ウイスキーコネクト
この番組は、ウイスキーのつながりを増やしたいと思っている
ちょっとマニアックな飲み手2人が
普段ウイスキーを飲みながら感じることや
昨今のウイスキーについて自由気ままに語る番組です。
ということで今回もよろしくお願いします。
アウイスキーラバーズダイアリーです。
はい、Drinkers Loungeです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて今回ですけども
いろいろと最近も
ちょっとトピックスネタみたいなのが続いて
実は収録をしているんですが
貧熟な話とかどうですかね。
それは良いと思います。
貧熟な話はそろそろ
実体験を交えてしゃべれる部分ができたかもしれないですね。
そうですね。我々だいたい
ウイスキーを買い続けて
だいたい10年ちょっとぐらいですかね。
そうですね。20年はいっていないはずみたいな。
みたいな感じなんですけども
通称先輩方もいる中であるんですが
10年経つとその前から
貧熟されていると言いますか
置かれているボトルとかも含めて
割と変化みたいなのは
だいぶ分かってきたかな
っていうところがあると思うので
そこを少し
2人で掘り下げていければ
良いなというふうに思っています。
いろいろ貧熟って言葉自体の問題とかもあります。
まずそこから話できたら良いなというふうに思います。
というわけでよろしくお願いします。
ということで
貧熟という言葉が一般的ではあるんですが
そもそもここで言う貧熟っていうところの定義ですね
ボトリングされた後置きっぱなしにするということで
を貧熟というふうに言います。
よろしいでしょうかね。
そうですね。
ボトリングされた状態のものを
そのまま置きっぱなしにしたことによって
生じる味わいの変化ということで
良いんじゃないかと。
これ何でと思うんですが
瓶の中で置きっぱなしにするとか
例えばタンクの中で置きっぱなしにするとかですね
いろいろウイスキーとか他のお酒あるわけですけども
熟成年数の表記がちょっといろいろ変わってくるんですよね。
ウイスキーは樽の中での詰められた年数だけが
熟成というふうに言われるわけですよね。
なので例えば
デカいバルクと言われる
プラスチックと言ったらいいですかね
ポリンタンクみたいなタンクに
詰められているっていうウイスキーとかもあるわけですけども
例えば何々のヴィンテージ25年って言って
1990の25年って書いてあるのに
2025年にボトリングされましたみたいなやつとかですね
そういうのは世の中には存在して
そういうのはタンクの中で貯蔵されていたというものですよね。
そういうものが自分の買ったボトルでも
要は置いておけば
瓶内で何かしら変化するだろうというふうに言われていて
それを界隈では貧熟というふうに言うことがあります。
なんでこんな丁寧に言ってるかというと
貧熟っていう言葉が不適切だというような
勢力があるんですよね。
熟成という言葉は
熟成という言葉の定義を厳密にするとですね
ボトリングされた時点で熟成は止まってしまうという
別にそれ間違ってないのでこういったことが起こるわけなんですけど
とりあえず一旦そういった話は置いておいてですね
言葉としての貧熟、言葉としての貧熟の定義
というふうに思ってもらえればいいですね。
減少みたいに思ってもらうべきです。
そういうところで言うと
例えばもし貧熟という言葉が嫌なら
貧大変化というふうに変換してください。
僕は貧熟という言葉は肯定派なんですよね。
僕もですね
全然貧熟でいいんじゃないかと思っています。分かりやすいですしまず。
そうですよね。変化はすると思うんですよね。
実際変化しますからね。
ここも実は変化する派としない派が
あったりはするんですけど
良くも悪くも変化はしているんですよね。
基本的には
そういう形で
貧大変化を見ていくわけですけども
