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2023-05-03 13:55

第330回 北川烈氏(株式会社スマートドライブ 代表取締役)【後編】

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今回は、株式会社スマートドライブの北川 烈社長にお越し頂きました。

自動運転技術に感銘を受け、在学中に起業。他社の系列に入るとお客様のためにならないと考え、独立資本でいるために上場をされたエピソードから経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」
https://keiei-note.com/

■WizBiz社長塾
https://www.youtube.com/channel/UC16VkcI4PaUISDD4UL7pFvQ





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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
東大の大学院の時に創業なさったということなんですが、創業するきっかけというのは何かございましたでしょうか。
そうですね、もともとボストンの話じゃないですけれども、自分でやりたいことを見つけたら自分でやってみたいという思いがあって、
それが研究者なのか、企業家なのか、政治家なのか、それは多分いろいろあると思うんですけれども、やっぱりその中で自分でやりたいことを見つけたらやってみたいというところと、
あとはやっぱりビジネスの中でも、自分が研究者というよりかは、世の中に実装していく部分なので、研究よりかはビジネスの方が向いているかなというところだったりとか、
もともと父も自分で会社をやっていたりとか、あまり就職するイメージが逆にあまりなくてですね、そういったところもあって、
特に気合を入れたというよりかは、自然と企業にこうなっていったというような感覚が近いかなと思います。
何か怖さとかそういうのなかったんでしょうか。
それは全くなかったですね。
ご両親の反対とかもなかったんですか。
ご両親は全く、人生であまり反対されたことがないというか、全くなかったですね。
なるほど、ありがとうございます。
スマートドライブさん、創業されてご苦労されたとか、そういうのはございましたでしょうか。
そうですね、やっぱり一つはデバイス、我々車からデータを集めてくるデバイスとかも開発しているんですけれども、
そういうハードウェアが絡むところと、あとはそこから集まったデータの分析をするところ、
かつそのプロダクトも普通にプロダクトをリリースして使っていただくというだけではなくて、
いろいろなパートナーさんと一緒に連携をしていく、
例えば保険会社と連携をしていくとか、リース会社と連携をしていくとか、
そういったところが必要になってくるので、
そういうハードも絡む事業開発も必要で、お金がかかるという30というかですね、
よくやるねって結構昔から言われています。
そういう時は精神的にきつくなったりとか、そういうことはあんまり苦痛を感じたりとか、あんまりないタイプですか。
あんまりない、その時々はもちろん大変だったんだよなっていうのは思うんですけれども、
やってること自体は多分、我々がやらなくてもいずれ世の中こうなるだろうなっていうところにすごい自信があったとか、今もあるので、
そういった意味ではこう、辛いけど間違った山を登ってないよなっていう感覚でいたので、
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そんな日もやめたりとかそういうことは一切なかったですね。
なるほど、ありがとうございます。
上場は最初から狙ってらっしゃったんでしょうか。
狙っていたということはないんですけれども、
事業を拡大させていく上で外部の株主の方とかももちろん入っていただいて、資金調達させていただいたりとか、
あとやっぱりスマートドライブの事業を考えた時に、あまりどこかの会社の系列に入ってしまうと、
例えばとある自動車メーカーに買われてしまうと、そこの車にしか使えないとかですね。
そういったところっていうのはあまりお客様にとって良くないのかなと思っていたので、
いずれにせよIPOにせよ、そのままやっていくにせよ、
独立資本というか独立した形でやっていきたいなというのはずっと思っていました。
なるほど、上場に向けてのご苦労というのはございましたでしょうか。
やっぱり最初の数年間はほとんど売り上げも経っていなくてですね、
その中で資金調達しながら何とかビジネスを作っていくっていうところがすごい大変で、
今もまだ赤字企業なので本当にこれからってところではあるんですけれども、
やっぱりIPOっていうところで言うと本当に健康診断みたいな感じで、
会社の隅々までいろんな側面を外部の方にチェックしていただいて、
ちゃんと自分自身もマーケットと向き合ってやっていくっていうところを問われ続けるので、
そういった意味では本当に例えがあまりよろしくないかもしれないですけど、
健康診断をしっかり受けて、大変だったけれどもすごく大事なプロセスだったなというふうに今は思っています。
なるほど、ありがとうございます。
そうしましたら事業内容をぜひ宣伝があったらご説明いただきたいのですが、
どんな事業をなさっていらっしゃるんでしょうか。
ありがとうございます。我々スマートドライブは移動データを活用して、
移動の進化を後押ししたいというビジョンを掲げてやっております。
どういうことかというと、それこそ自動運転とか電気自動車とか、
私が留学中の知人を訪ねて、実際にそういったものを見たところから、
このビジネスの着想が始まっているんですけれども、
そういうのが普及した世の中において、やっぱりデータの活用というのがすごく大事だと思っておりまして、
移動データをいろいろな軸で分析ができて、いろんな会社が使えるような、
そういうプラットフォームというのを提供しています。
具体的に言うと今2つ事業がありまして、今後もっともっと広げていきたいなと思うんですが、
車をまず使っている方々、我々基本今はB2Bをメインにしているので、
車を使っている営業者とか配送者とか、今大体国内に2000万台ぐらいあると言われている、
商用車を使っていらっしゃる方に手にSaaSのサービスを提供しています。
具体的には例えば車両の管理とか事故を減らすようなサービスとか、
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いろいろな分析のダッシュボードとかで、
こちらが大体1000車ぐらいのお客様にご導入いただいているような形です。
そこの1000車のお客様から本当に毎日何万台という車のデータが上がってきていて、
