1. Wheel of Films
  2. #002 ガタカ (Gattaca)
2022-04-21 1:31:21

#002 ガタカ (Gattaca)

⚠️このエピソードは「ガタカ (Gattaca)」のネタバレが含まれています
【ガタカ (Gattaca) 考察トーク回】
神の領域に踏み込むことの罪深さ。全知全能の人間は存在し得ない!?
遺伝子操作やゲノム編集など科学の進歩が著しい今を生きるあなたにはどう写ったでしょう?
◆◆◆ 作品紹介 | タイトルの由来 | 好きな映画でマウント取ってたCharlie | 豪華なキャスト | 俳優の鏡??イーサン・ホークに気づけなかった! | Charlie的すごい演技ポイント | イーサン・ホークとユマサーマン結婚してた!? | ジェロームはなんでDNA提供した? | ジェロームの死の真相 | 初鑑賞で刑事の正体に気付いてたMariko | 故意か否か、考察のしがいのある映画 | エンディング3人それぞれの考察 | 幸せな死か悲しい死か | 感情移入できなかったKano | 映画に求めるもの | 昔描かれた近未来アートっていいよね | 曲げることのできない人間の性(さが) | アントンのある視点考察 | 敷かれたレールのなかで頑張っちゃう自分 | おすすめの映画 ◆◆◆

00:08
こんばんは。
こんばんは。
こんばんは。
Wheel of Filmsは、同じ外語大出身の3人、
マリコ、カノ、サーディが、少し大人になって、
全く違う境遇から、映画の紹介、感想、考察をしていく番組です。
番組を聞いて、次に見る映画や、
あの映画の考察の参考にしてみてください。
今日の映画は、ガタカです。
今回のエピソードは、作品のネタバレを含んでいます。
まだ見ていない方は、作品を鑑賞してから、
番組をご配置をください。
はい。
ということで、
今日はガタカです。
はい。
ガタカね。
うん。
じゃあ、作品の初情報を、
ちょっと言おうかなと思います。
はい。
これが、結構古い映画ですね。90年代の映画で、
1997年に作成された映画で、
ジャンルはSFですね。
映題もガタカだね。
うん。
現代も。
このガタカっていう、
この英語の方の、映題の方の、
あの、なんていうの、文字列っていうか、
うん。
に、なんか、一応意味があるらしくて、
ちなみに、これ知ってる?
うん。
知ってるんだ。
昔、調べたな。
うんうん。
なんか、その、GA、TTA、CAでガタカじゃんね。
うん。
で、この中で、なんか強調されてる、
GとAとTとCが、
なんか、DNAの基本演技である、
ちょっと発音わかんないけど、
Gが、日本語だとグアニン。
で、Aがアデニン。
で、Tがチミン。
で、Cがシトシンの頭文字で、
ガタカっていうらしいです。
頭文字をとって、さらに並びかえてみたいなね。
うんうん。
だから、こういう名前なのね。
ね。
俺、これなんか別にそんな好きじゃないんだよね。
どういうこと?
好き?好きとか嫌いとかあるの?
名前が?英語が?
名前が、名前が。
あ、そう、私もね、名前好きじゃない。
別に、なんかさ、その理由がっていうかさ、
無理やり、無理やりすぎねって。
そうそう、なんて覚えにくい名前だと思いました。
なるほどね。
これ、名前の響きとかに文句ないけどさ。
うんうんうん。
あ、とってつけた感があるってこと?
03:02
うん、いや、なんかちょっと分かりづらいなっていうか。
なんかその、なに、DNAの基本遠近とか知らんじゃんみたいな。
うん。
それ、まさに言おうと思った。
まあ、DNAの基本遠近知らないんだけどねって、今言おうと思ったとこだった。
まあ、でも、そっちの界隈の人からしたら、おおってなるのかな?
なんで?
わかんない。
いや、なんか、ほかにいいの思いつかなかったなって思っちゃった。
なんか、英語っぽくない響きだよね。
が、た、かって。
うんうんうん。
でも、もっと深い意味があるのかなって、最初聞いたときは思ったね、私も。
うん。
本編だと、会社の名前だったね、がたかは。
うんうん、がたかっていう、
みんなが働いてる、
宇宙飛行施設だったね。
NASAみたいなやつだね。
でも、なんか、Wikipediaには、2011年だったかな?に、NASAから、
なんかすごい、最も現実的な映画、宇宙映画みたいなのが1位に輝いてるらしいですよ。
で、ちらって書いてあった。
さっき見たな。
あ、ほんと?
それで、監督が、アンドリュー・ニコルの初監督作品なんだよね、これ。
あ、そうなんだ。
うん、らしいです。有名な映画だと、その後に撮った、トゥルーマンショーとかかな?
うん。
あと、タイムとか。
タイム。
すごいね。
タイム、あの、なんだっけ?
タイムって、あの、ハゲ。
そう、えっと、ドワースでした。
ティンバレイクと、
あと、アマンダ・セイフィットのタイム。
あ、でも多いね。
あれ、ガタカの人なんだ。
そうだった。
あ、そうなんだ。
タイムのこと好きだな。
タイム、マジで嫌いなんだけど。
なんで?
今、真逆のこと言ったのに。
タイム。
ガタカはめっちゃ好きだった。
うんうんうん。
私が、なんでガタカを知ってみたかっていうと、チャーリーに教えてもらったからなんだよね。
学生時代に、あの、食堂で、なんか映画の話を、チャーリー含め、数人友達としてて、
で、なんか、チャーリーの一番好きな映画ってなんなの?みたいなの聞いたんだよね、私が。
なんかすごい、チャーリー、当時から映画好きみたいな感じで、周りから認識されてたから。
何が一番好きなの?って、その時聞いた時に、いや、俺ガタカだねって言ってたんだよね。
言った?俺ガタカだねって言って。
うん。
マジ?
うん。
その前か後は、トレインスポッティングって言ってたんだけど、
06:03
その時はガタカって言ってた。
なるほどね。
うん。
で、それで見ました。
で、だいぶ前だね、それね。
大学2年生、1年生、2年生ぐらいの時じゃないかな。
最近もう分かんないもん、一番好きな映画。
あ、そう。
うん。逆に。
見すぎて。
いや、難しくない?一番好きな映画何?って言ってさ。
うん。
相手にどう思われるか考えちゃうじゃん、まず。
それは、チャーリー独特のじゃない?
いや、考えちゃうよ、それは。
いや、私も考えちゃう。
例えば?
例えばさ、なんか、俺は映画好きなんだぞなんて先に言ってたもんなら、もう。
そういうことか。
そうしたら、もう腹の探り合いを。
で、向こうもだから、ある程度映画に興味があって、やっぱ来てくるわけだからさ。
なるほど。
だから言えなくなっちゃうよね。
私が学生時代にそれを聞いて、チャーリーがガタガタって答えたのは、たぶんそこもあると思った。
あるある。
常にある。
ガタガタって言ったのも、たぶん当時の分かんないけど、いろいろ考えて、ガタガタなら大丈夫かって言ったもんね、たぶん。
たぶんそうだよね。
その後に言ってたトレインスポッティングも、トレインスポッティングって言ったらダサいって思われないだろうけど。
あるある。
完全にある。
で、今はだからもうそういうのもすべて減って、分からない。
分からないんだ。
うん、だった。
でも、確かに、俺めちゃくちゃ、一番好きな映画って言われて、いつもガタガタって言ってたか分かんないけど、
うん。
なんかいい映画ないって言われた時に、俺よくガタガタすごい、いろんな人にも。
よくある。
そうなんだ。
確かに、なんか変にグロテスクなシーンが出てくるとかさ、見づらいシーンもないし、
なんかね、みんなにおすすめできるっていう意味では、すごく分かるよ、言ってることは。
すごいおすすめ主役ってさ、
番人設定とかも面白いし、
グロいシーンとかエロいシーンとかもそんなないし、
しかも名作じゃん、一応ね、今となっては。
名作だし、誰が見てもいい話だと思うし、
の割には、割と見てる人少ないっていうかさ。
少ない。
あんまり多分俺、地上波とかでこれ見た記憶ないんだよね。
だから、映画好きになり始めて、
09:02
なんか映画面白いとかで検索して見始める頃に見るぐらい。
だと思うね。
キャストすごいしね。
そうなんだよね、キャストが本当に若かれし頃の、
今はもう輝く俳優さんたちがいっぱい出てる映画だよね。
そうだね。
イーサンホークとユマサーマンとジュードロー。
ジュードロー若いね。
髪がね、まずあるからね。
でも、このガタガタの時のジュードローかっこいいね。
とても。
今でもかっこいいけどさ。
今でもかっこいいんだけど、やっぱなんかこう、若々しくて。
微青年感あるね。
それはある。
髪の毛あるから。
なんか目がキラキラしてた。
それはわかる。
弟のアントンっているじゃん。
できる弟。
ゲージ。
あれなんか有名な人あれ?
