こんばんは。
こんばんは。
Wheel of Filmsは、同じ外語大出身のカノー&チャーリーによる映画レビュー番組です。
毎週1本選んだ映画を題材に、正直な感想や考察を語り合っています。
さらに、準レギュラーメンバーやゲストを迎えて、映画を深掘りしていますので、新たな映画の魅力をお楽しみください。
今日の映画は、パンチドランク・ラブです。
今回のエピソードは、作品のネタバレを含んでいます。
まだ見ていない方は、作品を鑑賞してから番組をご配聴ください。
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ハッシュタグWOFレビューで、感想が書けるようになっていますので、こちらもどしどしお待ちしています。
ということで、今日は久しぶりの映画レビュー収録withチャーリー。
懐かしいね。
はい。
説明文とかも、超久々に読んだから、今、すごいタドタドしく読んじゃったわ。
タドタドしかったね。
それは。
こんな感じだったっけ、みたいな。
忘れるもんだね、やっぱり。
忘れるね。言うても半年ぐらいだけど。
半年も経ったの?
半年経ってないぐらいじゃない?
マジ?
私でも、最後のエピソード、こないだも言ったけど、入ってないから、結構前だよね。
こわ。
こわいよ。
こわいね。
前回、久々に雑談、チャーリーとして、
チャーリー一押しのパンチドランクラブを見る見るって言って、全然見てないっていう話をして、
ああ、そうね。
そうそう、年内には見ようっていう話で、
で、今週何やろうかなってなった時に、
だったらもうパンチドランクラブやっちゃったら絶対見るし、ぜひやろうという感じで、今回は。
はい。
私提案ですけど、チャーリー一押しの映画でございます。
監督で言ったら、この映画の監督のポール・トーマス・アンダーソンが、俺は一番好きだしってよく言ってますからね。
言ってるからね。
だからここぞというときに、見よう見ようと思って、なかなか見れていなかったっていう感じで。
でもさ、なんでポール・トーマス・アンダーソンの映画って、長編は9個あるんだけど、
うんうん。
なんでパンチドランクラブなの?
なんか一回さ、パンチドランクラブは何かの回で、ホリデーかなんかの回で、おすすめしてたじゃんね。
いやそれは、ホリデーの映画の途中で、棚に入れたDVDがパンチドランクラブのDVDだったよっていうのを俺が見つけたから、
言っただけだっけ?
俺がそれを言いたかったっていうだけのやつだったから。
そうだったっけ?
いや、ポール・トーマス・アンダーソン、できれば、監督に注目してる場合は、順を追ってできる限り見たい派なんですけど。
作品順にね。
うん。
で、他にもいろいろ魅力的なやついっぱいあったけど、
まあね。
そう、でも、なんだろうね、なんかあのジャケットが好きでさ、パンチドランクラブ。
気になってたのか、普通にね。
そう、だし、わりと初期の作品だよね、これ。
まあ初期だね。
そう、私今のところマグノリア最初に見て、その次ちょっと1個飛ばして、ゼア・ウィル・ビ・ブラッド。
見ちゃったんだけど。
まあいいんじゃないですか。
ブギーナイツかパンチドランクラブかって言ったら、パンチドランクラブの方が気になっちゃって。
ありかも、それ。ありかもね。
なにありかもって。そうなんだ。
まあそのへんもね、話していきましょうよ、じゃあ。
そうそう、このね、ジャケットと、あとやっぱタイトルがね、作品情報いきますけど、タイトルがパンチドランクラブって、
いいよね。
なんか、なんか魅力的じゃん、タイトルが。
俺はあの、だいたい略してパンチララブって呼んでるんだけど、いつも。
まあ確かにギリなるから、パンチララブに。
パンチララブだね。
パンチラね。
好きそうじゃん、あいつのパンチラとかさ、主人公の。
好きそうではあるけどさ。
アラム・タッドラーとかもさ。
好きだから、まあそういうとこもなんだよね、そういうとこも。
そういうとこもなの?
そうそう、そういうとこも。
そっか。
そうそうそう。
パンチララブということで。
パンチララブね。
まあでも、そんぐらいの感じのメンズだったもんね。
まあそんぐらいの感じのメンズね。
そうそうそう。
彼はね。
そんぐらいではあった。
バリーか。
バリーがね、うん。
そうそう、で、英台もパンチドランクラブでパンチラなのね。
あ、そうそうそう、一緒一緒。
そのまんまね。
英語でも通用するからね、これも。
パンチーラーっつって。
パンチーラーでいける?
パンチーラーっつって通用するからね。
あ、そう。
そう。
日米共通の。
日米共通だったんだ。
はい。
パンチーラー。
まあみんな言ってみて、じゃあ。
ぜひ留学とかに行って楽しんでほしい。
留学したら言ってみてください。
女の子にね、言ってください。
女の子に言うんだ。
そう、文化、そういう文化だよ。
こっちでは。
すごい。
あ、そうなの?
そうそうそうそう。
へー。
見たらもう言わないとだめ、パンチーラーって言わないとだめだからね。
何それ。
ルール、ルール、ルール。
ルール、はい、だそうです、みなさん。
はい。
はい、そして制作動詞が2022年、あ、間違えた、2002年。
うん。
で、ジャンルがドラマ恋愛。
はい。
作品時間が95分と、わりとサクッと見れる感じの時間で。
監督、脚本、どちらもポール・トーマス・アンダーソンですね。
まあ、そうだね。
はい。
ちなみにこの作品時間の短さは、ポール・トーマス・アンダーソンの中では異例の短さだね。
あ、確かに、マグノリアとか3時間近かったもんね、そういえば。
いや、基本的にもう、どの映画も、たぶん一番最初のハードエイトってやつ以外は、2時間半以上あるんじゃないかな。
あ、そう。
そうだね、150分はだいたい超えてる印象だね、他見ても。
そうそうそう。
これはちょっと、そこは異色だね。
うーん、なるほど。
まあでも、ギュッと詰まってる感じはしたけどね。
うん。
まあなんか、あえてそうしたんだろうねって感じはするね。
なるほど、なるほど。
まあこのポール・トーマス・アンダーソンの他の作品、今ちょっといろいろ言いましたけど、
収録でもやったマグノリアとか、ゼア・ウィルビー・ブラッド、
あと一番、一番最新ではなくなっちゃったのか、リコリス・ピザ。
現状は最新だね。
現状最新で、今もう一個新しいのが出ようとしているんだよね、確かね。
まだ題名も決まってないけど、
2025年中に10作目の長編映画やるよと、
一応アナウンスされてる状態が今、ポール・トーマス・アンダーソン。
楽しみなやつですね。
そしてキャストですけど、
アダム・サンドラ、バリー・イーガン役ですね、主人公。
コメディ俳優なのかな、アダム・サンドラは。
うん、そうだね。
大体。なんかラブコメとかそういうイメージだけど。
俺はね、全然馴染みないんだよね、アダム・サンドラ正直。
あ、そう。私もそんなにないけど、でも有名だよね、アダム・サンドラ。
まあなんか存在感あるよね、やっぱ。
そうそうそう、なんか覚えやすい顔はしてるんだよな、この人。
今はわかるけど、そうだな。
名前と顔が一致してたのは、結構俺ここ数年ぐらいかもしれない。
あ、そう。
そうかそうか。
まあ50回目のファーストキッスとか、
あと靴職人と魔法のミシネは主人公やってるのかな。
あとはピクセルとかマーダーミステリーとかその辺に。
まあ大体コメディ系のやつですね。
コメディだね。
リナ・レナード、恋人になる女の子がエミリー・ワットソン。
この人、私、奇跡の海っていう、たぶんだいぶマイナーな映画で主人公やってたのはすごい覚えてるんですけど、
わかんないな。
それ以外は、ラース・フォントリアの映画。
なんか話してたよな、確か。
言ったかもしれない。
あのときもだいぶ強烈な主人公役やってたけどね。
あ、そう。
恋に溺れすぎてだいぶ暴走する役を。
海だけに。
海だけに。
よく気づくよね、それのフォントするように。
気づくよねっていうかまあ。
いやなんか、大したことないよね。
あ、そう。
はい、あとは博士と彼女のセオリーにも出てたみたい。
結婚の日とかあんま覚えてない。
見たけど、忘れちゃったな。
ね、あとはレッドドラゴンにも出てたらしい。
ハンニバルシリーズ。
あー、はいはい、なんか、はい。
なんとなく。
って感じ。
はいはい。
そして、同僚のランス。
バリーの同僚のね、いろいろプリンとか手伝ってもらったランスが、
ルイース・ガスマン。
で、収録でもやったブラックレインにも出ているそうで、
私ちょっと覚えてない。
ね。
出てたみたい。
いやなんか、らしいよね。
ブラックレインはちょっと覚えてないな。
まあな、たぶん脇役用のはすごい。
いや、たぶんそうだろうね。
結構特徴的な見た目してるからね。
そうなんだよね。
言ったら分かると思うんですけど。
でもあんま覚えてない。
あとブギーナイツにも出てるよね、同じ監督の。
あーそうそうそう、そうだね。
はい。
あとはセンター・オブ・ジアース2とかその辺かなって感じでした。
うん。
だから現在も活躍中だね。
そうだね。
さあ、そしてあれだね、
D&Dマットレスの社長っていうのがボス役、ディーンの役をやったのが、
チャーリーの大好きなフィリップ・シーマン・ホフマン。
そうそうそう。
はい。
彼の代表作といったら、ちょっと私も詳しくないけど、
セント・ブーマンとか?
