00:04
本日の社長に聞くinWizBizは、株式会社プラスゼロ代表取締役社長COO森遼太様でいらっしゃいます。まずは経歴をご紹介させていただきます。
東京大学大学院の在学中に産業技術総合研究CBRCにて統計や人工知能などの研究をなさっていらっしゃいました。
その後、ベンチャー企業に御就職。その後、現在のプラスゼロ様にお入りになり、プラスゼロ代表取締役社長COOに御就任され、
そして、2022年、当初グロース市場、前のマザーズ市場ですね、グロース市場に上場されています。上場企業の社長様でいらっしゃいます。森社長様、本日はよろしくお願いいたします。
森社長様、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まずは最初のご質問なんですが、ご出身はどちらでいらっしゃいますでしょうか。
愛知県になります。
小学校時代はどんな正面でいらっしゃいますか。
愛知県の田舎と都市の中間みたいな住宅街に住んでいたんですけれども、農家系、山岡系というような形で自由になっておりました。
じゃあ、ガキ大将的な感じですか。
いや、そうでもないですね。ガキ大将的なキャラクターのものはあまりいなくてですね、割とフラットな組織だったかなと思うんですけれども。
じゃあ、元気な少年でいらっしゃったということですか。
そうですね。今より元気な少年だったと思います。
中学も愛知県でいらっしゃいますか。
中学高校愛知県でして、全部公立の中学高校だったんですけれども。
中学時代はどんなことをして過ごしたかというお思いでございますか。
中学の頃は部活動に特に熱心に取り組んでおりまして、カヌーブだったんですけれども、私の出身のところがですね、町おこしでカヌーに力を入れておりまして、
世界大会の誘致なんかもしていたものですから、カヌーブなんかが学校にあるようなところでして、そこでレーシングカヌーといってスピードを競うものなんですけれども、それに取り組んでおりました。
珍しいですね、カヌーというのは。
そうなんですよね。なので簡単に全国大会まで行けるという特典がありまして、
県大会でも5校ぐらい参加しないのでという形で、かなりコスパが良いというか、お得な部活動でした。
なるほど、ありがとうございます。
高校も県内の公立で。
そうです、高校も県内の公立高校で、ちょっと通学に時間がかかるんですけれども、学区で1時間ちょっとぐらい毎日かけてですね、電車で通っておりました。
03:09
なるほど、高校時代はどんなことをして過ごしたかと思いますか。
高校の時はですね、部活動でカヌーブが当然ですけれどもなかったので、水素楽部という部活に入ってですね、楽器をやってました。
もともと楽器はすごい好きで、小さい頃からピアノを習って弾いてたんですけれども、他の楽器もやってみようかなというふうな気持ちで始めたものになります。
なるほど、水素楽部でもピアノですか、他の楽器で。
いえ、コントラバスとサックスをやっておりまして、もともとコントラバスやってみようと思って始めたんですけれども、サックスの存在が失踪してしまいまして、その代わりみたいな形でやっておりました。
結構上手でらっしゃったんですか。
いえ、とんでもないです。そんなに上手ということではないんですけれども、楽譜を読んだりするのは得意だったので、そこは割と早くキャッチアップできたかなと思うんですけれども、やっぱり小さい時からやっているようなメンバーには技術的には追いつかないかなというところもあるかなと思います。
なるほど、ありがとうございます。その後、大学は東京大学ですか。
東京大学を選ぶという言い方はちょっと失礼な言い方なんですが、何か東京大学に行こうと思ったことはあられるんですか。
行こうみたいに思ったことは明確にはですね、東京大学って大学に入るときに学部を決めなくて済むんですね。大雑把にしか決めなくて済むので、少し進路というか、どういったようなことをやっていくかというのを先延ばしにしたいという気持ちで選んだ形になります。
私はもともと高校の頃から将来研究者としてやっていきたいなというふうに思っておりまして、もともとそういうつもりではあったんですけれども、どういった領域とか研究していくのが自分の性に合っているかなみたいなところを見極める時間が欲しいなと思いまして、そういう形で進路を決めたという次第になっております。
なるほど。理系でいらっしゃいます?