いや、私初めて見た。
俺あの人わかんなかったんだよね。
私もわからない。
久しぶりにもう一回見たけど、この人は別に知らないなと思って。
私もあの人は別にピンとこなかったな。
でもそんなにすごいいっぱい映画出てるわけじゃなかった。
あ、そうなんだ。
でもなんか結構大事な役だったからさ。
そうだね。
でも私、イーサンホークの映画、わりと何本か見てたんだけど。
いいね。
あの人すごく特徴的な顔してるじゃん。
渋い感じで、たぶん一回見たら結構覚えてる顔だと思うんだけど、
そのガタカの人がイーサンホークだと思ってなくて。
あ、たまにあるよね。
そう、めちゃくちゃ若いし、
今はさ、もう年結構とってさ、渋い感じが結構特徴的じゃんね、あの人。
だけど、私は思ってて、ガタカの時、すごいクリーンな感じだったから、
そうなんだよ。
だからなんか、ひげとかもないしさ、
役柄的にそういうのもあると思うけど、
学生時代にチャーリーに勧められて、見た時は全く気づいてなかったし、
これ収録する前に私ももう一回数年ぶりに見たんだけど、
12:01
あれ、これイーサンホークかと思ってびっくりしたんだよね。
若すぎて。
わかる?
で、私ジュードローだったわ。
あ、ほんと。
ジュードローか。
スタッフロールまで気づかなかったパターンみたいな感じ。
そうそう。
髪にがあるないって変わるんだよね、男の印象。
そうだね。
ひげがあるない。
ちなみにユマーサーマン私わかんなかったんだよね。
ユマーサーマン?ユマーサーマンってパルプフィクションだよ。
あ、そう、パルプフィクションか。
パルプフィクション私まだ見てなくてさ、見なきゃ。
あ、見てないんだ。
そうなんだよ。ちょっと撮っといてる。
パルプフィクションとキルビルレイドね。
あー、なるほど。
あとなんかさ、マーベル出てなかったっけ?
彼女は見ないからな、でもマーベル。
俺がね、俺が一個覚えてるのは、マーベルだったかわかんないけど、
なんか普通に知らないで見てた映画で、
何の映画か忘れたけど、ユマーサーマンの髪が全部ヘビーになってるやつ。
メデューサってこと?
メデューサ。確かユマーサーマンだったと思う。
えー。
やったじゃんこいつって思って。
まりこわかる?
わかんない。でも今見たら、DCも出てるね、マーベルだけじゃなくて。
DCって何?
DCでね。
あ、DCね。失礼。
スーパーマンとかのやつだよね。
そっち方面、そうね、私が見ないから、わかんなかったなあんまり。
俺がさ、234くんの話で彼女の思い出したのがね、
自分でもびっくりなんだけど、ほんと似たような話で、
ほんと1ヶ月くらい前まで、
ハリーポッターのさ、4番目の炎のゴブレットのセドリックっているじゃん。
はい。
死んじゃう人、クリフィンドルの。
あいつがロバート・パッティストンだと気づかなかった。
ハリーポッターに出てて?
嘘?
やばくない?そんなことあるんだけど。
やばい。それはやばい。
確かにそう。何回も見てるんだよ。
ロバート・パッティストンのこともずっと昔から認識してて、
なぜか気づかなかったんだよ。
別に変装してないじゃん、そんな。
ねえ、わかりやすくない。
そのまんま出てるし、わかりやすいぞ、今思えば思うんだけど、
なぜか、こいつがロバート・パッティストンだとわかってなかった。
なんだろうね。
確かにさ、まさか感あるよね。
ハリーポッターにいるの?みたいな。
そうそうそうそう。わかんないけど、
俺別に見てなくて、この前リビングで別の家族がさ、
見てたの、ハリーポッター。
俺が名の気なしに別のことしてて、別の映画見てたの。
15:01
通りかかって覗いたら、あれ?なんかこいつどっから見てました?みたいな。
そう思って、ガチびっくりした。
でもさ、ロバート・パッティストンって、わりと主役か、純主役みたいのが多いじゃんね。
他の映画って。
だからなんていうの、そのハリーポッターの中だと、
あの回ではすごくピックアップされる役柄だけど、
そんなにさ、すごく重要人物、重要人物だけど、
伝わる?すごくさ、俳優としてのポジションとして上のほうじゃなかったから、
気づきづらかったのかなと思ったけど。
純主役級だよね。
言ってることはわかる。
わかる、伝わる?
すごく特徴的な顔してるからさ。
そうそうそうそう。
だからちょっと、そういうのあんのかなと思ってさ。
感動もあったみたいです。
でも、俳優として、それはでもいいことなんじゃないの?
かもね。役に立て込むみたいな。
たしかに。
リンサンホークしかり、ロバート・パッティストンしかり。
それこそ、キムタクはさ、どのドラマ出てもキムタクになっちゃうよ。
そうだね。
ちょっとさ、その話していい?
いいよ。
俺はほらマジで、ただ単に映画をそこそこ見てる人であって、
演技のこととかね、全く知らないわけよ。
何がすごいとか。
技法とかね。
だから素人目線で見て、こういう演技すごいなみたいに思うのが、
2つあんのよ。
1つは、その、何だろう、
役によって全然もう違うキャラクターを演じ分けること。
あともう1個は、
えっと、何だっけ、
1個が役によって全然キャラクターを演じ分けることで、
もう1個は、難しいシーンをなんか演じてること。
なのね。
で、俺もだからさ、キムタクみたいなのとかさ、
がちょっとなんかあんますごいなとかいうのがわかんなくて、
例えばなんかハリウッド俳優だったらさ、
ハリソン・フォードとかさ、
かっこいいし大好きなんだけどさ、
ハリソン・フォードってどの人だ?
インディー・ジョーンズの人。
18:02
インディー・ジョーンズの人。
インディー・ジョーンズとか、
いろんな映画出てるんだけど、
バスター・ウォールズのハン・ソロって役とかね、
で、他のなんか細かい映画とか見てるんだけど、
どれ見てもやっぱ結局なんか、
ハリソン・フォードなんでね。
そうなんだ。
かっこいい、ちょっと活かしたおっさんみたいな感じで。
彼女が見ない系が多いからね。
そうなんだよ。
インディー・ジョーンズ見たけど、
すっごい昔だから覚えてないのと、
インディー・ジョーンズが別世界に転生したみたいな風に。
そうだね、わかる。
でも言ってることはわかるよ。
かっこいいし好きなんだけど、
そんな感じがして、
その点ね、さっき言ってたの、
イーサン・フォークとかに話してもらうんだけど、
俺もイーサン・フォークすげえ好きなんだよ。
あ、そうなんだ。
イーサン・フォークが俺的には、
今言った2つのうちの1つ目の方に当てはまると思ってて、
なんかこの変化っていうかさ、
例えばガタガタだったら1個の映画だけど、
俺がイーサン・フォークがすごい好きなところは、
なんていうんだろうな、
すげえ悪い顔と、
イノセントな純朴そうな顔を使い分けられるっていうかさ、
最初なんかもう、
まだ変身する前はさ、
もうなんかバカですみたいな、
メガネかけた少年ですみたいな感じで、
ヘラヘラしてるんだけどさ、
変身してガタカに通い始めた頃には、
キリッと顔してるんですよ。
全く別人みたいに変わるんでね、
そういうのすごいなって思う話。
そうだね、確かにガタカの中はすごくそれが顕著というか、
わかりやすいかもしれないね。
他の映画でも結構イーサン・フォークそういうの思い当たるのがあってさ、
それで好きなんだよね。
イーサン・フォークだから見たっていう作品じゃないんだけど、
たまたま結構好きだなっていう作品にイーサン・フォークが出てることが結構多くて、
なるほど。
プリデスティネーションとか面白かったなっていう印象だね。
わかんない、俺。
ほんと?
