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2025-06-21 37:00

#37 最近飲んだボトルを語ろう(2025年5月末に飲んだボトル)

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首都圏と地方都市、それぞれのテイスティング視点を持つ、ちょっとマニアックな飲み手がお届けするポッドキャスト「ウイスキーコネクト」。
 

今回は、「最近飲んだボトルを語ろう」の回です。

思った以上に多く語ってしまい、全然進まないこのエピソードですが、今回挙がったボトルも中々多く、面白いボトルをいくつか挙げられることができたかなと思っています。
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サマリー

このエピソードでは、最近飲まれたウイスキーのボトルについての詳細なレビューが行われています。特にダルウィニーのハンドフィルやブリックラディのハリソンフォードセレクトが話題になり、さまざまな味わいやその背景について議論されています。最近のエピソードでは、KUJU蒸留所のファーストリリースやグレンエルギンのボトルについての感想が語られています。KUJUのウイスキーには今後の期待が持てると高い評価が寄せられています。また、最近リリースされた個性的なボトルの味わいについても興味深いディスカッションが行われています。このエピソードでは、2025年5月末に飲まれたウイスキーのボトルについて語り、リンクウッドやブラドックの特徴や味わいが紹介されています。アードベックの新しいボトルについても言及され、評価や感想が述べられています。最近のエピソードでは、アードベックのボトルについての感想や飲みやすさ、スモーキーバースの新しい方向性について議論が交わされています。ウイスキーに関するさまざまな見解が共有されており、リスナーの意見も募っています。

ウイスキーの紹介
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーの繋がりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックなのを見て二人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、
昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。ということで今回もよろしくお願いいたします。ウイスキーラバーズダイアリーです。
よろしくお願いします。ドリンカーズラウンジです。
今回は最近飲んだボトルについて語ろう会をやっていますけども。
5月上旬まで編みたいな感じでやってますけども。
多少2本撮りの予定だったんですが。
割と分量が伸びてしまった結果3本撮りになるかもしれないというぐらい。
良くて3本でございます。
すごい喋りました。
すみません。ただすごい楽しく喋っちゃったので、皆さんも楽しくと聞いていただければと思うんですが。
確か今回は5月の下旬ぐらいに飲んだボトルについてですね。
長間以降に飲んだボトルの話になるんじゃないかなという感じですね。
そうですね。そこから終年が終わってちょくちょく中旬の話を飲んで、
6月に入ってたらいいなというふうに思っています。
変な話はやっぱり6月は年内の上半期が終わるタイミングなので。
実を言うと意外といいボトルがたくさん出ていたりとかしているタイミングなので。
実を言うと今月というかですね、5月6月って割と話す話題があるんですよね。
というのでぜひお聞きいただければと思います。
今回もぜひよろしくお願いいたします。ごお聞きくださいませ。
お願いします。
ダルウィニーとトンプソンのボトル
じゃあ一旦僕に戻りましょうかね。
僕はそうですね、大阪に行った時は何店舗かもあったんですけども。
パークモアとかだといろいろ話をしててテイスティング書くの忘れてたんですけども。
アイリッシュとダルウィニーのハンドフィルをもらいましたね。
ダルウィニーのハンドフィル美味しかったですね。
そうなんですか。
ダルウィニーってハンドフィルやってるんですね。
これ2023年って書いてますね。
じゃあコロナが明けてすぐぐらいから。
リアジアの上下ですよね。
ハンドフィルなのか、ディスタイルエクスクーシブ、ハンドフィルだって書いてますね。
これ良かったですね、ダルウィニーのハンドフィル。