ちょい役ですね。
あ、ちょい役なの。ビックリボースキーは?
もう別にメインではないかな。
あ、そう。
あとはいつもチャーリーがやってる脳内ニューヨーク?
はい。
あれは主役なんだよね。
主演ですね。
マグナリアにも出てたよね。
マグナリアにも出てる。
あれだね、ポール・トーマス・アンダーソンの映画は常連だね。
マスターとかにも出てるし。
はいはい、ホワキンのやつですね。
そうそうそう。
そして最後、電話越しのジョージや女の子役をやってた。
一応名前はエリザベスって書いてありましたけど、女の子がメアリー・リン・ライス・カブ。
うん、わかんないな。
で、リトル・ミス・サンシャインとか、
あと前になんかチャーリーが一回話してたストーリーテリングに出てるらしい。
うん。
ドストロンズのやつかな、たぶん。
なんかすごいコアなやつ。
懐かしいね。
サブスクにない系の、あれに出てるみたいです。
そして受賞歴がですね、第55回カンヌ国際映画祭で監督賞を取ってるそうですね。
ジョージアのさ、テレフォンセックスの話し相手の人がこれかと思ってたけど。
あー、そういうことか。
そうそう、じゃなくて、お姉ちゃんのエリザベスがさっきのメアリー・リン・ライス・カブだったみたいな。
そうね、そうね。
姉、エリザベスの同僚、リナと惹かれ合うように。
次第に心の距離を近づけ合うバリーだったが、なんとなく利用したテレフォンセックスのサービスをめぐるトラブルに巻き込まれる。
というのがあらすじでございます。
はい。
そんな感じで、好きだったか嫌いだったかの話をしますか。
そうですね。
チャーリーはもちろん大好きなのと思いますけど。
大きくも悪くもないでしょうね。
そうですよね、一押しだもんね、これ。
好きだね。
これをラブコメと言っていいなら、やっぱラブコメの中では好きだよね、かなり。
確かにな、ラブコメだよね。だいぶシュールなラブコメだね。
ラブコメってジャンル分けされてるけどね。
そうだね。
確かにそういうふうにジャンル分けすると、だいぶレベル高いなとは思う。
いや、まあそうだな。普段あんまり見ないからね、ラブコメを。
そうだよね。
だからちょっと母数は少ないけど、やっぱ好きだよねってなったら。
なるほど。
で、かのはどうだったのかな。
私はあんま感動しなかった。
感動しなかった。
なんていうの、作品に対して。
嫌いじゃない、全然嫌いじゃなかったんだけど、あんまパンチ食らわなかった。
パンチ食らわなかった。
まだまだ戦えるぞって感じ。
けど、なんだろう、すごいセンスのいい映画なのは感じとった。
センスがいいと。
なるほどね。
けど、なんかいろいろふわっとして、私の中で終わってしまって、
あー、なるほど。
全部それを受け止めきれなかった。
うおー、いいってなった。
なんか良さそうな雰囲気は感じたけど、
自分の中ではまだ消化できてないかなって感じね。
そう。
これが、チャーリーはどこにグッときているのかっていうのを、すごい知りたい。
なるほどね。
今回あんま用意してないからね。
不安だけど。
ちょっと思ったのが、この冴えない、モテない男のラブストーリーみたいのがチャーリーは好きなの。
バッファロー66ね。
そうそうそうそう。
好きかも。
好きかも、やっぱそこなんだ。
わかんない、なんでだろう。
そう、なんかチャーリーこういうの好きよなと思って、バッファローの時もそうだけど。
ダメ男みたいなやつね。
そうそうそうそう。
好きかもなぁ、ダメ男。
そう、たぶん私がそこにあんまりポイントがないのかもって思った。
バッファローの時も同じこと言ってたもんな。
言った気がする。
いやなんか面白いのはわかるんだよ、このちょっとダサオみたいのが、頑張ったり感情的になったり、ちょっと心閉ざしてたりみたいな、この心模様というか。
自体は面白いとは思うんだけど、なんかそこにすごい深みというか良さをあんまり見出してない。
あーなるほど。
そう、それをどの角楽しんだらいいのか。
なるほどね。
そうか。
あと、私このあらすじ見ないで、普通にチャーリーが前に収録でしゃべってた感じだけで、前情報見たんだけど、
この気の強い姉たちに囲まれて育って、女性不信に陥ってたっていう設定を、全然キャッチできなかった私。
映画を見てたこと?
うん。
まあそうだね。そうか、キャッチできなかったか。
女性不信まで言ってたんだっていう。
女性不信。
そうだね。
女性不信って書き方は確かにどうかなと思うけど。
確かにあらすじ書いた人の習慣も入ってるんじゃ入ってるのか。
うん、と思うよ。
だから女に囲まれて育ったから、そのせいでいろいろこじらせちゃって、みたいなね。
7人も姉いたらな、特殊な育ち方をするわな。
なるほどね。
はい。
じゃあまずわかりやすいところからいくと、
やっぱり俺は、キャラクターは魅力的だと思うけどね、全体的に。
バリー、ヒカリ。
メリー。メインの2人。
メインの2人のバリーと、
リナとね。
すごくない?今。
メインの2人のバリーとリナとの最初のメインのメとバリーのミが混ざって一番頭に出てきた。
メリー。
どんどん短くする幅が広がってる。
やばいよね。
チャーリーの中で。
とにかく省略したいやつみたいになってる。
それで伝わるって思っちゃったのかな、一瞬ね。
ちょっと今幅広すぎてわかんなかった。
幅広すぎてね、さすがにやりすぎたなって思って。
メインの2人がね、バリーとリナと。
メインの2人のバリーとリナもやっぱりちょっと、2人とも結構個性的なキャラクターだし。
個性的だったね。
アダム・サンドワーとエミリー・ワタースもいい味を出してくれてたと思うんだけどね。
俳優の演技は全体的にいいよね。
演技は良かった。
もちろんだし。
ビリップ・シーマン・ホフマンも、当時は出番少ないけど。
いや良かったよ。
尊な存在感放ってたでしょ。
放ってたね。最後のシャラップの言い合いのところね。
あそこやっぱ好きなんだよね。
ビリップ・シーマン・ホフマンは数年前にお亡くなりになられちゃいましたけど。
ああ、そうなのね。
アカデミー賞もね、カポーティっていう映画で一緒に大賞一回とってて。
演技力で言ったらやっぱりすごい俳優ですから、
ベストシーンって上げてったら本当にキリがないんだけど、
このパンチドランクアップの、シャラップ、シャラップ、シャラップ、シャラップ、シャラップ、シャラップってあそこ。
あそこはやっぱりトップ3に入りますね、ビリップ・シーマン・ホフマン。
ありがたよね。
あんな言い方する人、見たことないからね。
すごい絶妙な、あいつのポジションっていうかキャラというかが、
すごい一瞬でわかる感じのシャラップの言い合いだったよね。
本当に威厳のある闇組織のボスだったら、
あの言い方はたぶんしないと思うんだよね、あの状況で。
それがあのシーンだけで伝わってくる感じがすごいなと思った、私は。
そうだね。やっぱりそれが存在感を放ってくれるんだよね。
そうだね。
あと、エリザベスお姉ちゃんもね。
エリザベスお姉ちゃんは私好きだわ。
好きでしょ。
そういうのいいんだよね。
説明は別にしてきてるわけじゃないけど、
お姉ちゃんたちはみんなあんな感じで雑に扱うじゃん。
でもちょっとした電話とかの一言とかで、
少なくともエリザベスに関してはちゃんと弟のこと気にかけてるんだねみたいな。
それがちゃんと伝わってくる感じとか、やっぱいいよね。
あのさ、お姉ちゃんがちょっと怒ってるっていうかさ、
怒り気味で食い気味でさ、どんどんことを進めるじゃん。リナとのことを。
うん、そうね。
あれは何なのっていうのも疑問なのかな。
いや何なのっていうか、お姉ちゃん的に心配なんだろうね。
全然恋人のできないお父さん。
本人の性格もあんな感じだし、
そして案の定いい歳子を言ったりするんですね。彼女もできないし、みたいなね。
あの様子からやっぱり、もしかしたら若いときからお姉ちゃんはあんな感じで、
おせっかいじゃないけど弟のせいにしてきて、
バリー的にはそれが煩わしいみたいなのも今まではあったのかなーみたいな。
なるほどね。シンプルにそっちなのね。
俺はそんな感じで見えてたけどね。
照れ隠しでちょっとプンプンした感じで対応してる。
ツンデレだよね。
そう、ツンデレだね、確かに。
パンチラのツンデレって感じ。
ちょっとわかりづらくなったわ。
わかんないな。確かに。
確かになんか違う話になってくるな。パンチラのツンデレっていうのは。
あれはもうお姉ちゃんのああいうキャラっていう感じなのね。
そうだね。
やっぱりその4人かな、キャラクターに対して。
っていうのが一個。俳優の演じが優れてて、存在感抜群で。
キャラクターの特徴、魅力みたいなのもガンガン伝わってくる。
これは監督の手腕でもあるし、
俳優たちの実力でもあるし、それを引き出してる。
ポール・トマーソン、アンダーソンの腕でもあるかなって思う。
なかなかあれが出てこないんだよ。それっぽいコメントが。
俺英語で見た気がするな。
英語だったらたぶん出てくるんだろうなって感じ。日本語だとないけど。
でもあれがすごい印象的だったし、きれいだなと思って、
あれをひも解きたいなと思いながらも、
結構さ、ひっきりなしにいろんなこと起こるじゃん。
起こるね。
意外と。何もなさそうに見えて、ずっと何か起こってんじゃん。
いや、結構あるよ。結構ある。
そうだよね。すごい一見平凡な感じに見えるんだけど、
