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土屋菜々
はい、この番組は、プロライターの思考力が身につくオンラインスクール、あなたのライターキャリア講座のサポートでお送りしています。
ライターの本音、第257回です。よろしくお願いします。
西東美智子
はい、お願いします。
土屋菜々
改めまして、こんにちは。株式会社よすかの土屋奈々です。
西東美智子
フリーライターの斎藤美知子です。
土屋菜々
編集者、ライターの私たちが本音で語り合っていきます。
さて今回は、キャリア5年目の壁ということなんですけれども、先ほどね、斎藤さんもだいたい5年目ぐらいで、キャリアの壁にぶつかってたよってことがあったって言ってたんですけど、
具体的にどんなふうに壁を感じたっていうのかな、なんかぶつかったなって思ってたんですかね。
西東美智子
いやだから、まず5年目ぐらいまでは、本当にひたむきに何でもやるっていう感じだったんです。
例えば、まずテーマとかね。テーマとかもまずは最初、自分のとっかかりがいい、好きなものから始めていったけど、
依頼がよく来るものって、よく受けてるものを得意分野にしていった時期がちょっと前、4年目、3、4年目ぐらいなんですね。
具体的に言うと、私がね、結構人事とかね、ロームとかの分野で描いてて、今も描いてますけど、それが結構得意分野になり始めたのが3、4年目。
取材とかを始めたのも3、4年目だと、3年目とか2、3年目ぐらいだと思うんですよ。
その時はさ、まだスキルを獲得するだけで精一杯、単価を伸ばすだけで精一杯、仕事いっぱい取れるようになるだけで精一杯みたいな感じだったから、
どんどんやっていったんだけど、5年目になった時に、ちょっとある程度慣れてきて。
いやなんか私、全然人事の専門家とかでもないなみたいな。確かに面白いけど、なんかもっと私が長くね、ライターとしてキャリアを長く続けるようになったって、
もっと私が打ち込めるジャンルで描いていけるように、なんかもっと営業をしたりとか。
なんか今までは依頼が来たものをどんどん受けていったけど、もっと私営業した方がいいのでは?とか思い始めたのが。
土屋菜々
あるあるだね、あるあるだよね。自分を営業していくみたいな、こういうのをかけまして、ちゃんとアピールした方がいいんじゃないかとか、
考え出すのがなんとなく5年目ぐらいな気がする。もっと早い人もいるかもしれないけどね。
西東美智子
そっか。いやそれでですよ。まだそこまで壁じゃないと思うんですよ。まだチャレンジしようとか考えてる段階だから。
いや、リアル壁だったのが、結論、ダメだ失敗したっていうかきつかったんですよ。
で、例えばですけど、私このBotCastもよく言ってるけど、ゲームが好きなのね。アプリゲームでもコンシューマーゲームでも好きだから、
例えばゲームのメディアにちょっとすごく好きなメディアがあるから、それのライター募集に応募してみたりとかね。
あとはもう一個は、教育。私が大学職員だったしとかいうのもあって関心のある分野だから、ちょっとお固めのでも打ち込めそうな分野で、
教育だけじゃないけど、もっと何て言うんですかね、いい感じの世の中にいい感じの新しい取り組みをいっぱい事例取材してるメディアで、
じゃあ私は教育ができますって言って売り込みに行ったんですよ。で、まずその教育の方は、まあ面白いかもしれませんね。
土屋菜々
で、一回面接までしたんですけど、まあ普通にいい感じに面接したけど、まあその他何もないみたいな感じですね。
西東美智子
で、その次がゲームのやつで、それはね本当にオンラインとかじゃなくて現地行ったんだけど、なんかね世界の違う感じだった。
なんて言うんですかね、まあ本当にねケチョンケチョンに言われたんだよ、本当に。
土屋菜々
あ〜やだ〜。
西東美智子
そう、泣きながら帰った。泣きながら帰ったんだけど。
いやあの、それがね、でもね私分かってなかったんです。その業界のことを分かってなかったがゆえの、だから壁をじゃあどう乗り越えたかってもう次の話になっちゃうかもしれないけど、
だから業界の違いを分かってなかったことによる壁だったというか、どうか言うかね。
まあ私ってだからこれまでクライアントワークしかやったことなかったわけですよ。
まあこういうオウンドメディアがあるのでとか導入事例作りたいのでとかって言うんで、依頼受けて取材行ってっていう感じなんですけど、
私がその営業行ったメディア、両方とも独立のメディアで、しかも誰かの広告とか書いてるわけでもないから、とにかく企画の方が欲しいんだね。
面白い企画、そうそう企画が欲しいしアイディアが欲しいし、なんならゲームのメディアの方は文章なんてうまくなくていいですよ。文章がうまいって何か必要なんですかみたいな。
土屋菜々
怖い怖い、やだやだ。
西東美智子
すごい言われちゃって、なんでなんだろうって思っててもなんかそこでふと気づいたっていうのがね、キャリアの5年目の壁でした。