貧大変化起こるのか起こらないかで言うと
一応起こるというふうには
理論、物理、科学みたいな感じなんですかね。
に言われていて
2010何年かな6か7か忘れましたけど
サイレポだったかな
ウイスキーの混合溶液みたいなのを
モデリングしたときに
加水すると構造が変わるみたいな話とかってあるわけですけども
そういうのが論文に出ていて
要は水溶液と混合溶液なんで
混ぜていくとちょっと
瓶内でも分子の動きに変化があるよと
香味のある成分が加水することによって外に出てくるよみたいなこと言われてたりするんですけども
実際に瓶内変化で
いろいろなこと、その違う論文に関しても
いろいろと変化が起こるようだみたいなことは言われているというような事実ですね。
はい。
というので、そういう瓶内の変化っていうのは実際に起こっているだろうっていうのは
理論的にもある程度
検証されていると言いますか、支持される理論ではあると。
そういう中で
臨縮をすると何がいいかというと
いわゆる我々が固いと言っている
味わいの
なんかしっかりと味が出てこないなみたいなものがしっかりと味が出てくる
開くというようなことがあったりですとか
あとちぐはぐさみたいな
要はこの味わいが先にトップに出てくることって
時間が経ってくるとないよねみたいなのが経験上わかっていて
要は例えば、すごいざっくりとした言葉で言うんで
結構不適切な表現になると、不適切というか
あまり芯を食っていない表現になるんですが、例えば
酸味8、渋味4、甘味1みたいなものが
5年10年置くと酸味1、渋味1、甘味8になるみたいな
そんなイメージですかね。
っていう風にバランスが変わっていく
それがちょうどいいバランスになっていくっていうようなパターンがあると
いうのは思っていまして
他にもいろんなパターンあって、多分喋っていく中思い出していくと思うんですが
主にこの2つっていうのが貧熟で得られるものじゃないかなと思うんですが
ドリルさんいかがですか。
僕もほとんど同意ですね。
なかなか開けたてと本当に今おっしゃったみたいに
固いと言われている香味が閉じているってやつですね。
ものが置いておくことによって
香味を開いた状態ですね。香味が取りやすくて
飲んでもおいしい状態に変化していく
ポイントみたいなのがありまして。
貧熟の一番の利点はそこにあるかなと。
紅葉はそこにあるかなと思います。おそらくなんですけど
おそらくではないから
貧熟のそういった
紅葉みたいなものっていうのは大きな流れの中のあるポイントで
そういったことが起こるっていうふうに僕は思っていまして
おそらく貧熟も
いいポイントと
やりすぎてしまった状態っていうのはあるじゃないかな
というのは思っています。なので貧熟すればするほど
いいよっていうものでもないっていうのは注意喚起しておきたいですね。
僕の言葉でちょっとここを言っておくとですね
ドリルさんが納得いただけるかどうか
っていうところに多分大きく分けて2つあると思うんですよ。
僕はこれ壊れるって言い方をするんですけども
あと逆にちぐはぐっていうようなニュアンスの
2つがあってですね。逆にちぐはぐあんまりいい表現じゃないかな
とりあえず壊れるってところから行こうと思います。
ある一部の紅葉が
多分過水分解とかされていくんですよね。掘っておくと
おそらく水分子と紅葉分子が重なって
色々と化学反応がゆっくり起こって味わいが変わっていくんですけども
変わりすぎちゃうことがあるんですよね。
そうするとせっかく昔はいい香味になったのに
もう崩れちゃったなみたいになったりするパターンがありまして。
そうですね。
昔は存在した成分が形を変えたりすることによって
失われるっていう。そうですね。化学物質として
おそらく失われているだろうっていうことはあるので。
そういうのを僕は壊れるっていうふうに評価していることが多いですが
ドリルさんはどうです?
