2025-05-25 41:23

第782回 WindowsにAIを組み込む Windows AI Foundry (2025/5/25)

第782回 WindowsにAIを組み込む Windows AI Foundry (2025/5/25)

スライド Windows AI Foundry の概要

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サマリー

Windows AI Foundryを通じて、WindowsにAIを組み込むアプローチが提案されています。AIエージェントとしての機能を統合し、開発者が容易にAI機能を活用できるプラットフォームを目指しています。このポッドキャストエピソードでは、Windows AI Foundryの新機能や開発者向けのAPIについて詳しく説明しています。特に、ローカルで動作するAI技術やプライバシー保護の観点から、WindowsにおけるAI処理の効率性が取り上げられています。2025年のBuildイベントで発表されたWindows AI Foundryは、AIエージェントを通じてアプリケーションの機能向上を図っています。特にMCP機能がWindows 11に組み込まれ、セキュリティを確保しつつAIを活用する新しいプラットフォームを提供しています。このエピソードでは、Windows AI Foundryについてマイクロソフトが発表した内容が詳しく解説されており、AI技術の進化や関連情報についても深く掘り下げられています。今後の展望にも触れられています。

Windows AI Foundryの紹介
WoodStreamのデジタル生活をお届けしますのは、技術コミュニティWoodStreamネットワークスの木澤です。よろしくお願いします。
この番組は、マイクロソフトの最新情報と、明日使えるWindowsの情報、Windowsをさらに活用するパソコンなどのデジタルガジェットの情報など、
お役に立てる情報をお届けして、皆さんにマイクロソフトを楽しんでいただく番組です。第782回目の配信になります。
皆さん、来ていただいた方、ありがとうございます。
今回のお話は、これ、大丈夫かお前、というようなネタなんですけれども、
WindowsにAIを組み込むというところで、Windows AI Foundry、これについてお話したいと思います。
サーフェイスの話から多分、視聴者がグッと減るんじゃないか、下手したらチャンネル登録者数が減るんじゃないか、というふうに思うくらいの内容なんですが、
これ、マイクロソフトが今週、Build 2025という開発者向けのイベントを開催しました。
多分、この言い方はもうしなくてもいいかなと思うんですけど、アップルでいうとこのWWDCに相当するようなイベントでして、
ここでいろんな発表がありました。いろんな発表がありすぎて、みんな情報があふれちゃって、どうしようかって整理がついていないという方も多いと思うんですけど、
この中で、やっぱり一番多かったのはAIの話なんですね、今回ね。
その中で、この番組に近いところで、WindowsとAIというところで絡めたお話がありますので、
そこの話をしたいと思っています。ということで、Windows AI Foundryというところでお話をしたいと思います。
今週のお話は、このWindows AI Foundryのみのお話としたいと思います。
他のネタも用意していたんですけども、これでいっぱいいっぱいという感じなので、ご容赦いただきたいなと思っております。
YouTube のほうは、スライドを用意しましたのでお話をします。
Podcast の方は、できるだけ音声で伝わるようにお話しますし、よかったらこのスライドのほうも概要欄のほうにも公開したのをお送りしますし、
Teams のコミュニティだとか、そちらのほうでも公開しますので、そちらも見てみてください。
この背景なんですけどね、WindowsにAIを組み込むという意味のWindows AI Foundryというお話なんですけども、
まず、AI エージェントって何かというところからちょっとお話をしたいなと思っています。
開発者向けのプラットフォーム
皆さん、AI エージェント、AI エージェントってよく聞くと思うし、私も聞くんだけどもピンとこないというところも結構あると思うんですね。
これどういうものかというと、エージェントっていうのは、すごい簡単に言っちゃうと、あなたのコンピューターの中にあるアドバイザーというか秘書みたいなものですね。
セクレタリーというか秘書みたいなものだということが一般的に説明でていますので、ちょっとそういうものだと思っていただければなと思っています。
今までのこのAIって言っているのは、例えば学習した情報だとか、インターネットにあるいろんな情報を集めてきて、質問したことに対して答えてくれる。
ある程度調べてくれますけどね。
