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Drinkers Lounge
よろしくお願いします。
A whisky lovers diary
じゃあもう4月いっちゃいますか。
Drinkers Lounge
4月いっちゃいますか。4月といえばまず話します、ラッセイの話を。
A whisky lovers diary
ラッセイからですね、厳密に3月ですけど。
そうですね。
今年はラッセイなしでは語れないですね。
Drinkers Lounge
これは結構今後の。
A whisky lovers diary
久々にこんな買い方しましたね。
Drinkers Lounge
僕もこれはダイヤリーさんに言われて、教えてもらうような形で、あのラッセイは買っとけみたいな。
A whisky lovers diary
そうです。
とある時期に、とある人からほんの少しだけちょっと飲ませてもらったんですよ。1ミリリットルぐらいですね。
で、マイ評判とかも聞いて飲んで、何このイチゴかっていう風になって、何本か買えたらいいなで、いくらかお金をずっと用意してたんですね。
Drinkers Lounge
僕もそのあの時のテンションはまだ覚えてますけど、ダイヤリーさんの。
A whisky lovers diary
ずっと買おうって言ってたんですよね。
Drinkers Lounge
その時もそうですよね。で、スペックも聞いて、ラッセイの3年、ラッセイの3年だぞって思って待ったわけですよ。
A whisky lovers diary
で、ダッチオークって何じゃみたいな。
誰も全く聞いたことない樽。
で、ラッセイを語れるほど飲んだこともないぞって。
Drinkers Lounge
そうなんですよ。ラッセイの資質って言われてもみたいなところあったんですけど。
で、僕もですね、外逃されるような形でですね、しっかりと買われていただきまして。
ただこれは面白かったですね、本当に。
そのダイヤリーさんが飲んだその状態っていうのはおそらく、その量がサンプルで量が少なくてみたいなことを考えると、空気に触れたりとかも含めてですね、かなり仕上がった状態のものをおそらく飲んでるんじゃないかなと思うんですよ、ダイヤリーさんは。
A whisky lovers diary
そうなんですよ、もう瓶底オブ底ですから。
Drinkers Lounge
で、僕は本当に開けたてを飲んだので、結構グラスを変えたりとかしながら、最初は小さいグラスで飲んで、コアルコール感強いとか気発高とか最初は強かったんですね。
で、ただ少し置いておくと本当にイチゴジャムみたいな感じのベリー香が出てきて、すごいなこれみたいになったんですけど。
やっぱりどうしても出質そのものの若さみたいなものはまだ残るんですよ、現状だと。
A whisky lovers diary
そうなんですね。
Drinkers Lounge
結構だからいろいろ考えさせられましたね、なんかツイッターゲインXですね、写真にいろいろ説明できるオールドの機能もあって。
書いてますね、はい。
1000文字びっちり書いたりしたんですけどもっと書きたかったんですけど、本当にこれはですね、個人的にはもう僕ばっかり喋ってますけど。
A whisky lovers diary
いや喋ってください、僕まだそのボトル開けてないんですよ。
Drinkers Lounge
なるほど、もうこれを一回開けてください。
A whisky lovers diary
アホみたいに買ったんですけど。
アホみたいに買ったんですけど、まだ開けてすらいないあれなんで。
Drinkers Lounge
いやちょっとぜひ開けて飲んでみてください。
僕は本当に自分自身飲んでみて、やっぱり本当に僕は香味の全体のバランスだったりプロポーションからテイスティングをするんだなっていうふうに改めて感じたんですよね。
結構特定の香味にフォーカスをして、そこからテイスティングを広げるっていうタイプじゃ全然ないな僕はっていうことを改めて感じたんですけど。
もう本当に、なので僕は結構その全身最初のプロポーションからテイスティングをして絵を描くかに例えたとしたらですね、全然輪郭だったりとか陰影だったりとかつけた後に色つけていくみたいな感じですね。
その辺りをつけて後に、そういう順番でやるので。
最初はやっぱり若いなっていうのが最初に来るわけですよ。
で、アルコール度数も高いっていうような。
