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2022-06-02 03:10

#63 蛻変の経営

「ぜいへん」と読みます。セミの話です。
00:08
蛻変の経営についてお話しします。
蛻変という言葉、聞いたことあります?
モヌケノカラといいますよね。モヌケノカラ。
モヌケという字を漢字で書くと、蛻変のゼイという字ですね。
虫変に数字の8を書いてアニという字を書いてゼイという。
モヌケとこれで読むんですが、これ蛻変というのは何かというと、
例えばセミが卵から幼虫になって、
それからサナギになって、それからセミになってという、
そういう変化していく途中で脱皮をしていく。
ですから脱皮した後のカラのことをモヌケノカラと言うそうでございます。
これ何を意味しているかというとですね、
セミはですね、そうやって時間が来たら、
長い間ね、幼虫でおるんですけど、
時間が来たら、その時が来たらサナギになって、
成虫になって、短い一生、ね、成虫になってからの短い一生を終えるわけなんですけど、
その変化していくという、その力をおのずと秘めているというね、
この凄さが蛻変なんですが、
蛻変の経営という風な言葉になると、
ビジネスの世界でですね、
このセミが幼虫からサナギになって浮かして、
進化していくという、脱皮していくということを企業に当てはめて、
意識的に自らそうやって変化していかないと死んでしまうよと。
脱皮ができないセミは死んでしまう。脱皮ができない蛇も死んでしまうそうでございまして、
そうやって変化していくことを意識してやっていかないといけないよというのが、
蛻変の経営ということ。ということで、
こないだお座りまして非常に面白いなという風に思って、
お話をさせていただいています。
皆さんのやっている活動は蛻変していますか?
意識的に変化を促していますか?
シミポダのサイトもですね、
皆さんのように市民活動をされている方々をご紹介し、
そこで連携・共同していくという事業ですので、
私たち自身がまず意識的に蛻変、変わっていかなければいけないなという風にすごく思っております。
自然ってすごいですよね。
今の時期だとちょうど紫陽花が咲くんですが、
必ずこの時期になると紫陽花が咲く。
セミもその時期が来たら必ずそうやってセミになるっていう、
そういう力を秘めているように、私たちにもその力を持っていると思いますので、
しっかりと蛻変、変化していくことを恐れずに、
どんどん殻を破っていきたいなという風に思っています。
03:03
今日も聞いていただいてありがとうございました。
03:10

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