1. Whisky Connect | ウイスキーコネクト
  2. #41 (前編)モルトヤマのプラ..
2025-07-25 36:41

#41 (前編)モルトヤマのプライベートボトル(PB)のサンプルを飲んでいたのですが、ついつい買ってしまいました

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首都圏と地方都市、それぞれのテイスティング視点を持つ、ちょっとマニアックな飲み手がお届けするポッドキャスト「ウイスキーコネクト」。
 

今回は、モルトヤマさんからいただいたプライベートボトル(PB)のサンプルを2人で飲んで、それについての感想と、いちドリンカーとして買うか買わないか、その理由について話をしました。サンプルを飲んで結果買ったボトルも…!?
今回取り上げたボトルです。

グレンゴイン 2008 15年 56.6% リフィルホグスヘッド / ダグラスレイン オールドパティキュラー for モルトヤマ
https://e-singlemalt.co.jp/?pid=186582522

 

グレンギリー 2011 11年 60.1% バレル / キングスバリー for モルトヤマ

https://e-singlemalt.co.jp/?pid=180545768

 

 

後半は下記2本を取り上げます。

グレンファークラス 2009 14年 61.6% ファーストフィル・シェリーホグスヘッド / OB for Bar MOTHER’S 30周年記念

https://e-singlemalt.co.jp/?pid=186922228

 

ダフタウン 1991 31年 47.1% バレル / エディションスピリッツ ファーストエディション モルトヤマ11周年&店主 下野結婚記念ボトル

https://e-singlemalt.co.jp/?pid=185957632

 

ブログ記事はこちら

最近のモルトヤマPBを飲みました|A whisky lover's diary

https://www.whiskylover-diary.com/post-1814/

 


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サマリー

このエピソードでは、モルトヤマのプライベートボトルのサンプルを飲みながら、その特性や魅力について語られています。特にグレンゴインやグレンギリのテイスティングを通じて、ウイスキーの深い味わいが紹介され、リスナーにおすすめのボトルについても触れられています。ポッドキャスト#41では、モルトヤマのプライベートボトルサンプルを試飲し、その特徴や感想が述べられています。また、グレンゴインとグレンギリーのボトルを取り上げ、それぞれの味わいや個性の違いが詳しく説明されています。このエピソードでは、モルトヤマのプライベートボトルのサンプルを飲みながら、参加者がその魅力や味わいを語り、購買の決断に迷う様子が描かれています。特にグレンギリやグレンゴインの特徴についても触れられています。