チャットGPTにしてもコパイロットにしても、こういうことどうですか、質問に答えてくれたりとか。
あとはこの文章を構成してください。はい、直しましたよとかね。こんな絵を作ってください。はい、こんな絵が出来上がりましたっていうのをやってましたけど。
これ結構単独で動いている感じがしますよね。
ただその個々の機能っていうのは、いろんな知識とか能力を持っているんだけども、実際合わせてやるということはできていないんですね。
例えばすごく能力があるんだけども、秘書の方、よくあるサイトの説明を見るんだけども、すごい優秀な秘書がいます。
優秀な秘書がいるんですけども、じゃあ棚の方に取ってきてくださいとか聞いただけてね。
知識があるんだけどそういった行動を起こしてくれるかというと起こしてくれない。
というところで、単一機能というところがあったんですね。
そういったところは例えばパソコンなんかにも言えるんだけど、この機能を教えてくださいと言っても、
じゃあ操作までしてくれるかって、一連の操作まで先回りしてやってくれるかっていうことをやってくれてないですよね。
そこら辺を統合的な立つ自律的に動くというのがAIアジェントと言われています。
自律的に動くというと、例えば旅行行きたいんですって話したときに、こんな旅行がありますよ、行き先はこういう手段があります、チケット取りましょうかとか、
一連のことも全部やってくれるという、そういったところもやってくれるのがAIアジェントと言われています。
これ非常に概念的な話なんで、難しいというかピンとこないところもあると思うんですけども、
本当に何でもやってくれるような人だと思っていただければいいのかなと思っています。
その機能というのはスキルというような言い方をしています。
それを本当に自律的に動いてくれるというところがこのAIアジェントというものになりますね。
マイクロソフトの方は、そういったAIアジェントの時代というところで、WindowsそのものをAIアジェントのプラットフォームにしてしまうと、
Windowsそのものをあなたの秘書にしてしまおうというような考え方を持っています。
ですから、それによっていろんなソフトウェアだとかハードウェア、コパロットプラスPCとかいろんなものもあります。
そういったものと合わせて統合的に仕上げて、さらに一番重要なんです。
セキュリティ上もちゃんと重視、セキュリティもプライバシーも重視した仕組みを作りましょうというのがやっぱりマイクロソフトがやりたいことなんですね。
今回、Build 2025で発表があったのが、うちのいろんな発表がありました。
その中の一つとして、AIアジェントをどういうふうに実現できるかという基盤の技術の発表があったんです。
それでまず名前が出てくるのがWindows AI Foundryという名前です。
これは開発者向けのイベントなので、まず開発者向けに話をしています。
ただ、一応この番組でも開発者の方がこういうことができると、実際使う身になった人たちにどういうメリットがあるかというのをちょっと合わせてお話できればなと思っています。
Windows AI Foundryと言っているのが、開発者がWindows上でAI機能を効率的に作り上げるための統一したプラットフォームと言っています。
それともう一つ、これちょっと後でご説明しますけれども、MCPというのがあるんですね。
これモデルコンテキストプロトコルというのがあって、AI界隈は皆さんこのMCPという言葉をよく最近聞くと思います。
このAIエージェントというのが、いろんな機能と連携するための機能であるんですけれども、これをWindowsそのものに実装してしまうということをやっています。
まず一つ、このWindows AI Foundryって何かというところなんですけれども、以前コパイロットプラスPCが出たときにWindowsコパイロットランタイムというものが発表されました。
これ実際今コパイロットプラスPCで動いています。
Windowsのコパイロット関係のいろんな機能をプログラムしやすいように、作りやすいようにというふうに作り上げた仕組みなんですけれども、さらにそれを発展しましたということで、コパイロットランタイムは今度Windows AI Foundryという言い方をしています。
こういったものを作るというところで、そのAIを使ったシステムを開発者の皆さんが作るときに、AI開発の一連の流れというのがあるんですよ。
ただどのモデルを作りましょう。オープンAIのサービスを使うだとか、アンソロピックを使うだとかっていろいろありますけれども、どのモデルを使いましょう。さらにそれをどう最適化して使いましょう。
あと微調整ですね。この後出てくるローラーって話も出てきますけれども。さらにそれを皆さんに使ってもらえるように展開しましょうという、このAI開発の一連の流れがあるんですけれども、
