場感がわからなくて何もわからないですっていうのはありですか。依頼する側としては。
私はほら、ライティング会社っていうところにいて確認をしてるから、だいたい目安の見積りみたいな感覚っていうのは持ち合わせているから、その立場からするとどんどん聞いてもらって大丈夫。
わからないって言ってくれたら全然それOKと。
うんうんうん。私はね。
確かに僕もそれは同感です。わからないよねって思います。むしろ聞いちゃってごめんねぐらいだね。
そう、ごめんなさいねっていう気持ちかな。でもそれでだいたいこのくらいっていうふうに考えてるけど、どうですかみたいなことはこちらから提示はできるかなと。
そうですね。これいくらでやってくれますかっていうのはもうこちらとしては試してるわけでもなくね、本当にね。純粋に疑問だと思うんですよね。
それだから、例えばチャットとかメールで伝えるのがあれば、そのニュアンスをしっかり伝えてあげないといけないですよね。試してるわけじゃないよっていうね。
そう、そうだよね。だいたい出してくださるライターさんとかの金額って、今このくらいでやってるけど相談に応じれますとか。
うんうん。
あとなんだろうね、なんか低いすごい、え?ってびっくりするような低い単価で出してもらってる時とかは、こちらからなんかいやいやもっとこのくらい出せるんで、じゃあご希望よりは高く出せるようにしますねとかっていうふうに調整することも全然あるから、なんか低すぎるかなって悩む必要。
あーでもねわかんないね、会社によっても違うかもしれないけど、なんか低すぎたらちゃんと適正価格とかで提示できるようにはしたいなとは思ってます。
いやいやそうですよね、そのこっちとしても依頼する側としても、なんかね、ふんだくってやろうとか思ってないわけですからね、安くやろうとかもそんな適正価格を払いたいと思ってますしね。
いやこれ要はもうお見積もりの話じゃないですか、お見積もりってことはどこまで言っても難しいですね。
しかもこのライティング会社の記事制作の話だと、なんか材料がいくらとか決まってるわけじゃないじゃないですか、材料費みたいなのが。
見積もりの難しさ
となるとお見積もりってめちゃめちゃ難しいなと思ってて、よく土屋さんこれずっとやってるなって思うんですよ。こういう業務やられてるじゃないですか、普段ね。
そう、普段はライティング会社のヨスカっていう会社で、そこにお問い合わせが来てね、こんな記事作ってほしいですっていうお問い合わせに対して、いくらでやりますよとか、こんなライターさんで提案できますよとかっていうのをね、いつもいつも毎日毎日それをやってるので、
すごくだから、この記事制作業界においては見積もりのなんとなく取るっていうところは相当やってきたと思ってる私ですら、見積もりは難しい。
なんか定式化してるわけでもなさそうですもんね。
だからやっぱりすごくライターさんとしても、いくらでって聞かれたときになんて答えたらいいかわかんないだろうなとも思ってるし、なんかすごいそれは難しいのは自分も感じてるので、なんだろう、このテーマにしたらもうよくわかる。
そうなんですよね。あと発注する側、僕も発注する側ではあるんですけど、なんか気分的にはちゃんと払ってあげたいってのあるじゃないですか。特にライター業界って結構なんだろうな、低く買い叩かれちゃうみたいなケースってよく聞くんで、せめて我々だけはね、だけはって言ったらおかしいですけど、我々はちゃんとやろうということで、しっかりやっぱ支払いしてないと。
ちょっとやりすぎちゃうことがあって、上げすぎちゃうというか、高く設定しちゃうと、後から下げるってめちゃめちゃやりづらいじゃないですか。
そう、やりづらいやりづらい。
初めてのクライアントです。受注単価いくらでやってもらえますかって聞かれましたっていう時には、やっぱり内容に応じたコースって自分が作業する時間をある程度見つけろって、これだったらいくらもらえたら自分が納得できるかなっていう金額を提示したところから、