100万石ウイスキーフェスタの感想
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーのつながりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックな飲み手2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、
昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。ということで、今回もよろしくお願いいたします。ウイスキーラバーズダイアリーです。
はい、よろしくお願いします。Drinkers Loungeです。
今は100万石ウイスキーフェスタを終わって、すぐというか、次の日ぐらいに撮っているんですけども。
そうですね、はい。
先日ありがとうございました。
こちらこそ本当にありがとうございました。
またブースにお越しいただいたかった。本当にありがとうございます。
本当にこの場を借りてというか、何度お礼を言っても足りないぐらいのところがありました。
かなりおかげさまで、100万石ウイスキーフェスのウイスキーラバーズダイアリーとDrinkers Loungeのブースですね。
北陸ウイスキークラブブース全般非常に大盛況でしたね。
はい。
ちょっと僕も全員管理しきれないぐらいな状況であったんですけども。
いや、すごかったです。本当に昨年以上に忙しくですね。
もうブースを回ることもできずみたいな感じで、ずっと僕は本当喋り通しで、いろんな人にいろいろなモルトを紹介できたのが良かったらと思いますね。
本当ですね。またウイ子に聞いてますという話も今年はいろいろと。
本当そうなの。ありがたい。
ありがたいですね。
ありがたいと思いながら、本当にありがたいです。本当にありがとうございます。
ぜひ今後も魅力的な、そして面白いと思えるような放送を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
モルトヤマのサンプル紹介
今週なんですけども、今回はモルトヤマの下野さんから、ひょんなことから私2人にサンプルをいただきまして。
そうなんですよね。
すでに私は、もう1ヶ月くらい前ですかね。いつ頃か忘れちゃいましたけども、ブログには少し欠かせていただいたんですが。
そうなんですよね。僕のほうからなかなか飲む機会がなかなかなくですね。
ちょっとそのままになってしまったんですけど、今日しっかりそれをやっていこうと。
はい。私もブログをそのまま引っ張るわけではなくてですね。
1つアップグレードしたいなと思いまして。
私とドリラディさんの共通点と言いますか、特徴なポイントとしてはですね。
現行のボトルそれなりに買ってる人のはずなんですよ。
そうですね。なんだかんだ言って買ってますからね。
なんだかんだ。たくさんはちょっと買えてないですけども、多少は買ってる。
昔のボトルも多少は知ってるというような過渡期の存在かと思うので。
これは買いますとか、こういう人は買ったらいいんじゃないですかみたいなのは多少はしゃべれるんじゃないかなと思ってまして。
そうですね。
もちろん買うか買わないかは皆さんそれぞれですし、ただおいしいボトルと買うボトルってちょっと違うんですよね。
そうなんですよ。飲んでおいしいっていうのと、いや本当にまったくまさしくその通り。
その自分が持っているラインナップの欠けたピースだったりとかですね。
あとはどうしても金額に関係ないこれは将来絶対に持っておくといいことがあるとかですね。
そういうのを今回少し我々なりの独自の視点でお話しできればなというふうに思います。
それではよろしくお願いいたします。
早速ですけど、今回サンプルでいただいたのは既に飲んでいるものもあるんですけども、グレンゴインの08ですね。
これがモルトヤマ向けですけども、ボトラーズがどこでしたっけ。
そうですね、ダグラス・レインもオールドパティキュラーですね。
モルトヤマさん向け。
オールドパティキュラーですか。
ダグラス・レインオールドもパティキュラー。
で、加速ストレングスで15年ですかね。
56.6%。
次がグレンギリの2011ですかね。
これはキングスバリーでしたっけ。
そうですね、キングスバリーのモルトヤマさんの向けですね。
度数が60.1%。
なかなかハイプルーフなボトルになっています。
ボトルでしたね。
で、バレルでしたね。
3番目がグレンファークラス2009。
これはオフィシャルで、モルトヤマさんだけではなくて、
