ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーのつながりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックなの見た2人が、
普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、昨今のウイスキーについて自由気をままに語る番組です。
ということで今回もよろしくお願いいたします。ウイスキーラバーズダイアリーです。
はい、よろしくお願いします。Drinkers Loungeです。
今回は前回に引き続き、モルトヤマさんのボトルをちょっと紹介すると。
ボトルサンプルをいただきましたので、それについてテイスティングしながら個人の感想を言い合うという感じにしたいと思います。
前回に引き続き、買いか買いではないかとかですね。
そうですね。
食べ分も汚く言ってこないみたいな感じになっていますね。
モルトヤマさんはだいぶ前に下野さんがお越しくださったので、概要は省略しますが、
坂屋さんで昔から2人とも親交があるというところですね。
そうなんですね。
自由気ままにPodcastネタを提供してくださった下野さんにありがとうございますと。
深い感謝の意を表しつつ、始めていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
それでは今回は4つサンプルいただいて、そのうちの後半の2つというところで、
グレンファークラスからいきますか、それともダフタウンからいきますか。
いや、グレンファークラスからがいいかなと。
わかりました。
じゃあグレンファークラスからいきますね。
グレンファークラスはファストシェリーで2009年の上流ですね。
タイミングがちょっとずれたようですけども、
マザーズさんの30周年でもあり、
京都ファイン&スピリッツさんとのジョイントボトルというところで、
マザーズさんは30周年ということになってまして、
もう31年くらい経つんですが、
何を隠そう、私がウイスキーを学んだバーはマザーズさんでございます。
そうなんですよね。
ブログにはいろいろとマザーズさんとの関わりというか、
いろいろ書かせてもらいましたけども、
何というか考え深いと言いますか、
金沢のバー文化ってどこを起点にするかというのはありませんが、
例えば、マクリーハニッシュさんという方は、
キャンベルタウン・ロフホの中村さんの前の職場の後輩に当たる方だったりでしたから。
そうなんですね。
マザーズさんとか下野さんは、
特に2010年代に足しげくキャンベルタウン・ロフホに通って、
モルトの研鑽を積んでいって、
今に至るという流れになっているので、
結構東京の流れを組んでいる地域なんですね。
なので、金沢のそういうモルトをガンガンやっている人たちというのがですね。
私もキャンベルはよく行きます。
マザーズさんから知ってキャンベル行きなさいというふうに言われて行ったという経緯がありますし、
ハリーズさんなんかも下野さんや、
T&Tのお二人ですね、稲垣さんなどの系風というのはあるので、
キャンベルタウン・ロフホさんとの流れは結構強いんですが、
そういうところでマザーズさんと下野さんがジョイントするというのは、
今回初めてではないんですけども、
感慨深いなと思いますし、
あとはマザーズで有名なシューマイですね。
そうですね。
シューマイをラベルに入れているというところの、
本にもブログというか商品説明のところで遊び心あるラベルにさせていただきましたみたいなこと書いてますけれども。
はい。
というところで、
なんかこう客観的な評価というのがしにくいというか。
なるほど。
なんかそこらへんは、
あれこれってこうだよねって、
僕なんか何か忖度なしでちゃんと評価してるのかなみたいなのを、
自分に問いかけながらテイスティングノートを書いたというところでございます。
はい。
ダイアリーはもう既にブログにテイスティングノート書かれておりまして、