はい、理系です。
理1、理2、理3のどちらですか。
はい、理2にしました。
もともと生物学とかそっちに近いのは理2なんですけれども、もともと物理のほうが得意というか好きではあったんですけれども、大学の願書を出す少し前にちょうど読んだ何かの記事で、
バイオインフォマティクスという生物学を情報科学で読むみたいな、そういったような学問領域が新しく出始めましたよ、みたいな記事を読んで非常に興味を持って、それで願書を出す直前に理1から理2に変えて出願しました。
06:14
なるほど、ありがとうございます。
校内は入るの大変難しいと思うんですが、そんなに難しくなかったのでしょうか。
申し上げづらいですけれども、そうですかね、どうなんでしょう、人並みの努力で入らせていただけたと。運も良かったのかもしれないですね。
じゃあ当時から大変成績は良く、頭も良くという感じで。
そんなこともないと思うんですけれども、胃の中の河津を謳歌していた時もとか、固い中の公立高校なので、そういう形でやっておりました。
なるほど、ありがとうございます。大学時代はどんなことして過ごされましたでしょうか。
大学の時はサークルはまた楽器がやりたいなと思って、今度は和楽器の尺八を始めて、ジャズのサークルにも入って、ジャズで尺八を吹きたいという、そういう構想だったんですけれども。
早々にアンプとか付ければ、ジャズでも吹けるなと思ったんですけれども、どちらかというと尺八の方に重きを置いて、大学時代は過ごしていました。
それからとはいえ、やはり大学で研究というか学問を極めていきたいなと思っておりましたので、どちらかというとサークル活動よりは大学の研究ですとか、あるいは演習ですとか、そういったところに時間を主に使っておりました。
当初はAIとかそっち側の勉強と言いますか、研究と言いますか、そっち側でらっしゃいましたか。
そうですね。応用数学ですとか、統計ですとか、あるいは機械学習ですとか、数理モデルといったようなところで、平べったく言えば数学を使うような研究だったんですけれども、今ではそれがAIというふうに呼ばれてますけれども、
当時はAIというふうな言葉もちょっとイメージが違うと言いますか、ドラえもんみたいなそんなようなイメージだったんですけれども、当時はAIという意識はさほどしておりませんで、我々がやっていたことが後にAIと呼ばれるようになってきたという、そういったようなところが実感としては近いのかなと思います。
たまたま興味持ったら、そうしたら、いわゆるビッグデータとかAIとかそっちの分野に近かったのとか。
そうですね。バイオロジーで、ものすごい定量的なデータがたくさん集まってくるっていう、まさにそういう時代でしたので、現在もそうなんですけれども、
09:06
そういう中でビッグデータを元にどうやったら法律よくナレッジというか知見だとか、そういったものが得られるかっていうところが、ちょうど学術的なところの関心の中心となりつつありましたので、偶然ですけれども、そういうような領域に近づいていったと、そういったような形になっていると思います。
なるほど、ありがとうございます。その後、東京大学の大学院にご進学されていらっしゃるんですが、大学院に行こうと思ったのは、その流れで研究者になろうとか、大学教授になろうとか、こんな感じでいらっしゃるんですか。
そうですね、大学教授になろうみたいな、そういう予想は抱いてはいませんでしたけれども、研究が非常に性に合っていたと言いますか、研究の分野的にも割とパソコンがあれば一人で家でできるみたいな、そういう類の研究でしたので、かなり自分の気質にも合っていたというところがございまして、そういうつもりで大学院に進学いたしました。
なるほど、ここで産業技術総合研究所CBRCも、兼務というか両方というか一緒に、こんな感じでやっていらっしゃったようなんですが、この頃の思い出なんて何かございますか。
この頃の思い出ですか、大学院自体は千葉の柏の派にあったんですけれども、CBRCが小台場のほうにございまして、常に小台場の臨海センターのほうで研究していました。
小台場が近い分、小台場関連のイベントみたいなのが非常にたくさんありまして、オクトーバーフェストですとか、ボジョレーヌーボー臨海ですとか、飲んでばかりって感じしますけれども、そういう研究の本筋とは関係ないところの印象が非常に強いというのと、