それを、えーこれ何なんだろうって考えてるうちに次のやつがどんどんどんどん起こるから忘れちゃって、
でまたなんかあれがビヤーって出てきて、
あーそうそうそうそう、これ何なんだ一体って思ってるとまたみたいな感じで解明できずにここまで来たんだけど。
でもなんかバリーの心の色とかなんかそんな感じなのかなとかなんかちらっと思ったぐらいだけど。
俺、まあそうだな、それの意図みたいなのまではちょっとよくわかんないけど、
単純にシーンとシーンのつなぎっていうのもあるし、
あそこだけじゃなくてさ、全体的にこの光の使い方とかさ、
なんかやけに眩しいなみたいなシーンとか結構なかった。
何だっけ、眩しいシーン。
そうそうそう。初めてリーナとバリーが駐車場みたいなところで会うところとか、
後ろから太陽バーンってなってて、
真ん中らへんにさ、光のオーブみたいなのが出てて、
ちょっと淡い色味にかかってて、みたいな。
全体的にそういうのが多かったし。
なるほどね。
衣装とかも赤と青とかが印象的。
それ全然私なんか意識してなかったんだけど、チラッと考察見て、
バリーのスーツが青で、リーナが赤いドレス着てるみたいな。
基本的にはそうだよね。
感じなんだよね。
それ以外も色々色がっていうのをチラッと。
だから全体的にそういう統一感のある色合いというかのがあって、
その虹の間に挟まれた。
あれもまあその一部なのかなぐらいしか思ってなかったね。
どういう意味があるのかなまでは考えてないけど。
なるほどね。
まあでもいろいろ考えられるよね。
バリーは青、リーナは赤みたいなふうにやってるから、
色に意味を持たせてるんだろうなみたいなのがあるから。
で、やっぱり虹っていうと色んな色が混ざってみたいなのがあるから、
バリーの脳内のなんちゃらかんちゃらっていうのも全然ある線だとは思うね。
キラキラとかもね、心のときめきみたいなのもあるかもしれないし。
そうそうそう。
考え始めたらいろいろあるって感じだね。
そうね。
演技もいいし、キャラクターもいいし、色彩もいいと。
音楽もよくて。
音楽もいいんですけど、
俺が一番いいなと思うのは、
なんていうんだろうな、脚本かな?
脚本だなあ。
なるほど。
そうだね。脚本に関してはこうやって見るたびに、やっぱすごいなって。
ポール・トーマス・アンダーソンだなって思うんだよね。
なるほど。
ポール・トーマス・アンダーソン、俺よく言うけど、
やっぱり絵画の演技を引き出すのがすごいんだよとか言ってるけど、
もう一個はやっぱり脚本の力だと思うね。
監督も脚本もやるからさ。
まあそうだね、脚本すごいよね。
マグノリアのときもけっこうさんざん話してたと思うけど、
やっぱりこんだけ入り組んでいろいろやってて、
でもちゃんとこの一本最後はつなげてみたいな。
そういうのができてたじゃん、マグノリアでは。
うんうんうん、そうだね。
パンチ・ドランク・ラブは異色の作品で短いし、
一応ラブコメ、ロマンスっていうのもあるから、
ちょっと色物扱いされがちかもしれないんだけど、
俺的にはちゃんとポール・トーマス・アンダーソンしてると思うんだよね。
おー、なるほど。
ラブコメと見せかけて、ラブコメじゃない。
と見せかけてラブコメみたいなね。
はいはい。なんとなく言ってることはわかる。
イメージとしては、ラブコメを一回完全にバラバラに分解して、
ポール・トーマス・アンダーソンが好きな要素をその中に一回混ぜ込んで、
もう一回組み直しましたみたいな感じ。
なんかさ、すごいピックアップする題材が独特だったよね、全体的に今回。
飛行機のマイルとかさ、そこにテレフォンセックスの事件とか、
突拍子もない、よくそこをひとつにまとめてつなげてきたみたいな。
わかってんじゃん。
わかってる?
わかってんじゃん。
なんで逆にそことそことそこをつなげたんだろうなみたいな。
そうそうそうそう。俺はそこはやっぱね、すごいなと思うよね。
なるほどね。
こんだけさ、いろいろ足してさ、何?なんで成立できるの?みたいな感じ。
プリンのマイル集める話。
しかもそのマイルの集め方も、とにかくなんなん?みたいな、
ダサオの感じをちゃんと引き出しつつ、
最後にそのマイルをちゃんと口説き文句として使うっていうね。
繋がってんだよね、ちゃんとね。
一応な、ちゃんと繋がってたもんね。
要素として本当にたくさんあって、
このアダム・サンダランのキャラクター。
そこにいろんな人の謎のアドリブぶち込んで、
ここぞとばかりに長回しもちりばめ、色彩もいい感じにして、
ここをやっぱり絵になるカットとかも意識して組み込んでさ。
パンチダンクラブの表紙にもなってる、ハワイでの二人がキスする素敵なシーンとかね。
あれをはじめとした、ポッと置いて絵になる画面が多かったかなと思うんだけど。
そうやっていろんな要素をちりばめつつ、
ストーリーの方向性もちゃかめっちゃがあるんだよね。
わけわかんないプリンでマイル貯める話あって、
テレクラで騙されて大変なことになる話あって、
なのにメインはあくまでもダメ男とダメ男が好きな女の子の恋愛っていうのが軸にある。
これをなぜかどうにかして、
全部一つのまとまった話にポンと最終的になっていくっていう。
これだけ足して、順番もバラバラで原型もない、
もはやこんなラブコメではないはずなのにラブコメっていうね。
なんでこれで成立できるのかみたいな。
今話してて、何かいつの間にか、
ポール・トーマス・アンダーソンの世界に巻き込まれてたわっていうのに、今気づいたわ。
巻き込まれてたよ。今気づいた。
なんか、すごい今これが起きて、これが起きて、こうだと思わせといて、これみたいな話をしてたら、
マグノリアンの時もそういえば、同じような感情に最初なったなって、
聞き直したら同じようなことを言ってるんじゃないかと思ってきたわ、今。
っていうと。
マグノリアンはさ、群蔵劇だったから、
全部ある意味メインだったからさ、またちょっと違うけど、
あれ初めて見たときも、たぶん7人ぐらいの群蔵劇だったよね、マグノリアン。
まあそうだったかな。
7とか9とかそのぐらいだったよね。
どれがメインの線になって、この話進んでいくんだろうなっていう頭で見ちゃうんだよね、映画見るときって。
そうだね。
でも結局、マグノリアンもあれは最後全部群蔵劇だからつながるよっていう話だったと思うんだけど、
今回も、今回は群蔵劇じゃなくて、
一人のバリー・イーガンという男がずっとメインなんだけど、
そのメインとなる、なんだろう、このエンターテイメントの軸となる要素がどれかっていうのが、
ずっとこうなんか定まらないというかさ、
最初に、あ、そうそう、これは最初なんだっけ、何かな、
そう、プリンで周りを溜めてどうのっていうところがなんかこう、
後から響いてくるメインの軸かなと思いきや、
急にそのテレフォンセックスの方に行って事件に巻き込まれて、
それがメインかなと思いきや、まさかの一番最初に出てきた女の子は恋をしてるってなって、
それが最終的にはメインだけど、その後にもなんかこういろいろ、
思ったらお姉ちゃん7人いるんだってなって、
お姉ちゃんが7人いるところにフォーカスしていくのかなと思いきや、
また他のプリンに戻ったり、他のやつに戻ったりとかして、
行ったり来たりして、それが最終的につながるっていう、
ああ、なるほどっていう、今思えばポールドーム・サンダーソンだったなって感じ。
やっぱね、そう、英語に着本してると思うんだよね。
姉との確実みたいなところも要素のうちのひとつ、今彼女が言ってたけどさ、思うし。
なんだかんだ姉とはうまくいってないっていうのかなって感じしたけど、
最終的にはこのリナとの出会いのおかげで、
ちょっと初めて反抗するというかさ、
ちょっとそこを乗り越えるみたいなバリーが、みたいな流れもあったし。
切れちゃうキャラみたいなのもそういえばあったしね。
俺がちょっとこじつけかもしれないけど、
わけわかんないプリンとテレクラとお姉ちゃんのあれとみたいなのが、
このラブコメの話によって全部切りまとまって解決するみたいなふうに、
俺には見えるんだよね。
そのお姉ちゃんの確実も乗り越えるし、
そのマエルも彼女が言ってたとおり、役立つじゃん。
そうなんだよね。
出張についてくのにね。
これからついてくるねみたいなのがあるし。
テレクラのやつもさ、悪い奴らに絡まれて大変なことになるけど、
結局その暴力の吐け口みたいなのをさ、
鬱憤晴らしじゃなくて、大切な人を守るために使う。
発揮してたなあ。
そうそうそうそう。
すごかったもんね、本気出したときのやつ。
人を怒鳴りつけるのとかもそうじゃん。
ね、確かに。
そういうわけわかんない、意味わかんない要素を、
全部ラブコメの部分でつなげてくるっていう、えぐい脚本。
確かにね、回収してたなあ、全部。
何なのかがわかんないところがちょっと悔しいところだけど。
そうなんだよね。でもそれがすごい気になってしょうがなくなっちゃった映画だわ、これは。
まあそうだね。
ピアノがちょっと気になる。
だからやっぱり恋愛感情みたいなところには何かしらの形で繋がってそうだよね。
そうだね。何か繋がってんだろうね。
バーンって事故起こって、ピアノみたいなね。
こう、ピアノみたいな。
でも、あれよな、テレフォンセックスであそこまでの大事件みたいなのに巻き込まれなかったら、
バリーはあんな大胆な行動に出てまで恋を発展させる男じゃないじゃん、たぶん。
そうだね。
だからリナーがピアノ?