それはですね、全く同じ体験を僕もしてますね。
有名なところだと
非常に有名なヴィンテージの76のベンリアックだったり
マーティンだったりとかはですね
僕個人もありますし同じく持っていた人たちも
特に開けてからの変化ですね。
開けてからなので瓶塾とは少しずれるかもしれませんが
開けてグラスに注ぐとかっていう作用はですね
瓶のまま置いておくっていう作用の時間を
早送りするみたいなイメージがどうしてもあるので
ここで喋っちゃうんですが。
開けてしばらく10年ぐらい置いておくとですね
結構その開けて数年間あったような
フルーティーな香味がですね、どんどん失われていってしまう
そうなんですよね。
というようなことがあるんですよね。
よく言うのは桃は儚いんですよね。
桃は儚い、確かに。
桃系のフレーバーはめちゃくちゃ甘いんですけども
出るのも時間かかるやつもあれは
出た後もあれもうないじゃんみたいなのが
時の試練に耐えられなかったとか
僕は確かに言うことがありますね。
このボトル時の試練に果たして耐えられるだろうかみたいな。
その時の試練に耐えれる系で言うと僕ちょっと意味を
また違う意味で僕言うことがありまして
ちょっと似てるっちゃ似てるんですけども
ちぐはぐさがバランスよくその例えば酸味渋み
高いみたいな感じそれが削れていく前に
その甘み2みたいなやつも1とか0になっていくっていうパターンがあって
ありますね。
全体的に壊れる速度が
そっちも壊れるんかみたいな感じ。
こういうの僕は時の試練に耐えられなかった系って僕の中では。
僕それも耐えられなかった系ですけど残念ながらこれ。
もう日の目を浴びることなくですね。
浴びることがなく耐えられないまま終わるっていうパターンがあるんですよ。
開く前にポシャるみたいなやつですよね。
こういうのも一定数いるんですよね。
そうなんですよ。
耐気満点になって欲しかったみたいなボトル。
そういうのがあるんですよね。
なので良い面とした
さっきも振り返りますけども固いっていうちょっと閉じたものが
出てくるパターンもあれば
バランスがちぐはぐなものが取れてくる。
でもバランスのスピードが何か違くなったらそう言って
見えなくなっちゃうこともある。逆に
ポシャっちゃうこともありますし
一方で
どんどん壊れていっちゃう。なくなっていっちゃう
っていうのもありますよね。いわゆる壊れちゃう
の中で味わいが消えるのもあるんですが僕の中で言うと
よくあるのはスミレですね。
バーボンタスクで熟成されたシンクルモルト。
シェリーもあるにあるんですがそういう
なんかいい感じのバーボン系に多いフルーツ感みたいな
ところでちょっとボディがですね
ちょっとずつ失われていってるなみたいな感じでただボディがちょっと
崩れてきたからこそいろんな香味が華やいでいいなっていう状態が
出てくることがあるんですけどもそれをそのまま放置していくと
なんかスミレっぽいラベンダースミレのような香りが
出てきてですね。出ますよね。あの独特のフロラル感が出て
もう無理みたいな感じになると。そうなんですよね。
よく言えば非常にフロラルな香味なんですけれど
下手すると人によってはパフューミーの一部だと
捉えられてしまうような香味が後日出てくる
パターンとか。これもまあ
瓶塾のしすぎによって生じるものですね。本当に
そうですね。こういうパターンもあります。
まあ結構スミレ出たら
逆に言うとスミレ出ちゃったらもう壊れちゃってるんですよね。という風に僕は思っています。
そうですね。そこからの巻き返しって難しいというか僕は経験がないので
まあなくはないけど基本的にはなんだろう傷は治らないと言いますか
そうですね。という印象があります。
はい。なかなか結構この瓶塾のテーマ
っていうのは本来の熟成ですね
タルに寝かせてその酒齢を重ねる
というのとは違ってですね、飲みて特定
ドリンカー特有の概念だったりとかもするんですよ。
そうですね。僕が
かの有名な有楽町のバーでですね
伺った素晴らしい言葉の中にですね
人の一生を見るようにウイスキーを飲んでいくと面白いですよ
なので鳥味さんも10年20年ウイスキーを飲んでみてください
という風に言われたんですよね。要は改善した
リリス当時の味わい
リリス当時の味わいを飲んでそれをボトルで
ゆっくり減らしながら飲んでももちろん構わないですけど
10年15年20年の貧熟した状態のものをそこで抜線して
その時の味わいの変化をどう見るかとかですね。
なるほど。結構そういったテーマにも
つながってくるのでなかなか貧熟の話は面白いテーマだとは
思っているんですけど。
本当に反省することが多くないですか?
