深夜、もう寝なきゃいけないのに、スマホを置けない。
その経験、意思が弱いせいだと思っていませんか?
この回では、私のKindle本をAIたちが深掘りします。
分かっているのにやめられない。
翌朝、またやっちゃったと自己嫌悪に落ちる。
でもその行動の正体は、意思の弱さじゃなかった。
・数万年前のOSが現代でバグを起こす理由
・無限スクロール・タイムワープ・報復性夜更かし、3つのバグの構造
・脳のバグに名前をつけると、自己嫌悪が消える理由
・バグだらけの自分を、愛して面白がる技術
自分を責めるより、バグの構造を知る方が早い。
「なんでこうなるの」が「あ、またこのバグだ」に変わるだけで、人生が少し面白くなる。
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サマリー
このエピソードでは、深夜にスマートフォンを手放せないのは意思の弱さではなく、数万年前の生存本能に基づく脳の「バグ」が原因であると解説します。無限スクロール、タイムワープ、報復的夜更かしといった現代特有のバグのメカニズムを、脳の古いOSと現代社会のギャップから解き明かします。著者の書籍『自滅の解像度』を紹介し、バグを感情ではなく構造として捉え、メタ認知によって自己嫌悪を乗り越え、自分や他者の「バグ」を面白がる技術を身につけることで、情報過多な現代を生きやすくする方法を提案しています。
深夜スマホを手放せないのは意思の弱さではない:脳のバグとは
今、もう寝なきゃいけない時間なのに、 スクロールをやめられないあなたへ、それ意思の問題じゃありません。 その行動、全部脳のバグです。
こんにちは、こんばんは、瑞馬かおりです。 動ける完璧主義ラジオ|未完成の取扱説明書へ。
ようこそ、完璧を求めるあまり、つい足を止めてしまう、 私たちが未完成のまま、それでも一歩を踏み出すための実験室です。
私自身の試行錯誤を、そのままサンプルとしてお届けします。 動くことでしか、見えない景色があります。
なぜ分かっているのに、やめられないのか。 その正体と、今、この瞬間から、変えるたった一つの切り替え方を見ていきます。
自己嫌悪で終わってしまう夜を、理解して終わる夜に、変えるために。 それでは、いつもの2人にバトンを渡します。
少し熱量高めな2人と一緒に、あなたの取扱説明書を作るヒントを、見つけてみてください。 それでは、どうぞ。
さて水間さんからのご挨拶もありましたけれども、今回深掘りするのはですね、 ある一つの記事なんです。
はい。
今これを聞いている皆さん、昨夜、部屋の電気を消して真っ暗な中で、 スマホの青白い光だけを顔に浴びながら、気づけば深夜2時を迎えていたなんてこと、ありませんでしたか?
あー耳が痛いですね、それ。
ですよね。頭の中では、明日の仕事のために早く寝なきゃってものすごい警報が鳴っているのに、 どうしても画面から目を離せないんです。
えーわかります。
というわけで、今日私たちが深掘りするのはこの記事です。タイトル読み上げますね。
ノート記事、深夜2時にこの記事を読んでいる優秀すぎるあなたへ。 その行動、全部脳のバグです。
いやーこのタイトル、深夜にタイムラインでふと見かけたら、 なんだか自分の部屋を監視カメラで覗かれてるんじゃないかってドキッとしますよね。
本当にその通りなんですよ。 記事の中にもあるんですけど、そのこのまま寝ると、 今日が何もなかった日になる気がして眠るのが惜しいっていう言葉。
えーすごくリアルな感情ですね。
これ私自身の心の声をそのまま書き起こされたのかなって思いましたからね。
でもこういう行動をとってしまうと、翌朝必ず、 なんて自分は意志が弱いんだって強烈な自己嫌悪に陥るじゃないですか。
陥りますね、あーまたやっちゃったって。
なんですけど、著者は冒頭でこれを完全に指定しているんです。 実はそれ、あなたの意志が弱いからじゃないんですと。
そうなんです。私たちが日常でついやらかしてしまうこうした行動は、 意志の弱さとか性格の欠陥ではなくてですね、
私たちの脳が皮肉なほどに優秀すぎるがゆえに起きる、 いわゆる脳のバグなんだという結論からこの記事はスタートしています。
優秀すぎるがゆえのバグ。
ええ、なので今回私たちが読み解いていくミッションは、 これほど高度に発達した人間の脳が、
なぜわざわざ自らを自滅に追い込むような不可解な行動をとってしまうのか。 その根底にあるメカニズムを解明することになります。