それをWindowsを中心とした一つのプラットフォーム上にまとめる、シンプルにまとめ上げて、より開発しやすく、みんなに使いやすくしましょうというものが目的の一つです。
そういったところがあって、AIのシステムのアプリケーションの開発者の皆さんが、経験が少なくても専門知識がなくても、AI機能を組みやすくして手軽に機能として追加できるということを目的としています。
新機能の実装
この中の構成要素として、Windows Emulatorとか、この後お話ししますWindows Emulatorとか、Foundry Local、Windows AI APIなどなどという話が出てくるんですね。
では、具体的に何をやっているのかというところを深掘りしていきたいと思います。
AI、Windowsの中で何をやっているのかというと、PhysilicaというWindowsの中に、小規模言語モデル、SLMを内蔵するんですね。
大規模言語モデル、LLMといっているのが、皆さんよくお使いのChatGPTだったりCopilotだったりするんですけども、ものすごく小規模の、これSmall Language Modelerかな、その小規模言語モデルね、というものがあって、こういったものを内蔵して使えますと。
それを使うことによって、Windowsの中でまずAIの動きをしちゃいましょうというところです。
その中に、例えばローラというような考え方があって、特定のデータでより賢く使えますという手法も入れていくというところがあります。
さらに、これ今回Copilot Plus PCで機能追加されてますけども、Windows Searchですね。
セマンティックサーチAPIということで、例えば何かを検索したいときに、自然言語でこんな感じのものを検索してくれという、ざっくりとした言い方で検索してくれるという言葉を読み砕いて、実際の検索とかに結びつけるという処理をするという、セマンティックサーチですね。
そういったのも実装していきますというのと、またRAGと言ってます。独自のデータを基づいた、例えばあなたの会社のルールをデータとして持っていて、そのルールに従っているかどうかをチェックするという。
世間一般には流れてないですね、こういった情報ね。そういった独自ルールを持って、AIの処理をするとか、そんなところを狙っています。
そこで、開発者の皆さんがどうやってこれを処理していくかというところで、このWindows AI APIという、アプリケーションプログラミングインターフェースというものなんですけれども、
というのを展開しますというところで、まずマイクロソフトの開発者向けにそういったのを提供しますと言ってます。
今、ファイシリカが使えますという、小規模言語モデルが使えますと言ったんですけれども、これ実際何をやってくれるかというと、テキストの要約だとか書き換えだとかですね。
例えばこれを要約してとか、構成してとか、文章の間違いを直してとかね、そんなレベルだとか、あとは画像を読ませて、例えば中に文字が入っていたらテキストとして認識させて、これOCRですね。
あとは解像度を上げてだとか、このオブジェクトを認識して消してとか、いらないものを消してとか、消した後のところに何となく画像を保管しておいてとかね。
コパイロットプラスPCのフォトアプリだとかペイントとかで実装されている機能なんですけれども、こういった機能を使えるように提供しますと。
これがSLMといった、さっきのファイシリカとかで、このレベルでWindowsだけで動かすレベルでこれだけのことができちゃうんですね。
そういった機能も用意しますと。
それをやっぱり支えるのが、コパイロットプラスPC、NPU、ニューラルプロセッシングユニットを搭載して、より最適化しますというものになります。
この後、NPUが絶対必要かというと、そうでもなさそうな展開なんですね。
それとポイントとして、今言ったような話が、ローカル上、つまりデバイス、パソコン上だけで実行できるというところで、
これセキュリティとプライバシーの情報にも、非常に重要な情報にもなってくるんですけれども、
例えば、パソコンの中で問い合わせをした、処理をさせたって言ってるのは、いちいちクラウドにあげないんですよ。
マイクロソフトのクラウドにあげません。
例えば、アンソロピック使って、クラウドとかアンソロピックとか、あとチャットGPT使ってオープンAIにデータが飛ぶかというとそんなことなくて、
パソコンの中だけで、Windowsパソコンの中だけで閉じてしまうと、外に情報を漏らしませんという、プライバシーを守りますということをやっています。
さらにいちいちインターネット問い合わせないので、非常に高速な音ができますという、
これコパルトプラスPCの存在意義にも含むところなんですけれども、そんなところをWindowsがやってくれます。
それをプログラマー、会社の皆さんが使えるようになりますよというものになります。
ファウンドリローカルの機能
ここで、ファウンドリーローカルという言葉が出てくるんですね。