僕も今ちょうど飲み始めたところではあるんですけれど、
一旦ですね、今回はちょっと先にというかちょっと飲んで、
短い時間ではありますがささっとテイスティングノートを書いてありますこれに関しては。
なのでちょっとそれも参考に、参考にというか自分で書いたものなんですけど、
参考にしながら飲んでいこうかなと思いますね。
ダイアリーさんのやつは既に書いてあるやつなので、
僕がどんな感じなのかってことを前回に引き続き同じような感じでやっていこうかなと思うんですけど、
まずですね、香りたちが非常にしっかりしています。
すごくわかりやすいシェリー香とシェリーのタルコーをまずしっかり感じられるんですよね。
非常にシェリーのタルコーが非常に複雑で、かつ良質です。
この良質ってのはどういうことかというと、シェリー香というのはですね、
ややもするとネガティブな要素っていうのが香りの段階で出やすいボトルだと僕は思うんですね。
バーボンダルに比べるとです。
バーボンダルも非常に強いとセメダインだったりとか、
強すぎてあまりにも支配的すぎるっていうやつで、
グッキーが強すぎて他の香味を潰しちゃうっていうようなことも、
これ言うのですけれども、シェリーの場合だといわゆるサルファリと言われている個性だったりとか、
あとは焼煙香や火薬って言われているような個性っていうのが、
ややもすると香りの段階でわかってしまうことがあるんですが、
まずそれは全然ないですね。
そうですね。
サルファリや火薬というのはですね、好き嫌いとかではなくて、
好き嫌いは全然あっていいと思うんですけど、
僕は個人的にそういった香りはですね、
それが強すぎてしまうと他の香味を、繊細な香味を潰してしまうという部分がありまして、
それをもって強すぎるサルファリや強すぎる火薬というのは基本的にネガティブでとるんですね。
まずそういったものが一切ないです。
すごく良質なシェリー香でかつては非常に力強く香ってくるっていうところがありますね。
そういった中で農事を進めていくとですね、
そういった意味でウッディナスもしっかりしてるんですけれども、
個人的にはまず枝付きのレーズン、あとザクロ、それからしっかりとしたベリー缶ですね。
それに本当にブドウ畑そのものを思わせるような、土やそういったものとかも含めた複雑な香味を割としっかり感じるんですよ。
飲むとですね、まずそういった香りの要素をまず全面的にしっかり引き継いで、
遅れてカカオが出てくるんですよね。
あとプルーン、レーズンも少し含んだような複雑なプルーン感が出てきて、出てくるわけですね。
非常にそういった意味でボディもめっちゃ厚いです。
そのまま余韻に移行するわけなんですけど、移行する際にはカカオの要素は引き継ぐ感じですね。
樽感としては、樽感というか度数がやっぱりちょっと高いので、
味わいの段階でそれがボディに直結はしてるんですけれども、やっぱりドライでスパイシーな余韻にはなります。
結構しっかりめに終電も感じられて、そういった意味で非常にドライでスパイシーな長い余韻っていう感じになるわけですね。
ちなみにこのボトルは非常にいいボトルだと思います、僕。
これは本当に忖度抜きで、
やっぱそう思いますよね。
0級なので、熟成年数と14年になりますよね。
度数も61.6度と非常に高いんですけれども、
そういった細かいスペックは抜きにしてですね、やっぱりグレオファークラスとしての格が高いです、純粋に。
割とベタボメなんですけど、これはベタボメして良いだろうと。
個人的には本当に思いますね。
非常に良いシェリーカスクのシングルモードとして、非常に格が高いというか、出来の良いというかですね、
特にその近年系のシェリーですね。
これダイアリーさんも多分ブログで書いてたんじゃないかと思うんですけど、
プルン系で近年のスパニッシュオークの感覚っていうところっていう意味ですかね。
そうですね。
本当に何かそれの本当にど真ん中と非常に、
このボトルを評価しないのであれば近年の良質なスパニッシュオークのシェリー感を評価しないと言い切っても良いくらい、