数万年前のOSが現代でバグを起こす理由
いやちょっと待ってください。よし、じゃあここ紐解いていきましょうか。 私たちの脳が優秀だって言うなら、なぜ自滅なんてするんですか。
気になりますよね。
だって睡眠不足になるのも翌朝めちゃくちゃ後悔するのもわかっているのに、 マイナスの行動をやめられないわけじゃないですか。
これのどこが優秀なんですか。
その矛盾を解く鍵はですね、私たちの脳の根底で動いているOSの古さにあるんですよ。
OSってあのパソコンとかスマホに入っているオペレーティングシステムのことですか。
そうです。ここで興味深いのはですね、実は人間の脳には数万年前の過酷な自然環境で最適化された、 生存本能という非常に古いOSが未だに搭載されたままなんです。
えっと数万年前の古いOS。
でも人類って脳工を始めてからもう1万年以上経ちますし、 都市を作って今やAIまで普通に使いこなしてますよね。
はい、環境は激変しましたね。
それだけ環境が変わっているのになぜ私たちの脳のOSは現代版にアップデートされていないんですか。
そこ素晴らしい疑問です。
あのテクノロジーとか社会の進化のスピードに比べて、 生物の進化、つまり遺伝子レベルでのアップデートって気が遠くなるほど遅いんですよ。
ああなるほど。
人類の歴史を仮に1年のカレンダーに例えてみましょうか。
私たちがスマホを触り始めたのなんて、 大晦日の夜11時59分50秒くらいの話なんですよ。
大晦日の残り10秒?
そうなんです。
つまり私たちの頭の頭蓋骨の中には、 未だにアフリカのサバンナで狩猟採集をしていた頃のハードウェアがそのままそっくり入っている状態なんですね。
それはアップデートが間に合うわけないですね。 残り10秒じゃダウンロードすら終わらないですよ。
ですよね。
サバンナの過酷な環境では、情報を探し、不安を見つけ、刺激を追いかけること。
これこそが生き残るために最も合理的で必須の知能だったんです。
不安を見つけるのが知能だったんですか?
ええ。遠くのしめみがガサッと揺れたら、 あっ猛獣かもしれないって過剰に不安を感じる個体とか、
あるいは新しい果物が生えている場所はないかって、 常に周囲の情報を探し回る貪欲な個体だけが生き延びて子孫を残せたわけです。
ということは、呑気で現状に満足している人間は、
真っ先に猛獣に食べられてしまったか、餓死してしまったわけです。
なるほど。つまり、情報が無限に溢れていて、 安全で刺激が過剰なこの現代社会において、
その情報と刺激を貪欲に求める古いOSを作動させるっていうのは?
ええ。どういうことだと思いますか?
例えるなら、情報という名のリンゴが空から無限に降り注いでいる世界で、
見くれたリンゴは死ぬ気で全部拾い集めろっていう昔のプログラムを全力で回し続けて、
最新の高負荷なゲームを20年前のパソコンで無理やり動かして、 完全にフリーズして熱暴走しているような状態ってことですか?
まさにその通りです。完璧な例えですね。
かつて人間を餓死や猛獣から守ってくれていた優秀な知能というプログラムが、
現代という環境との強烈なズレによって、 致命的なバグへと変貌してしまったんです。
ああ、そういうことか。
これが私たちが深夜にスマホを置けない本当の理由なんですよ。
自分を守るためのプログラムが環境の変化のせいで自滅のトリガーになってしまったと。
現代社会における3つの脳バグ:無限スクロール、タイムワープ、報復的夜更かし
ここからが本当に面白いところなんですが、
その古いOSの暴走が私たちの日常で具体的にどういう形で現れるのか。
著者は現代の怪奇現象ともいえる3つのバグを解剖していますよね?
ええ、3つ挙げていますね。
まず1つ目が無限スクロールです。
TwitterとかInstagram、TikTokの中で、
親指が画面を上にスワイプするのをどうしても止められなくなる現象です。
これ私たち自身は何か面白いことないかなって探しているつもりでやってますけど、
記事ではこの行動を自分の残り寿命を焼却処分している状態だって表現していますよね?
そうですね、かなりショッキングな言葉選びですけど。
寿命の焼却処分って言葉にすると恐ろしいほどの絶望感がありますよ。
ただベッドでリラックスしているつもりだったのに、文字通り自分の命の時間を燃やしていると、
これ脳内では一体何が起きているんですか?