どこで急ブレーキを踏んでいるかとか、その方の事故リスクがどうなっているかとか、
あとはどういう車に乗っていて、どういうリース契約をしているか、
そういう情報が常に溜まってきているので、
そういうのを分析して保険会社とかニース会社とか自動車メーカーとか、
そういった会社さんと一緒にデータを活用していくビジネス、これがもう1つの事業。
その2つになっています。
うちの特徴としてはその2つをつなぐ部分というか、
車の車両管理のサービスとかいっぱいあるんですけど、
そのデータを保険にも活用するとか、自動車メーカーと活用していくとか、
そういったところっていうのは我々だけで、
そこの自動車メーカーとか保険会社と活用したデータが、
もともと車を使っていらっしゃる方々にもメリットになっていくっていうような、
そういう循環を作っていくところを意識して今事業を進めています。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたらちょっと違う質問をさせていただければと思います。
事前に好きなもの好きなことをお聞きしまして、
テニス、テニス観戦、サステナビニティの活動の一環で、
プロテニスの伊藤龍馬選手と、
3人制プロバスケットボールの東京大もサポートしていらっしゃる。
あと新しいテクノロジーのキャッチアップ、
ハードウェアを一通り触ってみるということで、
ちょっとテニスの話は先ほどの方で聞きましたので、
割と新しいもの好きでいらっしゃいますか?
かなり新しいもの好きだと思います。
iPhoneとか並んじゃうとか、そこまでではない感じですか?
でも基本的に好きなものは新しいのが出た時に買うとか、
買い続けるから別としてとりあえず試してみるとかはすごく好きですね。
そういう意味では企業家らしい感じでいらっしゃいますよね。
そうですかね、興味があるっていう。
興味があるときちっと飛び込まれるっていうことですね。
そうですね。
さすが上々企業の社長様という感じでしょうか。
もう一つですね、座右のメモをしまして、
すぐやる、必ずやる、できるまでやる、
これ長森さん、日本電さんの長森さんの言葉ということで、
こちらを選ばれた理由は何かございますでしょうか。
新しいもの好きっていうところもあったりとか、
一方でさはら砂漠マラソンとかを走ったこともあるんですね。
なんで結構そのテクノロジーゴリゴリのところから割とすごく、
人間としてベーシックな部分とか、
そういうものをそっちにも興味があって、
そういうのを普遍的にどっちかに偏った形じゃなくて、
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極端に振り切ったところの間ぐらいに、
本質があるんじゃないかなっていうのを常に考えていて、
その中ですごい短い言葉で、
そういった本質を捉えている言葉だなと思っているのが、
先ほどの言葉で、
本当に全て迷ったらこれに集約していけば、
基本的に迷うことはないんじゃないかなと思っています。
おだしょー 今日絶対財務無機質も、
何でもチャレンジするとかやるみたいな方向性が、
お好きでいらっしゃる感じですよね。
西原 そうですね。
おだしょー ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、
この番組、全国の経営者向け、全国全世界の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思います。
西原 ありがとうございます。
まだ全然成功している部分ではないんですけれども、
少し大事にしているところとしては、
先ほどの長森さんの言葉ではないんですが、
やっぱりやってみることっていうのは何よりも大事で、
結構私も創業してからずっと、
やっぱり一番これが良かったなと思うのってやってみて、
それによっていろんな情報が入ってきて、
さらにアイディアがブラッシュアップされてっていう循環を早く回せたときが、
やっぱり成果が出てくる。
逆にこう考えて考えてやってみたら、
全然違うっていうこともよくあるので、
やっぱりこうある程度のところまでサッと考えて、
あとはとにかくやってみて助けをこなすっていうところが、
やっぱりすごく人と差をつけるところなんじゃないかなと思っているので、
そこがすごく大事だと思いますし、
私自身も今後もそこをより意識したいなというふうに思います。
ありがとうございます。
私も何でもやってみようというふうに思いました。
ありがとうございます。
いえいえ、ありがとうございます。
リスナーの皆さんも本日はお久しい中お聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんのご参考にしていただければと存じます。
北川社長さん、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長インウィルビーズは、
スマートドライブの北川社長様、
上場企業の社長様でいらっしゃいます。
総名でいらっしゃいますし、どんどんチャレンジすると。
それも学生時代から何でもチャレンジしている感じですね。
企業家らしい企業家、社長様らしい社長様でいらっしゃいますね。
でもまず全然若い。
素晴らしいですね。
うらやましいです。
私は何でああいう若さで、
ああいう聡明な感じでいけなかったんだろうと、
お聞きしながら悩んでしまった感じで、
頭の良さも行動力も何もかも、
私と違って素晴らしいお若い社長様でいらっしゃいまして、
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ぜひ応援したいし、
私もああいうふうな社長になりたいなと思った次第です。
ぜひ皆さんもですね、ある意味行動あるのみ、
ある意味チャレンジあるのみで、
ぜひ様々なチャレンジしていただけたらな、
というふうに思っている次第です。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり、
誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューを
お届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、文字で読み返すことで
新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと
思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと
入力いただき、KAノートのサイトをご覧になっていただければ
というふうに思っております。
本日の社長にくインウィズビズはここまで。
また来週。
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