株式会社Sapeetの設立と成長
社長に聞くin WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
大学院卒業後、すぐに株式会社Sapeetを設立でよろしかったでしょうか?
大学院の2年生の時に会社の箱自体はあって、
それでいろいろ企業さんとやり取りをさせていただいていたんですけれども、
そこから一応就活を経て、いわゆる投資家回りもしながら、
就職先もあったんですけれど、ちゃんと投資を受けられるというふうに
オファーもいただいて、腹をくくって卒業後もこの会社をやっていくぞというふうになりました。
就活と自分の会社は投資を受けてというと、
ちょっと会社をやる方が怖さというか、そういうのがあるんじゃないかなと思うんですが、
そういうのはなかったですか?
ありましたね。半分ワクワクというのもあったんですけど、
いざ内定を受けるみたいな、連絡をした後は若干ナーバスになるというか、
一人で企業をしてまだまだ小さいところから自分一つやっていくんだという半分怖さみたいなのはありましたね。
ご両親の反対とかはございませんでしたか?
ありましたね。特に母親はそういうのにどっちかというと資格とかですね、
ところに安定、息子に対してちゃんと安定して今生きてほしいという親心だと思うんですけれども、
まずはちゃんと社会人として学ぶために就職をしてみたいなところをやっぱり希望、
していたので寄与するとなって、すごい反対していました。
その分父親の方はもうお前の人生だからというふうにつながってくれたというのはありましたね。
なるほど。ありがとうございました。
サピートさんの最初の授業というか当初からの授業はやっぱりAIとかDXとかさっきの3D着想シミュレーションとか、
そういう系でいらっしゃったんですか?
そうですね。本当は最初はアパレルECサイト向けの仮想試着ツールとして授業が始まりました。
そこからですね、から始まってそれ自体何社か導入いただいたんですけれども、
極の3Dデータを作るコストに対して、それを導入してどれくらい売り上げが上がるかというところを示さないといけないんですけれども、
それがちょっと説明しづらかったりとか、まだまだクオリティとして、振り返るとさらに思うんですけれども、
これがユーザーが使うクオリティなのか、見栄えとかですね、
あとは試着するってボタンを押してからちゃんとアバターが試着するまでのレスポンスの速さとか、
そういったものがまだまだユーザーが許容できるUXを超えられてないかなというのもあってですね、
これちょっと事業が10年早かったかなというので、そこはちょっとピボットしまして、
そこの体型を推定してアバターを作るところにですね、体型推定のAIの技術が使われていまして、
当時ですね、ゾロスーツが出始めた頃でして、それ以外のアパレルの大手さんがああいう技術を使いたいという風に私たちにお声掛けいただいたりとかして、
我々はこのうちの技術をカスタマイズしてお客さんごとにシステムを開発して提供するみたいな、
事業をやり始めて今のいわゆるソリューション提供といったような事業となりました。
なるほど、ありがとうございます。上場は当初目指していらっしゃったんでしょうか。
そうですね、最初も起業した手でいうと皆さんそうかなと思うんですけど、
いつかはIPOみたいなことを目指し始めるかなと思うんですけれども、
今から6年前にですね、そういう投資家巡りをしている中で、パーク社の代表の上山さんとお会いする機会がありまして、
そこでM&Aという形のオファーを受けて、それを受け入れたタイミングもあったので、
そのタイミングではIPOというのは一旦この会社では考えておらず、M&Aという形を最初は選んでおりました。
上場を目指し始めたのはどの辺からというか。
そうですね、パーク社のグループに入って3年した頃にですね、
そろそろ完全股役者化するかどうかみたいなところが契約上のタイミングがあったので、
それをちょっと上長さんと相談しながらですね、やっぱり今サピートという会社がですね、
僕のアミフト部の同期とか研究室の同期後輩とかですね、結構友人たちを集めてできた会社ですし、
その友人がまた友人を呼んでみたいなチームでもあったので、これ一緒に続けていきたい、
何なら独立してやっていきたいという思いだったりとか、
事業としても上手くいき始めていたタイミングだったので、
そういった部分をですね、上山さんに正直にご相談したら、
AIソリューションの提供
そういったアイディオという選択肢もあるというふうにですね、
背中を押していただいて、それで目指し始めたというような会期になります。
マネジメントバイアルまではいかないけど、そのまま上場を目指すみたいな、そんな感じらしいですね。
そうですね。
結果的に、ニッテルさんはじめ外部の出資者の方から第三者バイアルで出資いただいて、
かつ今回IPOで売り出しとか資金調達を経てですね、
希釈化して、今回は悪者のグループから外れて関連会社になったんですけれども、
そういった形で独立というふうになりました。
なるほど、ありがとうございます。
上場に向けてのご苦労というのはございましたでしょうか。
