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2022-04-21 1:57:43

#003 それでも夜は明ける (12Years a Slave)

⚠️このエピソードは「それでも夜は明ける (12Years a Slave)」のネタバレが含まれています

【それでも夜は明ける (12Years a Slave) 感想トーク回】

日本人として本作はどの様に写るのか。 映画の見方は三者三様。どんな心構えで鑑賞しましたか?

◆◆◆ 作品情報 | ソロモン役なんかみたことある | この作品がグロいか否か | 白人側のリアル | 最近の映画って人種配役気にしすぎじゃない? | 日本人としておもう人種差別の重みとNワード | ヒップホップの歌詞に共感できない | キャストの話し方 | 印象的なシーン | いじわるおばさん | なんでエップスムチ打ちしたん? | 相手の立場に自分を重ねて考える | Kanoは昔爆弾だった | ソロモンの首吊りシーン | nothing to forgiveの字幕について | 邦題について | おすすめの映画 ◆◆◆
00:08
こんばんは。
こんばんは。
おはようございます。
Wheel of Filmsは、同じ外語大出身の3人が、少し大人になって全く違う境遇から、映画の紹介、感想、考察をしていく番組です。
番組を聞いて、次に見る映画やあの映画の考察の参考にしてみてください。
はい、今日の映画は、それでも夜は明ける、です。
今回のエピソードは、作品のネタバレを含んでいます。
まだ見ていない方は、作品を鑑賞してから番組をご配聴ください。
はい。
はい。
ということで、それでも夜は明ける、ですね、今日は。
はい。
タイトル放題は、先ほど言った、それでも夜は明ける、で、原題が12Years a Slave、ですね。
で、これは2013年に制作された映画で、ジャンルとしては、ドラマ、歴史になるのかな?
そうだね。
で、作品時間は、2時間ちょっとですね、134分。
監督が、スティーブ・マック・ウィーン。
有名かわかんないけど、一応代表作は、たぶんシェイムとこの作品かな。
うん、シェイム見たことないな。
シェイム見たことあるけど、たぶんね、ネットフリックスオリジナル映画だったかな。
で、それ撮った後に、このそれでも夜は明けるを撮ってるみたいですね。
あ、そうなんだ。
シェイムってネットフリックスなの?
うん、だった気がする。オリジナルだった気がする。
それもちょっと重い映画だった。
で、脚本はジョン・リドリーっていう人なんだけど、あんまりこれ以外に確かなかったんだよな、それといって作品が。
知らない、俺も聞いたことないな。
逆にロストマネーの方が見たことあるな。
ジョン・リドリーの?
あ、ごめん、監督の。
監督の?このスティーブ・マックイン。
あ、最近のやつ?あ、でも2018年。
まあ、最近ちゃ最近。
そうだね。でも、4つだけなんだね、映画は、この監督。
すごいね、4つのうち2つがかなりヒットしてて。
で、まあ、この映画は、キャストが結構大事かなっていう印象で、
03:06
主人公のソロモン・ノーサップは、キュエテル・イジョホさん。
名前難しいよね。
そう、すごいアフリカの名前だよね、全体的に。
ぽいね。この人さ、名前俺知らなかったんだけどさ、すっげえ顔を覚えてんだよな。
そう、私もなんかどっかで見たことある気がする。
どっかで複数回必ず見てるはずなんだけど、何か思い出せないんだよね。
でも、他、私が見たことあって多分有名だなって思うのは、
アンジェリーナ・ジョリのソルトとか、あと2012とか、
あとラブアクチュアリーとか、
あとマレフィセント2にも出てるらしい。
結構見てるんだね。
全部見てんだけど、ああーってならないよ。
そうなんだよね。
そう、私も全部見てるけど、あの人ねーってなんない?
そうなんだよ。
わかるわかる。
なんか、あのなんか、焦った顔というか。
でも、騎士感のある顔ではあったよね、たしかに。
そう、で、彼はロンドン出身で、両親がナイジェリアの人らしいですね。
へー。
ロンドン出身なんだ。
そう、ロンドン出身の。
で、あと、あとはやっぱパッチーだよね。
女性の。
この人の名前がね、すごくアフリカな感じの名前でね、ルピータ・ニョンゴさんって言うんだけど、
彼女はメキシコ出身で、ケニア育ちなんだって。
へー。
出身はメキシコなんだ。
だけど、育ったのはケニアなんだって。
おもしろい。
それ以外の人はあんまり詳しく調べてはないんだけど、
まあ、この2人がやっぱ重要人物かなっていう印象で。
でも、ビッグネームで言ったらさ、
ベネディクト・カンバーバッチとさ、
主人から主人に移り変わってくるじゃん。
最初は貧乏だけど優しい人。
それがベネディクト・カンバーバッチで、
フォードさんね。
そうそう、フォードさんだっけ名前。
その次に行く悪いやつがマイケル・ファースベンだね。
ちょい役でブラッド・ピットだよね。
06:02
そうだね、確かにブラッド・ピットですね。
スタッフロール見てて思ったんだけどさ、
ブラッド・ピットも制作側に関わってるんだよね。
ディレクテッド・バイ・ブラッド・ピットみたいな感じだったよね。
他にも名前あったけど、
だからタランティーノみたいな感じで、
自分で作ったやつにちょい役で出るみたいなの。
なんかやってたよね。
私もエンドロール見てそれ思った。
ちなみに、この作品はとってもたくさんの賞を受賞していて、
2014年のアカデミー賞は作品賞と脚色賞と、
あと女演女優賞、パッチー役の日本語がとっていて、
それ以外もゴールデン・グローブ賞の作品賞とか、
インディペンデント・スピッツ賞の作品賞、脚本賞、
トロント国際映画祭のPeople's Choice Awardとか、
英国アカデミー賞の作品賞と主演、こっちでは主演男優賞。
で、あとこれよくわからなかった。
放送映画批評家協会っていうのでも作品賞を取っている。
とっても有名な作品ですね。
これ見た時に、
ソロモン・ノーサップを演じているキュエテルさん、
主演男優賞アカデミー賞で取れなかったんだと思って、
ちょっとびっくりしたの。
確かに。
誰が取ったっけな。
でね、その年に主演男優賞取ったのは、
マシュマコの日だった。
ガラスワイヤーズクラブか。
あ、そう。私見たことないんだけど。
誰だそれ。
マシュマコの日絶対知ってるよ。
それこそ、この間のコンタクトにも出てるし。
この人ね、私のタイプの人ね。
言うと思った。
ラブコメとかにも出てるし、
ちょっとチャラ役が多かったりするね。
そうだね。
ガラスワイヤーズクラブで主演男優賞は納得って感じ?
そうだね。
ガラスワイヤーズクラブもいい映画だね。
主演もいいし、女演もすごい。
女演男優賞も多分取ったんじゃないかな。
ジャレットレッドなんだけど。
そうなんだ。あり得るあり得る。
09:02
さすがチャーリーだね。
チャーリー結構アカデミー賞とかちゃんと見てる人だよね、確か。
俺実家がワウワウっていうSA放送をずっと子供の頃から撮ってて、
親がね、もちろん。
俺もそのせいで映画大体いろいろ見てるんだけど、
アカデミー賞はもう親がずっと興味あって、
俺も子供の頃から一緒に見てて、
生中継すんのよ。独占生中継のアカデミー賞って日本だとワウワウが。
だから生放送もあるし、生放送の前に散々ノミネート作品の特集とかもやるのね。
だからそういうのを毎年見てたから、
高校とかになって物心ついてみると、
そういうの見るのがかっこいいなと。
映画通みたいでかっこいいなと思って、
自主的に見るようになって。
だから実家出るまでは毎年大体全部チェックしてたから。
なるほどね。
私ちゃんと見たことなくてさ、そういう受賞式。
でもチャーリーはよくチェックしてるイメージ。
毎年生で見てた大体。
すごい。
この年のアカデミー賞の他のノミネート作品が、
私ほとんど見たことないんだけど、
アメリカンハッスル、キャプテンフィリップス、
ダラスバイアーズクラブ、ゼログラビティ、
ハー、ネブラスカ、
あなたを抱きしめる日まで、ウルフ・オブ・ウォールストリート。
ネブラスカってなんだっけな、覚えてないな。
ネブラスカはサブタイトルみたいになったんだけど、
まあいいや。
ほとんど私見たことなくて分かんなかったんだけど、
でもそれでも確かにこの作品は作品賞を取るだろうっていう、
ね、印象を受けました。
そうだね。
ちなみにチャーリー今回初めて見たんだよね。
いやあのね、さっき見たんだけど実は。
途中で前に見たことあるって気づいた。
あ、そう?
俺こんだけ毎年チェックしてるとか偉そうなこと言っといて、
途中に行くまで見てたってことに気づかなかった。
しかもこれが作品賞取ったやつだってことも完全に忘れてたし。
じゃあ見てたんだね。
好き?こういうの。
いや俺好きだよ。好きだよ全然。
映画としてもやっぱりよくできてるしさ。
演技とかももちろんそうだしそれだけじゃなくて、
12:02
まあ全部だよね。
作品賞取ったってことはまあそういうことなんだろうけど。
まりこはさあ結構あんまりこう感情がグーってこう揺さぶられるような作品とかさ、
なんだろうちょっとグロかったりちょっと変態チックだったりみたいなちょっと過激な映画そんなに見ない人じゃない?
だけどそんなまりこがこれを見て見たいって思ったのと見てどう思ったのかちょっと気になったんだよね。
確かに。
これなんかまりこが今回これにしようと思ってきた映画だったよね。
そう。
アメリカ歴史系もともと興味があるんだけど、
なるほど。
もともとねトピックとして。
あとこの映画さトピックはすごい重いけど、
実際シーンがグロいかって言ったらグロくないじゃん。
そう?
そうだよね、ムチ打ちぐらいだよね。
もっとグロいやついっぱいあるじゃん。
まあねグロいだけをピックアップしたらね。
そうそうなんか手術のシーンとかあるわけじゃないし、
題材としてはすっごい重いけど、
すごいリアリティーにあふれた映画だなって感じてすごい引き込まれたんだよね、初めて見たとき。
別にショッキングな描写とかそんなないからね。
そう知ってる、黒人差別があるっていうのは知ってるじゃんみんな。
あった、あるっていうことは知ってると思うんだけど、
自由黒人がいたこともこれ見るまで知らなかったし、
この詳細を見れたところにすごい引き込まれたんだよね。
なるほどね。
だからまあその手術を語る歴史作品としてね。
そうだね。
なんかもともと興味があるから、
こんなことあったんだ、こんな風だったんだみたいなのが。
そうそうちょっと白人サンサイドの描かれ方もリアルだったじゃん。
そうだね。
みんな結構この時代の、病んでたっていう言い方が正しいのかわからないけど。
いろんなやつでいたよな。
そうそうそうそう。
その綺麗じゃない映画として、わーリアルだわーって思ったのが初めの印象。
なるほど。
カノは?
