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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
ニフティーには3年くらいいらっしゃったんですか?
そうですね、ちょうど3年いました。
3年いて、卒業して創業しようと思ったきっかけは何年かあられたのでしょうか?
そうですね、自分自身が個人事業主でやっていたので、優秀なフリーの方っていうんですかね、個人事業主の人たくさんいるなと。
当時、ニフティーにいた時代、2005年、2006年、2007年くらいなんですけれども、Web 2.0って呼ばれる波があって、たくさんインターネットサービスを作らないといけなかったんですね。
その時に、ニフティーの社内だけでやるのは難しくて、かといって外部の有名な会社に発注すると非常に高いですし、クオリティもあれですし、納期も遅いと。
今日作ったもの、明日リリースするっていうスピードがあったので、やれば個人に頼もうというふうに会社で発注しようと思ったんですが、全く大企業の中で個人に発注するっていうのはできなくて、
やれば企業と個人をマッチングするプラットフォームを提供すれば、すごく使われるんじゃないかなと思って、ニフティーで残業しながら深夜23時、真夏のクーラーが切れた中、
これいけると思ってネットで検索したんですね。そういうサービスが一件も見つからなくて、これはいけるなと思い、まずは社内の新規事業として提案した。
ただなかなか私の実力不足で通らず、会社の事業の方向性でも全然違うので、やれば上司や会社にも相談した上で自分でやろうということで起用したのは2008年、ちょうど12年前ですね。
最初から今のランサーズさんの事業の原型と言いましたら、そういう感じで当初より構想していたということでよろしかったでしょうか。
はい。ランサーズを作ろうと思って起業をしました。ただランサーズだけをやるイメージはあまりなくて、ランサーズ以外にもいろんなサービスをやろうと実は思っていたんですけれども、結果としてはランサーズしか今までもやっていないというところですね。
そうしましたら株式会社リートを設立したときの思いとか、こういうふうにしようなんてそのときの思い出なんていうのをもしよろしければお話しいただけたらと思うんですね。
そうですね。事業としてはランサーズをやりたいなと思っていたのと、あと会社っていうのを、私も会社員をやる中で、いわゆる会社会社して会社を作るのがすごく嫌だなと思っていたんですね。
なのでインターネット的なカルチャーというか仕組み、例えばオープンソースとかフラットであるとか、できる限りオープンソースを使ってやるとかですね、コミュニティ的に会社経営をするみたいなことをやりたいなとそういえば思っていたなというのを今質問を受けて思いましたね。
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なので当時の企業理念を見ているとインターネット的経営を取り入れると書いてたんですよ。そういうことは、でも今も変わらないなと思いますね、そこの思いは。
上場は当初で狙ってらっしゃったんですか?
一切狙ってなかったです。上場なんてもう自分には全く関係ない話ですし、そもそも社員を雇うのも嫌でした、最初。
あとこういうふうにですね、こんな有名なメディアで話をする、人と話をするのも嫌なぐらい、はっきり言ってしまえばただの引きこもりのニードのエンジニアだったので、極力人と会わずに小さくビジネスをして特定のお客さんに満足してもらえばいいなと思って起業しましたね。
どの時点から上場を意識し始めたというのは何かありますか?