これ実際、マイクロソフトAzureというクラウドサービスでは、Azure AI Foundryといっているエージェントのサービスからやってくれるクラウドのベースのサービスがあります。
実際、私も昨日勉強させてもらって、データをいろいろ入れて、例えばこの売上データを表に出してくださいとか、
この売上データをグラフにするプログラムを作ってください、かつ実行してくださいなと言っていると、実際実行してくれたりとか解析してくれたりということができるんですね。
これ実際、私も昨日ドットネットロボ勉強会で勉強させてもらったんですけれども、そういうのができるんですけれども、
規模の違いはあれど、これをWindowsでやってしまう、Windows単独でやってしまうというのが、WindowsのAI Foundryの中に入れるFoundry Localという機能になります。
これを重要なのが、いろんなサービスも使えて、さらにいろんなハードウェアも使えるようにするというところで、
オーラマとかで提供しているローカルのAP言語モデルだとか、あとはNVIDIAが提供しているものだとか、
そういったオープンソースのいろんな言語モデルとかそういったモデルがありますけれども、それを使うこともできるし、さらにそれを実現するにも
CPUだとかGPU、NVIDIAとか他にいろいろありますけれども、GPUだとかNPUとかですね。
そういったことでもうまく使えるようにということで、最適化をするということをやっています。
だからそういったローカルでもできるだけやっていくというところで。
ですから、ちょっと私今、ちょっとまだ確証を得ていないんですけれども、これを見るとCPU、GPUでも頑張れるよというところがあるので、
NPU搭載のコパルトプラスPCじゃないとできないかというと、そうではないと見ています。
だから強力なGPU積んでいる、私のデスクトップマシンもそこそこのGPU積んでいますけれども、それでも結構効果があるのではないかなと思っています。
何度もお話ししますけれども、これパソコンだけでの高速処理をしてくれるという、インターネット接続がなくても動作しますというものになります。
ですから、そういったところ、いろいろなAPIだとかあるんだけども、それをいちいち選んでそれぞれ別の種類を書くんじゃなくて、結構共通化してプログラム、ソフト開発ができるものと見ています。
今コメントいただきましたね。
ファウンドリローカルに関してはGPUでもアクセレーションは効きます。
ありがとうございます。今、草場さんから情報をいただきまして。
そうするとこれありがたいですよね。
私も言うように、コパルトプラスPCをやっと入手しましたけれども、これみんなが持っているということは、まだまだ普及するには時間がかかると思います。
ただ、GPUを持っているとか、いい性能のGPUを持っているという方がおられると思います。
あとは、CPU内蔵のGPUでも結構AI機能に使えるような高速演算をしてくれる機能が入っているんですよ。
まだ、背に入ってみなさんお持ちのパソコンの中でも活用できるんじゃないかなと思っています。
あとWindows ML。これマシンラーニングですね。
こういったWindows MLというものがありまして、これWindowsに組み込まれたAIの推論のランタイムというものになります。
実際そのAIモデル、いろんな処理を高いパフォーマンスで実行、もしくは推論処理になるというものになります。
こういったものが間に入るんだけど、今言っちゃいましたけど、CPU、GPU、NPUとかいろんなハードウェアを効率的に動作させるというところで、
これ何が嬉しいかというと、IntelのCPU、QualcommのCPU、IntelのGPU、QualcommのGPU、NVIDIAのGPU、AMDあるのかな、RadeonのGPUとかですね。
そういったものとかNPUですね。QualcommのNPUであったり、AMDのRyzen AI Engineであったり、
IntelのNPU、ニューラルプロセッシングとね、あれAIアクセラレーションだったかなと思いましたけど、そういったものっていうのを個別にプログラム組む必要なくて、共通でみんな使えるよというところです。
将来出てくる、いろんなハードウェア今後出てくると思います。そういったものにも適応していきますというところで、
実際、外付けのNPUっていうのも出てくるんじゃないか、どこかのニュースで見たんだけどね、そういうのも出てくる楽しみになると、
ちょっと私も買ってデスクトップパソコンに組み込みたいなと思うんですけど、じゃあ組み込んだら使えるかというと、使えるってことになるんですね。
現状、マイクロソフトとしてもAMD、Intel、NVIDIA、Qualcommとかのハードウェアパートナーと連携して性能を最適化していきますという動きになっています。
MCPとアプリの連携
