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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
ビズメイツ株式会社の設立
その後、ビズメイツ株式会社を設立しなさっていました。これはどういった経緯でなさったんでしょうか。
そうですね。ベルリッツも英会話スクールではあるんですけれども、主には通学で通うサービスだったので、オンラインというところにはもともとそんなに強みを発揮していなかったんですけど、311が起きたときに
都内も交通機関が麻痺して、ベルリッツは通学なんで通わないと売上が立たないというモデルだったんですけど、3月中は電車も動かないので売上も半分以下に下がるみたいなタイミングのときに、当時の会長がこれから英会話はオンラインで学ぶ時代になると。
当社もそういうのを積極的に取り組んでいくんだということで、私も当時マーケティング担当だったので、オンライン会話をどういうふうに伸ばしていくのかというのを含めて、いろいろと取り組んだという状況だったんですけど、当時すでにフィリピンの先生とスカイプを活用した格安のオンライン会話というのが結構乱立をしていて、
当社にも5年前にレアジョブさんという会社が立ち上がって、彼らは当時すでに業績もそれなりに伸ばしていたという状況だったんですけど、ベルリッツでオンライン会話をやるというところが、やっぱり教室だと40分で8,000円ぐらいかかるのが、それを40分6,000円で販売していこうという中で、一方で一般的なオンライン会話は当時月に5,000円払うと毎日レッスンを受講できるみたいなモデルだったので、
そういう意味ではこのモデル自体、こんなに安くアウトプットする機会があるということは素晴らしいんだけれども、当時オンライン会話はAからスクール出身の人が立ち上げたという会社は存在していなかったので、そういう意味ではAからスクールでやっているちゃんとした教材を使って、ちゃんとした教え方が先生に浸透していて、
先生の採用もしっかりとビジネスパーソンに合うビジネス経験のある方をしっかりと採用してやろうという、こういったものが当時なかったという状況だったんですね。
一方で楽天さんとかユニクロさんが、ちょうど英語を公用語化するみたいな、日本にいながら英語が必要になってくるというタイミングだったので、だったらこういうサービスというのが世の中に今後必要なんじゃないかというふうに思って考えたのが、VizMitsのサービスのコンセプトだったという形になります。
自分はマーケティングとか経営企画をやっていたんですけれど、教材作ったりとか先生の育成をしたりとかっていうのは経験はなかったので、当時ベルリッツで一緒に働いていた伊藤彦という、今も取締役をやっている彼に相談をしたところ、彼は元々ベルリッツで英語の先生からスタートして、5年ぐらいは教材開発担当して、
日本人向けに作った教材というのが、世界70カ国にあるベルリッツに広がっていくような教材を作っていた経験を持っていたので、そういうものを立ち上げるのであれば、彼とやるのがベストだろうということで、どうだかなと思いながら声をかけたら、すごい前のめりで彼もそれやろうよっていうふうに言ってくれたので、創業したという形になります。
創業にあたっての怖さなんていうのはなかったでしょうか。
それは正直私も伊藤もなかったんですけど、彼はやはり自分が作る商品に自信があったので、もうこの自分が作るプロダクトなら絶対世の中に広まるはずっていうふうに思ってたし、私はずっと社長と一緒に仕事をしているっていう経験があったので、常に自分が社長だったらどういうふうな判断をするんだろうっていうことを常に考えながらやったり、
やっていて、当然最初の新卒の会社では言われたことをやるっていうところからスタートしましたけど、ベルギスにいるときには自分ならこうやるのになみたいな、そういう考えもあったので、自分が意思決定をしたらどうなっていくんだろうみたいな、そういう楽しさっていうのはすごい感じていたということで、創業して自分が思い通りにできるこの楽しさっていうのはすごい実感してたなというふうに思ってます。
なるほど。ありがとうございます。上場は最初から狙ってらっしゃったんでしょうか。
最初からは狙ってはなかったですけども、頭の中に、当然起業するなら上場できたらいいなーぐらいの、そういう憧れというかそういうものはありましたね。
なるほど。ありがとうございます。上場に向かってのご苦労なんてございましたでしょうか。
上場するためにはまず業績を上げていかなきゃいけないというところで、最初2012年に当社創業してから5年ぐらいはオンライン会の事業を1本でやっていまして、オンライン会の事業が売り上げ大体10億円ぐらいになってきたときに、これはIPOいけるんじゃないかという確信に変わって、
それと同時にまたオンライン会話以外の事業も含めて、しなじを上げながら伸ばしていこうということでスタートしたのが、外国人のITエンジニアの人材紹介であるG Talentであったり、
その外国人をむしろ日本で活躍できるようにするための日本語サービスとしてJapanをスタートしたり、外国人のエンジニアを採用できるプラットフォームのGitHub、こういうのを徐々に立ち上げながら、一方で監査法人と証券会社と契約を進めながら準備を進めてきたという形になりましたので、
そういう意味では上場の過程の中でいろんなハードシングスがあったんですけど、それはもう一個一個乗り越えていくというマインドで進めてきたという形になります。
外国人ITエンジニアの支援
なるほど。ありがとうございます。そうしましたら、御社の事業内容、ぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが、どんな事業をなさっていらっしゃいますでしょうか。
当社の創業のオンライン化のビジネスメイツにつきましては、特徴としてはビジネスに特化しているという形になりまして、先ほどお伝えしたような先生もビジネス経験者、兄弟もオリジナルでもビジネスのためで、しっかりと教え方も体系化されているし、
