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2025-09-26 15:46

「好きなことで生きていく」は可能なのか?

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「好きなことで生きていく」というフレーズ、なんとも甘美な響きではありますが、これって可能なんですか?というか「好きなこと」「生きていく」の定義ってなに!?

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サマリー

このエピソードでは、好きなことで生きる可能性について議論されています。フリーライターとしての経験を通じて、書くことへの愛情と、商業ライティングの現実や収入の獲得についても触れられています。「好きなことで生きていく」というテーマに沿って、仕事の選び方やライターの職業における苦楽が語られていますが、好きなことが必ずしも仕事に適するわけではないことについても考察されています。

好きなことで生きていくの可能性
はいみなさん、こんにちは。ライターのホンネです。 悩めるライターの疑問や不安を解除すべく、元気の編集者ライターがホンネで語り合うポッドキャストです。
株式会社YOSCA編集者の伊藤謙三です。 フリーライターの土屋菜奈です。 本日のテーマはこちら。
好きなことで生きていくは可能なのか。 廃墟のテーマ、好きなことで生きていくは可能なのかですけど、
商業ライティングとか、私たちのライターとかっていう仕事って、結構好きだからライターになったんでしょうか。
書くことが好きなんだねとかって言われることがあるんですけど、必ずしも好きなことなのかっていう疑問はあって、
でも好きなことで生きていきたいよねとかっていう話ってよく出るじゃないですか。
そこで、このライターっていう仕事と好きなことで生きていくっていうのが可能なのかなみたいなところについて、話し合っていきたいかなと思っています。
ありがとうございます。これはね、おそらくYouTubeですかね、このスローガンっていうのは。好きなことで生きていく。
YouTuberバブル、バブルというかブームみたいなのがあったときに、そのスローガンとしてね、好きなことで生きていく。
この言葉にすごい感化された人いっぱいいるんじゃないかなと思って、おそらくそれに感化されてライターを志している人も多分いると思うんですけど、
それも踏まえて、そもそも好きなことで生きていくって可能なのっていうとか、ありえんのみたいな話はちょっと気になるところであるんですよ。
僕の言いぶりからすると、僕はそんなにあんまり、僕自身の話ですけどね、期待していない部分はあるので、好きなことで生きていくってむずくねーぐらいのことを思ってるんで、
その辺も踏まえてちょっとね、お話できたら面白いかなと思っております。
この番組はプロライターの思考力を身につくオンラインスクール、あなたのライターキャリアコーナーのサポートでお送りしています。
ライターの骨第248回です。よろしくお願いします。
はい、お願いします。
さて、今回は好きなことで生きていくというね、テーマというかね、それはそもそも可能なのかみたいな話をしようかと思うんですけども、
これはいろんな議論というか、論点というかがあるんですけど、どう思います?ざっくりすみません、これ。
いや、なんかさ、可能なのか、好きなことでね、好きなことをして生きていく。だからまあ、要はそれで収入を得て暮らしていくことができるぐらいお金が得られるってことだよね。
可能なのか不可能かって言われたら、まあ可能なんだろうなとは、そういう人もいるよね、と思って。
そうそうそう。で、まあまあもちろん今のはね、もうその通りだと思う。もちろんいるよ、絶対。
その上でじゃあ、ライターの話しようかね。フリーライター、よく独立してお仕事してて、いろいろ考えた結果、自分の好きなことで生きていこうって決めて、フリーライターになりました。
これ、いけるのかっていうところですね。じゃあライティングを好きなことと仮に定義した場合に、いけるのかと。
じゃあ、土屋さんはどうでした?
そもそも土屋さんが、好きなことで生きていくって、一年発起してフリーライターになったとも限らないじゃないですか。
そうじゃない?じゃあ、今の感じ。
えっとね、私は書くことは嫌いじゃなかった。
小学生の時とか、これなんかの時に自己紹介かなって話したかもしれないんだけど、何枚も原稿用紙いっぱい書けるタイプの人だったのね。
なんか書くことが苦ではなくて、どっちかって言ったら好きではあったから、なんかこう、何?息子と一緒に昼寝してるこの時間を何かで稼ぐことができたらいいなって言って、
主婦のお小遣い稼ぎから始めたこのライターっていう仕事だったけど、その時に書くっていうのを選んだのは、書くことが好きだったからではある。
一応好きなことではあるんですね、じゃあ。
好きなことではあるけど、じゃあ今好きなことして生きていってるよって大きな声で言えるかって言ったら、いや別に全然好きだからやってるっていうか、今これが私の中でお金が稼げるからやってるだけで、好きかって言われたら別に嫌いではないかなぐらいの温度感。
そうなんですよね。今のはおそらく好きって言葉があまりにも抽象的なんですよね。
まあね、それはあるよね。