それとね、これ新しい言葉が出てきます。App Actionsっていうのがあって、こういったいろんなアプリの機能があります。
Windowsの中にいろんな機能がたくさん入るんですけども、それを連携して使っていこうというところで、どんなアプリが入っているかということをちゃんと知るという発見性を高める機能というところで、
アプリ開発者がこれ使える、あれ使えるということをちゃんと見やすいようにというふうに分からせるというような機能があります。
これApp Actionsというところで、今一応言葉だけ私も聞いているんですけども、例えばAIエージェントだとかWindowsの検索がいろんな場所から直接呼び出せるようにするというところで、
開発ツールとしても使えるというような展開をしています。その中で、MCPサーバーとしても使えますよというのが出てきます。
さて、ここでMCPが出てきましたね。MCP、マイクロソフトの資格試験ではありません。
これ、MCPについて私の知っているレベルでお話をしたいと思っていますけども、これモデルコンテキストプログラムと言っています。
ここ1ヶ月かな、1、2ヶ月で急に話が出てきたというところで、逆にこれ知らないとちょっとプレッシャーみたいなところが私も出てきているので、ちょっと注意して見ているんですけども、
これ業界全体の話からすると、いろんなAI関係のサービス、それとあと今回のWindows AI Foundryについても言うと、そういったAIエージェントだとか、私今シルでWindows上と書いてありましたけど、
Windowsだけじゃなくて、いろんなアプリケーション、デバイスとかのAI関係の通信を行う、連携をするための共通の通信ルール、共通プロトコルです。
よく言っているのがUSBみたいなものです。ちょっとUSBとはまたちょっと意味が違うと思うんですけども、共通の規格があって、これを通せばいろんなものとつなげられる。
だから、ここのAIのサービスでやったことを、別のこのAPIのサービスに情報を投げてまた処理してくれる、そういったので連携ができるというものになります。
これはサンプルに俺もありまして、こんな間に入れるの入れたくないっていう私の知り合いの会社の方もいるんですけども、それで今非常に注目を浴びているビジネスです。
とにかくみんなの仲介をしてくれる、共通規格でやってくれるっていうのがMCPだと思っていただければいいと思います。
これはもともとアンソロピック、クロードというAIサービスもやってますけども、アンソロピックが提唱して、各メーカーもちろんマイクロソフトも含んで、これを推進していこうとしています。
ここで何ができるかというと、これ冒頭にお話ししましたAIエージェントにもつながっていくんですけども、従来の今のAIでやっている検索だとか問い合わせの対応とかの機能じゃなくて、
AIエージェントの活用
それぞれを連携して動かしますということができます。そういったところでまさにAIエージェントとして動かす。
例えばマイクロソフトの技術を使って、今度はアンソロピックの情報を投げて処理してくれる。
今度はGoogleのGeminiにも処理してもらうとか、そういった連携とかもやっていく上で、このMCPUという機能が使われていきます。
そんなことをやっていると、AIエージェントとしていろんなことができるようになりますね。
これもスキルという、ロールプレイングゲームとかスキルみたいなものだと思ってもらってもいいと思うんですけども、いろんな機能を横断的に呼び出しとか連携ができるところができるようになります。
実際その連携ができますというのと、アプリの開発者の皆さんは、私が作ったこのAIアプリケーションを他のところからも呼び出せますよという、MCPサーバー提供します。
機能を提供しますというMCPサーバーとしても作ることができるんですね。この機能をWindowsに載せちゃおうというところです。
私も具体的にどういう動きになるかというところでは見ていないんですけども、おそらくファイルの操作だとか画面操作とか、Windowsに関わるコア機能といっているところを、このMCP機能として公開してしまうということで、他のいろんなAIのサービスとWindowsを動かしてしまう。
AIエージェントの中でWindowsも一緒に秘書になってもらいましょうと、Windowsもその中の一つにしてしまうという仕組みです。これね、そういうのがあるんで、これものすごくこのMCPを実装したのっていうのはもうびっくりしたっていうところなんですね。
Windows 11にネイティブでMCPをサポートしますって言ったんですね。私これ聞いたとき軽くひっくり返しましたね。そういうことあるかなと思ったけど、本当にやっちゃうんだ、これはすごいことになるぞっていう。
どっかのなんとかインテリジェンスでびっくりしてる場合じゃないぞ、皆さんっていうような感じなんですね。ただここまで言うと、いろんなAPIがWindows叩けるようになるのって、Windows乗っ取られちゃうんじゃない?やばいんじゃない?っていう。