土屋菜々
なるほどね。クライアントワークやってるとどうしても綺麗な文章っていうのが美徳っていうか、やっぱそれが欠けてどうかっていうところじゃない。
西東美智子
プロってことになりますよね、それがね。
土屋菜々
だからそこに尖ったとかさ、もっと自分語出してとか言われるとさ、途端にわかんない。これも前回、前々回ノートの時にも同じような話した気がするんだけど、
もうお題ちょうだいってなっちゃうやつ。
西東美智子
そうなんですよ。
土屋菜々
なるほどなるほど。
西東美智子
そうそうそうっていうのがありましたね。結論じゃどう乗り越えたかっていう話ですけど、私結構苦手なんだなということを確認したんだよね。
自分で企画出しするとかっていうのがそういうタイプじゃないのかなって思ったから、クライアントワークで何かこう自分が続けられそうなジャンルとか仕事の仕方を見つけようって思ったのがエメだった。
土屋菜々
ちょうどね、どっちに行くかってところだよね。自分でこう自分を売って自分で企画してどんどんガンガン売っていくっていうのか、クライアントワーク中心でその中で自分がどのジャンルに身を置いていくかみたいなところ。
でもすごい5年目ぐらいであるあるの話な気もする。私も。
西東美智子
ちなみにじゃあ次よ、奈々さん。奈々さんは戦略的にとか言ってたじゃないですか、冒頭。どういうあれだったんですか?5年目のキャリアの。
土屋菜々
5年目の前に1回3年目で一度立ち止まったことがあったの。時代の流れもあって、2012年ぐらいからライター業を始めてるから、その頃って本当にいっぱい書いても500円しかもらえないとかそんなのがいっぱいある中で、とにかく数打って稼ぐみたいな形のところからやってたから、
当時は恋愛記事書けますとか恥ずかしいこと言ってたわけ。でもさ、そういうので、私なんでもないじゃんみたいな。専門家とかカウンセラーとか、なんでもない人がこんな偉そうに書いてていいのかなとか。
当時はまだ美容記事とかも全然誰でもとにかくいっぱい書けばいいみたいな時代だったから、そういうのも書いてたけど、書けますとか言っちゃって、1回書いたものだから、私それ書けますみたいな感じでやってたんだけど、これでもいいのか。
いいのか。私何の専門家でもないし、これにすごく知識があるわけでもないし、なんなら美容を全然わかんないみたいな、メイク道具全然持ってないし、化粧水もとりあえずその辺の使ってる私がいいんでしょうかっていうのはすごい感じてて、そこの真面目だったっていうのもあるかもね。
いいの?って思ったところで、1回立ち止まって考えたわけ。そうした時に、もっと自分が専門だってはっきり言えるようなこととかを書いていった方がいいんじゃないかって思って、ジャンルを絞ろうかなって思った時期が3年目ぐらいに1回あったわけ。じゃあどうしたらいいのかわかんなくて、じゃあどうしようこうしよう。でも日々の稼ぎは必要だから書けるものを書いていったり、でもジャンルが徐々に減らしていったりとか。
だからその頃は金融だろうがなんだろうが全ジャンル書いてたわけ。そういう時代があったから、私これ向いてないなとか、好きじゃないのかもとか、すごい書くの苦しい分野とかは自分の中でなんとなく整理がついていった5年目ってちょうど3年に妊娠したぐらいが多分5年目ぐらいで。
そういうのもあって、どうしようって思った時に、なんかもう私なんでもいいやって思った。5年目。書く仕事したいのかっていう壁にぶつかったの。なるほどね。書かなくたっていいんじゃないって。
もしかしたら私、書くことよりも人とコミュニケーションを取る方に軸を置く仕事の方が好きかもしれない。好きっていうか楽かもしれないって気持ちがね、っていうところが5年目の私は壁で。でも人に喜んでもらえるっていうのはすごく嬉しいから。
今までやってきたっていうのもあるから、このライティングというジャンルの中で、じゃあもう比重を人とのコミュニケーションに置くとしたら、編集だったり、ディレクターだったり、今もやってるお客様相談窓口だったりして、なんかそういうところのライティング業界にはいるんだけど、ちょっと書くだけじゃない仕事にシフトしようって思ったのがちょうど5年目ぐらい。
西東美智子
うわー、なるほど。そういうのがあったのか。今の話、いくつかポイントがあって、まずその前半で言ってた3年目、なんか自分専門でもないのにみたいな。それも私がさ、5年目にぶつかった壁って言ったんだけど、そうなんですよ。ライターって一回、自分何者かになった方がいいんじゃないかって思う瞬間ってあるんだよね。何者みたいなさ、そういうアサイリョーの小説とかもあったんですよ。なんかそういうのがあるなっていう。
土屋菜々
ぶつかるよね。なんかね、何でも書いていった時にさ、なんでこんな何でもない私が書いたものを読んで、あ、そうなんだって思う人がいるわけじゃない。いいの?いいの?っていう気持ちに一度ぶつからない?なんかぶつかる気がして、みんな。