あと意外に好きだったのが、トンプソンのオルトモア。
トンプソンってよくオールドのジャコーネとかセスタンテとかの。
パクル、ラベロパクル。
オマージャルじゃないですか。
あのオルトモアのオマージュは割と良かったです。
これは値段考えたら結構アリだと思いました。
このシリーズ意外と過水だったりするので、寝かしてどうこうするっていうのは向かないのかもしれませんけども。
ただちょっと置いといても全然良いんじゃないかなと思うぐらい。
割と良かったですね、このボトルは。
なるほど。
こんなボトルもあるんだなというので参考になったというか。
僕が飲んだ中でも結構ストーリー的に面白いのが、
ブリックラディのバリンチのハリソンフォードセレクト。
ハリソンフォードセレクト。
ハリソンフォードがブリックラディ好きだからってやつですね。
あれ面白かったですね。普通に美味しかったです。
そうなんですね。
しかも売られたの結構古いんですねよね。2009年って僕全然知らなかったんですけど。
そうなんですよね。2009年でハリソンフォード好きらしくて、
これはヘザーハニーで飲んだんですけども、
マスターの三浦さんがハリソンフォード好きらしくて結構頑張って買っちゃいました。
ヘザーハニーさんの情報を教えていただきたいんですけど。
大阪のキサシンチのバーですね。結構若い方っていうか、僕よりは年上ですけども、
すごいお人よしな方で。
ありがとうございます。
結構ですね、トンプソンが多いんですよ。
トンプソンのボトルが多くて、
トンプソンのバーギーの国内向けを飲んだのは、
僕はトンプソンのイタリア向けのバーギークソうまいぞって結構ワーって言ってたじゃないですか。
あれを知ったそもそものきっかけはここなんです。
ヘザーハニーで国内向けのバーギー飲んで美味しいなってなって、
で、同じようなボトルがまた出たぞって言って買ったらイタリア周りだったっていう、
そういう流れだったりとか。
なるほど。
ちょっとこう面白いものもあるんですよね。
ブリックラディの特徴
そうなんですね、トンプソン向けはやっぱりグレンバーギーが本当にダークホースすぎて、
ちょっと僕は本当あれタッチの差で買えなかったんですよね。
国内向けのグレンバーギー本当にあれは結構後悔します。
ここ最近の数年の。
そうなんですね。
あれに関しては。
あとは多分ちょっと面白いなと思ったんですけど、
フェッタケアのハンドフィルの話をちょっと聞かせて欲しいんですけど、
これどんなのこれ。
これはですね、リストレイクスクーシブですよね。
一言で言うと全然美味しくなかったんですけども。
なんかそれはすごい伝わってくるんですよね。
ワインビネガー感がすごいんですよ。
ワインビネガー感が。
どういう、ワインビネガーだったのではっていうぐらいの高みというかなんか。
これどういう生きさせで飲んだかと言いますと、
ハートブラザーズのグレントファースをアップしてると思うんです、96の。
96のトファースって何本か飲んでるのでなんとなくイメージあるんですけど、
そんな味違いがなくてですね、ボタニカル感。
ボタニカルというか、なんか洒落たカフェとかにあるボタニカル水とか。
もっと近いのはですね、ちょっと意識高い系のラーメン屋とか魚介系の混ぜそばとかあるところで、
レモン水を皮ごとボカボカ入ったレモン水ってあると思うんですよ、レモンがたっぷり入った。
皮の味までしっかりする、いいとこも悪いとこも出てくるレモン水ってありますよね。
あの香りがするんですよ。
熟成、96ですもんね。
96です。
熟成別にそんなすごい短いとかでもない。
ハーバルな感じがあって、でも飲んだらなんか無難にまとまってて不思議なボトルと思って。
だいたいこういうボトルってごちゃごちゃしててネガティブな味があって、
なんか嫌な思いすること多いんですけど、
それがないっていうのがすごい面白かったんですよ。
これを話していく中で、これってもしかしてシェリーカスク、シェリーバッドって言ってるけども本当っていう。
パターンとしては2つあって、そもそもシェリーダルじゃなかったっていうパターンと、
ただこれバッドって書いてるのでちょっと腐ってたんじゃないかっていう。
中のシェリーが。
っていうような仮説を立てたりしてたんですね。
マジですか。
なんか面白いのありますよっていうので出てきたのがこのフェッターケアンで。
これは多分ワインビネガーですよねっていう。
時々取り違えることがあるっていうのはやっぱり現地からもいろいろ入っていて、
結構あの人たち適当だっていうのはみんな言ってますよねってスペインの人が来て言ってたけども、
