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社長に聞くin WizBiz
WizBizの新谷です。先週の通知をお聞きください。
その後、Zammer設立ということで、これは独立ということでよろしかったでしょうか?
そうですね、はい。
最初はどんな会社のZammerさんというのはやられていましたか?
今後で一緒になったHiraiというやつを2人で作ったんですけど、今もあるんですが、Zammerという会社は。
これ結果的に教育研修の会社になりまして、今も非常に収益力の高い会社でやっています。
何か設立の思いとかあられたんですか?
いや、特になくてですね、もう早くNRで辞めたいなと思って、ちょっと辞めて会社投棄しているんだよねって言ったら、
俺も辞めるんだけどっていう話になり、何するか決めてないけど、とりあえず箱だけ先作っちゃおうかみたいな感じですね。
特にそういう思いもなかったです。
なるほど。で、その後、室堂さんを設立されていましたが、これはZammerから室堂にもう一回やろうみたいなのは何か理由があられたんでしょうか?
Zammerがですね、教育研修の会社になったんですけれども、企業向けのですね、企業向けに研修やるわけですよ。
僕が講師になって、それこそNTTもお客さんにしましたから、課長研修とかやって、課長候補の50人に対して200人間研修とかやるんですが、
研修やってるとですね、肩と気づくんですよね。僕、教育に全く興味がないなって気づくわけですよ。
何て言うんでしょう。ただですね、僕話が上手いんで、評価めっちゃ高いんですよ、お客さんから。
当時5点満点で4.5以下だったら返金しますっていうのでやってたんですが、だいたい4.8ぐらい取ってたんですよ。
平井っていうのは外資系のブーズ・アレンっていう、金星みたいなコンサルティングファームにいた人間なんで、彼も上手だったんですけども、評価は高いんだけどやっててですね、
僕自身NTTの時に研修よく受けてましたが、受けさせられるんで受けてましたが、なんか若いうちに仕事もできる子って、研修中とかイライラしてるんですよ。
もうこんなつまんない話聞かされずに早くメール返信して電話した方が面白いのにみたいな。
僕もそのタイプだったんで、最初は会社設立して研修してお金入って嬉しかったんですが、何回もやってるうちに、
俺の話とか聞いてありがたがってるからお前ら仕事できないんだよみたいな思いがふとふと湧いてきてですね。
ある日平井に、平井ちゃん気づいたんだけど教育に興味がないわって言ったんですよ。
そしたら平井が、でしょうねって言われて、そうなのよ、気づいちゃったんだよね。
その時、3、4人優秀なやつもハイアリングしてたんで、別に俺いなくてもいいよねみたいな。
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えーとか言われたんだけど、まあいいっちゃいいわねっていう話になって、
それでですね、もう一回ITの仕事しようかなと思って、それで始めたんです。
室堂さんはどんなコンセプトでやろうと思ったんですか?
室堂はですね、最初プロダクトカンパニーにしたかったんですけど、
ウェブのサービス作ってバーンってやりたかったんですが、
途中2年目で、結果的にはもう住宅開発会社になったんですね。
1年目、僕と根本っていうのを作ってまして、根本は非常によくできるエンジニアなんですけれども、
2年目にですね、シリコンバレーで開催されたテックランチ50っていうイベントがあって、
これが世界から3800社くらい集まって、今日は1、2年目の若いスタートアップが
自分たちのプロダクトを見せて、誰が一番かっこいいかっていうのを競うんですけど、
6月に出て、セミファイナルまで行ったんですよ。
ちなみにその年に優勝したプロダクトはヤンマーっていうやつなんですけど、
これフェイスブックの社内版っていうので、フェイスブックまんまパクって
社内のコミュニケーション円滑にするっていったやつなんですけど、
これ後にマイクロソフトに400億円で買収されていて、
2年目でそれ行って、セミファイナル行った後、ベンチャーキャピタルが殺到してですね、
アメリカのベンチャーキャピタル、日本のベンチャーキャピタルも、
でも僕たち優勝できると思ってたんで、セミファイナルが気に入らなくて、
来年もう1回チャレンジしようと。優勝してちゃんときちっとファイナンスしてやろうかっていう話をしてたんですよね。
そうしたらその年リーマンショックが来てですね、
たまたま僕とねもっとの昔の仕事の仲間7人ぐらいがもう辞めるから入れてよって言ってきて、
彼らに給料払わなきゃいけないし、リーマンショックで仕事ないしで、
その年大変だったんですね。
3年目に入る、その年1年間、僕2ヶ月分ぐらいしか給料取ってなくてですね、
