そうなんですね、トンプソン向けはやっぱりグレンバーギーが本当にダークホースすぎて、
ちょっと僕は本当あれタッチの差で買えなかったんですよね。
国内向けのグレンバーギー本当にあれは結構後悔します。
ここ最近の数年の。
そうなんですね。
あれに関しては。
あとは多分ちょっと面白いなと思ったんですけど、
フェッタケアのハンドフィルの話をちょっと聞かせて欲しいんですけど、
これどんなのこれ。
これはですね、リストレイクスクーシブですよね。
一言で言うと全然美味しくなかったんですけども。
なんかそれはすごい伝わってくるんですよね。
ワインビネガー感がすごいんですよ。
ワインビネガー感が。
どういう、ワインビネガーだったのではっていうぐらいの高みというかなんか。
これどういう生きさせで飲んだかと言いますと、
ハートブラザーズのグレントファースをアップしてると思うんです、96の。
96のトファースって何本か飲んでるのでなんとなくイメージあるんですけど、
そんな味違いがなくてですね、ボタニカル感。
ボタニカルというか、なんか洒落たカフェとかにあるボタニカル水とか。
もっと近いのはですね、ちょっと意識高い系のラーメン屋とか魚介系の混ぜそばとかあるところで、
レモン水を皮ごとボカボカ入ったレモン水ってあると思うんですよ、レモンがたっぷり入った。
皮の味までしっかりする、いいとこも悪いとこも出てくるレモン水ってありますよね。
あの香りがするんですよ。
熟成、96ですもんね。
96です。
熟成別にそんなすごい短いとかでもない。
ハーバルな感じがあって、でも飲んだらなんか無難にまとまってて不思議なボトルと思って。
だいたいこういうボトルってごちゃごちゃしててネガティブな味があって、
なんか嫌な思いすること多いんですけど、
それがないっていうのがすごい面白かったんですよ。
これを話していく中で、これってもしかしてシェリーカスク、シェリーバッドって言ってるけども本当っていう。
パターンとしては2つあって、そもそもシェリーダルじゃなかったっていうパターンと、
ただこれバッドって書いてるのでちょっと腐ってたんじゃないかっていう。
中のシェリーが。
っていうような仮説を立てたりしてたんですね。
マジですか。
なんか面白いのありますよっていうので出てきたのがこのフェッターケアンで。
これは多分ワインビネガーですよねっていう。
時々取り違えることがあるっていうのはやっぱり現地からもいろいろ入っていて、
結構あの人たち適当だっていうのはみんな言ってますよねってスペインの人が来て言ってたけども、
そんな周りが思ってるほどそんななんかちゃんとやってないぞっていうのは。
本当に極東の島国にもこうして話が届いてるぐらいですから相当なんだろうなと思いますよね。
しかも昔はさらにちゃんとやってないぞと。
っていう話をしていまして。
これシェリーなんですね。
いやすごい面白いな確かに。
多分これは僕らの想像で言うとワインビネガーカスクだったのが黒く塗られてシェリーカスクになってるとして出たんじゃないかと。
ワインビネガーの味しかしないというちょっと面白いボトルでしたね。
そういうなんか面白いボトル結構飲みましたね。
でもやっぱりそういうボトルをディジタルDエクスクルーシブルとして出してくるフェッターケアンのなんていうんですかね。
一本取られた感というか。
確かにそうですね。
男気とはちょっと違う変態性を感じますよね。
そうですよね。
どうせうちの上流の好きなやつなんてこんなのが好きなんでしょっていうような感じを言うとすごい失礼かもしれませんけども。
正直メインストリームではないじゃないですかフェッターケアンって。
絶対そうですよねフェッターケアンの要はオフィシャルスタンダードをオフィシャルが出すべき味わいでも多分ないでしょうしね。
そういう時にこういうの出してくる。
レアだよっていうような感じで出してくるタイプの上流商なんですよねやっぱりフェッターケアンという上流商は。
という面白さでしたりとか。
あとはさっきのハリソンホードの話ちょっと戻りますけどハリソンホードはハリソンホードでですね。
これワインカスクフィニッシュかけてるんですよ。
マリラカスクって書いてあるんですか。
いやマリラカスクですね。
マリラカスクフィニッシュ。
でマリラカスクなのに美味しいっていうのはあるんですけども。