見てないかもしれない。
見てほしい。
ループ系だね。
あとクロッシングとか、その辺かっこいいなと思って見たな。
確かにイーサン・フォークのこれが代表作ですみたいなの思いつかない。
21:03
確かに。でもすっごい出てるよね。
すっごい出てる。
いっぱい出てるよね。
代表作確かに思いつかないね。
でもそれもすごいね、入りきってる。
完全に役者なんだろうね。
主演とかもいっぱいやってるはずだから。
やってるはず。
思いつかないな。
2度アカデミー上演団優勝も取ってるみたい。
上演で取ってるんだ。
演技派なんだね。
そうだね。
エアサンマンって結婚したの?ごめん。
そうなの?
エアサンマンって結婚してるよ。
いつ?
高校かじゃん。
高校で出会って結婚して、子供生まれてる。
そうなんだ、知らなかった。
まだ結婚したままの?
自分の浮気で離婚してる。
なるほど。
だめか。
でもそうなんだ、子供がじゃあいるんだね。
へー、おもしろ。
おもしろいね。ガタガツみたいな感じだよね、もうそれ。
そうなの?
ネクストチャプター、ほんとに気づいたってことだよね。
これ、もう結婚した年に生まれてるよ。
うーん、なるほど。
あ、そうなんだ。
いやー。
じゃあちょっと、トークテーマいいですか?
いいよ。
どうしようかな。
ちなみに、私この映画2回見たんだけれども、
結構、カット割りっていうか、展開がすごく早く感じてて、私個人的には。
この登場人物たちの心情の移り変わりっていうのが、
恋なのか、1時間半、2時間に納めるためなのかわかんないけど、
あんまり描かれてないし、それを読み取るシーンが少ないなっていう印象で、
結構、展開についていけなかったのね。2回見たけど。
そう、だから1回目、昔見た時は正直あんまりどういう話かあんまりわかってなくて、
今回ちょっと大人になってまた見たけど、
わかったけど、なんかもうちょっとここの説明欲しかったなとか、
ここの移り変わり、もうちょっと表現してくれたらわかりやすかったのになっていうのが、
すごくたくさんあったから、
その辺を私がこれ何だったのっていうのをちょっと2人に聞いて、
どう思ったのか教えてほしいんだ。
いいよ。これはちなみに何回も見たで。
24:01
そうだよね。
何回も見た上で言うけど、彼女の言ったこともめっちゃわかる。
あ、ほんと?
めっちゃわかる。
そう、なんか、まずすごいシンプルなところから聞くんだけど、
もしかしたら私がちょっと見逃してるのかもしれないけど、
ちょっと作業したりとかもしてたから、
1つ目がジェローム、ジュードローの役のジェロームが、
そもそもDNA提供しようって思ったのっていう、そもそも論。
あー、確かに。
そこの理由を明確に言ってたり読み取れるようなシーンってなかった気がしたのね。
ない。
やっぱ。
ない。答えはない。
そうだよね。で、最後にさ、イーサンホーク演じるヴィンセントが聞くけど、
結局こう、直接的な答えは出さずに終わるじゃんね。
イーサンホークが聞く?
最後になんでこんなことをするんだみたいな、
土星に行く前に2人の会話があるじゃない?
そんなことあったっけ?
すごい映画の途中にさらっと、
イーサンホークが説明してる部分で、
でも俺が彼になる代わりに、
僕は彼のこれまで通りの生活を保証するという約束で、
このDNA交換をしたみたいな説明はあったけど、
生活のため?って勝手に思ってたんだけど。
お金?
お金がもらえるっていうのを話してたシーンはあったね。
イーサンホークがお金だから会社で働いた稼いで、
20%か25%か中会社に行って、
ジェロームにも行くようになってるみたいな。
だからジェロームが怪我してね、
死に損ねたわけじゃん。
死に損ねて、
死に損ねちゃった、どうしようみたいな状態だから、
そこの描写ないけど、
一応見てる側からして今予想できるのは、
お金。お金稼ぐためだから。
シンプルなことなのか。
もしかしたらその描写の方から寄ってきたのかもしれないね。
考えうるとしたらね。
こんなのありますけどどうですか?儲かります?みたいな感じで。
一切描かれてないから予想しかできないけど、
でもそんな感じなんじゃないかなと。
27:01
なるほどね。
だから最後、女性に行くと同時に自殺したのか。
お金もう入ってこないから。
っていうことでもない?
そこは、だからこの映画の一番話すところだと思うんだよね。
なぜあいつは自殺したのかっていうところ。
だってお金はもらえるとしても、
ものすごい彼自身、ゼローム自身も、
労力のいる仕事って言っていいのかわかんないけど、だったわけじゃん。
自分の血液とか、尿とか、毎日ちゃんと提供しなきゃいけないし、
赤とかさ、一生懸命こうやってすり落としたりとかって、
簡単なことではないと思うんだよね。毎日毎日やるには。
お金がもらえるとしても。
だからそのお金だけっていう理由だと、私はまさかちょっと思ってなかったから、
お金プラスもう一つ何かがない限り、あれだけのことをしないだろうなって思った。
プラス、その何か目的が何かあったからこそ、最後のあの自殺につながってるんだろうなって思ったけど、
全然そこが読み取れなくって、
2人はどう思いました?
まずね、そうなんだよね。
ガタガタって、確かに彼女の言う通り、描かれてない描写みたいな。
なんでこうなってんだろうみたいなのって結構確かにすごい多いのよ。
展開も確かにちょっと早くて、シーンの打ち替わりとかでさ、
人と人との関係性みたいなの初めて見た時とか油断して確かにわかんなくなっちゃったです。
俺も初めて見たのにいつか覚えてないけど、確か初めて見た時って、
弟いんじゃん。
うん。
あいつ刑事じゃん。
うん。
刑事が弟だって最後の方までわかんなかったよね、確か。
うん、それも疑問だった。
あそこも確かにちょっとわかりづらくなってるよね。
そう。
そうだね、でもあれ結構初めの方、刑事が出てきた時点でちょっと予想できなかった?
絶対弟だろう、みたいに私思っちゃってさ。
それはなぜ?何を思ってそう思ったの?
わかんない、直感?
どこで視聴者が予想できるべきなのかみたいなのも結構曖昧なんだよね。
俺は今回だからわかった上でも4回目だか5回目だかわかんないけど見直して見たけど、
多分最初まつ毛みたいなのが見つかってさ、検査結果みたいなのが出てさ、
30:06
ビーッとVincentの顔が出てくるんじゃない?
うん。
それ見たときに弟の方が、
ああ、Vincentだなみたいな顔してたような気がしたね。
ああ、ほんと。
なるほど、確かにもう1回見たらそうなのかもしれない。
その時点でわかってたのかなっていうのは今見ればわかるんだけど、
初めて見た人からしたらそんなんじゃわかんないじゃん、顔だけじゃん。
確かにそれを言われてみれば、
その研究室みたいなところで、Vincentのインバリットってなってる映像をすごい長いこと見つめてて、
同僚の他の刑事に何やってんだみたいに言われるシーンがあるよね。
みたいな感じで、ちょっとなんか荒削りかなみたいな部分も確かにあるし、
話戻るけど、ここあってもいいんじゃないかみたいな足りない描写みたいなとこもあるのよ。
でも俺はちょっと逆に最近そこが好きでさ、
弟の方の視聴者が見てわかんないのはあれかなと、
僕はちょっとあれかなって思うけど、
描かれてない心情とかさ、そういうのがあることによって逆に考察の余地が生まれるっていうか、
ジェローはなんで自殺しちゃったんだろうとかさ、
こうやって作られて20何年経った今でもここで日本人が3人で話してるわけね。
それを味ととるのか、なんだこの映画ってなるのかは、
ほんと見る人次第っていうとこもあるよね。
そうだね。
私今回初めて見たんだけど、
すっごい自分一人で考えてたっていうか感じたのは、
自分の名前汚したくなかったのかなって思ったんだよね。
誰が?
ジュローム。
最後宇宙まで自分の名前で言ってもらって、
満足して死んだのかなって思ったんだけど、
1回しか見てない。
なるほど。
1回目視聴者の視点ね。
これまじで正解ないからね。
そうだね。
面白いわ。
でも、まりこさ、毎回そうだけど、1回見てよくそういうとこをパッととらえるよね。
そうなのか?
