1. Wheel of Films
  2. #032 マグノリア (Magnolia)
2023-02-16 2:36:13

#032 マグノリア (Magnolia)

⚠️このエピソードは「マグノリア (Magnolia)」のネタバレが含まれています

人生は自分で選んでいるようで選ばされているかもしれないし、偶然が3つ重なれば必然になるかもしれない。皆さんはこの映画偶然だと思う?それとも必然??

【マグノリア (Magnolia) 考察&感想トーク回】

◆◆◆ やっと3人でマグノリア出来るね | ただただCharlieが好きなだけの映画 | Mariko厄年で沈没 | 群像劇を高速Marikoogle | ベロリン国際映画祭とゴールデンボール賞 | 死のゆか | Charlie負け犬の遠吠え | Charlie口を開けば下ネタw | なんでこれが大作なの? | 白目だったKanoを救った"それ" | セリフの自然さ | 大胆なカメラワーク | エイミー・マン | 偶然であり必然である脚本 | 超常現象研究家って誰w | 聖書の関連性 | 初めてKanoとCharlieが繋がれた瞬間 | バリワクワクするオープニング | とにかく名演の連続 | テンポの良さとクリフハンガー | スピ系の話を素直にするCharlieに驚き | "それ"について皆の反応 | 聖書では天罰 | デウス・エクス・マキナ | スタンリーは真理? | 運命には抗えない? | ジムとクローディアがいい | ジムとジミー | アールおじいちゃんの偶然 | 好きなシーン | トム・クルーズにショック | 一緒に歌うシーン | 偶然エピソード | 必然と偶然。運命ってなーに? | 群像劇の塩梅 | おすすめの映画 ◆◆◆

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00:09
こんばんは。
こんばんは。
Wheel of Filmsは、同じ外語で出身の3人、
マリコ、カノ、シャーリーが、少し大人になって全く違う業務から、
映画の紹介・観察を考察していく番組です。
番組を聞いて、次に見る映画や、あの映画の考察の参考にしてみてください。
今日の映画は、マグノリアです。
今回の視聴度は、作品のネタバレを含んでいます。
まだ見ていない方は、作品を鑑賞してから、番組をご配信ください。
今、Wheel of Films、Twitter、Instagram、Facebook、SNSをやっているので、
見つけて、できたらフォローしてください。
Twitterでは、ハッシュタグ、WOFレビュー、カタカナのレビューで、
ちょっと、感想もね、どしどし募集してますので、そっちにもお願いします。
Apple Podcastのほうでは、コメント欄みたいなやつがあるので、そっちにも感想があったら、お願いします。
お願いします。待ってます。
まあ、そういうことでね、マグノリア、やっていこうと思います。
なんで今日、めっちゃ早口で読んだの、シャーリー。
早口だった?
そう?
こんなもんじゃない?いつも。
あ、そう。さーって息継ぎもせず読んだから、なんかチャレンジで。
息ぐらいしてたじゃないですか。
一人でチャレンジでもしてた。
息止めてどこまでいけるかな、みたいな。
みたいな喋り方してた。
やんねえよ、そんな、いきなり。
普通だったんだ。
普通だよ。
分かんない。普段よりちょっと早かったかは分かんないわ。
まあまあ、はい。
でね、マグノリアね、やりますけど。
はい、やっとだね。
やっとだよ。
え、ずっとやりたかったの?
やりたかったね。
言ってるんですか、まる子さん。
そうなんだ。
たぶん、一か月ぐらい前から言ってたんだよね、確かね、マグノリアやろうって。
もっと言えば、頭の中にはもっと前からあったよ。
初期ぐらいから。
でも、口から出たのは結構一か月ぐらい前だったけど、
まる子がいろいろなんか、家大変だったからさ、いつも。
なんかさ、家大変だったって言うとなんか、めっちゃ大変そうだね。
いや、大変そうに見えてますよ、こちらには。
そうそう、それでね、どうしても3人でやりたかったんですよ、これを。
あ、そうそう。
あのね、今まで、俺がやりたいって言った映画、何個か出してきたと思うけど、
03:05
今までは、どっちかって言うと、これをこのポッドキャストでやったら面白いかなっていう目線で提案してきたんだけど、
これに関しては、たぶん初めてかな。
まじで好きなだけっていう。
まじで好きなだけっていう映画だね。
なるほど。
だって、前何の回だか忘れちゃったけど、
このマグノリアの監督のポール・トマス・アンダーソン、チャーリーが一番好きかもしれない監督って言ってたもんね。
そうだね。
なんだっけ、パンチドランクラブだっけ?何回したよね。
そうね、パンチドランクラブを何かの回で紹介したのかな。
そのときにたぶん。
ホリデーかな、たぶん。
あ、そうだそうだ、棚から出てきたんだね、パンチドランクラブが。
あ、そうだそうだ、さすが。
気になる方はホリデーね、見てね。
ホリデー以来の3人での収録だね、そういえばね。
収録だね、そういえばね。
そうなるね。
いや、ほんとそうだよね、ほんと全くもう、私マジで。
何て言うんだっけ?
1ヶ月経ちました。マジで何?
何て言うんだっけ、何年、何年、何だっけ、
逆年だわ、絶対。
ずっと言ってんだよな、それ。
だって、
確かにでも。
会社解雇から始まって、その後インフルエンザのさ、
その後、なんだか分かんない風邪を家族全員でやり、
その後、今、家族、私以外みんな幼齢菌だからね。
幼齢菌だったの?
今はもう、現在進行形で家族病気だからね。
そう、家族3人今2階で死んでるの、今日私1階にいる。
逆年ってさ、あれって自分の誕生日で更新されるの?
それとも、年が明けると更新されるの?
確かに。
どっちなんだろうね。
年は明けたけど、まだ治ってなさそうじゃん。
誕生日いつ終わるか。
でも、みんな誕生日、9月。
9月か。
だけど、今年、2023年から麻薬って書いてあった、たぶん。
そうなの。
だから始まったのかなって。
でも、2022年もさんざんだったじゃん、結構。
でも、もし9月から始まってたら、すごい納得だけどね。
そうなんだ。
11月に知らないうちに解雇されて、12月バタバタ話し始めたから。
すごく納得。
お祓いとかしたほうがいいんじゃない?
そうだね。
ちょっと考えとくわ。
06:00
考えとくわ。
ちょっと私、無事を祈ってるわ。
ありがとう。
まあ、でも、原本上の1年になるんじゃない?
まりこは。
まあ、ちゃんと楽しんでるよ。
楽しんでるんだ。
楽しもうとしている。
楽しみなさいって言ったから、私が。
前向き、前向きだね。
前向きだね。
なんか沈没しそうだったから、まりこがこの間。
いや、マジでね。
楽しみましょうって言ったの。
やくどしに負けそうだったわ。
そう、負けそうだったよね、完全にね。
メンタルやられたね。
まりこ沈没。
まりこ沈没。
人間ってさ、病気だろうが何だろうが、ずっと家に引きこもっているとおかしくなってくると思うんだよね。
うん。
多分、それだと思う。
よくないね。やっぱ太陽の光浴びて、人と話さないとね。
そうそうそうそう。
まあ、でもそんな中でマグノリア見たから、私大丈夫かな。
確かに。
確かに。
そうなんだよね。
その辺の事情は一切考慮せずにピックした映画なんだけど、長いしね。
長いしね。
いいじゃん、いいじゃん。
長かった。
なかなかヘビーだしね。
長かったはずなのに、あんまり長いって感じなかった。
そうよ、わかるよ。
うん、わかる。
ちなみにこの流れで作品紹介いっちゃうと、作品時間は187分ね。
3時間7分。
やっぱ長い。
インド映画級だね。
インド映画に負けない長さだね。
うん、激長。
ポール・トーマス・アンダーソンの映画って基本的に長くて、
監督ね、さっきも出たけど、ポール・トーマス・アンダーソンなんだけど、
多分、パンチドランクラブはそんな長くなくて、
あと一番、一作目のハードエイトってやつが長くなかったかな。
多分それ以外はみんな2時間半プラスぐらい。
2時間半から3時間ぐらい。
その映画の長さもちょっと特徴だったりするんだよね。
なるほど。
で、タイトルマグノリや、制作年1999年。
ジャンルはドラマ。
うん。
よくこういう話の構成のやつって、オムニバスとか軍造劇とか言われるからね。
軍造劇って言うんだ。
軍造劇、多分俺だと軍造劇のほうがしっくりくるんだよね。
軍造劇ってどんな字描くの?
群れに象は、人間に象。
巨像の象。
巨像の象?
うん。
09:01
なるほど。
なるほど。
複数のキャラクターを主人公格にすることで、あらゆる視点からエピソードを描いていく物語の構造を指します。
マリコをGoogleでした。
はい。
早かったね。
早いんだよね、いつもね。
なんか静かだなって思うとだいたい検索してるからね、マリコ。
そうね。
なるほど。
女性ファンには、女性リスナーにはあれじゃない?
ラブアクチュアリーとかさ、ああいうのがピンとくんじゃないの?結婚。
うん、そうだね。
そういうのね。
男性ファンは、男性リスナーは、パロディフィクションとかね、ガイ・リッチーとかそういうの。
はいはい。
近いの。
うんうん。
キャストでいきます。
じゃあ、ポール・トーマス・アンダーソン紹介しなくていいの?
あれ?言わなかったっけ?
まあいいや、ポール・トーマス・アンダーソンね。
さっきもちょっと話したけど、マグマグのリアでパンチドランクラブでしょ?
それは、ゼアウィルビーブラッドってやつかな?
うん。
で、最新作のリコレス・ピザ、俺が見てないやつ。
楽しみに撮ってるせいでまだ見れてないっていうやつね。
しぶりすぎてるやつね。
そう。他にもあって、全部で10作品くらいかな、前後。
うんうん。
全部いいからね。
ほう。
一個の例外もなくいいから。
おー。
まあ個人的な意見ですけれども。
はいはいはい。
ぜひ見てみてほしいね。
まあ、それもあって、今回マグマグのリアをチョイスしたんだけど、
ポール・トーマス・アンダーソンの映画、たぶん二人ともまだ見たことなかったでしょ、このマグマグのリアまで。
うん。ない。
しなかった。
で、結構なんか、知名度というかビッグ度の割に、
ポール・トーマス・アンダーソンの映画見たことないって人多いイメージで、周りでね。
うんうん。
だからそういう人ももし聞いてたら、ポール・トーマス・アンダーソンはぜひマグマグのリアから入ってほしいなっていう個人的な。
うんうん。
気持ちがあって。
うんうん。
それもあってマグマグのリアを選んだね。
なるほど。危うく私、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドを最初に見るとこだったわ。
も、アリだけど。
アリ。
間違いではないけど、公開順的にもマグマグのリアかなって感じするね。
はい。
良さがね、よく出てるから。
なるほど。
はい、じゃあキャストいきまーす。
はい。
じゃあまずトム・クルーズからね。
うん。
あのー、なんだっけ、フランク・TK・マックスみたいな名前のやつ。
12:04
フランク・TJ・マッキー。
ああ、TJ・マッキー、そう。
ね。
あの、聖の伝道師みたいな役ですね。
うん。
まあ、トム・クルーズはみんなわかると思うけど、トップガン、ミッション・インポッシブルシリーズとか、まあその辺だね。
言わずに言わないですね。
はい。
じゃあ次、ジュリアン・ムア。
はい。
ジュリアン・ムア、役名なんだったっけ。
ジュリアン・ムアは、えーと、リンダ・パー・トリッジ。
リンダだね、そう。
リンダ。
おじいちゃんと結婚してたやつね。
で、出演作は、アリスのままでだね。
あれで悲願のアカデミー賞受賞したい。
あ、そうだったんだっけ。
そう、初受賞。
そうなんだ。やっと感あるね、確かに。
そうそうそう。
私たちの大好きなラブ・アゲイン。
ラブ・アゲインにも出てたね。
他もあれだよね、羊たちの沈黙とか。
羊たちの沈黙出てたっけ?ちょっと俺怪しいな、記憶が。
羊たちの沈黙の何かしらのシリーズに出てるはず。
羊たちの沈黙には出てないと思う。
ハンニバルじゃない?
そう、ハンニバル、ハンニバル。
まあいいや、その辺出てますね。
次、フィリップ・シーマン・ホフマン。
ナースというか、ナースだね。
フィルね。
これ俺の多分一番好きな俳優でおなじみ。
フィリップ・シーマン・ホフマンです。
これね、単純トランクラブにも出てるし、
カポーティかカポーテかわかんないけど、っていう映画でアカデミー賞を受賞してます。
カポーテっぽい、あ、カポーティ。
カポーティね、受賞してます。
ずっとさ、この人あれだと思ってた、マット・デーモンかと思ってた。
ちょっと似てるね。
ちょっと似てない?
ちょっとね、痩せてる。
マット・デーモンなんか顔、なんか違くねって思いながら見てた。
顔なんか違くねって思ってた。
なんか違う、なんか違うマット・デーモンだって思ってたけど、違う人だった。
若い時はぽっちゃりぐらいにまだとどまってるからね。
この後どんどん太っていくんですけども。
あ、そうなんだ。
ハンガーゲームの時とか、もうかなり丸かった気がする。
そうね、ハンガーゲーム。
そう、まあ死んじゃったんですけど、ちょっと前に。
そう。
はい、残念ながら。
っていうのがフィリップ・シーマン・ホフマン、フィルね。
フィルね。
で、他なんですけれども、まずはジェイソン・ロバーズ。
この人は死んだおじいちゃん。
15:01
はいはいはい。
で、あとフィリップ・ベイカー・ホール。
この人はジミー・ゲイターだね。
テレビの司会者。
クイズ番組の司会者ね。
がんで死にそうだった。
うん。
で、あとウィリアム・H・メイシー。
この人は
ドニー・スミス。
ドニー・スミス。それ役名だよね。
役名。
この人は歯に矯正つけてバーテンダー狙ってた人ですね。
はいはいはい。
で、次ジョン・シー・ライリー。
この人はジム。オフィサー・ジム。
警察だね。
うんうんうん。
この人がメロー・ラ・ウォルターズっていうクラウディア役の人。
ちょっといい感じになってた。
声にうちる。
やつです。
で、あと最後がジェレミー・ブラックマン。
この人は天才少年、クイズ少年。
はいはいはい。
クラウディアは?
クラウディアがさっき言ったメロー・ラ・ウォルターズ。
あーそうか。
登場人物多いんだけど、今これ全部で9人の主要人物を紹介していて。
で、フィリップ・ベイカー・ホールの6人はちょっと駆け足で名前だけ紹介したんだけど、
ジェレミー・ブラックマン以外は結構みんなポール・トーマス・アンダーソンの映画に2個3個続けて出演してるんだよね。
なるほど。常連なのね。
そう。てかフィリップ・シーマ・ホフマンも常連だし、ジュリアン・ムーはもうたぶん2個か3個くらい出てたから。
今言った中だとトム・クルーズとあと子役のジェレミー・ブラックマン以外はみんな常連だね。
なるほど。
ブギーナイツとか、あと1作目のハードエイトとか。
たぶんブギーナイツのハードエイトもほぼみんな出てると思う。ここにいる人。
面白いね。
そう。結構それも特徴なんでね。同じ人と同じ作品を披露したりすると。
いるよね。同じ俳優さんとかをずっと披露し続ける監督ってね。
そんな感じです。
はいはいはい。
はい。
で、受賞歴ね。
受賞歴は第50回ベロリン…ベロリン…ベロリン…
なんでいつもなんかちょっとさ、ちょっとだけ下品になるの噛むと。
これよくないね。
よくない。
噛んで下品になるよ。
いやほんと、前回はツキタップだし。
何か知らないけど。
18:00
ほんと全くもうベロリン。
はい。はい。ちょっと気を取り直してね。
気を失うの?