私は逆に、その普段結構重い映画とかグロかったり、エロかったりみたいなのをよく見る人、好んで見るんだけど。
カノはグロいのとかエロいのとかを好んで見ると。
そう、普段から重いのを見るんだけど。
これに関してはずっと見ないといけない作品だなって思ったけど、正直見るのをずっと避けていた作品で。
15:04
見るとしたらすごく体力、いろんな意味で体力使うだろうなって思ってたから、見る時をタイミングを結構待ってたっていうか。
だけどなんでこの映画を見ようって思ったかっていうと、
ヒップホップがとっても好きで、
ヒップホップってやっぱり黒人さんのカルチャーで、
黒人差別っていうところが根源にあって発展した音楽だから、知っとかなきゃなって思って、
ヒップホップのルーツをたどってたら、やっぱりこの映画は見とくべきだなと思って見たんだよね。
なるほど。
だけど私は、すごいうーってなったし、すごいグロいって思っちゃったし、
マリコットを受けた印象は全然真逆かも。
そうだね、きっと。
彼女が普段見てる映画、全部はわからないけど、
たぶん、もっとグロいと思わずに見られた。
だからそれがすごくびっくりした、意外だった。
普通だと思うけどな俺は、そっちのほうがむしろ。
どっちが?
マリコ側。
そうだよね。
プロデューサーってテーマとしては重いけど、直接的にショッキングな描写はそもそも少ないし、
だから普通の人からしたら、彼女が好きな映画の話してたら、その中の一つにそうってあげてたからね。
そうのほうが全然グロいじゃん。
好きな映画っていうか、みんなも見たことあって、
私も見たことある作品っていう意味で、そうあげたんだけど、
私そうのほうが見られないな。
いや、そうでしょ、普通に。
そうでしょってなんか。
今めっちゃ迷った。
そんなつもりないんだけどさ。
いや、そりゃそうでしょ。
言ってることめっちゃわかるよ。
そうだよね。
え、待って、カノはトピックが重いから体力を使うの?それとも何がグロかったの?
感情だね。
人という人間の汚い部分とか、恐ろしい部分とか、
ああいう扱いを受けている黒人さん側の気持ちもそうだし、
ああいう残忍な行動に走ってしまう人間っていう恐ろしさがグーって心にきちゃって、
18:03
きっつい作品だと私は思っている。
あとあれだよね、実話っていうのも関係あるんじゃない?
そう。
人間ってここまで恐ろしくなれるのかって思って、すごくグーって気持ちがなってしまうから、
これもう一回昔見てて、今回話すってなって、もう一回見なきゃって思って、
もう一回見たんだけど、すごくもう一回見るの抵抗があった。
なるほどね。
なるほどね。
変に真面目だね。
カノンいつも私もそう感じる。
いや、こんな言い方すんのもあれだけど、俺はもっと気楽に見ちゃってるね。
私も。
気楽に見ていいのか知らないけど、
そんななんか、トピック重いのはもちろんわかってるし、実話だっていうのも知ってみてるわけだけどさ、
そんなだからといって身構えてみるみたいなことはないかな。
俺だったらそれこそよっぽど今日はそう見るぞって言ったほうが身構えるね。
わかるわかる。
全然。
そりゃそうだよね、そう言ってることはわかるけど。
チャーリーはこれ見て率直にどう感じたというか、何を感じたというか。
どう感じた、何を感じたと。
いやなんか、なんて言うんだろうな。
俺的には、
黒人差別を元にした映画ってやっぱりいっぱいあって、
俺もまあそこそこ見てるんだけど、
なんて言うかな、さっきまりこが言ってて、
この主人公のソロモンは最初は自由黒人だったわけじゃん。
その自由黒人って家族もいて幸せに暮らしてたやつが、
いきなり誘拐されて奴隷にされちゃうみたいな、
最初の転落みたいなのが衝撃的だったね。
なるほどね。
こんな感じで奴隷にされちゃうことあるんだ、みたいな。
俺もそんなに歴史のこととか知らないからさ、
勝手にイメージだけしてたんだけど、
奴隷として売買されちゃう黒人ってやっぱり、
もともと生まれが貧しくて、
結局そういうふうになっちゃうみたいな感じなのかなと思ってたんだけど、
こんな誘拐みたいな手口で普通の人が
21:02
いきなり奴隷にされちゃうこともあるんだなっていうのをそもそも知らなかった。
そこが多分さ、この映画のポイントでもきっとあるよね。
そうだね。
なんだろう、黒人差別の映画って言ったら、
どんな差別を受けてたのかとか、
どんな扱いをされてたのかっていうところに注目が行きそうなところだけど、
それだけじゃなくって、こういう事実があるよっていうのをすごく明確に
教えてくれる作品だよね、これは。
そうだね。
私もその自由黒人とそうじゃない人がいるっていうのは知らなかったし、
そこの一番最初のギャップというか驚きがすごいポイントだよね、この映画の。
うん。
あとなんか、出てる人全員葛藤してる映画だったよね。
ずっとみんな葛藤してる。
うん。
なんだろう。
確かに。
売ろうとして騙した2人も、ソロモンがさ、ベッドで酔っ払いすぎて寝っ転がってる時、
1人はちょっとかわいそうに、みたいな言うシーンあった。
うん、今更後戻りできないだろうみたいな。
そうそうそう、そこもそうだったし、
フォードさんがイライザとプーラット。
うん、プーラットだね。
買いますって言う時も、やっぱり娘さんも連れてってあげたいけどどうしようっていうのとかさ、
もうなんか出てる人全員が葛藤してて、
それが人間のリアルだなと思ったんだよね。
うん、確かにね。
その後も、その他の人も全員いろいろそれぞれ問題を抱えてて、
そうそうそう。
それがいっぱい入り混じって、いろんな方向で。
うん。
いいやつも悪いやつも、なんかみんな何かしら抱えてるみたいな状況を使ってね。
うん。
それが印象的だったかな。
確かに。
俺もそう思うな。
だからそれが全体として、人間ドラマみたいなのをそこかしらで生んで、
で、それがストーリーとして面白く見えるみたいなのもあるのかもね。
そうだね。
なんか私が無知だったのかもしれないんだけどさ、
黒人差別って聞いて、奴隷飼ってましたっていう部分だけを知ってると、
じゃあ奴隷を飼ってた白人さんは、みんな結構幸せにリッチに生きてるんだなって思い込んでたんだよね。
そうだな。
で、それをでもなんか実は、自分が飼った奴隷さんに、奴隷さんって言い方変だけど、
24:00
結構、恋して子供を作ってる人とかも出てくるじゃん。
で、その後元奴隷の女性に召使いまでつけてるマスターもいるわけじゃん。
でもそれからさらに捨てられて、今次のマスターに行く人も出てくるじゃん。
っていう、なんだろう、白人さん側のリアルを全く想像したことなかったから、そこが衝撃的だった。
そうだな。
あと私が、ごめん、私がすごくえーって思ったのが、その意外だったなっていう実態ですごい感じたのが、
日曜日は安息日だから、奴隷もパッチーも綺麗な格好してマカロンとか食べてたじゃん。
あれがすごい、えー、日曜はあんな残忍なこと普段されてても、日曜はこんな優雅な時間が一応あるんだって思って、すごいそれがびっくりしたんだよね。
あれでもパッチーだけでしょ?
そういうこと?
疲れてるからだよ。
そういうことか。
要は恋されてるからじゃん。
なるほど。
マカロンを一人一人に配ってるとは思えないよね、あいつが。
そういうことか、なるほど。
だからほら、先に好かれた年上の女性と二人で食べてたじゃん、お茶会みたいな。
で、なんか彼女も実際、あれ、自分の夫って呼んでたよね?
どうだったかな?
エプスのことを、翻訳では夫って書いてあって。
どうだったかな?
そうだったっけ?
俺、全然気にしてなかったな、ちょっと。
要は他の人のことを今好きになってようが、彼が何をしていようが、奴隷だった時の時間を考えたら、私はそんなのいくらでも乗り越えられるわ、みたいな言い方をしてるシーンがあって。
あー、夫だったわ、翻訳。
そうなの、夫だったの。だから、どういう形、婚姻関係を結んでるのか、言葉だけなのかわかんないけど、
だからパッチーはここに招待されてて、この後の、この女の人のポジションに行く準備段階なんだなって思ったんだよね。
そうだよね、そういう感じだったよね。
パッチーも、女の人の名前わかんないけど、あの人が希望なのかもしれないし、彼女もパッチーの気持ちもわかるからこそ、あえて一緒に日曜日を過ごしているんだろうね、きっと。
そうだね。
そう、なんか、この奴隷制度みたいのって、なんか私、日本人だから本当にここまで知らないけど、
27:05
あれは、例えばアメリカの人とかイギリスの人とかっていうのは、歴史の授業で教わるのかなって、ちょっと疑問に思ったんだよね。
たしかに。
教わるんじゃないの、さすがに。
教わるのかな、やっぱり。
俺らよりは全然、知ってるでしょ、複数の人でも。
だから俺らなんてか、それこそ、映画でも見ないとさ、興味があれば本とか読むだろうけど、こうやって知らないことがいっぱいあるわけじゃん。
大枠ぐらいはみんな知ってるんじゃない?