私にはない視点だったから、面白い。
自分の名前を汚したくないね。
なるほどね。
すごいだって、プライド高く一番トップで生きてきたわけじゃん。
そうだね。
33:00
一番トップになるべくして生まれて、
一番トップになれるべくして頑張ってきたけど、
結局銀メダルに終わっちゃったんだよね。
そうだね。
だから、俺的には名言はしてないけどさ、
全て持ってた状態で、最高の状態でずっと頑張ってきたのに、
結局銀メダルしか取れなくてさ、
それがコンプレックスみたいな感じになってて、
自暴自棄になって、自殺を図っちゃった。
車に飛び込んで。
死に損ねて、なんやかんやだらだらしてたら、
フィンセントの話とかが入ってきて、
家も女のもやったりゃやったりゃみたいな感じで始めて、
始めてみたら、根はいいやつなんだと思うんだよね。
ジェローム。
フィンセントの人柄とかさ、
才能もないのに頑張る姿勢とかに惹かれて、
途中からすごい協力的になるじゃん、最後まで。
だから、どうせ後で死のうと最初から思ったけど、
一時的に生き甲斐みたいなやつ見つけて、
お手伝いするっていう。
頑張った頑張ったけど、フィンセントがもう家に行って、
もう自分は必要ないなってなったら、
最初の予定通り死んだみたいな感じなのかなって。
なるほど、面白い。
俺はそう思った。
なるほどね。
チャーリーの視点から言うと、
仲介のブローカーが、
ちょっとそういう話を持ちかけてきたっていう前提な感じだよね。
ジェロームが望んでそういうところに提供しようって思って、
仲介会社に連絡を取って、
っていうよりは、
そういう話を持ちかけられたゆえの、
だと今の考察がスムーズに想像できるよね。
俺そうなんじゃないんだっかなって思うんだよね。
でも確かにすごく賛成。
うん、私も。
なんかさ、
これ自暴自棄になって、
女やったらいいかって言って自殺計ったわけじゃん。
車に飛び込んで。
助かっちゃったんだけど、
そんな人が、
金をやっぱり欲しいとか、
なんかやろうって気持ちになるかなって思ったんだよね。
36:02
私もそう思う。
怒っちゃった人のとこに悪い人が寄ってきて、
なんやかんやのうちに、
そういうことになっちゃったみたいな。
とりあえず自暴自棄で始まっちゃった感あるよね。
確かに。
でも、もしそうだとしたら、
もうちょっと最初の方、
非協力的な感じで描いてくれたら、
わかりやすかったなと思ったけど。
確かに、なんか非協力描写少ないよね。
尿にアルコールが含まれてて、
ヴィンセントがキレるシーンぐらいじゃない?
そうだね。
最初は感じ悪かったよね。
確かにセリフでも言ってたと思うけど、
ヴィンセントが途中で身長伸ばすために足切って、
その辺からちょっと見る目変わった、
みたいなことを確か言ってたと思う。
入ってたっけ?
確かにその辺から態度も一変して。
確かにあそこで初めて大丈夫って聞いてたもんね。
かもしんない。
そこでこいつの覚悟みたいなのを。
そうだね。
なるほどね。
今の2つを聞いて、私がもう1個さらに思ったのが、
ずっと優等生で来てたわけじゃん、ジュロームは。
だけど、阪神不全になったおかげで、
自己承認欲求みたいなのが、そこからどんどんなくなっていく人生になったわけじゃん。
今まではもうそういうふうに設計されて生まれてきて、
ずっと自分でどうにもしなくても、
自己愛を育てていけるような環境だったけど、
それが一気になくなって、
だけど、きっかけは何であろうと、ヴィンセントが現れて、
一応ヴィンセントが最終的に土星に行けるまでになったのは、
彼のDNAのおかげなわけじゃんね。
結果としては。
一応それがなかったら、彼はどちらにしても行けなかったし、行くきっかけさえもなかったけど、
自分自身で試してるわけではないけど、彼に自分のDNAを託したことによって、
自分の根本のDNA自体は、まだ金メダルを取れるっていう証明になったわけだよね。
ヴィンセントが土星に行ったことによって。
土星に行くイコール金メダルみたいな。
39:02
それどれ何を金メダルにするかも確かにあれだけど、
土星に行くこととか、宇宙に行くこと、宇宙飛行士になれることっていうことが、
ある程度の世界でのステータスとして金メダル級だとしたら、
それによって自分のDNAは、まだ大丈夫というか、まだ金メダルに相当するものだっていうことで、
自己承認欲求を得てたっていうところもあるのかなって思って、
さらにさっきマリコが言ってたのも掛け合わせると、
自分の名前も汚さずに済んだし、結果として。
自分のDNAの証明にもなって、自己承認欲求、自己愛も手に入れて、
それがゴールになったから死んだっていうふうにも考えられるなって、
2人の意見を今聞いて思いました。
それも大いにあると思うね。
最終的には厳密に言ったら、いろんな人の協力とかがあって、
土星に行けたわけじゃん。
最後のお医者さんとか、
ビンセント自身の努力もあるし、いろんなことが掛け合わさってのだけど、
ジロームの個人的なところで言ったら、それで満足したのかなとも思ったな、今。
なるほどね。満足して死んでいったと。
だって、あの体でそれ以上の何か達成できることって、なかなか思いつかなそうだよね。
もともと自殺しようと思ってた人が。
そうだよね。
まずあの死は、もう満足、幸せみたいな、悲しいみたいな自殺よりは、
もうやりきったぞみたいな自殺だったんじゃないかっていう、
そうだね。だって、なんか多分表情良かったよね。
その、あの何か仮想場みたいな入った時。
落ち着いてたね。
違ったっけ?
怖がってるようには見えなかった。
そうそうそうそう。何か悲しそうだったり、怖がって、はーってあの中に入ってる感じじゃなくて、
私には何か満足そうに見えたんだよね。
別に笑ってもなかったよね。何かでも。
笑ってはなかったかも。私がそう思ってただけかもしれないけど。
これだから、見る時に何かどういうふうにこと考えて、見る感じがあってくると思うんだけど、
割とあっさりいったよね。何か、うっし入りましたと、銀メダル首にかけましたと。
何かスイッチみたいなガシャーンって。
42:02
割とこうテンポ良く。
そうそう、何か思い残すことない感は感じとったな。
でも何か満足したってより、この銀メダルの自分を受け入れた感を私は感じた。
おー、なるほど。
なるほどね。
それもあるね。
なるほどね。
なるほどー。
良い落ち着きを感じた。
確かに、でもその考察でいくと、ヴィンセントと同じ、何だろう、結果というかところに落ち着くね。
どういうこと?
これ、次聞こうと思ってたんだけど、ヴィンセントも結局、地球にいることがとても窮屈に感じたわけだよね、最初は。
神の子として、劣勢な遺伝子の人として、地球で生きることがすごく苦しかったからこそ、地球じゃない惑星、宇宙を夢見て、宇宙飛行士になりたいって思うわけじゃん。
そうだね。
そう、だけど最後に、セリフっていうか、ナレーションで入ると思うんだけど、一番最後のシーンに、結局、多分、俺は故郷に戻るだろう、みたいなこと言うじゃん。
うん。
言ってたかな?
そう、故郷イコール地球っていう意味だと思うんだけど、あれはもう土星に発射してる後だから。
結局、いろんなこと夢見たりとか、ヴィンセントは現状に満足してなかったわけだよね、自分の置かれている状況に。
そうだね。
もっともっととか、ああだったらこうだったらっていうふうなことがきっかけで、ああいうふうにいろいろ努力したわけだけど、
でも結局、それを経て、やっとその夢をかなえた末に思ったことは、自分がもともといた場所が、もしかしたら悪いものじゃないのかもしれないって気づけたから、ああいう発言をしたんだなって思ったのね。
なるほどね。
だとしたら、結果2人で協力して、ああだこうだいろんな、お互いの金メダルを取るためにいろいろやってきて、結果金メダルをお互い取れたけど、でもその重要なのは金メダルじゃなくて、
さっきマリコが言ってた、銀メダルである自分を受け入れること、その銀メダルが悪いことじゃないってことに、ジェロームもたぶん気づいたし、リンセントも地球での自分自身のありのままで生きていくことに、たぶんが悪いことじゃないって、
たとえば、サラ、なんだっけ、女優さん。
ユーモア・サーマンね。
ユーモア・サーマンに、スジオがバレたけど、彼女からの愛とかも受け取れたわけだから、それによって、ありのままの自分が悪いものじゃないって気づけたから、故郷に帰るんだろうって言ってると思ったから、
45:10
だから、マリコの考察だとしたら、2人の行き着いた終着点が同じってなるから、結構すっきりするなって、今思えた。
なるほど。
うん、そうそう。
あれ、マリコ、金メダルを受け入れた?みたいなこと言ったっけ?