で、実際の香味とかに至るまでの全体のスペックから取れるような情報っていうところに由来するような香味ですね。
との原種、熟成年数とそれから体感とそれから度数とかっていうような。
で、そういうのから見るとやっぱりちょっとまだ出質的には若くて若干アンバランスだなっていうのが最初の印象だったんですけど、とにかくこのベリー感は素晴らしいんですよね。
おそらくダイヤリーさんが飲んだ状態っていうのはもう多分完全に仕上がってるはずなんで、これをどれぐらいまで置いておこうかなみたいなことは結構ずっと考えてますよ。
で、まだ大きなグラスとかに移して飲んでみたいとかもしたんですけど、現状グラスがボールが大きいとですね、アルコールの揮発がより強く感じられるので逆にちょっときつさが立ってしまうんですね。
なので、現状だと少し小ぶりなグレーンケアンだったりとか、あのと国際規格の定線グラス買ったんですけど、国際規格でもちょっと大きいかなっていうぐらい。
A whisky lovers diary
聞く限りそうですよね。多分そのパターンってオーチじゃなくて、やっぱり一二的の過水のパターンなんじゃないかなという気が聞いてるだけですけど、ちょっと思ったりしたんですけども。
Drinkers Lounge
なるほど。これ度数60度超えですもんね、確か。60.3ですもんね。
A whisky lovers diary
今試します?
Drinkers Lounge
今ちょっと試しましょうか、じゃあちょっと。
A whisky lovers diary
僕はちょっと今飲めないので。
Drinkers Lounge
分かりました。ちょっとじゃあ今若干準備していきますので少々お待ちください。
はい、というわけでですね、タップを準備してきました。水道水のことですね。
本当ですね、確かに結構落ち着きますね、やっぱりアルコール感が落ち着くの。確かにこれは過水。
A whisky lovers diary
本当に過体系とアルコールがハツラツと過ぎてる感じのやつは、一二的の過水の方が蜂蜜とアルコールの揮発が同時に起こっちゃうタイプの時は、先に水を入れた方が僕はいいかなと思いますね。
Drinkers Lounge
確かに。
A whisky lovers diary
少量過水でのバランスって多くの場合、経年でそうなることがあるっていう風に僕は思ってまして。
Drinkers Lounge
はいはい。
A whisky lovers diary
過水しないと得られないってものではないと思うんですよね。
Drinkers Lounge
なるほど。
過水…はい。
うん、そうですね。過水した直後だとやっぱりちょっとメリー感も落ち着いちゃうのでちょっと置いといたほうがいいです。
A whisky lovers diary
というので、僕はまだ開けてませんがちょっと近々開けて。
Drinkers Lounge
いやもう一本開けたところだって感じの本数買ったじゃないですか。
A whisky lovers diary
本当ですね。
本当に。
Drinkers Lounge
いや僕もでも本当久しぶりですよ、なんかこんな本数買ったの。
A whisky lovers diary
まあでもドリドリさんの日じゃないぐらい買いましたね。
Drinkers Lounge
いやそうですよね。だから本当びっくりですよ。
A whisky lovers diary
やっちまったなーと思ってますが。
まあでもそうですね、僕らの周り結構買いましたもんね。
Drinkers Lounge
買いましたよね。
いや本当に。
これはでも面白いですね。
A whisky lovers diary
今後のやっぱ経過もちゃんと見ようっていうのも含めて。
Drinkers Lounge
このベリージャム缶は誰なんだろうなって思うんですけどね、本当に。
A whisky lovers diary
と思いますよね。
Drinkers Lounge
さすがに。
ただやっぱりその同じミスキー仲間のお一人の方がおっしゃってたんですけど、
このオロロソ・ダッチ・オークカスク、今回のこのオロロソ・ダッチ・オークカスクのこのリフィルダルを使ったウィッチホージクを飲みたいっていうような
ご意見があったじゃないですか。
いや本当そうだよなって思いましたよね。
A whisky lovers diary
なんか僕は今少量しか飲んでないんですけども、
あの香味の長寿があったらすごいでしょうね。
というのは思いますね。
Drinkers Lounge
稼ぎも本当に少量にしたほうがいいですね。