特にアメリカ人なんて、意見強いじゃん、やっぱりアメリカの人って。
さすがになんも知らないのに、意見も持てないでしょ。
さっきさ、チャーリーも、黒人奴隷関連の映画結構見てるみたいなの言ってたじゃん。
で、ソロモン役の人がインタビュー受けてる動画を私見たんだけど、
その中で奴隷制度を取り上げてる作品、今までの有名な作品、例えばジャンゴとか、カラーパープル。
知らん。
私もそれは知らなかったんだけど、白人の監督が監督してる。
この作品の監督は黒人さんなんだよね、ステイブ・マックイーンっていう人は。
だからその点で、やっぱ違いがある、ないっていう話をしててさ。
確かに、黒人さんがこういうトピックを取り上げて監督するのと、白人の監督では多分違うんだろうなって思って。
あんまりこういう系見たことがないから、差があんまりわかんないんだけど、
いろいろ見てきたチャーリー的には差を感じたりしたのかなって思ったんだけど。
俺がこの映画で一つ思ったことがあるとすれば、さっき言いかけたんだけど、
どれ制度とかさ、黒人サービスの映画はいっぱいあって、
黒人側の描写っていうのはどの映画でもガッツリされるわけよ。
それがメインテーマだからさ、するんだけど、
白人側はだいたい悪者みたいな感じで描かれることが多くて、
俺の体感ね。
だから、白人が悪いやつ、黒人がハワイそうなやつみたいな感じで進んでいく映画が多いわけよ。
それで、例えばジャンゴとか他にもあるんだけど、
30:02
その場合は最後に完全中枠みたいな、覚醒したやつが白人やっつけるみたいな、
そんな感じの構成の映画が多いような気がするんだね。
黒人側に注目されたり、当たり前なんだけど。
この映画に関しては、白人側の描写っていうのも結構豊富にされてたと思って、
いろんなキャラクターがいたし、
どれを従うというか、このマスターのほうにもいろんなやつがいて、
さっきも言ってたように、それぞれの人がそれぞれの葛藤を持ってたりとかね、
いろんな心情が豊富に描かれてたんじゃないかなって思ったの。
俺、監督の人が黒人だって俺も全然知らなかったんだけど、
そういう映画を、むしろ逆に黒人の監督が作ってきたっていうのはすごいなって思ったよね。
うん、確かに。
逆にだから、白人の監督が作ってた人種差別の映画とかは、
結構そういう、むしろ逆に黒人側にフォーカスして、
白人が悪いやつとして一括りにしてるみたいな。
傾向が多いように見えたのに、黒人の監督が映画を作ったら途端に逆に、
白人側の気持ちとかも組んでやるっていうのがすごいなって思ったね。
うん。
ちょっとあれ思い出したわ。
クリント・イースト・ウッドが伊予島の戦いと、映画2本一緒に作ったの知ってる?
伊予島での戦いの映画なんだけど、2本同時に作ってて、アメリカ対日本じゃん。
伊予島を巡って戦うんだけど、日本軍側からの視点の映画で1本と、
アメリカ軍側からの視点で1本。
クリント・イースト・ウッドはアメリカ人だから、アメリカ人だけど、
両サイドの視点から映画を作るみたいなことやってて、ちょっとそれを連想した。
この話として。
なんかさ、私が、これ本当に日本人として、
いろいろそういう、黒人差別とか人種差別っていうところにあんまり知識がない人間としての意見になっちゃうんだけど、
映画もそうだし、ドラマとかいろいろ見てて、
なんか、すごいやっぱさ、黒人差別、人種差別ってすごくセンシティブなところだと思うんだけど、
33:01
なんか、映画とかドラマに出てくる黒人さんって、
大体いつもすごい良いやつで描かれることが多いなって個人的に感じてて、
なんかそれが、その黒人さんを悪役っていうか、すごい悪いやつに描くと、
いろいろ批判が出てきちゃうから、あえてこういう感じにしてるのかなって、
いつもこれ、この映画関係なく思うところがあったんだけど、
なんかそれ感じることない?
時代にもよると思うな、その映画が作られた。
割と最近の映画とかドラマにすごくそれを感じている。
最近のだと、正直私は黒人さんを良い人にっていうよりも、
ダイバーシティーを気にしすぎて、わざと人種混ぜてるなとか、そっちを感じちゃう。
それよく言ってるよね、まりこね。
黒人さんを良い人にっていうのは、私は感じたことないな。
俺もそう思わないかな。
本当、旦那さんが、例えば白人と黒人の夫婦とかが出てくる映画と、
だいたい黒人の旦那さんとかって、すっごいいい旦那さん、
すっごいいい人みたいな感じで描かれてることがすごく多くて、
私も、黒人さんってこういう感じなのかなみたいな、
すごい優しい人多いんだなって、まんまと思っちゃうっていうかさ。
たまたまそういう映画が多かったんじゃない?
多いだけかな。
全体としてはそんなない気がするけどな。
あるとしたら、人種によって、この人種はいいやつ、悪いやつみたいなのがあるとしたら、
悪者、悪役は中国人とロシア人になりやすいよね。
確かに。
作ってるのがアメリカだからさ、映画。
確かに。
もっと遡って昔の映画とかになると、もっと顕著になるんだけど、
そうだね。
だいぶ昔になると、日本人とかも結構ひどい描写されてるんだよね。
日本人と、あとナチス。
ナチスはもうすごいよね。
ナチスなら何してもいいやみたいな風になってから、
どんなひどい殺し方してもいいみたいな。
あるよね。
そこは映画産業の傾向だよね。
今はもうだいぶ多様性みたいなのがむしろ勝ってきちゃってるんじゃないの?
そうだね、でも確かにすごく人種に関しては、人種もそうだしジェンダーもそうだし、
36:00
どんどん映画産業の中でどんどん変わってきているのは確かだよね。
そっちのほうが感じるかな。
それはもう最近の映画にはだいぶ顕著でしょ。
ゴーストバスターズみんな女にしてみましたとか、
そういうの多いよね。
残念だった私。
これ絶対わざとそっちにフォーカスしすぎてて、映画の質下げてるんじゃないかみたいなの、
最近出会いがちだった。
正直俺も感じるときはあるね。
私もそれは感じる。
なんかそこまで頑張って意識して、
ジェンダーとか人種とかやらなくてもそこは良くないみたいな作品結構多いよね。
多い。
わざとらしさが目立っちゃうところが多い作品も結構出てきちゃってるよね。
批判するわけじゃないんだけど、気になっちゃうんだよな。
俺らからするとそんな当事者意識がないからさ、
あくまで見てる側だし、
まぁちょっと気になっちゃうよね。
裏でそういうのどうせあるんだろうみたいなのが。
そうだね。
作品に入り込む前に気になっちゃうパターンだよね。
でもさ、どれくらい、
黒人差別とか人種差別っていうのがさ、
どれくらい今の世の中にもまだ残ってて、
どれくらいのどんな気持ちを白人さんも黒人さんも抱えて生きてるのかってさ、
正直日本でこうやって生きてたらわからないじゃん。
すごいこの英語をさ、勉強してる身として、
FワードとかNワードとかってさ、
必ず耳にするじゃんね。
特に、なんだ私もヒップホップとか聞いてるとさ、
Nワードってめちゃめちゃ出てくるんだよね。
で、当たり前なように使ってるし、
もちろんラップをしてる人たちは黒人さんだし、
当たり前に使ってるんだけど、
それがどれくらい重みのある言葉なのかって正直さ、
私も例えばアメリカで暮らしたこととかもないし、
そういう人種差別が顕著にある国で暮らしたことがないから、
わかんないから、
どれくらいの重みがあって受け止めたらいいことなのか、
それこそ当事者じゃないから、
わかんないっていうのがすごくいつも感じるんだよね。
こういう映画とか、そのワードに対して。
そうだね。
確かにそうだね。
日本にいて、別に英語も勉強してません。
だから、その辺の温度感ってわかんないよね、正直。
39:00
みんな。
あと、私がいつも感じるのは、
誰が言うかによっても聞こえ方が違うみたいで、
そうでしょ。
そうでしょ。
やっぱり、私の旦那がアメリカ人で、
ちょっとブラックの血も入ってる人なんだけど、
彼がNワードをジョークに交えて使うと、
私たちの周りにいるアメリカ人はケラケラ笑って、
普通に流す感じなんだけど、
私は彼の英語が私に映っちゃうから、
さらっと、ダニーがこうやってね、
こうやってこうやってNワード言ってたんだよ、みたいな話をしつつ、
私の英語にもNワードが入っちゃうと、
すっごい驚いた顔されるのね。
アメリカ人に。
日本人が言ったらありえないみたいな。
そうだよね。
実際に言っちゃったことがあるんだ、マリコは。
あるある。ダニーがそうやって言うから。
なるほどね。
アメリカ人としてね。
やっちゃうよね、ぶっちゃけ。
本当だったら、例えばマリコの立場的には、
Nワードの正しいやつを言わずに、
うちの旦那がこうやって言っててさっていう時も、
Nワードって変換して言うべき。
それがマナーって感じなの。
っていう風に、彼の周りの友達からは感じる。
文章の一部に出てきただけで、
てかマリコもうすでに言ってるじゃんって突っ込まれるから、
私の口からは出ちゃいけない言葉として、
彼らは認識しているって感じる。
なるほどね。
そうだね。
俺絶対言わないよ、相手が誰だろうと。
英語を話してる時には絶対言わない。
俺はそういう認識してる。
今までずっとそういう認識だったかって言うとだいぶ怪しいけど、
俺の人種でそのNワードは絶対ダメ。
いいのは当事者たちだけ。
だから俺逆にマリコの旦那さん、
アメリカ人旦那、俺も知ってるから分かるんだけど、
言っていいっていうのが俺的にはちょっと驚き。
さっきも言ってるけどさ、別にガッチリ、
混じってるわけじゃないじゃん、黒人の血が。
黒人さんには見えないよね。
そう、ちょっとしか混じってなくて、
俺らなんて今知らなかったからさ、
言われなきゃ分かんないぐらいだったね。
言われなきゃ分かんないぐらいのダニが、
言っていいっていうのはなんか、
これがアリなんだっていうのがね。
でもね、彼も相手によって選んでるって言ってた。
なるほどね。
向こうの人たち多分分かんないよね。
ダニを見て、こいつは黒人の血が1割ぐらい入ってるなとか、
分かんないでしょ、だって。
42:01
話さないと分からないよね。
そこって私たちが入っていけない世界観と感覚だから、
難しいよね。
絶対ダメ。
日本語にそういう技、日本人としてないよね。
アメリカの黒人差別問題は、
アメリカの黒人差別問題は、
特別なんだよ、本当に。
いや、そうだよね。
めちゃくちゃ。
世界中で見ても、
やっぱり一番大きな問題だよね。
だからさ、
私も使ったことないCNワード。
本当に、私もチャーリーと同じ認識で、
当事者しか使っちゃいけないものだとは思ってはいるんだけど、
だし、黒人差別問題がものすごく、
すごい繊細なトピックだっていう認識はあるんだけど、
体感としてさ、本当に自分がそういう環境にいないし、
当事者じゃないから、
どれくらいそれが重みがあるのかってさ、
感じれないっていうか。
一生無理だよね。
そうそう、その通りだよ。
だから、分かった気持ちになってる人多いんじゃない?