なんか興味があるって時も好きって言葉じゃないですか。
で、めちゃめちゃ得意っていうのもある種好きって表現することもあるんですけど、もうなんか習慣化したものって正直好きって言わないじゃないですか。
っていうのもあって慣れた、もうある種職人になってしまった人って多分好きとか、そんな言葉じゃ表せなくなってるんですよね。
やっぱこの好きってことがね、好きなことで生きていくの、好きって言葉があまりにも抽象的なので、この議論は実はそんなに成り立たないんですけど。
その上でですよね。僕はさっきポロって言いましたけど、いろんな好きの段階はあると思うんですけど、僕自身はね、好きなことで生きてきたらそれは楽しいわなっていうのはあるんですけど、なかなかむずいよねっていうのは僕の前提ですね。
好きなら楽しい。毎日楽しく、仕事がすごく楽しいみたいなのは、人によるだろうけど、自分はね、今振り返って、すっごい毎日仕事してて楽しいかって言われたら、楽しいってよりもなんかこう、やらなきゃいけないからやってることだ。
ライフワークとライスワーク
寺田 頬息はするかな。ってことは好きじゃないかな。 それはね、そんな悪いことでも僕はないと思うんですよ。 寺田 もう別に悪いことではないよね。なんかほら、書くことが好きって言うと小説とか、自分が書きたいことを書くことが好きなのか、与えられた課題に対して言葉を紡いでいくのが好きっていうか楽しいのかっていうのによって、
多分こう、ライターが好きなことで生きていけてるって思えるかどうかが変わるんじゃないかなっていう気はする。 そうか。ね、そうだよな。なんかその、何ですかね、好きってそのなんか楽しいかどうかはまた別ですもんね。好きって聞くと楽しいみたいな。そんな楽しくはないだろうな。ライターも別にみんな楽しいかって言われたら別に楽しいとかしんどいこととか多いだろうし。だから多分まあ得意だからやってるってパターンはあると思うんですよね。
あんまね、それもあるかもしれないけど、でもあと書くことが好きとか小説家とかまたそういうのも、でもなんかそれも海の苦しみってあるって聞くからさ、それが本当に好きとか楽しいとかわからないけど、なんか結局ライターとして仕事をしていくと商業ライティングになっていくじゃない。私ちょっと最初にちらっと言っちゃったけどさ。
商業ライティングって自分が書きたいことを書いていくことでお金を得られるパターンもなくはないけど、基本はクライアントがいて、そのクライアントの先に読者がいて、読者にとって有益になる情報をクライアントをお勧めできるような感じで書いていくっていういろんな課題っていうかあるわけじゃない。
それが商業ライティングじゃない。それを考えていった時に、そうやって公約していくのが楽しいと思えれば、もしかしたら書くことがすごい好きで毎日幸せかもしれないかなと思うし、あと一個はさ、取材が好きってパターンはすごいあるなって。
聞きますねよくね。
確かに。それ結構聞きますね、そのパターンは。しかもだいたいインタビューが好きって人、普通に得意なんですよね。シンプルに。っていう意味も込めての好きって言ってるなとは思いますね。だからシンプルに文字書くのが大好きって言ってる人あんまり聞いたことないんだよな。
そうね。
文字書くって、要はただの手段なわけですから、何かしらのアウトプットというかね、なわけなんで、それ自体に何かこうね、あいうえおあいうえおって書いてるのが楽しいって人がいるかもしれないけど、そんなことはないですよね。
あとはフリーランスって働き方が、それまで会社でなんかいろんな嫌なこととかがあったりとかして、なんか今自由だ、自由がすごくいい、好きだし毎日楽しいっていう風になるパターンもありそうだよね。
確かに好きなことのことが環境って意味もあるかもしれないですね。好きな環境で生きていくと。
だから今毎日が楽しいみたいな。
それはありそう。いろんなしがらみから通されたみたいな。
確かにな。
あとはね、なんだろうね、ライフワークとかライスワークとかって言葉もあるけど。
そうですね、ありますね。どういう意味ですか、ちなみに。
ライフワーク、ライスワークの方が説明しやすいかな。ライスワークっていうのが日々のお金を稼ぐ、生活をしていくためのお金を稼ぐための仕事で、ライフワークっていうのが自分の人生をかけて、例えばボランティアであっても、なんかこうやっていきたいこと。
生き甲斐的な感じですかね。
そう、生き甲斐みたいなところが、なんかよく聞くじゃない、ライフワーク、ライスワークみたいな。
生き甲斐を満たすための仕事がライフワークか。で、飯食うための仕事がライスワーク。それは別々かもしれないし一緒のこともあるかもしれないですね。
そういうことだよね。だからライフワークでありライスワーク、ライスワークでありライフワークでもあるんですみたいなのは、もしかしたら好きな仕事にできているみたいな。
ああ、それ最高ですね。
パターンなのかな。
仕事の選択と価値感
これできたらまあね、いいね、そりゃね。別に僕ね、仕事が大好き楽しいってタイプではないですけど、別に人生自体は楽しいので、まあ別にいいかなって感じですよね。それはそれで。
ライスワークって言ったって割り切れないぐらい辛かったりさ、こんな仕事したくない、なんか例えばこんなに、なんかこうわかんないよ、なんかすごいブラック企業でさ、なんかこんな役にも立たないサービスを売り込まなきゃいけない営業をずっとやってたとか、何がいいのか一つもわかんないけど売らなきゃいけないみたいな仕事をずっとやってたら本当に苦しいだろうけど、
