次にですね、このゲームというのはリリースされてから
何と14年の月日が経過しているんです。
えっと1週回っているんです。
14年前にリリースされたものというのは、
それはそれはひどい出来だったそうで、
このままじゃあかんということで、
ゲーム内のシナリオを使ってですよ。
ゲーム内のシステムを使って、
一度ゲームをリセット、作り直しているんですね。
どういうことってなりますよね。
ざっくりと言いますと、
この2010年に一番最初にリリースされたものというのは、
根性版というふうに呼ばれていたりするんですけど、
この根性版、2010年から2012年の2年間だけ存在していた世界というのは、
メテオという巨大な隕石が落ちてきて、世界が消滅する。
僕らが住んでいる地球に隕石が落ちてきて、
もう人類皆さんさよならという状態になったんですよ、
このゲームの世界は一度。
ゲーム内でも世界に最悪の時が訪れるだとか、
この世界が終わるという予言があったりだとか、
隕石が画面の中に少しずつ少しずつこっちに近づいてきているのが分かるような演出があって、
当時遊んでいた人たちは世界の終わりを見届けることになったんですね。
本当に世界の終わりを迎えた時はサーバーごとシャットダウンをされまして、
文字通りこのFF14根性版の世界が終わったんですけれども、
その約1年後、新生エオルゼア、今からでも皆さんが遊べるファイナルファンタジー14がスタートしたんですね。
それが2013年の8月末なので、それから考えてももう11年続いているゲームということなんです。
このファイナルファンタジー14というゲームは大体2年おきに大型アップデートがあって、
その度に大きな物語が紡がれているんですね。
なので現時点で数回にわたって物語が紡がれているわけですよ。
長くなりましたが、2つ目のポイントはこれです。
10年以上の歳月をかけて数回にわたる壮大な物語を紡いできた。
ようやく前提条件についてお話が終わったところなんですけれども、
この10年で1つの大きな物語というのは完結し、一旦幕を下ろしたんですね。
今年の夏、7月に新章がリリースされたわけなんです。
問題となるのはここからなんですね。
この新章となった物語というのは賛否両論どころか、否定的な意見がものすごく多いんですよ。
僕も一応この新章をクリアした上でストーリーの感想を言うのであれば、
完全に否定派ですね。残念ながら完全に否定派です。
何がどうだめとかは個人の感想ですし、そんなことは別にほえらじでグダグダ話したいことではないので、
はしょるんですけれども、じゃあほえらじでわざわざ取り上げて言いたいことは何なのかというところなんですけれども、
とりあえず運営さん、制作スタッフの皆さん、リリースしてくれてありがとうということなんですよね。
なんかね、なんていうんだろう、このゲームに限った話ではないんですけれども、
みんなお金を払って、まあ対価を払ってるからあれなんですけれども、
サービスを受けられるっていうのが当たり前だと思ってないっていう話がしたかったんですよ。
FF14においては新しく新章がリリースされることが当たり前だというふうに思ってないかという話がしたかったんですよ。
このFF14のシナリオっていうのは、神聖編、蒼天編、紅蓮編、漆黒編、行月編という5つのパートがあって、
そして今回の黄金編という根性版も入れると7つのストーリーがあったんですよ。
神聖で始まったストーリーというのは行月編でフィナーレを迎えてるんですね。
そこまでに約10年です。10年の歳月がかかっています。
その10年のうちにメインのシナリオライターである一人の石川夏子さんという女性がいらっしゃるんですけれども、
この方が書いたシナリオっていうのがものすごく評価されてるんですよ。
この方の書いたシナリオっていうのは、僕もものすごく好きなんですけど、
登場人物の行動とかに裏打ちするだけの心理描写があったりしつつですね、
分かりやすく希望を見せた後にものすごい絶望を突きつけてくるような展開を見せてくれるというところで、
全ての行動とかに納得がいく、遊んでる側、ドラマとか何でしょうね、映画とかも全部そうなんですけど、
視聴者を置いてけぼりにしちゃったらダメなんですよ。
ポッテキャストにしても僕はそうやと思ってるんですけど、
視聴者、聞いてくれる人、見てくれる人を置いてけぼりにしちゃダメなんですよ。
それをね、うまいこと石川夏子さんのシナリオっていうのは、
うまいことやってる側、プレイヤーを引き込んでくれる世界観っていうのがあったから、
すごく評価されてるんやと僕は思ってるんですね。
なのでゲームを遊んでいる人たちもものすごくその物語に没入ができるというか、
登場人物に気持ちを乗せやすかったっていうのが一つ大きいんですよ。
そのため、彼女の書くシナリオというのはすごく高い評価を得ているので、
この黄金編最新でリリースされたパッチもそうなんですけれど、
彼女の続投を望む声っていうのはものすごく多いんですよね。
ただですよ。ただ、FF14というのは同人サークルで作られたようなね、
同人ゲームとかではございませんから、
本人たちがリリースする側の人間が楽しみながらリリースしているものではないんですよ。