ああ、じゃあそれじゃあちょっと今回は見送りでって言われる。ただ引き下がるとかさ。一言さ、でも相談に応じれますって書いておくとかさ。そういうので何回も繰り返していくことで精度が上がっていくんじゃないかなって私は思いますね。
少なくとも1回でも案件やってたら過去の実績という形で出せるじゃないですか。案件名出さなくてもね、こういう作業をしていくらいくらでいただきましたと。1個でもあればだいぶ考え方が楽ですよね。
と思いますね。
相手の方がこういうのざっくりいくらですかって聞くときに、案件に即してるかわかんないけど過去にこういう案件ではこうやってましたよね。これでだいぶ擦り合わせ進みますよね。1個でも基準があればね。1個でもあればいいのかな。
だからある意味ライターとして初めてお仕事をもらいます。初っ端いくらでできますかって聞かれたのが一番しんどいですよね。
そうだよね。難しいよね。
そこだけはちょっと頑張ってもらおうって感じですかね。
そう、頑張るかも。本当に正直に初めてなんで全然わかりませんって言っちゃうからね。
そうかそうか。そういう意味でも実績の話になりますね。こういうのは一回やっとくみたいなところがないと厳しそうだなと思っちゃいましたね。
そう、設定には実績の積み重ねで精度が上がっていくと思って、最初は恥ずかしがらずに正直に私もわかりませんと伝えてしまうのも手だよっていうところですかね。
そうですね。あと最後に実用的なテクニックとして、なんかチャットGPTでも聞いてしまえってのがあって。
例えば僕も最近こういうサービスだったら原価率どれくらいなのと。一般的にとか。
とか、こういう例えば代理店契約を結ぶときにその代理店営業手数料何%が妥当なのって質問をしたら、大体こんなもんだよって言ってくれるんですよ。
それが合ってるかは知らないんですけど、一旦これでやってみるかみたいな最初の基準にはなるじゃないですか。みたいな使い方をしてるので。
相談された内容もそのままチャットGPTとかにぶち込んで、そう言われて、合ってるかわかんないけど一旦これでやってみるかというのが最初の基準になるかなと思いましたね。
確かに。それ新しいね。でもすごい使えそうな気がする。
なんかやっぱね、人に相談すると、まあ時と場合によるよねみたいな回答になっちゃうんですよ。
そう難しいんだよ本当に。
それはもうしょうがない。質問するのも難しいし答えるのも難しいんでそうなっちゃうんで、そういうときは逆にAIの無機質な回答を信用しちゃえみたいな。
確かに。
ありだと思います。じゃあもうあれだね、チャットGPTもうまく使って、どんどん回数をこなして、自分なりの価格表じゃないけど、作り上げていってねっていうのが回答かな。
ちょっとこれはもう経験の話になっちゃったね結局ね。経験値の話ね。
そうなるべくそうじゃないね、伝えられたらいいんだけど。
ある意味単価の業界の単価を上げていけるっていう意味でもありますからフワフワしてるってことはね、今後またどんどん上がっていったらいいですよね。
そうだね本当に。だからもうあと一つだけあれ、みんな迷ってるし、みんなどうしようって思ってるから、自分だけじゃないよってことは胸のどこか片隅に置いて。
俺らもビビってます。かなり。
そう、そうなの。
僕らもずっとビビってます。
菊川もビビってるから大丈夫。
大丈夫ですと。いいですね。それはでもかなり心強い情報だと思います。
まあこのぐらいかな、今日時間的にね。
そうね。
じゃあそろそろ閉めましょうか。
はい。今回もご視聴ありがとうございます。少しでも面白いなと思った方はYouTubeの高評価ボタン、チャンネル登録、Podcastのサブスクリプション登録よろしくお願いします。
リスナーの皆様からの質問、感想も募集しています。YouTubeの概要欄またはPodcastの詳細の欄に記載している投稿フォームからぜひお寄せください。
はい、ありがとうございます。それでは来週の金曜日にまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
18:31

Comments

Scroll