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2025-08-06 18:13

第446回 勅使河原祐子氏(株式会社FIQスタイル代表取締役)【前編】

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今回は、株式会社FIQスタイルの勅使河原祐子氏にお越し頂きました。

 

大学卒業後、金融で外為事務に従事するも、ファッションで仕事がしたいと転職。

その後19年に渡り、販売戦略やトレンド分析、商品計画のポジションなど、ファッションの様々な立場を経験。独立後はその経験を活かし、100人を超えるスタイリストを輩出したエピソードから、経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

 

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

 

■経営者インタビューメディア「経営ノート」

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サマリー

勅使河原祐子氏は、株式会社FIQスタイルの代表取締役としてファッション業界で活躍し、オンラインスクールを運営しています。彼女の経歴やアメリカでの経験が現在の仕事にどのように影響を与えているかについて語られています。本エピソードでは、勅使河原氏がファッション業界への転職とその経験について語ります。彼女は金融業界からアパレル業界への移行を決意し、専門学校での学びやユナイテッドアローズでの経験を通じて、自分の情熱を追求する大切さを強調します。

勅使河原祐子の経歴
社長に聞く!in WizBiz
本日の社長に聞く＀in WizBizは、株式会社FIQスタイル代表取締役 勅使河原祐子さまでいらっしゃいます。
まずは経歴をご紹介させていただきます。立教大学卒業後、金融の事業に従事。
その後、ファッション業界転職、セレクトショップや外資、ハイブランドなどで
販売、製薬、トレンド分析などの業務に携わられました。
その後、個人事業にして会場、スタイリストを育成するオンラインスクールをスタートなさっていらっしゃいます。
そして、2021年の法人化し、スクールでは170名以上の中高生を排出されていらっしゃいます。
女性社長さまでいらっしゃいます。勅使河原社長さま、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まず最初のご質問ですが、ご出身はどちらになられますでしょうか。
千葉県の千葉市です。
千葉市です。
小学校時代はアメリカに移住なさっていらっしゃるというふうにお聞きしているのですが、
小学校はいつぐらいのアメリカにいましたか。
小学校3年生の7月ぐらいから小学校6年生の12月ぐらいまでアメリカにいました。
小学校時代はほぼアメリカという感じですかね。
そうですね。半分以上アメリカでしたね。
どうですかね。アメリカでの思い出とかそんなのございますか。
正直最終的には楽しかったのですが、最初はもうつらいの一言しかなかったですね。
なのでそんなあっという間の3年半ではあったのですが。
何がつらかったのですか。
もともとの性格が内弁慶なんですよね。その場に慣れてしまえば自分らしさを出していけたのですが、
それこそ小学校1年生の日本の小学校の入学試験のときも初めての環境だと胃が痛くなるとかお腹が痛くなって体調を崩すみたいなそういう子だったんですよね。
なのでそんな子が日本語の通じないアメリカに行ったものですから本当に慣れなくてですね。
とりあえず小学校には親から行かせられますけど途中で帰ってきちゃったりとか毎日泣いてたりとか、
挙句の果てには登校を拒否しちゃったりとかそんなスタートでしたね。
でも途中から習っていくということは相当英語もできるようになってお友達もできてそんな感じでしたか。
そうですね。最終的には日常会話もできるようになり現地のお友達もできて、
日本の例えばだるまさんが転んだとかそういう遊びですよね。
こんな遊びが日本にあるんだよっていうのをみんなで普及してみんなで遊んだりとかそんなふうに楽しむことは最終的にはできました。
うまく友達ができたりとか溶け込めるようになったノウハウというか工夫みたいなのがあられたんですか。
工夫に関しては私は人前でお話しするっていうのが苦手だったんですよね。
なのでそれ以外で何か自分を出さないといけないなっていうので唯一好きだったものがお洋服だったんですね。
なので自分のお気に入りのお洋服を着ることで自分の気持ちが高ぶります。
その気持ちで相手に接するその場に行くと何か向こうも近寄ってきてくれたりお洋服かわいいねとか話しかけられるようになっていって
それで友達ができて広がっていったみたいなところがありますね。
なるほど。じゃあ今のお仕事の原点は小学校のアメリカ時代ってこんな感じで。
まさにその通りです。