貧熟の概念を頭に取り入れてから。そうですね。
ドリンカーとしての
貧熟、僕の理解なんで
もっと上があるかもしれないという前提で言うんですが
貧熟理解ステージというのがあって
貧熟を理解していない状態というのと
貧熟を
感じられて、意図的に貧熟を
考慮して飲む時代。要はこれは貧熟
されているのではなくて低点観測をしていて
貧熟を知ると。次は貧熟を考える
という風ですね。これ貧熟したらどうなるんだろうなーって。
その次が貧熟を考慮して味わえるようになっちゃう
っていう。バッチバチに固いのにこれめっちゃうまいじゃないですかって言って
そうそうそうそう。というような
貧熟のステージっていうのはドリンカーサイドの貧熟
ステージってのがあると思うんです。ラニングクルーガーではなかった。
ラニングクルーガーの結果
ちょっと超えちゃうんですね。超えちゃうんですよね。
でもいらっしゃいますよねそういう方。いやマジで多いですよ。本当に。
なんでよく
本当にプロの飲み手というかもう僕らを遥かに上回る
超一流な方々がですね。これうまいよって言って
えーってなってる時の大半はですね。その貧熟のステージの
最終段階に達してるんですよね。もう貧熟を経験すぎて
貧熟を触れる前から
貧熟をガジラでババーンと連想してこれうまいじゃん
みたいな。これは絶対買っておいた方がいい。
しかももううまいなんですねそこの時点で。その時点でうまいそうなんですよ。
で僕はそこまでのステージにはまだ行けてないので
これ飲んだらうまくなるでしょうという風な仮説の段階なんですね。
そこでこれは飲んだら美味しくなるだろうから
買おうかなとか。これ先はちょっとあれだろうなみたいな感じで
躊躇するとかっていう感じになるんですけども
その域にまだ行けてないですね。
なかなか見続きましいですよね。
僕もなんかちょっとあれはすごいなと思います。
貧熟のステージっていうところですね。で別に
最終ステージまで行った方がいいと言ってるわけではなくてですね
たださっきの雄楽町の話は
非常に資産に富むところだと思って
今の話を僕なりに引用して再解釈するんですけども
やっぱり点で見るのはもったいないと思うんですよ。
そうですね本当にそうなんですよ。
点で見るのもったいないのでやっぱ線で見ることによって
貧熟っていう概念を知り
そうすると一個のウイスキーでも
いろんな楽しみ方ができるので
それがウイスキーの醍醐味の一つだと思うんですよね。
そうですね。
ビールとかだったら、ビールの熟成もありますけど
熟成しないバーレンワインとかじゃないような
例えばIPAとかってその時飲んで終わりじゃないですか。
今飲んでうまいも、それは大事なんですよウイスキー界隈も。
今飲んでうまい、開けてすぐうまいが大事だよねって決まって
それはおっしゃる通りだと思うんですけども
線で味わうってものもあるよねっていうのはやっぱり
両方尊重するってのはやっぱ大事かなと思ってまして
その通りですね。
で、それが特に
何て言うんでしょう、そういうウイスキーの面白さの一つだと思うので
線で飲む、瓶塾を考慮して飲むってことは
もしこの放送聞いてらっしゃる方で
やってない方がいたらぜひ一回やってほしいなという風に
思いますね。 そうですね、なかなか
どうしても実際10年置いたものを
じゃあどう飲むかってなってくると10年置くしかないので
なかなか難しいんですけれど
ただそういったものは
僕も考慮というかですね、ちょっと頭の片隅に留めて
おいてもらいたいなとは思いますね。 なんか飲み方指南みたいな
ことをするつもりはないんですけれど
まず点で味わうっていうのはとても重要なことだと思うんですよ。
点で味わうところからがやっぱ全ての始まりですからね。
今どうだったかってやっぱすごく大事ですよね。
それをですね、ちょっと
線分みたいな状態、線の一部分みたいな状態にして
飲むのは比較的簡単で、どういうことかというと
ボトルを買って開けて飲めばいいんですね。そうすると
そのボトルが減っていく中で、おそらく摂れる香味だったりとかっていうのに
注意して飲むとですね、ボトルをゆっくりゆっくり