そんな周りが思ってるほどそんななんかちゃんとやってないぞっていうのは。
本当に極東の島国にもこうして話が届いてるぐらいですから相当なんだろうなと思いますよね。
しかも昔はさらにちゃんとやってないぞと。
っていう話をしていまして。
これシェリーなんですね。
いやすごい面白いな確かに。
多分これは僕らの想像で言うとワインビネガーカスクだったのが黒く塗られてシェリーカスクになってるとして出たんじゃないかと。
ワインビネガーの味しかしないというちょっと面白いボトルでしたね。
そういうなんか面白いボトル結構飲みましたね。
でもやっぱりそういうボトルをディジタルDエクスクルーシブルとして出してくるフェッターケアンのなんていうんですかね。
一本取られた感というか。
確かにそうですね。
男気とはちょっと違う変態性を感じますよね。
そうですよね。
どうせうちの上流の好きなやつなんてこんなのが好きなんでしょっていうような感じを言うとすごい失礼かもしれませんけども。
正直メインストリームではないじゃないですかフェッターケアンって。
絶対そうですよねフェッターケアンの要はオフィシャルスタンダードをオフィシャルが出すべき味わいでも多分ないでしょうしね。
そういう時にこういうの出してくる。
レアだよっていうような感じで出してくるタイプの上流商なんですよねやっぱりフェッターケアンという上流商は。
という面白さでしたりとか。
あとはさっきのハリソンホードの話ちょっと戻りますけどハリソンホードはハリソンホードでですね。
これワインカスクフィニッシュかけてるんですよ。
マリラカスクって書いてあるんですか。
いやマリラカスクですね。
マリラカスクフィニッシュ。
でマリラカスクなのに美味しいっていうのはあるんですけども。
マリラカスクフィニッシュします?みたいなところ。
ジムマッキュアン前のハウススタイルのブレックラディは多分プレーンでいいと思うんですよ。
いやそうですね。
そこであえてマリラカスクフィニッシュをかけてバリンチで出すっていうのがこれジムマッキュアンらしいよなと。
いやそれは確かにそうですよね。
ジムマッキュアンになってるんですよね。
なるほど。
そこはさすがだなと思いました。
確かに。
ちなみにちょっと知らない人のために若干補足を入れますとですね僕の方から。
はい。
ぜひ。
ブレックラディ上流商っていうのはですね1980年代から90年代にかけてですね。
もう本当に閉鎖の危機があって実際閉鎖したんですけど一時的に。
はい。
その閉鎖したのが2000年代に入ってから上流商を再建したですね最大の功労者である人がジムマッキュアンという人なんですね。
はい。
その再建の仕方というのがですね攻めた再建の仕方をしまして。
今までブレックラディ。
ブレックラディって結構曝画館のちゃんと乗ったピートがそんな高れてないですね。
もったりとしたハイランドモルトみたいな味わいのアイラモルトっていうですね。
本当にマニアにしか受けないみたいな味わいだった。
美味しいんですけど。
はい。
マニアにしか受けないみたいな味わいだったんですけどそこからですねピートをバチバチに炊いたポートシャーロットみたいなのを出したりとか。
はい。
基本的に2回上流で作るウイスキーなんですけど3回じゃ飽きたらず4回上流したりとかですね。
いろんなやってみな羽根の精神でですねいろいろな商品をリリースしてコアなファンを作ってですねその後の。
そうですね。
今のバートさんだったと思うんですけどそのまま弟子のようなマスターブレンダー。
今はバスターブレンダーに変わりまして。
彼もその今実験セッションを引き継いでですねオフィシャルボトルなのにタレの調味、タレの香味、スモールバッチのタレの構成を細かくアナウンスするとかですね。
毎回毎回オフィシャルボトルなのに味が全然違うとかですね。
ずっと面白いことをたくさん出しておりましてですね。
こういった感じで本当に再建がうまくいったタイプの上流商なんですよね。
その再建、最前線で引っ張った人の一人がジム・マッキューワンさんですね。
もともとボーマの関係者でしたっけ。
そうですよね確かに。
ボーマの関係者ですよね。
そこらへんはちょっとざっくりしててこれ以上の細かいことは言えないんですけどそういう人です。
すごい良い人って聞きますよね。
大阪にはジム・マッキューワンバーっていうのがあるんですよ。
そうなんですか。
ウイスキーアイランドジム・マッキューワンバーって言って一回行ったんですけど。
普通に良いバーでもありですね。