ねもともそうですけど、会社もう畳んじゃおうかっていう話をしたんですが、
来てくれたメンバーが優秀だったんで、何やってでもいいから金稼いでくるわってみんな金稼ぎ始めて、
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3年目も続けるかって言って3・4・5と続けて、なんだかんだ10年ぐらい経った感じです。
なるほど、ありがとうございます。
その後、今の株式会社シェアリングイノベーションズさんに社長として御就任されてるんですが、
これ経緯はどういった経緯で御就任されたんでしょうか。
これはですね、去年の6月なんですけれども、ちょうど1年前の今頃ですね、3月、2月、3月ぐらいに、
前に僕がやった無労働という会社で、無労働ベトナムというベトナムに開発子会社がありまして、
その会社をシェアリングイノベーションズにエマンデイするという話になったんですよ。
それを詰めている過程で、日本のシェアリングイノベーションズの代表もやってくれという話になり、
僕はそんなに積極的ではなかったというか、多分ないだろうなと思ってたんですけど、
いろいろあってやることになって今に至ってます。
なるほど、ありがとうございます。
上場を3月になさるわけですが、上場に向けてのご苦労とか何かございましたでしょうか。
僕の方はあんまり苦労はなくてですね、CFOの側はたくさん苦労してましたけども、
僕の方、事業を統括している取締役というのが2人いるんですけれども、非常に2人とも優秀で、
足元の事業の数字というのは着実に上がってきてましたから、
上場に際して管理面の体制とかディフェンシブな面はいろいろありますが、
売上の数値、利益の数字というオフェンシブな面に関しては何の心配もなかったので、
僕自身は苦労はほとんどなくてですね、小顔が一人で頑張っていたという感じですね。
ありがとうございます。
そうしましたら、宣伝があったら事業内容を教えていただければと思います。
そうですね、事業内容はですね、デジタルトランスフォーメーション、DX事業と呼んでいるんですけれども、
クラウドのサービスですね、セールソースを中心としたクラウドサービスの導入支援のクラウドインテグレーション事業というのを主軸にしています。
これが、立ち上げは2019年の1月でして、約2年ちょいなんですけれども、非常に急成長しておりまして、
それをさらに成長させたいということで、今回のIPOに踏み切っています。
ありがとうございます。
そうしましたら、ちょっと全く違うご質問もさせていただければと存じます。
事前にお聞きしています。好きなもの、好きなこと、ヨット、セーリング、セーリングもヨットですね。
読書、映画、旅行等をお答えいただいています。ヨットはちょっとかっこいいんですが、結構ヨットは乗られていらっしゃるんですか、長年。
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そうですね、7年前ぐらいからですかね。たまたま僕が当時経営していた会社の古本弁護士から電話がかかってきて、
今度の土日に暇って言われて、何ですかって聞いたら、ヨットもらったんで一緒に乗ろうよって言われて、早間に行ったんですよ。
たまたまうちの妻の実家が図志だったので、よく週末車で図志に行って、妻と子供図志の実家を置いてみたいなやつで、
じゃあ早間近いに行きますって言ったら、行ってそこでハマった感じですね。
ヨットってどうやって動かすんですかね。最初ヨットって言うから、クルーザーみたいなやつで動かしてたんですけど、
オリンピック競技で乗る2人乗りのやつで、紐引っ張ってセールを調整して風とって動くんですけど、
これ動かないんですよね、うまいこと。どの角度でどうやって取ったらどうやって動くんだろうってやってるうちに、あっという間に1日が過ぎてですね。
そこからハマって、毎週末乗るようになりました。
毎週毎週セーリングしてらっしゃるってことですね。
この2、3年は土日、冬も含めて結構行ってます。
そうですか。ありがとうございます。もう一つご質問なんですが、
ちょっと座右の銘を毎回いろんな方にはお聞きしてお話いただいてるんですが、
特になしというお答えでちょっと珍しいパターンなんですけど、
ちょっと座右の銘を持たないようにしてる理由はありますでしょうか。
そんなに意識してないわけじゃないですが、特にないんですかね。
そうですか。承知いたしました。ありがとうございます。
ちょっとここはあまり深掘りしてもあれなんですね。
では最後のご質問なんですが、この番組経営者向け、全国の社長さんの向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらと思っています。
よく若い社員とか今日も新人が来たんで、就職活動というのを学生にも言いますけど、
見晴らしの良い場所に行けっていうことですかね。