いや、結構俺は良い線いってると思うけどね。
そう?
いや、その線はさすがに間違いないと思う。
リナーとピアノはやっぱり、リナーがピアノなのか、そこが繋がってるだけなのかみたいな。
美しい音色をするみたいな感じ?
心に癒しをもたらしてくれるみたいなね。
ピアノの音色のようにみたいな。
はいはいはい、でもそういう系よな、たぶん。
そう思うと、ちょっと不安なときにピアノ触ってませんでしたか?とか思い出して。
癒してほしいな、みたいなね。
ちょっと落ち着くために触ってたような気もしてくるな、みたいなね。
確かにね。
ありがちだけど。
でもそんぐらいかな、とりあえず今日考察できそうな範囲はって感じだよな。
あと電話も結構印象的だったと思うけど。
あー、まあ確かに、そもそもテレフォンセックスから始まってるし。
うん、ずっと電話してる。
ハワイでも電話してて、あ、そっか、あのマイル、電話のシーンから始まるしね。
そうそうそう。
確かに。
めっちゃ電話する。
確かに。
電話映画よ。
確かに。ピアノに気取られすぎてたけど、めちゃめちゃ電話映画だね。
あれはもうね、おとりだから電話。
電話じゃねえ、ピアノ。ピアノおとりですよ。
ピアノおとりかー。
ピアノおとりだね。
だから電話も、むしろ電話がメインのメタファーと思われるよね。
そうかもしれないね。
あんなにしつこくやってるからさ。
確かに、だってお姉ちゃんからの電話もめっちゃかかってきてたもんね。
接客中に。
めっちゃ電話するの。
確かにめっちゃ電話してた。
だから何って話なんだけどね。
そうだね、だから何なんだよね。
そこは誰か教えてって感じなんだけどね。
いや本当に。
いやー、そっか。
そこはよくわかりませんけど。
あと、お互い好きなシーンとかちょっと話していけますか。
いいよいいよ。
私はやっぱ一番好きなシーンは、
あれだね、やっぱハワイで2人が会うときかな。
あそこいいよね。
そこのカメラワークがめちゃくちゃよかった。
カメラワークいいんだよなー。
めっちゃいいんだよカメラワーク。
リナがグーッと写って、アダムサンドラグーッと写って、
で2人がファーって会ってキスして、
ジャケットのアングルになって、
影だけど人がバーって行き交うみたいな。
あのカメラワークがめちゃめちゃよかった。
めっちゃいいんだよね。
長回しで有名なのはもちろんそうなんだけどね。
それにカメラワークもね、すごい凝ってんだよめちゃめちゃ。
今回久しぶりに見てさ、
そういうところにも、話もだいたいわかってるから、
そういうところにも結構目が行ったんだけどね。
凝ってんだよなー。
あそこ以外にも結構あった?
いや、そうなんか、
ほんとふとしたところが普通じゃないんだよな。
なるほどな。
なんで人物ここにいるの?みたいな。
この画面内のさ。
なんか真ん中でもなく隅っこでもなくみたいな。
ここに人おいて、やけにこっち側に空白あって、
でもかといって何か写ってるわけでもなくて。
なるほどね。
カメラそっち側行って、
なんか写るのかな?あれ何もないじゃん。
でまた戻ってくるみたいなね。
なるほどね。
めっちゃやってんだよな。
へー、なるほど。
どんな人なんだろう、ポール・トーマス・アンダーソンデってもう。
いや、俺結構インタビューとか今まで見てきたけどね。
なんかあんまり、結構口下手だね。
質問されてもなんか、
これこれであんな感じです、はい!みたいな。
ちょっとキョドキョドした感じってこと?
若干キョドってて、そのままスラスラ喋るようなタイプではない。
なるほどね。
なんかさ、考察でもちらっとさ、
このバリー・イーガン役はポール・トーマス・アンダーソンだみたいなことがちらっと書いてあったけど。
ほんと?
そう、彼もちょっと冴えない系だったんかな。
いや、それは間違いないね。
インタビュー1個見たらもうわかる。
そうか。
すぐわかる。
確かに。
なんか、やけにロマンチスだなって思ったんだよね。
この映画を見て。
だから夢見る夢男くんなのかな、ポール・トーマス・アンダーソン。
どこなんだろうね。
なんかシチュエーションとか。
カメラワークからして、なんてロマンチックなことを考える人なんだろうって思ったんだよね、見てて。
意外とそうだよね。軸ではあるからさ、そのロマンス部分をしっかりしてるよね。
なんか、こうだんだん2人の気持ちが盛り上がってってさ、景色が素敵に見えてくる感じとか。
ハワイでそれがもう顕著に出るじゃん。
そうだったね、確かに。
ロマンチックだよね、ほんとにね。
いや、ロマンチックなんだよな。
それこそ、キスのシーンもそうだし。
そういえば、初めてキスするときも、わざわざりんな電話してくるもんね。
そうじゃん。
電話でキスしてほしかったって言うもんね。
なんなんだよ、電話。
怖いね、今私もちょっとゾワッとしちゃった。そういえばって思って。
電話なんなんだって、おかしいもんね、だってシチュエーションね。
だからそこが、私はロマンチストだなって、こういうこと言われたいんだろうなとか、
こういうふうに、だってあえてさ、その場でキスしてって言うんじゃなくて、ちょっと去ってから、
しかも直接電話じゃなくて、
あんたバリーって聞かれてないよって。
さっきどんな状況でもキスしてほしかったとか言って、
それで駆け戻って熱いキスをするみたいな。
駆け戻るときの長さやばくない?あそこ。
確かに。
シャイニングの三輪車みたいになってるよね。
確かに長かった。
そんぐらい長かった。
だいぶ長い動画だったね。
どっちも男側も女側も、ロマンチストじゃなきゃ成立しないなと思ってて、全体的に。
すごい恋愛に憧れっていうか、こういうものみたいなのがある監督なんだなって思いながら見てた、今回のやつは。
でもね、なんかわかるね。
こうさ、恋ってさ、こうやってするとさ、
景色がね、なんでもハッピーな感じになるじゃん。
なるねー。
道端のパンポポ綺麗だなってさ、思うじゃん。
今日もいい日だなみたいな。
思うじゃん。
思うなー。
俺もやっぱ感じたもんね、初めてこのYTに会ったときは。
10年ぐらい前かな。
忘れかけてたね。
すべての景色がね、キラキラして見えて、これが真実の愛なんだって言って。
これからこれがもう一生続くんだって確信したもんね、あんときね。
やっぱ間違ってなかったわ、あんときの俺は、ほんとに。
あ!
俺離婚するんだった。
やめなよ、ほんとに。
きっと言うやつ。
ロマンチックのロの字もないわ、ほんとに。
忘れてた。
そうだよ。
気のせいだったか、あれ。あのキラキラ。
いや気のせいではなかったと思うけど。
そうだそうだ。
しっかり忘れた、今ロマンチックにしてやられちゃって。
してやられてた?