ちゃんとジム・マッキューワンもそこを心よく受け入れてください。
そうなんですね。名前を使って。
そうなんですそうなんです。
ありがたいことですよ。
本当に僕が行ったのは前のバーテンダーさん、ちょっとグループの中で異動があったらしいんです。
前のバーテンダーさんの時だったんですけども、すごい良かったですね。
懐かしいです。
そういう気さくの面もあるんですよね。
日本でバーに名前使っていたらいいよっていう気さくに言ってくれる。
すごいですよね。フォームが違うなと思います。
ドリラジさんどうですか、その後。
そうですね、その後的には。
KUJU蒸留所のファーストリリース
ちょっと端休め的な感じのボトルで言うと、話題のボトルとしてジャパニーズですね。
KUJUのファーストリリースを貼っていただいたんですよ。
ベラボーに応じて、さすがにファーストリリースですし、熟成も当然3年と短いので、取り立てて云々ということはないんですけど。
僕が飲んだ感じで言うと、秩父蒸留所と同じような感じを感じまして。
むしろ逆に言うと、秩父のファースト10ではなく、本当のファーストリリース秩父蒸留所もあるんですけど。
秩父の本当にファーストリリースと飲み比べるのであれば、おそらくKUJUの方が美味しいだろうなっていう感じの。
結構ファーストリリースとして、これは正解なのか大正解なのではっていうような味わいのボトルですね。
なので本当にこれに関しては、現状飲んでですね、ベラボーにうまいとかっていうのはちょっと違うんですけど、
本当に今後に期待できるというかですね、結構きっちり作ってるなっていうふうに思えるタイプの酒のシングルモデルでしたね。
これはだから僕は個人的に結構高評価というかですね、歓迎したいなっていうふうに思いました。
KUJU蒸留所は大分県でしたかね。
確かごめんなさい、僕はそこもわかんないんですけど、そうかもしれないです。
KUJUは大分県で、あそKUJU国立公園の一角にあると。
入本は僕も飲んだことある気がしますけども、今回はシングルモデルとKUJUという。
ファーストリリースっていうのは3年熟成させたということですね。
ということになりますね。
なるほど。
どうしても58度ですね。
で、ワンバッジが500キロなんで結構小さいですね。
そうなんですね。
そういうのも。
仕入れどうしてるんですかね、1トンじゃないから。
なるほど、1トン分仕入れて2バッジ作るのか。
250×2とかじゃないですか。
そんな感じですか。
聞いてみたいところですね。結構大変ですよね、500いったら。
そうですよね。
あれらしいですね、フォーサイスらしいです。
そうなんですね、なるほど。
秩父っぽいですね、確かにそうやって考えると。
秩父に習いっていうふうにジャパニーズウィスキーイヤーブックには書いてありますね。
そうなんですか。
だから秩父らしく、しかもベンチャーウィスキーのアクトイチローさんに教えを受けて書いてるので。
なるほど。
秩父でも、秩父とマルス・ツヌキでの研修を受けているというので、
ダグラスファーの学校総なので、
マスタンで。
というところで、確かに秩父をかなり意識してるんではないでしょうか。
あるか。
という感じがしますね、この雰囲気は。
ああ。
という話でしたので、なんかこういう話も聞いてみたいですね。
結構味わいにもそれは出てるなと思いますね。
そっかそっか、津崎だ、もともと。
もともと、ツヌキですか?
津崎。
いや、津崎。津崎障子。津崎っていう酒屋がありますよね。
ああ、はいはいはいはい。
あそこがやったんですよ。
ああ、そうなんですか。
ええ。
いや、私は相当気合い入ってますよね、これ本当に。相当気合い入れてすごい上流したと思いますよ。
そうだそうだそうだ。
津崎さんのところ、資本投下したんですね。いや、面白いですね。
酒屋から上流状態。
だからまあ、上流の規模的にもっていう感じなんですね。
きっと規模がそんな大きくないっていう感じです。
結構僕すごい真面目に作ってるなと思いますよ、本当に。
なるほど。いや、ぜひ飲みたいですね。
はい、ぜひぜひ。
意外と僕が飲んだときぐらいは、なんかまだネット探せば全然買えたみたいな感じだったので。
そうなんですね。
そういうなんか話がいいですね。ちゃんとそういう秩父らしいっていうのを前情報なしで感じられる感覚っていうのが、実際ルーツがあって狙って作ってると思うんですよね。
だからそれが狙えてるっていうのはさすがだなと。
そうですよね。いや、本当にそう思いますね。
で、6月に入ってってどこですか?