スパニッシュオークシェリーの王道行く味わいですと書いてある。
そうですね。
全く同意見ですね。
これは良いですよね。
これは非常に良いです。
結構感動しますね。
言っちゃあれですけど、下手な有名なPBで出てても損職ないというか。
全然損職ないですね。
むしろこういうの出てくれるぐらいな感じですね。
これは本当に。
なんというか例えば我々HoopメンバーなんでHoopの和紙とか全然ありですよね。
全然ある。
ポンと12月にファークラスひとピースに出しますってこれ出て、
いいじゃんいいじゃんっていうのと同レベルだと思います。
わーいわーいってみんなが3の3本くらい使うやつですね。
っていうのでそのレベルだと思ってしまったのでちょっと動揺したんですよ。
地元の身近なバーがこんな良い樽を詰めてますよねみたいな。
これすごい良いですよね。
非常にシングルモルトとして何回も言ってしまって恐縮なんですが格が高いです。
そういった意味で当たり前のようにこれを買い一泊ですね。
明けたてはもうちょっとスパイシーが目立つかなっていうので、
ドリエルさんの中で何回か飲んだとおっしゃってましたけども、
サンプルと他のところの飲み比べして変わらなかったですか?それとも
明けたてを飲んでないのでそれほど変わる印象はない。
グラスの形状で、僕今家で飲んでるわけなんですけど、
家だとか馬鹿の人通り的な感じでグレーンケアンを使ってしまっているんですけれど、
非常に香味取りやすいというかですね、非常に良い香味ですね。
僕は個人的には香りでテイスティングノートをしっかり取ってしまうんですよ。
これは個人的な感覚にあってしまうんですが、
シェリーのタルカンが非常に良いボトルに関しては香味がですね、
味わいだったりとか余韻とかで新しく追加されるというよりは、
香りにある香味ですね。香りにある香味の要素の強弱が変わってくるというような印象を持ってまして、
僕だと例えば香りだと、やっぱり枝付きレーズンですね。
この枝付きレーズンというのはどういうことかというとですね、
クリリンさんという有名なブロガーの方が使っていた表現なんですけど、
ただのレーズンじゃなくて枝付きなのは、レーズンの凝縮感が強いものに関して僕は枝付きと使っているって言われて、
確かにそれ分かりやすいなと思ってまくってるんですけど、僕が。
そんなわけでですね、要は凝縮感のあるタイプのレーズンということです。
結局それがより強くなってくるとプルーンとかになってくるわけなんですけど、
そういったしっかりとしたレーズン、分かりやすい本当にシェリーじゃないと出てこないタイプの香味から始まって、
僕はザクロだったりベリーだったりとか。
あと、ブドウ畑っていう表現に関しては、僕は非常に複合的な表現として使うんですね。
変な話、枝付きレーズンとの凝縮感とかっていうよりも、
本当にブドウ畑にフッと足を踏み入れたとき、夏場のブドウ畑ですね。
踏み入れた際のですね、本当にふかふかとした木の感じだったりとか、
青々と茂る緑の葉っぱとかに乗って甘い香りがするわけじゃないですか。
その感じだったりとか、表現としてブドウ畑とか、黒土とかですね。
別にブドウ畑は常に黒土なわけじゃないんですけれど、黒土とか土っぽいとかですね。
そういうのと合わせて使うんですけれど、
そういった要は良質なシェリー感だと出てきやすい、個人的には出てきやすいワーディングを余裕で使えてしまうという。
なるほど。
僕は飲んだ後にですね、カカオ感だったりとかチョコレート感があったんですけど、
1回飲んでからですね、もう1回香りに立ち返ると、香りの中に遅れて感じられたカカオ感だったりとかプルーン感っていうのはですね、あることに気が付けるんですよ。
そういった1杯の灰をゆっくりゆっくり飲んでいると、香りの中にですね、もうすでに香り味わい要因とですね、
その全体を通定するような要素がすべて含まれているというようにですね、感じられる。
こういった守備感しつつ、かつレベルの高いモルトはですね、なんていうか、おいしくないわけがないというかですね、