銀。
そう、金メダルを追いかけていくはずだったじゃん、事故に。
どういう経緯であったのかわからないけど、
追いかけて、追いかけて、追いかけたけど、疲れてたじゃんね、きっと。
うん、そうだね。
その、追いかけて疲れてるのに、なんとなく手放せない欲求って、人間みんなあると思うんだよね。
うん、なるほど。
うん、それを最後、何故かわからないけど足も動かなくなっちゃったし、
てか、意図はしてなかったけど歩けなくなっちゃったし、
なんか全然違う、他人に協力する満足感に変わって、
この時間を2人で過ごしていくうちに、
いや、この銀メダルの僕でいいんだなっていう、
自分を受け入れるスタンスに変わったのかなっていう見解。
なるほど。
だから最後にあの銀メダルをかけて、死んでいったんじゃないかってことだよね。
うん、そうそうそう。
じゃあ、リコ的にはもう銀メダルを大事にこう、
大事だから首にかけて、最後に首にかけてそのまま燃えてったって思うわけね。
そういうことだよね。
大事な訳は、もうこれが俺なんだ、ここまで頑張ったから、
まあとりあえずよしっていう感じ。
宝物系ではなくて。
等身大の自分として、彼を象徴として持ってたっていうことだよね。
なるほどね。
チャーリー的にはどうなの?その辺は。
俺もだからさっき言ったのとほぼ変わんないんだけど、
俺もだからもちろん見るたびになんか考えたりとかして、
今回もよく考えたんだけど、
なんかそのね、幸せな死だったか悲しい自殺だったかみたいなのとかもいろいろ考えたんだけど、
結局行き着いた先は別にどっちでもねえんじゃねえかっていう、
なんかもっとドライな話なんじゃねえかなって思ったんだよな、最終的に。
なるほど。
だからジェロームは敷かれたレールの上を行くのが嫌で、
敷かれたレールの上行くのに最後までその欲しかった金メール取れなかったから嫌で、
48:05
自殺を図るわけでしょ。
でもそこでだからもう終わってんだよね。
ヴィンセント的には。
そこで本当は死ぬはずだった。最初。
ジェローム的には。
ジェローム的にはそこで終わってると。
自殺を図ってるわけだからさ。
もともとがね、予定がちょっと伸びただけみたいなことかな。
そうそうそうそう。
なるほど。
死に損ねて予定が伸びて、ひょんなことからさ、いつの間にかなんかよくわかんねえヴィンセントのことをさせることになっちゃって、
どうでもいいやみたいな風に最初は思ってたけど、
なんかちょっと時間を過ごしてみたら感化させる部分みたいなのもあってね。
協力はしてやろうと。
こいつの夢を助けたいと思って。
一時的に友達をね、助けるみたいな目的ができたからやるけど、
それがもうなくなった瞬間、ヴィンセントがもう幸せに飛んでって、
帰ってきた時のためにも、だから血とかお酒とかをとっておいて、
よし、じゃあ死ぬかみたいな感じでガシャーンって死んでったのかなって。
なるほどね。
単純に自分のやるべきタスクを終えたっていう感じか。
もともと死ぬ予定で、ヴィンセントと触れ合っていろんなことは経験したけど、
特にジェロームが変わったみたいなことはない。
特になかったんじゃないかなって。
もともと死のうと思ったやつが、そのまま死んだみたいな。
最後にちょっといいことして死んだぐらいのね。
それもあり得る。
なるほどね。
俺にはそういうふうに見えたね。
なるほど。
最終的に。
でも確かに、展開とかカット割り的には、それぐらいドライな感じもするよね。
それをどっちにとるかだけど、展開が早いし説明されてないからこうやっていっぱい考察してくださいっていうことなのか、
そのままの意味でそれぐらいドライだっていうことなのかはわかんないけど、
確かに。
すごい男の人の目線な気がしたわ、私も聞いてて。
そのドライな感じって。
俺は特にこれといった才能もないけどね。
どういうこと?
そうかなかった。
ジェロームにそんな感情移入できたかって言ったらわかんないね、ちょっと。
51:01
チャーリーが?
私に何の繊細でもないからさ。
この映画、ジェローム以外も誰にも感情移入がものすごいしづらい映画だとは感じた、私は。
そうかね。
展開が早くて説明されないから、どの人物にもグッて入れなかったのよ、私は個人的にね。
でもさ、私これすごい個人的な意見なんだけど、
SFあるあるじゃない?そんなに感情…
感情感情ってよりさ、SFってなんだろう…
結構こういう風に流れていく映画多くない?
なるほどね、人間ドラマってよりは…
そうそうそうそう。
ストーリーをちゃんと完結することを。
確かにSFって時点でそもそも非現実だからさ。
そうそうそうそう。
だからそんなに感情移入できるできないは私考えないで見てたんだけど、
でも思ったより入れたなって思った、期待してなかったから。
なるほど。
でもなんかSF映画の中ではだいぶ異色だよね、戦う。
そうだね。
戦いとかないしさ、せっかく未来が舞台なのになんか未来っぽい武器とか…
ないしね。
武器とかも特に出てこないじゃん。
そうだね、設定として宇宙飛行施設っていうのがあるっていうだけでね。
だから現実的なSF映画1位なんだろうね。
確かに。
そういうことなのかな、なるほどね。
それで、そのSF映画私そんなに数見たことないのね。
で、SF映画といえば2人は何?
私が今パッと思いつくのは、インターステラーと2001年宇宙の旅なんだけど、
私が見た中で今思い出せるのは。
なるほどね。
でもそんなもんなんだよね。
そもそもあんまりSF映画っていうの見なくて。
SFすごい定番、猿の惑星、ジュラシックパーク。
ジュラシックパークってSFなの?
まあそうだね。
ターミネーター、テモローランド、バックトゥーザーヒューチャー。
はいはい、見た。
結構見てた。
USA2、スターウォーズとスタートレックかな。
それどっちも見てないな。
マトリックス、ブレードランナーとかね。
54:00
それも見てない。
けど、今私が言った中全部そんなに感情輸入する系じゃないんだよね。
私の感覚としては。
それ、多分ガタか、多分感情輸入できる系のむしろSFかなと思ってたんだけどね。
そうそう、私もそっち派だった。
なるほど。確かにそう言われると、今挙げてくれた例のやつとか、
いろいろ言われると、確かにそのストーリー、脚本的にガタか、そういう感情輸入する系SF映画だなと思ったんだけど、
個人的にその多分共感できる人物がいなかったっていうところかな。
なるほどね。
私個人的に映画見るので一番こう大事にしてるっていうか、
それが自分の中の評価を上げるポイントとしては、
その登場人物の誰かしらに共感したり感情輸入ができるっていうところが結構大きくて。
なるほどね。
自分と似てる部分があるキャラクターとか、自分と似たような境遇のキャラクターとか、
こういった方が入り込みやすいというか。
いつもはね。
なんかあれだね、パートナー探しみたいだね、映画の見方が。
なにそれ。
そうかな。
理想の映画のタイプみたいなね。
そうそうそう、そうマジで。
これ珍しいのかな。
わかんないけど、感情輸入するかどうかをそんなに重視して、
映画を見てないからこそSFとか好きなんだけど普段。
そうだね。
マリコはそうだよね、ファンタジーとか、非現実の方が楽しいって前言ってたね。
チャーリーも?
自分に照らし合わせるとかは滅多にないかな。
そうなんだ。
こうやってだから、登場人物、全然自分とは全然違う登場人物の気持ちを考えるとかするの好きだけど。
それも好きよ、わかるよ。
だけど、なんだろうな、あ、こいつ俺だわかるみたいなのはそんなにないかな。
滅多にないし、埋めてもないかな。
そうなんだ。
逆に、この映画とちょっと関係ないかもしれないけど、
彼女がよく言う、感情の流れをすごいしっかりゆっくりどっしり描いてる映画ってあんまり見ないんだよね、私。
なるほど。
映画に求めてるものが人それぞれ違うんだね。
そうだね。
マリコとチャーリーは比較的似てるのかな、その辺が。
一律離れするために見てるからね。
どうだろうね。
俺もまだ本質を見せてないところあるから。
俺もマリコが腹の中でどんなものを抱えてるのかも。
57:01
そうだね。
私、腹の中になんもないんだけどね。
あるある。
ある?