そうですね、会社が行って規模が出てきた2012年ぐらいですかね、その時とあるユーザーの方から一通メールいただきまして、ランサーズの検索エンジンがあるんですけれども、そこに一番目に出てたユーザーの方がいて、宮崎県にお住まいのデザイナーの方なんですけれども、50代の方。
メールで来たのが、今回のアルゴリズムを変更したんですね。アルゴリズム変更によって、自分2ページ目になると、ランサーズだけで多分40か50万円ぐらい報酬をその方は得られたと思うんですけれども、2ページになるときっと減収すると。
自分のためにこのアルゴリズムを戻してくれとは言わないけれども、ここで生活をしている人がいるということは知ってほしいというメールが来たんですね。
そのメールを見た瞬間、人に会いたくないとか、自分のペースで経営していこうと思っているのが本当におこがましいというか、ここで生活をいただいている方がいて、その方にとってみると電気、水道、ガスをもしかしたら上回るぐらいの社会油なので、
であればこれは個人の意思ではなく、社会にとって少なくとも1人の人には必要なものなので、これはもうパブリックになって、外部の資金も入れて、永続的に成長できるサービスをしないといけないというふうに決めたそのメールですかね。
最後、一押し腹決めしたのは。そこからVCさんから調達をしたり、IPOの準備をしたりということを開始した年ですね。
何年前ぐらいになったんですか。
2012年、2013年なので5、6年前ですかね。
なるほど。そうしましたら、ランサーズ様の事業内容もぜひご宣伝があったらご説明いただきたいんですが、どんな事業をやっていらっしゃいますでしょうか。
ランサーズは100万人を超える個人のフリーランサーと呼ばれる方が登録をしていて、その方々というのは具体的には大企業に勤めながら副業の人から、宮崎県のデザイナーといったいわゆるプロフェッショナルなフリーランサーの方がいます。
デザイナー、エンジニア、コンサルタント、税務のサポートするような方、ありとあらゆる方がいらっしゃるんですけれども、その方々と企業の経営をされているような会社さんが今35万社登録いただいていて、社員の採用だけではなかなか難しいので、プロフェッショナルを発注したいよという方をつなぐプラットフォームをやっています。
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ただ人材紹介さんとかとは違うのが、基本的にオンラインで全て完結するようなサービスになっているので、例えば鳥取県の企業であっても、北海道の企業であっても、東京の一流の元マッキン税出身のコンサルタントに発注したり、そういったことが時間と場所を超えて発注できるプラットフォームを運営しております。
ありがとうございます。弊社も使っておりますので、ぜひリスナーの皆さんも使っていただけたらいいんじゃないかと思いますが、ちょっと全く違うご質問をさせていただければと思うんですが、事前に好きなもの好きなことでお聞きしました。ライフハック、瞑想やサウナ、筋トレなど経営に向け合う中での紳士のコントロール方法とお答えいただきまして、ライフハックって何でいらっしゃいますか?
ライフハックっていうのは、プライベートを含めて経営を含めて仕組みにして、それを習慣にして生活をハックするっていうノウハウですよね。
なんでライフハックを好きなもので選ばれたのかな?
エンジニアってやっぱり無駄なこととか面倒くさいことやりたくないんですよね。なのでツールとか仕組みをプログラムで便利にするっていう思考が元からあったのと、それってプログラムだけじゃなくて日常生活にも応用できるなと思ってまして、
例えばスティーブ・ジョブズさんが毎日同じ服を着ているのも有名なライフハックで、一日に意思決定できる量は一定なので、服を選ぶっていうようなことに関しては悩まないと意思決定しないっていうようなそういうちっちゃなことを積み重ねると、そもそもランサーズの経営にもいい影響があるなという履歴実感がありまして、
なので筋トレとかサウナとか瞑想をこの数年間かなりやり込みまして、大脂肪率も15%になって、ターザンの表紙コンテストが出ちゃって広報にちょっと怒られたんですけども、本まで出しちゃって、っていう風にはまってますね。
いや素晴らしいお話で、そういう意味で言うと本当に上場企業の経営者らしい経営者様という風に言えるんじゃないかと思いますが、大変尊敬しますが。
財務の面は人事を尽くして天命を待つということをお答えいただいているんですが、これ選ばれた理由というのは何かございますか。
そうですね、会社経営って不確実性が非常に高くて、自分ではこれはいけると思ってもうまくいかなかったり、うまくいかないと思ったことがうまくいったりするんですけれども、この人事を尽くして天命を待つ。
人ができる、自分がコントローラブルなことは全てやり尽くすと。ただその結果は天が決めることなので、やり切った後はしょうがないよねっていうのが経営者というか、経営をしていく中でもすごい大事にしていることなので、やり切った後は悩まないっていうのが自分よく意識していることなので選ばせていただきました。
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なるほど、ありがとうございます。では最後に、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ起業する方、社長様の成功の秘訣なんかを教えていただけたらなと思っております。