これは何を言ってるかというと、僕は97年にインターネットの仕事をしようと思ってNTTに行きましたが、
これは見晴らしが良かったわけですよ。つまりインターネットの世界はこれから来るんだけど先輩がいないんで、
何もできない僕であっても先頭ランナーなんですよね。
そういう未開の地に行った方がトップランナーになる可能性が高いですし、
慣れなかったとしても自分でどうせいろいろやらなきゃいけないんで、試行錯誤が多くて面白いんですよね。
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試行錯誤するわけでたくさん失敗するわけですが、
いかんせん最初先頭ランナー集団にいるとまあまああんなところにはいけるんで、
それが一番大事かなと思います。
これがもう100年続いた伝統的な産業だともう上に99年素晴らしい先輩がいっぱいいてですね、
僕なんかで遥かに優秀な人だったりっていうのもたくさんいるわけですよ。
そこで100位から上り上げるよりは見晴らしのいい場所に行った方がいいなと思います。
なので僕が今大学4年生だったら絶対NTT行かないですから。
だってもうインターネットのゲームはほぼ順位は決まってますし、
まだ決まってない分野であっても行く場所はNTTではないと思うんで、
今年でいうとそこですかね、
適材適所って言いますけどあれ間違ってて、
適材適所、適時っていうのが正しいんですよ。
適切な時期に適切な期間、適切な場所にいたら適切な人間になるんですよ。
僕は自分の能力を一切信じてないんで、
自力があるとも思ってませんし優秀だとも思ってませんし、
隣に東大からハーバード行ったようなやつがいるとかなわないと思いますから、
それよりはどのタイミングでどの場所にいるかっていう方が春とかに重要かなと思ってます。
ちなみにもし今大学生だとするとNTTじゃなくガオ派とか選ばれる感じでらっしゃいますか?
選ばないですね。ガオ派いったってもそれこそスタンフォードを卒業したバイリンガルみたいなやつがいてるでしょうから、
絶対行かないです。
今だったらどういう会社を選ばれる?もし大学生だったら。
宇宙産業行くと思うよ。
オリエモンとかもロケットの会社作ってますけど、
今の宇宙産業って僕が97年に行ったインターネット産業にすごい似てると思うんですよね。
まだ世界で3、4社くらいしかなくて可能性しかない。
なんか僕が大学4年生だったら絶対宇宙産業行きますよって。
今日新入社員来たんでこんなこと言えないですけど。
ありがとうございます。
多分ですね、お聞きになっている方、学生で起業したい方もいらっしゃるんで、
今のお話は多分一番参考になったんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
リスナーの皆さんも本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんをご参考にしていただければと存じます。
飯田社長様、今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズウィズは、上場したばかりのシェアリングイノベーションズ様の飯田社長様でいらっしゃいました。
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最後のアンサー、見晴らしの良いところに行け。
その通りだと思いますね。
大きいからとかいい会社だっていうわけでもないですし、
小さいから悪い会社だってわけでもないですし、
宇宙産業に行くべきだ、こういう話でございまして、
やっぱりセンスの良い方っていうのはそうなるんですね。
そうすると本当に素晴らしい経営者、素晴らしい上場企業の社長さんになるんだななんていうのを感じさせていただきました。
ぜひ皆さん方もご参考にしてください。
それではまた来週。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングはS様、私も新退のSです。
ファッション関連だそうです。年賞2億だそうです。
はじめまして。洋服やカバンなどを貸し出すサブスクリプション型の事業を経営しております。
面白いですね。今流行りですよね。
関与数も順調に伸び、今期の年賞が2億円になるまで成長いたしました。
現在は事業再開にさらに拡大しようとベンチャーキャプテンを入れることを視野に入れております。
このことで少し相談がございます。
ベンチャーキャピタルから出資を受けるにあたり、何に気をつけていくべきかなどをアドバイスいただけないでしょうか。
またベンチャーキャピタルを選ぶ基準などをお聞かせいただけないでしょうか。
素晴らしいですね。サブスク事業流行りですね。
それも洋服やカバンの貸し出すいいパターンじゃないでしょうか。