金沢のバーのマザーズさんと京都ファイン&スピリッツさんとの3名でのジョイントということになりますね。
3社合同ボトルという、結構これ豪華な。
そうですね。
で、最後がダフタウンでしたかね。
そうですね、これはファーストエディションからリリースされたダフタウンの31年熟成ですね。
バレルの。これは下野さんの結婚記念としてリリースされたボトル。
そうですよね。
奥さんも乗っていらっしゃると。
そうですね。
いいボトルです。
というので、この4つでお話をしていきたいと思います。
テイスティングの詳細
では順番に、まずはグレンゴインからいきましょうかね。
そうですね。じゃあグレンゴインからテイスティングさせていただこうかなと思います。
ドリルさんはもう飲んだんですか?
いや、実はこれからなんですよ。
今なんですね。
一応しっかり準備はしております。グラス400と。
じゃあ私は事前に書いたテイスティングノートとか参考しながら、まず飲んでいただいて。
今回は公開スペックなのテイスティング、リアルテイスティングノートになったのであれなんですけれど、
そんなところも参考になるかどうかわからないですが、見ていただければなと聞いていただければなと思うんですが、
2008年上流の15年熟成ですね。
ネイル数は56.6%のリフィルフォクスヘッドになっていますね。
非常に中熟のグレンゴインとしてわかりやすいスペックになっているかなと思います。
シェリーじゃないっていうところがまた渋いチョイスだなと思いますね。
そうですね。グレンゴインのシェリーじゃないパターン。
ボトラーズか、あとはオフィシャルでしたらハンドフィルとかだと出てくることはありますけども。
そうですね。
あまりマジョリティではないので、そういうところでどういうふうに感じるかというところでしょうか。
度数がですね、やはり比較的、他の続くものともっと高いのがあるんですけれど、やっぱり50%、55%オーバーということで、
かなりしっかりとした飲み応えがあるシングルノートですね。
で、爆破感がすごい綺麗に感じられたのがかなり特徴的で、熟成感も年数相当でかなり綺麗にまとまったシングルノートだと思います。
なるほど。
で、香味としてはですね、やっぱり爆破の香味におそらく樽由来のバニラだったりとか、それからやわい蜂蜜ですね。
水で少し添えたような薄い感じの蜂蜜っていうわかりやすい香味がのっていて、
そうですね、飲むとかなりやっぱり爆破感が骨太な感じが強いですね。
すごい香味構成は言ってみれば結構シンプルなんですけれど、
その原料の爆破の旨味をベースに樽感が綺麗に邪魔しない感じでのっていて、
かつ熟成年数も15年と比較的しっかりとした熟成年数があるからなのか、ちゃんと香味のまとまりもそこにありますね、要は。
なるほど。
熟成によるモルトの香味のまとまりをベースに、まとまりと爆破感をベースに樽感が綺麗にのってるっていうタイプのシングルモルトですね。
多分僕これ絶対飲んでるはずなんですけど。
多分飲んでるでしょうね。
これ絶対飲んでるはずなんですけど、これおいしいですね。
おいしいですよね、これ。
これはおいしいですね。
結構好きなタイプじゃないですか。
はい、これちなみに僕すごくそうなんです。
これ僕こういうの結構好きなタイプですね。
僕もなんか結構好みの幅はいろいろ変わってきてるんですけど、以前はもっと香味がバチッと樽感が乗ったのが好きだった時期もあるんですが、かなり前ですけど、今はやっぱりちょっとこういったやや淡いけれどしっかり飲み応えがあるっていうタイプは大好きですね。
Jays Bar的にはこういうのがしみじみうまいっていうようなことがあるんですけれど、これはまさにそういうタイプのシングルモルトで、かつ線が細くないっていうところが非常に良いですね。
なるほど。
非常にシングルモルトらしいシングルモルトだなと思いましたね。個人的には非常に良いと思います、これ。
僕の印象で言いますと、まず比較対象として僕が出てくるのがですね、グレンゴインで言うと、01のハンターレインOMCのジャパンインポートシステム受けっていうのが2017年ぐらいにリリースされ、2016だったかな。
それぐらいで出てたのがあるんですけども、あとはさっき少し話をしたグレンゴインのハンドフィルですね。
04とか08とか、いろいろハンドフィルでバーボンカスクってなると思いますけども、そこと比較してっていうのをまずちょっと想像しながら飲んだんですけども。
今、ドリライさんもお話をいただいたところですけども、タルの影響はしっかりとあるっていうのが一つかなというのと、