日本に。
ほとんどの人がそうだと思うよ。
私はここら辺無知だから分かってないって自覚できてるほうがむしろ偉いと思うね。
いやいや、Nワードだったらダメだよって口で言ってるやつはいっぱいいるだろうけど、
本当にそれをどれだけ分かってるのかっていうのが問題だよね。
実際にその人がどんな体験をして、
どんな知識を蓄えてきたかとかにももちろんよるんだけど、
そこまでね、たどり着ける人は少ないんじゃないかなって思うね、正直。
ちゃんと、俺も分かってないし、
俺もだから、カノン、まりこもみんな英語勉強してさ、
そのまま友達ができたりとかしてさ、
いろんな文化に触れたりとかして、
経験とかも積んでるんだけど、
それでもちゃんと理解できてないなって思うわけじゃん。
俺的には、日本にいたらほとんどの人がちゃんと理解できてない、
理解できたつもりになってる問題だと思うね。
そうだね。
私さ、さっきも言ったけど、
ヒップホップすごく好きで、聞くんだけど、
例えば、まりこの旦那のダニエルとか、
あと私たちの共通の友達のデイビットとか、アメリカ人じゃん。
彼らは2人ともヒップホップが好きじゃん。
で、ヒップホップの中で、どの人のどういう曲が好きなの?とかいう話とかするときに、
45:05
彼らが注目してるのって、いつもリリックなんだよね。
歌詞の内容。
でも、それを言うのを見ると、
大体、やっぱりそういうポリティカルなことだったりとか、
人種差別のことだったりとかするから、
きっと彼らからしたら、彼らがどういうポジションかは、
私も明確には知らないけど、
彼らからしたら、すごいいい歌詞だとか、響く歌詞だと思うんだろうけど、
いい曲なのも、有名な曲なのも知ってるけど、
私はこの歌詞に共感もできないし、共感すべきじゃないし、
この曲、いい曲だよね、歌詞いいよね、なんて言っちゃいけないっていうか、
言えないっていうか、気がしてて。
好きなのに、なんか語るってなったら、ちょっと慎重になっちゃうみたいなね。
もし、例えば、私が黒人さんで、いろいろそういう強い思いを持ってて、
その辺の、ちょっとヒップホップ好きですって言ってる日本人女子が、
あの歌詞いいよね、とか言ってたら、すげえムカつくだろうなって思うの。
お前、なんも知らないくせにって。
どうなんだろうね。
その辺もでも、分かんないよ、分かんないけど、
だから、私はヒップホップをあんまり歌詞にのめり込んで聞けないのね。
なるほどね。
もちろん、難しいのもある、シンプルに。
英語がラップとかって、やっぱすごくブロークイングリッシュだし、
スラングだし、難しいからシンプルに理解できないっていうのもあるけど、
だけど、歌詞よりも、私はヒップホップを聞くときは、
メロディーとかビートとかで、好き嫌いって判断してるのね。
でも、私が好きなビートとか、
そういう音で、メロディーが好きだから、
彼女の好きな曲どれなの?って聞かれて、これとこれとこれって言うと、
ダニエルとかデイビットは、
え、そんな歌詞のダサい曲好きなの?みたいな雰囲気とかがあるわけ。
言うよね、それね。
そう、一回デイビットに、
え、そんなプレディクタブルなリリックの歌詞が好きなの?
プレディクタブルなリリックの歌詞が、そんな曲が好きなの?とか言われて、
でも、そんなの知らないし、私みたいなの。
別にいいじゃん、好きでって思ったんだけど、
この曲、メロディーが好きだから別にいいじゃんって思ったけど、
だから、私もヒップホップ好きだけど、
彼らが好きだって感じるパッションとか思い入れとかと、
私が感じてるもので、多分全然違うんだろうなって思うんだよね。
いや、違うんだろうね。
あいつらの方が、問題に関しても知ってるし、
英語ももちろんネイティブだから、スラスラ入ってくるし、
48:01
隠された意味とか、コネクションとかもいっぱいあるわけでしょ?
ラップなんて。
俺全然わかんないけどさ。
そういう、全然違う視点から見て聴いてるんだよね。
うん。
でもそれにしてもひどくね?
ひどいよね。
そんな好きな曲だけじゃなくて、
そんなプレジェクタブルな曲が好きなの。
私も一緒にいた気がする。
マリコンチで、多分ダニエルの誕生日パーティーだか、クリスマスパーティーだか、
で、
誕生日祝いに行ってやってるのにそんなこと言われたの?
違う、言ってきたのはデイビッドだよ。
ダニエルじゃなくて。
で、私が最近いいなって思ってた曲があって、
それかけようみたいな感じで、ダニエルと一緒に言ってて、
で、ダニエルもその曲は好きって言ってて、
そのアーティストも好きって言ってて、2人で共感し合ったの。
いいよね、みたいな感じで。
で、かけようかけようみたいな感じでかけて、
私がこうノリノリで聴いてたら、
You like this?みたいな。
You like this?みたいな。
あー懐かしい。
Predictable lyric?みたいな感じで言われて、
え?みたいな。
いいじゃん、別にって思ったんだよね。
いや、ひどいね。
そう、だから、歌詞をすごく理解して、
聴いてるヒップホップラバーからしたら、
やっぱそういう差別とかポリティカルな意味がたくさん込められてる方がやっぱり、
いい曲って思うんだなって思って、
すごいカルチャーショックじゃないけど、文化の違いを感じるというか。
他にもいろいろあるんだろうな。
なんかわかんないけど。
デイビットだからね。
そう、いいヒップホップと悪いヒップホップの基準みたいなのがさ、
なんかあるんでしょ、どうせ。
だから、そういう彼らがこの作品とか見たら、
たぶんまた全然違う感想になるんだろうなと思って。
たしかに。
だろうね。
ちなみに、ダニエルとかチャーリーの奥さんのマミシュとか、これ見たことないの?
ないと思うよ。
マミシュはないよ。
こっちはね、ダニエルすごい好き、この映画。
そうなんだ。
大絶賛って感じ。
ただ、ちゃんと細かく聞いてないんだよね。ごめん。
そうなんだ。全然いいんだけど。
まあでも、絶賛なんだね。アメリカ人の彼からしても。
だから、話し方とかさ、衣装とかさ、
それもたぶん性格なんじゃない?俺らしいわからないけど。
その当時の雰囲気とかを忠実に再現してるっていうかさ。
51:01
誰も見たことないんだけど。
いろいろ資料とか勉強とかして、忠実に再現してるんだと思うよ。
そうなのかもしれないね。
話し方とか俺、すげえ気になったんだよね。
例えばさ、ソロモンとかもさ、
最初はやっぱ自由国人なわけだからさ、
三連されたみたいな話し方なんだけど。
奴隷にさせられちゃって、物語が進んでいくうちに12年。
12年分物語が進むわけじゃん。
だんだん話し方も変わってくるんだよね。
他の奴隷たちと似たような話し方になってくるんだよ。
ちゃんと馴染んでたよね。
確かに最初のあのバイオリンの話持ちかけられたときとは全く雰囲気違くなってたね。
そう、全然違う、ほんとに。
なんかもうボキャブラリーとかも、
最初の方とか、何この言葉みたいなのがすげえ多かった。
そんな難しい言葉俺知らないんだけど、みたいなのがいっぱいあって、
昔、100年以上前の話だからさ、っていうのもあるんだけど、
何言ってんだろうと思ったけど、なんかだんだん難しい言葉とかも
使わなくなってきて、変わってきてみたいな。
で、あとこれすげえさ、聞こうと思ってたんだけど気になってたの。
なんかアスクをみんなアクスって言ってるんだよね。
気づかなかった。
そう、気づかなかった。
最初奴隷たちの間でアクスって言ってるのがすげえ気になって、
なんだこれって思ってたら、
マイケルファスベンダー、エップス、あいつもアクスアクス言ってたんだよ。
別に黒人たちの奴隷階級の話し方とかだけじゃなくて、
当時の時代の鉛というか、知らないけど、
全然気づかなかった。
何なんだろうって思ってたから、俺それを。
最初は奴隷の人たちみんな読み書きできないじゃん、基本。
だからスペルとかわかんないから、聞き間違いみたいな感じで浸透して、
そういうふうになったのかなと思ったんだけどさ、
マスターの方の白人とかも使ってたから、
あら、そういうわけじゃないのかってなって、なんだろうって思ってた。
なんだろうね。
一人ちょっとネイティブが欲しいね、ここに。
教えてほしいわ。
ね、教えてほしいね。
聞いてる人で知ってる人がいれば教えてほしいね。
54:01
教えてほしいね。
聞いといてよ、まわりこ。
ね、聞いといてほしい。
じゃあ答えは、次回ってことで。
お楽しみに。
ちなみに、この映画で、好きなシーンとか印象に残ってるシーンはありますか?
ちょっと考えたい。
私はね、好きなシーンというか、この映画の中でパッティ一番印象的だったのは、
やっぱパッティが逃げ出したみたいな感じの騒動になったけど、
あの石鹸をもらいに行ってただけだって言って、
あの一かけらの石鹸を手からファッて見せて、
もうあの必死の感情で、もう自分の匂いで息ができないくらいなんですっていう、
あのセリフと彼女の表情と、
あの一粒の石鹸のあの感じが、私はすごいグッときた。
そうだね。
あそこすごい忘れられない。
大切だったね。
あそこまで、なんていうの、
あんな小さなただの望みというかさ、
のためだけにあんなに必死になって訴えて、
もうこれだけです、私が今必要としているのはっていう、
何?もう必死のこの主張っていうか、
あの感じがなんか、話してるだけでもちょっと涙が出てくるわっていうぐらいのシーンだったな、私は。
あの奥さんが嫉妬して石鹸あげないからっていうところで、
あれ?かわいそうだよな。
本当に、なんかさ、女性にとって、
何?やっぱ体臭とかってさ、匂いとかってやっぱすごく大事じゃん。
うん。
なんかアイデンティティを、自分のアイデンティティを保つのに、やっぱそこって結構大事なところじゃん。
うん。
確かにあんな劣悪な環境で、そんなこと気にしてられないっていうのもあるだろうし、
基本的には他の女性もそんなにいい環境でさ、
うん。
過ごしてないんだろうけど、でもその中でももう究極にさ、
意地悪されてさ、尊厳を失いそうなぐらいの環境になってしまったわけじゃん、彼女は。
うん。
なんかそんなことまでされてたの?みたいな。
うん。
っていうのがすごくグーって胸が締め付けられるシーンでしたね、私は。
57:00
そうだね。あのシーンでも私、奥様意地悪だなって思ったけど、
それだけ旦那さんを取られたくなくて必死なんだなって思った。
うん。
もう臭くするって究極の手段じゃね?近づかせないっていう。
あ、そうか。近づかせないってそういうことか。
シンプルな嫌がらせだけじゃなくて、
うん。
あー、なるほど。
その夜とか二人で会ってほしくないみたいなのも込められてたんじゃない?
あり得るね。そうだね、きっと。
意外と頭いいな。
あいつ。
やりおるよね。
あの女優さんもさ、意地悪な役させたら、ほんと素晴らしいよね。
なんて言うんだっけ、あの女優さんの名前。
全然知らない、俺。
あ、ほんと?
