『日本三國』の魅力
kohei
日本三国。一応、マンガワンアプリで出てる文は読みましたね。
おもしろいね。
takeshi@Ddvi_Kuma
おもしろいでしょ。よくできてるんですよ。
kohei
正直言うと、設定すごいみちみち書いてあって、いろいろあったけど、その辺はわりかし読み飛ばしちゃったんだけど、
なんか普通におもしろいね。引きがあるなーって思って。
takeshi@Ddvi_Kuma
なんか三国誌とか好きな人好きよ、これ。
kohei
なんかこう、日本が三国に分かれていて、
正味、まだ第一部というか、主人公がいる西日本の大和と、
北海道東北の西位、真ん中の関東の武王は、まだちょっと出てきたぐらいで、
まだぶつかってはいないから、じゃあ二部からどうなるんだろうとは思うけど、
策略、計略のぶつかり合いみたいなのも非常におもしろいし、
で、結構ハードめのね、世界観で人もバンバン死んだりするんだけど、
なんとも言えないこのとぼけたギャグもありつつさ。
takeshi@Ddvi_Kuma
またね、キャラがね、おもしろいよね。
kohei
キャラがおもしろい、それこそ主人公がさ、奥さんを殺されてしまって、
復讐するぞと思っている、もっかの仇が、同じね、大和にいる平田恵、内無京。
takeshi@Ddvi_Kuma
内無京ですね、はい。
kohei
まあ肉たらしい描き方をするわけじゃん。
この表情、ギャルピースみたいなことをするわけじゃん。
ニコ、みたいな。
なんなのそのピースみたいに思うわけだけど、
まあこの人がそういうキャラでいながらやっぱ怖いし、
時々お茶目かと思えば、やっぱり切れ者なんだな、
このポジションにいるだけはあるな、みたいなキャラを出してくるわけじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
出してるね。
キャラクターの魅力
kohei
この人にどう復讐するんだろうっていう引きがやっぱり一つあるよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
権力欲の塊だからね。
kohei
そうそうそうそう。
それでいてやっぱり一筋縄ではいかない。
やっぱこいつも策をめぐらしてんだよな、とかさ、
強敵感が出てますよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
私、なんかね、今、ちょっとごめん、名前をどう忘れしたけど、
あの、主人公のね、同僚の。
kohei
ああ、いるよね、イケメンのね。
takeshi@Ddvi_Kuma
イケメンの。
kohei
オカッパの彼がいるけどさ、彼もまたいいよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
うん、ナルシストだから。
kohei
ナルシストで育ちが良くて、ボンボンみたいな感じでね。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそう。
でも。
さすが、俺じゃないと気づかなかったんだよみたいな感じのことずっと言うからさ。
kohei
その、内面で結構焦ってたりするのが関西弁的なノリで書かれるじゃん。
そこがなんともシュールでいいよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
やっぱストーリー、よく考えてるよなって思うよ。
kohei
今、主人公がついてる偏狂将軍リュウモンさんがいるわけじゃないですか。
takeshi@Ddvi_Kuma
リュウモンさんいますね。
kohei
リュウモンさんが窮地に陥った時に突破するための策が、
一人で敵軍の前に立ち、茶を立てるっていうね。
あそこなんか無理がある話じゃん。
でも、すごくケレン味が効いていて、かっけーってなるっていうね。
策略とは言いつつ、熱血漫画を読んでるような熱さはあるね。
takeshi@Ddvi_Kuma
熱さはある。実際熱いんだよね。
この国を変えていこう。また日本を一つの国に統一しようってやってる話だから。
kohei
正義は正義でね。またなんかこう、やっぱりよく民をね、民のためにみたいなのがあるわけじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
あるね。
kohei
そうするとなんかね、大和の方が腐敗してるなとは、読んでいくうちに思ったりはするけどね。
takeshi@Ddvi_Kuma
大和は腐敗してるし、正義は正義でね、強烈な独裁者が立ってしまったと。
かつ、この人も復讐のために動いてるから。
kohei
一番の動機がね、親の仇を取る的なところだもんね。
takeshi@Ddvi_Kuma
そういうちょっと不純なところもありつつも、その中で、指導者としてどんどんこの人もね、大和ちゃんですけど、大和ちゃんも成長しそうだね。
kohei
そうでしたね。ただ、まずはそのね、トップになった時に、みんなにこう、
takeshi@Ddvi_Kuma
蚕を。
kohei
蚕を振る舞って、しかもこんなに美味しそうに食べてくれて嬉しいみたいなこと言ってさ、みんなが押せるってなるっていうね。
takeshi@Ddvi_Kuma
だからちょっとね、気質が相手のオタクなんだよね。
kohei
正義のこれ何っていう、この漢字何だろうみたいな、名前キラキラネームだしね。
ストーリーの魅力