それでね、あんまりSF映画そんなに普段見るほうじゃない、ないんだけど、
それでもガタカを見て、さらにさっき、あんまりこの宇宙要素がないよね、みたいな話もしたと思うんだけど、
その中で唯一私が、このシーンちょっとこれのオマージュかなって思ったシーンがあって、
ガタカに?
唯一ね、最後、土星に行くシーンあるじゃん、お医者さんに検査一応パスさせてもらって、
医者いいよね。
あれすごく大事だよね。
その後に、土星に行くために宇宙船に乗り込むシーンあるじゃんね。
あるね。
そこの、ヴィンセントが歩いていくところの、なんて言ったらいいの?通路。
バックグラウンドが白くて、ホワンホワンホワンって、でっかい管の中みたいなのを歩いていくところが、
ちょっと2001年宇宙の旅っぽいかなってちょっと思った。
そこで唯一ちょっと私は宇宙を感じたシーンだったなって思ったんだけど、
俺ちょっとこれ言いたいことあるんだけどいい?
はい、どうぞ。
まず、お回しかどうかは分かんない。
俺はぶっちゃけ。
何が言いたいかっていうと、
俺がああいうのちょっと好きなんだよねっていう話。
ああいうのっていうのは?
90年ぐらいのSF映画の未来の。
分かる。
全然分かんないから説明お願いします。
分かった分かった分かった。
もうちょっと分かりやすく、一番分かりやすいで言うと、スペースマウンテン。
素晴らしい。
スペースマウンテンのエリア。
あんな世界は結局起こんなかったんだけどさ、90年とか80年ぐらいに、
2、30年ぐらい前の人たちが想像した未来の姿みたいなね。
主にアメリカなんだけどさ、大体。
映画とかによく出てくるガタカの、謎の施設の世界観と言いますか。
分かるよ。
なんか好きなんだよね。
なるほど。
ロマンがあるよね。
ロマンがあるっていう。
スターウォールズとかもさ、俺別にスターウォールズ好きでも嫌いでもないんだけど、
昔のやつとか見るとなんかね、施設のさ、中の感じとか。
1:00:05
非現実的な近未来世界っていうか。
フィルムでちょっと昔のフィルム、近未来を描いてるのに、昔の荒い感じのフィルムっていうのがまたいいよね。
なるほど。
ああいうの好きなんだ。
なんかちょっとさ、この辺そういう系の映画、その辺の時代のそういう系の映画ってやっぱ共通点みたいなのあるじゃん。
それぞれの映画で、この映画ではこういう感じの世界観、こういう感じのセットとか。
もちろん違いはあるけど、何かこう、みんなエイリアンって言ったらグレイみたいなさ、想像するみたいな感じで、
ちょっと共通認識みたいなのがどっかにあると思うよね。
そういう意味では、ガタガナの未来のやつとか、2001年宇宙の旅とかのやつとか、
そういった意味でなんか共通点みたいなのがあって、オマージュに見えた。
オマージュとしてやってるのかは知らないけど、
どうかなってちょっと思った。
私もちょっとこじつけはこじつけなんだけど、そのオマージュかどうかってところはね。
似てるっちゃ似てるって言えるかな、みたいな。
ちょっとオマージュであってほしいみたいなところがある。
なんかね、惹かれるものがあるんだよな。
意味わかんない機械とか。
なんだよ、これ。
男の子目線なのか?そういうわけじゃない?
えー、違うんじゃない?
いや、俺これ、彼女がわかってくれるのが確かに驚き。
本当?
確かに男の子目線みたいな感じするよね。
そう?
なんかこう、あれも、映画好きっていうのもあんのかもしれないけどね。
なんか正直ね、1年宇宙の旅は結構難しいし、
そんなすごいなんか素晴らしかったって思った映画では正直今の時点ではないんだけど、
あの映像美としてすごく好きだったの。
芸術品として私はね。
もともと80年代、90年代のちょっと擦り切れ感っていうのかな。
なんかそれ映画だけじゃなくて、
例えばその当時のCDのジャケットとかもそうだけど、
なんかちょっとカラフルだけど、
こう、粗いフィルターがかかってるようなデザインが個人的にすごく好きで。
俺あと粗い好きなんだよね。
まだ写真とかが流通してないぐらいの時代のなんかポスター、アメリカの。
わかる。
かわいい色あせた感ね。
かわいい色あせた感の、なんだっけあの、
よく有名なさ、なんか、
We can do itみたいな女の人の。
1:03:02
女の人系の。
ウーマンエンパワードみたいなやつね。
そうそうそうそう。
あれみたいなやつ。
わかる。めっちゃわかる。まさに。
まさにそういう感じよ。
なんかね、いいんだよね。
わかりますよ。ロマンがね、あるんだよね。
ロマンがあるしね。
なんか映画あるあるみたいな感じ。
そうなのかな。
ちょっと2001年うちのための話もしたいわ。
私見たことないわ。
見てほしい。
そうだね。
ちょっと長いけどさ。
そうなんだ。理解できるかな。
逆にマリコみたいな思考の人の方が理解できたりとかするのかな。
かもね、かもね。俺もよくわかんないよ。
難しいんだよね、あれ。
ぜひちょっと今度その回やろう。
いいよ。SF映画ね。
カノンはだから、そういうバンバン爆発みたいな戦い、エイリアンが潜めてきたみたいなやつってよりは、
SFは90年代とかの、俺が好きな世界観が好きとかそういう部分もあるから別にアレルギーってわけじゃないんだけど、
どっちかっていうと、SFなら人間ドラマ系、ガタカとかね、インターステラーとか。
そう、インターステラー大好き。
とかが好きですよと。
そうなの。
たぶん、私映画見るのに非現実、現実逃避を求めてないんだよね、映画に。
なるほどね。
だからアクション見ないし、ファンタジーもあんまり見ないし、ヒーローものも見ないのよ。
それよりも映画を見て、心洗われたり救われたり、癒しになる方を求めてるから、
だから共感したりとか、こういうふうに感じるの、私だけじゃないんだって思った方が楽しいみたいな、っていう感じかな。
マリコと真逆なんだよね、その辺が。
マリコは、現実逃避をしたくて見るみたいなのが多いのかな。
何気ない、何もないサンデーをどう楽しくするか、さあ映画の世界に行こうっていうイメージ。
映画の世界に行っちゃうわけね。
そうそう、だからディズニーに行くイメージよ。
ディズニー見る時もそうだけどね。
ディズニーランドとかも好きだもんね、マリコ。
そうだね。
俺もちなみに好きだよ。
どっちが?
ディズニーランド。
1:06:01
そうなの?私は別に嫌いじゃないけどさ。
なんかよく、そういうの嫌いそうだよねって言われるけど、
別にみんな毎年行ったりとかしないけど、行ったら楽しいよね。
そうなんだ。
さっき話し戻りましたけど、スペースマウンテンのとこも、あれもそうだけどもっといいのあったわ。
何?
ディズニーシーの海底2万マイルのあたり。
あたりって、海底2万マイルの中じゃなくてエリアってこと?
あの辺のなんか潜水艦とかあって、
あーなるほど。
位置関係も俺覚えてないけど、なんか昔さ、ストームライダー。
今の子供たちからしたらちょっとチープに見えちゃう感じの、あの雰囲気ってこと?
そうそうそう。
昔から見た近未来みたいな。
確かに。
っていう感じだな。
分かりやすいわ。
分かりやすいって。
ディズニーランド楽しいよねっていう話。
楽しいよ。
なんだかんだ。
分かるよ、なんだかんだ楽しいんだよね。
楽しませる、SF映画の話。
そうSF映画の感情移入できる系がそうじゃないか。
最後にさ、
はい。
まりこがいるうちにちょっと1つ聞きたいことがあって、
このガタカの一番最初映画始まるときに、
あの旧約聖書からの引用があるじゃないですか。
旧約聖書からの引用なんだ。
そう、らしいんです。
どこだ?
