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2023-03-08 22:59

第322回 オーウェン・マホニー氏(株式会社ネクソン代表取締役社長)【後編】

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今回は、株式会社ネクソンのオーウェン・マホニー社長にお越し頂きました。

サンフランシスコ出身で、大学で日本語を学んだことがきっかけで来日。
日米の商習慣の違いに戸惑いながらも、業績を伸ばし続けるお姿から、経営のヒントが得られますので、ぜひ、インタビューをお聞きください。

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」
https://keiei-note.com/

■WizBiz社長塾
https://www.youtube.com/channel/UC16VkcI4PaUISDD4UL7pFvQ




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社長に聞く＀in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
日本にお戻りになろうと思ったきっかけは何かありましたか?
ネクソンに入るため。
私がネクソン、その時にエレクトロニックアーツというゲーム会社で勤めて9年間働きまして、
はっきり言いまして、コーポレットデベロッパーの仕事をやっていたんですが、
ネクソンを買収しよう、買収したかったんですけれども、買収できなかった結果で、
ネクソンに来ませんかという、創業者から質問がその時にあったんですけれども、
結局、10年にCFOとしてネクソンに入りました。
その仕事をするために、本社は日本ですから、日本に戻りました。
何かアメリカでの仕事と日本での仕事の違いなんてございますか?
いろいろありますね。
意思決定は全然違うんだと思います。
これは文化の関連があるかなと思いますけれども、
アメリカには意思決定をすれば、特に大きな会社では議論が多い。
議論ってどういう風に通じるの?
アーギュメント。
議論というか討論というか、私の考えることと一緒に働く人と情報交換とか意見交換とか、
それを全部立て前で、全部言って結果を出す、生み出すという話し方があるんですけれども、
日本の会社はちょっと違いますね。
なるほど。
ですから、その文化の違いをほとんどアメリカに帰った時に忘れました。
そうですか。
ですから、アメリカ人として、じゃあ私の文献はこれですよと言って、
私のその場の相手はたまにちょっと可愛い顔をするんですが、
失礼な言い方があるかなということを心配するんですが、その話し方は違うだと思います。
なるほど。
じゃあアメリカだとディスカッションがちゃんとあって、積み上げていく感じになるんですね。
そうですね。
日本だとそうではないという感じですね。
あるいは、例えばボスとスタッフ、アメリカの特にSilicon Valleyは特別な文化があると思いますけれども、
そのSilicon Valleyの会社では、ボスであっても正しい、問いの前提はない。
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ですから、ボス、Silicon Valleyの人たちはボスであっても必ず議論する。
私のその時のElectronic ArtsのボスとかCreditsのボスは、まあボスだったんですけれども、
先輩であっても私が議論、反対したことが多かった。議論すればするほど正しい結果が出る。
問いの前提で、その環境だったんですので、それは非常に楽しいだと私は思いました。
それは全部のボスじゃないんですけれども、もちろん。
でも私が幸いでその先輩があったからこそ、よく議論できました。
逆に彼らの面から見ると、仕事であるいは会社でいい結果を生み出したければ、
成功したければ、正しい結論をしないと成功できないというのを前提で、
ですからその議論の環境を作れば作るほど、
正しい結果あるいは一番深く考えた結論は生み出すことができるというのを前提で、
その議論は価値があるということがあったんですよ。
ですから今では、例えば日本のスタッフと、まあ今社長になりましたんですけれども、
スタッフと話すと、私が議論をしても大丈夫です。
安心してくださいということは、その話をスタートする前に言わないとみんなちょっと焦って、
心配することがありますので、それは文化の違いというか、
それはアメリカと日本の文化の違いじゃなくて、それはシリコン・ベルリンの文化の違いだと思います。
アップでは歴史があったんですので、いい部分も悪い部分もあったんですけれども、
私がそんな環境の中に育たれたから、今でも感じる場合もあります。
なるほど。じゃあネクストさんは、いわゆるディスカッションする文化を、
マフォーに相当作られていらっしゃるということですか。