気を失わない。気を失わないけど。
気を取り直しまして。
気を取り直してね。
はい。第50回ベロリン国際映画祭、金グマ賞。
金…金グマ賞。
はい。で、第57回ゴールデンボール賞、はい、ジョエン・ダン優賞ですね。
なにこたん分かってないから今。
ゴールデン…ゴールデン…ゴールデングローブ賞だったっけ?
ゴールデングローブ賞か。
玉じゃないよ。
玉金じゃなくて。
玉金じゃなくて。
ゴールデングローブ賞か。
ごめんごめん。
はったくもう。
私まで気づかなかったらどうするつもりだったのよ。
3秒フリーズしたわ。
マリくん絶対フリーズしてると思った今。
はい。受賞はその辺だね。
ちなみにアカデミー賞はノミネートされたけど受賞はしなかったから。
これジョエン・ダン優どれ?
そうなんだよ、みんな主演じゃん、ほぼみんな。
だからこのゴールデン・グローブ賞の助演は誰かわかんないけど、
アカデミー賞の助演男優賞でノミネートされてたのはトム・クルーズだって。
助演、へー。
だから助演と主演のあれないけど。
でもゴールデン・グローブ賞もトム・クルーズだ。
調べてた。
確かに。
すいません。
いやいやいや、助かりますよ。
助かりますよ。
じゃあトム・クルーズなんかな?
そうだね。
ゴールデン・グローブ賞ね。
アカデミー賞もトム・クルーズでした。
アカデミー賞他は脚本賞、ポール・トマス・アンドルソンと、
あと歌曲賞ね、エイミーマンっていう人の曲。
ずっと流れてたBGM?
全部エイミーマン、まあ全部じゃないけど、
エンドクレジットもオープニングも、途中で歌ってたのも全部エイミーマンですね。
そんなところ。
で評価、フィルマークスの評価3.8。
露天トマト、トマトメーターが83%、オーディエンススコアが89%。
まあ、なかなか高いんじゃないですかね。
そうだね、まあ妥当かな。
そうですね、まあこんなもんじゃないかなと。
特に異論はないかな。
まあ俺は100%でいいと思うけど、それを除けば特に異論はないかな。
21:03
まあ言ってることはわかるよ。
まあ個人的なやつね。
まあでも世間的にはこんなもんかなと思います。
じゃあ次、あらすじ読みます、久しぶりに。
死の床で生きた縁とするテレビの大物プロデューサー。
彼が昔捨てた息子。
プロデューサーの若い妻。
看護人。
癌を宣告されたテレビのクイズ番組の司会者。
彼を憎む娘。
彼女に一目惚れする警官。
番組でおなじみの天才少年。
かつての天才少年。
ロサンゼルスマグノリアストリート周辺に住む、
一見何のつながりもない十二人が不思議な糸に操られて、
大きな一つの物語に結びつけられていく。
そして、それは起こる。
というのがあらすじですね。
ねえねえ、死の床じゃない?
私もずっと思ってた。
その後全然入ってこなくて、
いやでも床か。
私も考えてたんだけどさ。
考えてたよね。その後全然入ってこなかったよね。
うるせえなあ。
言っちゃった。
わかんだろうがよ。
床だよ。
うるせえなあ。
死の床だよね。
このあらすじさ、このあらすじよくないわ。
嫌いだわ、俺結構。
一見何のつながりもない十二人。
これ主要人物あくまで九人なんで、
この人数えられてないですね。
十二人。
余計なの入れてますね。
なるほど。
あと不思議な糸。
そうそう、これ九人で間違いないから。
間違いないんだ。
不思議な糸に操られて大きな一つの物語に結びつけられていくっていうところ。
この記載、もうちょっと気に食わないですね。
そうですか。
なんでなんで。
これも後々話していきましょう。
わかりました。
待って待って。
これ誰にもわからない。
リスナーによると誰にもわからないですけど。
私たちこのね、いつも作品情報をGoogleのスプレッドシートで共有してるんですよね。
今みんなでそれを見ながら読んでたんですけど、
なんかカチャカチャと動くなと思ったら、
チャーリーが今言った十二人と不思議な糸のところを、
24:03
糸のとこのとこも文字を赤くして、ビーって線を引っ張って訂正してますね。
相当気に食わなかったみたいです。
はい。
コシャクなことしますね。
はい、やり直し。
とこはとわっちりすぎるだろ、この線。
それはお前のせいだわ。
そうだそうだ。
たこはしのとこですよ。
どっちでもいいです。
怒られるよ、フィルマークスに。
フィルマークスから借りてるから。
これ誰が書いてるんだろうね。
フィルマークスの社員が書いてるのこれ。
毎回作品によって書き方が結構それぞれ違うからさ。
どっちにしても一人ではない。
一人ではないんだろうけど。
センスあるときとないときあるよね、フィルマークスの話。
あるね。
今回はセンスがないと。
俺は気に食わないですね。
はい。
まったくもう。
映画話しよ。
補足情報もあるからさ。
今回がっつり俺、マグノリア調べてきてるから。
全方面で。
いっぱいあるんだけど、
主要なところだけまず最初に言っておこうかなと思いまして、
まずこの映画ができた経緯に関してなんだけど、
さっき言ってた、歌曲賞取ったエイミーマンっていうね、女性歌手。
この人の歌を映画化した映画なんでね、これ。
なるほど。
そうなの?
そう。
このメイキングのドキュメンタリーみたいなやつとかもね、俺見たんだけど、
もうはっきり言ってて、
小説を映画したみたいな感じで、
エイミーマンのすごい気に入った歌があったから、
これを映画化してもいいんじゃないかっていうアイディアを元に生まれた映画なんだよね。
なるほど。
エイミーマンの方の曲とかも聞いてみると、
セリフ自体に歌詞を引用してたりするのが結構。
なるほど。
そういうところもあって、
言われてみればって感じだな。
そうそう。
もともとエイミーマンと親交があって、
このポルトマックス・アンダーソンがね、
デモの曲、何の曲か忘れちゃったけど、
聴かせてもらったんだって。
で、その曲を聴いて感銘を受けて、
そっから着想を得て、
クラウリアっていうキャラクターをまず生み出したらしいよね。
27:00
ほう。
そう。
ジミー・ゲイターの娘ね。
シャブ中の。
シャブ中のね。
そう。
クラウリアが生まれて、
他のすべてのキャラクターはクラウリアから派生して、
物語も含めてそこから広がっていったらしい。
だから物語の革新はクラウリアにあるって、
ポルトマックス・アンダーソンが言ってます。
確かにラストシーンも彼女で終わるしね。
そうそう。ラストシーンも彼女で終わるし、
あとちなみに言えばみんなで歌うシーンもあるじゃん。
あれもクラウリアから始まるんだよね。
確かに。
そうそう。
だから結構この歌っていうのが、
エイミマンっていうのがこの映画においてかなり重要な要素になってるんでね。
なるほど。
そう。
で、だから着想はそこに。
着想。
ねえ。
誰のに。
わざとじゃない。
誰のにですか。
口を開けばシーンはネタなんだから。
まったく。
危ないね。
力は。
けしからんね。
けしからんね。
けしからんって久々に聞いたわ。
まったくもう。
何の話だか忘れちゃったよ。
着想ね。
何から着想を得たかって話ね。
着想はエイミマンに受けてるんですけれども、
そこをもとに広がってた先が、
結構ポール・トーマス・アンダーソンの個人的なところにつながってるらしくて。
ほうほう。
そうそう。
で、結構ポール・トーマス・アンダーソンは自分の個人的な部分をこの映画に表現しちゃうことが多いんだけど、
これは特にそこが強くて。
ポール・トーマス・アンダーソンのお父さんもテレビのプロデューサーで、
で、しかも肺の肺がんでお亡くなりになられてるらしいのね。
ほうほう。
だからやっぱ、アール、アール・パートリッジ、マグノリアで死んじゃったおじいちゃんは完全に。
ポークレーズのお父さんね。
そう。
重ねてるわけよ。
なるほど。
で、しかも死んじゃったお父さんのね、妻婚相手、若い妻婚相手みたいなのがいて、
で、そいつも薬物の過剰者で、意識不明になって救急車で運ばれたみたいなのもあるらしい。
なるほど。
だから、エイミーマンの映画を元に着想を得て、個人的な体験とか物語に含めた形で出来上がったのがマグノリアっていう感じ。
カレーなことするね。
30:00
らしいね。
へえ。
昨日調べるまでは知らなかったけどね。
なるほど。
そう。他にもいろいろ仕掛けがね、含まれているんですけども、
そこはこの後の流れで話してもいいし話さなくてもいいしって感じでいこうかなと思ってますけど。
はい。そんな感じですね。
なるほど。
作品の紹介はこんなところ。さっきも言ったように、俺はめちゃめちゃ好き。一番好きぐらい好き。全映画で。
この作品が好き?この監督が?
マグノリアがね。
マグノリアがね。
エコール・ソーマス・アンダーソンの作品の中でも一番なの?
いやわかんないけど、言ってんのは一番好きくらい好きってことよ。
なるほどね。言ってることはわかる。
だから一番好きな映画決めてくださいって言われたら、決めらんないってなるけど、候補には上がるよね。
必ず上がってくるってことね。
なるほど。
そんな感じ。だからもうほんと好きで。
いつもさ、このポッドキャストやるとき、俺文句ばっか言ってるけど、今回は文句ない。もう一個もない。
ほんとにないんだ。
そう、ないし。
聞いて言うなら、みたいないつものやつもない?
ないない、まじでない。
おー。
ないし、二人からね、この後文句があったとしても、それもう認めません。認めません、それ。
なんてやつだ。普段あんなに否定するくせに。
私何度否定されたことか、この番組で。
俺拒否します、それ全部。
優しくないね、この人。
そんな感じなんでね。
なるほど。
まあそうなんだけど、せっかくね、今回二人にも初めてだよね、見てもらったんで、
ちょっと率直な感想、好きだったとか嫌いだったとかとかも含めてね、正直に聞かせてもらいたいと思うんだけど、どうかね。
まりこどうだった?
好きかも嫌いかも言えないんだけど、この映画もまた。
なんかそういうの最近多いね、まりこ。
多いね。
なんか、自分では見なかった映画だから、
自分じゃ選ばなかったってこと?
いわゆる、自分では気づくこともなかった有名作品だったのね、マグノリア。
そうなんだよね。
さっきチャーリーも言ってたよね、それね。
意外と見てないんだよ。
全然知らなかった。
だから、この前のモユル女もそうだったけど、全然シンプルな映画じゃないから、まだ見慣れてないんだよね、私が。
33:13
だからそれこそ見方が違ったのかわかんないけど、好きか嫌いかもわかんなくなってる。
まだ混乱してる途中って感じね。
でもさ、モユル女の肖像はさ、そう言われてもわかるジャンルだったけど、これそんな見方とかあるかな?
わかんない。
そのまんまじゃない?
っていうか、ポッドキャストで話すっていうのを前提において見てたからかもしれないけど、
すごい良いっていう人もいれば、すごい嫌いっていう人もいるじゃん、この映画。
そうなんだ。
まあ、確かに。
で、そのどっちも共感できないって感じ?
どっちも共感できないの?
なんか、すごい良かったとも思えないし、すごい嫌だったとかもなかったんだよね。
特に刺さるところが何もなかったってこと?
普通。
そういう感じです。
普通だったって感じね。
なるほどね。
なんでこれが対策なんだろうっていう感じ。
なるほど。それが一番わかりやすいかも。
なるほど。
なるほどね。
わかりました。
私はね、好きだったよ。
お、好きだったんだ。
お、好きだった。
今もう、俺、ファイティングポーズだったんだけど、今。
私は、だからもう、うん。
嫌いそうだった?
いや、まあ、わかんない。なんでそうだと思ったかわかんないけど、今もう顔面いく準備してた、今。
こわ。ファイトクラブ入れんじゃん。
いや、私ずっと、映画好き友達から、ゼアウィルビーブラッドはすごいおすすめされてて、
ずっとデータを持ってて、いつか見よう、いつか見ようって思ってずっと見てなくって、
でもその作品が、ポール・トマさんの作品とかは知らずに、いつか見たいなってずっと思ってて、
で、最近YouTubeの私が好きな映画紹介番組の中で、マグノリアが紹介されてて、
名作だし、すごいことが起きる映画だみたいな、説明できないみたいな、あんま説明しちゃだめだみたいな、
でも、トム・クルーズも出てて、どんどん話がつながっていって、すごいうまい紹介の仕方をしてた。
で、なにこれ、超気になる!みたいな、まで行かないんだけど、え?なにそれ?みたいな、
どういうこと?っていう、絶対見たい!みたいな興奮っていうよりも、え?それ、いったいどんな映画?みたいな、
36:10
っていう、何だろう、好奇心がすごく借り立てられる感じの、なんか特殊な、今までにない映画紹介の感じだったから、
すごいなんか、これは一体何なんだろう?何を体験できる映画なんだろう?って感じで、ずっと気になってて、
で、その作品、その監督の作品をフィルマークスとかで追ってたら、そのパンチ・ドランクライムもそうだし、ザ・ウィル・ビブ・ブラッドもそうだし、リコリ・スピーダーの監督ってなって、
私、一本も見たことなかったんだよ。
ね、見てたね。
そう。で、でも、その作品の羅列を見たプラス、チャーリーがすごい好きっていうのをポトキャストで言ってるのを聞いて、
私はもうマグノリアから順番に、ちょっとポール・トーマス・アンダーソン・マラソンをずっとしたいと思ってて、
はい、してくださいね。
ゆっくりとね、そう、したいと思ってて、なんか本当は、この映画ちゃんとゆっくり、じっくり見たかったんだけど、
ちょっとここ最近、私もちょっと仕事忙しくて、全然時間がなくて、
プラス帰ってきたらもう眠くて、いつもすぐ寝ちゃってて、なかなか見れなくて、
実は収録始まる20分前ぐらいに全部見終わったんですよ。
なるほどね。
ギリギリ、ギリギリ。
しかも、一本全部通して見れなくてさ、3時間もあるから、
しょうがないね。
ちょっとぶつ切りでは見ることにはなってしまったんですけど、でもちゃんと見て、
うん。
でも、とにかくずっと、めっちゃ見たいし、普通に面白く見てたんだけど、とにかく眠気が毎回襲っててさ、
忙しいからね。
え?