くらんでた?今。
なんかもう、ほんとに危ない。忘れてた。
まあでも恋のね、始まりってそういうもんですよね、キラキラしてね。
するよね。
俺はね、みんな恥ずかしくて言わないだけでわかってくれると思うよ。
そうやね。
で、あとさ、思ったんだけど、リナの役、ちょっとこう、なんていうの、普通の恋愛の感じじゃないじゃん、アタックの方法とかもさ。
あいつもやばいよね、普通に。
そう、あいつも結構やばいやつじゃん。
最終的にさ、バリーも恋に落ちたから成立したけどさ、
マグノリアンのときもさ、そういうカップルいたじゃん、ちょっと。
なんだっけ。
あのー、警察官とさ。
あー、はいはいはい、ちょっと歪んだ恋愛。
そうそうそう。
役中と決めたの。
そうそうそう、突然にこの燃え上がるみたいなさ。
確かに。
の好きなんだなって思って。
似てるなあ、なんか。
なんか似てるキャラだなあと思ったの。
なんかやばいやつとやばいやつの、一見噛み合ってないのになんか噛み合うロマンスみたいなね。
なんか、いつも決まって男側がさ、ちょっと冴えないやつだからギリ成立したみたいなさ。
そうね。
ところない?なんか。
あるよね。
なんかそういうの好きなんだなと思って、ポール・トーマスさんが。
めちゃめちゃグダグダなのに、なんかかわいいしロマンチックみたいなね。
そうそうそうそう。
でも二人が盛り上がってるからいいのかってなる感じ。
わかるわかる。
まあでも、すごい盛り上がり方だったよね、今回も。恋が。
盛り上がってたねー。
盛り上がってたよねー。
りーなはどの辺がいいと思ってあんなに急に盛り上がったのか。
手の甲のラブ?
うん。
手の甲のラブなんだったっけ?
あの手のさ、殴った後だったんかな、あのトイレ。
ラブってL O V Eって、この拳のさ骨のところに刻んでたんだよね。
で、その手でピアノ、泣きながらピアノに抱きついて、なんか手の甲にラブって書いてあるみたいな。
レストランのパンチの後だっけ?
かな?
多分俺今回よそ見してたわ、そのとき。
いやでもなんかそんなのがあったのに、今ぼやっと思い出したかもしれない。
そう。なんか唐突にあれが、急にあの手が、ラブの手が。
あった気がする。ちょっと覚えてないな。よそ見してたわ、多分今回。
だから全然なんか感情、あんまそれまでバリー出してないけど、
あの手の甲のラブで、もう好きじゃんみたいな。
あれはさ。
関係ない?
あれなんか、どう思うの?あれは。あれはどういう演出?
ラブ?
殴り殴って、うん。
でも、トイレ殴って、でもそのラブが書いてあるのは、オフィスなんだよね。
オフィスでピアノに泣きながら抱きついて、
ちょっとだから殴った後だから、いつその傷できたんだ?って一瞬思った記憶。
なるほどね。
何のシーンになったかな、あれ。
ちょっと俺も覚えてないな。
ラブか。でもそれは、たまたまできた傷っていう設定なわけだよね、多分ね。
多分、多分。それがラブなんかーいっていうぐらいの演出かなと思ったけど、
そこまでなんか深い意味があるかわかんないけど、ちょっとツッコミどころみたいな。
いや、実際ね、ちょっとそういうとこも結構あるんだよね、たぶんポール・トマス・アンダーソンって。
ありそうよな。
思わせぶりみたいなやつ。
実際結構やってると思う。
特に意味はないけど、おしゃれだからとか。
思わせぶりに入れちゃおうみたいな感じで入れてんのもね、結構あるよね。
あるだろうな。
好きなんだけどな、それのまとめってなんだかんだ。
やっぱ雰囲気なんか出るし、雰囲気出るしって言ったらだけど。
なんかシュールなんだよね、笑いが。
まあそうだね、そうだね。
結構俺やっぱポール・トマス・アンダーソンの映画だとみんなね、好きなシーンが結構あって、シュールのやつ。
パンチドアンクル、ラブで言ったらシャットアップのやつね。
はいはい、言うね。
なんかちょっと面白い、シュール面白いみたいな。
マグノリアで言ったら何かな、思い出そうとしてるけど。
マグノリアシュールのシーンあったっけ?
いや、ずっとある、ずっとある。
でもちょっと思い出せなかった。
パッと思い出せないので言ったら、
There Will Be Bloodっていうめっちゃ好きなシーンがあるんだけど。
カノンも覚えてるかな、わかんないけど。
ネタバレもあるから、割とぼかしてね。
見たことない人が聞いてもネタバレにならないように言うけど。
ミルクシェーキのシーンって言ったらわかるかな。
うわー、あんま覚えてないかも。あったかも、でも。
最後のほうで、一番最後らへんで、
主人公が、「お前のミルクシェーキをじゅるじゅるじゅるって吸ってやるぞー!」みたいなことをやって、
エアミルクシェーキをじゅるじゅる吸うシーンがあるんだけど、そこが好きなんだよね。
やっぱそこも入るね。
メイユーダニエル・デイ・ルイスの生涯ベストシーントップ3のように、
ミルクシェーキ、ミルクシェーキ、ミルクシェーキ。
なんか、一見さ、この監督の映画ってここ笑っていいのかなって、
一瞬戸惑うぐらいのタイミングで、こう、すっとちょっとだけ出してくるよね、
そういうシュール笑いを。
ある。
笑っていいんだよね、これみたいな。
シュール笑いみたいな感じ。
ずっとそうだね。ずっとそうだと思う。
あと、私、あれだわ。最後のほうの、たぶんハワイでのベッドシーンかな。
あー、そこね。
うん、あの2人の謎の…
ヤバピロートーク。
そうそうそうそう。
なんか、かわいい顔ねえのあと。
うん、そこまではね。
そこまではいいじゃんね。
もうそのあとに、間違っちゃってない?みたいな方向でさ、もう、
バリーが君の顔を、なんか食べちゃいたいみたいなこと言われんだよね、たぶんリナに最初に、たしか。
順番は今だけだな。
なんか、かわいくて食べちゃいたい的なことを言われた後に、
あーそうそう、なんか噛んじゃうみたいな感じだったよな、たしか。
あー、そうかもそうかも。
かじっちゃうみたいな。
かじっちゃうみたいなことを言われた後に、君の顔をなんかもう叩きつぶしてやりたいみたいな。
ハンマーでぐしゃぐしゃにしたいみたいな。
ハンマーでぐしゃぐしゃにしたいみたいに言って、そこで、え?ってなるやつかなって思ったら、
まさかのそれにリナも乗ってきて、なんつったっけな。
忘れちゃったけど、なんかさらにヤバいこと言ってたね。
さらにヤバいこと言ってたね。
お前もヤバいこと言ってたね。
それで2人のイチャイチャが成立するっていうところがまたね、いいシーンだったなと思って。
いいよね、あそこで。
まあお互いがいいんだったらいいかっていう。
お前らがいいなら誰も文句言えねえよなって。
そう、文句言えないね。あれで興奮してるんだったらもうそれで文句言えないからね。
っていうね。
チャーリーは他好きなシーンあります?
まあ結構あるけど、
カットでやっぱ印象的に残ってるのは、もちろんハワイのね、あのシリアット表紙になってる。
あれはもちろんそうだし、あと、やっぱ2人のシーンが多いかな。
最初なんか初めて2人でディナー行ったときのテーブルを挟んで話してるみたいなとこもね。
トイレめちゃめちゃにするちょっと前の。
あれもなんかかわいいじゃん。青と赤で丸いテーブル挟んで。
2人で乗り出してウキウキしゃべってる感じがね。
あそこもやっぱこだわりの絵なんだなって感じるし。
あれもそれこそさ、マグノリアのさっき言ったカップルもあんな感じのシーンあったよね。
あのアングルの食事シーン。
あったか。そっか、なんか出かけてたもんね、飯食いにね。
そうそうそう。
あのシチュエーション好きなのかもね。
ね。
まあいいよね、でもそれこそロマンチックだと思う。
初めてのデートな。
なー、初デート。
初デート楽しいよなー。
楽しいよねー。ずっとニコニコしちゃうよね、そんな。
しちゃうよねー。
覚えてる?
こんなことを聞くのも野暮だけどさ。
俺のディフォンスライフとの初デートはね、なんだっけな。
アイルランドですか?
いや、アイルランドで会ってるからそうだね。
そうだよね。
初めてね、二人でね、出かけたのどこだったかな。
いや、ちょっと思い出せないな。
そうか。
いや、でもあの気持ちはやっぱ覚えてるよね。
やっぱさすがのチャーリーでも、るんるん。
ちょっと食うかも。
俺結構ほら、トーク自信あるから。
すごいね、もう英語でも自信あるんだ。
いけるいける。
そうか、すごいわ。
自信あるなあ。
そうか、英語でも笑い取れるの?