減らしていく中でも、そのボトルのネック部分の時の味わいと
瓶底近くの味わい、摂れる香味が全然違う
ってことはおそらく割と簡単に体験することができると思うんですよ。
それでまあその線で、今ダイアリーさんが言ったみたいに
線で飲むっていうことに対する、まあ要は準備段階が終わるみたいな状態になりますね。
で、もし複数本ボトルが買えたりとか
何かしらの機会があって、その
何年後かに同じボトルを飲む機会がもしあるんであれば
その時の記憶だったり経験だったりとかっていうのを元に
味わってみると、また全然違う視点がそこに生まれたり
するんですね。で、瓶塾はやっぱりそういったことができ、そういったことを
するためのウイスキーの、まあ飲み手としてのですね
すごい楽しみ方のうちの一つになるので
それまさに人の一生を見るっていうような、僕はそれは本当に上手いまとめだなと思うんですけれど
このようにですね、本当に
多分どこかで、その最初の若い段階から
ピークを迎えて、どこかでその遮陽に落ちる
の瞬間も見ることになると思うんですよ。
なかなかですね、結構一つのお酒を飲みながら
そこまでいろんな、なんて言うんでしょう
体験ができるっていうのは結構得難いので。
いや本当そうですよね。ぜひ、まあ誤解を恐れず言うと
ダメになったウイスキーもぜひ飲んでほしい。
飲んでみてほしいですね。あの無理やりダメにする必要って
無理やりダメにする方法はあるんですけど、無理やりダメにしなくていいんで
本当にダメになったウイスキー、まあ多分たくさん飲んでると
絶対どっかで飲むんですけどね。はい。ただなんかいろいろと
そういったようなスパンで楽しめるんだな
ぐらいに、仮になんか貧熟なんて
時間のかかることやってられんと思った場合でもですね、ちょっとやって
いただくといいんじゃないかな。まあそういった楽しみもあるんだよぐらい
あるんだってぐらいの感じでとりあえず思って
ボトル1本抱えて飲むぐらいから始めると
面白いと思いますね。思いますね。で
あの、まあそこで
ちょっとしたテクニックみたいなシーンになってくるかなと思うんですけども
まあいくつかその
飲み方のコツってのがありまして
言ってですね、こういきなり
10年待ちましょうでボトル1本買うって
それがもういや、それは違うボトルじゃないか
とかってあるわけですよ。ありますあります。
なので、まあいくつかちょっとシナをですね、出したいと思うんですけども
お願いします。一つは
加水ボトルと加速ストレングスボトルで味わいの変化が
違うということですね。そうですね。で、壊れやすい
加速しやすい加速しにくいボトルってなって一般的に
加水ボトルの方が
開きやすく壊れやすいです。そうですね。
向かいやすく足が速いみたいな。なので、加水の方が
早く味わいたいのは加水から行くべきだと思います。
そうですね。で、これは面白いことにですね
度数落ちの加速ストレングスと
それより高度数の加水だった場合
通常加水の方が早く変化します。それは
僕も思いますね。思いますよね。ここは多分皆さん思うところなので
基本的には度数も大事ですけども
加速ストレングスかどうかっていうのが大事になってくると思います。
で、これはおそらくその水分子との
なんとかクラスター分子みたいのがおそらく
いわゆるワンデルワールス力ではない
いわゆる水素結合的な感じのやつですよね。
水分子の配合をするみたいなやつですね。
多分クラスターみたいなものができてるんだと
勝手に想像するんですが、それがおそらく
直前で加水されるのと
結局加速エントリーの部分、要は樽詰めされる部分で
加水はされてるはずなので絶対水は入ってるんですよ。
ですけども早く水を入れた場合と
ボドリング直前に水を入れた場合で変化は全然違うだろうと
いうことなのかなというふうに僕は解釈してます。
だから最近カノスケが出したボトルに
ゆっくり加水するっていう技術があったと思うんですが
新しい、そろそろ出るんでしたっけ、今年の
限定版のカノスケに商品説明は確か
加水ゆっくりしてるんですよね。ゆっくり加水すると美味しい
っていうのが最近カノスケで言われてまして