できるだけその環境を作ります。
なるほど。それは素晴らしい話で、多分リーさん方も大変勉強になられたと思うんですが、
そうしましたら、ぜひネクストン様の事業内容をご宣伝いただきたいなと思うんですが、
どんな事業をなさっていらっしゃいますか。
ネクストンはゲーム会社なんですけれども、大きなゲーム会社なんですけれども、
ゲームの中にいろいろ部分がありますね。
オンラインとオフライン。
あとカジュアルとかいわゆるハードコア、あるいはネクストンよく使う表現の深い世界。
ネクストンって、作るゲームは全部オンラインでプレイできるゲームで、
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カジュアルじゃなくて割と深い仮想世界を作る会社です。
もともと作ったゲーム、Kingdom of the Windsというゲームがありまして、
それはインターネットの最初の頃の95年、96年に作ったゲーム。
それは冒頭の最初のオンラインRPGのゲームです。
ネクストンのゲームはほとんどいわゆるfree to play、基本無料のゲームなんですけれども、
それを作ります。
それは韓国、もともと韓国の会社なんですけれども、
15年前ぐらいに日本に引っ越しして、本社は日本になった会社なんですけれども、
とりあえずオフラインとかのゲームは全然作らなくて、オンラインゲームを作る会社なんです。
ありがとうございます。そうしましたらちょっと違うご質問もさせていただければと存じます。
事前に好きなもの、好きなことをお聞きしてまして、
スキー、カイトサーフィン、ゲーム業界において優秀かつクリエイティブな人たちと一緒に働くこと、
友人や子供とオンラインゲームで遊ぶことなどなどというお答えで、
本当にゲームがお好きなんだなというのですが、ちょっとゲームの話ばかりになるとあれなのでちょっと違う方で、
スキーもお好きということなんですが、毎年滑ってらっしゃるんですか?
そうですね、できるだけ多く。2週間前にニセコに行きました。
ニセコに行かれましたか?
素晴らしかった。雪が多くて、今年は2年ぶりに行きました。
ニセコはもう人が戻ってきてますか?
戻ってます。特に外国人、ヨーロッパ人とかオーストラリア人の方。
多いですよね。
楽しかった。
ニセコは世界的に有名な雪の地がすごくいいところなので。
じゃあ、季節になるとスキーは相当行かれるんですか?
そうですね、できるだけスキーは好きですけど。
2週間に1回ぐらいですか?
2週間に、残念ながらちょっと忙しくなりましたんですが、
1年間10日間とか1週間とかしかできないんですが。
でも結構やってらっしゃいますね。
できるだけよくするんですが。
承知いたしました。ありがとうございます。
子供の時に大好きだったんですので、家族と一緒に行きました。
いわゆるカルフォルニッシュのレッドタワー法がありまして、
子供の時によくやりました。
じゃあ、ちっちゃい頃からスキーはよくやってらっしゃったんですね。
そのままスキーとコンピューターと日本というセットにだんだんなってきてる感じですね。
ありがとうございます。
座右の銘もお聞きせるんですが、
これちょっと皆さん方、座右の銘っていうのがですね、
アメリカとか海外にあまりないようで馴染みがないということで、
でもそんな中でですね、
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ゲームスタジオのクリエイティブリーダーたちに対して
必ず問う3つの質問がありますということで、
その3つの質問大変私好きでして、
ちょっとこんな質問されそうです。
ものすごく楽しいか。何度でも遊びたくなるか。
自分が手掛けたことを友人や家族に誇れるか。
これ素晴らしいんですが、
こういうのいつもネクソンさんの中でもずっとクリエイターたちに
言い続けていらっしゃる感じがします。
いつも毎日聞いてますね。
言い続けているとクリエイターたちのご様子なんて変わるもんですか。
ゲームって根本的にエンターテインメント業界なんですけれども、
根本的に一種の芸術だと思いますので、
芸術としてよくわなければあまりビジネスはないということもあるんですけれども、
だからビジネスの面から見るとその質問をうまく答えることができなければ
ビジネスはないと言えますが、
根本的に私も消費者ですから、カスタマーだから、
何かをやりましたら一生懸命、
あるいは良いものを作らないとあまり意味がないという前提で、
ですから私が個人的にゲームが好きですので、
いいゲームだったら、
ファン、楽しみがあると言えます。
また一回だけじゃなくて戻りたい。戻って毎日やりたい。
あるいは継続して来年もやりたい。
もしそんなに楽しければ、
友達とも一緒にやりたいし、その件に関しては話したい。
これはゲームだけじゃなくて映画もそうだし、テレビもそうだし、音楽もそうだと思いますので、
この3つの質問をうまく答えることができなければ、
あるいはあまり答えはわからないということもあるので、
