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2025-09-10 19:25

第451回 岩田美生氏(株式会社Colorfraise代表取締役)【後編】

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今回は、株式会社Colorfraiseの岩田美生氏にお越し頂きました。

13年間結婚式場に勤めるも、大手のパッケージに当てはまらないニーズを解決するため独立。
法人設立と同時に新型コロナ襲来で仕事をなくし、再起をかけるお姿から経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。
 

 なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

 

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サマリー

岩田美生氏は結婚式のプロデュースに情熱を注ぎ、ウェディングプランナーとしての経験を振り返ります。また、コロナ禍における困難や独立に至るまでの過程についても語り、理想の結婚式の形を追求する姿勢を示します。さらに、岩田氏は自身の名前の持つ意味やその影響について考察し、美しく生きることの重要性について話します。成功の秘訣として、ノーと言わずに顧客の要望に応える姿勢が強調され、リスナーに対しても実践を呼びかけます。

初めての結婚式の思い出
社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の通知をお聞きください。
そのベストプライダルでの思い出なんてございますでしょうか。
はい、結婚式を一番最初に担当したときに、
私が一番最初に担当したお客様が、
新婦様が離婚してて一回、二回目だったんです。
新郎さんは初婚だったんですね。
打ち合わせのときに何度聞いても、
例えばブーケを何か差し上げたい方がいたり、
ブーケとすとかするシーンを作るんだったら作りましょうかとかって
声をかけたんですけど、あげたい人がいるんで大丈夫ですって答えが返ってきて、
あげたい人がいるんだったらパーティーの中で紹介しましょうかとかって言ってても、
それ大丈夫です。後で自分であげるんでって言ってたんですね。
でも離婚をしていて、お母様がうちは初婚なんだから、
あなたは二回目かもしれないけど、
友達とかも呼んでもらわなきゃ困るからみたいなことを、
お仕留めさんに言われたりとかで、新婦さんが相当心がちょっと病んじゃってたんです。
ある日、岩田さんって直接打ち明けられて、
実はもう結婚式をしたくないってなって、
新郎さんは違うところに置いた状態で、
二人で何時間も話しして、
幸せって、でも私も自分が先に結婚してたので、
先に結婚した先輩として、幸せって多分幸せになるんじゃなくて、
作るものだと思うんですみたいな、
そういう熱い思いをお話ししたりとかして、
結局3、4時間ぐらい話したんですかね。
1週間後の結婚式にちゃんと笑顔で来てくれて、
よかったと思ってたんです。
そしたら結婚式が終わった後に、新郎さんがスタッフに向けて、
今日のこの日を迎えるまでに、すごい感謝を伝えたい人がいて、
この人がいなかったら、僕たちは今日ここに来れなかったんです。
その人の名前は妻から言いますって言って、
その奥様の方が私の名前を呼んでくれて、ブーケをくれたんですよ。
私にくれる予定でずっと動いてくれたんだってことが分かって、
大号泣みたいなのが結構思い出。
独立のきっかけ
いろんな思い出があるんですけど、
自分が担当者としては思い出深いですかね。
なるほど。ありがとうございます。
その後、独立、個人業種として独立、
これは結婚のプロデュースの事業を個人であろうと、
こういうふうに思ったそうですが、
これは思ったきっかけって何かございましたでしょうか。
ウェディング業界は別にベストブライダルだけじゃなくて、
結婚式場やホテルが全然悪いわけじゃないんですけど、
結婚式って土日がすごく忙しいんですね。
打ち合わせのお客様も土日に来るし、結婚式の人も土日に来るし、
これから結婚式場を探そうとしている人たちも土日に来るんですね。
なので土日がすごく忙しくって、
そうするとウェディングプランナーは、
当日の結婚式の前日までは担当の仕事で忙しいんですけど、
そうすると、当日とうとう結婚式を迎える自分が担当したカップルの結婚式には出れずに、
別のカップル、未来のお客様の打ち合わせをしたりすることが結構あるんです。
私は幸せづくりに直接携わりたくてウェディングプランナーになったので、
13年いたんですけど、ずっとそこに腹落ちしてなかったんです。
ずっとそこに腹落ちしてなかったのと、
あとはやっぱり、どうしても他のいろんな組が何件も何件も結婚式を受けしているので、
これも別にベストバリダーだけじゃなくて、どこの結婚式場もそうだと思うんですけど、
複数結婚式を1日に受けているところっていうのは、時間の制約もどうしてもありますし、
お客様がこういうことをしたいんですって言っても、
これは次の組があるからだめなんですよとか、
そうしたらなきゃいけないことっていうのもたくさんあったりとか、
あとはお見積もりがすごい上がりすぎちゃったから、
これもこれも諦めますみたいな涙する花嫁さんとかを見てたりすると、
なんとなくいろいろと思うところがあって、
あとは支配人を最終的にはしてたんですけど、
支配人になるとやっぱり苦情対応なんかもちょっとするんですけど、
苦情の詳細は明らかにできませんけれども、
ちょっとした苦情があったりとかしたときに謝罪をすることしかできなくて、
そのときにふとこのカップルは色情が悪いわけじゃない苦情だったとしても、