あとちょっと酸味というか、僕はモンブランケーキっぽい、栗っぽい感じもちょっと感じたりとか、
山崎パンとかが作ってる安っぽいモンブランケーキで特徴の香味みたいな。
あんな感じのバニラとかああいうのが混じったような、ちょっとこうわざとらしいさを感じる甘みみたいな感じとかですね。
あとは黄色い花感って僕は描きましたけども、ただその酸味のところとかもあるのかなっていうのはあったところですね。
01とかのグレンゴイン、昔なのでちょっと今の記憶とは違うかもしれませんけども、あの時よりは少しタルがしっかりと乗っかってる感じで。
そうですね。そこは本当にそうですね。
僕の中ではちょっとパッと出てくるところで言うと、例えばグレンカダムのオフィシャルが一撃ポンポンと2019年ぐらいにシングル活性出た時期とかってありますよね。
ああいう感じのですとか、あとはグレンゴインのハンドフィルとかもこういう感じに近いのかなと思うんですが、
割とバーボンダルの影響もしっかり溶けつつ、かつ支配的ではないあくまで原種メインみたいな。
そこで麦のクリーミーと言っていいんですかね、そういう感じと交じあっているところの良さっていうのはとてもいいなというふうに思いました。
ダイアリーさんのブログのテイスティングノートを改めて拝見させていただいてるんですけど、やっぱりしっかりと細かく褒美をとっていらっしゃって素晴らしいなと思って。
実際に僕もウッディーサーに関してはそれほど強くはないと思いますけど、決して弱いわけではなくていいんですよね。
今言われたような感じのとろりとしたウッディーサーとクリーミーな爆破感っていうのは結構拾えるタイプのボトルかなと思いますね。
僕はこのくらいの、もっとファーストフィルのバーボンバレルみたいなウッディーサーになってくると、僕の表現だとあれは強いって使うんだけど、
このくらいだと基本的に少なくとも強いっていうふうには言わないんですよ。明らかに支配的ではないという意味でですね。
先行がウッディーではなくて、先行が爆破だったりとか、熟成におそらくよるタイプのフルーツだったりとか甘みだったりっていうのが出る。
それに纏うような感じでウッディーサーが来るので、ここのリフィルっぽいというかですね、その辺りのバランスが非常に個人的に気に入りますね。
こういう後のフィニッシュでダラダラと残るタイプのウッディーって僕結構消えるイメージがあってですね。
例えばちょっと最近で言うと、アベラワーを私ブースで出しましたよね。88の。あれも結構こういう感じのウッディーとかグラッシーがあったんですけど、ほぼない。
なかったですね、あれ飲んだら。っていうような変化があるので。
寝かせりゃこれは消えるだろうっていうのが僕の中でちょっと思うところです。これぐらいだったら。
このボトルは本当に想像以上にいいボトルですね。
そうですよね。どうします?買いますか?
これは、ちなみにこれ買い一択ですね。
買い一択。
僕は買いますね。
僕は他人には勧めるけど、今回は買わないです。
なるほど。じゃあちょっと先にその心は教えてもらってもいいですか?
これはもしかしたら後で買うかもしれないですけど、今は買わないっていう感じですね。
結構この系統いいのやつ集めて持ってるんですよ。
それは分かります。
だから優先順位が高くない。
ただ人に、例えば今回の4本のボトルで安までじっくり寝かせて、今飲んでもおいしいしじっくり寝かしてもっとおいしくなるの何ですかって言ったら、真っ先にグレンゴインって言うでしょうね。
そうですね。これは結構早速ダークホースみたいな感じですね。
そうですね。これはなので、人にはめちゃくちゃ勧めるけども、倉庫に空きがあんまりないので買わないっていう。
なるほど。
そういう感じです。
僕も結構似たようなもんなんですけど買うみたいな感じなんですけど、僕もさっきダイアリーさんがアベラバー出されてたじゃないですか。
モルトヤマのプライベートボトル
僕も実はクリアランスみたいな感じで、本当に残量禁止のアベラバーを出されてましたね。
出したんですけど、ダイアリーさんもこれはおいしいですよねとかって言ってくださったじゃないですか。
僕もあれすごく好きで、あれも本当に結構あれと、僕の出したのはですね、ワールドワンダースっていう、私のウィスクイーさんのですね、ボトルアズのシリーズがあって、そのうちのワールドワンダースのアベラバーっていうものだったんですけれど。
あれはですね、開けたて結構ガチガチだったんですよ。