大体皆さんそう言いますよね。クソマイクロソフトめってみんなまた怒り出すかもしれませんけども、そこはマイクロソフトは慎重ですわ。
思った通り。まず、MCPレジストリというところで、エージェントを他からも安全に発見することができるという仕組みと、やっぱりセキュリティとプライバシーというのをすごく最優先して考えています。
エージェントによるWindowsのMCPサーバーとしてのアクセスはデフォルトでは無効です。初期状態では使えないようになっています。使うときもユーザーの操作をチェックして、ちゃんと監査して、使われたかどうかということをちゃんとチェックできるということ。
本当に最小限の機能だけ付与して、あとは本当に使う側が、使われる側が了解した上で解放するということをやっています。
だからそこってものすごくしっかりやっていると思います。
コパルトプラスPCでリコールをお使いの方はすごい体験していると思うんですけれども、リコール機能をインストールして実行するときに顔認証させて、絶対本人だって分かったところで認証を使えるようにして、さらにリコールのスナップショットという過去のWindowsの操作記録を見るのにも顔認証させる。
あと設定を変更させるにも顔認証させる。設定を戻すにも顔認証させる。認証、認証、認証、認証でやりまくっているわけですよ。そこまでガードをかけているというのをちゃんとこのMCPに関してもやりますというところで、さらにいろんな問題出てくるんですよ。
いろんな情報を聞いていると、MCPのインジェクション、よくASQLサーバーのインジェクション処理って特定のASQL投げるとシステムクラッシュさせるだとかということができちゃうというセキュリティ上の問題というか、ずっとこれ戦い続けないといけない、対応し続けないといけないんですけど、そういった問題もあるんですけれども、このインジェクションに関してはMCPについても同じようにあるというところで。
これソフトウェアのバグ組み込んだら、MCPで他の方に何か処理お願いって言われたら、そこからWindowsに乗っ取られちゃうとか、そういった危険性もあるわけなんですね。そういったこともマイクロソフトとしてはセキュリティについては継続的に取り込んでいきますよというところを言っています。おそらくこれまたマイクロソフトが一番言いたいことだったんじゃないかなというふうに思って。
じゃあこれ皆さん実際使ってみるというと、どんなことができるというと、Windowsでできるからどんどん広がっていくわけなんですよ。この技術が使われてWindows AI Foundryが使っていくとどうなるかというと、利用中のアプリケーション、皆さんが使っているアプリケーションがいろんな意味でAI機能をどんどん搭載していく。
アプリケーションの進化
それが例えば今コパイロットプロ契約して、マイクロソフト365コパイロットと連携してるってやってるのも、ある程度ローカルで高速にできるだとか、ちょっとした文章を直したりとかね、写真編集だとか、そういったところがAIの機能で強化されていくっていうところになります。
フィグマだったかな、画像処理とか動画編集とかやってるようなメーカーさんとか、たぶんアドビブもそうして出てくるんでしょうけど、そういったメーカーもAIの機能が使えますって言っても、Windows標準のAIの機能をいろんなAIサービスだとかいろんなCPU、GPU、NPUとかを使いつつ、自分たちの提供するアプリケーションが使えるようになるんですね。
そうなると、うちのアプリケーション、AI使ってます、AI機能がありますってことになるわけなんですよ。そしたら、開発する側、売る側もそれはいいわけですね。各自が一生懸命、オープンAIの技術みたいな独自言語モデル作るってわけにはいかないと思います。非常に難しいです。
そういうところ技術はないかもしれないけど、そういったことを利用できる、Windowsの標準で機能を利用できるっていうところを各メーカーが作って、それを販売できると、メーカーも嬉しいし、使っている我々もいろんなアプリケーション出てくるけど、これAI対応だからいろいろできるよね。
フィグマじゃないか、いろんな動画編集ソフトとかいろいろ見てるんだけど、AIが使って画像をね、例えばボケてるやつを高解像度、くっきりさせるだとか高解像度化させるだとかね、あと音声のノイズを除去するだとかっていうのはいろんなのやってますけども、
そんなのがそのアプリケーションレベルの下の方でもやってくれるっていうことで、おそらくそういったアプリケーションっていうのが今後どんどん出てくると思います。
だからOSだけの進化じゃなくて、いろんなところから出てくるアプリ、そういったのがAI対応っていうのが今後どんどんどんどん出やすくなるし、マイクロソフトもそういうのを作りやすいっていう仕組みを今回作りましたっていうのが今回の発表なんです。