でもこのカップルはきっと諦めたこととか悲しい思いをしたこととかを、
結婚式が終わった後に結婚式の幸せな記憶と同時に
この悲しい記憶も出てくるんだろうなっていうのが、
私としてはずっと心が心の中にきっかかっていて、
13年ずっとやってましたけど、そうじゃない結婚式がしたいって
心の中でずっと思ってたんです。
なのでそれがきっかけっちゃきっかけですかね。
コロナ禍の経験
ベストブライダル側から止められたいとかはなさりませんでしたか?
大丈夫です。
創業のその前、いわゆる個人事業主、その後株式会社からするんですが、
怖さとかそういうのはございませんでしたか。
もう本当、独立したときは清水の舞台から飛び乗る気持ちって、
こういうこと言うんだろうなって思ってましたし、
ただ本当は独立しようと思ったわけじゃなくて、
最初は会社を辞めようと思ってたんです。
いろいろあって会社を辞めようかなって思ってて、
転職活動をし始めたときに、結婚式上の支配人の仕事がたくさん来て、
そこで初めて気づかされたというか、
あれ、待って待って、私って支配人したかったんだっけって思って、
そうじゃないよねって、自分のこの手で人を幸せにするということと、
接客業としてもっと高みに上るということで、結婚式の仕事に入ったんだから、
別に支配人になりたくて、他の結婚式上の支配人をやりたかったわけじゃないんだから、
転職するのっておかしいよなって思い始めて、悩みに悩んで、
あとは実は個人的なプライベートな理由としては、
主人がいるんですけど、子どもに恵まれなかったんですね。
本当は子どもがとても欲しかったんです。
でも子どもに恵まれなかったので、このまま人生を終えると、
世の中に何も残せないっていう思いもあって、
でもそもそも家族は夫と猫だけだし、
自分が守らなきゃいけないのは猫だけなんで、守るものないから、
自分の人生なんだから、子どもがいたら多分やらなかったと思いますけど、
好きに生きようって思って、独立しました。
事業を個人用紙株式会社となっていくわけですが、
事業なさせて苦労話みたいなのは何かございますでしょうか。
たくさんあるんですけど、やっぱり良くも悪くも苦労というか、
コロナがやっぱり一番辛かったかなということでしたかね。
コロナ中は事業とか結婚式とかもできない方々も結構いらっしゃったと思うんですけど、
それもどうやって乗り越えたみたいなのはございますでしょうか。
ちょうど株式会社にしようとしてたときにコロナになったんですね。
あのときはあんなに長く続くって思わなかったので、
準備もしちゃってたし、株式にはしちゃおうと思ってしたんですけど、
個人的なことを言うと夫も飲食店だったので、夫もコロナで離職したんです。
なので夫婦揃って、私もコロナでどんどん自分の思ってた結婚式もどんどんキャンセルになっていって、
当時は専門学校の先生とかも、今でもしてるんですけど、
プライダルの専門学校で教えてて、でも学校もそんな不足の事態で、
一旦授業なしって感じでなしになって、他に持ってた仕事も全部なくなったので、
とりあえず夫婦揃って無職っていうか、無職で先も見えず、
毎日毎日夢に夫婦が二人揃って、路頭に迷ってる夢を見て、
顎、歯を首縛っちゃうみたいで、朝顎が痛くなって目が覚めるっていう毎日だったので、
それが一番辛かったんですけど、でもコロナが終わってから動き始めたら、
もう遅いなって思ったんで、今しか、逆に時間があるから、
今整えられることを整えようと思って乗り越えていったというか、
とりあえず会計はもう自分の貯金崩したりとかして生活はしてましたけど、
そんな風にして乗り越えましたかね。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたら、授業内容をぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが、
どんな授業なさってらっしゃいますでしょうか。
ウェディング授業と教育授業も一部やっているんですけど、
主にウェディング授業でして、式場に所属せずにお客様の思いからお伺いをして、
結婚式場自体も全部、結婚式場に限らずいろんな場所でその方にぴったりの場所を提案し、
結婚式の当日までをプロデュースしていくというような授業をしています。
ありがとうございます。
そうしましたら、全く違うご質問もさせていただければと存じます。
事前に好きなもの、好きなことをお聞きしました。
わりとこれですね、私好きなパターンで。
面白いですよ、皆さん。
無駄にかわいらしいもの、日本に関するグッズ。
セルジェ・ゲンズブール、テクニカ鬼、谷川寸太郎、愛猫意識と遊ぶこと。
毎晩も一人晩酌、ドスピン、メガネ、パジャマのまま過ごす。
何の手もなくぐだらない一日を過ごすということですが、
これどこに注目したかというと、谷川寸太郎好きってちょっとなかなか、
さすが芸術系というふうに思ったんですが、わりとそれは若い頃からですか?
そうですね、好きでしたね。
自分の好きな脚本家がいて、その方の脚本の中の一部のセリフに、
谷川寸太郎の詩だってありえないわ、みたいなセリフがあって、
そこで若い頃に谷川寸太郎って思って読むようになったのがきっかけというか、好きですね。
わりとこの好きなもの好きなことで、やっぱり劇、芸術、バンドみたいなのが
そっちに繋がって結構好きになるのが多いなという感じで、
やっぱり若い頃からそっち系が好きでいらっしゃるんですか?
名前の意味と美しく生きる
そうですね、フランス映画とかも暗いなって思いながらずっと見続けられますし、
あとフランスポップ、フレンチポップスとかフランスのものが好きなんです。
行ったこともないんですけど、なので生まれ変わる前は
フランスに生えていた植物とかだったんじゃないかっていうぐらい、