フルーティーでおいしかったんですけど、結構ドライさがかかってて、少し時間かけながら飲もうっていう感じで飲んでたらですね、途中から信じられないくらいおいしくなって。
結構それと同じような、おそらくそれよりももう少しこちらのグレンゴインの方がクリーミーなんですけれど、同じようなモルド特性を持ってるなと。
他とも思っておりまして、だから置いとけばというか、数年ゆっくり楽しんでいると、好みの変化は確実に僕の好みの方向に触れるだろうなと思っています。
今の時点でここまでクリーミーだったら、もっと良くなるだろうなって感じありますよね。
そうですね。なので、こういうのは何本あっても良かろうというような気持ちで、僕も多分全部数は把握してないんですけど、持ってる持ってないって言ったら絶対持ってるはずなんですよ。
特にソサイエティのボトルとかは、全部蛍光のボトル多いんですけど、ただソサイエティはもうちょっと晴れが。
効いてないですよね。もっとドライで。
薄いというかですね、ドライに酔ってるので。
意外とこういう系統のボトルって少ないなと思ってまして。
そうですね。
HOOPとかはよく出すんですけど、最近のHOOPはあまりこういうリリースが少ないようにも思うので、割とこれはそういう点で使い勝手の良いボトルな気がしますね。
いや、すごい良いボトルだと思いますね。
これも結構のっけからセンス良いなと思いますね。
僕はこれはそういった意味でですね、かなり1本長く楽しめるボトルだろうと。
本当そうですね。値段もなかなか良いですしね。
値段も良いです。非常に買いやすいというかですね。
2万切ってる。
本当そうです。
ただ、ヴィンテージからして15年で2万っていうのは飲まないとちょっと買いにくいっていうのは確かにわからなくもないんですけども、それをさっぴい言っても。
そうですね。19,979円。2万円ですよね。
2万切ってるので。
まあでもこれは買いですね。
というのでとても良いボトルでしたね。
良いボトル。このっけから非常に良いボトルですね。
グレンギリーの特徴
続けていきましょうか。
続けていきましょう。どっち先に行きますか。どれ行きますか。
じゃあグレンギリ。
グレンギリですかね。せっかくだから飲ませていただきます。
じゃあギリガラですね。
はい、グレンギリですね。キングスバリー。ボトル味のキングスバリーのおるたやま向けですね。
グレンギリの2011年上流。熟成年数は11年。
で、タルはバレルッドだけ表記されてますね。
そうですね。
ロク数が60.1と非常に高度数。
はい。
またちょっと特徴ではありますね。
スペックから結構面白いんですよね。このボトル。
なるほど。
これは面白い。下野さん良いボトル詰めますね。やっぱり。
これ面白いですよね。
面白いですね。確かにこれグレンゴインの後にこれ飲むとそれぞれの個性が非常によく分かりますね。
グレンゴインの方は爆画の個性をまず主体に拾ってっていうような込み構成を取ったんですけど、こっちの方はもっと明るいフルーツを主体に取りますよね。
そうですよね。
で、バーモンダルにあるようなバニラオレンジとかもちろんあるんですけれど、おそらく原種の個性とタルが、種質の味わいとタルの味わいが混ざったような、何でしょうねこれ。和の柑橘みたいな感じの味わいがします。
しますよね。
しますね。
そうなんですよ。
和のフルーツというか、栗とかじゃないんですけど。
これ結構悩みました。テイスティングコメント。
確かに。樽感とかウッディーサはグレンゴインに比べるとこちらの方がやはり強いです。
ただ、度数が非常に高くてですね、味わいから要因にかけて土台に触れるので、その部分で樽感をうまく抑えてくれてるっていうところはありますね。
樽感強いんですけど、感じられるタルの味わいが度数、アルコールの高い度数なのでですね、
その土台差で樽感をうまく和らげてるっていうような構成だと思います。
で、要因は、タル由来のですね、結構やっぱり出質のタル、甘いんですけど、要因は。
やっぱりその、ただのバクガバーボンみたいな、グレンゴインの方が香味構成はシンプルだったんですけど、
今回のこのグレンギリーの方がですね、そういった意味では香味は複雑ですね。熟成は年数は若いんですけど、
そのストレートにバクガとタル由来の甘みとかっていうような、あと熟成年数っていうような構成ではなくて、
そのタルの甘みに複雑みがあるというかですね、熟成感とはちょっと別途だと思うので、僕は原種の構成だと思うんですが。
独特の甘みがあると。
独特の甘みがありますね。何と表現すればいいんだろう、これは。もうちょっと確かにちゃんとテイスティングノートを書きたくなりますね、これ。