ちょっと欲をこうやって欠いて、ちょっと稼ぎすぎると割とすぐ壊れるので。
A whisky lovers diary
心理的じゃないと壊れちゃう。
Drinkers Lounge
飲めますし、アルコール感も逆にその余韻のドライさがスパイシーさがより強く出ちゃうとかですね、非常に難しいです。
A whisky lovers diary
なるほど。
Drinkers Lounge
確かにこれはなあ、本当に経過をちゃんと見て、実際1年2年とかよりもうちょっとかかりそうな感じしますね。
A whisky lovers diary
でも僕その瓶底で割とバランス良かったんで、意外と1回いいピーク来るかもしれません。
Drinkers Lounge
なるほど。
いやまあでもこれは楽しみですね。
なんかあんまりこの短熟でこんなベリー缶、樽のせいかもしれない特別な樽だったっていうことは抜きにしても、このベリー缶は本当になかなかないなと思うので。
A whisky lovers diary
いやよく詰めたなと思いますね。さすがでございましたね。
Drinkers Lounge
さすがでございますよね。もう本当その話でもそうしてましたね。
確かに若いっていうのがもしあるんだとしたらもっと熟成長くすればいいんじゃないかと思ったっていう考えだったらそんなことはないんですよねこれきっと。
A whisky lovers diary
そうだと思いますね。
Drinkers Lounge
この樽のえ由来の味わいが香味がやっぱり強いので現状でも。多分これ以上寝かせるといろんなものが負けていくというかですね。
A whisky lovers diary
ありますよね。
Drinkers Lounge
いろんなものが潰れていってしまう可能性があるんで。
詰め時としてもTIRさんがやっぱりこれに出会ってしまったからには詰めるしかなかったというか、その現場感の空気感なんとなくわかるなっていうように。
A whisky lovers diary
ちょっと持論的なことを言うとですね、言うべきタイミングなのかどうかちょっと悩むんですけど、これやっぱオロロソっていうのが僕大事だと思うんですよ。
これPXじゃダメなんですよっていうのを言いたいんです。
Drinkers Lounge
PXでもなく、なるほど。べったり甘いんじゃない。少しドライである必要があるんだと。
違えだろっていう批判はたくさんあっていいんですが、異論は認めるんですが、フルーティーはPXではあんまり出ないって僕は思っていてですね。
逆に。
A whisky lovers diary
ベリー感が出るやつでPXって多分あんまないはずなんですよ。
Drinkers Lounge
そうですね。このベリー感っていうのは要は、いわゆるよくシェリーモルトの味わいを表現するときにレーズンだったりとかっていうのを使うんですけど、そうではない。
そのベリーですよね。
ベリーです。
ブルーベリーだったりとかストロベリーだったりとかポネラルベリーってつくような、その甘みと酸味のバランスがあっていうことでよろしいでしょうか。
A whisky lovers diary
僕らの共通言語で言うと多分ドロナックですね。7172とか。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
Q3とかですよね。あれ全部オロロソなんですよ。
Drinkers Lounge
そうなんですか。
A whisky lovers diary
PX後から出てるんですけど。
Drinkers Lounge
PX、BXもありましたよね。
A whisky lovers diary
PXもあります。ただHOOPとかで話題になったやつって大体オロロソなんですよ。
後で調べてみますけど。
なるほど。
確かオロロソですよあれ。71ドロナックとかも。
Drinkers Lounge
そうなんですか。
A whisky lovers diary
キャンベルムッド系6向けの71ドロナックはオロロソですね。
Drinkers Lounge
何なんすか。なるほどな。
A whisky lovers diary
どっちもオロロソですね。72もオロロソと。
何が言いたいかというと。
PX、なんか甘系のものを入れたものの方がベリー感とか出そうなイメージあるじゃないですか。
Drinkers Lounge
はいはいはい。
A whisky lovers diary
でも。
Drinkers Lounge