そうですね、幸い管理面でいきますと、もともとパーク社のグループにもいたというのもあり、
結構小さい組織規模からですね、結構ちゃんとしていたというのもあり、
というのと、あとは今ジョインしていただいているCFOの佐藤がですね、
もともと全職で上場も経験しておりまして、そういう管理面に関してはかなりですね、
もともとある程度あった中でそういう強い佐藤という人間が入ってくれたというのもあり、
僕としてはだんだん勝手に整ってくれたなみたいな感じの感覚で進められていたのが正直なところで、
ただやっぱり事業面のところは、やっぱり余日を合わせるというのがどの会社さんもおっしゃられますけど、
IPOに関しては大変なところなのかなと思ってまして、そこは一つ苦労したところだと思います。
なるほど、ありがとうございます。
そうしましたら、サピートさんの事業内容をぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが、
どんな事業をなさっていらっしゃいますでしょうか。
サピートはエクスパートAI事業という事業を行ってまして、
AIの中でもバックオフィスなどのノンコア業務を業務効率化しますよといったものではなく、
サービス提供のところを営業するところだったりとか、サービスを提供する、
生体師さんとは施術をするとか、そういったところに対してそういったコアの価値、
各エクスパートが業務をしているところを一部AI化することによって業務代替をしたりとか、
彼らの業務をより魅力的に映せるようにするようなAIというのを開発しております。
それをいわゆるソリューションという形でご提供したりとか、
AIサーツと呼ばれるようなパッケージシステムでご提供したりとかをさせていただいております。
なるほど、ありがとうございます。
お打ち合わせのときにM&Aのお話もちょろっとされていらっしゃいましたが、
もしよろしければそのお話もお話していただければと思いますが。
そうですね。弊社がAIのソリューション提供のところにいくと、
個社ごとにご要望、ニーズというのをお対してAIの開発であったりとか、
AIを組み込むシステム開発というのをさせていただいています。
なのでそれの拡大に寄与をしていただけるようなシステム開発会社さんとかには、
どんどんこれからも協業であったりとか、M&Aなどでグループにいただけるとうれしいなと思っています。
またAIサーフではいくつかあるんですけれども、まずはウェルネスの領域でいきますと、
いわゆる体の姿勢カルテといった画像で姿勢を分析するといった機能と、
マルチカルテという、個社ごとにカスタマイズできる電子カルテというものを提供しております。
なのでそういったウェルネス店舗のいわゆるDX化を一点にできるような、
そういったオールインワンサーフに育てていきたいなと考えておりますので、
そういった予約とか決済とか、そういった機能を持たれるようなシステム開発会社さんとかには、
一緒に協業できる余地があるんじゃないかなと考えております。
また今、カルティロープレイといった営業向けのAIサーフも提供しておりますので、
その前後の営業リストとかアポロリーディストとか、
そのほかセールステックと呼ばれるような領域の会社さんとも一緒に協業できる余地があるかなと考えております。
もっと言いますと、そういった我々ウェルネス領域の店舗向けのサーフについては、
いろいろな開発も行っていますので、そういった方々がお困りのところでいくと、
集客であったりとか、そのほか物販のところでしたりとか、あとは人材のところがあらゆるので、
そういったところの面で、僕らのお客様に対してご支援できるようなサービスをもたれているような会社さんとは一緒に協業したりとか、
M&Aでグループ化して一緒にその事業を大きくしていく、サービス提供価値というのをどんどん大きくしていくことが一緒にできるんじゃないかと考えております。
漫画と趣味の話
ありがとうございました。リストの皆さん方、いろんな事業がなさっていると思いますので、もし何かご相談したいことがございましたら、
サピートさんにぜひご連絡をいただければなと思っております。
ここからはちょっと全く違う質問もさせていただければと存じます。
事前に好きなもの、好きなことをお聞きしまして、漫画、サウナ、お酒、新しい技術、仕組みが社会実装される場面に立ち会うことということでお答えいただいていますが、
漫画好きでどんな漫画を読まれるんですか。
そうですね、漫画のジャンルはもう幅広いんですけれども、本当にバトル系もありますし、劇学系もありますし、少女漫画みたいなものもあるんですけれども、
なので、ジャンル自体はなくてですね。ただ、せっかくこういうメディアですので、いわゆるビジネス漫画みたいなところもすごい好きでして、
例えば、サラリーマン金太郎ですとか、あとはサンクジュアリーといった呼ばれるようなものがあったりとか、
そういったものの漫画を見て気分が落ち込んでいるようなときは、それを見て振り出させて仕事に行くとかっていうのもあったりします。
なるほど、ありがとうございます。材料の名前もお聞きしまして、適材適所、部活館、研究室館というお答えをいただいてましてですね、