忙しいからね。
そうそう、見るの大変でさ、
で、さっき収録前に見てたんだけど、布団の中でベッドでぬくぬくしながら、最後ね、1時間ぐらいを見てたんだけど、
もう眠くて眠くて、白目むきそうです。
どうしようと思って。
でも、これを寝ちゃったら、もう後がないから、収録まであとちょっとだったから、
絶対見なきゃいけないと思って、ほんとに文字通り自分の顔面、自分で引っ叩いて、なんかパシパシって見てたんですけど、
おい、名作お前、そんな。
やばいやばい。
そんな見方すんじゃねえよ。
でも、もう言っちゃうけど、カエル降ってきた瞬間に眠気が全部ぶったんだよ。
あの、無事、最後まで普通に見れました。
よかったよかった。カエルまでから育ったんだろうね。
カエルの直前まじ、ほんとに白目むきそうで、やばかったんだけど、カエルに救われた。
39:03
よかった。
で、だからもうなんかさ、ほんとに、劇中の登場人物たちもすごい不意打ちだったじゃん、カエルのシーンって。
いろんな意味で。
そうね。
私もすいまに襲われて、急なカエルだったから、登場人物と同じ体験した。
なるほどね。
同じ境遇でカエルを体験したよ、私は。
状況を飲み込むまでにちょっと時間がかかって、飲み込んだあたりでちょっとひと笑いひとりでして、最後まで駆け抜けたって感じですね。
そうですか。
ひとまずの私の感想はそんなとこかな。好きです。
好きですと。
好きです。
そうですか。
どうなのよ。
じゃあ、俺の好きなところをもうちょっとね、細かく話していきますと。
ちゃんとなんでこれが対策なのか教えてね。
伝わるかな?わかんないけど。
そうだね、私はなんかそこはちょっと漠然と不安があるよ。
なんで対策なのか教えては結構難易度の高い質問だね、この絵に対しては。
ちょっとじっくりね、やっていこうか。
対策ってか、名作だよね。名作って言われてる作品だと思うんだけど、そのゆえんとしましては、まず役者のパフォーマンス、これはもう9人とも突出してると思うわけ。
そうね。
とても。
で、まず役者のパフォーマンスすごい良いです。
で、セリフとかもね、自然なんだよね。自然でありながら見てる人にも語りかけるような、本当にもう会話してるみたいなセリフ。
これの逆の悪い例をあげると、エム・ナイト・シャマラン。これ見た後にエム・ナイト・シャマランの絵が見てもらえれば、俺の大好きなエム・ナイト・シャマランね。
これ見た後にエム・ナイト・シャマランの絵が見てもらえれば、俺の大好きなエム・ナイト・シャマランね。
それの逆、ポルトマス・アンダーソン。
確かに。
自然なんだよね。
対極だね。
対極にいる存在。両方好きなんだけどね、俺はね。
ポルトマス・アンダーソンは特徴としてカメラワークがあるんだけど、俺の好きな長回しもたくさんあったし、結構大胆なことするんだよね。
長回しだけじゃなくて、ビジュアル的に結構大胆な撮り方とかをする傾向があって、マグノリアにもそれが出てていいですよねと。
さらにアカデミー賞、歌曲賞にもノミネートされたエミーマンの曲。音楽ね、俺これがすごい好きで、多分映画のサントラの中で一番聞いた、これ。
42:04
へー。
全てぐらい。
サントラがあるんですね。
サントラがありますね。
はいはいはい。
そんな感じで、全ての要素が最高峰クラスのクオリティの出来だと思うわけ、その辺に関して。
さらにそれらの全ての要素が複雑でありながら、細部まで考えられた形で混じり合ってさ、群像劇だから、ストーリーに組み込まれてるわけ。
ここに関して、このストーリーに関してなんだけど、注意して見直して考えれば考えるほど、やっぱこの脚本のクオリティ半端ないなって思うわけ。
俺これもうみんなたぶん3回目なんだけど、もう3回目見ても、うわすごいわってなるわけ。
3回しか見てないのにそんなにわかんのすごいね。
私も3回って今意外だったわ。
俺そんなに昔から大好きとかじゃなくて、実はポール・トマス・アンダーソン、割と結構最近で。
マグロリアとかジャイアン・ウィルビー・ブラッドとかは、10代の頃とかにも見てたんだけど、別に刺さってなかったし、ポール・トマス・アンダーソンだっていうことも知らなかった。
なるほど。
で、1、2年くらい前に見直したんだよね、何かのきっかけで。
そしてハマりして、一回見たやつも、前見たことなかったやつも含めて全部ポール・トマス・アンダーソン、俺も見直して、でも最高だわって今なってるみたいな感じ。
なるほど。
とにかく脚本のクオリティっていう面では突出してると思う。
これがある意味、正当派な脚本だよ。
正当派であり最高レベルのクオリティの脚本だと思うのね。
なんだけど、その最高レベルの正当派のクオリティの脚本が最後どうなるかっていうと、カエル降ってくるわけよ。
俺も信じらんないわけだよ。
俺からしたら。
で、これは…。
いいよいいよ。
もし最後まで言い切ったほうがよかったら、あとで答えてほしいんだけど、
チャーリーが言う最高の脚本っていうのは、どのあたりが何回も見直しても作り込まれてるってさっき話してたけど、どのへんがどういい脚本だと思ってるの?
そもそもこの軍造劇の脚本ってすごい難しいと思うわけ。
同時進行のね。
俺結構軍造劇好きだし、このマグノリアに近いようなタイプの軍造劇の映画って結構見てるんだけども、
45:09
このキャラ同士のどことどこがつながって、最終的にその一つの物語としてどっちの方面につながっていくのかっていうところが結構肝だと思うんだけど、
その大きな流れで見ても、やっぱこのマグノリアに関しては上手い子と絡み合ってると思うね。
絡み合いすぎてもないし、これも後で話すんだけど、絡み合いすぎるといくらなんでもご都合主義みたいな感じになってくんじゃん。
こんだけの登場人物がいて。
その程よい、この映画のテーマとに対して程よい絡み合い具合と、
その軍造劇としての話の作り方っていうのが単純に他の作品と比べてよくできてるなっていう部分と、
あとはもう細かいところだよね。
これも例に挙げてもあれだから出さないけど、仕掛けだったりだとか、セリフだったりだとか、
そういうところにこだわりを感じるというか。
セリフとかも全部含めて脚本だからね。
ちょっとざっくりだけど、そういうところに普通にクオリティ高いなって思ってます。
からのカエルと。
そう、からのいきなりカエル降ってくると。
例えば、何年もかけてやっと作ったこの彫刻みたいなやつ。
ダビデゾンみたいなやつ。
あれを完成した瞬間に、技術は爆発だって言ってドーンって爆発させるみたいな。
そんな印象を受けるわけよ。
だいたいこういうのっているじゃん、そういう人結構。
爆発させる人とかさ、最後バシャーって絵とか描いてたのにさ、燃やして終わるまでがアートだとかそういう人いるじゃん。
いるんだけど、だいたいそういうのって何やってんだよって思っちゃうわけ、個人的に。
あっち側行き過ぎてる。
絶対爆発させないほうがいいじゃんって思うわけ。
たまに本当にそこまで含めて必要不可欠な部分だなってなることもあるじゃん。
みんながみんなじゃなくてもね。
だから、この映画もたまにの一部に該当すると思ってて、ある意味奇跡的でもあると思うわけ。
この映画ができたということに関してね。
まさに何というか偶然か必然かっていうところ。
この映画でも何回か出てきたと思うけど、そういうところになってくると思ってて。
48:00
だからこの映画のテーマである偶然か必然かっていう部分と一緒で、このカエルのシーンができたのは偶然であり必然だと思ってるわけね、俺は。
ここにもちょっとエピソードがあるんだけど。
珍しいこと言うね、チャーリーが。
そうそう。ちょっとスピリチュアルな方面に行っちゃうんだけどね。
なんかそのインタビューとかによりますと、脚本やっぱ考えてたんだけど、
この軍造劇のね、がっつり絡み合わないタイプのやつって、みんな最後どうやって終わるか悩むんだよね。
オチはどうするかっていうところ。
で、ポルトガルさんの話もすごい考えて考えてて、あんまりいいかどうか終わり方思いつかなくて、
そしたらなんか長城現象研究家みたいな人の本で、カエルの雨降ってくるやつみたいなやつをたまたま見つけて、
じゃあこれカエルでも降らすかってなって、カエル降らすことになったらしいね。
そんな軽いノリ?
そんな感じだったらしいね。
そうなんだ。
じゃあ彼がすごいクリスチャンとかじゃないんだ。
そう。クリスチャンだとかなんだとかっていう話もこれからあってくるんだけど、
そのきっかけとしては長城現象研究家が、よくわかんないけどね。
誰だよ、長城現象研究家。
なんかカエルの雨、ほんとにあるんだって、たまに。
え、ほんとにカエルが降ってくるの?
うわー鳥肌立った。
日本でもあったらしくて、
うわー気持ち悪い。
その宗教とか全く関係なくね、見て映画にいること決めたらしいんだけど、
映画を作り始めて脚本ができた後で、
エジプトキみたいな、宗教関連のやつのエクソダス82みたいな、
そういう聖書みたいなやつに、カエルの雨が災害で降ってきて、みたいな、そういうのがあるらしいのよ。
セリフでも出てきたもんね、旧約聖書のエジプトキについてね。
でもそれは後付けというか、ほんとに本人は知らなかったんだって、一切。
その聖書にそういう記載があるって。
でも後からそういうのを誰かから聞いたんだか、自分で発見したんだか知らないけど、
逆光はすべて反省した後で、知って、え、いいじゃんと。
知らなかったけど、聖書の内容にも映画と重なる部分があったらしくて、
で、後から気に入って、それのせいで映画の各所にちょっと82っていうメッセージを各所に散らばめてね、気づいた。
後付けなんだ。
そう、後付けだけど、そのエクソダスともちょっと関連付けて、隠しメッセージみたいな感じで、
51:02
82って何回も何回も何回も出てくる、各所に散らばめて。
だからさ、天気のやつ出たの?
そう、天気も、
そうだよね、私もずっと気になってて、最後カエル降ってきてすげえ納得した、あの天気のやつは。
あの天気にもすごいいろんな役割があると思ってて、
まずカエルにつながっていくっていうのもそうだし、
やっぱ軍曹劇ってどうやってさ、複数のキャラクターをつなげるかっていうのが大事だから、
やっぱ天気っていうのが、みんな同じ場所にいるわけだから、
一箇所で大雨降ってれば、他の場所も大雨降ってるし、
これは一つの場所で起こってる物語なんだなっていうのがわかるっていうのもあるし、
それに加えて、数字はさすがに覚えてないけど、
たぶん最初の天気だったかな、何月何日、曇りの日晴れ、湿度は82%みたいな。
ああ、そういうところに出てきてたのか。
いろんなところに出てたんでね。
エクソダス、82%って出てるのもあるし、82%だけ出てるのもあるし、
見直せばわかるけど、いっぱいある、10個ぐらいある。
だから本当にあのカエルのエンディングは偶然であり必然だったんだね。
そう、だから本当にあのカエル偶然なの、まじで。
でも、なんだけど、ただの偶然かと言われたら、そうではないと思うんでね。
そうだね。
だから偶然であり必然なのよ。
わかる? 言ってる意味。
わかるよ。
そう、だから俺はあれはなるべくしてできたシーンだと思うわけ、あのカエルはね。
いや、私はそんなことチャーリーが言ってるの嬉しいよ、なんか。
そう、だから。
すごいなんか今、えーと思って。
えー、うん、そうだよ。
そうなんですよ。
わかるよ、言ってること。
そうそう、わかりあえた俺もしかして、彼女と初めて。
うん、今初めてチャーリーとなんかつながった気がするわ、何かが。
やったじゃん、出会って10年。
ね、出会って10年。
そうね。
10年目の奇跡。
今までこんなにチャーリーと、あーって思ったことないよ。
映画だったから、カギは。
あー、そう。
そう。
マグマリアだったんだ。
いや、もっと聞かせて。
まあ、だから、これはカエルのシーンで多分いろいろ言われはあると思うんだけどね、見た人からしたら。
でも、これはもうこうあるべきなんだよね、というかもうこうあるしかないと思うわけ、このカエルのシーン。
だから、奇跡の産物でありながら、奇跡の産物なんだけど、これが映画の内容と映画作りの両面でダブルで表現されてるわけよ、そこが。
だからまあ、意図的なのって言われたらわかんないけど、それをまあ考えること自体がちょっともはや野望というか。
54:09
意図的であり、たまたまであるんでね。
ただ一つ言えるのは、それ全部踏まえて、このポール・トーマス・アンダーソンがそれを作り上げたということ。
もうそれだけなんだよ。
っていうところですかね。
カエルとかの話になったら。
集まるべくしてすべての要素がポール・トーマス・アンダーソンのもとに集まってきたってことだよね。
そうだね。
偶然にも。
そう。
なるほどね。
まあこのテーマとして偶然と必然が扱われてたっていうのは、なんとなくわかるでしょ。
うん、わかるよ。
オープニングとかでも特にそうだったしさ。
あのオープニング好きだった。
俺めっちゃ好きだよね。
オープニングバリワクワクして。
音楽とイステリアスな感じと、あとそのいろんな偶然をずっとつなげていく感じがすごい好きだった。
そうなんだよ。
あの小話みたいなの3つぐらい見せられた後に、
偶然なのか必然なのかどっちなんでしょうね。
A未満の1っていう曲に入るんだよね。
なるほどね。
ドゥッドゥッドゥッってそう。
いいわーってなるよね。
なるほど。
あれはすごい興味のそそり方がうまかった。
そうそうそうそう。
今から何が始まるのかって思うよね。
そうなんだ。
そうそうそうそう。
あの切り出し方はいいよね。
そう、めちゃくちゃいいと思う。
だけど、あんなミステリアスな雰囲気でスタートしておいて、
意外とすっごい現実的な病気のおじいさんとかが出てきたりして、
その現実、恐ろしいぐらいの現実未完と、
そのスタートと最後のある意味で合わなさに関してはすごく好きだった。
あーなるほどね。
伝わる?
わかるわかる。ギャップね。
基本的に結構リアル系な話でメインは進むんだけど、
最後いきなりカエル降ってくるしね。
最初もあんな感じだし。
だから話自体はすごい現実的な話なんだけど、
裏テーマってところになってくると、
それこそ偶然と必然だったりだとか、運命だったりだとか、
そういうところも含まれてくるからね。
私はさ、あの現実的な感じとかさ、
57:02
マリコ好きなんじゃないかと思ったけど、
共感する登場人物いなかったのか、誰も。
いや、あの、メインストーリーっていうか、
表面的に見てる分には好きだったんだよ。
その深いことを考えないで見てる分には好きだったの。
だし、こういう登場人物がいっぱい出てくる映画は私好きなのね。
だからそれはある意味で、フランス映画と逆だったというか、
集中する人がいっぱいいて、それも楽しかったの。
ただ単純に、何がそんなにスペシャルな映画だったんだろう?
っていうのが私の疑問だったの。
なるほど。
どこがそんなにすごいの?っていうことだよね。
そうそう。まだ一回しか見てないから、
なのかなって思って、それがすごい気になったんだよね。
映画としては普通に楽しんだし、
3時間動いてるとは思えない、
ちゃんと集中力で見たっていう感じ。
テンポもね、いいんだよね。
テンポ良かった。
こんだけ長いのに。
それでどこがすごいかってところにつながる話をするとしたら、
3時間でありながらテンポいいじゃん、めちゃめちゃ。
でも派手な話ではないんだよね。
現実的な話だから。
だからすごい、カエルを除けば、
別に山場谷場があるわけではないと思うのね、その映画にしては。
でもなんで出れないかって言ったら、
それはストーリー自体のクオリティが高くて、
飽きさせないようにできてるっていうのももちろんあるんだけど、
それに加えて、各所に演技の見せ場があるからだと思うのね。
これ結構どのくらい集中して見たかとかにも関わってくるから、
あれなんだけど、
最初に言ったけど、とにかくさ、
パフォーマンスがすごいすぎると思うわけよ、
俺的にはこの映画に関して。
アカデミー賞とか受賞式とか見たことある人はわかると思うけど、
アカデミー賞のハイライトみたいな感じでさ、
主演男優賞取りましたってなったら、
受賞式で映画の中で特にいい演技してるシーンみたいなのをね、
ワンシーン切り取って流したりするのよ。
そんなグッとくるような演技で心を動かされられるようなシーンがね、
この映画いっぱいあったと思ってて、
これいっぱい見ますけど、映画。
で、演技とかもね、結構注目して、
今はもう見るんだけど、
ほんとそういうグッときて心を動かされるようなシーンって、
俺多分、今10本見て1回あるかどうかだと思うね。
で、それがこの映画には1本の映画の中で、
10回、20回くらい出てきたと思ったのね。
だから好きだから、
いい決めに見てるところはあると思うんだけど、
それにしても、すごいパフォーマンスが良かったなって思う部分があるわけよ。
1:00:04
しかもほぼ全然いいんだし。
演技良かったなって思ってあげたいなって思うところいっぱいあるもん。
1つとか2つとかじゃなくて、
10個、20個っていうレベルで、
ほんとさっきも言ったようなアカデミッション受賞式で、
ワンシーン切り取って流されるレベルのシーンが、
1人とかじゃなくてほぼ全員に、
しかも1人1回でもなくて、
この9人が9人、脇役も含めてね、やってたと思うわけ。
で、これは前なんかの時に話した気がするけど、
もちろんね、役者もすごいっていうのもあるんだけど、
それだけじゃなくて、
監督の役者の演技の引き出す力みたいなところが、
そう、作用してると思ってて、
これはもちろん、他の映画も全部見た上で、
そう思うから言ってるわけなんだけど、
ポール・トーマス・ランドソンって、そこがすごい都市してると思うのよ。
ロバート・ゾメキスの話したときだったかな、
ロバート・ゾメキスと、
バック・トライズ・ベニースの回で話してたね。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督のロバート・ゾメキスと、
リドリー・スコットかな、比較して俺その話したと思うんだけど、
いろんなタイプの監督がいるけど、
その役者に対して、
ここのシーンはこうやってくださいって、
1から10まで全部言ってやらせるタイプと、
結構、アドリブさせて、
本人主義でこの役者にやらせるみたいなね、監督がいると思ってて、
ポール・トーマス・ランドソンは、
どっちでもあるんだけど、
タイプで言ったら結構、アドリブ重視する感じなのね。
だからアドリブをさせるんだけど、
アドリブをたださせるだけだとさ、
まあダメじゃん。
だからアドリブをさせながらも、
的確な方向に指導して、
自分の撮りたい映画を撮って、
そのアドリブ、多分何回もテイク撮るんだけど、
その中で生まれた最高のピークのところを切り取って、
映画に入れるみたいなやり方をしてるみたいな。
それがすごくうまくやることによって、
もちろん、役者の演技もすごいけど、
それを引き出して、
ひとつの映画の中にポンって入れて、
だから、こんだけすごいのが、
ひとつの映画の中に集まってるんだなって思うわけ。
うん。
だから、テンポとパフォーマンスってところに絡めて、
いい部分で言うと、そんなところかな。
私、テンポに関して最初見始めたとき、めっちゃ不安だったわ。
不安?