ぜひベンチャーキャピタルの出資を検討するに値すると思いまして、と思っています。
ベンチャーキャピタルちょっとご説明してみますと、知らない方もいらっしゃいますので、
インベストメントバンク、もしくはベンチャーキャピタルと言われるものでございまして、
ベンチャーキャピタル、ファンドというのを作ってお金を集めて、
そのお金の中から上場できそうな事業にお金を出資していく。
もしくは株式を売却して儲かりそうな会社に出資をしていく、
みたいなことをするのがベンチャーキャピタル、もしくはインベストメントバンクというものでございます。
ですので、ベンチャーキャピタルというのは上場しそうな企業間に出資していきますので、
まずはS様は上場を目指した方がいい。
そうすると出資を受けられる可能性がある。これがまず一つ目ですね。
上場を目指すにあたって、上場の勉強をやるとして、
どうやってベンチャーキャピタルと会っていくかというと、
これ一件一件尋ねていくのでいいんだと思いますね。
そのうち、そうすると他のベンチャーキャピタルも結構来たりします。
うちなんかも結構ベンチャーキャピタルさんが訪ねて、昔から来てます。
ジャフコさんとか何回か訪ねてきてます。
そういうふうにお会いしていくのはいいんじゃないかと思います。
ベンチャーキャピタルは通常、10社出資したら1社上場すれば儲かる。
あと残りの9社潰れても儲かるというのはベンチャーキャピタル事業です。
ところが最近多いのは10社出資して9社とも回収しようとする。
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1社ぐらいしか倒産させないみたいなベンチャーキャピタルさんは非常に昔から多いので、
あんまりそういうところとは付き合わないほうがいいんじゃないかなと私は思います。
あとベンチャーキャピタルさんの問題はやっぱり口出し結構経営にはしてきます。
それはもう覚悟なさったほうがいいです。
なので株式比率なんですけども、66.7、50.1、33.4、
このパーセンテージを気にして株式を渡していただければと思います。
例えば33.4%握ると特別条項というのがあって、
3分の2条項と言われますけど、3分の2の賛成、株主の賛成があると変えられるというようなことがあります。
33.4%は特別条項の反対ができるということですね。
逆に66.7%にいったら、その企業がほぼ100%勝手に会社を動かすことができると、こういうことになるわけですね。
ですので、この66.7、50.1、33.4、50.1のほうは50.1%のは半分条項がありますので、2分の1条項がありますので、
半分以上の賛成で動かすことができる条項も結構あります。
これが一番多いわけですが、ですのでその辺のパーセンテージを気にして出資を受けた方がいいので、
ベンチャーキャピタルから出資を受ける場合には、10%とか20%ぐらいにしておいたほうがいいんではないかなというふうに思います。
ただ、パーセンテージを下げるためには株価を上げなきゃいけないので、
とはいえ年賞2億も出てたら株価を上げられるとは思いますので、
その辺も気にしながらベンチャーキャピタルを選んでいったほうがいいんじゃないかなと思います。
あとベンチャーキャピタルは1社でも入ってくるので、2社3社4社というなんていうか、
十数代につながってくるケースも多いです。
ですのでそういうケースも想定して少なめで動かせるとパーセンテージはいったほうがいいんじゃないかなと思います。
あとはベンチャーキャピタルの選び方ですが、これは色なので、銀行系とかいろんな系統がありますけれども、
色なのでその担当者の方と話し合ってみながら、
自分の家合ってるかどうかご判断いただくのがいいんじゃないかなと思います。
ぜひベンチャーキャピタルを入れる場合には上場を目指さなきゃいけない。
そしてパーセンテージ、66.7、50.1、33.4%を気にする。
そして1%でも入るとベンチャーキャピタルはきちっとした経営をしないとうるさいですので、
その辺気にしていただければと思います。
あと上場を目指していると取締役会で月次の確定を15日以内、
月末終わったら15日以内にしなきゃいけませんので、
そして取締役会を毎月毎月やらなきゃいけませんので、
そこにベンチャーキャピタルさんの担当者は毎月出たいっていうんじゃないかなと思います。
そういうケースが多いです。
ですのでその辺も気にしながらベンチャーキャピタルさんを選んでいただいたらいいんじゃないかなと思います。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
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この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。
また来週。