喋れないシーン、喋れないけど落ち着くみたいな感じがありますね。
映画好きのあたりだとフランス映画本当に難しいんで、最後終わった後、
キョトンとするときがあるんですが、岩田社長が今度フランス映画について
どうやって見るか教えていただかなきゃいけないなと思いましたが。
材料のメモをお聞きしました。これも本当に素晴らしいんですね。
親からいただいた美しく生きるという意味でつけてもらった名前、
この名前に恥じない自分でいること等、人は誰でも世界中で
最も素晴らしい場所を夢に見、想像し、デザインすることができる。
しかしその夢を現実物にするのもまた人であるということで、
これはウォルト・ディズニーの言葉だと思うんですが、
この2つを選ばれたんですが、選ばれた理由というのは何かございますでしょうか。
そうですね。美しく生きるという名前は、
子どものころからそれが座右の銘というよりは、
この名前に恥じないでいるということはどういうことだろうかと
なんとなく考えて、まだ答えは出ないんですけど、
美しく生きるということがこういうことであるというふうに
自分の中で決めきれてはないんですけど、
ただまずは自分のこの名前に恥じない人生を送りたいと思うこと
というところを常に意識してきたので、
自然とその座右の銘というところではそれが出てきました。
あとはやっぱり自分が生きていく中で、
人が好きで接客っていうところにずっと重きを置いてきたり、
人とのコミュニケーションだったり、
あとは人材育成の仕事も少ししているので、
人材も人を育てたりする仕事で、結局どんなことでも、
例えばIT企業だったりとか、人と触れ合わないような仕事でも、
絶対に一緒に人と触れ合うことは必要じゃないですか。
これはもう切っても切れないことなので、
考えると私が座右の銘にするんだったら、
やっぱりウォルト・ディズニーにはすごく感銘を受けて、
人生影響をされた人なので、その中で本当にいつも好きな
ウォルト・ディズニーの一番好きな言葉がそれなので、
それかなと思いました。長くすみません。
成功の秘訣と顧客対応
最後のご質問ですが、この番組、経営者向け、
全国全世界の社長さん向け、もしくはこれから起業する方向けの
番組でございまして、もしよろしければ、
社長の成功の秘訣をお教えいただけたらなと存じます。
仕事もそうなんですけど、どんなオーダーに対しても、
ノーと言わない。諦めない。これが成功の秘訣かなと。
今まで結婚式作りも、たくさんいろんなこんなところでって
思う場所で結構結婚式を、いちご農園だったりとか、
山下公園だったりとか、人がやらないところでも
結婚式をプロデュースしてきましたけども、
それも一重にお客様の要望に対してノーと言いたくない
というところからだったので、それは秘訣かなと思っております。
なるほど。リスナーの皆さん方、少しだけ無茶ぶりをしても
大丈夫かもしれませんので、岩田社長のところに
結婚式お願いされてもいいかもしれません。
私もノーばっか知ってますので、ノーを言わないように
しようと思いました。リスナーの皆さまも、本日は
お久しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございます。
ぜひ皆さんの参考にしていただければと思います。
岩田社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長ニックインウィズビブは、株式会社カラフレイズ
代表取締役岩田美穂様、美人社長様でいらっしゃいました。
オリエンタルランドとかミラコスタ、ベストダイヤルの経験から
結婚式、ウェディングプランナーとして大成功している
社長様でいらっしゃいましたが、さすが女性らしくしなやかに
学んできたことをそのまま活かして、そして成功していくと
こんな感じでいらっしゃいました。
一番私として感動したのは、人を大切にというのは
ウォルト・ディズニーの言葉からもすごく大切に
ささっていらっしゃって、一人一人を大切にしていく
お客様もおそらく社員の方とか部下の方も大切にしていく
こんな感じでいらっしゃるんだろうなというふうに
見受けしております。そういう意味では、大変優しさあふれる
女性社長様、そして皆さん方を感動に導いてくださる
社長様なんだろうなということで、大変私も感動しました。
ぜひ私も人を大切にして、かつNOと言わないようにして
頑張って社長業をやりたいなと思っています。
ぜひ皆様方も岩田社長さんを真似してNOと言わずに
頑張って事業を成長させていただければと思います。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり
誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から
毎週配信を続けております。これまでにたくさんの
生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私ども
ウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも
閲覧いただけるようにしております。音声だけでなく
文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないか
と思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと
入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければ
というふうに思っております。本日の社長に行く
インウィズではここまで。また来週。
19:25

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