なんで?
いつも言うけど、登場人物いっぱいいて、
スピード早いとついていけない問題あるじゃん。
うん。
だから、最初、結構パッパッパって、
それぞれのシーンが結構早いスピードで、
1:03:03
ちょっとずつ見せられて、
すごいいいテンポで音楽とともにパンパンパンパンって、
進んでったんだよね。
で、一気に登場人物、ザーッと見せられたんだよね、
主要の登場人物を。
そうね。
そのとき、めちゃめちゃ不安だった。
あ、ほんと。
俺はついていけるやつかなと思って、
しかもチャーリーが好きなやつだから、
外立地的な現象が起きてしまうのかと思って、
めちゃめちゃ不安だったんだけど、
そんな私でも、
その不安は一瞬で消えて、
割と全然頑張ったりとかしてなくても、
全然ついていけて見れたから、
その点でもすごい優秀だったと私は思っている。
まあ、そうだね。
だから、編集というか、
うまいんだよね。
うん。
だし、たぶんちょっとわざとさ、
これ何?今から何が起きる?
この人は誰?
どういう関係があって?
っていうふうに、
ちょっと疑問にさせるような、
多分さ、意図的にも作ってるやつだから、
そうだね。
私が、うん?うん?ってなってても、
平気なように作られてたというかさ。
まあ、うん?ってなるべきシーンってことだよね、
それはね。
そうそうそう。
うん?ってなって良かったというかさ。
うん。
それも、
確かに。
込み込みで、
良かったんだなって思える作品だったかな、今回は。
うん。
ちょっと、
急行のエピソードがあるみたいな感じになってるから、
そのシーンの移り変わりがさ、こう、
なんていうの?
そうそう、早いんだよね。
そう。
だし、その終わりってちょっとなんか、
謎を含ませる感じみたいな感じで終わって、
気にならせるね。
クリフ・ハンガーって分かる?
分かんない。
クリフ・ハンガーって、
何それ?
なんか、海外ドラマとかでさ、
うん。
めちゃめちゃこう、
余韻を残すじゃないけど、
なんか、
超気にならせる。
めちゃくちゃ気になる感じで、謎を残して終わって、
え、もうシーズン2まで待てないよみたいな、
この手法を。
なるほど。
これクリフ・ハンガーって。
クリフ・ハンガー。
そう、みたいな感じでね。
だいぶそれだったね。
毎回ドラマっぽかったもん、終わり方。
だから結構そこも多分テンポとかの、
テンポの良さとかにね。
まあ、
加味されてるんでしょうけど、
って感じかな。
いや、なんかさ、
最初だから見始めた時にさ、
このオムニバス系ねって思って、
あらすじだけは私はちょっと見てたから、
ああ、最後繋がるピアノだな、
みたいな感じで見ててさ、
もうその時点で、
ああ、なるほど、チャーリーが好きっていう、
ジャンルだな、
なるほど、なるほどって思って見てて、
うん。
やばい、今話しながら自分が
何話そうとしたか忘れてる。
1:06:02
やば。
嘘?
待って、待って、待って。
あ、そうそう、カメラワークだ。
カメラワーク、はい。
そう、で、カメラワークがさ、
結構特徴的だったじゃん。
そうだね。
ちょいちょい、だからそれも見た時に、
ああ、なるほど、チャーリーの好きポイントに
チェック、みたいな感じだったのよ。
そうそうそう。
で、進んでって、
意外とチャーリーの好きなジャンルにしては、
なんていうの、静かで、
おしゃれな感じいくんだなって思って、
でも、
なるほど、こういうのが、
本当に好きなやつなんだなとか思いながら
見てたんだけど、
カエル降ってきた瞬間に、
うん。
私、マジで、
私はカエル降ってきた瞬間、
めちゃめちゃ嬉しかったの。
カエルも嬉しかった。
めっちゃ嬉しかったの。
なんか、こういう感じだと思って、
嬉しいって思って目が覚めたんだけど、
いや、でも待って、
なんでチャーリーこれこんなに好きなんて、
うん。
すっごい意外だったの。
なんか、チャーリーが好きな映画の要素、
たっぷり入ってたんだけど、
一番チャーリーが、
なんか、いつもだったら、
ここまでせっかく好きだったのに、
最後なんだよってなるみたいな要素かなって
思ったんだよ、カエルが。
うん。
私はあれ完全に、
さっきの話聞くまでは、
何かしらのメタファーだと思ったから、カエルがね。
うんうん。
めちゃめちゃ意味を持った。
なるほどね。
そういうメタファー系チャーリー、
そんな好きじゃないじゃん、なんか。
いや、そんなことないよ。
あ、そう?
いや、なんかそういうちょっとさ、
哲学チックというかさ、
そういうスピリチュアルチックに考えさせる系のやつ、
あんまり好きじゃないイメージがあるから。
そんなことはないね。
やり方の問題だね。
あ、やり方の問題なんだ。
そう。
いや、多分私がすごい好きな、
嬉しくなった演出だったから、
余計チャーリーの好みじゃないかなって思ったんよね。
なるほどね。
そう。だから、
で、しかも私は個人的に、
セリフもすごくよかったと思ってて、
セリフマニアとしては。
はいはい。
そう、すごくそういうこと、
ちょっと哲学チックだったりとか、
なんか、うわーって心に刺さるような、
うん。
セリフが多くて、
さっきチャーリーがそのなんだっけ、
エイミーマンだっけ、
の歌詞から来てたり、
そのまま採用してるって話を聞いて、
すごい納得したんだけど、
本当にそういうなんか、
ちょっとポエティックな感じのセリフが多かったから、
すごい私は好きだったんだけど、
うん。
なんかそういうのも含めて、
なんでこれに関してはチャーリーにそんなに刺さってるのか、
まだあんまりピンときていない。
うん。
そんな素直に偶然と必然の話とかしちゃって。
なんでだろうね。
うん。
普通にだから、
1:09:01
映画のクオリティが高いよっていうのと、
うん。
スキーオースが中断められてますよっていうのと、
うん。
別に多分俺、カエルがいきなり降ってきたって、
それだけで嫌いになったりすることはないから、
そう。
そうそうそう。
それも一応やり方とかの問題じゃん。
この映画に関しては、
俺が嫌だなって思う部分が一切なかった。
カエルに関してね。
カエル降ってきたとき、
チャーリーどう思ったの?
多分ガチでビビったね。
いやでもな、ぶっちゃけ覚えてないんだよね。
2年ぐらい前に見直したときも、
カエル降ってんのはさすがに覚えてたからさ。
うんうん。
だから初めてカエル降ってきたときの衝撃は、
ちょっとあんまり覚えてないけど、
うん。
うん。
でもカエルも好きですね。
そうなんだ。
カエル降ってきたときさ、
どう思ったの?気になる。
あそこまで、さっきも言ったけど、
すごい現実的で、
すごい集中して見てたのね。
うん。
だからマジでびっくりした。
夜1人で見てて。
ひっそ怖かった。
飛び上がった?
いやもう、ベッドでなんか、
必死にスマホを握りながら、
すごい集中して見てたのに、
うん。
カエルがなんかボテンって落ちてくるで。
そうね。
もうあの気持ち、
今思い出すだけで鳥肌立つ。
何の面もない。
マジでちゃんと気持ち悪かった。
なるほどね。
うん。
状況を飲み込んだ後も、
カエルの演出については、
マリカはどう思うの?
うん。
その瞬間はびっくりしたと思うけどさ、
カエルが降ってくるっていう演出だったって、
飲み込む瞬間があるじゃんね。
うーん。
そこが分かんなかったんだよね。
これが本当に聖書ベースなのか、
うん。
まだちょっと消化中なわけね。
すごい考えちゃって、
もし聖書ベースなら、
これは天罰なはずなのに、
はいはいはいはいはい。
聖書の話聞かせてほしい。
俺そこまでちゃんと調べてないけど、
なんか、
マリコ多分なんとなく分かってるでしょ?
そう、すごい有名な話で、
うん。
あの、
そのユダヤ人たちが、
エジプトの国?王国?
王国。
迫害を受けて、
奴隷として使われてた時代に、
うん。
神様、
そのクリスチャンでいう神様、
うん。
が、
クリスチャンだけど、ごめん。
クリスチャンってユダヤが混ざってるな。
その、クリスチャンってユダヤ教から生まれてるじゃん。
うん。
で、
だから旧約聖書と新約聖書がある中の旧約聖書の話だから、
ユダヤ人が出てくるんだけど、
はいはい。
1:12:01
そのエジプトの国でユダヤ人が奴隷として使われていた時に、
うん。
その当時のクリスチャンとかユダヤの神様が、
あの、俺のピーポーをフリーにしろっていう、
うん。
のをするために何度もこのエジプトの王国に、
うん。
交渉に行ってたのね。
はいはい。
で、その中の一つの神様からエジプトへの天罰が、
うん。
カエルをボタボタボタボタって落とすやつだったの。
なるほどね。
うん。早く解放しとこうって。
天罰なんだね。
そう、ていう捉え方をしてたから、
うん。
誰の天罰ってなっちゃったの。
なるほどね。
誰から誰に対しての天罰なんだろうっていうね。
そうそうそう。
まあ、それ、いろんな偶然とか、いろんな必然とか、いろんな人の、
うん。
なんか過ちみたいなの出てきてたけど、
うん。
なぜここで今、みたいになったの。
まあそうね、聖書の方から読み解こうとしたら無理だもんね。
だって後付けだからね、そこがね。
うんうんうん。
うん。
それで結局ポカーンってなった。
なるほどね。
はいはいはい。
なるほど。
ちなみにね、こういうカエルをふらすみたいな手法は、
うん。
まめ知識なんだけど、なんかデウスXマキナって言われる、なんか古代から伝わる映画とかね、
そういう劇とかで使われる手法らしくて、
うん。
こういうちょっと登場人物が多かったりとか、なんか複雑なね物語がこうもつれてもつれて、
なんかもうどうやって落ち着けるかわかんないみたいな、なった時に、
もう昔の話よ、神様とかをいきなり突然バーンって登場させて、
登場人物みんな殺しにして、はい終わり、みたいな。
うん。
なんかそういう手法があるらしくて、デウスXマキナみたいな。
うーん。
でこのカエルも結構ちょっとそれに当たるらしくて。
はいはい。
そうそう。
最後に全部ビャーってやっちゃえみたいな。
そうそうそうそう。
雑!
いやほんとほんとそんな感じ。
でも一応まあ一応もう。
そういえば確かに雑だもんね。
そう雑といえば雑。一応確立された手法であって、現代ではあんまりもう使われてなかったんだよね。雑だから。
うーん。なるほどね。
嫌われるじゃん結構こういうのってやったら。
なんで今まで話し合ってたのになんかいきなり神様出てきてみんな死んで終わったんだけどってなったらもう打ち切れの漫画じゃんそんなもう。
そうだね。
夢を誓いみたいなのとかも。
それもあるかもね。
みたいになるんだけどそこをあえてちょっとやるみたいなね。
でまあその神様登場させてみんな殺すとかではなくて、それをまあカエルっていう形でやるみたいな感じでやったらしいですね。
でさらにあの超常現象研究家の方に着想。
1:15:06
着想言った?今ちゃんと言ったよ着想。
いやいや違う。そっちじゃなくて。なんかわかんないけど本当申し訳ないけど超常現象研究家っていう言葉がおもろい。
わかるわかるそっち。
わかる?なんだろうねなんかごめんなさい。
誰?
超常現象は本当別に信じてないわけじゃないしあれなんですけどなんかなんでこんなにうさんくさく聞こえるんだろう。
うさんくさいね。
超常現象研究家マジで誰?
俺この人はちょっと詳しく調べてないけど、まあ多分調べれば名前出てくるはず。
でまあ本にね着想を得てるわけよ。
で最後あのスタンリーのクイズ少年のスタンリーがさあの図書館侵入してさ本読んでたらカエル振ってくるじゃん。
その時に読んでる本がその本らしい。
あそうなの。
そうそうそうだからスタンリーなんかあんま驚いてないじゃんカエル振ってくる時。
私あのシーンが一番好きかもしれん。
おーなるほどね。
私はそのカエルで勝手にいろんなことをメタファーだと思って考察しちゃった人だから。
あのなんだろう彼だけが冷静でなんかそのカエルが振ってくる直前にさ彼だけなんていうの客観的になったじゃん人生が。
そうだね。
そう他の人はなんかこう人生の渦に飲み込まれて巻き込まれてこうちょっと振り回されてる感じだったじゃん他の大人は。
はいはい。
他の8人だけど彼だけは最後抜け出したんだよねその渦から。
なるほどね。
だから抜け出してめちゃめちゃ客観的になってでなんだろう自分冷静に自分を分析し始めてっていうフェーズになってでカエル振ってきた時にまあこういうこともあるかって言うんだよね彼は。
言うね。
そう彼だけ真理を捉えてるなと私は勝手に想像して。
本当にそういうこともあるかだと思うんだよでカエルは私の中ではあの時点ではメタファーだったから。
なんか人生でさもう本当あのそれこそクラウディアとかさトム・クルーズとかみたいにうわーってもうなんかさなる時ってあるじゃんどうにもなんか人生に振り回されちゃってなんかうまくいかなくってすごいもう感情を爆発するような時ってまあ誰でもあると思うんだけど。
いやわかるよ12月の私よ。
そうですね。
でもなんかうわーっていろんな感情が上昇したとともになんか突然起こった何かしらのなんかそれこそ嵐みたいな何か出来事とかすごい突発的だったり衝動的な出来事によってなんかすごいなんかどうでもよくなったりとか急になんかこうハンドルが何方向が変わるようなことってマジであると思ってて。
1:18:27
そういうことってあるじゃん人生で。
そういうなんか巻き込まれることもあるじゃんだし急に方向転換されることもあるじゃんなんて思ってるから私は。
だからそれをすっごい冷静に受け止めたのがあのスタンリーだなって思ってまあこういうこともあるかって言ったのがすごいなんか腑に落ちていやそうだよねって。
彼だけ振り回されてなくて客観的に見ててすごいなんかいろんななんだろう芯を捉えたセリフだなって思って私はあそこすごい好きなんだよね。
はいはいはい。
ちょっとここについて俺思うこと言っていい?