だからいろんなアプリケーションが高機能化してるのが今後またどんどん出てくる可能性が非常に高いと思います。そんなところで。
あとはプライバシー保護、アプリの機能ね、アップアクションか、っていうところで機能がすぐ見つけやすくなるだとか、もちろんプライバシーの保護、セキュリティの保護とかね、
やった上でそのAIの機能、ローカル、いちいちクラウドに倒せなくてできるのでオートが速いっていうことができますよっていうのがね、今回実際に使っていく皆さんのメリットになるんじゃないかなと思っています。
一応まとめとしましては、今回Build 2025で発表したっていうのはこのAI開発のプラットフォームとしてWindowsを強化しますっていうものと、Windows AI Foundryっていうのは
会社の皆さんがアプリにAIを組み込むためのフォーカス的な土台を提供しますというところ。そしてMCPっていうのはAIエジェントがアプリやシステムを連携するための安全なルールを確立した共通プロトコルというところになります。
こういった技術があることで、より賢くパーソナルっていうみんなに寄り添った機能を提供してくれるっていうところが出てくると思います。
そういったところで、WindowsそのものがAIパソコンの土台となるっていう、新しく提供されるプラットフォームとしてさらに進化してきますよっていうのは今回の発表かなと思っています。
そろそろこの段階でWindows 12って言ってもいいんじゃないかなって私は思っちゃうんですけどね。そこはちょっとマイクロソフトもWindows 11っていう形でやっていくと思いますけども。
多分でもここでWindows 11を名乗り続けてるんで、ずっとWindows 11かなって気がするんですけどね。
そのところで、今回Windowsの新機能、Windows 100っていうのが出たっていう話をさせていただきました。
これが出たからじゃあ今すぐWindowsっていう、Windowsでいろいろできるかっていうんじゃなくて、これからどんどん出てくる。
ただ、ベースになっている技術だとか、MCPEを使った技術っていうのはもうすでに使われて始めていて、それに対してWindowsの使えるようになりましたっていうところが出てくるんでね。
おそらくそんな遠い先じゃないと思うんですね。もうそろそろ使えていろんなことができるようになってくるっていうのが、多分もうすぐにでも動いてくるんじゃないかなと。
実際このWindowsのAPIとかの機能っていうのもダウンロードして使えるようになってきますんで、開発者の皆さんも使えるし、
おそらくWindows絡みの開発者の皆さんね、これにもう集中していろいろやったかないと取り残されちゃうかなっていうくらいの情報かなと思ってますんで。
今後は期待していただければなと思ってます。私が作ってるわけじゃないんですけどね。
マイクロソフトはクラウド関係でいろいろやってるけど、肝心のWindowsでやってないっていう人がいたんですよ。
そういった意見を言って、本来Windowsがやらなきゃいけないことをマイクロソフトがやってないっていう表現をしていまして、
それに比べてAppleはApple Intelligenceであんな素晴らしいことをやろうとしてるっていう。
あれは私Apple Intelligenceすごいと思いますよ。
それ多分ご専門の方にお話いただいた方がいいと思うんですけども。
一方、Appleはクラウドというよりもエッジの方でうまく展開して、
Appleならではのアプローチをしてるなって素晴らしいなと思うんですけども、
Windows AI Foundryの発表
やっぱりマイクロソフトはマイクロソフトで、Windowsでっていう、Windowsのエッジで、
つまり自分たちのプラットフォームでもちゃんとそういったことを強化していこうということをやっていく方向にいると思いますんでね。
今回の発表だからすごくワクワクするっていうのと、
マイクロソフトさすがにやってくれるなっていうちょっと安心感があったという感じがしています。
そういうことで今回お話しさせていただきました、
Build 2025 で発表されたたくさんの発表の中の一つであるWindows AI Foundryについてお話をさせていただきました。
今後もAI関係もお話ししていきたいと思いますし、
もちろんSurfaceの話とかWindowsの話とかOfficeのExcelの講座の話も含めてしていきたいと思ってますんでよろしくお願いします。
あと詳しくはですね、マイクロソフトのほうもWindows AI Foundryの概要というところで、
日本語というのは機械翻訳ですけども、概要のこういったマイクロソフトランというところのサイトで、
Windows AI Foundryの概要というところで解説をしています。