大学と金融業界
ありがとうございます。その後日本に戻られて中学はどの地域で通ってたんですか。
中学は都内だったんですがそれこそ日本に帰国したのも中学の受験があるタイミングだったんですね。
私はちょっとよくわからなかったんですがとりあえず中高一貫の帰国子女を受け入れてくれる学校を受けるといいんじゃないかっていう親からのあれがありましたので
それで中高一貫の都内の学校に通いましたね。
中学時代はどんなことをして過ごしたのかお思いでございますでしょうか。
そうですね。中学時代は正直そんなに楽しくなかったんですよね。
というのもアメリカから帰国して3年半いて日常会話の英語はできるようになりました。
ただ帰国史上の方がたくさんいる中学に入りました。
そうすると10年以上アメリカに住んでいたみたいな子がたくさんいるのでその子たちと自分を比べてしまって中途半端な自分に結構自分のアイデンティティって何なんだろうみたいなことをちょっと悶々と考えるような実態を送ったなっていう実感はありますね。
部活とかそういうのやられなかった?
部活は弓道部かな。弓道部に入ってましたね。中学は。
でもあんまり楽しくない中学時代ですか。
そうですね。弓道着きて武道館かなんかで試合行ったりとかはしてましたけどそんな楽しくなかったですね。正直。
ありがとうございます。
高校時代はどんなことをして過ごしたのかお思いでございますか。
高校時代は部活は茶道部に入ってそれも動機が私は食べることも好きなんですね。和菓子も好きなのでおいしい和菓子が食べられるんじゃないかというそんな安易な動機で茶道部に入ったりして。
そこでなんか茶道の合宿とかやったりあとはそうですね中高やっぱりあんまりいい思いではそこまでないんですけどあとは新学校だったので勉強してたかなみたいなそんな感じですかね。
成績もよろしかったんじゃないですか。
自分に負けたくないんですよねっていうのがあってなんかできないことがあるとできるまでやりたくなってしまう勝負なのでなので悪くはなかったと思いますね。
なるほど素晴らしいですね。さすが社長さんですが。大学は立教大学にお勧めになっていましたがこの理教大学を選ばれた理由というのは何かございましたでしょうか。
選んだ理由がもともと何をしようかなって思ったときに好きなことじゃないと学びもできないっていうふうに思っていてでちょっと話ずれてしまうかもしれないんですがもともとはもうファッションのお仕事したかったんですよね好きだったので。
あとファッションに救われたっていう小学校時代の思い出があったので何か恩返しをするためにその前段階としてデザインの学びをしたいとか思ってたんですがちょっとここは臆病な自分が出てしまって周りはみんな大学に卒業進学しますと。
親もみんな大学に行くものだと思われている。なのでちょっといい子でいないといけないなとかあとデザインを学ぶからといってデザイナーになれるかどうかも保証もないしそんなセンスも技量もないんじゃないかっていうんで大学だよね。
じゃあ何やりたいってなったときに社会学っていう学問があることを調べて知ったんですよね。
人ってやっぱり社会の中で生きていかざるを得ないっていうのがあるので社会とは何ぞやとか人間関係って何ぞやみたいなところをちょっと学んでみたいなっていうのと。
あともし社会学を学んだら将来例えばファッションの雑誌の編集とかそういったメディア関係のお仕事ももしかしたらできるんじゃないか。
その当時はそれやりたいと思って少し思ってたんでなんかそのあたりも含めて社会学で社会学を学べる学校ってどこだろうっていう中で立教大学がその一つだったっていう感じですね。
なるほどありがとうございます。立教大学自らがどんなことをして過ごしたかって思いでございますでしょうか。
はいなんかこんなことを言ってしまってものすごい勉学に励んだのかと思われがちなんですが忘れてしまって大学に入学したらそういったこともすべて結局ほぼほぼバイトしてましたね。
どんなバイトをなさいましたか。
まずは写真屋さんでバイトをして接客のバイトというのを初めてやりその後水族館でバイトをしてそこでやっぱりバイトの仲間というか友達がすごい輪ができてみんなで例えばスノーボードに行ったりとかなんかそういったことに明け暮れる4年間でしたね。
バイトの中でこんなバイトが一番勉強になったとかございましたか。
そうですねあのなんでしょうねやっぱり水族館がメインだったのでそこでレジ打ちしたり品出しをしたりとかなんかそういったことをしていて今思えばなんですがどういったものが一番お客様に売れるのかなとか喜ばれているのかなっていうのを肌感覚で実感させてもらえたというか
なんかいい経験だったなと思っています。
ありがとうございます。で卒業後は金融関連外為事務に従事されたということでちょっと全然違う方向性ですがどちらの会社にお勤めになりましたか。
当時の住友銀行の外為センターで事務作業をしていましたね。
住友銀行にご入社できること自体が手支ある社長様がご優秀ということの証明だと思うんですけども金融事業を選んだ住友銀行を選んだ理由というのは何かございましたか。