おそらくそれはこの話なんじゃないかなと思うんですよね。
ちょっと面白いトピックです。
これと関連するんですけども
じゃあこのボトル開くの開かないのっていうのを
飲んでて確かめるときに2つやり方あると思うんですよ。
はいはい。教えてください。
置いておく。30分放置してくださいってパターンと
加水するってパターンあるじゃないですか。
そうですね。本当にその通りですね。
で、個人的な意見としては
加水の方が変化量が大きいです。
そうですね。
1滴加水と30分放置だったら1滴加水の方が抜群に変化します。
香味の開きだったりは本当に早くやるので
加水は本当に今話に出たみたいに
1滴とかそういうレベルでやる必要があるんで
入れすぎるともうただの薄い水割になっちゃうので
そこはちょっと難しいんですけどね。本当に1滴で
1滴、本当にもう1滴2滴ぐらいです。
なのでどちらにしても
大きな変化は加水は伴うんですけども
まあこれは一般化するほど
種類を大きくしていいのかちょっと分からないんですが
少なくともその瓶塾の先を見る上では
加水の方が分かりやすいと思いますね。
確かに。
1時間置いたらどうこうって結構味変わっちゃうんですよね。
今言ってることは結構
しっさに富む話だなと思って。
そうなんですよ。瓶塾っていうのはやっぱり
数年スパンっていう長いスパンを
置いておくことによって味わいが
その時の姿がどうなるかっていうのを想像しなきゃいけないわけですけど
30分とか時間をかけて何も手を組まないで
グラスに注いで放置しておくだけでも確かに変化はするんですけど
変化の幅があんまり大きくないんですよね。
加水すると正直言うと
変化の幅は大きいんですが逆に言うと変化の幅は
不可逆な変化になるんですよ。元に戻らない変化になるの
なってしまうことは欠点ではあるんですが
その分かなり先のところまで見せてくれるなというか
そうじゃないと出てこなかった成分
みたいなものの片鱗を感じやすいなっていうのはちょっと思いますね。
やっぱそうなりますよね。
なので結構
加水するだけでも線は見れるんですよね。
そうですね。確かに。
ちょっと話を突き進みますが
誤解を恐れず言うと
じゃあ瓶塾に適したボトル
要は今固いけどその先飲んだら
うまいよねっていう風になってそうなボトルと
開けて今うまいよねのボトルの区別ってどうなんだ
みたいなことあると思うんですよ。まあそうですね。例えばロホロモンドは
基本的に瓶塾は多少あるとは思うんですけども
ちょっと違うだろうと思いません?
思います思います。思います思いますとかってすごい軽く言いましたけど
ごめんなさい思ってますよ。とあるじゃないですか
なんとなくそこは思うじゃないですか経験してて。そうですね。
もう一言で言うならこれは
何ももらってないですが
ある企業のことを言うと案件でもなんでもないんですけども
モルトヤマボトルですね。はもう瓶塾前提
ですよね基本的に。
本当にこれは言ってもいいんですけど
モルトヤマボトルはマジでそうです。確かにな。
そうだな。過去には何個か例外はありますが
基本的に今市場で買えるボトルと多分これからも売られる
ボトルの99%くらいは瓶塾
前提ですよね。ちょっとその傾向ありますね。
なんていうかそれが言い場良し悪しじゃないんですけど
でも分からないです。本当に瓶塾したけど
…みたいなボトルである可能性もあるんですよもちろん。分からない。
予想しながら出してるわけですから。
はい。ただちょっとモルトヤマの
ボトルに関しては、今改めて昔のモルトヤマのボトル飲んだりとかすると
明らかに美味しくなってるなみたいなものは多いんで
確かにモルトヤマはそうだな。
モルトヤマは一つそうなんですよね。
まさかここでモルトヤマの名前が出てくると。でも一番分かりやすいです。
再現性があるというか。下野さんがそういう人じゃないですか。
確かにそうなんですよね。
またちょっとこれも話ずれるんですけども、逆に
置いとくと良くないよねみたいなボトルもあるわけですよ。ロコロモだと
意外と大丈夫だな気もするんですけども