そうですね、諦めないテーマを持つっていうことだと思っています。私も若干ものですけど、今12年会社を経営させていただく中で、2008年経営社会っていうのがありました。2008年に経営している人たちが集う会なんですけれども、毎年連絡を取り合う中で、今残っている人っていうのが2,3人しかいないんですね。当時30人くらいいました。
辞めていく理由は皆さん様々です。社員が辞めるからビジネスがうまくいかない、借金がかさんでしまった、市場が良くないんだというふうな話を皆さんされるんですけれども、抽象化してみると皆さんやっぱり諦めているんですよね。
3,000万円、5,000万円くらいの借金であれば、本気で銀行さんに話せばどこか絶対貸してくれると思います。社員が辞めたのであればまた新しい社員を採用すればいいですし、マーケットがうまくいかないのであれば違うマーケットで勝負したらいい。ただ皆さんやっぱり諦めちゃったんだと思うんですよね。
なぜ諦めたか、今残っている2,3人が共通するのは諦められないくらいのテーマを選んで創業していた2008年。私も個人と企業をつないで、そうすると個人の働き方が変わるなとか企業の働き方も変わるなという確信があったので、これの仮説検証せずして中途半端に絶対諦められないという気持ちの方が強かったですし、
2008年勇気を持って起業した自分に対して、そんなちっちゃな理由で諦めるのは申し訳ないという気持ちもあったので、儲かりたいとかそういうのも最初はアリなのかもしれないんですけども、私個人的にはそんじゃそこらじゃ諦められないような本気で起業したいテーマを見つける。皆さん絶対あります。内容に見えて絶対に今までの人生に隠されているので、そのテーマに沿ったもので起業されるのがいいんじゃないかなというふうに思います。
ありがとうございます。大変深いお話で勉強になる話で、ちょっと私も反省してもうちょっと諦めないで頑張りたいなと思います。
私も諦めずに頑張りたいと思います。
ありがとうございます。ちなみに秋吉社長、1月22日がお誕生日でいらっしゃいまして、この番組22日、29日の2本に分けてだと思いますが、ちょうど誕生日とうまく重なったということで、これもご縁かもしれません。
そうですね。ありがとうございます。
このお話もぜひ皆さん、秋吉社長をお祝いするとともに勉強していっていただければと思っております。
リスナーの皆さま、本日はお忙しい中お聞きいただきまして、本当にありがとうございました。ぜひ皆さんの参考にしていただければと存じます。秋吉社長様、本日はどうもありがとうございました。
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ありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズが、ランサス株式会社マザーズ上場企業の秋吉社長様でいらっしゃいました。
大変普通の尊名で、かつ根っからの商売人という感じで、素晴らしい社長様でいらっしゃいますね。
特にもう本当に経営にどっぷり使っている、ライフハックなんて話が出てくるなと思うと、本当に経営、商売、ビジネスそういうものが大好きでいらっしゃるのが秋吉社長様でしょうな。
だからこそ成功していらっしゃるのではないかなと思わせるものでございます。本当に素晴らしい社長様でございました。
皆さんもぜひ諦めないテーマを持ってやり続けるというのは、私もここに響きましたので、ぜひご一緒に、私と一緒に皆さんもやっていただけたらなと思っております。
本日の社長に行くインウィズはここまで。また来週。
まずはキャッチコピーを変えろというのが書いております。
チアシア広告の反応率が落ちてきたら、次々とキャッチコピーはとにかく変えなきゃいけませんね。
私どもメールマガジンをよく配信している会社ですが、そのタイトルなんかは、すごいときはやっぱり10個も20個も、毎回100個もキャッチコピーを考え、
そして一番当たりそうな方なんかは順々にやっていって、そのパーセンテージ、反応率、クリック率であったりとか、
クリック率というのはURLを叩いてくれた、クリックしてくれた数ですか、率であったりとかを見て、もちろんこっちにしよう、あっちにしようというですね、
あの手、この手、その手でやってみます。
そういう意味でいきますと、チアシア広告の反応率が落ちてきたら、次々とやっぱりタイトルを変えるなり、
チラシのキャッチコピーを変えるなり、こんなキャッチコピーはどうかというのをどんどんやるなり、そういうことが必要だと思います。
そういう意味で私も実を言うと、セミナーの集客が悪くなってきたりすると、じゃあこういうキャッチにしたら、ああいうキャッチにしたらというのは私自らが言う感じですし、
場合によっては社員たちもこんな広告、あんな広告、あんなチラシというふうに次々と出てくるように、うちの社内ではなっております。
ですので、チラシや広告の反応率が落ちてきた場合には、次々ととにかくキャッチコピーを変えるしかないし、
逆に言うと最初からキャッチコピーを10個も20個も、場合によっては100個も先に考えておくことが重要なんじゃないかと思います。
次々とやりながら反応率をちゃんと見ながら、これは当たると思ったらそこで大量投下するみたいなことが本当は一番いいんじゃないかと思います。
ぜひいっぱいのキャッチコピー、タイトルを考え、そして次々と試してみるというのがお勧めしたいなと思っております。
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本日の社長の孤独力番外編はここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。