結構いろいろ出てるよね、あの人。
全然わかんなかった。
なんだっけ、役の名前?メアリーエプスか。サラポールソン。
知らん。
結構この人の作品いろいろ見ててさ。
あ、ニューイヤーゼイブ出てたんだ。
ニューイヤーゼイブは何の人だったか全然覚えてないけど、
たぶんあの、
わかんない。
結構ドラマも出ててさ、
ネットウィックスのラチェットとかの主人公だよね、この人。
そうなんだ。
俺もわかんねえわ。
俺もわかんねえわ。
すごく無機質な感情の表情がすごく引き立つっていうかさ、
人だなと思って。
もしかしたら本当に意地悪な人なのかもしれないよ。
インタビュー受けてる時とかすごく優しい顔してたよ。
あ、ほんと?
綺麗だったよ。
どっちが演技かって話だけどね。
お前、確かにとか言って。
わかんないよ、女優だから。
そうだね。
でもすごくあの役は敵役だったと思うな、彼女。
意地悪おばさんだったね。
意地悪おばさんだったよね、ほんとに。
顔がピクリともしないからね。
確かに。
セリフとかも少ないけど、印象には残ってるな、確かに。
なんかさ、ムチ打ちのシーンがあるじゃん、石鹸の件で。
俺なんでさ、そこでマスターXがさ、いきなりムチ打ちすることにしたのかよくわかってないんでね。
1:00:05
割と可愛気味だったじゃん、パッチーのことを。
だから今まで可愛すぎてて、奥さんがかなりジェラシーを持ってたじゃん。
もうこれは逃げ切れねえ、やるしかねえって言ってやったってこと?
っていうのと、日頃あの人ちょっとおかしくなってたじゃん。
頭おかしかったよね。
ムチ打ちも途中から乗ってきてたよね、若干。
そうそうそう、それぐらいなんかちょっとサイコパスになってきちゃってたから。
やっぱりちょっと頭おかしくなってましたってこともあるんだよね。
で、捉えちゃったんだけどどう思った?
私は、もちろんその奥さんのあれに、さっきマリコが言ったみたいに、もうどうしようもできなくなって追い込まれてっていうのもあると思うし、
私が思ったのは、あの怒っちゃったじゃん、一回。出てったと思って。
自分の意思にそむいて、そのお気に入りパッチーがいなくなったと思って、めちゃめちゃ怒りまくったじゃん。
だけど結局出ていってなかったし、奥様が石鹸をくれないから、この石鹸をもらいに行ってただけだっていうさ、
すごい、あっそうだったな、ごめんごめんってなるような内容だったじゃん。
だけど、もう一回怒っちゃったから、プライド的に引き下がれなくて、そのまま、なんていうの、
自分を正当化するじゃないけど、怒りを、その感情をプライド的に隠すために、うちうちだってなったように私には見える。
どうかね、やっぱさ、ソロモンの時はさ、なんか、おいソロモン、お前なんかね、手紙送ろうとしてたらしいな、みたいな感じでさ、
言ったけどさ、ソロモンが適当に嘘ついて、いや違うんです、あの白人が悪いんですって言ったらさ、なんか、もうそう?みたいな感じで、
なんか割とすんなり引き下がってったじゃん。なんかまあ、よくわかんないよね、あいつ。
普通にサイコパスなんだよね。
まあ、サイコパスはサイコパスだろうね。
でも、彼女が言ってるのもありえると思う。
たぶんいくら、いく分かあるでしょ。
私は男のプライドがすごい強いんじゃないかなって思った、シンプルに。
引き下がれなくなっちゃったみたいなね。
なんか、ああいうの、現実の男性でもよく見る。
あんなやついる?
うそ、私あんまり見たことないな、面白いね。
え、なんか、もちろん、ムチ打ちとかしないけど。
え、もちろん、もちろん。
うん、なんかそういう、もう引き下がれなくなってしまう男性っていうのは、なんかよく見る。
なるほどね。
そうか。
プライド高い人とかね、確かに。
うん。
なっちゃうかもね。
1:03:00
私はそれにしか見えてなかったな。
で、相手が女だし、怒っちゃったし、みたいな。
なるほどね。
自分の思う通りに動いてない女はムカつくぐらいな感じかなって思ったけど、チャーリーは。
いや、全部あると思う。
全部あるね、奥さんの手前っていうのと、怒りの吐き口がなくなっちゃったっていうのと、
あと、サイコパスっていうのも全部あってますね。
うん、そうだね。
なんかさ、誰が言ったか覚えてないんだけど、なんか映画のどっかで誰かがさ、
こんな奴隷の制度なんてうまくいくわけないんだって。
白人の方だって、こんな無知を、肌の色が違うだけの同じ人間に無知を振るって正気でいられるわけじゃないんだみたいなことを言ってる奴いなかったっけ、誰か。
途中で、一緒にコットン積みに来てた白人さんが言ってた。
誰だっけ。
裏切った奴か。
あいつが言ってたんだっけ。
だから、それの現れみたいな感じだったね。
確かに。
まあ、伏線じゃないけど。
なるほどね。
だから、全部あると思うけど、どれかっていうとサイコパスが主な原因よりみたいな。
別の意味での奴隷制度の被害者じゃないけど、みたいなね。
そうだよね。
白人側もおかしくなったんだよっていう。
そう、だから彼らも被害者だよね。
もっともっと大きな力に動かされて、好きでやる人はいないじゃん、もともとと私は思うから。
どうだろうね。価値観が全然違うからね。
あの、すごい初めの方に出てきたさ、フォードさんの家にいた白人の監督官、わかる?
フォードさんの家にいた白人の監督官。
ジョン・ティビッツだと思う。
喧嘩負けたやつね。
あ、待って、セイピンかも。
そう、喧嘩負けたやつ。
いや、ティビッツだよ、たぶん。
ティビッツか。
もう彼とかさ、黒人を奴隷をコントロールすることで自分をキープしてるぐらい疲れてたじゃん。
自分の自信のなさを、いや俺は白人だっていうふうに言うことでキープしてた気がするんだよね。
もちろんそれはあるだろうね。
それはあるだろうね。
サイコパスっていうか、疑問にすら思わなかったんだよ。
時代が時代だからさ。
確かに。
それがもうあくまで普通だったわけだからさ。
1:06:00
確かに。
私の好きでやってる人いないっていう意味は何だろう?
そもそもそういう、マリコの言う、なんだっけ?
ティビッツだっけ?なんだっけ?
ティビッツ。
ティビッツみたいな奴隷制度を利用して、自分の好きなようにやってる人さえも、
この奴隷制度というものがそもそもなかったら、そういうふうにならないじゃん。
なんて言ったらいいのかな?
その奴隷制度という大きな、いろんな、もっと大きな力に動かされてる、
この制度自体のみんな被害者だと私は思うから、
白人側も好きでやってない人も、好きでやってる人も、
という意味で、初めからやりたくてやってる人はいないっていうことが言いたかったんだけど伝わる?
伝わりました。
確かにね。
簡単に言い切れないけどね、
俺はちょっとね、全員外、その制度の被害者っていうのはちょっと言い過ぎかなって思う。
まあね、極論だけどね。
うまい汁つって、うまく逃げ切った奴もいるわけだしさ、
実際にだから、エンジョイしちゃってた奴もいたんじゃないの?
うん、もちろんいたと思う。エンジョイはしてたと思う。
うん、まあそんな感じかな。
いや、ただ私が怖いなって、この先を見て怖いなって思ったのが、
そのチャーリーが白人側のこともすごく描かれてるって言ってたけど、
その、この時代にもし自分が生きてたとして、
なんかこの、
何、もちろんみんなさ、その白人側の、白人さん側のやってることが、
いいことだと思ってみる人はいないと思うんだけど、
なんか私も人間だし、同じような状況下にあったら、
自分が白人だったら、こういう残忍なことをする側の人間になっていた可能性も全然あるって思ったら恐ろしいなって思ったんだよね。
全然あるでしょ。
そう、だからそれ…
当時のアメリカ人何百万人いたんだか知んないけど、みんなだからそうだったわけでしょ?
だからまあ、その制度だから、反対してた人もいたんだろうけど、
しばらくの間、そういう制度も良しとして、みんな生きてたわけでしょ?
うん。
だから、私はすごい、そこに恐ろしさを感じたから、
1:09:03
そういうのを含めて、この作品を重くて、きつくて、見るのつらいっていう。
うん。
なんか、シンプルに黒人さん側の気持ちで、うーってつらいだけじゃなくて、
うーわ、これもしかしたら、一人間として私も向こう側に行くかもしれないっていうか、
そういうポテンシャルを私も人間だから秘めてるんだって思ったら恐ろしくて、みたいな。
なるほど。
人ってさ、映画見るときさ、本当に自分の経験したことの共感ってよりもさ、
私がここの立場に入れたらっていつも考えてるから、共感する幅が広いんだろうね。
そうだね。
そうなのかな?
俺、それめっちゃくちゃ苦手なんだよね。
私もできないの、それ。
私生活に影響を及ばすレベルで苦手だわ、それが。
分かるわけないじゃん、人の気持ちなんて。
あ、そうそうそうそう。
あー、なるほど。
あー、はいはいはい、今やっと意味を理解した。
これはそうだね、私はよくマリッコと話してるけど、
これ私の課題でもあるんだけど、
頭では人のことなんてわかるわけないっていうのはすごく言ってることわかるし、
そうなんだと思うんだけど、
どこかで私は人と人は頑張れば分かり合えるっていう希望を持っちゃう人だから、
なるほどね。
そうなの。それがいいか悪いかはまた別の話として、
多分そこが映画鑑賞に影響してるって2人には見えてるのかな?