例えばその瓶塾させすぎが失敗するパターンっていうのは
結構たまにあってですね。
開けたてからもう今がピークだよね。これすぐ飲まないとダメじゃんみたいな
ボトルってあるんですよね。そうですね。
僕も何本も自分のボトルで経験してますけども
これを特に問題なのは
オールドとかなんですよね。
オールドで何か加水変えた時に
もうこれダメじゃんってやつとまだまだいけるじゃんみたいのがあってですね。
瓶塾され尽くした
ピークのやつが飲めるパターンもあれば瓶塾もピークも
過ぎちゃいましたみたいなボトルがあるので。そういうのも
加味してボトルを買わなきゃいけないんですよね。
オールドボトルについて言うと特に
もうこれはリリースから10年経つぐらいから
ポチポチ出始めるんですけど
シングル加速だけど度数落ちの
ものですね。
熟成が比較的長くてプラスな香味を持っているような
当時からそういうタイプのものですね。
当時ちょっと硬いけど熟成が長い
熟成長くて当時比較的硬い
みたいなもの。度数落ちのものですね。
度数が50%下回っているみたいな感じの
46、47とか42とかでもいいですけど
そういうシングル加速はうまく保管
しておくとですね
10年ぐらい経って開けるとものすごいいい香りがするんですよまず。
飲むとめちゃめちゃ美味しいんですが
その日のうちに飲んだほうがいいです。
なるほど。これがですねすごく足が速いんですよ。
もう閃光花火のような勢いで開けたて直後が
死ぬほど美味しいんですね。本当に1日とか
置いてしまうとそのあの時のあれは夢だったんじゃないかと思うぐらい
香味が落ち着いてしまっていて元に戻らないんですよね。
そういう体験をですね僕は何回かしてまして
そういう体験を以前していた小先輩方にも同じようなことを言われてですね。
これは本当に
開けたてが一番うまいパターンっていう
ものはあるので。
多分そのパターンだとおそらく
長持ちさせたいのは窒素充填低温管理
とかやって数日伸びるかとかそんなパターンかもしれません。
本当にそういうパターンだと思います。延命させきる
もう本当に開けたてが非常に美味しいけど延命は
もうなかなかできないみたいな感じ。
本当は一応貧熟させたボトルの状態として理想なのは
開けたてももちろん美味しいんですけどそこからさらに香味の変化がある
みたいな状態であってほしいわけですよ。
何年も置いたのであれば。それが急激に進んでしまうパターンです。
本当に特に古いウォールドとかだとそれが本当にあるので。
それで言うとですね、古いウォールドって一袋にしてますけども
実は蒸留所というか酒の出質の傾向によってだいぶ違うじゃないですか。
そうですね。
これを測るいい方法が一個あってですね。
測るっていうのはちょっと語弊があると言いますか、
知る、勉強するっていう方がいいかもしれませんね。
長持ちするウォールドって何なんだって知るとめちゃくちゃいい方法があるんですよ。
キャンベルに行くことです。
どういうことかというとですね、
キャンベルに行って、例えば5,6杯とか10杯とかで飲むとですね、
原稿とウォールドの折りを混ぜてくるじゃないですか。
そうですね。
最初の頃だいたい加水のウォールド出してくること多いじゃないですか。
それ長持ちするやつなんですよ。
なるほど。
中村さんに聞けってことですね。
聞くといいと思うんですけど聞かなくてもいいです。
あそこに置いてあるウォールド加水で擦られてるやつはだいたい長持ちするんですよ。
確かに。
言っていいのかどうか分かんないですけど。
確かに。
これそうなんですよ。
そうですね。
ウォールドのしみじみとしたやつを飲ませたいなと思って、
しっかりとそういうものをわざと置いてるんですよ、あそこには。
そうですよね。
で、その時にリスクが高いものを置かないんですよ。
なのでリスクが高いものを置く場合もこれはいいよってやつしか置かないんで、
基本的に確率論としても仕入れの理論からしてもですね、
基本的に長持ちするやつ、要は壊れにくいボトルが置かれてます。
置かれてますね。
何が置かれてるかは実際に店に行って何が置かれてるかその目で確かめてきてください。