あとは研究的な話で言いますと、割といろんな所属バックグラウンドの人がたくさん集まってくる組織でございまして、本当にいろんなことを研究されている人といいますか、コンピュテーショナルバイオロジーなんですけれども、それの専門家が非常にたくさん集まっておりまして、
学問的にも非常に好奇心くすぐられるような環境で、全く飽きもせずという形で続けていられました。
なるほど、ありがとうございます。その後、ベンチャー企業にご就職というふうにおっしゃっていらっしゃいましたが、何かベンチャー企業に行こうみたいな大学教授にならずに、そっちにきっかけというのは何かあったんでしょうか。
きっかけは非常にありまして、もともと在学時にそこのベンチャーで少し協力みたいなことをさせていただいておりまして、そこであるアプリケーションを作るお手伝い、スマホのアプリを作っていたんですけれども、
12:18
そこでアプリがいまいちできたものの流行らなかったみたいなそういうことがございまして、そこで私が当時研究していたようなAIに関する技術を用いて、アプリの中のちょっとした工夫みたいなところでその技術を応用して組み込んだり、
非常にアプリ自体のユーザーが活性化したといいますか、それで一気にアプリが使われるようになっていったみたいな、そういうような経験がございまして、それで当時私が大学で研究しているような成果というものは、5年後とか10年後の社会の役に立っていくものなんだろうというふうに勝手に思っていたんですけれども、
それが直ちに社会の役に立つということを感覚として、その経験が非常に強烈な思い出となりまして、それでしばらくそういうような形で、自分が研究してきたような内容だとか、あるいは世の中で研究されているようなものっていうのを、
今の社会に関与していくということを早めるような仕事ができないかというふうに思いまして、そういうような形で一旦大学から飛び出してみたいな、そういうような気持ちで就職いたしました。
何かそのご就職なさった後の思い出なんてございますか。
そうですね、一部に今の会社の母体となる組織を立ち上げたと言いますか、設立したものですから、さほどいろんな経験をしてきたというほどのものではないんですけれども、当時は価格の査定ですとか、能力の定量化ですとか、
そういったようなところに取り組む会社でして、それで、少し変な話ですけど、プロ野球選手の年報を推定するという、そういうプロジェクトがございまして、選手名刊なんかのデータを一生懸命打ち込んで、それで予測をしたんですけれども、
それが経緯として、ある野球選手のマネジメントをする会社の方が、年報の交渉の際に、自分の所属している選手が少し納得いかないということなので、AIで適正な年報を弾き出してほしい、そういったようなご依頼だったんですけれども、
それで計算したところ、球団が提示する金額とほぼ一致みたいな形の金額が出て、意外と当たるものだなというふうに思いました。
15:05
かなりブラックボックスなやり方といいますか、球団の提示される年報ってどういうふうに決まるかって、見当もつかなかったんですけれども、それが割と統計データみたいなものに基づいて、計算ができるということは非常に驚きでありました。
森社長にプロ野球選手って適正かなって聞いたら、だいたいわかるかもしれません。
スター選手みたいな方は当たらない。スター選手はどの方もスター選手だと思いますけれども、当たらない選手もいるんですけれども、比較的誤差なく当たってしまうんだなと当時は思いました。
今、数年経っているので状況も違うのかもしれませんけれども、当時はそういうことがございました。
本日の3分コンサルティングは、2023年、新年一発目ですので、企画を変えまして、どうなる2023年、日本経済、世界経済と題してお送りしたいと存じます。
私、新谷が2023年はどうなるかの予想を少しだけお話したいなと存じます。合っているかどうかはわかりません。
まずは昨年のお話、2022年は引き続きコロナからのコロナ明けを体験。正しくは世界はコロナ明け、日本はコロナ中を体験を皆さん方なさいました。
そして、ウクライナショック、戦争を継続中でいらっしゃいます。結果的に物価は高騰し、さらに円安でさらなる物価の高いというのが2022年でした。