いいね。
これもう話したい話したいことがさありすぎてちょっとさ。
そうなんだよ。
話したいか。
どっから行こうか。
それなんだけど。
とりあえずそれについて。
スタンリーのとこに関してはまずその事実としてねその時読んでた本がカエルの雨降ってくる話書いてある本だっていうのがまずあるわけよ。
でまあちょっとスタンリーの時も半ば暴走状態みたいな感じじゃん。
あのクイズ番組でしょんべん漏らしてやらかしてで学校の窓をぶん殴って破って侵入して中で本読んでるわけよ。
その時なんかカエルの雨の本読んでたら外でたまたまカエルの雨降ってきてでちょっとなんかもう神様からの刑事だみたいななんかもうなっちゃってる感じのシーンだと思うのね。
難しいんだけどスタンリーがその真理をなんかもう解明して悟りを開いて今後全部うまくいくかって言ったらまずそこはそうではないと思っててそうではないってところが話の肝だと思っててむしろ。
でその理由としてなんだけどこの絵がね明らかなテーマがいくつかあるんだけどまずその偶然か必然かとか運命かっていうところがまず話の大きな流れとして一つあるんだけどそれとは別に人間ドラマが大部分で展開されてるわけじゃん。
でその辺で主になってくるキーワードっていうのは後悔とか過ちとか過去とかねトラウマとかあとそれをどうやって許してくるかとかそういうところに焦点が当てられてると思うの。
で登場人物のほとんどってみんな過去に何かやらかしてたりなんか悪いことがあったせいでちょっとトラウマになっちゃってたりみたいな。でそれとどうやってここから向き合っていくのかみたいなところが結構みんな共通してねテーマになってるところあるじゃん。
1:21:06
でもこの中で結構子供が何人か出てくると思うんだけどスタンリーも含めて子供が結構重要だと思っててスタンリーに関してはまだトラウマもないしまだそんなに悪いこともまあちょっとほぼ起こってると思うんだけどまだ子供の時点だからまだこれからな何回な存在なわけだよねこの映画の中で。
なんだけど、それでさらにその映画の全体の運命とか偶然か必然かってところがまたこの話に絡んでくるんだけど、スタンリーはクイズ番組のところで一件一回運命に抗ったみたいな感じするじゃん。
一人一人だけ。あのままだともう他の登場人物大人たちと同じようにさ、それこそあの昔クイズ番組で天才だったけど雷に撃たれてバカになっちゃった人みたいな感じで。
強制してた。
他の大人たちみたいに転落人生みたいな感じで送っちゃうかなと思ったけど、そこで大人に抗い運命に抗い、俺の好きなようにするんだってクイズ番組でも反抗して、一人で図書館に侵入してみたいなことやってるわけじゃん。
結局スタンリーがやってることって反抗としてね、図書館に戻って勉強してんのよ。お父さんにやれって言われたこと。結局その運命に完全に抗えてるかって言ったらまあそうではないと思ってて、結局元の大きな流れに戻されてしまって、その後スタンリーの最後に出てくるシーンって寝てるお父さんとか言って、
お父さん、お父さんって言って、ちょっともっと僕に優しくしてよみたいな。
大事にしてねって。
大事にしてねみたいなこと言うじゃん。お父さんはもう寝ろよみたいな。いいからベッド行けみたいな風に言う。って言われたら結局言うこと聞いちゃうんだよね。
一応2回は言ってたけどね。
2回頑張って言ったけど、結局もう黙ってベッド行っちゃうっていう。
だから、そこが結構は。
抗いきれない人として映ったってことね。
そうそうそう。だから俺はむしろそっちだと思ってて。
だから、運命とかね、そういう風な視点で言ったら、大きな運命みたいな流れみたいなのがあって、
もちろん抗ったりしてみることもできるけど、結局はその大きな流れに回帰して戻ってっちゃうんだよみたいな。
人間がコントロールできるものではないんだよみたいな。そういうとこなんじゃないかなと思ったわけよ。
1:24:05
人間が。
私そこまで長いスパンで考えてみてなかったんだけど、
確かに抗いきれてなかったよね、今話を聞いてると。
なんだけど、私が言いたかったのは、
心理っていうところが、それこそ星野王子様じゃないけど、大人になっていくと忘れてしまいがちなことっていうのを、スタンリーはまだ忘れてないっていうか、まだ残っているっていうのを象徴。
確かに、それをさっきチャーリーが言ってたのにつなげることができるというか、つながるというか、今後ね。
彼もきっと、そのうちあの感覚は忘れちゃうんだと思う。
私、あんだけ頭がいいから、たぶん他の大人に比べて早く忘れていってしまうと思うんだよね。
その感覚。僕を大事にしてねって。
息子を大事にするって、一番大事なこと、愛すること、一番大事で大切なことだし、
ああいう意味わかんない長寿現象が起きたときに、まあこういうこともあるかって思える心っていうのは、やっぱりなかなか大人になっていくにつれて、薄れていきがち。
だけど大事なことだし、それで心が楽になることみたいなところの意味で、私は真理と思っていて、それをまだ持ってるのがスタンリー。
そうだね。
っていうところだけで、私は好きだなって思ってたんだけど、チャーリーの話を聞いて、確かにそれがたぶん今後、彼は薄れて、悲しい棚、薄れていってしまうんだろうね。
そう、彼女と同じ捉え方してた。
あ、ほんと?
うん。まだ子供だから、こういう感覚を持ってるんだなっていうふうに、リアル感覚を持ってた。
それはあるだろうね。
9人の主要人物の中で1人だけ子供だっていうのは、だからそういうところの意味があるんだろうね。
そういう役割を持たせてるんだと思うけど。
で、今話してて思ったけど、たぶんその心を警官、ジミーだっけ?警官。
うん。
ジミーとクラウディアがもう一回取り戻しじゃない?
あっ、ジム。
ジムか。ジムとクラウディアがこれから取り戻しかけてるっていう終わりじゃない?という考察。
なるほどね。
2人はいろいろ右を曲折あった、2人。特にクラウディアは。
だけど、あの2人が出会って、プラスカエルをきっかけに、いろいろ落ち着いたっていうかさ、
1:27:07
たぶん2人の感情は今までいろんな意味でヒートアップしててさ、
クラウディアも常に泣きそうだったじゃん、感情爆発して。
で、あれがカエルきっかけでさ、たぶん平常モードにたぶん2人とも戻ったと思うんだよね。なんとなく。
まあいろんな意味で目が覚めたというか。
いろんな意味で。そうそうそうそう。いろんなことがなんかチャラになってリセットされたっていうか、で目も覚めたというか。
そうね。カエルはいろんな効果あってね、それぞれの途中に対して。
そうそうそうそう。
だから私はあそこで、あのベッドのところで2人で最後しゃべってるので、
2人がスタンリーみたいな心を取り戻しつつ、幸せな人生送ってくれたらいいなみたいな感じかな、感想。
なるほど、いいなとは思うけどね。
あの2人俺めっちゃ好きなんだよね、ちなみに。
いや、いい。あの2人、いい。とてもよかった。
そうなんだ。
なんで好きかって言うと、わかんない、彼女とちょっと違うような気もするんだけど。
そんな気がしてるけど。
あのジムね、警察官のジム、あいつまじバカだからさ、なんもわかってないんだよね、ほんとに。
クラウディアはさ、もう最初から最後までずっともう薬でハイになってるのよ、最後の笑うシーン以外。
だからもう正気じゃないのね、完全に。
なのに警察官のくせに、こいつ薬でシュシュラリ言ってんなっていうのを一切気がついてない。
気づかないもんね。
恋は盲目なんじゃない?
そう、恋は盲目。
で、警察官の立場を利用して、家入ってさ、被害者じゃないけど、被害者でもいいかと、ちょっといい感じに持ってこうとする。
この職権乱用のヤバさもあんまり気づいてないし。
俺、法律違反なの?って聞かれて、そうだよって言ってたけど。
でも、やってんじゃん、結局その後。
やっちゃってるね。
話がさ、ほんと片っぽラリってて、片っぽラリっての気がついてないから、全然噛み合ってない。
全然話になってないのよ。
僕はなんか、君のグッドリスナーになるよ、しかずっと言ってなかったもんね。
そう、全然ほんと話わかってなくて。
全然グッドリスナーじゃない。
誰と話してるかもわかってないのよ、あんな。
いやでも世の中の多くのカップルの会話、絶対みんなあんな感じでしょ。
カップルの方絶対聞いてくれよって聞いてないって。
ラリってないから、普通のカップルは。
まぁそんな感じのね、一連の会話、好きだし、単純にその演技力もね、2人ともいいなと思ったっていうのはあったね。
1:30:08
まぁなんだけど、2人の関係としたら、もうちょっと終始そんな感じだったから。
これからどうなっていくのかって、ハッピーエンドに向かっていくのかって言ったらちょっとわかんないね。
って思っただけ。
まぁそうね。
ハッピーエンドにならなそう、2人は。
こっからスタートってところだよね。
いやでも見守りたいよね。
あの2人のアナザーストーリーあったら見たい。
まぁそうだね。
いや私、噛み合ってない感じのジムのアホさが可愛くて。
だけど言ってることは、2人とも結構素敵なこと言ってて。
アホなりに素敵だし、ハイなりに素敵だったし。
アホ素直とハイドストレートみたいな感じだったよね。
そうそうそう。
キスしたい?って聞いて、うんって言って、わーってするあのカメラワークとかすごいよかったし。
そこめっちゃ好きだわ。
あの全然意味わかんないキスね、まじで。
全然意味わかんない、まじで。
いやでもまぁそういうもんなんじゃない?
クラウリーはまじで何してるかわかってないからね、まったくね、絶対。
ジムはもう、言われるがままに欲望にね。
欲望ってかもう、ジムはクラウリーっていい感じになってると思ってるからね、普通に。
あ、そうだね。
だってあれクラウディはさ、自分の薬のこと隠したくて、彼を懐に入れようとしてるのか、本当に恋に落ちてるのかさえもだってわかんないわけだから。
まじでほんとらりってるから、らりってる人の考えたことなんてわかんないじゃん。
そうそう、でもクラウディアがほんとよかったよね、全体的に。
よかったね。
よかったです。
ちなみに、気づいてるかもしれないけど、警察官の名前がジムなところもポイントなんでね。
なんで?何?
過去にセクハラじゃないけど家庭内だから、セクハラしたお父さんいるじゃん。
お父さんの名前もジミーゲイターなんで、ジミーなんだよね。
なるほど。
だからそれでトラウマから回復してる中で、ところなんだけど、結局このあといい感じになってくる男の名前もジムっていうね。
ここは偶然ではないだろうね。
まあ偶然なのか必然なのかって話ね。
そうそうそうそう。
全部結構そこに…
質問がある。
はい、どうぞ。
すいません、張り込みました。
どうぞ。
それも偶然なのか、意図してなのかわからないことがあるんだけど、
1:33:04
最後のほうに、クイズ番組の制作会社みたいな、画面が出るシーン覚えてる?
クラウディアがテレビ見てるときね。
あそこに、ビッグRなんとかっていう会社の名前が出てきてて、
出るね。
このRって死んじゃったRなの?
そうだよ。
これもたまってる?
あれはそうなんだよ。
そういうことなんだね。
これが確かにマグナリアの中で一番重要な割にわかりづらい部分だと思うんだけど、
死んじゃったおじいちゃんのRは元テレビプロデューサーなんだよね。
で、あの番組のプロデューサーだったわけ。
だからある意味、全部にあのおじいちゃんつながってるわけよ。
あのおじいちゃんが番組プロデュースしてなかったら、司会者のジミー・ゲイターも起用されてないし、
かつての天才少年だった、何だっけあいつの名前?何とかスミスだっけ?
ドニー。
ドニー・スミスもあの番組なかったら、あんな風にはなってなかったし、
天才少年になってないもんね。
スタンリーも出てなかったし、
ちょっとわかりづらい。
それで息子のトム・クルーズもそんな感じだったし、
全部とつながってるのよ、あいつだけ。
なるほど。
だからそれは偶然ではないね。
じゃあそれも偶然か必然かみたいなテーマに関わってるシーンってことか。
そうそうそうそう。
本当にもうね、絡み合ってるんだよね、すべてが。
全然気づかなかった。
全然気づかなかった。
単純にあのおじいちゃん金持ちだからこの会社も持ってたのかなとか。
なるほどね。
ちなみにもっと言うと、あのテレビ番組の名前ね、
What Do Kids Know?なのよ。
これもすごいいろんなところに絡んでくるわけ。
これ題名自体。
なるほど。
意味わかるかな。
What Do Kids Know?
子供たちは何を知ってるのかみたいな。
クラウディアは知ってるのかみたいな。
お父さんがしたことを。
フランクとアール。
これも親子だからね。
トム・クルーズとおじいちゃんのやつ。
これもおじいちゃんが今死んでるの知ってるのかみたいな。
だといきなりラップを披露する謎の子供が出てくるやつとかもあるじゃん。
あの子気になってた。
あいつも意味深な物語の革新に迫るようなラップをして、
その後各所でアシストしたりとかして、
超自然的な存在みたいな感じで出てきたりとかね。
単純にスタンディのことだったりとか。
だって犯人知ってるよって言ってたもんね、あの子。
1:36:04
この番組の名前もいろんな暗示をしてるわけよ。
なるほどね。
そういうの気づくと、なるほどってなるね。
しかもこの番組のシーンも、
番組のシーンにかかってるキャスト全員集めて、
最初から最後まで、この番組をリハーサルして録画までしてるらしい。
映画とは全く関係なくて、
あの番組を最初から最後までボンって録画して、
番組を一回撮っちゃってるんだって。
それをリハーサルとして一回やって、
録画したやつをみんなで見て、
それからじゃあ映画のシーン撮ろうって言って撮り始めたらしい。
なるほどね。
だからそういう細かいところとかも、
パフォーマンスの引き出しとかにかかってくるんだろうね。
こういう細かいことみんなすぐ気づくの?
調べたらわかるの?
私全然気づいてないよ。
そういうのがわかったうえで、
みんなそんなことすぐわかって対策って言ってんのかなと思ってビビった今。
どこのこと?それ。
そういういろんな細かいサイプに関してでしょ?