一回するとそう考えちゃいますもんね。
A whisky lovers diary
PXもいいものあるとは思うんですが、基本的にはオロロソですね。
Drinkers Lounge
なるほどオロロソ。やっぱりちょっとオロロソはPXじゃないんだぞということなわけですね。
A whisky lovers diary
こういうふうな言い方がですね。
辛口のシェリーを入れたら辛い系の渋いボトルになってPXを入れて甘い系を入れたらベリー感が強くなるっていうとそうではないと。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
これは多分昔からいろいろと。
Drinkers Lounge
なるほど面白い考察ですねそれは。
A whisky lovers diary
言われてるんじゃないんですかね。
Drinkers Lounge
なるほどいいですね。
A whisky lovers diary
ぜひそういう視点で飲んでいただければと思います。
楽しみですね。
それで4月に行きますか。
Drinkers Lounge
そうですね4月に行きましょうか。
A whisky lovers diary
4月ようやくこの前つい先日いろいろ飲ませてもらったので振り返りますけど。
ローカルバーレー、バンク。
今年いいんですよ。
Drinkers Lounge
すげえいいらしいですね。
A whisky lovers diary
買えないですけど。
Drinkers Lounge
いやー本当にここ最近ここ数年コロナ前とかぐらいからローカルバーレー全く買えない身になってしまいまして。
それまでは結構頑張って買ってたんですけどちょっともうまずそもそもどこに売ってるんだ問題が。
A whisky lovers diary
本当そうですよね。
Drinkers Lounge
本当ですよみんなどこで買ってんのって思いますローカルバーレーに関しては。
A whisky lovers diary
意味わかんないですね。
Drinkers Lounge
意味わかんないですよ。
A whisky lovers diary
なのでちょっと買えないなかなか買えないですが良かったです。
Drinkers Lounge
そうですか。
A whisky lovers diary
これは。
Drinkers Lounge
楽しみにしてます。
一応国内のバー向けにはきっとウィスキーさんが入れてくるもんね。
A whisky lovers diary
たっぷりは入れないと思いますけども常連のバーに過去の実績があったらあるんじゃないかなと思いますね。
Drinkers Lounge
そうですよね。ちゃんと狙って探せば全然。
少し遅れて日本に入ってくるんでまだまだ全然飲めるんじゃないかと思いますけど。
そうですか。
あとさっきのベリーの話に戻りますけどスプリングバンクですよね。
やっぱりそのイチゴのフレーバーというかっていうのを我々にきっと初めてシングルモルト教えてくれたシングルモルトは。
A whisky lovers diary
そうですね。やっぱりスプリングバンクといえばイチゴ。
Drinkers Lounge
そうなんですよね。
みんなある程度の歴の人というかちょっと昔から飲んでる人だとすぐにみんな言いますよね。
スプリングバンクにイチゴを探すっていうそういった旅に出が出ますよね。
出がちですね。
僕なんてほんと飲み始めたとばっかりの時とかみんなスプリングバンク飲んでイチゴを探すみたいな感じもしてて。
この人たち何言ってんだろうって本気で思ってましたからね。
そんななんでもかんでもすぐイチゴいるって言うけどさって思ってましたけど。
今となってはもうほんと同じような感じになりましたからね。
確かにちょっと一応探したくなるんですよ。
一回見つけてしまうと。
A whisky lovers diary
魅力的だね。
Drinkers Lounge
一回見つけてしまうとですね。
ちょっと探したくなっちゃうんですよスプリングバンクにイチゴを。
本当に申し訳ないんですけど。
A whisky lovers diary
僕も探したくなります。
仕方ない。
魅力的ですからね。
これは買えた方はおめでとうございますというところですね。
僕も。
6万ぐらいでは売ってますけどね。
Drinkers Lounge
魅力的ですからね。
A whisky lovers diary
6万ぐらいで売ってますけど、まあいいんじゃないすかと思える。