非常に、このシェリーだとよくある、シェリーだとバーモンダルの熟成のウイスキーよりはですね、
シェリーカスクのウイスキーにある、本当になんていうか、得がたい魅力だと思うんですけれど、本当にいいボトルですね。
非常にいいボトルです。
僕は言葉の使い方がちょっと違うんですが、多分書いてることはそんなに変わらなくって、
プルーンは同じですよね。中心の低いタイプのブドウ缶だとプルーンって書いてますよね。
そうですよね。凝縮感があって、中心の低いブドウ缶。
多分ザクロっておっしゃってたのは、僕はワイン好き系、コンポートとかって書いてます。
そうですね。
シェリーかヨーナシーが多いですけど、この場合はちょっとエステリー感もあるので、ヨーナシーって書いてあるとか、
あとドライフルーツ、噛んだときに口腔とか鼻に、鼻腔に広がるような感じっていうので書いたりしますね。
なので、ちょっと言葉は違いますけど、多分言ってることは同じですかね。
土っぽさっていうのは、僕はシナモンとかクローブっていうスパイス系で表すことも結構あるので。
そうですね。僕、さっき言ったとこにないんですけど、このボトルのスパイシーさは、やっぱりそういった甘いニュアンスを伴うシナモンやクローブっていうような感じのスパイス感ですよね。本当にまさに。
土っぽいってなると、バンクとかのPTってアーシーなニュアンスっていうと、混同してしまう恐れがあって。
なるほど。
重心の低くないような土っぽいニュアンスは、僕クローブとかシナモンっていうのをよく使うんですよね。
なるほど。確かに僕、黒土とかって。
多分。
そこですね。
そうなんですよね。そこのところの言葉の使い方の違いはありますけど、多分ニュアンスとしてはほぼ同じっていうところと。
あと僕はよくシェリーに、こういう大学系のシェリーに、甘納豆とか蜜豆とかを書くことが多いので。
いや、でもそれは言われて納得感のあるワーディングですね。
砂糖で煮たような豆のちょっとこうえぐみとは言わないですけど、そういうちょっと下に残るような感じを含めたのは、僕は甘納豆とか蜜豆っていうようなニュアンス、言葉、ワードチョイスをするので、そこら辺は人によって違いますよね。
下に残る感じとかも含めて確かに、僕言われてみると全然想像に安いというか、イメージしやすいですね。
なぜか僕今回は香りはミルクチョコレートって書いてて、味はダーク系の板チョコって書いてある。何で書いたのか今となったらよく覚えてないんですけど。
香りはミルクチョコレートに感じたんでしょうけど、飲んだらビターだったんでしょうね。
やっぱしっかりとウッディナスが乗ってて、しかもそれが全く嫌味じゃないので。そういった点も非常に秀逸なボトルですね。
そうですね。非常に良いボトルでした。
非常に良いボトルです。
なんか最初に今言ったらあれですけど、こうつけがたいボトル結構あるんですが、4種類の中で1個選べたらやっぱこれになっちゃいますかね。
そうですね。完全にこれですね。まずこれ買ってっていう感じですね。
飲んで買えるとか、ゆっくり買えるっていうのは本当に、なかなかないので。
売る側としてはさっさと売れてほしいのかもしれないですけど。
これは本当に失礼なことを言うつもりではないんですけれども、前置きをさせていただくんですが、
例えばですね、これがさっき言ったようなフープのボトルとしてリリースされたりとか、他のちょっと日本の有名な酒屋さんとかですね。
これからリリースされたりとかしてたら、たぶん瞬殺だっただろうっていうぐらいレベル高いです、これ。
正直そのレベルだと。
まだ買えるのは割とびっくりしますね。本当にこれは結構びっくりです、これ。
それぐらいだっていうのを言いたいですね。皆さんカレットまでは言いませんから飲んでみてほしいです。
いや本当ですね。これはとりあえず1回、少なくとも都内であればですね、飲めるはずですし。
神奈川ではですね、マザーズさんありますので絶対に飲めますし。
興味あるバーは入れてほしいです、これは。
入れてほしいですね。これは変なのに、入れてほしいですし、個人のお見手であればこれは買っても全然後悔しないタイプのお酒なので。