ビジネスパーソンにとってゴールは英会話を話すことではなく、ビジネスで結果を出すとか、世界で活躍するということがゴールだよねという、こういうコンセプトの教材なり先生の育成を行っているということで、これが質の高さで皆さんに支持をされて上場できるような業績になったという形になります。
2018年ぐらいですけれども、ある程度そのメーカーで基盤が固まって、あともうアクセル踏んで伸ばしていくだけみたいになったときに、もう一回ちゃんと第二創業期という位置づけで新しい事業の創出ということを考えたときに、外国人のITエンジニア、
これはいろいろと1冊これも話すとちょっと長くなってしまうんですけど、もともとフィリピンにネットワークがある。当社の場合フィリピンに子会社があってそこで先生を採用しているというネットワークがあったので、当初はフィリピンの方をもっと日本に連れてくることができるんじゃないかという発想からスタートしたんですけれども、やはり当時の当社もそうだったんですけど、ITエンジニアが足りない。
日本人だと採用できない。当社も外国人の採用に切り替えたら一気に4,5名エンジニアが採用できたという経験があったので、これを事業化することができないかということで、外国人のITエンジニアに特化した人材紹介をスタートしました。
そういった外国人の方が活躍するための、英会話ですとより世界で活躍するための英語ですけど、外国人の方にとっては日本で活躍するための日本語、ビジネスマナーとか日本の独特な慣習みたいなのを含めて学べる、そういうサービスを立ち上げたのが2020年。
そしてその翌年にGitTapというマッチングのプラットフォームですね。美術師さんとかグリーンさんのようなそういうプラットフォームを立ち上げて、その4つのサービスのシナリオを上げて、今業績を伸ばそうとして取り組んでいるという状況です。
ありがとうございます。そうしましたら、全く違う質問もさせていただければと存じます。事前に好きなもの、好きなことをお聞きしました。ゴルフ、ダーツ、サッカーということで。サッカーは今もやられてらっしゃるんですか?
経営者でサッカーをやるとかっていうのに呼ばれて、本当に1、2ヶ月に1回ぐらいですけど、顔出したりとかはしてます。
なるほど。ダーツも毎月のようにやる?
ダーツはもっと頻度、家の近所にダーツ部派があって、そこにプロがいるんで、よくそのプロと半日切り対戦させてもらってます。
ありがとうございます。座右の銘もお聞きしてまして、これもなかなか珍しいお言葉だし、いい言葉なんですが、100連成功というお言葉を選ばれてるんですが、これ意味と選ばれた理由を教えていただきたいんですが、どんな意味でなぜ選ばれましたでしょうか?
そうですね。自分の生き様っていうのがどういう言葉に表せるんだろうということで、まさに上場したときに、そういう質問があったときに、まさにこれだなって思って選ばせていただいたんですけど、
自分の生きてる中でいろんなハードシングスがありますけれど、それをどう向き合っていくのか、そしてそれを乗り越えたときに自分が成長できて、それをやり続けていくということが自分の成功とか、自分の実現したい未来につながってきたなということがありますので、
それがまさに100連成功、100回叩いて鍛錬、成長していく、そういう意味合いになります。
ありがとうございます。そうしましたら最後のご質問なんですが、この番組、経営者向け、全国全世界の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます。
いろいろとありますけれども、自分の中では中長期的な視点を持って意思決定をするという軸と、成長すると当然いろんな壁とかハードルが出てきますので、それに対してちゃんと向き合って自分の成長と会社の成長というのをしっかりとつなげていく。
それを繰り返した結果に成功というのが見えてくるんだろうというふうに考えて、今もその思いで経営はしているつもりです。
ありがとうございます。ぜひ私も鈴木社長様みたいに頑張って社長やりたいなと思いました。ありがとうございます。
座右の銘の意義
はい、ありがとうございます。
リスナー皆様も本日はお忙しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございました。ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。
鈴木社長様、本日はありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長につくインウィズビグは、ビグメイト株式会社の鈴木社長様、上場企業の社長様でいらっしゃいました。非常に落ち着いていらっしゃる感じで淡々とされていらっしゃいますが、きちんと考えられて社長業をやっていらっしゃると。こんな感じですね。
素晴らしいことに社長のそばで頑張っていらっしゃった結果として、今社長をやっていらっしゃるということで、確かに社長のそばで勉強した後、自分で創業するというのは良いパターンだなと思います。
また、学ばれていらっしゃることが素晴らしいのではないかと思います。100年成功というお言葉を在世の目で選ばれていらっしゃいますが、きちんとご自身のことを成長するために、鍛錬をされて、社長業、上場企業の社長になったんだろうなというふうに思わせていただける素晴らしい社長様でいらっしゃいました。
ぜひ私も100年成功と思って成長できるように頑張ってまいりたいなと思っております。ぜひ皆様も頑張って鈴木社長様のようになっていっていただければと思います。本日の社長に聞くインウィズはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、KAノートでも閲覧いただけるようにしております。音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただきKAノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。本日の社長に聞くインウィズではここまで。また来週。