いや、僕もそこは表現はちょっと悩みましたね。
これは違った意味で面白いですね。
ここで言うことなのかどうかわからないんですけど、僕のテイスティングノートの書き方とダイアリーさんのテイスティングノートの書き方は多分違うんですよ。
テイスティングノートの書き方
なるほど、はい。
僕のテイスティングノート、お前は一体いつ甘みの味わい、甘みの表現が出てくるんだと思ったと思うんですけど、
僕基本的にまず全体のプロポーションを書いてから色を塗るタイプのテイスティングノートを書くので、
最初に今言ったみたいなですね、このお酒のプロポーションというかですね、アウトラインを最初にある程度確定させて、
そこに遅れて甘みというか、言葉を当てはめていくっていうようなデッサン書いてから影付けるとか、下書き書いてから当たりをつけてから色を塗るとか、
ほんとそういう感じのテイスティングノートの書き方なんで、最初に出てくるのはその全体の甘み構成みたいな話がちょっと多くて、タイプが間違いないんですけど。
いやいやいや、どうやって言語化していくかっての違いますからね。
そうですね、言語化の順番です。結局最終的に言葉を当てるんで同じような感じの言葉も出てくるんですけど。
僕もなんとなくざっくりと入れてからそういう話、テイスティングコメントを書いてるので。
結構皆さんこれは正直できるんですよね。実際のところテイスティングノートをちゃんと書いてる人って、特に言語化してなくてもアウトラインをしっかり書くことっていうのは無意識的に皆さんできてて。
何というか古い言い訳なんですよね。このタイプだよねみたいな。
分類をするんですね最初に。でその分類をした上で、その分類上、その分類に一番近い言葉を当てはめていくっていう感じですね。
これはでもなんていうんだろう、このクレームブリュレとか、っていうとクリーミーに聞こえますけど。
あとこの和っぽい金木犀とか、金冠とかですかね。
僕も金冠と美和って書きました。
なるほど。ちょっと見ないようにしたんですけど。本当ですね。見ないほうがいい。
そこは合ってたので言いました。他にもいろいろ書いてるんですけど。
樽がバレルだということで、樽の濃みが強く出てる。要は樽由来の要素が複雑に出てるかもしれないですが、出てるかもしれないですね。元首と個性と混ざってとは。
結構僕これにもきなことかを拾いますね。
この、なんていうか、支部とかにもたまに拾うんです。よく拾うんですけど。
この樽感、しっかりとした、ある種しっかりとした樽感と、高い度数に由来するこの感じですね。
なるほど。
単熟で樽感が割とちゃんと出てるタイプの、単熟で樽感がちゃんと出てるタイプのバーボンバレル、バーボンダルのウィスキーとかに出るような。
なるほど。
結構支部とかだとよく使います。きなこって。粉っぽくて凝縮感があるとも言えるのかもしれないんですけど。
でも、松木先生とかだと粉っぽくて凝縮感あるって使うんですが、多分意味としては全然違うと思いますね。
すごい良い意味で松木さん使ってる気がするので。
そうですよね。
度数高いんでドライなんですけど、余韻はですね、甘く比較的長く残るんで、ドライに始まるけどウェットに終わるみたいな感じの印象があって。
スパイスはスパイスなんですけど、ファインでなんか面白いスパイス感ですよね。
胡椒、唐辛子とかではない。辛子とかでもない。甘さは割と長めに残る感じの酒ですね。
オレンジマーマレードみたいな感じの苦い感じが残りますね。
ウッディー砂糖を合わさってフルーツとウッディー砂糖を合わさってそんな感じの。
ちょっと苦いんですね。
ちょっと苦いですね。ただこれもソウジで非常に良いボトルだと思いますね。
おそらくブラインドで飲んでシェリーだっていう人いないかどうか知らないですけど、タレの個性がまず分かりやすいですし、
ちょっと僕もこのヤンググレンギリをたくさん飲んでないので、これを飲んでグレンギリって言えるかっていうと言えないんですけれど、
熟成年数だったりとか、度数は60度あるとは思えないですね。
60度だということを理解して飲むと、さっきも最初に本にちょっと言ったみたいにタルの強い甘さっていうのを飲んだときに、
度数の高さである程度薄めるというかですね。
印象があるんですけれど、何も知らないで飲むと、後で度数聞いてびっくりするタイプのお酒ですかね。
確かに。
こういうのはだから非常に完成度が高いというか、いいお酒なんですよね。
そうですよね。それは本当そう思いますね。
これは面白いですね。
そういう中で、僕個人としてはですね、これは漢方っぽいニュアンスって書きました。