これは本当に良いボトルです。本当に今まできちっと訂正ノート書けなかったことをちょっとお詫びしたいぐらい非常に良いボトルですね。
そういうことなんですね。
はい。なのでこれだから取ろうと思えば本当にいろんな好みが取れるんですね。なので、僕はですね、その当時の書いたのはですね、まずクリーミーさのあるバクがと書いてですね、長期熟成を感じさせる様々な好みが溶けたような熟成感と書いて、後に水溶きの蜂蜜、スイカ、カスタードクリーム、バニラビーンズ、ミックスナッツの香ばしさも書いてありますね。
柑橘、ほんのりとオールド感。だからあれですね、結構放棄してますね、やっぱり。ほんのりでオールド感とかっていうのも、オールド感とかいうのもですね、割とこれ以上細かく、要はメッシュを細かくするのをやめようっていう時に使うんですよね。
なので、もう少しというか、より分析的にテイスティングをするのであればですね、例えば、本当にスイカはありますし、カスタードクリームはあるし、バニラビーンズはありますし、ミックスナッツの香ばしさとかあると僕は個人的に感じるんですね。柑橘とかも。
オレンジ、オレンジマーマレードとか、甘い感じ。蜂蜜レモンとかですね。あとは、綺麗な幕画の熟成感ですね。あとアプリコットとか。そうなんですよね。言われたら、ああ、それありますねってなっちゃうんですけど。
だからダイアリーさんが、今僕が言ったようなやつじゃない言葉を言ったとしても、ああ、それありますねって多分僕は予言しますって言うと思います。
僕実はそんなにこれちゃんとテイスティングコメント、実はそんなに書いてなくてですね、ブログにも書いてないんですけども、感覚としては逆にですね、僕これの良さっていうのは余計な香味がないことがいいと思ってるんです。
なるほど。こんだけ長熟だとネガティブな香味が結構出るはずなのに、それがないっていうとこからスタートしてます。まずウッディーさとか酸っぱい感じ、木のニュアンス、ウッディーのニュアンスっていうのはどれぐらい出てきて、その中でどんだけフルーティーがあるかって、そのバランス感を僕は重視するんですね、こういうタイプの場合は。
で、その中ですごくわかりますね。
例えば、蜂蜜や、僕はバターサンドって言いましたけども、そういう時に僕がやっちゃうのは複数の香味があるような何かのものをもう書いてしまって、それで察しろみたいな書き方をしますね。
はいはいはい。気持ちは同じですね。
バターサンドにある香味、本当は6つか7つぐらいあるかもしれないけど、バターサンドで通じてくれみたいな、そういう感じでごまかしちゃいますね。
僕も全く同じですね。
僕はそういう形でこれをごまかしました。なるポイントとしては、ウッディーかハーバルによるってパターンが多いんですけども、ゼロではないけどほとんどないっていう。
そう、ダフターンだと確かに本当にそれはあるなと思いますね。ウッディーかハーバルに酔っちゃうっていうのは。
それがただあんまり酔ってない、舌支えとして残ってるレベルで終わってるっていうのが、このボトルの良いとこなのかなと思ってまして。
そうですね。本当に、僕も本当にもうおっしゃる通り、完全同意見なんですけど、僕が最初に言ったあれですよね。
なんていうか、当たり前のように綺麗であるっていうことなんですね。それがいかに素晴らしいことかってことなんですね。
当たり前じゃないからなってやつなんですよね。
当たり前じゃないんだよって。もうさりげなくやりすぎてしまっている感じですね、本当に。
変な話、高いレストランに行って、フロアの方々の過不足ない都合を抑えた接客を受けたみたいな感じの、本当にそういう印象がありますね。
裏切ってこない感じがこれはありますね。
僕は本当これだからこそ好みに集中できるなと思っていて。
なるほど、そういう考えも確かにありますね。これは本当にいいですよね、そういう点で。
さすがになんていうか、やっぱりいろいろとご自身の結婚という本当に一切イベントだったと思います。