いやいやいや、なめんじゃないよ。
すごいなあ。
でも実際あれだよね、英語でもそうだし、
母国語じゃない言語で笑い取るのって結構ハードル高いよな。
え、高いよ。
俺もずっとモヤモヤしてたもんね。
でも習得したんだ、さすがに。
いやでも、ワイフと会って10年だからね、さすがに。
あ、そっかそっか、そうだよね。
10年間だけずっと英語を、ね。
鍛えてたわけだもんね。
鍛えてたわけだから、さすがにね。
ティンダーライフ楽しんでるんだ。
いや、楽しい。
楽しいんだ。
全然初めての人と会うの、オッケーじゃないんだ。
俺結構ね、好きかもしんない。
あ、そう?
普通になんかもう、嫌らしい気持ちとかさ、やりたいとかさ、とかの前に普通に楽しいわ。
女の子と遊びに、いろんな女の子と遊びに行って喋る。
なんか話してさ、みたいな、楽しい。
なかったもんね、別に。わざわざね。
友達と遊びに行く以外はね、特に仕事はしないもんね。
でまぁちょっとさ、お金少なくてお互いね、気になってるわけじゃん、お互いに。
まあそうだね。
ちょっとそのなんかドキドキみたいなの適度にあって、みたいな。
なるほどね。
そうそう。
へー、もう、そんなドキドキの。
かの初デートの話ないの?
初デートの話?
いや、私も今考えてたんですけどさ、どれだったっけなと思って。
でも、めっちゃ楽しかったの覚えてるよ。
あー、やっぱ楽しいよね。
どこ行ったっけな。でもなんか、私は飲んでた気がする。飲みに行った気がする。
その二人でのやつよ。初めて二人で出かけたみたいな。
初めて、そう私がだってデート誘ったのよ。
デートしたいって言って。
うん。
それが、あの飲みに行ったのが初めてだったのかな。
あー、かのから行ったんだ。
そうそう、私がそもそも、同じ職場で働かないかって言って、誘い込んで、
で、同じところで結局働いて、で、その帰りに飲みに行ったんだ。夜に。
でも、だから、ちゃんとデートみたいのは、どれだろうね。
でも、超楽しかった。めっちゃ覚えてる。
それは覚えてればいいな。
だって聞くこといっぱいあるじゃん。気になることいっぱいあるしさ。
そうそうそうそう。
どこ行っても楽しいじゃん。
これめっちゃ思うんだけどさ、初めて会う人のほうが話題に困らなくて楽じゃない?
俺はそうなんだけど。
あー、でも私、興味なかったら、もう聞きたいことがそもそもないから、その人に対して。
だから一番困るかも。初めてで、逆になんか情報があったら、興味なくても、
これ話したら向こうがいろいろ話してくれるながわかれば、話題困らないから話せるけど、
興味もなくて、なんも情報なかったら、聞くことないなって思っちゃって、おっくんなる。
あー、なるほど。
あくまで自分が興味あるから、初めてはどんな生活してるのかな、何が好きなのかなとか気になるじゃんね。
なるほどね。
俺も聞きたいんだけどさ、もちろん興味ある人だったらね。
逆にあんまり興味ない人とか、全然自分のこと話さない人だったら、
そしたら、俺はもう、じゃあ俺の自慢のエピソードトーク順番に披露してやるからなって思ってたんだよ。
それはそれで楽しいから、自分の話し方ってさ、それはそれで楽しいじゃん。
確かにね、そっからなんか広がっていくかもしれないしね、向こうが何に食いつくかとかね。
そうそうそう。相手によってだと思うな、俺は。
なるほど。自分の話するのがあんま得意じゃないからかもしれない。
そんな興味もない、初めて会った人に自分の話なんかしたくないから。
なるほどね。
聞くこともなければ話すこともないみたいになっちゃう。
それはきついな、確かに。
そうなのよ。だから、まあ人によるよな。
なんか私はたぶん、なんかアタックされても興味なかったら、何も起こらないタイプだわ。
うん、自分から行かないと何も起こらないですね。
聞いてるか、男子。
彼女の言ってるからさ、メモとっておけよ。
エビが聞いたほうがいいんじゃない?
エビ聞いても意味あるから、これ。
ないか。もうないか。
でもなんか、初めてのデートを思い出すっていうのも、なかなか新鮮でいいね。
いや俺ね、ちょっと思い出したわ。
俺もデートって感じじゃなかったんだけど、なんだっけな。
なんかもういい感じになってたんだよね。
でも2人ではまだ遊びに行ったことなくて、
初めてチューしてから1ヶ月ぐらい経ったぐらいかな、たぶんね。
結構かかったね、1ヶ月。
そう、別に勢いでしちゃったみたいな感じだったから、
別にお互いも彼氏とも彼女とも思ってなかったし、
たまに会ってドキドキみたいな感じだったんだけど、
それで1回2週間ぐらい間空いたのかな、全然会わずに、タイミング合わなくて。
で、水曜日にみんなが行く飲み会みたいなのに行ったら、
俺はちょっと遅れちゃったんだよね。
1、2時間ぐらい遅れて行って、そのワイプが、「おー久しぶりじゃん」みたいになって、
全然見なかったねーみたいな感じで、2人で話して。
最初は周りに友達いたんだけど、全然友達無視。
俺とのワイプでめっちゃ話してて。
それはハードゾーンだよね、やっぱり話が。
お互いちょっと気になってて、でも2週間ぐらい見てなくて、みたいな。
会えて嬉しいし、まだまだ知らないこともあるから、はずむじゃんそんな。
はずむ。
はずんではずんで、普段だったら同じパブでずっと夜中まで飲んでるんだけど、
その日は別のパブで夜の11時ぐらいからイベントがあるから、
みんなで行くっていうふうになってて、
そのパブにいた人たちがほんとみんな行っちゃったんだよ、このイベントに。
俺とワイプだけすごい話に夢中で、
ずっと外の、半外のジャンジャンみたいなところで話してたんだけど、
気づいたら、周りにほんと一人も誰もいなくなってて。
やばいな。
夢中ってそういうことだね。
まじで夢中だった。
店員さんの人に、「そろそろ店閉めようと思う。ここの店じゃなくて、俺たちがいたエリアね。ここはもう閉めちゃおうと思うんですけど。」
みんなあのパブのイベント行ったらしいですよ、みたいに言われて。
あ、まじか。ほんとだ。行く?って言って。
行っちゃおうって言って、もう行かんぞ、二人で行ってみたいな感じだったね。
うわー、今鮮明に二人のシーンを想像してニヤニヤしてる。
できるでしょ。
俺も、俺のワイフも、彼女も知ってるからね。
いやー、それはさすがに楽しくない?
いや、楽しい。私今、人のやつ想像してただけでも楽しかった。
この話題めっちゃいいな、初デート。
ほんとだね。だいたいみんなあるだろうしね。
一回は初デートあるでしょ、だいたい。
一回ぐらいもこの年になったら、だいたいあるでしょ。
絶対楽しいからさ。
楽しい。
落ちとかなくていいし。
そう、なくていい。
うわー、いいなーってだけでいい。
その描写を想像できればそれで、今すごい幸せホルモン出た気分だもん。
これもみんなハッピーな。
みんなハッピーだね、これはね。
そうそうそう。
そっかー。
あの時を思い出したいみたいなね。
ごめん女の子のみんな。
そうだよ。
世の中の男子、聞いてるか?
男子聞いて、ほんと。
ここ重要。
これマジだよ。
これほんとに重要。
たまにでいいの、たまにで。
いや、わかったわかった。マジでわかった。
ほんと数年に一回とかでもいいぐらいだけどね。
そしたらそれでさ、思い出してさ、いろんなものがチャージされてさ、その後の生活が変わってくるよね、きっと。
いや、それわかってなかったな、俺。
あ、そう。
男子はあんまそういう願望ないんか。
いや、ないと思う。
そっか。安定がいいんだ、もう。
いや、少ないと思うなー。だいぶ。
忘れちゃうよね。
忘れすぎて、もう一回やりたいとか思うこともないみたいな。
あー、まあね。
まあ、なれあいみたいなのがね、絆になって家族になるんでしょうけど。
でも実際難しい話じゃん、それってさ。
難しい。
何年も一緒にさ、付き合ってたり住んでたりさ、してる人とさ、
たまにデート出かけて、特別な気持ちにお互いになるってさ、
そう簡単にはいきませんよ、俺。
あの、同棲してると難しいかもね、一緒に住んでると。
きついっしょ、だいぶ。
私もだから、今からどうやったらそれが成立するのかしらいなとは思うけど、わかんないもん、やり方。
思いつかないもん、俺。そうは言ってみたもののね。
まず待ち合わせしないとって思っちゃうもん、そのきゅんきゅん感。
よく聞く、よく聞く。
違うところから来て、待ち合わせをするっていうシチュエーションがないとなかなか、
家からだったら、いつもどおり準備して行くかみたいな、だったらいつものデートじゃん。
まじでそうじゃん。
いや、それ言う人よくいるじゃん。
あ、ほんと?