いくつかちょっと喋りたいのがありましてですね。
グレンエルギンの紹介
6月に入る前の5月の段階で、これ京都ファインワイン&ウィススピリッツさんのボトルなんですけれど、黒球のグレンエルギンがあるんですね。
漢字で神って書いて蛇がうねったみたいな感じのラベルなんですけど。
弁善家みたいなやつですね。
これがですね、結構綺麗にまとまってるタイプなんですけど、そういった意味で小粒と言ってもいいかもしれないんですが、
だとしてもですね、すごい綺麗にまとまったバーボンエルギンでして、もうグレンエルギンど真ん中っていう感じの味わいで、ちゃんと綺麗にブラッシュアップしてくれてる感じでしたね。
こういうボトルは、正直変な話を、ちょっとうがった話をすると、グレンエルギンのこういったタイプの味わいっていうのは、言ってみれば実は定期的に出るじゃないですか。
言わんとしてることはわからないですね。
毎年1本必ず出るってことはないですけど、グレンエルギンでだいたい10何年熟成みたいな感じのスペックで測っていくと、
年数に、ビンテージに限らずですね、こういったグレンエルギンは出てきてはくれるので、長く飲んでる人とかにとっては目新しさは確かにないかもしれないですけれど、
最近としては結構久しぶりのこういうタイプのグレンエルギンだったので、個人的にはすごい良かったですね。
こういうのってタルが悪いとなんか微妙になりがちですけど、テイスティンコミュニティドリライさんの見る限りでは結構タルがしっかりバーボンカスクが効いてるのかなっていうのが。
綺麗に本当に効いてるタイプの、綺麗な本当にバーボンエルギンっていう感じですね。
こういうのは僕もやっぱり十数年前から飲んでて、やっぱり定期的にリリースされてるのでポツポツ買ってはいたんですけど、なんで家に全然似たような感じの味わいでって言われたら確かにあるので、
あれなんですけれど、やっぱり定期的にリリースがあってほしいなっていうタイプの味わいなので、久しぶりになんかおいしいグレンエルギン飲んだなっていう感じになってきて。
まあリリースが多いだけに出すのも大変でしょうね。
そうかもしれないですね。
さてでは6月、じゃあドリライさんの方からいきましょうか。
スコモルのラストボトル
そうですね。6月ちょっと入りがけのボトルで言うと、スコモルさんのボトルですね。
テイスターシリーズのラストを買ったタイプのボトル。
ラストなんですか。
ラストなんですよ。ムネさんがですね、スコモルさんを退職されてですね、新しいプロジェクトを今立ち上げたばかりということになるわけなんですけど、
ムネさんですね、吉村さんのですね、追っかかえシリーズのザ・テイスターというシリーズのラストボトルは、ご本人である吉村さんが詰められたボトルですね。
リンク2009年、13年熟成ですね。度数も51.3度ありまして、もうこれスペック効いてるだけでまあうまいだろうなっていう感じのボトルですよね。
そうですね。
そうなんですよ。中熟に差し掛かる手前のいい熟成年数13年。度数も保たれていて、かつリンクウッドバーボンバレルの熟成ですね。
バーボンかつくじ系なんですけど、もう本当に、まず味わいの香味構成としては完全にリンクウッドど真ん中って感じの味わいです。フルーツがあって、華やかなフルーティーさがあってっていうところが始まるんですけれど、
やっぱりですね、トリコ飾るにある意味ふさわしいなというような感じで、まず出質がすごい綺麗。幕画の甘みもちゃんとある。熟成年数がやっぱりいい仕事してるんですよね。
フルーツ香はもちろんしっかりあるんですけど、トロピカルってさすがに言い過ぎなんですが、タイ産のマンゴーみたいな感じの、うっすらとですけどね、本当にうっすらとなんですけど。
性質が目立つみたいな。
リンクウッドの魅力
性質なタイマンゴーの甘みみたいなのも感じられて、幕画の熟成感も年数以上ですし、スペックから考えたら本当によくできたリンクウッドだなと思います。僕は正直これ欲しかったですね。
なるほど、それぐらいのいいボトルだったんですね。 いいボトルでしたね。今後のご活躍も期待できる吉村さんなので、今後もやっぱりこういう感じのボトルリリースしてほしいなと思います。
なんとなく勝手なイメージとしては、多分間違ったイメージなんでしょうけど、少し20年ぐらいの熟成みたいな、18年中熟ぐらいのが好きなイメージは僕あったんですけど、全然そんなこともないんでしょうね。なんか美味しければ飲んでみたいですね。
あの人もやっぱり名言として、一番今まで飲んだ美味しいウィスキーっていうのにわやと答えず、僕は未来のウィスキーに今まで飲んだウィスキーを超えるボトルがあると思いますみたいなことをですね、以前どこかで言っていたことがあったような気がするんで。
そうなんですね。ネッカルの原稿屋さんなんですね。 ネッカルの原稿屋さんです。
じゃあ、そういうのを感じられるようなボトルだったと。 本当に。
そうですね。ボトルでした。すごい。僕は個人的にこれ大好きですね。
面白いです。ぜひ僕もどっかで飲んでみたいと思います。 ぜひぜひ。
他はどうでしょうかね。
あとは、面白いなと思ったのは、ウィスキーフープ向けのですね、ブラドックですね。
これ僕も飲みました。どうでした?