いや6万で買えるってことは落ち着いてるんじゃないですか。
Drinkers Lounge
ないんじゃないですかって今言うしか他が今どうなんですかね。
なんか落ち着いたりとかしないですかね。
A whisky lovers diary
あとよくわかんないドイツで今328いるんで。
Drinkers Lounge
落ち着いてるんすかね。
A whisky lovers diary
もうちょっと229くらい。
Drinkers Lounge
確かにそうかもしれないな。
A whisky lovers diary
これ日本に送ってくれないでしょうね。
Drinkers Lounge
ドイツはめんどくさいですよ。
A whisky lovers diary
という感じですねローカルバーレーは。
あとやっぱり追ってなったのはフィリックは今年のボトルじゃないからいいですか。
Drinkers Lounge
わかりました。
A whisky lovers diary
グレーフィリックのニューシェリーバッターめちゃくちゃ良かったですね。
ハウスオブヘーゼルウッドっていう25万ぐらいするバッティングモルトがあるんですが。
それより安いんで18万ぐらいじゃないですかねわかんないですけど。
Drinkers Lounge
ていうかハウスオブヘーゼルってそんな高いんですか。
A whisky lovers diary
25万ぐらいじゃなかったですよ。
25か30か忘れましたけど。
Drinkers Lounge
そこまで来るとねやっぱりもうなんか確かに飲んでるボトル的に一言は言えないですけどさっき喋ったフープのクラインとかもう16万なんで。
もう美味しくないっていうのは許されない価格帯なんですよ。
そうですね。
A whisky lovers diary
でもやっぱりみんなわかってるんですよね。
おっしゃるとか特にねうまいでしょみたいなボトル出してきやがるって言い方じゃないですね。
出してくるんですよ。
Drinkers Lounge
いやほんとにきやがるんですよ。
A whisky lovers diary
ほんとにもうやめてよって言いながらいいもの出してくるんですよね。
Drinkers Lounge
そうなんですよね。
A whisky lovers diary
っていうのはやっぱりこのグレーフィリックを飲んでも思ったところでございますね。
Drinkers Lounge
まあ死にそうぶ死にそうですからねフィリックって。
A whisky lovers diary
ただなんか思うんですけど98以降ですかのフィリックっていいもの多いかなと思ったりしてます。
Drinkers Lounge
そうなんですか。
A whisky lovers diary
ボトラーズで流れてるの大体97までなんですけど。
あ、そう。
Drinkers Lounge
単日。
A whisky lovers diary
上流上飛行会系のやつも全部ウィリアムグラントサンズって97で止まってる気がするんですよ。
98以降もたまにあるのかもしれませんけどあんまり僕は記憶がなくて。
Drinkers Lounge
たぶんそれでいえば2009、仮に98内緒の2000年代に入って以降ですけどたぶん2010年代の後半ぐらいからグレーフィリックのオフィシャルボトラーが美味しくなったっていう話題。
A whisky lovers diary
今となれば結構古い話題になりますけど。
Drinkers Lounge
そうですね。
ラベルが今のラベルの1個前の段階ですね。
グレーンリベットもグレーンフィリックもラベルが今よりも1つは古い時にグレーンリベットの味わい。
A whisky lovers diary
グレーンリベットがなんとなくぼんやりして始めたけど今度はグレーンフィリックが美味しくなってきたぞみたいなことありましたね。
Drinkers Lounge
あの時代今2000年代でフィリック買いましたしね。
A whisky lovers diary
そうなんですよね。
いい時代でしたかね。
いい時代なのかどうかわからないですけども。
Drinkers Lounge
言うてそんなにフィリックばっか買ってなかったですけど。
A whisky lovers diary
そうですね。フィリックの良さっていうのはありますね。やっぱりそこは。
Drinkers Lounge
なるほどな。
それで他はどうですか。
A whisky lovers diary