皆様方、思い出されますでしょうか。さて、そんな2020年が終わり、2023年はどうなるかを考えると、おそらくそれほど変わらないのではないかな、この流れはそのままなんじゃないかなと思えております。
円安はさらに円安が進むと思います。なぜならば、アメリカが利上げを継続する可能性が高いからです。上げたり下げたりをしながら、うまく後継期過ぎないようにうまく調整はするものの、アメリカは完全な後継期でいらっしゃいますので、そのまま円安基調というのは続くんじゃないかと。
場合によっては円安は200円台もあり得るんじゃないかなというふうに思えてきます。日本は低成長が継続、物価高も継続、そして円安は200円台もあり得ると、こんな感じでございますので、物が高くなる、そんな年になるだろうなと思います。
世界はアメリカを中心に後継期、中国はちょっと不動産バブルが実質はじけたようでございますので、景気はちょっと微妙でございますね。日本はアメリカからの後継期は続くので、そう考えると悪くはないけど良くもないなという日本の低成長がまだまだ続くと継続するというふうに思っていただくのはいいんじゃないかなと思います。
18:07
ちなみに低成長は30年継続してますので、日本はちょっと大変ですね。ここから脱皮するにはあと30年かかりそうです。なので、新たに事業をやるならば輸出系とかを検討するのもいいかもしれません。アメリカから仕事をもらうというのもいいかもしれません。欧米に進出というのも良い時代なんじゃないかなと思います。
日本だけで仕事をする場合はグローバル化の中、世界の流れには抗えないですので、DXがAI化の流れは止まらないんじゃないかなと思っております。そのため全企業様、DX、AIを検討せねばならないというのが2023年です。
この推薦を加速させることで、すべての企業にお願いしたいです。DX、AIをお願いしたいなと思っています。2023年はすでにDXやAI化を加速していらっしゃる方からさらに加速へ。その他の多くの企業様はDXやAI化を元年にしていただきたいと思います。リアルとDXとかリアルとAIの組み合わせを考えていただきたい。その元年にしていただきたいなと思っております。
新しい事業を始める前もDXとかAIとか意識してほしいなと思います。また後ですね、少子高齢化も加速していきます。高齢者と言われる68歳以上の方々の個人金融資産が1200兆円あるというふうに言われています。与党賃50%の600兆円の現金が眠っています。そこを狙ったビジネスのおすすめです。
ますます介護等のビジネスが普及するというふうに思われます。そこにDXとかAIをかけていっても面白いと思います。世界と比べ日本は人口減少で少子高齢化でございますので、ビジネスのやり方は世界と日本では変えていくべきだと考えるべきだというふうに思います。その点もご注意いただきたいと思います。
日本で成功しか世界でも成功するとは限りません。日本は日本、世界は世界です。やり方も考え方も変えていきましょう。日本スターダードは世界では通用しないと思っていただきたいと思います。海外へのビジネス展開は世界基準で考えていくのがよろしいのではないでしょうか。
さらに宇宙のビジネスがどんどんどんどん始まっておりますね。これも加速していきます。もっともっと増えてくると思います。宇宙も注目だというふうに思っていただければと思います。宇宙ビジネス注目してください。さあ2023年、皆さんのビジネスが発展する年になることを願っております。皆様頑張ってまいりましょう。本日の3分コンサルティングは2027年どうなるかはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
21:14
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、KAノートでも閲覧いただけるようにしております。音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の解釈に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただきKAノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。