なるほど。いや、それは確かに。
もっと言うと、植物の皮とか葉っぱを乾燥させてすりつぶしたときに出てくるシビリも含めたニュアンスっていう。
なるほど。いや、非常にいいワーディングチョイスですね、それ。
チンピなどの漢方のニュアンスって。チンピも物によるんでしょうけども、なんか漢方感ですかね、僕の中では。
なるほど。非常にいいですね、それ。漢方感は今後パクらせていただこうかなと思います。
ありがとうございます。
ぜひ。漢方もいろんな種類あると思うんですが、苦味とか根性的な感じですが、これはどちらかというと葉っぱとか皮ですよね。
植物の皮を乾燥させてすりつぶした感じのニュアンス。プラス、ケミカルっていう。
ケミカルはでも確かに分かる話ですね。
いや、ケミカルは確かに。そうですね、これは確かにケミカルでいいかもしれないですね。
ケミカルは僕できるだけ使わないようにしてる言葉なんですよ、実を言うと。
なるほど、はい。
言葉が先行してしまっているんで。
なるほど。
先行しすぎた言葉はちょっと避けようっていうのがあって。
なるほど。で、僕はなんでケミカルって使ったかっていうと、やっぱ連想がですね、いくつかあるんですけど。
ちょっと昔のインチ川とか。
あとはあえてブログに書いたのは93のグレンギリ、OMCの周年向けの。
あんな感じのボトルをちょっと連想しまして、だったらケミカルって書いた方がいいかなっていうようなところでした。
なるほど。
で、面白いのは、これは僕の感想ですけど、93のグレンギリとかインチ川とかもそうですけど、
もうちょっとこの甘ったるい感じというか、わざとらしい甘みの苦味ってもう少し控えめだったと思うんですよ。
そうですね。
甘みもちょっと深めで、少し弱い次元で統合されているというかバランス型と言ったらいいですかね。
そういうイメージなものがおいしいと言われているイメージなんですけども、これは結構大味じゃないかなと。
そうですね、さすがにそこはそうです。熟成感みたいなものはちょっと感じられないので。
大味かつ輪郭がはっきりしててネガティブが少ないじゃないですか、これ。
それが面白いなと思いまして。
確かにその通りですね。
普通こんだけ何かあざとく出たら悪い甘みも結構出るんじゃないかなと思うんですけども。
そうですね、そこは非常にいいですよね。
結構度数の高さっていうところは結構いい仕事を逆にしてるんじゃないかなとはそういった意味で思いますね。
これどうやら下野さんから聞くとですね、サンプルはもっとフルーティーだったらしいんですよ、普通のフルーティーで。
もっとフルーティーだったんだ。
あんまりハウススタイルっぽくないというか、ぐりんぎりのケミカルとかこういう粉っぽさとかそういうのがもっと少なくて、フルーティー全開だったらしいんですね。
モルトヤマのプライベートボトルについて
というところで、ただ僕としてはこれ結構いいんじゃないかなと思ったんですね。
そうですね、これはかなりいいモトルだと思います。
これは個人的な好みの問題なんですけども、鳥谷さんはどうかあれですが。
僕は買いです。
これは語音よりトリッキーだけど語音より僕は買う。
なるほど。
あんまりこういうボトルがないっていうのと、やっぱり寝かしておきたいなっていうところですよね。
いやでも確かにそれはすんごいわかりますね。
こういうハウススタイルをしっかりと出てる感じ。
ハウススタイルは何かっていう定義の問題っていうのは小説ありますけども。
僕の中ではグレンギリのハウススタイルを非常に強く感じていて、
このわざとらしいアマミっていうのはやっぱりグレンギリにたまに出てくるような味わいだと思うんですよね。
グレンギリもいろいろありますけど、このギリはそういうタイプのもの。
それがしっかりと感じられてなおかつフルーティーでおいしい。
将来バランスよくなってたらもっとポテンシャルが出てくるだろうというのを考えると、
やっぱりハウススタイルを踏襲してるっていうのは僕結構加点ポイントでして。
なるほど。
そういう意味でもこれはよりいいなと思えるボトルですね。
確かに。金額としても1万3千円ちょっとなんですよね。
税込みでも非常に手が届きやすいみたいな感じ。
今、千尋さんのサイト見てるんですけど、まだ買えることに驚きなんですけど。
そうなんですよ。
そうですね。あと、テイスティングノートに日記と書いてありまして、日記シナモンですよね。
それは本当にそうだなって思いました。
日記ですか。
日記シナモン八津橋とも書いてあるんですけど。
確か焼いてるほうの八津橋ですね。