ここに結構深いところでね、さっき言ったファイシリカっていう小規模言語モデルを使うとか、
画像処理だとかテキスト認識だとかね、Foundry Localっていうその概要の詳しい説明っていうのをしてますんで。
この番組聞いてみてなんとなくこんな感じかなと思ったところで、
じゃあもうちょっと深く調べてみようかっていう方はぜひマイクロソフトのMS Learnっていうところに、
Windows AI Foundryというところでもう項目が出ていますので、発表されていますのでね、
ちょっとそこを見て勉強していただくといいかなと思っています。
情報収集と書籍のすすめ
ということで一回番組としては進めさせて、はい、今週もお聞きいただきありがとうございます。
この番組のご意見、好感数がありましたら、Xの発射区、シャープウッドストリームのデジタル生活、
もしくはSpotifyのアプリのコメント欄、YouTubeのコメント欄とかでよろしくお願いします。
またこの番組はマイクロソフトチームズを使ったオンラインコミュニティを用意しています。
この番組の編集工期はご覧の通り、マイクロソフトの最新情報やパソコンなどのデジタルガジェットの情報などお話をしています。
ご参加ご希望の方は番組の概要欄をご覧ください。
また雑談コミュニティ、KIZAWAEというのをDiscordで解説しております。
こちらはポッドキャスト番組とは関係なく、デジタルガジェット、成績AI、カメラ、写真、ドラマ、映画、アニメ、
特に機動戦士ガンダムや宇宙戦艦山とか、芸能ネタですね、アイドルネタとかという雑談で盛り上がっていますので、
雑談したいという方はぜひご参加ください。
これはお申し込みいただいて、中身を承諾したということをしていただければ、
特にお名前を載せていただかなくても、特免で参加できますので、お気軽に参加してください。
この番組を継続するためのご支援をお願いしております。
まずウィンドストリームのWindowsジャーナル、番組の話した1ヶ月分の内容をパソコン雑誌記事風にまとめた電子冊を販売しております。
1冊500円でnote.com、もしくはPIXIVさん上のブースというサイトで販売をしております。
またクラウドファンディングキャンパイのコミュニティ、YouTubeメンバーシップでもご支援をお願いしております。
こちらご支援いただきますと、特典としてご支援中はウィンドストリームWindowsジャーナルを毎月お届けします。
あとAmazonのリンクとかも私が貼っているので、だいたいそこを踏むとですね、私の関連するリンクということで皆さんのお買い物をするんだけども、なぜか私には0.何%入るというちょっと嬉しい仕組みがありますので、よかったらご協力ください。
ご支援については番組のサーバー代とか配信機材の維持、あとは情報収集に関わる消費費用に使用させていただいております。
あとですね、番組の、こちらご支援につきましては番組の概要欄、もしくはx-sharp.stream.digital生活でご覧ください。
情報収集消費費用って何かというと、本と関わっているんですけど、先日ちょっとこういう本を買わせていただきました。
これすごくお勧めの本なんですね。技術評論者が出ているAzureの知識地図という書籍になります。
ここの中にですね、酒見さんという方が一番下に名前を書いています。
これMVPのお友達、非常にお世話になっている。
これね、Azureの知識地図という書籍があるんですけど、これね、お値段が税込み3300円かな。
これすごくお勧めしたいと思います。
マイクロソフトAzureのクラウドサービスについて、全般にわたって解説などしているんです。
ただ、こういった本にすると恐ろしいのが、このクラウドサービスってコロコロコロコロ変わっていくんですよ。
いろんな情報も提示されていくんだけど、そこを追うのは大変だし、これを書籍化するってものすごく難しいんだけど、
そういった公式ドキュメントを理解するための外部ドブックでもあるということなんで、
これをまず読んでもらって、この後もマイクロソフトから提供される技術というのを追っていけるという、
手がかりとなる本だと思います。
私もこれを勉強させてもらって、私のお友達は早速全部読んだってブログに商標とか書かれている方もいるんですけども、
ぜひ、私もちょっと今冒頭読み始めて勉強させてもらったところなんですけど、これをお勧めしたいと思います。
これもご支援いただいた支援金の中から買わせていただきました。
買わせていただいた以上は、いずれこの本を読んで、Azureっぽい話もしていきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。
本日の配信は皆さんのお聞きに立てることを願っております。また次回よろしくお願いします。
ご視聴ありがとうございました。
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