共感の仕方が違う、私とはって感じる。
そうだね。
なるほどね。
多分マリッコもだから意外と俺側の人間でさ、
そうそう、私チャーリー側。
多分こうやってかわいそうな人たちとかさ、
映画とか見たら、この人たちかわいそうだなとか、
そういった意味での感情移入というか感想とかはもったりするけど、
もし自分がこの立場だったらこんなこと思うだろうなとかは無理。
そうなんだ。
そこまで入り込むっていう頭がそもそもなくて、
あくまで外部の人間の共感のレベルなんだよね。
そうだね。
なるほどね。
私、めっちゃくちゃそれ無意識でやってるから、
そういうふうに、こういうふうにして私は映画を見てるんだっていう感覚も別に特にないんだよね。
自然とそう感じちゃってるんだよね。
1:12:03
そうだろうね。
よくも悪くも。
そう、よくも悪くも。
そうなんだよ。
人間関係においてもね。
そう、さっきチャーリーもさ、私生活においてそれが苦手って言ってたけど、
私もだから、これすごい私生活によくも悪くもものすごく影響をしてる人だからさ。
だから、カナワだからそういうタイプの考え方を持つ人間なわけじゃん。
俺とマリコはさっき言ったような考え方を持ってるわけでしょ。
この2人が例えば、それこそね、夫婦とか、
夫婦とかになったりとかね、友達とかでもいいんだけど、一緒になって、
これ関係の話で対立したときに、
例えば相手にどれだけ求めるかっていうことがね。
そうなんだよね。
問題になってくるよね。
相手の理解レベルとかってことでしょ。
だからカナワだからそういう考え方を持ってるわけでしょ。
で、他の人に対しても、なんでそういう考え方持てないのって思うか、
人は人、自分は自分って思うのかっていうとことか。
そうなんだよね。
もちろん内容によるだろうけど、そうだね。
なんでこんな話してるかっていうと、めちゃくちゃ俺は言われるからさ。
ワイフに。
今ね、カリーの話聞いてて、そうだろうなって思ったんですけど。
マミッシュにめちゃくちゃ言われる。
マミッシュも完全に彼の側の人間。
夫婦として俺と生活してるわけだけど、
夫なんだからこっちの気持ちも考えてよじゃないけど、みたいな感じです。
英語で言うと、
口すっぱく言われるんだよね。
頑張ります、頑張りますって言って頑張ってんだけど。
無意識の領域だからね。
そうなんだよ。
なんかどっちも大事だと思ってるの私は、チャーリーとかマリコみたいな、
ある程度人は人、自分は自分として、分からないものは分からない、分かるものは分かるで、
その線を引くっていうのはものすごく大事なことだと思ってるし、
それは私にすごく必要なことなんだけど、
でもそれだけだと、やっぱりどこかバランスが悪くなる時が多分出てくると私は思っていて、
ある程度マミシュが言う通り、
自分が彼、彼女だったらどう思うかって考えるとか、
1:15:00
理解しようってどういう風に感じてるのかなって、理解はできないとしても考えてみるとか、
理解しようとするっていうところもやっぱり大事になってくるから、
お互いにね、すごくバランスだと思うんだけど、
きっと特にチャーリーは、私と本当に対局にいると感じてて、
自分でも分かる、超極端だよ、それに関しては、
だし、マミシュは私以上に多分、私の側の今言った考えが多分強いんだよね、
そうだね、
男性と女性っていうところもあるよね、
それもある、
カノみたいなタイプの人は女性側に多いんじゃない?
マリコはね、基本、男性側に共感することが多いよね、
そうなの、そうなのチャーリー、
私カノの気持ち分からない時が多いなとか言って、
でもだから、マリコに相談をすると、
私にはない目線で、
アドバイスっていうか、
でもこれってこうじゃないの?とか、
こうだと思う、多分向こうはこういうことだと思う、
っていうのを言ってくれるから、
それのおかげで私もだいぶ、
そういう考えもあるんだとか、
なるほど、そういう思考になるのかっていうのが、
すごく理解できるようになってきてるから、
徐々に徐々に、
チャーリーたちの方にも足を踏み入れてはいるんだけど、
バランスを持ち始めてるわけね、
マリコのおかげで、
ちょっとだけどね、本当にそこは私の課題で、
まだ希望が捨てられないんだよね、
どこかで努力すればどんな人間でもみんな分かり合えるって思ってる、
私のいいとこでもある、悪いとこでもあると思うんだけど、
いいとこでもあるよね、
モロハンのつらぎだね、
モロハンのつらぎって何?
え?
だからなんか、
いい点であり、悪い点でもあるねっていう意味だよね、
そうなんだ、
そうなんだよ、
すごいパッションが人とコミュニケーションを取ることに、
私すごくパッションがある方なんだけど、
私と同じような温度のパッションで向き合ってくれる人っていうのがなかなかいない、
なるほど、
対立することはよくあるかな、
それを徐々にマリコを通じて、
ちょっとずつ歩み寄れてきてる気はしていると、
どう思う?マリコ、
歩み寄ってるか分かんないけど、
理解は、
そういうものがあるっていうことは、
頭にはちゃんとある、
なるほどね、
自分が間違ってる部分があるってことは確実に認識してる、
1:18:01
じゃあ、大学時代に俺とカノが何回も大喧嘩した時も、
もしかしたらマリコがいなかったら仲直りできてなかったかもしれませんね、
そういうことだよね、
大学時代はね、マリコとそういう話してなかったから、
してなかったの?
大学時代にマリコがいてくれたら、
もうちょっと喧嘩してなかったと思う、
頼むよマリコ、
私そうだね、シャーリーかばってたかも、
頼むよ、
当時そういう話ができてたら、
私シャーリーの言ってること分かるなって、
多分マリコは言ってただろうね、
すごかったんだから、
ね、結構忘れてるんだけどすごかったよね、
そう、忘れるんだ、しかも、
すごいよね、私、
うん、
おもろー、
でもさんざんシャーリーとは喧嘩したから、
何でも言えるし、
ある程度結構理解し合ってると思ってるわ、
そうだね、
いいねー、
諦めというかね、
あるでしょ多分、
え、うらやましいよ、
お互い多分諦めあるんじゃない?
諦めあるでしょだいぶ、
だいぶあるよね、
でも愛からもきてるからね、
愛からきてる、
愛があって諦めてる部分もあるじゃん、
そうだね、
でもなんかその諦め、
お互いの諦め度合いがバランスが崩れた時に、
喧嘩すんだよね、私たちは、
そうだね、
確かに、
なんでこっちだけ諦めまくらなきゃいけないんだ、
みたいな感じだよね、
多分もうないと思うけど、
大人になったから、
私がさらに、
今、まりこがいるし、
そう、まりこがいるから、
確かになんか最近やけにマイルドになったなと思ってたんだよな、
ここ数年、
そういうことか、
いやでも自分でも、
私もだいぶマイルドになったと思うわ、
いろいろ、
でも私もチャーリーがだいぶマイルドになったと思ってる、
それはもう、
そうだね、
この結婚生活と、
いろいろあって、
大人になったんだよ、みんな、
大学時代はすごい尖ってたよね、お互い、
お互い尖ってたな、
すごくそう思う、
俺は彼女の方が尖ってたと思うけど、
そうだね、それは認める、
それは認める、
尖ってたって何?
いや、なんかもう意味不明だったよ、意味不明、
感情がもうすごかったと思う、
喜怒哀楽がものすごかったと思う、
確かに、喜怒哀楽かのマイルドになった、
1:21:00
あ、まりこでも感じる?
わかる、
ほんと、
多分私もいろんな諦めとかいろんな方向で多分もうちょっと育ってきたと思う、
からマイルドになったのかも、
いいことだよね、
大人になってるね、
爆弾みたいだったかな、
爆弾だった、
自分でもだから自分の爆弾に振り回されててつらかったの、
マジで、
自分でそれ分かってんのに、
爆弾コントロールできないから悩んでた、
ずっと、
当時可能なりに悩んでたね、爆弾なりに、
めちゃめちゃ悩んでた、
爆弾なりに悩んでたよ、
ボキャブラリー受ける、
でもほんと一発触発って感じだったよね、
一触ね、
また失戦したな、
なんのシーンが印象だったかっていうところで、
ここの話ね、
俺もだからあげるとしたらやっぱ一番強烈だったのそこだよね、
石鹸の件から鞭打ちの件まで、
ソロモンがやらなきゃいけないっていうところまで、
その一連の流れがやっぱ一番強烈で印象的だったかな、
私ね、ソロモンが首吊られてるところが一番衝撃だった、
あれね、
俺もちょっと迷った、
後ろの人誰も助けないじゃん、
助けられないんじゃないの、あれって、
にしてもさ、子供たち遊んでるしね、
奥様洗濯物干してるしさ、
助けられないにしても日常はあくまで進んでたじゃん、
助けちゃったら受けるみたいな環境なのかなって私は理解してたんだけど、
そうだと思うよ、
そうだと思うよ、にしても、
だからって家の外にも出ないとかじゃなくて、
ソロモンも助けも求めないし、求められないんだろうけど、
声も一言も出さないでずっと釣られてたじゃん、
あのシーンしかもすごい長くてさ、
長かったね、
結構衝撃だったね、
ちょっと、
狂った日常みたいなね、
つらいよね、
あれを見るのは、
だからこそ最後、
ソロモンが、
ご主人様に引き取られていってさ、
パッチーと別れのハグするシーンとか、
よりつらかったわ、なんか、
なあ、あれもなあ、
あれもなあ、
なんか、
1:24:01
ソロモンの側だけを切り取って、
ああ、よかったねとは思えない、
あの環境、
ちょっとなんかさ、
ハッピーエンドとは言い切れないよね、
うん、そうなんだよ、
だし、最後のあの実話のさ、
その後、なんかソロモンは、
実際になんかこう裁判をして、
なんちゃらかんちゃらみたいな説明もあるじゃん、
あれも救いようのない結末だったじゃん、
そうだね、
結局だから、あの誘拐犯たちは、
罪に問われなかったんだよね、たぶん、
ね、ただ甘い蜜だけ吸えたってことだよね、
だし、
やっと帰ってきた奥さんには夫がいて、
とかね、
え、あれ娘じゃないの?
娘だね、あれはね、
あ、娘か、あれ、
そう、大きくなったんだよ、
あ、そういうことか、
だから孫って言ったんだ、
あ、そうそうそう、
あれ、全然理解できなくて、
あれ、奥さんがもう見つからないうちに、
新しく夫を見つけて、
で、その新しい夫との間にできた、
あの子供だと思ったわ、
なるほど、
あ、違うよ、だからお父さんいなくなっちゃったから、
ソロモンって名付けてたんじゃん、
孫に、
だからそれも、
いなくなった夫を継承、
自分の息子に継承させるみたいなことで付けたのかと思ってたけど、
そういうことか、
確かにそうだよね、奥さんなんて最初にちょろっとしか出てこないから、
そう、顔覚えてなくてさ、
顔覚えてないもんな、
なるほどね、
あれは娘だったと思うよ、確かに、
孫って言ってたもんね、
娘だね、あれはね、
で、あそこのシーンでさ、許してくれって言うじゃん、
うん、
で、その日本語訳ではその娘、
私が奥さんだと思ったけど、娘がさ、
なんか謝らないでって言ってたの、日本語訳ではね、字幕では、
だけど、英語ではnothing to forgiveって多分言ったんだよね、
言ってた、うん、
それがすごく、
え、なんか全然意味合い変わるって、
なんかちょっとあの日本語の訳に私はちょっと意義を唱えたかった、
日本語訳なんて言ってたっけ、今、
謝ることない、あなたが謝ることないわ、みたいな、
だけど、forgive meって言ってる人に対して、
謝らないでって言うのと、
許すことなんて一つもないわよって言うのって、
意味合いちょっと違ってこないって思ったんだよね、私は、
え、日本語訳が謝らないでだったってこと?
