神谷栄治の経歴
社長に聞くin WizBiz
本日の社長に聞くin WizBizは、株式会社アイビス代表取締役社長、神谷栄治様でいらっしゃいます。
まずは、経歴をご紹介させていただきます。
名古屋工業大学工学部卒業後、開発者として2年間の会社員経験を経て、2000年にアイビスを創業なさっていらっしゃいます。
そしてその後、東証グロース市場に上場している上場企業の社長様でいらっしゃいます。神谷社長様よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まず最初のご質問ですが、ご出身はどちらでいらっしゃいますでしょうか。
愛知県名古屋市で、名古屋生まれであります。
なるほど。小学校も名古屋でよろしかったですか。
はい、小中高大と名古屋です。
小学校時代はどんなお子様だったなんて記憶ございますでしょうか。
そうですね。小学校入ってすぐから、科学少年って感じで。
学校の図書館とか行くと、ロボット、ロケット、コンピューターが、未来が、夢があるみたいな感じだったりとか。
テレビ番組もそんな感じだったりとか。
あと、小学校入る直前ぐらいに、インベーダーブームっていう、コンピューターを使ったゲームが出てくるみたいな。そんな時代で、科学少年でしたね。
なるほど。じゃあその頃から、いろんなコンピューターとか、今現在の事業につながるようなことを、いっぱい勉強なさっていらっしゃったと。そんな感じでいらっしゃいますか。
勉強というか、ロボット、ロケット、コンピューターは、なかなかまだ手に取れないものだったりするんで。
実際に手に動かしてってなると、紙工作をしたりとか、プラモデルをしたりとか、物作りとか、どっちの方も好きでしたね。
なるほど。ありがとうございます。中学時代はどんなことをして過ごしたなんて思いでございますでしょうか。
小学校の5年生ぐらいからプログラム書き始めまして、マイコンブームっていうのが来て、18万円ぐらいでパソコンが買える時代が来てですね。
小学校の終わりぐらいからプログラムを組んだり、中学もプログラムを組んだりしておりまして。
当時ソフトウェアの流通が、今みたいにネットがないので、パッケージソフトみたいな感じで買うっていうのはもちろんあるんですけども、あんまりお金もないので。
コンピューター出しにプログラムが載っててですね。プログラムのソースコードが載っててパチパチ打ち込むとゲームが遊べるみたいな。
そんなんで打ち込んだりとかね、して遊んだり、自分で作ったりとかいうことがあるんですけども。
中学1年生最初にですね、ゲームを自分で作ってたゲームを雑誌に投稿して現行利をいただきましたね。
ということで、中学1年生で最初にプログラムでお金をいただきました。
すごいお話をお聞きしてますが、まず最初に小学校5年でもプログラミングをやろうと思ったきっかけは何かあるんでしょうか。
兄貴に言われてですね、パソコン買おうぜ一緒にお年玉食べてみたいな感じで言われて、それ非常に助かりましたね。
買ったとき小学校3年生だったんですけど、ちょっとアルファベット読むのが精一杯みたいな感じで。
英語とかですね、関数とかですね、数学的なこともわかんないんでなかなか大変だったんですけど、5年生ぐらいから自分で食べるようになりましたね。
会社員経験と起業の準備
本当やっぱそちら方面が好きというか、いうところだとは思いますね。
おそらく年代的には、私は少しだけ上なので、似た感じの年代なので、当時のパソコンだとNECさんとか、
富士通さんとか、その辺が結構多かったんですけども、どんなパソコンを買われたんでしょうか。
最初に買った小学校3年生の時は、松下電機、今のパラソニックですね、のJR100。
その後が小学校5年生ぐらいからシャープのX1ですね。
なるほど、ありがとうございます。
中学に入ったら、もうゲームのプログラミングでお金いただいたという話ですが、どんなゲームを作るようになったんでしょうか。
いやー、なんか宇宙空間に星があって、敵と逃げ惑いながら戦うみたいな、そんなゲームだった気がしますね。
なるほど、当時だとガンダムとかいっぱいアニメが出てたんで、宇宙っていうのは。
その前にスターウォーズも出てるんで、時代的にはそんな時代ですね。
ありがとうございます。高校時代はどんなことをして過ごしたかと思いますでしょうか。
高校は結構遊んだりですね、体操部に入ってたりとかですね。
中学はテニスをやってましたけど、結構体操は楽しかったので、一生懸命やってましたね。