そうそうそうそう。
みんながどれぐらいまで気づいてるかってなるとわかんないよね。
いや、私はでも一回目見て、
名作になる意味はわかったよ。
俺もそうだよ。
二回目三回目見たら、
そういうチャーリーが気づいたちっちゃな細工とか伏線とか、
裏テーマとかがもっと多分あるのも、
あとセリフの意味とかね。
っていうのも、一回見たらわかったから、
その細かいことはわかんないけど、
何かがあるってことはわかるから、
何かがめちゃめちゃ含まれてるっていうことがわかる時点で、
もう名作じゃないって私は思うけどね。
そうだね。
俺からしたら、
ほんと彼女と一緒で、
一回目見たときももちろんめちゃくちゃ、
ごめん、一回目そんな刺さんなかったんだ。
二回目改めて見たときは、
めちゃめちゃ面白いと思ったし、
その後今回三回目見ても、
前見たときよりもさらに面白いと思った。
その上でさらに調べていくわけじゃん、
このポッドキャスティングってなって。
いろいろ調べてたら、
調べれば調べるほど、
自分の中で評価がまた上がっていくわけ。
すごいなすごいな、こんなことがあったのかってなって。
そんな感じだね、俺は。
なるほど。
じゃあ一回見ただけで、
これはいい作品だなって思ったってことか、カノアでも。
うん、だってもうカエル降ってきた時点でいいじゃん。
もうあんなのは最高じゃん。
1:39:01
そうなんだ。
だってあんな真面目な、
だって私カエル降ってくるまでにも、
危うく号泣しちゃうところだったもん。
みんなのいい演技と、
この絶妙なストーリー、
愛と憎しみが絡み合う感じ。
本当に絶妙なんだよね。
すごい絶妙なバランスの、
どっちにも傾かないヒューマンドラマがあって、
セリフもすごいよくって、
最後のおじいちゃんの後悔を語るところとか、
めちゃめちゃいいじゃん。
ほんと危うく泣きそうだったのに、カエルで。
なんかもう嬉しくなっちゃって。
こんな真面目なやつに、こんな雑っていうか、
意味のわからないことしてくる監督、
やばいなって思って、それだけで嬉しくて。
大胆だよね。よく言えば。
しかもさらにここからどうなるのって思ったけど、
普通にさ、普通の日常の中のただの出来事として、
ただカエルが降ってきたっていうふうに回収されて、
普通にヒューマンドラマとして終わる。
で、めっちゃ曲がよくて最後。
そうね。
なんだこりゃって。
すごいもの見せてくれましたね、みたいな気分になったよ。
これは大作だろう。名作になるよ。
私、やっぱこの群像劇っていうのの、やっぱ難しさもすごく、
私も好きだからさ、この同時進行って。
難しさもすごいよくわかるし、
しかもその群像劇の中でも、なんか種類が結構特殊だと思うし、
冒頭でチャーリーも説明してたけど、
この絶妙な絡み、合うのと合わない、絶妙なバランスと、
なんだろう、コメディでもない。
だいたいこういう、なんだろう、同時進行にして最後つながるみたいなやつって、
コメディタッチなものが多かったりさ。
ラブコメに多いんだよね。
そうそう、ラブコメとかにも多いし、
あとアクションだったりとかっていうのが多いけど、
このヒューマンドラマでそれをやって、ヒューマンドラマで終わって、
しかもテーマが偶然と必然とか、愛と憎しみとか、
そういうなんだろう、割と目に見えないふわっとしたもの。
で、つなげてくっていうのがもう、だいぶレベル高い作品だなと私は思ったけどね。
なるほど。
私本当にやっぱ演技が素晴らしいと思った。
演技はまじで半端ない。
ちょっと遅れたけどさ、あ、でもいいよ。
1:42:00
遅れたけど?
ここら辺で好きなシーンの話しようかなって。
ちょうどその話したかった。
好きなシーンあったら、いっぱいあったと思うから、
その中でどこが出てくるのかなって気になってるんだけど、どうすかね。
私はもう一番パッてすぐ出てくるのは、
ジュリアン・ムーアー、リンダのね。
が処方箋もらいに行って、乱用するんじゃないかって薬局の人に疑われたときに、
シェイモン・ニューっていう演技。
めちゃめちゃいいね。
あそこが好きです。
めちゃめちゃいいあそこ。
あそこの演技が本当に自然だったし、
なんだろう、あの演技よくできるなと思って、この絶妙な。
どうやったら、どうやったらまじで演技でああいう言い方?
魔とか、回数とか、視線とか、まじでどうやったらできるんだろうって思った。
すごい複雑な感情と状況だからね。
いろいろ混ざり合ってのもあれだから。
あれはすごかったと思う。
私がシンプルジュリアン・ムーアーがすごい好きっていうのもあるけど、
なんかまだ若っかりしジュリアン・ムーアーで、あんな名演技してるところなんか見れて、すごい嬉しかった私は、あのシーン。
ジュリアン・ムーアーめちゃめちゃよかったね。
いい。本当によかった。
最初は金目当てで結婚したんだけど、本当に好きになっちゃったの?っていうところとかもめちゃめちゃよかった。
めちゃめちゃよかった。
なんか本当にリアルに伝わってきた。
まじで演技とは思えないぐらい、本当にそうなんだなって。
なるほど、めちゃめちゃリアルだった。生々しい設定だった。
ジュリアン・ムーアー間違いなくMVP候補だね。
いや、そうだね。
この中で、どう思う?
まりこはなんかどこなかった?なんかいいなと思ったとこ。
私はシーンとしてってより、うわー優しいって思ったの。
常に思ったのがフィル。
あの看護師。
そう、フィルね。
で、なんかRの世話も本当に心の底からなんか本当にケアしてるんだなって感じで、
仕事としてってより本当に人としてやってるように見えて、
それが演技だっていうのもそれもすごいなって思うし、
その後リンダが、この後よろしくねみたいな、もう私は行かなきゃいけないのごめんねって言って、
Rを置いてくシーン。
あそこね。
あるじゃん。
あそこのフィルも優しすぎて、
いや、そこの流れ。
逆にしないんだみたいな。
やばかったね。
あれやばいね。あれやばかった。
1:45:00
あの一連の流れが一番好きだったかな。
うん、わかる。
あそこグッと来るよね。
来た、すごいグッと来た。
モルヒネね、本当は自分でやるつもりだったけどやっとできないからちょっとフィルお願いねって。
フィルもちょっとすべてわかった上でも、わかったっつって。
そう、あの重いまばたきとうなずきって感じ。
2人ともすごいね、フィリップシューマンの方も。
これね、ひっぱたいたりしてっていう時のジュリアンムーアのあの目。
すごいあれはもう愛にあふれてたね、あの時の2人の間には。
愛だけじゃないのも複雑なもう感情だからね。
そうなんだけど。
いや、なんか思い出しながらもちょっとうるっとくるね。
ね、グッとくるよね。
グッとくるよこれは。
フィルのさ、ほっぺをパンってたたいたあとさ、
みんなはごめんねってなる、あの感情の動き方ってザ女性じゃん。
あれ?やったことある?まりこもしかして。
いや、パンはやったことないけど、あの感情の波はよくあるかな。
あ、そうなんだ。
あるある。なんか捨てゼリフ言っちゃった後に、わ、やらかした。
ごめん。言っちゃった後に。
そんなの1週間に1回ぐらいあるんだけど。
いや、結構あるね。
まりこかける捨てゼリフっておもろいね、なんか。
結構あるな。
あるある、結構あるよ。
あれとかもう、わーもうわかるーって。
わかる?共感してんじゃん、ちゃんと。
そこに共感するのね、やっぱりね。
うん、なるほどね。
いやほんとでも、フィリップ・シーモンホフはもうマジでよかったよね。
彼の泣き演技、やばかったな。
彼、今回結構アシスト的な役割が多かったけど、マグノリアでは。
他でも主演とかもっと大きい役やってるときとかはもう、
俺が一番好きっていうだけの、やっぱ夢はあるからね、ぜひ見てほしい。
この映画でも俺地味にさ、
例えばなんか電話してるシーンとかのなんかもどかしそうな、
でもなんかいい人だからあんまりこうせかしたりできない感じの、
とめくれず探してるときとかね、
ちょっと手が震えてたりする感じとかさ、
全部がいいね。
いやーよかったね、彼もほんとによかった。
めちゃめちゃよかった。
でもあんなに人を思いやれる人が看護師するって辛そうだよね。
そうだね。
一回一回がたぶんきついだろうね。
手を持っちゃった。
彼だからできるんだろうけど。
看護師ってあれなんて言うんだっけ?
1:48:00
介護する人みたいな感じだよね。
介護師なのか?
介護師か。
だからたぶん見とる系のやつをね、老人をやるやつだよね、たぶんね。
だから余計きついだろうね。
あと私もトップガンからトム・クルーズ好きになっちゃってるからさ、
ちょっとショックだった。
トム・クルーズ。
セデュース&デストロイ。
チャーリーその日本語訳見た?
見てない見てない。
誘惑してねじ伏せろだよ。
ねじ込めじゃないの?
ねじ伏せろだよ。
ねじ伏せろだっけ?
ねじ伏せろだった気がする。
まじか。
やだ、なんだっけ、リスペクト・ユア・ディックって言ったんだっけ?
あれね、テイム・カント・エンド。
そう、テイム・カント。
トム・クルーズにそんなこと言わせたの?と思って。
いや、俺トム・クルーズすごいよかったと思うけどね、普通にこの映画。
目立ってたし。
まあね、もうあの髪型がほんとさ、だってほんとキモいやつに見えたじゃん。
めっちゃキモい髪型だったね。
キモかったよね、あのファッションと。
待って待って待って、それ意義あり、それ意義あり。
ちょっと待って。
え?
私あの髪型好きで、イータンにずっとあの長さとあの髪型見てるから。
ダメダメダメ。
息子?
そうだよ、だからショックだった。
あんな役とあんな髪型されちゃって。
私のイータン、トム・クルーズってなった。
あんなのなっちゃうよ。
やだやだ。
でもほら髪型丸かぶりじゃん、かのご存知の通り。
そんなになってんだ、今。
今の髪型私嫌いって言ったの、こないだちょうど。
マリコの息子ちゃんの髪型ね。
長さあんぐらいで結んでるから。
コボちゃんみたいにしててさ、ほんとタラちゃんみたいな感じにしてなんかちょろーんって結んでてさ、すっごい似合ってなくて。
そんなに言ってやんなよ、お前。
やだって言ったの。
2歳とか3歳の子に。
違う、あれは息子ちゃんはかわいいのよ。
髪のっけ、だめよあれは似合ってないもん。
え、なんでかわいいじゃん。
トム・クルーズの話でしょ、それ。
トム・クルーズもだめだめ。
トム・クルーズもあれだめよ。
私あの髪型別に気持ち悪くないんだけど。
え、もうなんかトム・クルーズ史上どうやったら一番キモくなるか考えてあの髪型にしてるでしょ、絶対。
たぶんね。
一番気持ち悪い長さと結び方、研究してあれにしてるでしょ、絶対。
あの長さすごいよね。
あれよりちょっと短くてもちょっと長くてもやっぱキモさ減っちゃうからね。
そうそうそうそう、であのちょっと縁に段がついてる感じとかがちょうど気持ち悪かった。
1:51:03
一番キモい長さ。
いやまあ役側としてもちろん気持ち悪かったけどさ。
何も言わないで、いつもの役であれでで、あの髪型ででって言われても別に気持ち悪いとは思わなかったかな。
確かに、役の部分は多いにあると思う。
あれでたぶん普通の役だったらたぶんそんなキモく見えてないと思うよ、あの髪でも。
なんかやけに髪の毛ツルツルだったのもなんか余計キモく見えてさ。
もう相乗効果じゃんもう全部。
もうショックだったわ、あの腕まくりの感じとかも絶妙になんかキモかったし。
なんかもうセリフ全部がもうショックだった、とにかく。
だからそこも含めてトム・クルーズやっぱすごい頑張ったなって思うけど。
そう、よく受けたのこの役と思って。
トム・クルーズってやっぱそのなんかスタントとかさ、そういうところが有名じゃん、ぶっちゃけ。
でも演技こんなに真面目にさせてもさ、こんなに1999年でなりきっちゃってさ、
かのにそんだけキモいって思わせられることができるってことじゃなくてさ、
そのトム・クルーズ好きなかのにそんだけキモいって思わせられるってことは、
それはだから演技力のたまものだよね、そこもね。
そうね、ほんとそうね。
普通に考えてインタビューでさ、最初なんかすげえいつもの調子でやってんのにさ、
ちょっとなんか黒人意地悪な過去の質問とかされると、だんだんもう顔曇ってきてさ、
うん、曇り方すごかったね。
そうそう、感じとか。
あと普通にお父さん死んじゃうとことかもね。
めちゃめちゃ憎んでるのに、
うん、行かないでくれって最後言ってたもんね。
行かないでくれってか、またあれもいろんな感情なんだけど、
普通にシンプルにトム・クルーズもよかったと思う。
めちゃめちゃ。
そうね、でもショックがちょっとでかかったと思う。
ショックがでかすぎた。
うん、ショックだいぶでかかった。
結構見てられなかったもん。
つらかったわ、見るの。
でも、ほんとそんだけ演技でね、そういう役に入り込んだということなんですけどね。
うん。
みんなよかったんだよ、ほんとに。
いや、よかったなあ。
クラウディアのお母さんとかも最後よかったしね。
地味によかったね。
そう、そうそう。
主要でこそないけど。
主要で言ったら、俺めちゃめちゃ好きなシーン。
ジミー・ゲイター、テレビの司会者。
ちょっと体調悪くなってさ、答えばらしちゃうみたいな。
ショパンが、みたいなさ。
ちょっと感情もいろんななって、ポロポロって涙流しながら、わけわかんなくなって答えもばらしちゃって、倒れるところとかね。
1:54:05
あそこもめちゃめちゃよかったな。
で、その間スタンリーはスタンリーですげえ反抗しててさ、いろんなことが一度に起こって、みたいなところとかね。
ドキドキしたよね。
いや、あと私さ、好きなシーンではないんだけどさ、
終始さ、最初始まってからさ、ずっとあのバックグラウンドに流れてる音楽でさ、
どんどんテンポよく進む感じを表現してるBGMがあったじゃない、ずっと流れてる。
え?どれ?
これかな。
ずっとまあ音楽がとにかくずっとバックグラウンドに流れてて、
それのおかげでどんどんどんどんこの大きなところから、一つのちっちゃい隙間に、
なんかズンズンズンズン向かってる感じ?
どんどん何かにグーって向かってる感じがすごいよく表現されて、その音楽のおかげで。
何かわからないけど何かの答えに確実に今私たちは一緒に進んでいってる、向かっていってるみたいなのが、
すごいよく表現されてて、めちゃめちゃそれがワクワクさせられた私は。
なるほどね。
あれがめちゃめちゃ好きだった。
どの音楽のことか今一瞬ピンとこないのがちょっと残念だけど。
で、まあ音楽も良かったね。
エイミーマンだけじゃなくて、状況に合わせて他の曲とかも選んでたし。
BGMもあったから。
そうね。曲っていうよりは私が言ってるやつはBGMなんだけど。
曲とか歌で言えばさ、みんなでいきなり歌いだすところどう思ってる?2人とも。
Wise Upって曲なんだけど。
あれは別に特にかもなく不可もなくだったな、正直。
かもなく不可もなくね。
あそこにそんなに、みんながつながっているっていうのを、
改めてあそこで一回思い出させてくれる演出なのかな?とか思いながら見てた。
はいはいはい。
別に嫌いでもないし、でもすごい特殊して好きっていう感じでもないって感じかな、ぶっちゃけ。
なるほどね。どうよマリコ?マリコもそんな感じ?
そうだな、私も何か意味があるともそんなに思わなかった。
そんな感じか。
俺は単純にめっちゃビビったんだけどね、あれ。
なんで?
え、どうした?みたいな。
え、歌った?みたいな。なんで歌った?みたいな。
そういう意味でビビったっていうのはわかる。
1:57:00
で、なんでこの映画でこの流れでいきなりみんなで歌う?とは思った。
後から調べたら、エイミーマンの曲に原作みたいな感じで映画作ってとかのあるから、そういうのを聞くとちょっと納得するんだけど。
やり方もさ、実は絶妙ににくいんだよね。
最初さ、クラウディアから歌い始めてさ、曲も一緒に流れてるけどBGMで。
歌うことあるか?みたいな。
そしたら2人目、誰か忘れたけど誰か別の人になって、2曲目歌い始めるでしょ。
で、俺?みたいな。
まあでもこれもまたあれかな?みたいな。偶然か必然か?みたいな。
そういうやつやってんのかな?ってポンポンポンって出てきて。
最後にモルヒネでチーンってなってるジジイも歌い始めるんだよね。
ジジイ。
私もシーモアブルマンあたりから、全員歌うんかーいってなったよ。
ジジイ歌ってたら、それはもう現実じゃないじゃん。
そこまでちょっとギリギリ、ギリあるかな?みたいな。
たまたまね、そういう気分だったのかな?みたいな。
そう、別々の人がたまたま同じところで同じ時間に歌ってるみたいなね。
あるかな?ってなったら、ジジイも歌がこれはそういうやつね?みたいな。
そこで分かるみたいな。
これなんか第4の壁って知ってる?