そう、だけど実際に言ってる英語はnothing to forgiveだったの、
だから可能的には、
許すことなんて何もないわよって言って欲しかったってことだよね、
あ、そうそう、字幕をね、
確かに、それは確かに、
なんかちょっとそこ意味合い違ってこないって思って、
1:27:03
nothing to forgiveって言う言葉がすごくグッとくる言葉だと私は思ったから、
なんかそこ、うわ、そんな違約しちゃうんだって思って、
ちょっと残念だなって思ったんだよね、
うーん、あなたが謝ることじゃないよぐらいの方がちょっと近いよね、
そうだね、
うーん、それ近いけど、またそれもちょっと違うというか、
あ、そう、私そんなにちゃんと考えたシーンじゃなかったわ、
ほんと、私は単純に、たまにない?
なんかこういう映画とか見ててさ、
うわ、それそうやって訳すんだ、とか気になっちゃうやつたまにない?
うん、あるある。
それぞれあると思うんだけど、私はこの映画ではそこがちょっと気になったんだよね。
俺も英語字幕で見てたんだけどさ、
確かに、ちょっと変わった言い方してるなとはなんか思った、あそこ。
だから俺も覚えてんだよ。
There is nothing to forgiveだったね、確か。
そうそうそう。
俺なんか最初見たときに、俺なんか一歩間違えたらなんか許さねえって言ってるみたいだなって思って、
俺もそういう訳じゃないんだけど、
あー、なるほどね。
そう、だからなんかやけに変わった言い方するなぐらいにしか思ってなかったけど。
あー、確かに。
そう言われればそうだね。
でもなんかさ、日本語訳といえばさ、
放題もさ、あれでしょ?何だっけ、それでも世は明けるでしょ?
うん。
それでも世は明けるって感じだよね。
そう、これについても私はちょっと話したくて、
全然違うじゃんね。
だから、もしこれをさ、そのまま直訳するとしたら、
12年奴隷として、みたいな感じじゃん。
で、それでも世は明ける。
でもこれ、全然違うけど、
私が今から聞きたいのは、
簡単に言うと、あなたはソロモン派かパッツィ派かっていうことが聞きたいんだけど、
ソロモンはああいう環境の中でも、
それこそ、絶対にこのまま頑張っていれば、
いつか、いつかこの闇はから抜けて、
明るい未来にたどり着いて、
明るい未来にたどり着けると思ったから、
あきらめずに、ずっと頑張ってたけど、
パッツィは、その希望がなくて、
自害することを、
実際しなかったけど、自分を殺してくれって言うじゃんね。
うん。
そういう意味で、ソロモンはそれでも世は明けると信じて、
1:30:02
走った12年間のことを描いてるから、
たぶん放題はこういう放題になったんだと私は思うんだけど、
いやー、どうだろうね。
実際、書いてあったんだよね、そういうことが。
あ、そうなんだ。
あらすじの説明みたいなとかで、
それでも世は明けると信じたソロモンのなんちゃらかんちゃらみたいな。
でもさ、ソロモンがさ、
女絶対家に帰るぞって、
信念を曲げずにずっとやってるようには見えなかったんだよね、
俺的には。
すごいそこをハイライトとしては、
描いてはなかったよね。
俺的には、もともと賢いからさ、
上手いことを生き抜いていこう、
死のうとは思ってなかったから、
奴隷になっちゃったから、
奴隷としてとりあえず頑張って生き抜こうみたいな、
生き抜こうみたいな姿勢はすごい見えたんだけど、
元の場所に帰るのは半分諦めてる感っていうか、
チャンスがあればぐらいには感じだけど、
でも手紙とかを書こうとしてたよ、頑張って。
チャンスがあるときは、帰ろうとしてたね。
だし、ブラッピーとかにもさ、
妻と子供がいてみたいなの確か言ってなかったっけ?
それで帰れたわけでしょ、絶対。
教具も違うからさ、パッチーの方はさ、
教具がわかんないんだよね。
帰れる場所あんのかとかさ。
確かに。
そう、だから比べづらいなって今思った。
お互いが自由国人から来た2人で、
希望を失っている人と希望を持っている人なら、
なんとなくわかるんだけど、
もともとどういうふうに生まれたのかわかんないけど、
奴隷として生まれたっていう可能性もあるじゃん。
家庭環境的に。
確かに。
わからないからね。
たぶんほとんどの奴隷はそうなんでしょ。
そうだね。
レアケースだよね。
そうだね、レアだっただろうね、おそらく。
だから、いい環境から来て、
ああいうふうになったら、もちろん希望は持つじゃん。
戻りたいからね。
諦めらんないよね。
でも、戻る場所がない人は、
希望の持ち方もわからないと思うんだよね。
だからさ、むしろさ、比べるとするなら、
早々に退場した偉いぞというお母さん、子供2人で。
1:33:02
うん、そうだね。
あれもう自由国人ではないかっていうのかもしれない。
けど、いい生活をさせてもらっていて、
旦那様が死んじゃって追い出されて、
だよね。
そう、今売られている状態っていう。
そう、で、子供と離れ離れになっちゃって、
もう絶望して、毎日めそめそして、
退場させられちゃったわけでしょ。
うん。
それとだけは、ちょっと、ソロモンは対象的だよね。
そうだね。
確かに。
そうか、確かにそうだね。
あの人、退場させてどうなったの?
死んだんじゃない?首連れられたんじゃない?
死んじゃったんじゃない?
私は殺されに行くんだと感じてたけど。
うん。
まあ、わかんないけど。
もしかしたら、もっとひどい。
どこに売られたかもしれない。
環境に行ったとか、
なんか、別の懲罰を受けたとか、
あるかもしれないよね。
確かに。
そうか、そう聞くと確かに、
それでも世は開けるっていう放題が、
あんまりしっくりこないっていう話にもなるのか。
私は、希望を持って、
それでも世は開けるっていう風に感じなくて、
何、そんなことが起きていても、
世は開けちゃうんだよっていう意味で、
捉えていた。
私も最初はそう思ってた。
けど、このあらすじとかの説明で、
そうじゃない感じに書いてあったから、
なるほどって思って、
そういう目線で見るように、
切り替えちゃったんだよね、逆に。
なるほど。
放題をつけた側の人からしたら、
なんかそういう感じで、
そうだね、その可能性あるね。
そういう視点で見てて、
そういう題名をつけたのかもしれないね。
もしかしたら。
私が今、
取ってきたあらすじで見てるやつが、
たしかね、
映画ドットコムだったかな、
とかに出てたやつだから、
映画ドットコムの担当した人の目線かもしれない、
もしかしたら。
いろんな視点があるからね。
これさ、もともと、
本人が、実在のソロモンが出版した本と同じ題名なんでしょ?
この映画。
うん。
もしかしたら、その本の方が先に放題あって、
それが、もともとそれでも夜が明けるだったんじゃない?
だから、それはそのまま使ったのかもしれない。
その可能性もあるね。
だからまあ、
この題名をつけた理由とかは、
その人にしかわかんないんじゃない?
放題は結構、
どの映画でも結構賛否両論あったり、
話題になったりするよね。
ひどいのとかあるもんね、たまに。
別にひどいとは思わないな、これは。
1:36:02
私も別にひどいと思ってない。
別にいいけど、
大きく出たなって感じはするよね。
確かにね、全然違うからね。
コントロバーシャルな感じにしたよね。
いろんな取り方ができる題名でもある。
今言われて気づいたけど。
そうだね。
その意図があって、これにしたかどうかわかんないけど。
いいんだよ。
考察ってのはそういうもんだからね。
そうだね。
もともとの意図とかは、また別の話よ。
そうだね。
他に話したいことありますか?
1個だけ足すと、
作中でさ、
奴隷の歌みたいなの歌ってたじゃん、みんな。
その中にいた歌リーダーみたいなおばさん。
いたね。
好きっていう話。
好き。
名前もないし、セリフもないけど。
ないね。
歌リーダーみたいな感じ出してるのがちょっとよかった。
僕は歌リーダー好きって話ね。
以上です。
最後にこの作品を見た人におすすめしたい映画、何かありますか?
俺はあるぜ。
お願いします。
私あります。
私どうしても思いつかなかった。
マリコ言ってもなんかないよね。
私、おすすめ、この映画から次の映画につながらないんだよね。
そうなんだ。
そういう見方しないのか。
してないらしいね。
それはそれでいいと思いますよ、全然。
チャーリーのおすすめは。
俺、おすすめすんのめっちゃ好きなんだよね。
いや、わかる。
おすすめが一番したいわ。
わかるよ。
全然わかんないけど。
それがしたくて、1個の映画をもとにして、いろんな映画、派生した映画の話をするのがしたくて、この番組やってるみたいなとこもあるからね。
俺、前回もなんかノリノリだったもん。コンタクトのおすすめしてるとき。
可愛い。
イキイキしてたよ。
じゃあ、ちょっと今回もノリノリでいかしてもらうんだけど。
どうぞ。
どうぞ。
1:39:01
冒頭で彼女が言ってた、彼女が下げて通る、黒人人種問題、あと戦争って言ってたじゃん。
この両方を持った映画を今回おすすめさせてもらおうかなと思います。
グローリーっていう映画なんだけど。
聞いたことあるな、なんか。
南北戦争の話のね。
そうって。
わかるよ。
奴隷を解放すると。
いや、俺らは奴隷で飯食ってんだから、そのまま容認できないっていう南国が戦争するんだけど。
その戦争の話ね。
あれだ。あいつだ。
モーガンいる。あ、それモーガン。モーガンフリーマン。
モーガンフリーマンね。
で、何の話かっていうと、ただの南北戦争の話じゃなくて、
この戦争って北軍と南軍で奴隷の解放をめぐって戦争してるわけなんだけど、
戦いの争点はね、黒人の奴隷の解放なんだけど、戦ってるのは白人だね、主に。
奴隷の解放を唱える白人と奴隷の解放を受け入れられない主に白人たちが勝手に殺し合ってるわけ。
黒人は奴隷とかだから、自由黒人とかもいるけど、基本的に戦争の戦いには参加させてもらってないわけ。
でも途中で奴隷解放を唱えてる北軍の方は、
これは黒人の奴隷の戦争なんだから、黒人の中でも志願兵を募って黒人部隊を作ろうみたいな風になるわけ。
その中で黒人部隊ができるんだけど、
南北戦争の中で初めてできた黒人部隊にまつわる話の映画なわけ。
で、黒人部隊だから兵隊がみんな志願してきたね。奴隷出身とかの黒人になる。
大将。
大将はやっぱ白人なわけよ。
だから、この白人の大将が率いる南北戦争初の黒人部隊の物語なわけ。
なるほど。きついね。
ちなみにこれも実は。
なるほど。なんだ、気になる。
そう。で、主人公は一応この大将の人だね、白人の人。
で、その黒人の中にモーガン・フリーマンとか、あとデンゼル・ワシントンとかね。
デンゼル・ワシントンめちゃめちゃ好きなんだけど、トップクラフにも好き。
1:42:05
そうなんだ。
モーガンは出てますと。
で、北軍はね、一応建前上を奴隷解放を唱えてるわけだけど、別に黒人差別してないわけじゃないのよ。
奴隷制度に対してだけ意義を唱えてるってこと?