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそう。
kohei
ムートン君とかいたよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
ムートン君とか、ヒカリさんとかいたよね。
kohei
いたいたいた。もういかつい将軍なのに名前それなんだみたいな。
そうそう。
面白いんだな、その塩梅も。
takeshi@Ddvi_Kuma
で、なんかね、こたるごとに尊いって言うしね。
kohei
尊いとか、尊い押せるって、アイドル文化がね、日本が滅んだ後に東北の方には残ってたっていうことだよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
残ってたじゃん、なんかそういう意味ではさ、ヤマトの平田恵の子供がさ、ムートン君を救出しに行くみたいな話でさ、ムートン君のところに行った時に、
kohei
アイドルグループみたいな感じで芸妓さんが。
服装がそうなんだもんね。
takeshi@Ddvi_Kuma
あったもん。だからそういうことでしょ。
kohei
すごいね。
takeshi@Ddvi_Kuma
なんで東北に落ちのびてんだ、泥玉って思ってるの。
kohei
いやでも何かやっぱそれが人の心をつかむものなんだみたいなものとして残ってんだろうね。
takeshi@Ddvi_Kuma
残ってるっていう。
いや、だからそれが伝統芸能になってるってのも面白いよね。
kohei
面白いよね。未来から今の文化を見ているみたいな不思議な感覚があるじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
あるし、文化レベルとしては明治ぐらいになってるから。
kohei
そうそうそうそう。認識がすごいふわふわしちゃうというかね。未来なのか過去なのかみたいな。
まあいちいちやっぱ軍師ポジションってかっこいいんだなとか思うもんで。
takeshi@Ddvi_Kuma
やっぱね、やっぱ男の子は軍師ポジションか将軍ポジションかどっちかが好き。
kohei
そうね。しかもそこに偏見なんてついたらよりかっこいいよね。
よりかっこいい。
なんだろう、絵柄はありかし癖あるなと思うんだけど、
集中線とかずっと入ってるじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
まあね、定価がパン使わねえぞっていう。
kohei
すごいな、この書き込みとか思うんだけどね。
その辺なんかやっぱ読んでて気にならなくなるというか、逆に乗ってくる感じはあるね。
味だよね、逆に。
非常に来てれずな感じになりますね。
takeshi@Ddvi_Kuma
おゆくんウェブで見たんでしょ。
kohei
漫画ワンで、はい。
takeshi@Ddvi_Kuma
はい、見ましたよね。で、見てよかったと思うんだけど、書く分量が違いすぎるでしょ。
kohei
まあね、30ページくらいなかった?今みたいなさ。
takeshi@Ddvi_Kuma
第1話86ページあるから。
kohei
ああ、でもそんくらいあったんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
うん。長えって思わなかった。
kohei
長かったね、長かったね。
いや、逆に言うと、この、じゃあ読み終わって、他の読み出すじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
うん。
kohei
他のが短けえって思って。
takeshi@Ddvi_Kuma
そう。
kohei
これでハート1個?みたいなやつ。
思ったね。全然違えよ、長さが。
takeshi@Ddvi_Kuma
うん。
kohei
それでいて、あれなんだよね、やっぱその、あいまいまに単行本の予告とかが挟まってたけど、
セルフパロディになっているんだよね。
うん。
あの、要するに、吹き出しの中のセリフが。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうだね。
kohei
一巻が発売になりますみたいな、シリアスな顔でね、言って。
リュウモン将軍のところに行った試験の時のね、あれでセルフパロディ書かれてるんだけど、
それすら面白くもう感じてるもんね。
あの、一巻を手渡したら膝をつくリュウモン将軍みたいなので、
もう面白い、それだけで面白い、合格って膝ついててさ。
ワイルドじゃねえかよって。
いやだから、あれもともとはなんか、要項みたいなのを渡したわけだよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうだね。評論を解決するっていうところだね。
kohei
それを、単行本一巻に差し替えただけなんだけどさ。
こんなセルフパロディでもうすでに面白いっていうのが、名作なのかもしれないですね。
takeshi@Ddvi_Kuma
いや、まあちょっとこの先の展開次第で大コケもあり得るんだけど。
kohei
まあまあ、落ちでずっこけるみたいなのがね。
takeshi@Ddvi_Kuma
あり得るんだけど、でも今のところはもう全然、
kohei
面白いですね。
無理っくりこの後、もう話を畳んだんだなーみたいなのだと、
泣いちゃう可能性はあるけどね。
じっくりやってほしいですね。
いや面白かったです。