だと思うというか、一切イベントなのでさすがに。そういった中で本当に気合い入れて選んだんだなって。
そうですね。スキャパと同時に選んだってことですか。
何か書いて、サイトに書いてますもん。
TwitterGenXにつぶやいてるときに、下野孔明氏のモルト変力を詰め込んで原稿袋に落とし込んだような味わいとか書いてるんですけど。
そうかもしれないって、ちょっと思いました、自分の書いた文章読んで。
僕は思わなかったですけどね。
いや、これ美味しいじゃないですかっていうような。ダフタウンですけどっていうような。
これ美味しいですけど、下野さんっぽくないなと思いました。逆に結婚して変わったよっていうのを見せたいのかなって。
言ってますよね、それは。
詳細は伏せますけど、伏せんのかいって感じですけど。
結婚の前に選んだわけですから、その憶測は外れたわけですけども。
でもそういう何か変わったことを感じるというふうに僕はちょっと思いましたかね。
いや、そうじゃん。ヨウナシ、リンゴとか全然あるし。
木村さんもちょっと今見させていただいてるんですけど。
柑橘のヨウナシや蜂蜜かきのリンゴって、もうしっかりと複合的なワーディングになってるわけですけども、本当にその通りです。
しっかりそういったフルーツ感はもう余裕でありますよね。
極めてこなれたバッグが、本当そうですよ。
バターを塗ったトーストありますね。
少量の煮詰めたイチゴありますよね。
本当にそうなっちゃう。非常に複雑ですね。
熟成を減らないと絶対に出てこないタイプの蜂蜜を言えるかなと僕は思うんですけど。
唯一わかんないのはアンゼリカですね。
アンゼリカ確かに。アンゼリカは僕もわかんないんですけど。
アンゼリカはわかんないっす。
アンゼリカにあまり詳しくないから明るくないからってのなんですけど。
アンゼリカに書いて出てきますね。
そうなんですよね。
バクガトーとかよくわかります。僕、冷やし飴って書いてる気がするので。
でもそれはわかりますね。
レモン焼き冷やし飴と書いたので非常にわかります。
レモンを思わせるような甘酸っぱいというか、
さちみつレモンとか甘さと酸味のすごいいいバランス感ありますよね。
これが2010年代前半によくリリースされたボトルとかにありそうな感じで。
さすがに本当に美味しいです、これは。
なんというか、フワクラストの違いで言うと、
フワクラストは裏切られたという感がちょっとあって、
こっちはスペックの中での見える最高傑作ってこんな感じだよね、
の最高を言ってくれてる感じですか。
ありますね、本当そうですね。
フワクラストには驚きが、
こっちのガフタウンには本当に深い満足感と納得感みたいな感じがあるなとは思います。
フワクラストも非常に今のところ高いんですけれど、
さすがにこういう複雑さはやっぱりこれだけの熟成ヘラというか、
本当にいいボトル選んでくれたなと。
そうですね。
モルトヤマのPBですね。
何かちょっと売れてほしいなってボトルとか。
いや、変なのし、このガフタウン確かに高いんですよ。
税抜きで6万9,860円ですね、今サイト見てる感じだと、
税込みだと7万5,000円以上になっちゃうんですので、
多いそれと変えるかっていうとはそうでもないと思うんですけれど、
ガフタウンっていう蒸留所がまた非常に地味な蒸留所でして、
宿命的に地味。
僕が本当によく言うんですけど、宿命的に地味な蒸留所なんですけれど、
高いんでなかなか飲む機会もないかもしれないですし、
前のボトルなので、場合によっては売り切れちゃったりとかっていうのもあるかもしれないんですが、
バーって思うとすると、これは非常にいいボトルですね。
ボディの厚、爆画感がものすごく濃密に乗ってるとかではないんですけど、
そんなことはどうでもよくなるぐらいフルーティーかつ複雑で、
爆画感がじゃないかって言われたらそんなことなくて、しっかりあるんですよ。
本当にいいボトルです。
僕は長寿自体そんなに好きではないので、
好きではないって言い方ですよね。
そうなんですよね。
好きではあるんだけど、別にそんなに欲しいと思わないので、
そんな僕でも一応買ったって感じですかね。