マリラカスクフィニッシュします?みたいなところ。
ジムマッキュアン前のハウススタイルのブレックラディは多分プレーンでいいと思うんですよ。
いやそうですね。
そこであえてマリラカスクフィニッシュをかけてバリンチで出すっていうのがこれジムマッキュアンらしいよなと。
いやそれは確かにそうですよね。
ジムマッキュアンになってるんですよね。
なるほど。
そこはさすがだなと思いました。
確かに。
ちなみにちょっと知らない人のために若干補足を入れますとですね僕の方から。
はい。
ぜひ。
ブレックラディ上流商っていうのはですね1980年代から90年代にかけてですね。
もう本当に閉鎖の危機があって実際閉鎖したんですけど一時的に。
はい。
その閉鎖したのが2000年代に入ってから上流商を再建したですね最大の功労者である人がジムマッキュアンという人なんですね。
はい。
その再建の仕方というのがですね攻めた再建の仕方をしまして。
今までブレックラディ。
ブレックラディって結構曝画館のちゃんと乗ったピートがそんな高れてないですね。
もったりとしたハイランドモルトみたいな味わいのアイラモルトっていうですね。
本当にマニアにしか受けないみたいな味わいだった。
美味しいんですけど。
はい。
マニアにしか受けないみたいな味わいだったんですけどそこからですねピートをバチバチに炊いたポートシャーロットみたいなのを出したりとか。
はい。
基本的に2回上流で作るウイスキーなんですけど3回じゃ飽きたらず4回上流したりとかですね。
いろんなやってみな羽根の精神でですねいろいろな商品をリリースしてコアなファンを作ってですねその後の。
そうですね。
今のバートさんだったと思うんですけどそのまま弟子のようなマスターブレンダー。
今はバスターブレンダーに変わりまして。
彼もその今実験セッションを引き継いでですねオフィシャルボトルなのにタレの調味、タレの香味、スモールバッチのタレの構成を細かくアナウンスするとかですね。
毎回毎回オフィシャルボトルなのに味が全然違うとかですね。
ずっと面白いことをたくさん出しておりましてですね。
こういった感じで本当に再建がうまくいったタイプの上流商なんですよね。
その再建、最前線で引っ張った人の一人がジム・マッキューワンさんですね。
もともとボーマの関係者でしたっけ。
そうですよね確かに。
ボーマの関係者ですよね。
そこらへんはちょっとざっくりしててこれ以上の細かいことは言えないんですけどそういう人です。
すごい良い人って聞きますよね。
大阪にはジム・マッキューワンバーっていうのがあるんですよ。
そうなんですか。
ウイスキーアイランドジム・マッキューワンバーって言って一回行ったんですけど。
普通に良いバーでもありですね。
ちゃんとジム・マッキューワンもそこを心よく受け入れてください。
そうなんですね。名前を使って。
そうなんですそうなんです。
ありがたいことですよ。
本当に僕が行ったのは前のバーテンダーさん、ちょっとグループの中で異動があったらしいんです。
前のバーテンダーさんの時だったんですけども、すごい良かったですね。
懐かしいです。
そういう気さくの面もあるんですよね。
日本でバーに名前使っていたらいいよっていう気さくに言ってくれる。
すごいですよね。フォームが違うなと思います。
ドリラジさんどうですか、その後。
そうですね、その後的には。
ちょっと端休め的な感じのボトルで言うと、話題のボトルとしてジャパニーズですね。
KUJUのファーストリリースを貼っていただいたんですよ。
ベラボーに応じて、さすがにファーストリリースですし、熟成も当然3年と短いので、取り立てて云々ということはないんですけど。
僕が飲んだ感じで言うと、秩父蒸留所と同じような感じを感じまして。
むしろ逆に言うと、秩父のファースト10ではなく、本当のファーストリリース秩父蒸留所もあるんですけど。
秩父の本当にファーストリリースと飲み比べるのであれば、おそらくKUJUの方が美味しいだろうなっていう感じの。
結構ファーストリリースとして、これは正解なのか大正解なのではっていうような味わいのボトルですね。
なので本当にこれに関しては、現状飲んでですね、ベラボーにうまいとかっていうのはちょっと違うんですけど、
本当に今後に期待できるというかですね、結構きっちり作ってるなっていうふうに思えるタイプの酒のシングルモデルでしたね。