投資をしない方がいいというビジネスの考え方があると思いますけれども、
だから消費者としてもビジネスの投資としても非常に大事な質問だと私は思いますけれども、
残念ながら会社は大きくなればなるほど消費者から離れる傾向がありますね。
ですから、
それはなぜ大きな会社は大きくなれば経営しにくくなるかと言いますと、
その楽しさ、その品質から離れる問題があります。
それは創業したスタートアップの会社の面から見ると非常にいいチャンスですけれども、
大きな会社の面から見ると大きな問題だと思います。
大きくなればなるほどプロフェッショナルの人を採用しようとするんですけれども、
製品が深くわからない人が亡くなりましたら、
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人質として亡くなければ会社は長い間に成功できないというようなものがある。
それは社長として品質を保護しないと将来を保護できないという前提で考えます。
ですから、どんな会社でもそうですけれども、製品はいつも大事だと思います。
それはマーケティングより、アカウンティングより、アドバイタイジングより、
品質の成功が大事だと思います。
ありがとうございます。大変素晴らしいお話を聞かせていただいて、
まさか座右のメーカーがここまでお話しいただけると思っていなくて、
大変感謝しております。ありがとうございます。
ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国全世界の社長様向け、
もしくはこれから起業する方々にお問い合わせください。
社長の仕事の根本的な問題はディストラクションが多い。
この番組経営者向け全国全世界の社長様向け もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えたけたらなぁと思っております 社長の仕事の根本的な問題は
まあディストラクションが多いディストラクションというか
例えば投資家とかをケアしないといけないんですね あるいは何かの人事部の問題が出る
あるいは誰かを採用したいとか まあいくつかの考え取り組まないといけないことは毎朝から毎晩までいっぱいあるというものがあります
だから何を集中するかどういう風に順番を設定するかと言いますと
さっき言ったように 製品がない
差別化 品質のある製品を作ることができないとビジネスが
長期的にない というものがありますよ
でも日常の生活ではそれを忘れることが 簡単だと思いますまあちょっと変な言い方なんですけれども
それを 忘れば
製品の将来がだんだんなくなる それを言う人が少ない
じゃあ今年今市販機今年のあの性質は素晴らしいですから 製品の将来を心配しなくても大丈夫というのを思う人が多いんですけれども
その製品がをすれば忘れるほど あの
将来がなくするというのことですだから私がすごくあの褒める 創業者とか社長を思いを出すと例えばさっき言ったようにあのモディター競争の時代には
私の子供の時にウォークマップがあったんですよ テレビソニーのテレビをあった
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この製品は他のメーカーより遥かに品質が高かった 私が今でも思い出せます
まああの90年代のアップルコンピューターの ipad とか それは2000何年だったんですがあのウォークマン
すいません ipod とか 最初の iphone とか最初のマーキングとしこの製品は差別感が素晴らしかった
あと品質は私の期待より高かったというのことを思い出す 思い出しますスティーブジョブさん社長は
できるだけ多く製品の品質を保護した 森田明洋さんと同じようにまあ amazon のジェフペイソンさんもそうですけども
それを 集中すればするほどあの将来を報告できると私が思いますのでそれは私もできる
だけそれを集中します ありがとうございます大変素晴らしいお話でございました
多分リスナー皆さんがとも大変参考になったんじゃないかなと思います リスナー皆さんも本日はお久しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございましたぜひ皆さん
をご参考にしていただけばと存じます まあ本社長さん本日はどうもありがとうございましたありがとうございました
本日の社長に寄付委員ウィルビーは株式会社ネクソンの魔法に社長様でいらっしゃい ました
いや素晴らしいお話でございましたねやっぱりあの 常日頃私は思ってるんですが日本人のあの感覚がどうもこの資本主義の全世界の資本主義
の中でいまいちですね うまくいってない部分がよく参見されるんじゃないかなと常日頃思うんですが
やっぱりあのアメリカの方の社長さんの話は いやさすがという感じですしまあチャレンジするのは当たり前だし
ディスカッションするのが普通なんだとこういう感覚ですし品質のことを相当いろおっしゃって いらっしゃいましたのでまあそれはそうですね