ファッション業界への道
これも本当はアパレルに行きたいっていうのがあったんですねずっとでまた臆病な自分が出てしまって不特定多数の方と営業したりとか接客をするっていうのが向いてないってずっと思っていて私には務まらないんじゃないかって思ったのでその接客業っていうのを外したんですね。
そうするとアパレルの中で就職の試験を受けられる職種が営業職だったりしてほぼほぼ全滅しました。運良くご縁あって入社することができたのでその会社で働いたっていうそんな経緯です。
それで住友銀行なんでちょっとレベルが高い感じでございますが。しかしながら金融事業をやっててやっぱり大好きなファッションの仕事が諦められずここが重要ですがSモードジャパンってこれは何でしょうここでファッションビジネスマーケティングを学びっていうのはSモードジャパンっていうのはちょっと実際皆さん方もわからない方多いと思うんですがちょっとご説明いただきたいんですがどういうところでしょうか。
ファッションビジネスだったり例えばお洋服のパターン型紙を作るとかデザインを起こすとかそういった専門技術を学べる専門学校の一つがSモードジャパンっていうところだったんですね。
金融で自分やってたときに2年目に入ったときに自分はこのまま本当にやりたいことをやらずに過ごしていいのかなとかあと諦められないなって思ったんですね。
どうしようかなって思ったときにまずはアパレルのこととかファッションのこととかやりたいって思っているのに何ができるかっていうのが一つもなかったので専門学校のやかの専門学校だったんですがそこでファッションビジネスが学べる課があったのでちょっとそこで入ってみようかなっていうので入りました。
そうすると働きながら夜ファッション系の学びをしに行くとこんな感じで。
そんな感じでした。
その時代の思い出なんて何かございますか。
そうですね。ものすごい楽しくてですね。その学校が1年間で週に2回夜だったんですが。
金田 その一言しかなくて。やっぱりこういった楽しいなって思える時間をもっと自分に増やしてあげたいみたいなそういう気持ちが本当に強くなった1年間ではありました。
金田 ありがとうございます。その後ファッション業界に転職だと思うんですけども。当初はどんなところにお勤めになられたんでしょうか。
金田 当初はユナイテッドアローズさんというところのでも接客はできないと思ってたのでジムバックオフィスで求人がないかなっていうのを探してようやく見つけてそこで最初は私アルバイトとして入社しました。
金田 それこそ本当にできることが一つもなかったので。例えばお洋服の商品タグってありますよね。もうあれを発行する機械に何か入力して発行するところからが本当スタートで。
金田 それからPC使ってデータを分析って言ったらすごくいい言い方かもしれないんですが、データを収集して他の方がもっと分析しやすいような下準備の資料を作るとか、そういうところからのスタートでしたね。
金田 なるほど。スミトン銀行を辞めてユナイテッドアローズに行くのに渡って周りの方は反対とかはされませんでしたか。
金田 反対は覚えてないんですよね。多分反対されてたかもしれないんですが、周りの声を聞いてなかったと思います。あんまり止められなかったかな。あとは親も止めても仕方ないかなって思ってたかもしれません。
ユナイテッドアローズでの経験
金田 社長様らしいお答えでちょっと嬉しくなってますけれども、ユナイテッドアローズでの思い出なんて何かございますか。
ユナイテッドアローズでの思い出は、もう本当に金融にいたときとガラッと仕事の仕方も変わったし、それこそ音楽が流れるようなそういう環境で仕事をするみたいな、ちょっと自由というかそういう働き方もあるんだなっていうのを教えてくれたいい環境でもあったし、
あとは本当に自分にできることっていい意味でなんですが、本当にちっぽけなことしかできないなっていうのも本当に教えてくれたっていうのと、
あとちょうど会社にいた時期が、会社がちょっと成長過程、すごく急激に成長する1年間だったんですけど、そこにいさせてもらったことで、オフィスの人がばーっと何十人も増えたりとか、部署が本当に変わったりとか、そういう過渡期に入らせていただいたことで、
何でしょうね、勢いっていうのを間近に感じられた1年間ではありましたね。
なるほど、ありがとうございます。
本日も社長に聞くinWithWizをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもinWithWizが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で、経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長にくinWithではここまで。また来週。
18:13

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