これはだから僕は個人的に結構高評価というかですね、歓迎したいなっていうふうに思いました。
KUJU蒸留所は大分県でしたかね。
確かごめんなさい、僕はそこもわかんないんですけど、そうかもしれないです。
KUJUは大分県で、あそKUJU国立公園の一角にあると。
入本は僕も飲んだことある気がしますけども、今回はシングルモデルとKUJUという。
ファーストリリースっていうのは3年熟成させたということですね。
ということになりますね。
なるほど。
どうしても58度ですね。
で、ワンバッジが500キロなんで結構小さいですね。
そうなんですね。
そういうのも。
仕入れどうしてるんですかね、1トンじゃないから。
なるほど、1トン分仕入れて2バッジ作るのか。
250×2とかじゃないですか。
そんな感じですか。
聞いてみたいところですね。結構大変ですよね、500いったら。
そうですよね。
あれらしいですね、フォーサイスらしいです。
そうなんですね、なるほど。
秩父っぽいですね、確かにそうやって考えると。
秩父に習いっていうふうにジャパニーズウィスキーイヤーブックには書いてありますね。
そうなんですか。
だから秩父らしく、しかもベンチャーウィスキーのアクトイチローさんに教えを受けて書いてるので。
なるほど。
秩父でも、秩父とマルス・ツヌキでの研修を受けているというので、
ダグラスファーの学校総なので、
マスタンで。
というところで、確かに秩父をかなり意識してるんではないでしょうか。
あるか。
という感じがしますね、この雰囲気は。
ああ。
という話でしたので、なんかこういう話も聞いてみたいですね。
結構味わいにもそれは出てるなと思いますね。
そっかそっか、津崎だ、もともと。
もともと、ツヌキですか?
津崎。
いや、津崎。津崎障子。津崎っていう酒屋がありますよね。
ああ、はいはいはいはい。
あそこがやったんですよ。
ああ、そうなんですか。
ええ。
いや、私は相当気合い入ってますよね、これ本当に。相当気合い入れてすごい上流したと思いますよ。
そうだそうだそうだ。
津崎さんのところ、資本投下したんですね。いや、面白いですね。
酒屋から上流状態。
だからまあ、上流の規模的にもっていう感じなんですね。
きっと規模がそんな大きくないっていう感じです。
結構僕すごい真面目に作ってるなと思いますよ、本当に。
なるほど。いや、ぜひ飲みたいですね。
はい、ぜひぜひ。
意外と僕が飲んだときぐらいは、なんかまだネット探せば全然買えたみたいな感じだったので。
そうなんですね。
そういうなんか話がいいですね。ちゃんとそういう秩父らしいっていうのを前情報なしで感じられる感覚っていうのが、実際ルーツがあって狙って作ってると思うんですよね。
だからそれが狙えてるっていうのはさすがだなと。
そうですよね。いや、本当にそう思いますね。
で、6月に入ってってどこですか?
いくつかちょっと喋りたいのがありましてですね。
性質なタイマンゴーの甘みみたいなのも感じられて、幕画の熟成感も年数以上ですし、スペックから考えたら本当によくできたリンクウッドだなと思います。僕は正直これ欲しかったですね。
なるほど、それぐらいのいいボトルだったんですね。 いいボトルでしたね。今後のご活躍も期待できる吉村さんなので、今後もやっぱりこういう感じのボトルリリースしてほしいなと思います。
なんとなく勝手なイメージとしては、多分間違ったイメージなんでしょうけど、少し20年ぐらいの熟成みたいな、18年中熟ぐらいのが好きなイメージは僕あったんですけど、全然そんなこともないんでしょうね。なんか美味しければ飲んでみたいですね。
あの人もやっぱり名言として、一番今まで飲んだ美味しいウィスキーっていうのにわやと答えず、僕は未来のウィスキーに今まで飲んだウィスキーを超えるボトルがあると思いますみたいなことをですね、以前どこかで言っていたことがあったような気がするんで。
そうなんですね。ネッカルの原稿屋さんなんですね。 ネッカルの原稿屋さんです。
じゃあ、そういうのを感じられるようなボトルだったと。 本当に。
そうですね。ボトルでした。すごい。僕は個人的にこれ大好きですね。
面白いです。ぜひ僕もどっかで飲んでみたいと思います。 ぜひぜひ。
他はどうでしょうかね。
あとは、面白いなと思ったのは、ウィスキーフープ向けのですね、ブラドックですね。
これ僕も飲みました。どうでした?