スクエアエニックスというね、大きな会社さんがリリースしている大型パッケージでございますから、
今後のことをもちろん考えていくと、石川夏子さんの後輩もしっかりと作っていかなきゃいけないんですよ。
成長させていかなきゃいけないわけですよ。
会社ですからね、新しい風は入れていかなあかんのですよ。
いつまでも石川夏子さんが居るとは限らへん、いつまでも黄金書が幅利かせているようでは、
その会社は取り残されていきますから、若手を育てるというのももちろん大切なことなんですよ。
ってなわけでね、今回はこの黄金のレガシーというパッケージでは、
メインのシナリオライターが彼女ではない別の方になったと。
その結果、否定的な声がたくさん出てしまっているっていうのが現状なんですよね。
先ほども申し上げましたが、僕個人の感想ですけど、シナリオの感想は、
もうちょいなんとかならなかったかなと思っている部分はあります。
ただ、前任の夏子石川があまりに優秀すぎたので、
多分彼女からのバトンっていうのは誰も受け取りたくなかったんちゃうかなと僕は思ってるんですよ。
これもよく会社や政治の世界なんかでもよくありますよね。
前任がよくできる人やと相対的に後任の人は叩かれがちである。
前任が託すバトンがリレーのバトンもちっちゃいプラスチックの筒ではなくて、
もう電柱張りにでかくて重いバトンみたいなことがあるんですよね。
まさにこれが今、スクエアエニックスのファイナルファンタジー14チームの中で生じてしまってると僕は思ってるんですよ。
僕やったらもうそんな電柱サイズのバトンとか絶対受け取りたくないって思うから、
そのバトンをつないでくれたっていうこと、受け取ってくれた人がおるっていうことに対しては感謝をしています。
まあね、僕もね、今回のシナリオはがっかりした側の人間なので、
こんなこと思うというか感謝するっていうことは別なんやなと思いつつも、
こんなこと思うのも言うのも不服なんですけど、
とりあえず作り手への感謝の気持ちっていうのは忘れたらあかんのちゃうかなというふうには思うんですよ。
中には感想の範疇を超えてるような叩き方をしている方、過激派の方もいらっしゃるのでね、
そういうのを見てるとなんだかなというふうに思うわけですよ。
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一方で、クレームとかこういう批判的な声が上がる理由っていうのも明確なんですけれども、
皆さんなぜお客様がクレームを言うのか、その理由ってご存知でございますでしょうか?
なんとなく考えたことありますでしょうか?
もちろん単純に頭のおかしい人とか文句言いたいだけのクソ客っていうのももちろんいらっしゃるんですけど、
そういうのではなく純粋に改善要求的な意味でのクレームを言う人の心理って皆さんご存知でしょうか?
それはですね、おそらくなんですけれどもお客様の期待値を大幅に下回った時にクレームとかそういう改善要求っていうのが起こるんですよ。
逆に大幅に上回った場合、お客様の期待値を大幅に上回った場合というのは感動の声が上がるんですね。
もうめちゃくちゃシンプルです。
だから今回取り上げているトピックスの場合やとFF14をプレイしている人たち、
通称ヒカセンの脳内にはおそらくシナリオに力を入れているMMORPGなので、シナリオが面白い、よくできているのは当たり前という心理が根底にあるわけなんですよね。
で、先ほど申し上げた石川夏子さんという女性の方が書いたシナリオが非常によくできていたので、
このベースの期待値を上回った。だからものすごく高く彼女は未だに評価をされている。
進化化されている。そして彼女の功績とともに自然と次の期待値も上がってしまった。
もう言うまでもないですね。この新しい人がこのハードルをいきなりひょいひょいと超えられるわけがないんですよ。
しかも10年も紡いでいるわけですか。10年で完結したような物語をまた新章ですよ。
そんな第一章でね、これまで第5章ぐらいまで続いていた物語をボーンといきなり第一章で超えられるかという話なんですよ。
思えたら今叩いている人たちも感謝できるんちゃうかなとは思うんですけど、
ただね難しいのはね、消費者は対価としてお金を払っているというところなんですよね。
そこがまたこの話をややこしくさせているのかなというふうにも思うんですけれども、
消費者としては金銭を払っているお金が発生しているので満足のいくゲーム体験をしたいと考えているわけなんですね。
そうなるともはやこの話って一生平行線というか、最新の黄金のレガシーというパッケージは今年の7月朝までにリリースされたので、
もう5ヶ月ほど経つんですけど、いまだにこのゲーム、FF14というゲームを新規で始める方がとても多いので、
新規の流にすごく多いので、5ヶ月経った今でも新しくこのシナリオに否定的な感想やノート、動画を発信されている方というのは非常に多いんですよね。
これねシナリオを書いた人からしたらめっちゃきつないと思うんですよね。そう思うのは僕が配信活動とかしてるからかもしれないけど、
自分が一生懸命作り上げたものをボロカスに否定されるのってだいぶきつくない?