他はですね、これはドリルイズさんも飲んだと思うんですけど、エイコンのブッシュ美術ですか。
Drinkers Lounge
あれは本当に綺麗な出質でしたね。開けたってばガッチガチでしたけどね。
A whisky lovers diary
ガチガチですよ。
ガチガチなんですが、やっぱり思うのは882は及ばないような気がしますけども、91とかのティーリングを最初に飲んだ時ってこんな感じだったような気もするんですよね。
Drinkers Lounge
それは確かに思いましたね。あれBFG02ですよね。
A whisky lovers diary
02ですね。02はうまいうまいって言われてましたけども、アートセッションズとか色々ありましたけど、これはクリンヒットしてる感じがしますね。
ちゃんとガチガチではあるんですけど、ちゃんと熟成も伸びてるって合わせて出質も複雑になってる感じっていうのはちゃんとあって。
これはすごい良かったですよね。
Drinkers Lounge
良いですよね。
A whisky lovers diary
帽子も珍しくこれめっちゃ良いですよって言って、本当か本当かと思って、嘘つくやつじゃないのでちょっと期待してましたけど、ちゃんと期待を超えてくれる味わいでしたね。
Drinkers Lounge
良かったですよね。
A whisky lovers diary
値段も仕方ないんじゃないですかね。ブッシュミルスで6万円。これは仕方ないです。
仕方ないですよね。
むしろ安いとまで思えるくらい。
Drinkers Lounge
本当に。
高いの?
はい。
A whisky lovers diary
純粋に良い酒ですか、あれは。
純粋に、ドングラブーとしても相応しいボトルだなと思いました。
Drinkers Lounge
本当にエイコンさんらしい樽選びというか、やっぱフープとも相次ぐような雑味をとにかくそぎ落としたみたいな感じの。
A whisky lovers diary
そうですね。やっぱりこれ系のボトルっていうのは渋さが出ると評価が途端に下がるじゃないですか。
そうですね。
それが無いんですよね。
Drinkers Lounge
そうなんですよね。
A whisky lovers diary
それが非常に良いボトル。
Drinkers Lounge
良いボトルだなと思いました僕も。
A whisky lovers diary
結局アイリッシュ系統の点数の付け方って、さっきのドリラジさんの点数の付け方って話ともちょっと関連するかもしれませんけども、
やっぱ麦缶が強いやつっていうのはバランスとかいろんな要素、特定のコミュニケーションの要素どうするかっていうバランス大事ですけども、
ブッシュミルズみたいなトロピー系の場合は、突き抜けたトロピカルコーミとそれを邪魔しないノンネガティブっていう、その2つの表現をちゃんと兼ね備えているのがとても大事だと思うんですよね。
Drinkers Lounge
大事ですよね。おっしゃる通りですよ。
A whisky lovers diary
ここはそうなんですよ。ベクトルが全然違うんですよね。
そういう意味でこれはそういう大味になるポテンシャルがある。バランス系では決してないんですけども、ネガティブは全然ないっていうのは多分評価高いと思いますね。
Drinkers Lounge
いや、ほんとそうですね。おそらく開けたてよりも、もしくはリリースしたての今よりも少し懸念させたりとか、開けて液面が下がってきた頃とかに本当に本領を発揮するようなタイプの。
A whisky lovers diary
そうですね。なので。そう思います。
Drinkers Lounge
結構エイコンさんもそういったお酒多いんですよね。本当に変な味付けのない出質で勝負するっていうタイプのボトルが多いので。
A whisky lovers diary
どんぐりラベルはほんとそうですね、プレーンですよね。久々にっていうかその前のどんぐりとか飲めてないんですけども。
Drinkers Lounge
どんぐりラベルはほんとハズレなしな感じがしますね。
A whisky lovers diary
さすがでございます。
あとは、あれはドリラジさんも飲んだと思うんですけど、朝霞の水奈良ウッドリザーブを飲んだと思うと。
あれってどう思いました?なんか感想を僕聞きたいというか。
Drinkers Lounge
あれは僕はちょっと注文してないんですけど、実は言うと。
A whisky lovers diary
まだ飲んでなかったでしたっけ?