体操部ということは運動神経でよろしいということですかね。
運動神経はそんなに良くないんですけど、チーム戦じゃなくて一人で戦うのが向いてるなと思ってですね。
でもバック転とかそういうのができる感じでいらっしゃいますか。
そうですね、今はできないですけど。
ちょっと意外な一面を見させていただいた感じですが、
その後大学は名古屋工業大学の工学部電気情報工学科にお勧めになってらっしゃるんですが、
これはもう完全にプログラミングとかそっちを狙ってそちらに行かれたんでしょうか。
そうですね、電気情報工学科って、今は情報科は別に分かれてるかもしれないですけど、
当時は電気と情報が同じ学科で、コンピューターをやるということですね。
大学時代の思い出なんてございますでしょうか。
大学入るときに、受験の終わり頃かもしれないですけど、
やっぱり自分は会社を起こしたいなと思ってですね。
なので、大学入ったときに3つ目標を決めまして、
会社を起こすための資本金を得る、IT技術をマックスまでスキルを手に入れるということと、
一緒に会社を起こす仲間を見つけるという目標を立ててですね。
高校までに比べるともう桁違いですね。
趣味でプログラムを書きまくってるっていう感じで、
どうやって最短で会社って起こせるかなとか思いながらですね。
1日4時間睡眠とかでですね、学校なければ16時間プログラム書こうみたいなですね。
18時間プログラム書こうみたいな。そんな感じでしたね。
学校あっても8時間プログラム書くとかですね。
人の場合は働こうみたいな感じでプログラムを書きまくってました。
わりと集中力を洗えるって感じですね。
そうですね。
社長になろう、起業しようみたいなのが何かきっかけというか経緯というか、
どんな情報からそんなこと生まれたんでしょうか。
そうですね。中学高校の時とかもですね、結構経営者向けの電気とかが好きで、
ソニーとかですね、森田さんとか、町田光之介さん、パナソニックさんとかですね、
シャープさんとか、トヨタ、ホンダ、ニッサンとかですね。
あとはIT系だとね、もちろんマイクロソフトとか、アップルとかですね。
そういう創業期とか読んでいてですね、この世界がすごいキラキラしててですね、
かっこいいなと思って憧れていたというところがありますね。
なるほど。ありがとうございます。
大学卒業を一番最初はエンジニアとしてご就職なさったということなんですが、
これは何かすぐに創業じゃなくて会社員経験をやろうと思ったのは何かございましたでしょうか。
そうですね。私、ブログラムを家で書きすぎてですね、2年留年するんですけども。
なので、大学は6年かかって卒業なんですけど、
最後の年か最後の前の年ぐらいにですね、自分で作ったアプリが1本800円で作ったんですけど、
出したんですけども、これがプチヒットして何千万かお金が入ってきてですね、
3つの目標の中では、スキルはもう5、6年フルパワーでプログラム書きまくって勉強しまくってたんで、
全国に通用するぐらいのスキルかなみたいな。
お金もそれでですね、自分で作ったソフトで入ってきてですね、
3つ目の目標の一緒に創業する仲間を見つけるっていうところがですね、
ちょっと大学時代には見つからずというところもあってですね、
それを探すというのもありますし、やっぱり学生のまま起業するのはちょっとあまりにも社会勉強不足じゃないかなっていうので、
1回サラリーマンをやってみようかなと、こういう感じで就職という感じで2年だけやらせていただいたということですね。
その2年間の会社員経験での思い出なんて何かございますでしょうか。
そうですね、結構その会社、今の時代だとちょっと言っちゃダメだと思うんですけど、結構労働時間長いですよみたいな感じで、
私はもうどんどこいって感じだったので、めちゃくちゃ働くのが楽しくてですね、働きまくってましたね。
会社選ぶときも1万人の社員の会社とですね、50人の会社とどっちにしようかなって感じで、結局50人のベンチャーに行きました。
1万人の会社を勉強してもちょっと自分が創業したときそんな会社になかなかなれないので、
50人ぐらいの会社がいいかなと見させていただいて、
そういう社長の顔が見えますし、こういうタイミングでこういうイベントしてこういう感じで社長ってどうするんだなとか見させていただいて、
すごい勉強になったなと思っています。
なるほど、ありがとうございます。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。