僕結構熟成は魔法だと思っちゃってるタイプなんで、
ある程度の熟成感、30年までいかなくていいかもしれないですけど、
20何年とかになったぐらいの時じゃないと出てこないタイプの熟成感は結構愛しているところがあって、
熟成の愛が評価高くなりがちっていうのはあるんですけれども、
それを差し引いてもこれは非常にレベルの高いボトルだなとは思うので、
非常にいいと思いますね。
というわけで買ってしまったのであれなんですけど。
僕も買ってしまったのであれですけども。
本当にこれは非常にいいボトルですね。
そうですね。
結婚式に招待された人にご集結として先にご購入いただいて、
残ったボトルとかを一般市場に出せばいいんじゃないかなとかって、
今思えば改めて思っちゃいますね。
これ飲んで美味しくないっていう人は多分いないんですよ。
そうですね。ウイスキー好きなら一定の評価はあるはずですね。
絶対に一定の評価が出ますし、変な話言うて、
確かにダフタウンだからもうちょっとモルティー下がった方がいいかもっていう人はいるかもしれないですけれども、
そんなことは無視して、でもじゃあ美味しいか美味しくないかって言ったら、
これがさすがに美味しいよって話で一定の見解を得るはずのボトルなので。
そうですね。
その後は一般販売してもよかったかもしれないですね。
そこはいろいろあるかもしれませんけども。
でもただ逆に一般販売してくれたから僕なんか買えてるので、
本当にありがたさしかないんですけれど。
本当にこれは美味しいですね。4杯飲んだ中で一番美味しいのはどれかって言われたら、
僕は完全にこれではありますね。圧倒的にこれです。
さすがに香味の複雑さだったりとか、熟成感を経ないとないタイプの複雑な香味を愛している身としてはですね、
やっぱりさすがにこれが一番美味しいですね。
ちなみにやっぱり一番驚きというか感動。
心で揺さぶられたのはやっぱりファークラスなんですけど。
じゃあどっちがあなたが好きなのって言われたら僕はダフタンの方が好きではありますね。
そこはわかりますね。
性癖の問題になっていくかもしれないんで、こういうのは。
なるほど。僕は割とファークラスですかね。
ですよね。わかりますよ。
わかるんですよ。そのファークラスすごい良かったからな。
本当に今回のボトルに本当に良いボトルでしたね。
改めて、ダフタン本当に久しぶりに飲ませていただいたんですけど、
でも本当にもう何の文句もないですね。
こういった長時間、しかもダフタンであるというところも込みで。
僕は非常に良いです。
ダフタンを選んだっていう事実はかなり下野さんらしいですね。
らしいですよね。
マッザーズさんのファークラスの話が永遠にできるからってことで、
途中でぶった切るような形でこっちに行っちゃったんだよね。
あのマッザーズさんのボトルは今ほど注文したんですけど、
もう絶対買った方がいいですね。
そうですね。
買えないですね。
これをきっかけにみんな買ってくれたら本当にありがたい。
楽しいぐらいの僕でしたね。
確かにこれあまり話題になってない。
そうですね、それは思いますね。
不思議。不思議すぎる。
チャンスだな。ただのチャンスでしかない。
ちょっと不思議。
本当に良いボトルですよ。マッザーズさんのファークラス。
シモンさんの結婚のこのダフタウンは高いので、
とにかく6万円、7万円とかってなってきてしまうとですね。
下手すると旅行行って帰ってこれますし。
そうですね。どれも高いんですけれど。
そうですね。
でもウイスキーはどれも高いです、今は。
僕個人で言うのであれば、やっぱり今回いただいたサンプルの中では一番
思わせていただいたことで、やっぱり改めて飲んでもそう思いましたね。
ぜひ皆さんも買いと言いませんので、まず飲んでいただいてですね。
どういう感想があるのかっていうのは、ぜひ教えていただきたいなというふうに思いますよね。
あとせっかくなんで、とりあえず他の人に、他の人で全力で
他の人に全力でとりあえず1本お勧めするんだったら
だいりさんのはどれになります?