僕これレコメンドつけてないんですけれど、味わいとしてはかなりしっかりまとまったシェリーカスクのシングルモールドだなっていうか。
レコメンドつけてない理由が、ブラドックってどういう上流だっけがよくわからなくなったので、つけてないだけなんですけれど。
本当にきれいなシェリー感の、なんていうか、有料シングルモールドというかですね。
価格も別にそんなにベラボン安いわけじゃないんですが、いいお酒だなと思いました。
僕もいいなというところと物足りないなっていうところがあって、ただ物足りないなの理由はおそらくブラドックに起因してるのかなと思いますけど。
結構フローラルなイメージなんですよね、ブラドックって。
確かに。
割とパフュームとかに変化しやすいっていうのは90年代は少なくともそういうボトルが多くてですね。
確かにそうです。
実際これを飲んでもライトでしたよね。
そうですね。これはもうローランドだからって最近はちょっと言えなくなりすぎてありますけど、確かに古き良きローランドっぽいライトさがあるというかですね。
ありますよね。そこに綺麗な質のいいシーズニングだろうと思われるシェリー感がしっかり乗ってて、単熟でもしっかり美味しく仕上げてくるっていう感じだと思うんですよ。
僕これを飲んでまず思ったのは、なんかのアイリッシュってこういうの進行アイリッシュこういうのあるようなみたいな。
ああ、なるほど。
こういう系で攻めてくるものって結構あるイメージがあってですね。綺麗なシェリーダルでしっかりとシェリーの甘みを出して単熟で攻めるみたいな。ニューワールド系もそうですけども。
確かに。確かにそうですね。確かにこのブラトロック熟成10年未満ですもんねよく考えたら。
18じゃないですか確か。
そうですね。
っていうのでその系譜のボトルだなと。なんでスコッチ好きと言うとちょっと話が変わってくるんだろうなと思うんですが。
はい、確かに。
一方でと言いますか、そういう良さも感じるボトルというふうに僕はなんとなく感じたんですよね。
はいはいはい。なるほど。
これを好きとなる人とそうじゃない人は結構僕別れると思ってまして。
ああ、確かにそうですね。別れる。
ぶっちゃけ僕はそんなに刺さらないんですよ。こういう無義感の弱いボトルっていうのはシェリー感もあって無義感もしっかりあって初めて好きと思う人種。
あんまりこれは刺さらないんですが、これが好きな人が一定数いるっていうのはよくわかります。
ああ、そうですね。
というような感じですがどう思います?ドリルライトさん。
そうですね。僕も実はそういうところ評価自体は全然低くなくて、デコメント付いてないだけなんですけれど、単熟のウラドロックとしてはかなり、個人的にはこの樽感は綺麗だし、酒としての仕上がりは別に全然悪くないな、平均以上全然いいのではっていうような感じだったので、割と高めの評価にはなってるんですけれど、
僕も個人的にドストライクかっていうか好みのストライク像に入ってるかって言ったら実際結構ちょっと外れてはいるんですよね。
そのあたりは結構同意見というか、本当に確かにしっかりとバフガノマイが感じられるボトルが僕も正直好きなので、その部分若干物足りなさはあるんですけれど、お酒としてのレベルは別に全然低くないなというかむしろ高いなと思います。
アードベックのスモーキーバース
僕もAプラスってつけてますけど、レートの基準はお二人とも違いますけども、低くないけどクソ高くもないっていう理由はそういうことですね。
普通にいいボトルですと。人によってはめちゃくちゃ甘いっていうパターンもあると思います。
そういうボトルはぜひ一回飲んでいただければなと。
ちなみにアードベックの新しいスモーキーバース飲みます?飲んでますよね。
せっかくだからこいつについてもちょっとしゃべりましょうか。
今日のメインの一つこれですね。
これは多分ドリルさんに変換したら星1.5くらいなんです、僕の中では。
でもそんな軽いと思わなかったっていう意見もあって、僕はいいと思います。
飲んでみて僕はこうだったよ、あなたはどうですかっていうのがこのあえて評価と訂正コメントを書いた意見なので。
そうですよね。評価なんて本当にその時の最大瞬間風俗みたいなもんなんですから。