そっちのほうが確かにいいですね。
で、眺めてピンとこなかったら車で何回も通ってください。
そしたら大体、あ、なるほど、80年代スキャパだなとかさ。
ワッシュボールみたいな感じになってますが。
でもそれはそうやって勉強していくんですよ。
そういうものだと思ってます。
で、それを何が言いたいかというとですね、
やっぱそれぐらいの解像度は最低限必要なんですよね。
こういう貧熟を触れるときの、特にオールドな扱いっていうのは。
そういう面倒くさいんですよ、言ってしまうと。
実際、本当にもう歯に気抜きせずに言うと、
貧熟に語るのは正直言うと結構応用編なんですよね。
かなりの応用編で、一挙一縮にあれがこうでこれがこうみたいな感じじゃないので、
バーボンカスクの香味はオレンジとかバニラとかが多いよとか、
シェリーカスクで熟成されたウイスキーはレーズンとかプラムみたいな香りがするよ、みたいなですね。
そういう話じゃないんですよね。
もうちょっとそこがどんどん分かりやすくないので、
確かに、知ってる人の方に行って勉強するのが一番いいのは間違いないです。
なので、そういうボトルをいろいろ飲んでいただきたいなと思います。
そうですね。
僕の感覚とかで言うとですね、
1個だけモーラー的に言うというよりは1個チプスの今ツキャパって出ましたけど、
もう1個逆に何か失敗しやすいなってボトルで言うと僕スプリングバンクですね。
ごめんなさい間違えました。ハイランドパークです。
びっくりした。ちょっと分かりますね。
僕は失敗しやすいボトル。
加水のハイランドパークは壊れやすいですね。
僕の中で。いいやつもあるんですけども、
ちょっとこう40度とかのやつはですね、
多分リンクウッドとかスキャッパとかに比べて壊れている率が高いイメージがあるんですよ。
そうですか。オールドのハイランドパーク結構好きですよね。
マルビンの時のハイランドパークとかでも結構壊れないと思うんですが。
大丈夫なやつはたまに大丈夫なんですけども、
なんか足が速い気がしますね、だんとなく。
なるほど。
僕がたまたま飲んだボトルがハズレが多かったのかもしれませんけども。
まあそういう、うまいものもあるんですよ。
そうですね。難しいとこですね。
蒸留所で絞るのは結構僕難しいなと思ってて。
逆に言うと例えばラフロイグとかアイラ系はですね結構
過水でも意外と大丈夫ですよね。
意味はあるんですよね。ピートはいないだと言われる
ゆえんの一つなのかもしれないですけど。
あとマッカランとかも大丈夫じゃないですか。
マッカランもまあそうですね。
やっぱああいう出質がもともと太いのは大丈夫じゃないかなと思うんですけど。
というので僕はハイパーは割と失敗した経験がたまたまだと思うんですけど
多かったのでちょっと上げたんですけども。
これ異論あると思うんですよね。
はい。
異論は全然。
というかあれですね。
ビン塾にこれも相当異論あると思うんですけど。
僕は40度過水のブレンデットは早く飲んであげた方がいいかなと思うタイプ。
いやーでも意外とグレンってね大丈夫なんじゃないかなと思うこともあるんですよね。
でも美味しいブレンデット山のようにあるんで。
意外とグレン大丈夫じゃないかと。
グレンが入っていることによって安定するっていうところもあるんで
意外と難しいなと思ったりすることはあるんですけども。
確かに今みたいなこの何の蒸留素だったりどんなボトルだったりいったって言われると
一気に我々の解像度も下がってきますね。
そうなんですよ。
本当に。
結構こういうことがあるんですよね。
そうなんですよね。
というのでこの話っていうのは正直僕らも試されてるところあるんです。
絶対めっちゃ試されてると思います。
なのでだからこそ積み隠さず言うっていうのはあると思うので
ちょっと何というか考えると言いますか
少しずつ話を掘り下げていければいいのかなと思いますし
具体的にああじゃなきゃいけない、こうじゃいけないってことでなく
結構個体差が激しいところであると思うので
なかなか理論的に体系化しにくいところであるんですけども。
そういうところそうですね。