知らない。
1から3までが何の壁なのか分からないんだけど、
なんかよく第4の壁って言って、映画とかね、主に映画かな。
観客側にアプローチしてくる演出というか。
普通、映画だから登場人物同士が普通に話してるじゃん。
映画の中で完結するもの。
たまにコメディとかだとさ、今の主人と思う?って観客に向かって話しかけてきたりする映画あったりするじゃん。
そういうのは、第4の壁を越えるって言うらしいんだけど。
なるほど。
これもそれに入るね。
じゃあ、ちょっと途中ですけれど、
まりこがここでちょっと抜けなきゃいけないので、
タイムアップ。
タイムアップ。
すいません、キッズが寝ます。
はい、キッズたちが寝るので、まりこを1回バイバイして、
残りもうちょっとだけチャーリーと私で続けましょうね。
はい。
はい、まりこ。
ではでは、またね。
はーい、失礼します。
バイバイ。
はい。
ということでね、
じゃあ、ちょっとここらでさ、
2:00:00
この映画のテーマであるね、
運命だったりだとか、偶然だったりとか、偶然か必然かってところに関連すげてなんだけど、
めっちゃすごい偶然っていうエピソードをさ、
今回事前に用意してて、お願いしといたんだけど、思いつきました?
いや、思いつかなかった。
思いつかなかった?
いや、たぶんね、あるんだけど、
最近もなんかあったと思うんだけど、たぶんすっげえちっちゃいことで。
ちっちゃいのでもいいんだけどさ、なんでも。
いや、それが思い出せないんだよ。
思い出せないね。
最初に、チャーリーに偶然エピソードって言われたときに、
とき、私まだマグノリア見てなくて、
どういうタイプの偶然の話かわかんなくて、
で、最初に思いついたのは、ちょっと違うタイプの偶然エピソードしかなかった。
それ試しに1個ちょうだい。
なんか面白そうだから、それはそれで。
大した話じゃないけど、私とマリコの旦那がめちゃめちゃ偶然をいつも引き起こすっていう話なんだけど、
偶然というよりは、シンクロしてる話。
なるほどね。
そうなんだけど、私がなんかにはまりだしたら、
マリコの旦那、ダニエルっていう名前なんだけど、
絶対ダニエルもおんなじものにはまってたり、
私がなんか好きになると、ダニエルもおんなじようなタイミングでそれを好きになってたり、
私がたまたまなんかの話をしたら、ちょうどそれをマリコにプレゼントしたときだったとか、
いうのがめちゃめちゃ多くて、
たまたま私が、なんか真珠ってこういうふうにできるんだって、っていう話。
真珠。
真珠っていう話をYouTubeかなんかでたまたま見たの。
えー、こうやってできるんだ、みたいな。
真珠って貝の中で微生物、カンチャラみたいな、
もうすでに忘れちゃったんだけど、みたいなのを見て、
えー、そんなふうに真珠ってできるんだって思ったんだよねっていう話をしたら、
えー、こないだダニエルから真珠のピアスプレゼントされたんだ、みたいな。
なんだよそれ。
そう、とか。
私が最近、なんかアーミーグリーンの服ばっかり集めてて、
なんかあらゆるものがアーミーグリーンになってきてて、
なんか靴下も、気づいたら靴下もアーミーグリーンで、
なんかジャケットもアーミーグリーンで、
なんか被ってる帽子もそういえば全然アーミーグリーンだから、
やばー、みたいな。
トップガン?
違う違う。
えー、凶器セル?
絶対違う。
うん。
アーミーグリーンじゃないけど、
なんかいっぱい、なんかアーミーグリーンのものばっかり集めてて、
ちょっとアーミーグリーンばっかり集めすぎてるから、
2:03:00
ちょっと茶色も入れようとか思ってて、
で、それをマリ子んち行った時に話してて、
いや、私最近なんか周りがさ、なんか身の周り全部アーミーグリーンになってきてさ、
とか言ってたら、ガチャってダニエルが仕事から帰ってきて、
全身アーミーグリーン。
で、最近ダニエルもアーミーグリーンのものばっかり集めてて、
で、最近なんか緑すぎるからやめなってマリ子が言って、
なんかちょっと茶色のもの入れだしたとか。
私が最近好きだなって思ってるラッパーがいて、
これダニエルも好きかなって思って聞かせてあげようって思って、
マリ子んちに向かってて、
で、着いたら、ね、カノー、このアーティスト知ってる?って言って、
そのアーティスト言われたりとか。
おー、なるほどね。
そう、めちゃめちゃシンクロしてて、
はいはいはい。
そう、なんか私がめっちゃ最近、
この食べ物を意識して食べるようにしてるとか言ったら、
ダニエルもそれ食べてたりとか。
おー、はいはいはい。
めちゃめちゃシンクロしてて、
私、マリ子の旦那とマジでめちゃめちゃわかりあえるんだよね。
なるほどね。
そう、で、マリ子んち遊びに行くために何かしらがシンクロしてんのよ。
はいはいはい。
面白いぐらいに。
そういうことね。
そうそうそう。
ちょっと違う偶然なんだけど。
いやいや、全然いい。
全然いい?よかった?ほんと?
うん。
アーミーグリーンとかさ、
ラッパーとかさ、
うん。
そこら辺、食べ物とかね、なんか知んないけど、
そこら辺はもうほんとに、
欲しかった偶然だって思う。
ほんと?ほんとに?
ただでも、真珠だけすごいこじつけ込んだ。
いやいやいや。
だってさ、
普段生活しててさ、
真珠ってどうやってできるんだろうって思うことあんまないじゃん。
ないね。だからないから、
それを調べようって思うことないのに、
なぜか急に私が真珠のこと調べたくなったんだよ。
そのタイミングに、
ダニエルが真珠のアクセサリーだってさ、
プレゼントなかなかしないじゃん。
まあなかなかしないけどね。
たまたまダニエルがマリコに真珠のピアスをプレゼントしたタイミングで、
私はなぜか分からないけど真珠が気になったんだよ。
すごくない?
分かるけど、
俺はその後だから、
ダニエルに、
カノン、真珠ってどうやってできるか知ってる?って聞かれたかなとか、
そういうのかなと思ったんだけど、
これはもう真珠じゃん、ただの。
真珠なだけじゃん。
真珠なだけだよ、それ。
そう言われれば。
その時はイェーってなったんだよ。
しかもそれ一発目に持ってくるからさ、
その後、どんだけこれおかず用意して、
味付けするつもりなんだって思ってたけど、
まあ後からまともなやつがちょっと出てきたから、まあよかった。
よかった。
2:06:01
でも本当多いのよ。
うん。
で、私が最近ね、こういうふうに思うことがあって、
こういうこと気をつけようって思うんだとかっていうのを、
マリコに報告すると、
待って、それ昨日ダニエルも言ってたってめっちゃ言われるの。
それがマジで多いのよ。
なるほど。
で、私マジでそう、ダニエルとはめちゃめちゃシンクロしてると思ってるんだよね。
なんかわかんないけど。
マジか。
そう。
じゃあもしかしたら、
うん。
あの、カノが今日寝る前にワイズアップエミマンの歌ったら、
同じ別の場所でダニエルも歌ってるかもしれないのね。
歌ってるわ。
そういうことでしょ。
そういうこと。
そういうことだよ。
うん。
そういうことか。
昨日歌っちゃってさーって、
多分マリコに報告したら、
待って、ダニエルも歌ってたよって多分言ってくると思う。
こわ。
こわ。
いやでもほんとこわーみたいなの結構あるよ。
で、それでしょ。
横で寝てるマリコの口もこうやって歌ってるでしょ。
ダニエルと一緒に寝たら。
パクパク言って。
パクパク言って。
パクパク言って。
もうそしたら現実じゃないから。
そうね、そういうことか。
いや、そんな感じかなー、私の偶然エピソードは。
なるほどね。
チャーリーちなみに、さっきはないって言ってたけど。
いや、思い出した。
思い出した。
お!
お!
なに?気になる。
これね、マジなんだよ。
うん。
なんか、信じてくれなかったんだけど、
なんか、俺それ友達、
マジすげー覚えてて、
高校2年生のときの夏。
うん。
夏だね。
俺さ、電車で学校行ってたんだけど、
電車の中でイヤホンしてさ、音楽聴くじゃん。
聞こえないの、周りの音。
うん。
で、俺そのとき、マジで覚えてるんだけど、
プライマルスクリームっていうバンドの、
イビルハートっていう、別に全然有名じゃないアルバム。
しかも全然有名じゃないスカルXっていう曲聴いてたのに。
うん。
全然有名じゃないの。
多分プライマルスクリーム自体、日本で聴いてる人そんなにいないし、
当時だってスポーティファイとかすらないからね。
CDとか借りてたようなときだから。
はいはいはい。
ウォークマンに入れてみたいな時代。
そうそうそうそう。
ウォークマンで聴いてたの、俺CD買って。
うんうんうん。
で、その曲を聴いてて、
なんかさ、電車でじっとろしてられないタイプの人いるじゃん、たまに。
うんうんうん。
なんかその人がずっとこっちに見てくるなっては思ってたのね。
ずっとその電車に乗ったときから。
でまぁ、そういうのもあるかと思って普通にしてたんだけど、
そしたらなんか、
俺の高校の最寄りの駅の2個ぐらい前の駅らへんで、
なんかすげぇ、今までずっとチラチラ見てきてただけだったのに、
なんか俺の方見ながらなんか、なんか言ってるなって思ったわけ。
2:09:01
うん。
なんだなんだって思って一応ね、一応イヤホンとってみたら、
なんか歌ってたのよ、歌みたいなの。
うんうん。
そしたらその歌が、めっちゃ俺がそのとき聴いてたスカルXだったの。
マジで。
やば。
マジで。
え、でそれは向こうはチャーリーがそれ聴いてるのね、音漏れとかで分かったってこと?
いや絶対絶対音漏れしてない。絶対音漏れしてないの。
でしかも、
みんなのに見てきてるなだったの?
そうめっちゃ下手だったし、なんかもうめっちゃ下手だったし、
もう全然歌えてなかったんだけど、
俺はすごいあれスカルXじゃんって思ったの。
えーマジで?
そうマジ、マジで。
お前絶対プライマルスクリーム聞かないだろって思ったんだけど、
こわ。
そう。
でも結構自信ある。
結構スカルX。
自信ある。
結構スカルX。めっちゃ下手だったけど、
しかもすごい電車の音とかもあったからさ、
しかもその後その駅ですぐ俺歌いながら出てっちゃったから、
まあっていうのもいろいろあるけど、結構スカルXだったと思うんだよね。
結構スカルXだったってなんだよ。
そう、サビのところ。
だってそのときちょうど聴いてたから、
え?どういうこと?みたいな。
音漏れ?みたいな。
電車の地下鉄みたいなところだからさ、ガラガランってなってて、
まずうるさいしそもそも。
俺だからその後イヤホン外してさ、
え?そんな外聞こえる?みたいな。
やってみたりしたんだけど、聞こえるわけないのよ。
それが電車の中で。
何?どういうこと?みたいな。
何が起こった?みたいな。
おせりがつかなくてさ。
俺あと学校行ってさ、友達とかにさ、話したんだけど、
嘘つくなよ?みたいな。
嘘でしょ?みたいな。
作り話なの?みたいな、すげえなんか言われて、
確かにすげえ作り話みたいにこれよく考えたら聞こえるなって思った。
だってなんでその人チャーリーのこと見てたんだろうね。
意味わかんないじゃん、マジで。
見てたらちらちらぐらい、普通にいるじゃん、電車にたまにそういう人。
そんな感じでそれ自体別に何も特別、おかしいことないんだけど。
でもチャーリーもだって気になったんだもんね、その人がなぜか。
気になるじゃん、電車に近くにそういう人いたらさ。
あるじゃん、そういうの。
そうなって、マジでわけわかんなくて、
友達に話したら、いや作り話でしょ?みたいな反応されて、
俺も確かにこれどう考えても作り話でしょ?聞こえないなって思って、
そっからあんまり人に話してなかったのを、昨日思い出した。
そう、思い出した。
マジなのこれでも、マジ。
いやでもあると思う、私は信じるよ、全然そういうの。
こんな嘘つく意味ないじゃん、マジで。
2:12:02
俺これもう10年以上経った今でも、
どのアルバムのどの曲かその時代でも覚えてる。
その話を思い出して、スポーティファー行って、
もうこの曲だって今、なったの、昨日の夜。
思い出の曲。
思い出の曲、もう記憶から聞いてたけど、マジなのこれ。
すごいね。
怖くない?
怖い、ちょっと怖いそれは。
ちょっとオカルト的な。
そうだね、若干オカルトだね。
でもさ、今の話聞いて、私も一個思い出したんだけどさ、
思い出した?
そう、なんか熊本に遊びに行った時に、一人で古着屋さん巡りしてて、
音楽イヤホンで聞きながら歩いてて、一人で街中を。
シャッフルで聴いてたのね、音楽を。
その時、自分が追加してる、自分が知ってる曲じゃなくて、
なんかしらのプレイリストで、自分が知らない曲がランダムで流れてくるやつを聞いてたのよ。
で、たまたま一個流れてきたやつが、すごいいい曲で、
あ、この曲なんかいいなと思って、追加しようって思って、追加した曲があったの。
で、お腹すいたなと思って、なんかご飯食べようと思って、レストラン入ったら、その曲流れてたの。
それ結構、そういうのよ。
そういうの欲しかった。
その時は、すごいと思って、え、さっきの今の曲じゃんと思って、そんなことある?と思って。
でも名前もさ、まだ全然知らない。
ただ、その瞬間に追加したばっかりとか、全然タイトルとかアーティストの名前も知らないけど、それが流れてて。
うわーと思って、私この店入るべくして入ったんだと思った、その時。
そういうのよ。そういうの欲しかったのよ。
あったわ。結構あったわ。
これもっといろんな人にも聞きたかったな。さっきマリコがないって言ってたけど。
そうだよね。こうやって話してたら思い出してたかもね。
意外とあるよね、そういうのね。
そうね、意外とあると思う。
だからこそ、この映画のテーマにもなってるんだけどね。
だしさ、その映画のセリフで私すごい覚えてるのがさ、この人生には、悔いがあって愛があるみたいなセリフがあるんだよね。
後悔と愛があるっていうことがあるんだけど、
いや、私は後悔っていうものは存在しないし、偶然も存在しない。
と、さっきの一連のチャーリーの話とかも全部、同意した上でこれを言うって感じ。
後悔、何?偶然が存在しないはまだわかるんだけど、後悔が存在しないってどういうこと?