奴隷はやめようって言ってるけど、バリバリで北側でも黒人に普通に差別とかされてるし、
その兵の中、奴隷を解放するんだって戦ってる兵隊の中で、
黒人が黒人部隊できるって聞いて、
おいおい、黒人に銃持たせるのかよ、みたいな感じの奴とかも味方の中にもすらいる。
だから、そんな中でどうやってこの黒人部隊がね、活動していくのかっていうのがもうミソになってくるわけ。
戦いに出る前ですら、この北軍の中でも味方内でのいずれこざがあるわけ、いろいろ。
北軍だけじゃなくて、さらにちっちゃくすると、この黒人部隊の中でも、
大将はさっき言ったように白人だから、大将だからね、軍だから、上官の言ってることは絶対みたいな。
だから訓練のときとかも、白人の大将は黒人の兵隊に対して強く当たるのよ。
ちゃんと訓練しろ、みたいな。
で、表では軍だから、ちゃんと話聞いて、分かりましたって言うんだけど、
裏では、あの白人やろうって、結局他の南軍の奴だと変わんねえじゃねえかよ、みたいなね。
内部でもいずれこざが起こっていくわけ。
で、味方からも意地悪されるわけよ。
支給品とかもまともに支給されなくて、せっかく軍隊作って訓練すんでんのに、任される任務は雑用ばっかりだとか。
なかなか実際の戦場に出させてもらえないとか。
そういったのを乗り越えて、この舞台がどうやって成長していくのかって、最後にはどうなるのかっていうお話になります。
なるほど。すごいね。
これぜひね、見てほしい。名作。結構古い。
古そうだね。
1980年代じゃない?
そんな古い?分かんないけど。
さっきそのぐらいで出てきたよ。
1989年とか書いてあったような気がするけど。
そう、89年公開だって。
で、これがね、デンゼル・ワシントンがね、いいんだよ。
1:45:01
デンゼル・ワシントンってどんな顔の人だったっけ?
私、デンゼル・ワシントンあんまり意識して。
この人か。
そう、俺めちゃくちゃ好きで。
なんで好きかっていうと、
まずね、俺あんまり俳優とか女優とかの私生活をそんなに知らないのよ。
この人は実はめっちゃいいやつとか、この人は私生活だらしないとか、そんなに知らないのね。
だからデンゼル・ワシントンも、実際は俺どんな人なのかとか全然知らないのね。
だから映画で見て印象しかないんだけど、
いろんな役をもう完璧に演じ分けまくってるから、
どんな人なのか全然もう見えなくて怖い。
へー。
こいつだから、こいつほんとどんなやつなのか全然見えないんだよ。
もういいやつもやるし、悪いやつもやるし、
いいやつやってるときはもういい人にしか見えないし、悪いやつやってるときはもう完全なるクソ野郎。
極悪人に。
極悪人に見えるわけ。
じゃあすごい演技派なんだね。
超演技派。
で、グローリーでもめちゃくちゃ演技力を、まだすごい若いときなんだけど、発揮してて。
うーん。
で、まぁちょっと若干ネタバレになるけど、ゲームザルガシンとかでちょっとポカして、
懲罰でまたムチ打ちされちゃうシーンがあるんだよ。
で、まぁちょっと反抗的な黒人兵士みたいな役でやって、
ちょっと悪いことしてムチ打ち食らうみたいな、みんなの前でシーンがあるんだけど、
そのムチ打ちのときに、ムチ打ちはもうしょうがないから受けるんだけど、
ムチ打ちをこう受けながら、表情を一つ変えずに、
対象の白人に対して反抗的な目でこう、にらみつけるっていうシーンがある。
で、ムチ打ちを受けながらもう表情をピクリと変えずに、
こうにらみつけつつ、最後にちょっとだけポロッと涙を落とすみたいなシーンがあるんだよ。
どういう、
精神状態でみたいな。
精神状態でみたいな。
どういう心境なの?みたいな。
何?このシーンみたいな。
まぁ、名シーンがあるんで、ちょっとその辺とかも注目して。
なるほど。
見てくださいっていう話。
これは何やると一緒に見てみるわ。
あ、そうだね。
私は元気があるときに見ます。
いや、本当に名作。音楽もいいんだよね。
音楽もいい。すごく。
感動するし。
1:48:02
で、俺が一番感動したなっていうシーンがどこかにあるから、
それがどこだったか?
どこだったか予想してみてみてよ。
わかった。
合ってたらなんかあげるわ、じゃあ。
何くれるの?
なんかあげるわ。
オランダからなんか送って。
なんか送るわ。
ありがとう。
じゃ、俺のプレゼンは以上で。
はい。じゃ、私のプレゼンしますね。
私さ、チャーリーみたいに上手にストーリー系説明できないんだけどさ、
ものすごく私が好きな映画があって、
はい。
とにかくこの映画大好きなんだけど、
灼熱の魂っていう作品。
はい。
全く知らない。
そう、たぶんね、あんまり知られてないと思うんだ。
で、これ、言語もアラビア語なのね。
アラビア語?
そう、なんかさ、
そういうなんか中東系の映画って、あんまり親しみがない人多いと思うんだけど、
うん。
俺、全然見たことないな。
そう、アラビア語系のとか、そのイスラム圏とかの映画って、またちょっと、
全然他の国の映画と雰囲気が違くて、
なんかね、独特の重々しい感じと、地面っとした感じと、
なんか私たちの知らない、もう遥か遠いところの地の文化が入れ混じって、
で、なんかちょっとそういう戦闘的なこの、ちょっとこう、投資みたいのがすごくある、
ちょっと、なんかまた別の人種感が味わえる映画が多いんだけど、
うん。
そう、なんか、まあこれも正直ものすごく重い映画で、
待って、これ何の話なの?
そう、何の話?
そう、今から説明するね。重い映画で全然ハッピーじゃないんだけど、
あの、これネタバレしちゃうとマジで意味がない映画だから、ある程度しか話せないんだけど、
まず、主人公は双子の男女の兄弟なのね。
なるほど。
そう、で、その双子の男女の兄弟と、その母親、シングルマザーなんだけど、母親とある日プールに行くのよ。
うん。
で、その双子の兄弟は、ちょっと年齢確実な年齢忘れてたけど、たぶん私たちと同じぐらいというか、普通に成人してる大人2人なんだけど、
そう、ちっちゃい子供とかじゃなくて、
で、たぶん休暇かなんかで、そのお母さんと3人で、市民プールみたいなところに遊びに行くのね。
1:51:03
だけど、急にプールサイドで座ってる母親が、放信状態になって、全くしゃべらなくなって固まっちゃって、
で、結局、そこから救急搬送されて、死ぬのね。
うん。
っていうところから始まって、
で、その母親が亡くなった後、
その2人が、母親によくしてくれてた、秘書をしてた人が、公証人っていうの?
うん。
その人が、双子の兄弟に、お母さんから預かった遺言状を渡すのね。
その遺言状に書かれていた内容が、
彼らに当てられた遺言状と別に、もう2つ手紙が用意されていて、
その手紙が、1つは、その双子の兄弟の彼らの父親に当てられた遺言状で、
で、もう1つが、彼らのお兄さんに当てられた遺言状だったのね。
でも、彼らは、父親は、もうとっくの昔に死んだって、母親から聞かされてて、
いない、死んでるものだと思ってるし、兄貴がいることなんて、その場で今、初めて知らされるわけよ。
なるほどね。
死んだはずのお父さんと、存在を知らない兄貴の遺言状を、これを彼らに渡してほしいっていうのが、
探し出して、届けてほしいっていうのが、母からの遺言だったのね。
で、それをきっかけに、主に女の子のほうが、少ない手がかりをもとに、
母の過去、反省を、どんどんひも解いていく旅に出るのね。
それで、色々調べていくうちに、どんどん自分たちが知らなかった母親のバックグラウンドっていうのが、
どんどん分かっていって、その謎の兄貴と、死んだはずのお兄さんに、
取り付くんだけど、
その兄貴とお父さんの存在が、どういう関係で、どういう存在なのかっていうのが、
最後、ものすごいどんでん返しで知らされるのね。
最後、全部色んなことが、伏線みたいなのが回収されて、
1:54:03
その真実を知るんだけど、
その真実が、こんなどんでん返し見たことないし、こんな事実、みたいな、
ものすごい衝撃の事実なんだけど、
正直、救いようがない感じの感情になる映画なんだけど、
それでも、夜を明けるものすごく、ハッピーエンドじゃないし、
私の中では、胸がグーッとなるような映画だったから、
こういう映画が見れる人だったら、この灼熱の魂も、受け入れられるというか、
覚悟して見れるんじゃないかなと思って、この作品をおすすめします。
気になるわ。
気になってくれた?
もうね、好きすぎて、私この作品。
これ見た時に、これを超える映画、これから出てくるかなって思うぐらい。
なるほど。
このジャンルではもう、好みもあるかもしれないけど、うおーってなった。
分かった。そんなに言うなら見るよ。
そう、なかなかね、これレンタルとかしないと見れないから、
ちょっと手が伸ばしづらいのかもしれないんだけど、
アラビア語の映画とかって、あんまり触れる機会も少ないと思うし、
ないない、一個も見たことないよ、たぶん。
でしょ?
ぜひね、また別世界の映画を知っていただければなと思って、
強くおすすめさせていただきます。
おもしろそう。
見てほしい。
なんかさ、どんでん返し系の映画って紹介するの難しいよね。
そうなの。
どんでん返しって言ってほしくない人もいるしね。
そうなんだよ。
言われないのが一番なんだけどね。
言われないと見ないしね。
そうなんだよ。
そんな感じで、グローリーと灼熱の魂、みなさんぜひ見てください。
見たい。
別回で俺、デンゼル・ワシントンについて語るわ。
そうしましょう。
めっちゃ話したいことあるわ。
わかりました。
それまでに私とマリコもなんかデンゼル・ワシントンの作品見とこう。
そうだね。
ちょっと待って、俺デンゼル・ワシントンの見方教えてあげるから、
それまで逆に見ないで。
わかりました。
それまで逆に。
わかりました、ノーデンゼル・ワシントンで。
正しい見方を教えるから。
かしこまりました。
今日はそんなところで終わります。
バイバイ。
01:57:43

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