なのでどういう流れでも全然いいんですけど、どうしましょう。僕からはこれを話しますか。
ぜひぜひぜひ。
まず高糖度発酵っていうのを基礎知識として。
そうですね。これは事前に入れとかないと意味が分からないので入れときましょう。
ちゃんとウィーコネっていう素晴らしいポッドキャストがあって、ウィスキーコネクトで下野さんっていうティー&ティーとモルトヤマで。
なんとかも有名なティー&ティーとモルトヤマの下野さんが。
下野さんが高糖度発酵について熱く語ってる回っていうのはウィーコネにあるんですね。
なんだってすごいなウィーコネって。
そうなんですよ。これ多分日本で高糖度発酵のコンテンツ出してるのはまだうちだけじゃないかっていう気がするんですが。
そんなの出していいのかって感じなんですが、まずそれを聞いていただきたいなと思います。
そうですね。これが手っ取り早いですね。
高糖度発酵は下野さんの主張だと結論だけ言うと、やっぱりネガティブな話なんですよね。
っていうのは、いろんな好みを出していくって中で糖度が高いってことは糖を酸性するとこに酵母が頑張りすぎちゃっていて、
あんまりそれ以外のところっていうのはいろんな好みがあるのに、そこにフォーカスしなくなるから結果的に出質はライトになるし、
いろんな複雑な好みっていうのは出ないんだよって話は言ってたと思います。
あとそうですよね、酵母にかかるストレスというか、酵母にとってはストレス環境であるということから出質のライトさんにつながっているという話。
酵母が頑張れないんですよね、ストレスになって。
そうすると音量を発揮できないというかですね。
そうなるとですよ、ちょうどそういう話をした後にアードベックがこういうスモーキーバースっていうものを出してきたわけですよね。
答え合わせみたいになったわけですけども。
そうなんですよね。
めちゃくちゃライトじゃないかというふうに。
超ライトですよ。
これですね、置いて飲んでほしいんです。
ピートを感じるときに無気感があるのが多分単熟のウイスキーの特徴ではあると思うんですね。
そうですね。
で、スパイシーになると。
ただピートを感じる頃にはもう無気の味が終わってるんです、このボトルは。
そうですね、そもそも論なんですけど、アードベックっていうのはやっぱりアイラモルトの中でもカリラ以上にボディが軽いんですよ。
アードベックはそもそもボディ軽いです、やっぱり旧人代以降ははっきり申し上げて。
90年代はまだマシなんじゃないですか。
マシですかね。
アードベックはやっぱりアイラモルトの中でもず抜けてボディが軽いので、そもそもボディが軽いお酒って思ってるんですけど、すごいPTなんですよ。
PTなんですけどボディが軽いっていうタイプのお酒なんですけど、本当に輪をかけてボディが軽いというか、相変わらず軽いなみたいな感じではあったんですけど、軽いんですよね。
一線を超える軽さだとも思いましたね。
軽さの向こう側にたどり着いていると。
プレーンなところも弱いなみたいな感じで、超ライトっていうのは正直ありますよね。
気になるのは高糖度発酵をするということですよ。タルと違うわけですよね。
タルっていうのは限定品だけでワンバッチ仕込んだ後にコミュニタルだけ買えればいいわけですけども。
確かに。
高糖度発酵をアーティメックみたいなでかい状況でやったってことは、もう既にだいたいやってると思うんですよ。
そうですね。そうなりますよね。
基本的には高糖度発酵でいきますよっていう宣言みたいなもんだと思うんですよ。
なるほど。わからないですけど。
特に高糖度のやつを混ぜたっていう。それかこれが実験台だというふうに考える不審もありますけども。
個人的にはこれやりすぎというふうに思いましたね。
なるほど。僕もボディ学類に関しては完全に同意しかないんですけど。
だって香り若いじゃないですか。香り若い、熟成年数経ってない。もっとモルティであれと思うんですけども。
モルティさんなし。だからこれ置いといたらひどいことになると僕は思っちゃったんですね。
っていうので滅多に書かない評価Bっていうのを書いたんですけど。
僕はなんですけど、実は星3つつけてるんですけど、レコメンドはつけてなくて。