いや、私は人生で後悔してることまじで一つもないのね、今のところ。
綺麗事とかカッコつけじゃなくて、ほんとになくて。
っていうのも、全部まじで必然だと思ってて、起こるべくして起きたことであって、
2:15:06
それが起きなかったら、今の私がまじでないと思ってるから、後悔するものがないのよ。
つらかったことはあるけど。
だからこの作品も、最初にこれは偶然なのか必然なのかって言うけど、私は全部必然だと思う派です。
なるほどね。結構映画においても大事な部分だと思ってて、
運命とは何かみたいなね。
人間がコントロールできないもの、できるもの、できないものみたいなね、とかがあると思ってて。
例えば天気とかってさ、さっきも言ってたような気がするけど、コントロールできないから、
蛙も含めてさ、天気予報の海とか出てきたりとかして、結構役割があったじゃん、この映画において。
だからそのコントロールできないものの例というか対象としてね、天気っていうのが出てたと思うんだけど、
じゃあコントロールできるものって何なのかって、よく考えたらそんなものあるのかっていうね。
カノが言ってたことと同じだと思うんだけど、繋がってくると思ってて、
自分で決めたと思ったことでも、それは本当に自分で決めたと言えるんですか?みたいなね。
こしびしてる決断だったりだとかは、結局誰かに、何かに操作する。
子供の頃に受けた教育とか家庭環境とか、太めにした何かから受けた影響とかなんでもいいけど、
コース&リザルト。原因と結果。
そういうところだと思う。必然なんてあるのか、偶然なんてあるのかっていう。
そういうところに焦点が当てられてると思うんだよね、この映画自体も。
本当に選んでるのか、選ばされてるのかっていうのを考えるところだよね。
選んでるようで、選ばされてるというか、決まってるというか、という気は私はしてるね。人生において。
だから全部必然かなと思うかな、この映画もね。
さっき言ったカエルのやつと聖書のつながりとかも、全部起こるべくして起こったもの。
ここがね、すごい面白いところだと思うね。
映画で扱ってるテーマというか内容と、映画作りの両面のほうがダブルになってるところね。
すごいと思うわ。
だからいろんな意味で、この映画はやっぱすごいと思う。
そうね。
私もこの映画そんなにマイナス評価っていうか、指摘するところない気がするな。
いやって思ったところないと思うんだよな、おそらく。
俺はもうちょっと好きすぎるから、ないですね。
2:18:02
いやー、そっか。本当に意外だと。
一応嫌いなとか、一番メジャーなマグロノリアに対する否定意見としては、
気になる。
結構なんか群像劇だからさ。
結構こういう群像劇みたいなのって、いろんなキャラクターがいろんなところにいて、
最終的になんかのイベントがあって、全部バーンて混ざり合って気持ちよくなってみたいなね。
それこそラブアゲインみたいな話よ。
別々のところにいた人が結構パーティー会場でバーン一緒になってさ、
全部ガチッと繋がるみたいなね。
それで気持ちよくなるみたいなさ。
そういうパターンもあるのよ。
そういうのを想定してたら、俺結局いろいろあったけど、
なんかふわっとだけ繋がって、なんかカエルの雨降って、終わったなみたいな風に思う人がいるらしくて。
なるほど。
そうそうそう。
それだとガッカリしちゃうんだよね、たぶんね。
人生ってそういうものだよね。
人生ってそういうものだよね。
ふわっと、そんなガッチリいくものばかりじゃないから、なんかリアルなんじゃないかな、この映画は。
と、俺は思うけどね。
うん、私もそう思うね。
しかも、このテーマに合ってると思う。このぐらいの塩梅が。
いろいろあるけど、最後に向かいにつれてさ、だんだん話が収束してって、
こいつとこいつが実際に会って繋がったみたいになるけど、
でも全員が全員が繋がるわけじゃないじゃん、マグノリアに関しては。
こいつとこいつはすれ違っただけとか、ほぼ何の関わりも持たないで終わるパターンもあるし、組み合わせによっては。
こんぐらいの塩梅に仕上がってると思ってて、でももしこれが全部きれいに繋がっちゃってたら、なんだかの形でね、
それはそれで気持ちよくなれるんだろうけど、
でもちょっと、さっきかも言ってたように、現実離れしちゃうと思うね。
都合が良すぎるというか。
円溜めになっちゃう。
円溜めになるのはまだいいとして、そうなると、この映画のテーマである偶然と必然と運命かそうじゃないかっていう、
ここらへんのバランスが崩れちゃうと思う。都合が良すぎると。
どっちかわからないこのジレンマ、偶然なのか必然なのか、運命なのかそうじゃないのかっていう、
ここがこの映画の肝だと思ってるから、そこを都合良くさせてきちゃうと、それはちょっと違うと思うのね。
そうだね。
だからこの映画に関しては、この塩梅であるべきなんじゃないかなって俺は思う。
うんうん、同意だね。
2:21:01
ご都合主義になっちゃうと、結局じゃあ必然だったのねっていう答えに、簡単にたどり着きすぎちゃうよね。
そう、そんな感じ。
だから必然なのかな、偶然なのかなって考えさせるような、ふわっとしたオープンエンディングじゃないけど、がリアリティだね、この映画は。
そうだね。
それでがっかりしちゃったって人もいるんでしょうねって思うけど。
なるほどな。
期待してたのと違うじゃんって。
ラブアゲイン。
あれはもう結構ガツン行くじゃん。
うん、あれはもうそれが正義だからね。
あれはあれでいいじゃん。
それはラブアゲインだからあれでいいんだよね。
そうそうそうね。
マグノリアであれやったらそれは俺はちょっと違うと思う。
いやーそうだね、違うな。
だから俺は世間のフィルマーク3.8とかトマトメーター80そこそことか、評価に関しては、そういう人のことも加味したらそんなもんかなって思う感じ。
うんうん、妥当な感じがするね。
だし全部あれ、最後回収、ラブアゲインみたいにきれいにされるとしたら、カエルがいらなくなってしまう。
そう、カエルもいらなくなっちゃう。
うん、からやっぱりあのエピソードの流れで必然だと思います。
そうなんですよ。
うん、と思いますね、私は。
あれでいいんですよ。
あれでいいと思う。
いやーほんと意外な回だったな。
そうですか。
えー、なんかこの回収録したら、じゃあもしかしたらチャーリー嫌いかもって思ってたあの作品とか、意外とチャーリー好きなのかなとか思ってきたわ。
うん、俺たぶんね、前々から思ってるんだけど、彼女って俺のこと誤解してるんじゃないかなって。
してる?まだ?
ずっと思ってた、ずっと思ってた。
あ、ほんと?
うん、まあいっかって思って撮っといたけど。
いやー、じゃあこの32回目かな、このエピソード。
スタートラインにやっと立った感じかな、チャーリーの。
そうかな。
そっか、じゃあちょっとこれからの映画選び、ちょっと楽しみになりますね。
そうですね。
みんなどんなのやってほしいかね。
どうだろうね、なんかあったら、何らかの形で連絡してくれれば。
ね、連絡してほしいよね。
2:24:02
やるんだけど先生。
そうそうそう、この番組のエピソードの伸び率が結構謎なんだよね。
ね、伸びるときと。
こういう、私たちがこれ伸びるだろうなと思ったやつ結構伸びなかったり。
で、なんか傾向がないんだよね、今んところあんまり。
わかんないね、全然ね。
なんかみんな、もしこんなのやってほしいっていうのがあったら、ね、教えてくれたらとってもうれしいね。
お願いします。何でもいいからね、もう。
何でもいいです。
コメント何でも何でもいいですよ。
うん、コメントでもDMでも何でもいいので、お願いしますね、みなさん。
はい。
こんな感じで、いかがでしょうか?話足りました?
俺、めっちゃあるけど、実は。
あ、そうなの?
うん、まあでも、長くなりすぎてもあれだし、そろそろ進めないがいいんじゃない?
またちょっと、ポール・トーマス・アンダーソン回はやっていいな。
あ、そうそうそうそう。
私、これこっからやっとマグノリアでスタートできたから、
ね、こっからたぶんマラソンするからさ、そのうち。
はいはい、いいんじゃないですか?
うん、そこでもまたたっぷり話すということで。
うん。
そしてごめん、私さっき見終わったばっかなので、
おすすめの映画考える時間がなくてですね、
あ、ない?
今回持ってきてなくて、
まあ言うせいじゃん。
万を持して、チャーリーの1本、今日は聞こうかと思います。
何が万を持してなのかわかんないけど。
いや。
いや、なんか、俺も迷ったんだけどさ。
うん。
いろいろあって。
難しいよね。
そう。
これ、結構。
なんかまあ、せっかくポール・トーマス・アンダーソン初回だから、
他のやつ、同じ監督のね、やろっかなとか、
でもフィリップ・シーマン・ホフマンも俺は好きだからなって、
そっちにしようかなって思ったんだけど、
うん。
まあ、どれでいってもマグノリアよりいいやつ、
まあそんなまあ、ないなと思って、俺的にね。
難しいよね、これ。
そう。
でもなんかパッと思いつく系だったらさ、
うん。
その短時間で多分考えたんだけど、
なんかこの作品、適当に考えたやつ持ってきたらなんか、いけない気がして、
ちょっと渋っちゃった。
そうね。
うん。
まあ、そういろいろ考えたんだけど、
結局、群像劇系の映画で、
はい。
まあなんかこれも有名な割に、
意外と見てる人少ないんじゃないかなっていうのがあったので、
ちょっと一個紹介しようと思うんですけど、
うんうん。
クラッシュという映画でして、
知らないね。
そう。
だからなんか同じ名前でなんかデビット・クロネンバーグの昔のなんか映画が多分あるんだけど、
それではなくて、
2004年とかのクラッシュっていう映画、
2:27:03
ポール・ハギスっていう監督なんですけど、
これもね、さっき言ったように群像劇の話で、
登場人物が多いんですよね。
どのクラッシュだろう。
まあいいや。
とりあえず今から言うから。
登場人物で言うと、
ざっくり言うと、
裕福な黒人夫婦。
裕福な白人夫婦。
で、悪い白人警官、いい白人警官。
で、黒人の警察官もいて。
で、黒人のチンピラ泥棒コンビみたいなのがいたりとか、
あと白人黒人だけじゃなくてヒスパニック系のお父さんがね、
なんかいたりとか。
アメリカでもちろん起こる話なんだけど。
それぞれのこういう人たちが、
マグノリアみたいにこうちょっと一つの場所で、
なんかそれぞれのことをしてて、
絶妙に混ざり合っていくみたいな話なんだけど、
主にやっぱりこの黒人白人とかね、
あるから、
2004年の映画なんだけど、
差別とかやっぱり偏見に関する話が絡んでくるわけです。
いろんな人種だったりだとか、
社会的地位の登場人物のこの視点からね、
それぞれ描かれるんだけど。
だからちょっとやっぱりマグノリアにかなり似てるんだよね。
あの話の展開としては。
カエルの雨は降らないけどね。
なかなか降らないね、それは。
なかなか降らない。
でもその見た後の気持ちとか感情とかも似てて、
感動っていうのかわかんないけど、
見た後に心が動かされるというか、
ぐっとくる系ね。
よくせりつかないけど、
温かくなるというか、
いろんなことを考えさせられるわけよね。
なるほど。
マグノリアと比較すると、
違う点においでね。
こっちはこのテーマのせいもあって、
ちょっともっと社会的なんだよね。
社会派。
なるほど。
エピソード同士の絡み合いもちょっと強めかもね。
マグノリアに比べると。
だからマグノリアで逆にがっかりした人とかは、
こういうのが見たかったのかなって思ったりとかもする。
なるほどね。
こんだけ強めにちょっと絡み合ってほしかったのかなっていうね。
なるほど。
ちなみになんだけど、
この作品なんとアカデミー賞作品賞取ってるよね。
そう、私も今見てて思った。
2004年に。
取ってるんだけど、
ハイト知らないね。
取ってるんだけど、なんで知らないかっていうと、
これ結構歴史史上最低のオスカーと世間ではちょっと言われてしまってる映画で、
なんでなんだろうね。
2:30:00
俺大好きなんだけどさ。
あ、そうなんだ。
そう。
なんかそのオスカーの作品賞取った作品の中では、
最低っていうお名をよくかぶせられてしまってるんですけど。
編集賞とか脚本賞とか。
他の映画祭のあれとかもいっぱい取ってるけどね。
だから俺もちょっとその理由に関してはね、
調べてもあんまないし、よくわかんないんだけど。
俺はめっちゃ好きなんで。
なるほど。いいじゃないですか。
でもあれかな?
たぶんさっきも言ったけど、
まあまあマグノリオに比べると絡み合っちゃうからさ、話し同士がね。
社会派で広派なテーマなのに、
ちょっとご都合主義感が出ちゃったみたいなのはあるのかもね。
なるほど。
ちょっとこれは見てみないとわかんないだろうな。
そうだね。
うん、気になるね。
この絡み合い問題、むずいと思うわマジで。
全員をハッピーにさせることもほぼ不可能じゃん。
そうだね。
マグノリアみたいになるとさ、少ないって文句言われたらさ、
クラッシュみたいにちょっと増やしたらご都合主義って、
史上最低のオスカーとか言われちゃう。難しいよ。
難しいね。
絡み強いって言っても、クラッシュね、そんなにだから。
マグノリアと比べるとちょっと強めってだけで、別にそんなに。
なるほど。
そんなにガイリッチとかタランティーノみたいにゴリゴリで絡み合ってフィナーレみたいな感じではない、全然。
なるほど。
だからまあマグノリア好きだった人は絶対好きだと思うけどね、これもクラッシュ。
いいじゃないですか。
ちょっとじゃあ見てみんなで確かめましょうね、これは。
面白いよね。
ちょっと今サブスクにはありませんけど、みんなどうにかしてみましょう。
どうにかしてね。
BLMのさ、ブラックライブスマターのやつ、あれとか1,2年くらい前にやっぱすごい話題になってたけどさ、
本当になんかもう、今に始まったことじゃないんだねって思うよ。
なるほどね。
2004年だからね、この映画ね、できたの。
もろそんな感じの話だから。
なるほど。
だいぶ社会派だね、本当に。
本当に面白い、本当に俺話もすごい好きだし、大好きなんでぜひ見てなかったらみんな見てほしいね。
わかりました。
みんなでクラッシュ見ましょう。
そうだね。
まあそんなとこですかね、今日は。
俺一個今メモでさ、マグノリアの題名の由来だけちょっと言ってなかったから。
2:33:02
うん、気になってた。
それだけ言おうと思うんだけど。
なんかまあいろいろあるっぽいんだけどね。
まずはこの話の舞台がマグノリア通りみたいなとこで一連のことが起こるらしくて、まずそれが一個と。
あとマグノリアってお花なんでね。
あ、だからジャケットがお花なんだ。
そうそう、あのお花がマグノリアらしいんだけど、
なんかこれの樹皮にはガンの治療効果みたいなのがあるらしくて。
なるほど。
それとかもたぶん含まれてて。
さらに、またさっき言ったあの超常現象研究科が出てくるんだけど、
その人が本で言ってるらしいんだけど、
なんかね、そういうカエルの雨とか風雲が空から降ってくる前に一時的にとどまってたまる場所みたいなのがあると信じてるらしくて、
その場所のことをマゴニアって呼んでるんだって、その人が。
へー、なるほど。
マゴニアとマグノリアの響きが似てるっていうのもあって、
そういういろんな理由で今マグノリアになってるらしいんだよね。
なるほど。
いやー、細工がまだまだありそうな感じですね。
あるんだよ、まじで。
いやー、私この映画はまじで一回じゃもったいなさすぎるから、まじで2回目見ようと思ってるから。
きっとちゃんとね。
いろんなちょっと細かいとこ注目しながらもう一回見てみますわ。
いや、めっちゃあるよ、ほんと。
ねー、これ考えながら見たらまたさらに面白いんでしょうね、これは。
そう、長いけど、この映画に関してはたぶん1回目より2回目のほうが面白いと思う。
いや、そう思う。私も確実にそうだと思うわ。
うん、絶対面白いと思う。
かえるまっちゃうし。
そうそう、なんか分かった上で見るとね、ほんといろんなことを気づけるから。
そうだね。
俺もそうだったし。
これ1回で済ませるのはちょっともったいない作品ですね。
そうだね、何回も見てほしいね。
なんか人と一緒に見たりとかしてもいいかもしんないね、2回目は、ぶつぶつ言いながら。
そうだね。
そんな感じでみなさん、マグノリア2回目とクラッシュ。
はい。
はい。見ましょう。
はい。
はい、以上ですかね、今日は。
はい。
はい、またやりましょう、ポール会。
ポール・トーマス・アンダーソンね。
アンダーソン会やりましょうね。
クラッシュの監督の名前もポール・ハギス、ポールだわ。
ほんとだ。
偶然か必然か。
ポールは。
はぁ。
はぁ。
うまいことやっちゃって。
2:36:01
信じるか信じないかは。
信じないかは。
あなた次第です。
あなた次第です。
はい、お疲れ様でした。
決まりました、お疲れ様でした。
さよなら。
さよなら。
02:36:13

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