待ち合わせしたい、みたいな言う人結構いると思うんだけど、
俺それ聞くたびに、なにごっこ遊びしてんの、バカたれが。
いやでも、ごっこ遊びが大事なんだよ、これは。
思ってたけど、もうわかっちゃった、女の子の気持ち。
あの待ち合わせという行為がね。
待ち合わせいいもんだって。待ち合わせ。
ドキドキするんだよ、なんか。
いやー、わかるわ。俺、だいぶ女の子の気持ちわかった、俺も。
どんな格好で来るかなーとかさ、どんな服で来て、どうやって会うみたいな、手振ろうみたいなさ、ドギマギみたいな。
どうやって最初会おうみたいな感じが。
だからやっぱ、ハワイで会うときの2人のシーンいいよね。
そうなんだよな。やっぱ、誰しも、たぶん結構感じたことあるからね。
やっぱり、誰かとそういう感じに、女の子のこと好きになったりとか、逆に女の子だったらね、好きな男いて、
会いたい、会いたい、会えたー、みたいな。
それこそ、このリナがすごいなと思ったのが、会いたい会いたいで、でも来てくれないからの、
えー、来てくれたのーで、今から会おうってなって、待ち合わせ場所決めてさ、
ルンルンでさ、駆け足でさ、行ってたじゃん。
行ってたね。
そのまま、ちゃんとあのルンルンの感情をさ、しっかり素直に出して、抱きついて、ディープキスまで行くじゃん。
それ素直に出してるの、かわいいな、すごいなって思った。
かもいけない。
いや、私もなんか、想像の世界でさ、会うまでは、このルンルンを全力で出して、
会えた、嬉しい、みたいなさ、ぐらいな感じで、行こう、みたいな気持ちでいるんだけどさ、
実際、目の前にしたら、ちょっとこう、ああ、みたいな感じで、ちょっとすかしちゃうよね、照れて。
いや、俺もそうだな、俺もすかすわ、感じで。
ああ、おつかれー、みたいな感じにしちゃうよね、絶対。
ああ、ほんとは私の頭の中で、このまま抱きついてキスするって予定だったのにな、ぐらいな感じでさ、
すかしちゃうよな。
そう、リナの予定だったんだけど、ちょっとだいぶすかしちまったな、みたいな。
俺もだって、Tinder初デート、毎回すかしてるもん。
そうだよね。
前の晩とかは、結構ドキドキしたのよ、やっぱり。
そうだよね。
実際会ったときは、うっすー、みたいな感じで。
うっすーってなって。
はじめまして、みたいな。
現実。
うっすーって、そうだね。
なるよねー。
いるのかな、ほんとに、前回、いわで行く人って。
それはちょっとかわいすぎるよね。
かわいすぎるよね、そうだよね。
確かに。
でも憧れだよね。だからやっぱロマンチストなんだな。
でもそれさ、俺の男側からの意見を言うとしたらさ、
それを女の子にやられて、嫌な男はいないと思うけどな。
ああ、そう。
いる?
それこそあえて人ごみとかでも、みんなから見られてても。
いや確かに、それってなると抵抗ある人いるかもしれないけど。
でも別にあの行為自体はってことね。
それを差し置いてもさ、
自分にあえてこんなに女の子を隠しもせずに嬉しそうにしてくれたらさ、
うるさいなーってなる奴はよっぽどだと思うよ。
そいつが照れてるだけだもんな、言ったら。
それでそこで嬉しくても照れたふりするかもしれないけど、
内心嬉しくない奴はいないだろ、さすがに。
まあそうよな。
そりゃそうよな。
いやできたらいいんだけどね。
でも海外でもなかなかいないでしょ、リナまでやる人。
まあ人によるかな。
人によっちゃいいかも。
だってもう、友達でもなんか、
会うたびにハグしてほっぺにつくしてみたいな国もあるぐらいだから。
そうだね。
たしかに情熱的な国はあるかもしれない。
お前まだ友達の友達ぐらいだと思ってたのに、
そんなにきつめのハグしてくるの?みたいな。
ハグって握手、やたらギューの人いるよね。
握手は結構ね、日本がむしろ少数派だと思うんだよね。
これ結構ね、留学したことある人とかは絶対わかると思うんだけど、
日本の握手ってさ、弱いんだよねめっちゃね。
ソフトだよね。
もう触るだけみたいな。
あんまり握ったら失礼かなみたいなさ。
形だけ握られて。
気持ち悪がられちゃうかなみたいな。
多分俺これ日本だけだと思う。
あ、そう?
他の人たちは、どの国の人と握手してるときも、
この握手して手を組んで、組んだ瞬間に、なんかもうわかんない。
なんかもう暗黙の了解で、一回ギュッて一瞬力入れるみたいな。
そうそう、ギュッてくる。外人さんの握手。ギューがくる。
それに合わせてこっちも同じタイミングでギュッて一瞬やるねって。
このタイミングでやったら、
例えば俺の手が、結構俺これも最初のほうが何回かあったんだけど、
普通に日本に訳するときみたいな感じだけど、手だけ差し出してさ、
そしたら向こうから握ってきて、ギュッてやってくるんだよね。
俺の手はさ、完全に無防備の状態だからさ、
ザッてこうやって、グシャーってやられちゃうよ。
バキーとかなって、イタタタタンみたいな。
みんなやるから。
そっか、あれみんななのか。
みんなやると思う。
だから俺もいつからかそれに合わせて身についたね、そのスキルが。
じゃあ今、チャーリーに握手したらギュッてされるんだ。
俺もう、彼の手バキーってやるよ。
もう無意識にやっちゃうもんな。
あ、そう。
日本人はマジで気をつけたほうがいい。
怪我注意。
ガチでガチで。
結構来るもんね、ギュッてね。
しかも外人、でかい人とか多いからさ。
うん、そうよ。
ちょっとね、華奢な女の子なんかがね、
ギュッておばあちゃんの頬に立てたら、ただじゅすまないからね。
ギュッて、なんか面白い言い方だね。
マジでそんな感じなんだけど、ギュッてやると。
ギュッていい音だわ。
これは攻撃であり、防御でもあるんだよね。
そういうことだよね。
固くなるから、このギュッてのスキルが。
そうだね、そういうことだよね。
相手を攻撃しつつも、自分の防御にこうなってるから。
このスキル、練習してから海外行ってほしいですね。
ちょっと頭の片隅に置いといたほうが、握手のときは。
ちょっと脱線しましたけど、他言い残してることありますか?
まだだいたい話してるんじゃないかな。
そうだね。
この映画のもう一個重要な点としては、
ポール・トーマス・アンダーソン作品の中でも、
わりと重要な役割があるというか。
1,2,3,4作目か。
パンチドランクは、
もちろん他の作品と比べて雰囲気が違う、短いしみたいなところもあるんだけど、
これより前の作品を見てみると、ブギーナイツとマグノリアとハードエイトとかね。
ハードエイトは最初の作品だからっていうのもあれだけど、
軍蔵劇なんだよな、全部。
大勢のキャラクターがいて、それぞれ別のストーリーがあってみたいな話をずっとやってきて。
ブギーナイツって3作目だから、それが終わってるんだよね。
その間にパンチドランク、その次にパンチドランクラブってやつをやって、
少数のキャラクターに、一番は主人公のキャラクターに集中した、
一つのキャラクターをもっと深掘りするみたいなスタイルの映画がいきなりバーンと出てきて。
でもさっき話したようにパラレル感があるところは、この軍蔵劇のところから。
ちゃんと継承してるなっていうのを感じつつ、そういう作品が出してきて。
ここからはもう軍蔵劇はやめてるんだよね。
There Will Be BloodとかMasterとか。
たしかにThere Will Be Bloodは違ったね。
インヒレントバイスもファントムスレッドも全部そうだから。
結構ここがターニングポイントみたいになってるんだよな、意外とパンチドランク。
だからそういった意味でも、ポール・トーマス・アンダースの作品の中では重要な役割を持ってる。
さっき彼女が初めてマグノリア見て、その次にThere Will Be Blood見て、
その後にパンチドランクラブに行ったんですよって言ったときに、
おーいいかもって言ったじゃん。
それそういう意味だったんだ。
境目の両端を見た後に、この中間点を見るというね。
そうそうそうそう。
なるほどなるほど。
すごいアリだと思うね。
なるほどね。
このすごい細かい、秀逸な作品じゃん、言ったら。
意外とね、意外とそうだよね。
だから、全体として見たら、すごいドカーンのインパクトがどっかにあるっていう感じでもないじゃん。
まあそっか。
っていうところかなーとは思うけど。
そっかそっか。
まあでもぜひこれを聞いて、もう一回みんな見直してほしいなっていう感じはするけどね。
俺はめちゃめちゃよくできた映画だし、
個人的にもやっぱり印象に残ってる映画。
なんかこれからもね、たまに思い出していきたい。
結構大切な映画だね。
ポートマスの映画、トーマス・サンダースの映画、全部そんなところあるけど。
いい映画だったと思います、とっても。
はい、ぜひ見てみてください。
まあではいつものおすすめの映画、見てみましょうか。
私ちょっと今日おすすめの映画持ってきてないんで、チャーリーのお願いしようかなと。
いや、俺もあんま思いついてなくてさ。
まあちょっとホットな映画、最近見たやつで、
グラディエーター2の話でも。
あー、見てましたね。
そう思って。見てない?彼女とか。
こっちやってんのかな?私もちろん見てないですけど。
やってたような気がするんだけど、たぶん。
たぶんやってる。
あ、ほんと?