一番最初、ただ文字で英語でバーって出てきて、
日本語で字幕出てくるんだけど、
一応それの日本語読むと、
神の御業を見よ。神が曲げたものを誰が直し得ようか。
っていう伝道の書7章13節、旧約聖書から引用らしいんだけど、
これがいかにして、さっきの考察につながってくるのかな。
もうちょっと早く話せばよかったんだけど。
ごめん、もう一回言って。
神の御業を見よ。神が曲げたものを誰が直し得ようか。
神が曲げたものって何?
曲げた、そこが考察の部分かなっていうのと、
この聖書っていうところでも、
1:09:02
この聖書を勉強している人たちにはどういうふうに聞こえるのか。
ちなみに英語は、
これなんて?
それが読めないんだよ。
って書いてあります。
だから、私が思ったのは、神が曲げたものを誰が直し得ようか。
だから、曲げたものっていうのがどういうふうな意味で捉えるのかわからないけど、
これDNAを操作するっていうのがポイントになってくる映画じゃんね。
結局、DNAを操作して優秀なDNAを作ってるわけじゃんね。
デザイナーベイビー的な。
それでも、やっぱ、ジローブとかは、
人並みにいろいろ苦しい思いとかをしたわけじゃん、結局。
一応、完璧を目指したDNA操作をされた遺伝子だったけど、
結局は、いろいろ人間としての人並みの苦悩があったりしたわけだよね。
逆に、遺伝子操作をしないで生まれてきた、いわゆる神の子と呼ばれる、このヴィンセントは、
結局、自分でいろいろ努力して、他の人の協力もあったけど、夢を達成することができたっていうところで、
この旧約聖書のあれがなんか響いてくるのかなって思ってたんだけど、
いや、響くね、これ。今見ると。
アイロニックだね。
確かに、これに尽きるんだよね、この映画のすべてが。
うん、とは。
ジェロームも今言ってたとおりにそうじゃん。
遺伝子操作されてたのに、結局銀メダルじゃ満足できなくて、最終的に自殺しちゃうわけじゃん。
その反面、ヴィンセントの方は劣性遺伝子なわけだけど、
強い意志を持って、自分の夢を叶えるわけでしょ。
で、他にも細かいところで言ったら、ユマサーマンズ、ちょっと似たような問題を抱えてる。
そうだったね。
みたいなのもあるし、さらに細かいところまで行ったとしたら、
殺人の犯人だったら署長とかもいるじゃん。
署長も途中で刑事に問い詰められるけどさ、
いやいや、俺の遺伝子に攻撃性とかそういうの一切ないから、みたいなの見てみろよとか言ってたじゃん。
でも結局、人を殺してることになる。
1:12:08
結局、最初のこの引用に、帰ってくるようになってるのかなって思ってね。
そういうことだよね。
弟とかもそうだよね。
結局だってね、泳ぐ対決負けるしね。
そうそう。
なんかでも、俺ネットで見たんだけど、これは、
この弟について結構なんかいろいろ面白い考察があって、
1個は、これもなんか描写が少ないせいなんだけど、
俺が1個まず面白いなと思ったのは、
見た人によっては、弟死んだと思う人も結構いるらしい。
え、それ?
それ、まさにそれ言うか迷ってたの?
俺その発想正直なくて、
あ、そうなんだ。
なんか溺れてだから、あれ2回目じゃん、助けんの。
だからまあ普通に今回も助かったんだろうなと思ったんだけど、
よく考えたら確かにあの後に出てないんだよね、弟ね。
私ね、死んだと思った。
え、だよね。
あ、そうなんだ。
人によってはだから死んだと思う人もいるみたいで、
たぶん意図してないと思うんだけどね、作った側は。
そうなのかな。
編集があまりうまくなくて、
誤解っていうか、誤解なのかわかんないけど、
結局混乱を生んじゃうみたいな風になるかもしれないけど、
それ見て確かにって思ったね。
そういうことも撮れるなって。
そう、だから私死んだと完全に思ってたし、
その後写真破るじゃんだって、あのシーンの後に。
泳ぎでうわーってなって。
あ、1回目で死んだと思ったの?
1回目で死んだと思った。
あ、1回、いやそれは違うでしょ。
私1回目で死んだと思った。
あ、そうなんだ。
だから、刑事がお兄さんだったっていうのを全く頭になくて、
死んだと思ってたのね。
うん、だって写真破ってたし。
え、写真破ったのあれ、イーサンの方じゃないの?
破ったのイーサン。
そういうことか。
俺はもう家族を離れるから、俺がいないと思って生きていけって家族を置いていく、
自分の写真を破ったのかと思ってた。
自分の写真を破って出てって、それを後ろから見つめる弟みたいな。
そうそうそうそう。
すっごい混乱して見てたわ、あれ。
いやまあ、無理もない。混乱しても無理もない。
でも、どちらにしても死んだと思ってたからこそ、刑事が弟だと思い至らなかった。
なるほど。
どこでお互いがお互いを認識したみたいな明確なシーンが無いからさ、
特に1回目とかだと結構混乱してもしょうがないと思う。
そうだね、確かに分かりにくかったね、あそこ。
1:15:01
でもやっぱり2回目でも死んだと思った人がいっぱいいたってことだよね。
そうそう。
あそこで溺れて、助けた風に見えたけど、俺にはね、
そのまま岸まで帰ったみたいな描写も多分無かったし、
その後、お疲れいってらっしゃいみたいなシーンとかも無いから、
死んだの?って思う人もいるらしいね。
俺は死んでないと思うけどっていう話。
私も2回目は死んだって思わなかったな。
あ、そう?
そう、1回目、あ、生きてたんだってなったから、今回も、あ、生きてんだろうなって。
で、ちょっと経過は違うけど、チャーリーと同じ感じだった。
普通はそうだと思うんだよね。
でも、人によってはそういう見方もあるんだなって思って、面白いって思った。
もう一個、実は感心したのがあって、
これも完全に考察で、理由とかは明確な理由とか無いんだけど、
弟は水泳対決で、わざと負けたんじゃないかみたいな、言ってる人がいてね、
おー、なるほどね、だったら面白いなって。
2度目?
いや、最初も、1回目も2回目も両方。
あ、どっちも?
勝たせたってやつ?
そう、だから元々水泳対決はそんな好きじゃなかった。
どうせ自分が勝つのに。
お兄ちゃんが心臓弱いのも多分知ってたわけじゃん。
いつ心臓が止まられるか分かんないやつとさ、どこまで泳げるかチキンレースみたいなやつ、嫌で。
でも、かといって、わざと勝たせちゃうのもあれだから、
なんか溺れたふりをして、鼻を抜かせてやって、みたいな。
なるほど。
みたいな考察をしてる人もいた。
確かに、死なれても困るな。
だから、そうとも取れるかなと思ったけど。
なるほどね。
なんか見れば見るほど、考えすぎて混乱しそうだな、この映画。
そうだね。考察の余地がありすぎるから、
取り様によってはね、こんな考え方もあんな考え方もできる、みたいな。
これを意図してなのか、初監督作品だからこうなっちゃったのかは、ちょっと分かんないよね。
分かんないね。
でも、俺、いろいろ言ったけど、全体的に見てても、やっぱりいい映画だなって思うね。
ちなみに、最初言い忘れちゃったんだけど、評価すごい高くて、
フィルマークス4.0だし、露天トマトも、これなんかさ、2つあってよく分かんないんだけど、
トマトメーターは83%で、オーディエンススコアも87%。
1:18:03
すごい世間の評価もとても高いんだよね。
これはめっちゃ好き、ほんとに。
なんかこうやって考察すると、より良さが分かって、愛着湧くの。
そうだね、私はSFって思って見ちゃったから、予想外だったんだよね。
で、あとこれSFって思わないで見た方が、SF普段見てる人は心の用意できるだろうなって思った。
なんだよ、戦わねえじゃん、みたいな風に思ってたの。
思ったより、だから人間じゃんって思ったんだよね。
宇宙でふわふわ浮いたりしないし、みたいな。
うち行かないしね、最後まで。
行かないもんね。超一瞬だしね。
そうね。
最後全然愛着のない仲間と一緒に旅立つしね。
なるほどね。私は逆にSFそんなに期待して見る方じゃないから、逆にマリコの逆だったけどね。
思ったより面白いと思った、最初に見たとき。
そういうことね。
いい映画だと思うね。
いい映画だと思う。
だいぶ。
私は共感できた。
誰に共感したの?マリコ。
誰一人っていう、この人にすごい全部共感したっていうわけじゃなくて、
ちょっと敷かれたレール感とかは私すごい共感できるし、
なるほどね。
そう、で、敷かれたレールの中に、痛くないはずなのにその中で頑張っちゃう自分っていうのもちょっと理解できるし、
結局求めちゃうんだよね。
その中の金メダルを求めちゃうんだよ。
上手いこと言ったみたいな。
そんなつもりないですよ。
全然ない。
で、その自分で掲げた目標じゃなくて、誰かに与えられた目標ってわかってるのにそれを達成することに、
その、承認だよね。
人から承認してもらうっていう意味で、そこに執着してしまうっていう感覚ってことだよね。
その葛藤もすごいわかるし、
なるほどね。
彼もわかるし、
っていう部分とか、社会的ステータスの差を感じる、
ヴィンセントの立場もすごいなんとなく、
あーわかるわーって思った部分あるし、
そうなんだ。
結構共感が多かった。
なるほど。
俺もあるかな。
全体的に。
1:21:00
共感っていうか、感情移入っていうか、
そうだね、そんな感じで。
結構入り込んで見れたかなって思う。
初めて見たときも。
ちなみに、チャーリーの奥さんのマミシュを見たって言ってたよね、確か。
見たね。
どんな反応だった?