僕これレコメンドつけてないんですけれど、味わいとしてはかなりしっかりまとまったシェリーカスクのシングルモールドだなっていうか。
レコメンドつけてない理由が、ブラドックってどういう上流だっけがよくわからなくなったので、つけてないだけなんですけれど。
本当にきれいなシェリー感の、なんていうか、有料シングルモールドというかですね。
価格も別にそんなにベラボン安いわけじゃないんですが、いいお酒だなと思いました。
僕もいいなというところと物足りないなっていうところがあって、ただ物足りないなの理由はおそらくブラドックに起因してるのかなと思いますけど。
結構フローラルなイメージなんですよね、ブラドックって。
確かに。
割とパフュームとかに変化しやすいっていうのは90年代は少なくともそういうボトルが多くてですね。
確かにそうです。
実際これを飲んでもライトでしたよね。
そうですね。これはもうローランドだからって最近はちょっと言えなくなりすぎてありますけど、確かに古き良きローランドっぽいライトさがあるというかですね。
ありますよね。そこに綺麗な質のいいシーズニングだろうと思われるシェリー感がしっかり乗ってて、単熟でもしっかり美味しく仕上げてくるっていう感じだと思うんですよ。
僕これを飲んでまず思ったのは、なんかのアイリッシュってこういうの進行アイリッシュこういうのあるようなみたいな。
ああ、なるほど。
こういう系で攻めてくるものって結構あるイメージがあってですね。綺麗なシェリーダルでしっかりとシェリーの甘みを出して単熟で攻めるみたいな。ニューワールド系もそうですけども。
確かに。確かにそうですね。確かにこのブラトロック熟成10年未満ですもんねよく考えたら。
18じゃないですか確か。
そうですね。
っていうのでその系譜のボトルだなと。なんでスコッチ好きと言うとちょっと話が変わってくるんだろうなと思うんですが。
はい、確かに。
一方でと言いますか、そういう良さも感じるボトルというふうに僕はなんとなく感じたんですよね。
はいはいはい。なるほど。
これを好きとなる人とそうじゃない人は結構僕別れると思ってまして。
ああ、確かにそうですね。別れる。
ぶっちゃけ僕はそんなに刺さらないんですよ。こういう無義感の弱いボトルっていうのはシェリー感もあって無義感もしっかりあって初めて好きと思う人種。
あんまりこれは刺さらないんですが、これが好きな人が一定数いるっていうのはよくわかります。
ああ、そうですね。
というような感じですがどう思います?ドリルライトさん。
そうですね。僕も実はそういうところ評価自体は全然低くなくて、デコメント付いてないだけなんですけれど、単熟のウラドロックとしてはかなり、個人的にはこの樽感は綺麗だし、酒としての仕上がりは別に全然悪くないな、平均以上全然いいのではっていうような感じだったので、割と高めの評価にはなってるんですけれど、
僕も個人的にドストライクかっていうか好みのストライク像に入ってるかって言ったら実際結構ちょっと外れてはいるんですよね。
そのあたりは結構同意見というか、本当に確かにしっかりとバフガノマイが感じられるボトルが僕も正直好きなので、その部分若干物足りなさはあるんですけれど、お酒としてのレベルは別に全然低くないなというかむしろ高いなと思います。
僕もAプラスってつけてますけど、レートの基準はお二人とも違いますけども、低くないけどクソ高くもないっていう理由はそういうことですね。
普通にいいボトルですと。人によってはめちゃくちゃ甘いっていうパターンもあると思います。
そういうボトルはぜひ一回飲んでいただければなと。
ちなみにアードベックの新しいスモーキーバース飲みます?飲んでますよね。
せっかくだからこいつについてもちょっとしゃべりましょうか。
今日のメインの一つこれですね。
これは多分ドリルさんに変換したら星1.5くらいなんです、僕の中では。
でもそんな軽いと思わなかったっていう意見もあって、僕はいいと思います。
飲んでみて僕はこうだったよ、あなたはどうですかっていうのがこのあえて評価と訂正コメントを書いた意見なので。
そうですよね。評価なんて本当にその時の最大瞬間風俗みたいなもんなんですから。
なのでどういう流れでも全然いいんですけど、どうしましょう。僕からはこれを話しますか。