かつあの 森田さんとかの話とかもどんどん出てくるぐらいなんでまあ日本のことも詳しいですし
まあそういう意味で本当に素晴らしい社長様でいらっしゃいましたし 私が一番勉強になったんじゃないかなと思うぐらいです
ぜひあのおりさん皆さん方もですね魔法に社長様みたいになっていっていただけたらなぁ と思っていますよろしくお願い致します
本日の社長に行くインウィルがここまでまた来週 3分コンサルティング
ウィズリズが社長の悩みを解決 本日の3分コンサルティングは経営者様です
新谷さんはじめまして東京で精密機械の加工製造を行っています 本日は経営法経営者の育成についてご相談があります
私には60歳になりますが子供がおらず 社内も後継者の的にしかいませんしかし事業は続けたいと思っていますし
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弊社独自の技術もあるため成長の可能性がある そんな状況の中で後継者候補が見つかりました
彼とは仕事でしらい数年内の付き合いがあります 仕事を辞めた直後であり話の流れで弊社に来てくれることになりました
45歳と若いですが彼は別の会社で役員もやっていたこともあり 構成者にと考えています
とはいえどのように後継者として育てればいいのでしょうか また既存の役職員との信頼関係をどのように引き続かせれば良いのでしょうか
アドバイスをいただければ幸いです 後継者育成は本当に悩ましいところなんですが
まずは外部の経営についての勉強をいろいろと セミナーなどを出させて勉強させることが一つなんじゃないかなと思います
それが一つ 二つ目は社長様自らがお育てになるというのが二つ目
この両軸が必要ですよね かつ自らが勉強をすると この三つで育成をしていくのが基本路線になると思います
ですので社長様は週1回なり月1回なり勉強会なんかを開催し その後食事をしに行ったりとかそういうことをされることをお勧めしたいなと思います
昔 日本酒の脱災の桜井会長のセミナーを2回ほどやったことがあるんですが
1回目のときに後継者というか経営者は育たない 勝手に育つって言われたりして協会したことなんですが
後継者育成はちょっと大変なんですね
ですから彼が一番重要なことは 経営者になるんだという気持ちを持つことですね
2代目でお継ぎになってお父様がお亡くなりになったり お父様ご存命だけどお継ぎになって年少当年ぐらい借金あった会社を
ほぼ借金ないぐらいまで持って行ったりとかしている しっかりした社長さんのご装備と
皆さん俺がやるしかないんだ俺がやるんだっていう気持ちで一生懸命努力をなさった方が ちゃんとした経営者になっていらっしゃいます
そういう意味では45歳の方がお若い方が 俺が社長になるんだと努力するんだというふうになっていただくことが一番重要だと
その上でセミナーとかいろいろ勉強していったりをその方がどんどんやられ 社長様からも引き継げることをどんどんやっていく
そういう努力の姿を見せていると従業員30名の方々も
彼が社長になろうと頑張っているんだから応援しようみたいな雰囲気も出てくるんじゃないでしょうか
かつなんかこう上からメッセージじゃなく多少教えてください的な感じでちゃんとコミュニケーションをとられたら
従業員の方々も一緒にやっていこうという形になるんだと思います
そういう意味では45歳の方が自分が社長になるんだという部分と従業員の方々と良い関係を築くんだという部分
この両方をきちっと思い考え悩み続けてたらきっと道は開けるとこういうことになろうと思いますので
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そういうふうにまず彼が思わせるところが一番重要なんじゃないかなというふうに思います
ぜひ頑張っていただければと思います
もし何かご相談とかございましたらオンライン等で無料系相談を受け取ってますので受けたまってますので
何なりと皆さんおっしゃってくださいリスナーの皆さん方も何なりとご相談いただければと思います
本日の3分コンサルティはここまでまた来週本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております
これまでにたくさんの成功社長成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました
その内容はすべてテキスト化いたしまして私どもウィズビズが運営するウェブサイト
経営ノートでも閲覧いただけるようにしております
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして
サイトの方にもさせていただいてます
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで
また来週
22:59

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