これは脳の報酬系、特にドーパミンという神経伝達物質の働きによるものですね。
ドーパミンって嬉しい時とかに出る快楽物質ですよね?
実はそこがよくある誤解なんです。
ドーパミンは単なる快楽物質というよりは、何かを探求させる、求めさせるための物質なんですよ。
探索させるためのものなんですか?
そうなんです。さっきの古いOSは、
新しい情報を得ることイコール生存確率を上げるものとプログラムされていますから。
はいはい。
画面をスクロールして新しい画像やテキストが出るたびに、
もっと情報を集めろ、生き残るためにって脳がドーパミンを分泌し続けるんです。
でもサバンナと違って現代のタイムラインには手がないじゃないですか。果実と違って無限に湧いてきますよね。
そうそこが悲劇なんですよ。
サバンナならキノミを見つけたらそこで探索は終わりますけど、SNSには終わりがありません。
ということは?
それはあなたの体力が尽きるまで、つまり疲れ果てて季節に応に眠りに落ちるまで、貴重な時間を永遠に燃やし続けることになってしまうんです。
恐ろしいですね。ではその終わりなき情報探索というバグを踏まえた上でですよ。
はい。
もしその情報が予測不可能なタイミングで強烈な刺激を与えてくるようになったらどうなるのか?
それが二つ目のバグに繋がりますね。
はい。ショート動画のタイムワープですね。
ええ。ほんの15秒の動画をちょっと見るだけのつもりが気づけば2時間が綺麗に消し飛んでいるというあの現象です。
聞いている皆さんも一度は神隠しにあったようなこのタイムワープの感覚絶対に味わったことがありますよね。
ありますよね誰でも。
これただの動画の連続再生とは何が違うんでしょうか?
YouTubeの長い動画を見続けるのとは訳が違う気がするんですが。
これは心理学でいう部分強化という強力な罠に脳が完全にハックされている状態なんです。
部分強化ですか?
ええ。毎回必ず面白い動画が出るわけではなくて、
つまらない、普通、すごく面白いっていうのがランダムに混ざっていることが最大のポイントなんですよ。
ちょっとそこ詳しく教えてください。
ランダムだとどうしてより深くハマってしまうんですか?
毎回必ず面白い動画が出てくる連続強化の方が満足度が高くて依存しそうに思えるんですが。
直感的にはそう思いますよね。
でも実は脳は確実に報酬がもらえると分かっている時よりもですね。
はい。
もらえるかどうか分からないけれど、もしかしたら次でもらえるかもしれないという不確実な期待感の前に置かれた時の方が何倍も大量のドーパミンを放出するんです。
えーっと、そうなんですか?
スロットマシンがまさにこの仕組みを利用していますね。
当たるかどうか分からないからこそレバーを叩き続けてしまう。
あーなるほど。次こそ当たるかもしれない。
次のスワイプでとんでもなく面白い動画が出るかもしれないっていう、あの焦燥感に近い期待ですか?
その通りです。報酬そのものよりも報酬を予測する段階で脳は最も興奮するんです。
なるほど。
その結果、時間間隔を司る脳の機能が完全に麻痺してしまって、文字通りタイムワープが起きてしまうんですよ。
情報探索から始まって不確実性への依存へとエスカレートしていくわけですね。
えー、恐ろしいシステムですよね。
でもこれら2つは快楽や情報を求めるというポジティブな動機が暴走した結果ですよね。
3つ目のバグは少し経路が違うというか。
そうですね、背景が異なります。
私が個人的に一番胸をえぐられたのがこれなんです。報復性洋服化し。
リベンジベッドタイムプロクラスティネーションと呼ばれるものですね。世界上で確認されている現象です。
記事ではこれを昼間のストレスに対する復讐として、自分の睡眠時間を生贄に捧げる悲壮な独立宣言だと表現しています。
悲壮な独立宣言、グッとくる表現ですよね。
今聞いている皆さんも、昨日の自分の1日を思い出してみてください。
上司に細かく指示されたり、クライアントに理不尽なクレームを言われたりして、
自分の時間を1ミリもコントロールできなかった感覚ありませんでしたか?
ありますよね、そういう日。
その奪われた自分の人生を取り戻すための切実な叫びが、結果的に深夜のゲームやネットサーフィンになっているんだって。
これ、自分の時間をコントロールしたいという叫びが、明日を台無しにする生贄の儀式になっているなんて切なすぎませんか?