Drinkers Lounge
はい。実はですね、違う水奈良を飲んでしまいました。
あれはでもですね、僕は個人的には結構いいかなと。
聞いたところによると、10年ものの秩父と3年ものの朝霞を朝霞の方でバッティングした後に、朝霞の水奈良誰で何年でしたっけ?
追従したっていうようなボトルだと、風の噂で聞いたんですけど。
はい。
A whisky lovers diary
僕が実は評価で結構困っちゃった。
それ隣でドリラさん聞いてたと思うんですけど。
なんかこの独特の果実香ですよね。赤い果実感っていうのが、なんかウイスキーの枠にもあまりなくてですね。
いいんですよ、いいんですけど、これってどうやって評価していいのかわからないみたいな。
適切な例えかわかんないですけども、M1グランプリで必ず1回はある議論で、これって漫才なんですかっていうのがあるじゃないですか。
あの感覚だと思います。
Drinkers Lounge
ウイスキーですかってことじゃなくてってことですよね。
A whisky lovers diary
そうですそうです。この香味構成のあざとさって、どういう評価をすればいいんですかっていうのはわからないんですよ。
Drinkers Lounge
確かにブレンデッドモルトなので、やっぱシングルモルトの香味の。
僕もなんかその時も言ったんですけど、シングルモルトの香味の組み合わせではないですよね。
そうですそうです。
まさに本当にブレンデッドウイスキーだったりブレンデッドモルトの香味の組み合わせになるなっていうのはありますよね。
A whisky lovers diary
ちょっと正直、いいボトルなんですけど、困惑しながら飲んでました。
Drinkers Lounge
なるほど。
A whisky lovers diary
これが好きな人はすごい刺さりますし、これしか飲めないんじゃないかっていう感覚はあるんですよね。
なんか不思議な感覚になりました。
Drinkers Lounge
なるほどな。
A whisky lovers diary
なんかすごいバランスがいいんですよね。
決して荒さが目立つとかそういうものではないので、そこがある意味ずるいというか。
Drinkers Lounge
褒め言葉ですよね。
A whisky lovers diary
こういうまとめ方があるんだみたいな。
そこになんかすごい評価ってなった時に、僕の評価軸で語れないやつですね。
Drinkers Lounge
好みかと言われると、飛び道具感が正直強かったとは思うんですよ。正直ですね。
A whisky lovers diary
でもそれは悪い話ではないので、別に完成度は高いですよね。
Drinkers Lounge
じゃあ僕もちょっと今度飲みに行こうと思います。それであれば。
A whisky lovers diary
ぜひ。他の人たちがどう思ってるのかちょっと気になるところでしたね、これは。
Drinkers Lounge
なるほどな。
Drinkers Lounge
あと僕はそうですね、弁路マックの好きな僕なのでちょっと最近リリースされた、
秩父のアサヤ商店さんの弁路マックについては喋ろうかなと思うんですけど。
ぜひ、あれは。
あの弁路マックは、とりあえずですね、あの弁路マックは美味しいです。
正直だと2002年上流の2024年ボトリング。
熟成20年オーバーなんですよね。まずよく詰めたね。
A whisky lovers diary
ほんとそうですよね。02ですよね。
Drinkers Lounge
ほんとですね。
いやよく詰めたなと思って、飲んだわけなんですけど、現状ですね、まだ本領はっきりではないです、先に。
お伝えすると本領はっきりではないんですが、まず熟成感ちゃんとあって、ピートもちゃんとそれに、
その熟成感に相当にちゃんと溶けてて、