これはもう配信者じゃなくてもクリエイターさんとか何かしらこう製作物を納品するようなお仕事をされている方っていうのはわかってくれると思うんですけど、
だいぶきつくない?これ。しかもね、ここはいいよねとか、そういう良いフィードバックはほとんどなく、
さらにそこがなかったとしても感謝の気持ちとかもないんですよ。ほとんど。ダメ出しだけされてるの。めちゃめちゃしんどない?
とはいえね、僕もねすごく期待はしていたので、やっぱりがっかり感というのはあったし拭えないんですよ。拭いきれないがっかり感というのはあったんですよ。
蓋を開けてみたら、何これちょっと聞いてたイメージとも違うみたいな、トレーラームービーとか見てたイメージともちょっと違うかもっていうのもあったから、
どっちもどっちですこの問題。
というわけでね本日のホエラジオはいかがだったでしょうか。
題材がねFF14というねかなりね14をプレイしてない方にはとっつきにくい内容やったかしらと思わんでもないけども、
今回のホエラジオの中でね視聴者を置いてけぼりにしていかないのが大事とか言いつつねちょっとこれ置いてけぼりにしてないかなっていうふうに不安にはなってるんですけれども、
でもあらゆる職業世界に通ずることやと思うの政治にしてもそう仕事にしてもそう同じやと思うんですよこれ。
相手の立場を少し尊重する考えるこれが大切なんちゃうかなと。
人というのは強いストレスや精神的負荷がかかると本能的に自分を守ろうとする生き物なんですよね。
少なくとも人っていうクソでかし語を使いましたけど少なくとも僕はそういう人間です。
傷ついたときほど心にもない不適切な言葉とか言いがちですし会社勤めしてた頃とかはいやわし悪だんやろとかってよく思ってました。
わしのせいちゃうわって思ってました。これってね自分を優先してるんですよ自分を守ってるんですよ。
でも一歩引いて一歩じゃ足りんかったらさらに5歩くらい引いて相手の立場に立って俯瞰で考えてみると相手にも相手の言い分や理由があるやろうからお互いにですよ。
僕の気持ちも向こうは汲み取ってほしいし向こうの気持ちも僕は汲み取らなあかん。
お互いに汲み取れたときに相互理解というものが生まれていい方向に少しずつ進むんじゃないのかなというふうに思うわけです。
5歩くらい引いても相手がおかしいときは単純に敵が頭のおかしいやつということも十分あるので歩み寄りすぎた結果自分ばかりが我慢していたというようなことにならないための千引きも実は大切なのかもしれません。
結局のところ相手を理解するためにはそれ以上に自己理解ができていないとそれは諸刃の剣というか相手を斬ることはできるけれども自分のことも斬ることのできる剣になってしまうのかもしれないというふうにも考えました。
最後までお聞きくださりまたホエラジオ通して私と出会ってくださりありがとうございます。
お聞きのポッドキャストアプリで番組のフォローレビュー評価星評価をぜひお願いいたします。
フォローをしていただければホエパの皆さんには最新話が更新されたときに通知がいきますし
皆さんのフォローやレビューをきっかけに未来のホエパがホエラジオを聞きに来るという可能性が上がります。
ホエパの仲間が増えるとそれだけ活性化にもつながりますし何より東風邸がとても嬉しいというハッピーの輪がバシバシ広がっていきますのでぜひフォロー星評価レビュー評価をお願いいたします。
番組の感想は各種SNSでハッシュタグホエラジホエラジはすべてひらがなでホエラジとつぶやいていただけると東風邸からの熱いコメントをお返ししに伺います。
最後に東風邸に吠えてもらいたいこと褒めてもらいたいことホエパのみんなに聞いてもらいたいこと聞いてみたいことなどなど何でも構いませんので
何かございましたら番組概要欄にございます各種SNSのDMあるいはお便りフォームからどしどしご連絡ください。
それでは本日のお相手はあなたのあなたのあなたのあなたのあなたのあなたの間違えたあなただけのゲートも東風邸ウルフでした。
さいちゃーん