僕はゴイン、グレンゴインですね。
なるほど、そうか。前回のグレンゴインか。
そこはグレンゴインになりますね。
どういう人にもよる感じによるんですけども、
やっぱりグレンゴインのほうが、
なんだろうな、モルトヤマらしいリリースという感じはするんですよね。
そうですね、確かに。
ファークラスはクオリティすごい高いので、今すぐ買ってほしいっていうのはあるんです。
ファークラスのほうがクオリティは全然別途と違いますけども、
酒のクオリティとしては上だと思いますから。
これは僕の願望も含めてですけども、
グレンゴインみたいないうボトルをおいしいよね、
もっといろんなこういう系統のボトル飲みたいなっていう人が
増えるようなウイスキー界になってほしいなと思うんですよね。
それは幸せな世界ですね。
そういうのがあるんですよ。
本当に。
すごい、その通りですね。
じゃあ僕もグレンゴインにしよう。
っていうので、グレンゴインにはなります。
そうですね。
そういう意味ですね。
前もちょっと言ったかもしれませんけど、
麦菌をしっかりと楽しめるボトルって、
なかなか見当たらないんですよね、現行で。
そうなんですよね。
そこに果敢にチャレンジしてくれてるボトルだと思うんですよ。
ぶっちゃけファークラスはこの味おいしいなって気づいたら勝手に売れてくと思うんです。
まだ気づいてないだけだと思うんです。
確かに。
でもグレンゴインは違うんと思うんですよ。
こういうボトルは売りにくいんだよねとか、
08で2万かみたいな話が出てくると思うんですけども、
それを乗り越えて、こういうボトルが評価される世の中になってくれたら嬉しいなと思って、
あえてグレンゴインって言います。
別にこのボトル評価されない世の中はおかしいって言ってるわけではないんですよ。
どうせ僕が好きな世の中になってくれたら嬉しいなぐらいのニュアンスなんですけども。
納得感しかないですね。
僕、だいあいさんをファークラスって言うかなと思って。
僕も今の話を聞くまでは全然ファークラスなんですけど、
ファークラスを全力でお勧めしたいところなんですけど、
確かに言われて思ったんですが、このファークラスに関しては、
多分飲んだやつ、バレたら売れる感じが。
バレてないだけだ。
そうなんですよ。
そうですね、確かに。
その系統のボトルなんで。
確かにこのファークラスバレてないだけですよね。
いやいや、おかしいんですけど、確かにバレてないだけだわ。
そうですね、確かにそうすると、ごめんなさい、僕も強引になっちゃいますね。
自分の好きな味わいなので、お前が好きな味わいだろうがって言われたら、
それはそうなんですけどと言いますけど、確かにその通りだな。
レンゴインいいですよね。
ダイレさんは買う、自分個人的に買うのはギリだけどとかっていうのもあるんですか。
次はギリです。
この4本の中で唯一買ってないのはグレーゴインってなる風になるんですけども、
そうなんですね。
多分そういう優先順位が一番低くなります。
これは理由は前回でも言いましたけども、この系統のボトル結構持ってるんですよね。
僕も放送外とか休憩時間中に聞いたんですけど、
すげー持ってる。
たとえばゼロヨンのゴインは確か4本ありますし。
それは確かに思ってしまいましたね。思わざるを得なかったです。
なのでゴイン売り切れて買えなくてもそんなに後悔はしないんですよ。
ギリは多分ちょっと後悔する。
で、ファークラスはゼロだったらとても後悔する。
そうですね。
しかしダフタウンは買わないっていう選択肢はないですかね。
結構おめでとうございますってボトルですからね。
そうですね。
そこから僕は買いましたね。
買って中身飲んで良かったなっていう感じのボトルでした。
僕は飲んでから買うってちょっとチキンムーブだったんだけど。
普通はそうです。
このダフタウンは本当にいいボトルなので、
是非、ゆっくりゆっくり売れるでもいいのかもしれないですけれども、
多分いつかというかですね、
ふとした瞬間に無くなってしまいそうなボトルなので、
みんなが、もっと全然売れてもいいと思うんですけどね。
本当に美味しいので。
変な話みんなが忘れた頃にというか、
飲んで気に入ったら買った方がいいですね。
シングルボルトは昔からそういったところがあるなと思うんですけれど、
まだ残ってるから買わなくていいやってなるとですね、
知らない間にスッと消えてしまうとか言うことがあるので、
誰が何も言わなくてもですね。