さすがアメフト部大学院というのでこういうお答えなのかなと思うんですが、この材料の名を選ばれた理由を教えていただけたらなと存じます。
一つ目の適材適所に関して言いますと、いわゆる先ほどアメリカンフットボール部でポジション変更されたという話がありまして、
いわゆるポジション変更前のときは全然活躍できなかったんですけど、ポジション変更してから活躍できるようになったという自分自身の経験からですね、
やっぱりその人が活躍できるフィールド、ポジションというのはそれぞれ違うんだなというふうには思っておりまして、
弊社でもいろんなメンバーが入社してくれるんですけれども、そういったすぐ活躍できるメンバーばかりではなく、やっぱりしばらく苦しむ方もいらっしゃったりはします。
そういったときに本人と相談してこういうポジションがあるんだけど、みたいなところを一緒に探して、
いかにご縁があったそういったメンバーに対してどうやって活躍の場を提供できるようにしようか、みたいなところはこだわっているところではあります。
もう一つの部活館とか研究室館でいきますと、こちらはどっちかというとサピート、座右の銘というよりはサピートのカルチャーを表す言葉でして、
僕は運動会出身のエンジニアでもあるので、そういったそれぞれのカルチャー、研究室と部活と育ってきた人間ですし、
そういった教えというか、そこで何となく漂っているルールとか雰囲気みたいなところはすごい好きだったので、サピートにもそういったカルチャーというのはあるかなと考えています。
ありがとうございます。大変勉強になるお言葉でございました。
最後のご質問ですが、この番組は経営者向け、全国全世界の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらと存じます。
最初インタビュー前にいただいてから考えていったんですけれども、まず一つはニーズがあることをやるといったところだと思います。
僕らでいくと受着会のビジネスもやっているので、ちゃんとお客様が課題に感じておられるようなこととか欲しがっているものをお客さん以上に考えて、それを実際サービスだったり提案として当ててみて、
そういったちゃんとニーズがあることをやるといったことが比較的確実に事業を立ち上げやすいものなのかなと一つ考えているのと、
あとはちゃんと事業を支える組織も考えると自分自身が素直に真摯に生きることかなと思っていまして、
ちゃんと事業を進めていてこういうふうに困っているとかといったところを大きくも小さくも見せずにありのまま仲間に共有して一緒に考えてもらえて、
何ならメンバーの方がもっと詳しく推進してもらえるように、そういった真摯さ素直さというのをコミュニケーション上気をつけている。
そういったところが必要不可欠な要素かなと考えています。
成功の秘訣
ありがとうございます。大変素晴らしいお話で大変私も勉強になりました。
真摯さ素直さ、私もちょっと取りに頑張ってしゃちょーやりたいと思います。
リスナー皆様も本日はお寄せしていただき誠にありがとうございました。
是非皆さんの参考にしていただければと存じます。
月山社長さん、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くinwithwithはハッピーイットの月山社長様。
当初グロース市場に上場して上場企業の社長様でいらっしゃいました。
やっぱり東大出ていらっしゃいますので、そういう目でやっちゃうのは当たり前なんですが。
割と淡々として地道な感じにお見受けする感じでございました。
大茶屋さんの時も終わった後もすごくきちきちとなさっているのと、
努力をきちっとなさっている社長様、そういうふうにお見受けをしております。
最後の社長の成功の季節なんかもその通りだなと思いますが、
素直さ、真摯さって、どらかは真摯さとよく言ってますが、
いわゆる真面目とかそういう意味だと思いますけど、
成功している社長の共通点はほぼないと。
唯一ビジネスに真摯なことだけだというふうにどらかは言ってますので、
そういう意味ではそういうことがきちっと体に染み付いている社長様でいらっしゃるんだろうなということで、
素晴らしい社長様でいらっしゃいました。
またもう一つのニーズに合っているか、ニーズに合わないと時代に合わないと、
事業というのはどんなに優秀な方がいても無理は無理なんで、
その意味ではその通りですし、お客様のニーズ、
それもお客様よりもニーズを考えるみたいな感じ、
潜在ニーズに当てていくみたいなことだと思うんですけども、
そういうのができる人じゃないと当たっていかないというのは、
まさに月山社長様のおっしゃる通りで、
よくよくビジネスを分かっていらっしゃる東大ではちょっと違うのかなと思わせていただける社長様でした。
ぜひ私もニーズがあった事業と真摯さ、素直さを大事にビジネスをやっていきたいなと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべて適当化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の解釈に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。