そうじゃなくて誰かのためになるライターって仕事ができてたらもう今は本当になんかもう気持ちもいいですみたいな可能性もあるよね。
確かに。でも今その話聞いてね、ハッとしたというか、なんかまあそんな上手い話ないよねとか、ちょっとこうすかしてる時点で多分僕は割とノンストレスなんじゃないかなと思ったんですよ。
なんかこういうすかした発言をしてる時点で割と俺は満たされてるから、結構いい状態なのかもしれないですね。
そうかもね。そうかもね。良い環境にいられてるのかも。
そう、それもね踏まえてなんかね、楽しい毎日このお仕事楽しいって言えたらまあそれはいいんですけど。
そうだよね。
いけんの?そんなことっていうのが多分根本の疑問ですよね。
そうだね。でも何を自分が軸に置いてるかとか、なんかすごいさだいたいだんだん人生観みたいな話になってきちゃうけどさ。
そういうところで、あとまあ本当単純に自分がなんか苦しくなくできるかできないかみたいな。
それもすごい関係するんじゃないかな。なんかすごい好きなことなんだけど、なんか何、下手の横突きみたいなさ言葉があるじゃん。
全然上手くないんだけど好きみたいな。でも仕事としてお金もらうからにはできない状態じゃ困るみたいなさ。
好きなことと仕事
そうするとやっぱ好きなことで生きていく、お金を稼いでいくみたいなのが難しいよね。
なんかさ、絵描くのすごい好きだけど超下手くそみたいなさ。
それが味になればいいけど味になるっていうレベルでもないみたいなさ。
そうだよな。仕事にしたら嫌いになるとか全然あるしね。好きだったものが。なんかなりそうで、それよく俺も多分なるだろうなと思う。
そういうのもあるよね。なんかこうノルマになった途端に嫌になっちゃったとかさ。
そうそう。なんか好きかってやってたから多分楽しかったんだろうなみたいな。
そういうのもあると思う。
そうそうそう。例えばなんか僕が趣味でやってるような、DTMとか音作りみたいな楽曲作り。
あんな趣味でやって誰かにこうやってあげてるから気軽になってたんですけど、お金払います。いついつまでにこの雰囲気に合うBGM作成してくださいって言われたら、
なんかちょっとおもろくはなさそう。しんどいし緊張するし。
てかそんなのずっとやってたら発狂しますよね多分。でなんか納品したらイメージ土地温でやり直してくださいって。
そうだよね。好きなことは仕事にしない方がいいみたいなアドバイスもあるし、好きなことで生きていけたらいいよねっていう話もあるし。
どれがいいのかは本当にわからないけど。
でも好きなことがあるだけいいんじゃないっていう、すげえ択感した。
それはそう僕も思います。大事にしたいなと。どんな方向であれね。
そう。それでお金を稼いでも苦しくないって思えるんだったら、それがね一番いいのかな。楽しい状態でやったことでお金が得られるんだとしたらすごくいいよね。
僕が僕から見たライターさんのすごいところって、例えば僕って別にね文字書いてるの全然好きじゃないんですよ。正直。
なんですけどライターさんみんなね、他の一般に比べて何かを書くってことに対する苦しみが少ないんですよ。苦じゃない。
だからみんな一般の人が苦だと思うことをそんなに苦じゃなくできるってところが実はすごい長所なんですよね。
俺マジで嫌ですもん。本当に嫌ですもん俺。他にできる人がいるならその人に任せたいんですよ。
そうだよね。だから文章を書くってことが苦じゃないのって、いろんなところですごい生きてくるよね。
結構すごいよ本当に。
人とのコミュニケーションとかもね、SNSとかさ、いろいろあるけど、そういったところでも書くっていうか文字を打ち込んだりとかね、そういうのも含めてやるのが嫌じゃないなって苦じゃなく、相手にどうやってうまく伝わるかなみたいなのを考えながらやれるっていうのは絶対長所になると思う。どこでも使えるよね。
だって俺多分学生時代にノート取ったことないですよ。
それまたなんか違う問題が出てくるんじゃない?
ちょっと違う問題ですけど、角度とかもいいって感じなんで、僕からするとみんなすごい本当に。そういうのがね、もし好きと感じるのであればかなりね、好きだし得意という部分だったらね、かなりいいですよね。それが仕事になったらね。いいな、俺もそういう風な生き方したいですよ。できるなら。
そうね、できるといいよね。
総合的には楽しいんで、僕はこれで大丈夫です。
私も一応毎日楽しく過ごしています。
いいですね、それも素敵なことだと思います。ありがとうございます。
はい、じゃあそろそろ締めますかね。
はい、今回もご視聴ありがとうございます。少しでも面白いなと思った方は、YouTubeの高評価ボタン、チャンネル登録、Podcastのサブスクリプション登録よろしくお願いします。リスナーの皆様からの質問、感想も募集しています。YouTubeの概要欄、またPodcastの詳細の欄に記載している投稿フォームから、ぜひお寄せください。
はい、ありがとうございます。それでは来週の金曜日にまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
15:46

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