そうですね。
焼き八津橋。
すごいその通りだなと思いましたね。
あと、柿とか美和とか和っぽいフルーツ感は同じようにとってらっしゃいますね。
そうでしたか。
僕はですね。
そうですね。ちょっとこれは僕個人的にはステイです。
これは素晴らしいボトルだと思うんですけど。
グレーンゴインとしてはどっち買うかっていうと、僕の好みとしては実はグレーンゴインのほうで。
同じようなボトル確かに持ってるかもしれない。買うか買わないかで言ったら確かにちょっとこれ欲しいんですけど。
一旦ステイかなって。
世界一般的にはこれはゴインのほうですよ。
なるほど。
そう分かってます。
誰かに勧めるときに僕はゴインを勧めます。
ギリじゃなくて。ただ僕が買うのはギリですっていう。
ちょっと分かりますねそれ。悩ましいな。めっちゃ悩ましいんですけどね。
一旦ステイしてしばらくしたら買うかもしれないですね。
順番的には。順番的な問題ですね。
いやでも確かにこれかなりいいですよね。
面白いですよね。
これは面白いです。さっそく面白いんですよねこれ。
あーなるほどなるほど。
これはいいボトルですね。
経年させるときのグレンギリ、グレンゴインのほうですね。
グレンゴインのほうは守りに入ってるだろうお前って言われるのはちょっと尺なんですけど。
やっぱりこれ経年させると絶対おいしくなるなっていうのは何となくもうある程度分かっているっていうところも個人的には買いポイントで。
そうやってやってると似てるようなボトルばっかり集まっちゃうんですけど。
そうですね。
僕はやっぱりバランスよく買いたいっていうそこが戦略の違いですね。
そうですね。
いやでもこれ本当においしいですよね。
これまあでも確かにこれも買いでいいのかもしれないんだけど一旦ステイということで。
でもハズレではないですね。
ハズレでは決してハズレではないです。
これはだいりさんが言ったみたいな感じでですね。
確かに結構ないタイプのボトルなので。
ほんとそうですよね。
出質由来の好みと混ざってこんな感じになってるんだろうなみたいなことを言っちゃいましたしね。
いや本当に同じ気持ちですね。
というので。
じゃあ次いきますか。
次と言いたいんですけど、もう一旦いい時間なので。
そんな感じなんですね。
もう多分40分ぐらい喋ってます。
そうですか。
僕がなんかテイスティング飲んでるときの無言タイムを切っても。
30分ぐらいかなと思うので。
いけますか。
一旦ここで前半。
一旦ちょっとじゃあ前半ということで。
テイスティングと購入の決断
というので今回も最後までお聞きいただきありがとうございます。
はい。
あと2本残ってるわけなんですけども。
後半はあと2本で。
よりハイエンジなもののお話ですね。
そうですね。
お楽しみにしていただければと思います。
はい。
今回サンプルいただきましたけど何話すか全部自由にこっちで決めてますので。
そうなんですよね。
別に全然。
僕なんか今飲み始めたぐらいの感じで本当に申し訳ないっていう感じもある。
逆にちょっと恐縮なんですけれど。
というのでそんな感じです。
これ多分言わないとダメなやつだと思うので言っときますけども。
もらってますっていうのと別にもらっただけっていう。
もらっただけです。
というところでございます。
皆さんどんどんサンプル送ってくれて全然。
サンプル送っていただけるのは本当に常にありがたいので。
常にありがたいですね。
このようなありがたいことはないですが。
ありがたいことはないですね。
本当に最も光栄です本当に。
恥ずかしながらといいますか絶対下野さんのほうがテイスティング能力が高いんですけども。
我々のほうで我々なりに話していただこうかな。
なので我々しかできないのは多分買いかどうかっていうところかと思うので。
そうですね。
自分のコレクションにどう彩るかっていうような感じの話でもあるかなと。
聞いてくださってる方も多分ドリンカーの方も多いと思うので。
これも買いってそういうふうに決めるのかとかいや俺は違うぞみたいな感じのですね。
そうなんですよね。
そういうので聞いていただければというふうに思います。
では一旦これで締めさせていただきます。
本日もお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
青い好きラバーズダイアリーと。
はい、ドリンカーズラウンジでした。
また来週。
また来週。
36:41

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