ちなみに僕の星3つっていうのは本当に、いわゆるボリュームゾーンの中では割といいよねっていうような感じ。
アードベックのボトルについて
良い方だよねっていう感じの評価なんですよ。
なのでベラモニ高いとかでもなんにもないんですけど。
甘い感じがちょっと甘めが強くて、軽めにフルーツもあって、爆破感は全くないけど、
別に若いけどバランスは取れてるほうかみたいな感じの評価ですかね。
これに関しては、僕結構アードベックに関して変な話。ボディ軽いのは割と実は諦めてるところがあって。
なのでボディの厚いアードベックが、例えばダッチェスみたいなんですね。
アードベックが出るとうおーってなるんですけど、基本的にアードベックはボディが軽いっていうふうに、
もう割と認識してるところがあってですね。
ちょっとボディがもう改めて軽かったところで、アードベックだしみたいにちょっと思ってるところが非常にあるんですよ。
なるほど。ここまで軽かったですか。
めっちゃ軽いんですよ。
ここまで軽いんですかね。
確かに軽いボスだけなんですよ。
びっくりしちゃいましたね。
というのがやっぱりこのボトルの、スモーキーバースの不思議なところですね。
これでいいのって、これでいいと思ってるのかっていうのが、いや別にいいんですよ。
いいんですけど、なんかアードベックじゃなくなったなみたいな。
ドラグン・アッシュがラップを辞めたようです。
なんかジャンル変わってロックで成功してて。
ライト系で超ライトで飲みやすいスモークで分かりやすくやっていくっていう道を選んだんであれば、文句は言わないですけど。
これはこの方向性でいけるのかっていうのと、結局高糖度発酵ってですよ。
味わいがいいよね、動向ではなくて、環境負荷とかコストとかそういうところからやってるっていう意味合いが強いじゃないですか。
そうですね。
というところの作戦に飲まれてなんか見失ってんじゃないのかっていう風に感じちゃうところがあるんですよ。
はいはいはいはい。
っていうところでもなんかはーっとなってしまうというのは正直ありますね。
はいはいはい。
というのが僕なりのスモーキーバース感想でしたけど、ドリライトさんはどうでしょうか。
僕から言うことは特にないですね。
倍返しみたいな。
今回感じは。
ないですね。ないです。
ということで、だいぶ長くなってきたと思いますので。
そうですね。
どうでしょうか、どこまで進んでるのか。
いくらでも喋れるんですけど。
それだけ我々もウイスキー飲ませていただいたっていうのと、面白いことたくさん見させていただいたっていうので。
やっぱりダイアリーさんの飲んでいるフィールドとやっぱり違うところで僕も飲んでたので、やっぱり全然違う知見が知れて。
面白かったですね。
ありがとうございます。
やっぱり。
という感じですね。
絶対続きますけどね。
絶対続くと思いますけどね。
はい。
どんなボトルが出るか。
また感想もですね、皆さん教えていただいたりとか。
装置にて飲めるボトルもそうですし、飲めないボトルでもそうなのかとか、違うぞみたいなのもあって。
そうですね。
ウイスキーの議論と交流
早速やっぱりそうだったっけとかそうだなっていう意見の話の議論みたいなのがあってですね。
そうなんですよね。
非常に面白かったなというふうに思いますし。
もう1回飲み直していただいたりとかっていうのもあったりとか。
そうですね。本当にそうなんですよ。
皆さん本当にもう好き勝手に言っていただいて構いませんので、会話を盛り上げていただければと。
その議論が繰り返されるというのが非常に面白いとこかなと思うので。
そうですね。
ぜひよろしくお願いいたします。
はい。よろしくお願いいたします。
それでは最後までお聞きいただいてありがとうございました。
本日のお相手もアウイスキーラバーズダイヤリーと。
はい。
ドリンカーズラウンジでした。
良い週末をお過ごしください。
メガネが当たってしまいました。ごめんなさい。
すみません。
ではそれでは。
はい。
37:00

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