でも私、普通の最初のグラディエーターもどんな感じだったかも、結構忘れてて。
まあね、俺も見直すまで結構やっぱ忘れてる部分あったけど。
俺は直前に1位見直して。
今上映中だわ、2本。
たぶん今やってるぐらいだよね。
リドリー・スコットの作品なんですね。
そう、リドリー・スコットの初の続編か。自分で2つ。
はいはい。あ、そっか、ブラック・レインもリドリー・スコットか。
リドリー・スコットですよね。
俺はめっちゃ面白かったんだけどさ、普通に。
評判よくないんだよね、でも。
あ、そう。
ネットの感じもだし、一緒に見に行った友達も、
クソだ!クソ映画だ!とか言ってて。
へー。
えー?って。
俺なんか、もう。
ジャケットが確かにあんまり面白そうじゃない?
普通に、なんかもう正当心かっていうか、
これぞハリウッド映画の2だなっていう感じしてさ、
なんか、ふーみたいな。ローマ最高!みたいな感じに。
ローマ最高はやばいな。なるほどね。
なんかね、そう思わなかった人たちも結構多いみたいで。
どういうタイプの続編だったんですか。
どういうタイプ。グラディエーター1は、一応ね、ローマが舞台の。
剣闘士の話だよね。
そう、グラディエーター。
コロッセオの中で。
はめられて、もともと将軍だった主人公、ラッシャル・クロウが、
グラディエーターにさせられちゃって。
復讐するために、グラディエーターとしてのしやがって、
皇帝に復讐するぞ、みたいな話。
で、なんやかんやあって、その話一旦終わるんだけど、
同じ場所を舞台に別の皇帝がいて、別の主人公がいて、
なんやかんやでグラディエーターになって、なんやかんやしていくみたいな話。
一緒だよね、基本的には。
でもやっぱり前回から20年たってるから。
映像とかがやっぱりだいぶ進化してるんじゃないと思うけど。
まあもちろんそうだし、いろいろ派手でさ。
迫力ありそうだよね。
面白い。
ちょっとやりすぎなくらい、キャラとかも強めのやつぶち込んで。
前作はホワキンフェニックスの悪役の皇帝みたいな感じだったんだけど、
今回は頭狂った双子皇帝みたいなやつらが悪者でいて、みたいな感じで。
ちょっと色物使ってきてみたいな感じだったんだけど、
まあ色物だろうとなんだろうとさ、
もう一応生徒続編で、前作よりもある意味効果で派手になってて。
結構俳優陣も良くて。
デンゼル・ワシントン出てるのね。
そうそう。デンゼルがいい仕事しててさ、今回も。
デンゼル・ワシントンもいくつ?
デンゼルいくつだろうね。
結構いってるよね、きっと。
おじいちゃんの名は間違いないね。
ね、そうだよね。
あと、主人公のあの人の名前忘れちゃった。
何だっけ、あの俳優。
やばい、どうする。
ポール・メスカル。
あ、そうそう、ポール・メスカルだ。
ポール・メスカルも、前回は主人公はラッセル・クローだったからさ、
伝説の俳優、今となっては名俳優って言われてるけど、
俺は個人的にはそれでも、アンダーレイテッド。
見くびられてるじゃないけどさ、十分な評価を。
ポール・メスカルがってこと?
違う違う、ラッセル・クローが。
あ、ラッセル・クローが?
ラッセル・クローは、もちろん名前も有名だしみんな知ってるし、
いい俳優だと思ってるけど、それでも足りないぐらい本当はもっと。
あー、はいはい、そういうことね。
俺は思ってるんやけどね。
ってぐらいすごい人が前回やってたから、
今回ポール・メスカルどうなのって思って。
やっぱり結果としてはかなわなかったね、誰が見ても、ラッセル・クローの演技には。
あ、そう。
それでがっかりしたって人とかもいるらしいんだけど。
こいつも悪いことしたわけじゃないしさ。
別にちゃんとやることはやったなって思うし、
その分脇役はデンズル・ワシントンとか。
ペドロ・パスカルってわかる?
え、わかんない。
ペドロ・パスカルって言ったら、今の一番のイケメン俳優みたいな感じ。
あ、そうなんだ。私一本も見たことないわ、この人の映画。
ペドロ・パスカルにみんな夢中みたいな感じだからこっちは。
へー、そうなの?
やばい知らないぞ。
しかも演技とかもちゃんとね、実力が俳優で、今回もいい仕事してたし。
だから、すごい満足度個人的には高かったんだけど、
各方面から批判の声も結構上がってるっていう。
やっぱり一作目を超えなかったみたいな感じ。
まあそれはみんなそう言うよね。
ちょっとこっからの話だと思うけどねって俺は思うんだよな、比べるのが。
まあね、なかなかグラディレーター、最初のやつが結構名作だからね。
ってもうなっちゃってるじゃん。
ってもうなっちゃってるからさ、何を作ってもいいって言えないじゃん、誰も。
たとえ仮に2のほうが良くても、2のほうがいいって誰かが言い出さないと誰も言えないじゃん。
こんなのだったら。
俺は普通に良かった。比べるもんじゃないし、普通に楽しく見れるから。
そういうのが原因で見てない人がいたら、今のうちに映画館に出てるうちに見たほうがいいよと言っておきます。
なるほどね。わかりました。
うちにテンション上がるよ。
たぶん映像も20年も経ってるから、相当綺麗になって大迫力な感じで見れるんじゃないとは思うけど、
このジャケットも見る限り超綺麗な映像になってるし。
ユキの旦那のデイビッドが前に言ってたんだけど、最近は、これ英語でね、エピックな映画がなかなかないんだよって。
あー、まあ確かに。
エピックってちょっといろんな意味あるんだけど、この場合は日本語にすると地味に難しいんだけど、
エピックってアメイジングみたいな、フォーサムーみたいな感じで使われるときも多いんだけど、
もともとの意味で言うと、歴史的なみたいな。
あー、そっちで今撮られてた。
そうそうそうそう。そういう感じのエピックな対策みたいなの。
昔のハリウッドはたくさんあったけど、最近はなかったみたいなことを言ってたらちょっと思い出した。
確かになーと思って。
久しぶりにこういうのを見れて楽しかったなーっていうのもあったから。
全然ね、映画館で見れるうちに見たほうがいいです。
なるほどね。
でもわかるわ、そのエピックな映画ないっていうデイビッドの感想は。
ね。減ったよね。
減った。
私結構歴史映画好きなほうだからさ。
ね。まあでも、良さがまたちょっと違うけどな。
昔のやつはやっぱさ、それこそ映像の綺麗さが進みすぎて、
それこそエピックさが逆に減ってしまうみたいなところもあるというかさ。
いや、俺は個人的にグラディエーターがちゃんとエピックだったよ。
あ、そうなんだ。だとしたら期待できるんじゃないの?
CGIももちろんそうだし、技術とか衣装とかもちゃんとしてて、
俺は良かったと思いましたけど。
なるほど。
見ごたえが普通にある。
ぜひ見てよねっていうペンゼルも出てるし。
そうだね。
ではでは、皆さんぜひちゃんとエピックのグラディエーター2、
ぜひ見てくださいということで。
今日はそんなところでしょうか。
そうですね。
これ俺いつもエンディングでひと話題みたいなの撮ってたんだよね、確かに。
今日はやるのかなどうなのかなって思ってた。
いや、すっかり忘れてたね。
忘れてた。
マジで。
いや、しかも思いつかないなあ。
思いつかないね。
しかもやばいね、今発声がなんかやばい。
勝手に一人で背負ってるやつな。
全然なくてもいいと思うんですけど。
そうだなあ、じゃああれかな。
今回はやっぱりね、俺とかのいい年越えて、初デートの話でキャッケーなんか盛り上がってました。
皆さんもなんか甘酸っぱい初デートのエピソードがあったら、
コメントなりなんなりで自由に自分語りしてください。
喜んで読みますよ。
そうだね。想像しやすい感じで書いていただけると嬉しいです。
いつもインスタでいいねくれるおじさんとかね、気になるよね、初デートで。
気になる気になる。誰の出会っても気になる。
いや、初デート気になるよ。予想ができないからね。
さっきも言ったけどオチとかなくていいから、ただ聞きたいだけっていう。
そうだね、ほんとに。そう思ってくるよね。
ネタも思いつかないんで、こういった形でコメント稼ぎをさせていただいて、
今回の放送はね、終わりとしましょう。
ではでは今日はこんな感じで、お疲れ様でした。
ばいばーい。