ぜひぜひぜひ。
まず高糖度発酵っていうのを基礎知識として。
そうですね。これは事前に入れとかないと意味が分からないので入れときましょう。
ちゃんとウィーコネっていう素晴らしいポッドキャストがあって、ウィスキーコネクトで下野さんっていうティー&ティーとモルトヤマで。
なんとかも有名なティー&ティーとモルトヤマの下野さんが。
下野さんが高糖度発酵について熱く語ってる回っていうのはウィーコネにあるんですね。
なんだってすごいなウィーコネって。
そうなんですよ。これ多分日本で高糖度発酵のコンテンツ出してるのはまだうちだけじゃないかっていう気がするんですが。
そんなの出していいのかって感じなんですが、まずそれを聞いていただきたいなと思います。
そうですね。これが手っ取り早いですね。
高糖度発酵は下野さんの主張だと結論だけ言うと、やっぱりネガティブな話なんですよね。
っていうのは、いろんな好みを出していくって中で糖度が高いってことは糖を酸性するとこに酵母が頑張りすぎちゃっていて、
あんまりそれ以外のところっていうのはいろんな好みがあるのに、そこにフォーカスしなくなるから結果的に出質はライトになるし、
いろんな複雑な好みっていうのは出ないんだよって話は言ってたと思います。
あとそうですよね、酵母にかかるストレスというか、酵母にとってはストレス環境であるということから出質のライトさんにつながっているという話。
酵母が頑張れないんですよね、ストレスになって。
そうすると音量を発揮できないというかですね。
そうなるとですよ、ちょうどそういう話をした後にアードベックがこういうスモーキーバースっていうものを出してきたわけですよね。
答え合わせみたいになったわけですけども。
そうなんですよね。
めちゃくちゃライトじゃないかというふうに。
超ライトですよ。
これですね、置いて飲んでほしいんです。
ピートを感じるときに無気感があるのが多分単熟のウイスキーの特徴ではあると思うんですね。
そうですね。
で、スパイシーになると。
ただピートを感じる頃にはもう無気の味が終わってるんです、このボトルは。
そうですね、そもそも論なんですけど、アードベックっていうのはやっぱりアイラモルトの中でもカリラ以上にボディが軽いんですよ。
アードベックはそもそもボディ軽いです、やっぱり旧人代以降ははっきり申し上げて。
90年代はまだマシなんじゃないですか。
マシですかね。
アードベックはやっぱりアイラモルトの中でもず抜けてボディが軽いので、そもそもボディが軽いお酒って思ってるんですけど、すごいPTなんですよ。
PTなんですけどボディが軽いっていうタイプのお酒なんですけど、本当に輪をかけてボディが軽いというか、相変わらず軽いなみたいな感じではあったんですけど、軽いんですよね。
一線を超える軽さだとも思いましたね。
軽さの向こう側にたどり着いていると。
プレーンなところも弱いなみたいな感じで、超ライトっていうのは正直ありますよね。
気になるのは高糖度発酵をするということですよ。タルと違うわけですよね。
タルっていうのは限定品だけでワンバッチ仕込んだ後にコミュニタルだけ買えればいいわけですけども。
確かに。
高糖度発酵をアーティメックみたいなでかい状況でやったってことは、もう既にだいたいやってると思うんですよ。
そうですね。そうなりますよね。
基本的には高糖度発酵でいきますよっていう宣言みたいなもんだと思うんですよ。
なるほど。わからないですけど。
特に高糖度のやつを混ぜたっていう。それかこれが実験台だというふうに考える不審もありますけども。
個人的にはこれやりすぎというふうに思いましたね。
なるほど。僕もボディ学類に関しては完全に同意しかないんですけど。
だって香り若いじゃないですか。香り若い、熟成年数経ってない。もっとモルティであれと思うんですけども。
モルティさんなし。だからこれ置いといたらひどいことになると僕は思っちゃったんですね。
っていうので滅多に書かない評価Bっていうのを書いたんですけど。
僕はなんですけど、実は星3つつけてるんですけど、レコメンドはつけてなくて。
ちなみに僕の星3つっていうのは本当に、いわゆるボリュームゾーンの中では割といいよねっていうような感じ。