そうですね。これをより広い視点で見るとですね、ここには脳の優先順位のエラーという非常に興味深い構造が隠されているんです。
優先順位のエラー?
ええ。本来なら、しっかり睡眠をとって身体的な健康を保つことの方が、長期的な生存には絶対的に不可欠ですよね。
それは頭ではわかってます。寝なきゃダメだって。
しかし脳は、長期的な健康よりも、今抱えている心理的ストレスからの解放という短期的な生存戦略を強烈に優先してしまうんです。
つまり、目の前の嫌な感情から逃げることが、睡眠よりも重要だと判断してしまうってことですか?
そうです。サバンナの古いOSにとって、強いストレスというのはすなわち猛獣に追われているといった物理的な命の危機を意味しますから。
ああ、なるほど。
猛獣から逃げるためなら、明日の体調なんて気にしている場合じゃないですよね。とにかく今すぐ安心感を確保しろと。
確かに。サーベルタイガーに追われているときに、明日の寝不足の心配はしないですね。
ええ。現代の私たちが抱える仕事のストレスやコントロール感の喪失という心理的苦痛を、古いOSは物理的な生命の危機と誤認してしまうんです。
誤認してるんですね。
はい。そして、今すぐ気晴らしをしてストレスを下げろって緊急指令を出してしまう。結果として、明日を大マシにする生贄の儀式が毎晩行われるわけです。
猛獣から逃れるために明日の自分の首を絞めているんですね。いやあ、理由やメカニズムはよくわかりました。
ええ。
『自滅の解像度』:バグを構造として捉え、自己嫌悪を乗り越える
でも、原因がわかったとはいえ、私たちはこの数万年前のサバンナ用OSを頭から物理的に取り出して、最新版にインストールし直すことはできないわけじゃないですか。
残念ながら、それは不可能です。
じゃあ、このアンインストールできない、絶対に逃れられないバグと私たちは一体どう付き合っていけばいいんでしょうか。
その解決策へのアプローチとして非常に示唆に富んでいるのが、この記事の著者である水間香里さんのギンドル本、自滅の解像度なんです。
出ました。自滅の解像度。タイトルからして切れ味抜群ですが、これどんな本なんですか。
この本はですね、私たちが日常で引き起こすこうした脳のバグを50個ピックアップして、あえて少し意地悪な視点でまるで昆虫図鑑のように淡々と分類して解説しているのが特徴です。
昆虫図鑑みたいにですか。私も実際に読ませていただいたんですが、この読書体験自体がものすごくスリリングなんですよ。
おお、どうでしたか。
最初は、あーあるある、人間ってオルカだなーなんて笑って読んでいたんです。でも第15番のバグあたりから徐々に冷や汗が出てきて、
はいはい。
30番を超える頃には、あれ、これ完全に私のプライベートを監視して書いてないかってグサグサ刺さってきて、気づけば全く笑えなくなっているんですよ。
著者の仕掛けた見事な罠にハマっていますね。
ちなみにこの本自体が、次はどんなバグだろうって読み始めたら抜け出せない構造になっていて、
えー。
それ自体がさっきの部分強化のバグを利用しているんじゃないか、というメタな皮肉も聞いていて最高なんです。
面白い視点ですね。
でもここで一つ疑問があります。なぜ著者は、わざわざ私たちが目を背けたくなるような痛い部分を言語化して、50個もの図鑑にする必要があったんでしょうか。
ここで重要な問いが浮かびますね。
だって、自分のダメなところを50個も見せつけられたら、普通ならもっと自己嫌悪に陥って落ち込んじゃいませんか。
実はそこがこの図鑑の最大の狙いなんです。
どういうことですか?
目的は私たちの認識を感情から構造へとパラダイムシフトさせることにあるんですよ。
感情から構造へ?
ええ。私たちは通常深夜にスマホを見続けてしまった時、
なんで私はいつもこうなるのなんて意思が弱いんだって自己嫌悪という強い感情で処理しようとしますよね。
はい。翌朝のあの絶望感です。
またやっちゃった。自分はなんてダメな人間なんだって感情のどん底に落ちます。
しかしこの図鑑を読んでバグの構造を知ることで、その感情がまたこのバグが発動しているなという客観視に変わるんです。
ただの感情論じゃなくなるわけですね。
はい。心理学や脳科学で言うメタ認知という強力な武器を手に入れることになるんです。
メタ認知、自分を異談高いところから観察する視点ですよね。
そうです。
でもそれって具体的にどうやって自己嫌悪を止めるんですか?ただ名前を知ったからって行動が変わるんでしょうか?