確かに、気になる。
あんまり覚えてないけど、よかったね、みたいな。
たぶんそんなに話してないかな。
そうなんだ。
でもこれ見る年齢によってだいぶ変わりそうだけどね。
そうね。
確かに。
あんま年齢いってる人だと、
そんな感じするよね。
夢を追う若者の話だからね、映画はね。
その同じような境遇に立たされたのが最近っていうか、近かったりとか、
今まさにっていう人は確かに若者が多いかもね、この映画は。
そうだね。
じゃあ最後、さっきも最後にって言ったけど、
最後にこの映画を見て、さらにおすすめしたい映画がある人、教えてください。
なるほどね。
俺一個あります。
何でしょう?
今日、今話してて思いついたんだけど、
いろんなとこからまずつながっていくんだけどね。
まず最初の方に話した演技の話をしたじゃん。
俺が、素人の俺がすごいと思う演技。
2つ言ったと思うんだけど、
一個は同じ人なのに全然違うシーンを演じ分けるというか、
それがすごいと思う。
もう一個はすごい複雑な心境のシーンとかを完璧に演じるみたいなね。
俺が今から紹介する映画は、この2つ目にあたるやつ。
校舎ね。
そうそう。
さらにかつね、ちょうどさっきまでSF映画はSF映画だけど、
あんま戦いとかっていうよりは静かなやつ。
ストーリーメインの話とかね。
それにも当てはまるなと思って。
いいね。
コンタクトっていう映画があるね。
あ、知ってるな。
コンタクトだっけ名前。
ロバート・ゼメキス、バック・トゥ・ザ・フューチャーとか、
フォレスト・ガンプのロバート・ゼメキスっていう。
俺すごい大好きなんだけど、監督。
これもロバート・ゼメキス。
同じ年ですね、ガタガタと出たの。
1:24:02
1997年のSF映画。
俺これめっちゃ好きで。
ロバート・ゼメキスって名前は知らなくてもさ、
そんな映画見ない人でもフォレスト・ガンプとかバック・トゥ・ザ・フューチャーとか、
キャスター・ウェイとかもかな。
見たりすると思うんだけど、
隠れてるってことじゃないんだけど、
ロバート・ゼメキスもヒット作の中ではちょっと、
1ランク2ランク落ちるくらいの知名度の映画だね。
SF映画であらすじを簡単に説明すると、
女性科学者が主人公なんだけど、
女性科学者が宇宙からの行進みたいなのを受信して、
謎のね、そっからこの行進はどこから来てるのか、
どうやって発生してるのかっていうのを突き詰めて、
突き止めていくっていう話、簡単に。
メッセージみたい。
そう、メッセージとよく似てるって言われるね。
メッセージは見たな。
メッセージはね、私も見た。
見たね。
で、コンタクトはまあだからそういう話。
メッセージ確かにあらすじだけ話すとだいぶ似てる。
ちょっと長いんだよね。
長いんだけどね。
そうだね、150分で書いてあるわ。
そう。地味な割に長いから、
おすすめしやすいかって言ったらちょっとあれなんだけど、
宇宙の行進を聞いて、
これ一体どこから来てるのかっていうのを話していくっていう。
女科学者が主人公で、
これがジョディ・フォスターってわかるかな。
女優さん。
もちろん若い頃に演じてて、
これがね、最後の方に、
あんまり言うとネタバレになるから言いたくないんだけど、
もし見るとしたらね、
最後の方にジョディ・フォスターが、
記者会見みたいなのをするシーンがある。
この時のジョディ・フォスターの女科学者の置かれてる状況が、
すごい複雑な状況なの。
科学者として、女性として、
でもいろいろ経験した人としてみたいな。
その時に、記者会見の質問とかに答えるんだけど、
めちゃくちゃ難しい心境のシーンで、
なのに、
そういう心境の人にしか見えないわっていう感じの演技をする。
それを見て、すごいなって。
なるほど。
1:27:01
だからちょっと長いし、地味だけど、
ぜひね、見てほしいかな。
ちょっと見たくなったわ。
で、もう一個ね、
この映画、見どころがあってですね、
ロバート・オリザメキスって言ったら、
俺がなんで好きかっていうと、
カメラワークがね、面白い。
これ大事だな。
バック・トゥ・イズ・フューチャーとか、
ビッグネームに名前が引っ張られて、あれなんだけど、
コンタクトにすごい有名なカメラワークのシーンがあってさ、
なんて言うんだろうな、
これ口ですごい説明するのが難しいんだけど、
コンタクトの鏡のシーンみたいなのがあって、
家の中、ミステリーみたいな雰囲気もあるからさ、
この映画自体に。
ちょっと不安な空気とかが漂ってるんだけど、
ジェリー・フォルスターが家の中を歩いてるのを、
後ろからずっと長回しで撮って、
長回しで撮って、最終的に洗面所の鏡みたいなところに寄ってって、
寄り切ったと思ったら下がって、
なんて言うんだろうな、
あれ、ずっとノーカットで撮ってるのに、
どうやってこれ鏡の中に入って、鏡から出てきたの?
なるほど。
これね、口で説明するのすごい難しいから、
たぶんYouTubeとかでも出てくると思うんだけど、
コンタクト、鏡とか検索したり出てくるから、
ぜひそこだけでも見てほしくてね。
わかった。
すごい有名なシーンがあって、
そういうカメラワークを対応してる作品があるのよ。
今日その映画の話しないけど、
だから結構ホラー映画とかにも意外と向いてるのね。
あんまり有名じゃないけど、ホラー映画とかも撮ってて、
人を不安にさせるこのカメラワーク。
おもしろいね。
そういった見どころもまたあるので、
演出とかもやっぱ上手いんだよね。
いいプレゼンですね。
気になったわ、人を不安にさせるカメラワーク見たい。
そこはだからもう、
もちろんそのシーンだけ切り取って検索するから出てくると思うから、
そこだけ見てもいいんだけど、
長い、何回も言うけど、長い映画だけど、
やっぱその映画の中で見ると、
さらにね、魅力が。
なんてなんかね、他の映画であのカメラワーク見たことないね、俺。
1:30:04
なんかオマージュとしてやってるのかもしれないけど、
いまだに俺、あれどうやって撮ったのかわかんない。
ぜひ見ますわ。今Amazonプライムで見れるみたいだし。
本当?
今この時点では。
人間ドラマっていう意味では、ちょっとあれだけど、ストーリーメインかな。
脚本もいいのね。
脚本も俺は好き、なんかロマンもあるし、
ロマンもあるし、
人間関係っていうのではあんまりないけど、
女科学者の変化というか、
記者会見のところにグッと組んだよね。
なるほど。
じゃあ注目ポイントがたくさんあるんだね。
もしかしたら俺だけかもしれないから。
それを確認する意味も込めて、ぜひ見たいと思います。
暇だったら見てみて。
見ます。
じゃあ今日はこんなところかな。
はい。
じゃあまた。
おつかれ。
バイバイ。
01:31:21

コメント

スクロール