あとちょっとびっくりしたのが、これファーストフィルバーボンバレルで20年オーバーで熟成なんですけど、
タルカンバチバチかと思ったら全然そんなことないんですよ。
ちゃんと原種の個性が綺麗に残るぐらいのタルカンなんですよね。
そのシューレン味があるとか、あと、
とかですね、それが飲むと若干シューレン味だったりとか、重さだったりとかで、
若干、タルは乗ってるんだとはわかるんですけれど、
熟成感だったりとかの、爆破の熟成感だったり、フルーティーさだったりとかですね。
ピートのせいなのかもしれないんですけど、わかんないんですけど、あまり強すぎないピートだったりとかで熟成が長いっていうのが、
そっちの方が先に香味が取れるのか、からかどうかはわからないんですが、タルカンは支配的じゃないっていうのが個人的には結構驚きポイントでしたね。
A whisky lovers diary
なるほど。
まず、前情報として、僕はその時飲まなかった、これは金沢でも買うっていう話を聞いたので、
あえて東急飲まなくていいやということで飲んでないんですけども、
なんというか、まずゼロニーっていうのが珍しいんですよねっていう前情報ですね。
ゼロニーが珍しいっていうのは一つ。どのくらい珍しいかっていうと、美味しいボトルなので、
なかなかゼロニーの方はボトリングがそんなにたくさんできるわけじゃないぞっていう話が言われてるぐらいですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
なんで、今年、去年でしたっけ、アレンちゃんとかが詰めたゼロニーがあったりとかっていうので、
アジア市場でもそんなにゼロニーってたくさん詰められてないようなんですよ。
フープとかもゼロニーとか詰めたりしてますけども、そんな簡単じゃないぞっていうのがペンドマックゼロニーのイメージなんですよね。
2000年代以降のペンドマックもヴィンテージとしてちょっと覚えておかなきゃいけないヴィンテージだと。
特に2,3年ぐらい前に出たメソン向けのゼロニーっていうのがめちゃくちゃうまいぞと。
何本かあったはずですけども、その中の1個がとっても美味しいというので話題になったんですよね。
Drinkers Lounge
日本で全然話題になってなかった気がするんですが、それをたまたま持ってる人がいて。
A whisky lovers diary
手に入れられなかったんだと思いますよ。
あれは本当にすごいんですよね。っていうのが1つあるわけですけども。
そういうボトルの中のゼロニーっていうので、ただゼロニーの中でも家族番号がちょっとずれてるんですよね。
なので、そこがどう出るかがちょっとまだ分からないというか、分からなかったというか。
そこが有識者の方々の懸念事項だったというふうには聞いてますね。
またシスターガスクもこれはどっかで出てたようですけども。
Drinkers Lounge
そうなんですか。さすがですね。
A whisky lovers diary
でもあまり情報がないというふうに言われていて、その中で小笠谷さんも出されたというような経緯ですね。
Drinkers Lounge
なるほど。
とにかく話題になった、目の向けのゼロニー、ベンのマック、まるでブローラのようだみたいなことを言われた。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
ベンのマックというかそういうベンのマックだったんですけど、小笠谷さんのベンのマックに関しては少なくとも現状その要素はないかなと思います。
どちらかというと、リリースしたばかりのレアモルトって言うほど硬くはないんですけど、飲み頃は今じゃなかろうというか、本領発揮は今ではないっていうふうに思わせるぐらいにはやっぱりちょっとドライ目なんですよね。