これがですね、脳の働き方が物理的に変わるんですよ。
え、物理的に?
ええ。自己嫌悪や不安を感じているとき、脳内では変動体という感情を司る部分が暴走しています。
変動体ですね。
しかしこれは図鑑の第14番のバグだなと名前を付けて分類するという。
論理的な作用を行うと?
行うと脳の活動が感情の変動体から論理的思考を司る前頭腰へと強制的に切り替わるんです。
ええ。名前を読んで分類するだけで脳の使う場所が変わるんですか?
そうなんですよ。前頭腰が活性化すると変動体の暴走にブレーキがかかります。
へえ。
だから私がダメなんじゃない、数万年前のOSが現代の環境とバッティングしてエラーを吐いているだけだと切り離してみることができるようになるんです。
つまり?
主観的な嘆きが客観的な観察に変わるというわけです。
それはすごい。私はゴミみたいな人間だって泣く代わりに、
おっと、私のサバンナOSがさっきの仕事のミスをサーベルタイガーの終月と勘違いして緊急避難モードに入ってるぞって実況中継できるわけですね。
まさにその実況中継です。
なんだか自分の行動が少し滑稽に見えてきてクスッと笑いそうです。
その笑えるという余裕こそが速攻性のある特効薬なんですよ。自分を責める無駄なエネルギーを使わなくて済むようになりますからね。
確かに。
さらにこのメタ認知の視点は他人への寛容さも生み出します。
他人への寛容さですか?
ええ。なんであの人はあんな不合理な行動をするんだってイライラしていたのが、
あ、あの人も今報復性用不可視のバグに陥って苦しんでるんだなって余裕は持って観察できるようになりますから。
周りの人のバグも気になり始めるっていう連鎖が起きるんですね。つまりこれはどういうことか。
はい。
私たちは自滅という見えない怪物に名前をつけて解像度を上げることで、過剰な情報社会というハードすぎる現代を少しだて生きやすくできるということですね。
ええ。まさにそういうことです。
意思の力で完璧な人間になろうとするんじゃなくて、バグだらけの自分や他人を俯瞰して面白がる技術を身につけると。
バグだらけの自分を愛し、面白がる技術
まったくその通りです。アップデートできないならバグとの付き合い方を洗練させるしかないんです。
なるほど。ここでソースとなった記事の後書きの言葉を今これを聞いている皆さんに直接お届けしたいと思います。
はい。
もし今あなたが深夜にこれを聞いているなら、もうスマホを置いて寝ましょうね。
明日のあなたが今のあなたを許せるように。
感情ではなくて明日の自分のための合理的な選択を促す優しい言葉ですね。
そしてもし今が昼間なら、ああ、昼間に聞いてくださっているあなたもちゃんと対象です。
逃げられませんね。
深夜のスマホだけが自滅じゃない。今日の隙間時間にどうぞ自分のバグを観察してみてくださいと。
はい。そこのあなた。あなたのついついやっちゃう自滅癖は何ですか。
ぜひ今日一日は自分の行動を観察して、あ、今バグってると見つけてみてくださいね。
私たちは常に自分をアップグレードしようとか、もっと完璧で精算的な人間になろうって必死になっていますよね。
ええ、本当にそうです。でも、案外現代を生き抜く最高のライフハックとは、新しいスキルを身につけることではないのかもしれません。
と言いますと。
自分に中に組み込まれた時代遅れのバグを愛して、面白がる余裕を持つこと。それこそが一番の処方箋なのかもしれませんね。
時代遅れのバグを愛する余裕ですか。深く同意します。
ええ。
完璧な最新OSになんてなれなくても、ちょっとバグっているくらいが人間らしくて面白いのかもしれません。
そうですね。あなたの中の優秀すぎる脳が引き起こす厄介なバグたちも、明日からは少しだけ愛おしいものに見えてくるんじゃないでしょうか。
そう願いたいですね。
それでは今回の深掘りはこの辺で、また次回お会いしましょう。
今この瞬間もなんとなくスクロールを続けているなら、そのまま続けるか、ここで終わるか、一度だけ自分で選んでみてください。
それではまた次回。このラジオは未完成のままお届けしました。水場香里でした。
18:38
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